人工内耳友の会東京支部
平成16年度第6回定期総会・懇談会

 


第6回定期総会・懇談会


平成16529日(土)東京都障害者福祉会館にて、第6回定期総会が開催されました。






真野/皆さん、こんにちは。そろそろ時間になりましたので、始めたいと思います。 

真野/私は、運営委員の真野守之と申します。総合司会を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

ここに第6回定期総会を開会いたします。

先ず、本日の総会のため、P.C.要約筆記をしてくださる方をご紹介いたします。宮下(みやした) あけみさんです。崎(たかさき) あきこさんです。富澤(とみざわ) ふみこさんです。福田(ふくだ) ゆきさんです。どうぞよろしくお願いします。

それでは、人工内耳友の会東京支部、宮嶋会長が開会のご挨拶申し上げます。

【会長挨拶】

宮嶋/今日は、第6回の総会で、皆さん、お忙しい中、お出かけくださいまして、ありがとうございます。今日は総会をやりまして、その後、お楽しみで、ボーリング会をします。景品もありますので、十分楽しんでいただけると思います。

その後、交流会を行いますので、希望の方は、会計まで、お支払い頂ければ、皆さんと一緒に、ここから出発しますので、申し込んでください。

それから、総会とはちょっと違いますが、この場をお借りして、6月に[ACITA]の全国大会が盛岡で開催されます。これにまだ参加の申込をされていない方が、もし、おられましたら、ぜひ、本部からも参加していただきたいとの要望が来ています。今からでも十分大丈夫ですので、申し込んで参加してください。

もう一つ、最後に、今日は会田さんから会にご寄付をいただきました。ありがとうございました。

会田/とんでもない。

宮嶋/報告みたいですが、初めの挨拶とします。よろしくお願いします。

 

真野/次に資格審査です。


【資格審査】
3
31日現在の会員は、92名で、出席者は、成人「28」名。小児の保護者「3」名。お子様が2人です。

こちらからお知らせしているとおり、こちらに参加されている方の人数と、参加されない方は、否決権を行使しないとのことで、議長に一任という形で総会が成立しています。

資格審査は、問題なくということで、よろしいですか? 

会場/拍手

真野/次に、議長の選出をします。
【議長選出】
この中から議長をしていただける方がいましたら、手を挙げてください。
では、いらっしゃらないようなので、私が、引き続き、議長として議事進行をしますので、ご了承願います。

会場/拍手


真野/活動報告を宮嶋会長にお願いします。

【活動報告】
宮嶋/平成15年度の「活動状況」を報告いたします。

 

1.総会・勉強会・交流会・新年会・広報

平成15年度総会でご承認いただいた実施行事は、皆様のご協力により、予定どおり実施できました。

531日に第5回定期総会・懇談会を開催。922日「秋の交流会」「サントリー武蔵野工場見学」で、おいしい出来立てのビールを試飲しました。おいしいモルツがどのようにできるのか実際に間近でご覧になれます。丹沢水系の天然水でつくったモルツのおいしさの秘密がここにあります。工場見学の後は、歴史的にも由緒ある大国魂神社の森を散策し参拝しました。1022日に「第六回勉強会・施設見学」、「国立障害者リハビリテーションセンター」見学を開催しました。内容:全体施設見学・聴覚言語関連施設見学。124日に「新年会」を「和民」新宿野村ビル店にて開催しました。

「大きな声で、ゆっくり話せば、しっかり聞こえる人工内耳」、東京支部キャッチフレーズが、大いに発揮された、和やかで談笑に沸いた新年会でした。

新年会の会場が新宿高層ビル街の野村ビルでしたので、帰りには展望ラウンジに上って、しばし街並みの景色を眺め散会しました。

厳しい冷え込みの中、遠方からも参加いただきありがとうございました。

「広報活動」として、東京支部会報の定期刊行を実現しました。5月、9月、1月の3回発行。【小児部】別紙をご参照ください。

2.運営委員会

運営委員会は、4/265/256/298/2412/213/30の6回開催しました。運営委員回報は20回発行し、情報を伝えました。


3.本部及び近県支部との連携活動・斎藤陽子各運営委員はじめ会員が、近隣支部の行事に積極的に参加しました。


また、「八王子いちょう祭り」も有志で開催しました。

人気の「遊びクラブ」も、参加者ともども、大いに楽しみました。以上です。 


議長/何かご質問ございませんか。

ご質問がないようなので、皆さん拍手をお願いします。(拍手)どうも、ありがとうございました。


次に「平成15年収支決算報告」を宮嶋会長にお願いします。


宮嶋/平成15年度収支決算報告書の科目、決算額を説明します。

【決算報告】

上記の通り報告いたします。平成16529

人工内耳友の会東京支部会長 宮嶋建二

人工内耳友の会東京支部監査 小野太助


議長/何かご質問ございませんか。(以下省略)(拍手)


【会計監査】
次に「平成15年度会計監査報告」を小野監査委員にお願いします。


小野/平成15年度上記決算について、監査の結果適正であることを認めます。平成16525人工内耳友の会東京支部

会計監査 小野太助


議長/(拍手)どうも、ありがとうございました。

小児部の活動報告と活動計画を真島運営委員に、お願いします。


【小児部活動報告】
真島/531()「総会(成人合同)そのときは、他の支部の方に声をかけ、今日より多くの方が集まりました。次に、小児部独自の行事として、712()「座談会(インテについて)

