Jミルク・日本乳業協会・日本大学小児科の利益相反違反・捏造論文による悪徳商法  

Jミルクは平成6年度牛乳栄養学術委託研究7.牛乳摂取の児童、生徒に対する効果に関する検討 で牛乳は動脈硬化の予防になるとの委託研究を日本大学小児科学に捏造してもらいコマーシャルに使いました。この捏造論文を1997年に乳業各社が賛助会員である医学雑誌:日本小児研究会に転載して、小児高コレスエロール血症の食事指導を、牛乳を控える指導から、動脈硬化の予防になるので牛乳を勧める指導に変更しました。小児期から病気になっている児童に原因となる食物を勧めれば心筋梗塞や脳梗塞になり死亡してしまいますよね。このような商売が成り立つ社会は健全と言えるでしょうか。大田区との裁判では牛乳からの飽和脂肪酸は高コレステロール血症の原因になるとの司法判断が示されており、将来訴訟になれば犯罪に問われませんか。

日本乳業協会の理事であった日本大学小児科岡田知雄元教授は、平成21年10月15日の東京都医師会学校医委員会で、Jミルクの2つの委託研究を引用して、普通牛乳を摂取してもLDLコレステロール値は上がらず、動脈硬化の原因にもならし、むしろ動脈硬化の予防になると説明しました。多くの国民が脳梗塞・心筋梗塞に罹患して障害を負い死亡しており、小学4年生の約20%が高コレステロール血症に罹患しています。世界中が飽和脂肪酸削減策に取り組んでいる現状で、東京都医師会の医師を高コレステロール血症の患者さんに牛乳を勧める指導に誘導しています。
食事指導は医療行為です。






下記に2つの論文を示します。患者さんや都民が見過ごせる不正でしょうか。


@ 小児保健研究 第56巻 第5号 1997(655-659)
「牛乳摂取が児童,生徒の動脈硬化危険因子に及ぼす影響に関する検討」

著者 日本大学医学部小児科学教室 岩田富士彦、原光彦、岡田知雄など

 142名参加しているの中学生男子のコレステロール値は示されずに、
参加人数の少ない小学生男子60名のコレステロール値だけが示されています。結果は下記のとおりです。(結果)では、「LDLコレステロールについては、牛乳摂取量による差はなかった。」としていますが、論文に掲示されているグラフには、牛乳摂取量とLDL(悪玉)コレステロール値の正の相関関係が示されています。乳業界の営利目的に故意に解釈を歪めたのは明らかで、利益相反違反です。

       

論文要旨:健常児童、学生を対象として牛乳が血清脂質、血清アポ蛋白および体格に与える影響について検討した。小学生は牛乳を摂取する機会が多く、牛乳摂取量が多いほど総コレステロール値が高い傾向が認められた。しかし,HDL コレステロール値、Apo A-T値も高値を示しており、LDLコレステロール値には有意差がなく、動脈硬化性を高めてはいないと思われた。牛乳摂取は必ずしも動脈硬化性を高めることなく、むしろ抗動脈硬化性を示していた。


A 小児保健研究 第59巻 第5号 2000(608-611)

「牛乳摂取が動脈硬化危険因子の変化に及ばす影響」 同一受診者における縦断的検討
著者 岩田富士彦、原光彦、岡田知雄 など

本研究は平成9年度牛乳栄養学術研究会委託研究によった。」とあり、日本酪農乳業協会からの委託研究です。B群の参加人数は11名だけです。
 
3年間の変化を論じています。牛乳摂取1日500ml未満がA群、500ml以上がB群です。3年前にはB群の方がLDLコレステロール値は高かったので、変化に差がなければ3年後もB群の方がLDLコレステロール値は高いわけです。なぜか「牛乳摂取は動脈硬化促進性の因子となりにくいと考えられた。」と論拠が不正です。 
 
小学4年生時、中学1年生時における身長には牛乳摂取量による有意差は認められなかった。そうですが牛乳を飲むと背が伸びるそうです??これも論拠が不正です。




医師法 第1章  総 則
第1条 医師は、医療及び保健指導を掌ることによつて公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。

学校給食法(学校給食の目標)
第二条 二 
日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。

 岡田先生は「小児内科」にも、この乳業界からの委託研究を根拠に小児期の動脈硬化は可逆的なので飽和脂肪酸摂取を制限する必要はないと解説しています。小児期の食の乱れは問題ないとの解説です。 
 医学会では講演する時にも、利益相反や委託研究は開示する規則がありますが、岡田先生は自身が日本乳業協会の理事であることや委託研究であることを示していません。 
  




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