BIG4対談(その3)
BIG4対談(その3)
子供の教育、そして今後の新宿23団について

BIG4対談(その2)から続く・・・

司会;
 いえいえ。長谷川さんはいかがですか?。お子さんも現役で実際にスカウトをやっていますし。

長谷川団委員;
 えー、僕は今の野口元団委員長のお話を前から聞いておりますし、ちょっと話が遡りますけど、先程の沼田キャンプ場のところで、最初は経済的な負担からいって旧東京5団で運営しようという話がありました。その時に会合を開いたのですが、僕がプレゼンターとして情報を提供していたのですが、僕に他の団から言われたことは「新宿23団が旧東京5団の考えを一番引き継いでますね」と言うことなんです。これは野口さんの偉大な力ですし当然のことなんですけど、他の団は少しづつ変わってきている様です。
 5団の良い所をずっと続けてますねーという誉め言葉なんですが、僕は他の団の活動を知りませんので、普通の事をしてきたつもいりですし、5団の考えを一寸考えてみますと、良い所のひとつは外部から全く指令が有りませんで、団委員会でリーダーや団委員が発案して自分達の考えで、自分達の調達した資金で、自分達で運営することが基本になっていることですね。この伝統は今後も失って欲しく無いですし、続けて欲しいと考えております。ですから、野口さんがおっしゃっているように、子供のスカウトの団であるんですけど、まず大人の団体であるということです。
 あと、リーダーに関して言いますとリーダーの数が今少なくて、まだ今後数年間人材が不足するのは予測される事ですが、現在のカブスカウトの入団が他団に比べると非常に多いですし、新宿区だけで無くて文京区や遠い所だと群馬県からもきているスカウトがいるわけです。減少しているのではなくて、むしろ増加の傾向にあるというのは将来に向かって23団が発展していく希望があるのです。ここ数年間は辛抱するところですけど、敢えて言わせて貰いますと、ぼくはシニア以上の方にもう一寸社会に関係のある活動をされたらどうかなというのが希望ですね。

司会;
 たとえば、社会奉仕活動に参加することですか?

長谷川団委員;
 はい、ボランティア活動とか自分達の団だけですと外からの刺激があまりないですから、高校生以上になったら国内でも海外でもいいですから、そちらの方面に目を向けてもらえればいいですね。このことについて団委員は決して協力を惜しみませんですし。

中川会計監査役;
 今、長谷川さんが社会的な活動という大きなテーマをおっしゃったのですが、私の意見としては可成り大き過ぎる提案だと思っています。私は、むしろリーダーは団のスカウトを家庭からおあずかりして、良いスカウトに指導してゆくという使命があるわけですから、地区の会議や都連の会合へ出席して他の団の動きを知ったり、更に海外派遣に参加するといったボーイスカウト本来の活動の中で自分の経験を積んでスカウトを指導して欲しいし、その積み重ねが団の発展になるであろうと思います。長谷川さんのおっしゃった、その更に上の社会的な奉仕活動に参加することも大事ですが、リーダーや団の方向付けをお願いしたいなぁとも考えております。

野口名誉団委員長;
 長谷川さんと中川さんがおっしゃったことは元の所は同じなんですね。東京連盟は今ちょっとガタガタしていまして、すぐに地区と何かをうまくやっていくには難しい段階なんです。5団の時もそういうことがありまして、そうですねー・・・おっしゃっていることが同じだというのは、現実に地区の委員長が日本連盟に出ていて良く知っているのですが、形は違っても外へ連絡をつけるのは機会があると思います。
 新宿地区も長谷川さんのおっしゃっていたようなことを考え出したら、とてもやりやすくなるんです。子供達をこれからも指導していく上で、団だけでなく地区や連盟の方も学ぶことがいっぱいあるということです。現代教育との関わりの中で、学校や塾やスポーツクラブなど子供達も忙しいと思うのですが、ボーイスカウト活動への積極的な参加を期待したいものです。

長谷川団委員;
 うちの子供もなにかと忙しいのですが、知らないのに変わってきたようです。一緒にいるとよく分からないのですが、知り合いがうちの子供をみまして挨拶がいいですねと言うんです。この事は、僕はボーイスカウト活動において自然と挨拶がはっきりしてきたと思います。これはボーイスカウトのリーダーに感謝したいですし、ボーイスカウトのお陰でもあるのだと思っています。

司会;
 そろそろ時間が迫ってきましたが、今後も旧東京第5団の伝統を引き継いで、この座談会をきっかけにして新宿23団を発展させられるように、我々も努力したいのもです。そして23団が15周年、20周年を迎えられることを期待しています。
 本日はお忙しいなか、お集まり頂いて有り難う御座いました。


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