外部の講師ではなく、中のお母さん方にお話しをきいて、インテの座談会をなごやかにしました。

927()「遠足(山梨ぶどう狩り)」支部初の遠出の遠足。ちょっと遠出をして山梨までぶどうがりに行きました。

去年は初の試みですが、クリスマス会をしました。ケーキ・お茶を囲み、楽しいひと時を過ごしました。

もう一度集まりたいとの話がもりあがった、922日の日曜日に、茶話会をやりました。

情報交換をしながら、昨年1年間の反省をし、次の1年度の計画を立てました。以上です。


真野/(拍手)ありがとうございます。

次に「役員改選案」を吉田事務局長にお願いします。

【役員改選】

吉田/「人工内耳友の会東京支部役員改選」(議案)平成
14年度就任の役員(相談役・運営委員・監査委員・小児部運営委員)は、任期半ばで一部役員が、本年331日を以って退任されましたので、次の通り補充し、一部役割を変更ました。

吉田/相談役 奥村さん 会長 宮嶋さん 副会長 榎本さん 事務局長 真野さん (役割変更) 事務局担当 斉藤さん(役割変更) 事務局担当 小野さん(役割変更) 総務担当 斉藤さん 庶務担当安藤さん 会計担当 吉田 会費収納担当 秋山さん(役割変更) 新任の運営委員に、川口さん、柴田さん、長井さん。監査委員 吉田さん (役割変更)

小児部運営委員は、真島さん、小沢さん。新任の小児部運営委員は、中村さん、上原さん。

井出さん、高橋さん、粕谷さん、福田さんが退任しました。

会員の増加に伴い、役員を増員したいので、ご立候補をお願いします。

立候補者下さる人は手を挙げてください。

どうしましょうか? どなたも受けて頂けないようですが。

では、こちらで、計画した人選のとおりに、役員の就任のご承認をよろしくお願いします。




議長/川口さん、前に。

宮嶋/あとの方、今日は都合があって、お見えになれないので、ここで顔を見てもらえないのは残念です。役員さんも、総会なので、もちろんここに出るのは本来ですが、皆さん、仕事を背負いながら、半ボランティアでこういう活動をやってくれています。

100%皆さんの思う形で役員だからといって動いてもらえるかどうかは難しいところです。

現実問題として、活動していただけるところで、皆さんにお願いし、やっていただく。そういう形です。

この会のために、自分の仕事をおろそかにするような、体形では、本来ではないと思っています。

あまり、皆さんに無理は言えませんので、今回、ここにお見えになれない方も出てきましたが、いずれ皆さんのお顔をお見せして、覚えて頂く機会が必ずありますから、それまで待ってください。よろしくお願いします。(拍手)


議長/ありがとうございます。先ほど、会長からの話にありましたように、この会の運営には、皆さん、ボランティアでやっています。無理はお互い言えないんです。そのあたり、ご理解いただき、役員について、皆さん、ご承認いただけますか?(拍手)ありがとうございました。


次に「平成16年度活動計画案」を宮嶋会長にお願いします。


【事業活動案】
宮嶋/平成16年度事業活動(案)平成16年度の「事業活動案」を提出いたします。

1.総会・勉強会・交流会・新年会・広報 平成16年度も平成15年度の活動内容を継承したいと思います。14年度から、小児部会が発足しました。小児部は別紙の通り活動を行います。
9月に「野外交流会」を開催します。今年もさわやかな陽気の9月に開催したいと思います。

テーマは未定ですが、有意義な交流会になるよう計画いたします。

11月に「第7回勉強会」を開催したいと思います。テーマは未定です。

新年会は15年度同様、酒食付きで、開催したいと思います。毎年会場の選定に苦労していますので、会員の皆さんも、ぜひ雰囲気のよいお店をご紹介頂きたいと思います。

広報活動として、充実した会報を5月(発行済み)、9月、1月、発行したいと思います。

皆さんもぜひ、ご意見やエッセイなどご投書お願いいたします。

2.運営委員会

運営委員会は、新年度の活動について、5回ほど開催したいと思います。この他必要に応じ、運営委員回報で打ち合わせを行います。

3.[ACITA]近隣地域支部行事、有志活動の参加 榎本悦子運営委員は、千葉、埼玉を担当。斎藤陽子運営委員は、神奈川を担当。各会員も積極的に近隣地域支部の行事等にご参加をお願いいたします。

有志サークル活動「遊びクラブ」にもご参加ください。以上。


議長/何かご質問ございませんか。成人のご承認はよろしいですか?拍手でお願いいたします。ありがとうございました。次に小児部の活動報告を真島運営委員からお願いします。


【小児部活動案】
真島/資料をちょっと戻っていただいて子どもの活動報告の下に、本年度の活動計画があるので、こちらのほう、あけてください。

小児部は成人の方にとても心配をされ、発足、やっと今年で3年目を迎えましたが、近隣の埼玉、神奈川とくらべ。なかなか会員が増えず、20人前後のまま3年間推移してきました。いい面もありまして、子供同士は顔を覚えられ、会うと遊ぶようになりました。ただ、東京と言う場所の特徴なのか、体を使ってくるというのが少ないみたいで、お誘いしてもなかなか、会員が増えないのが現状です。去年、茶話会の時に、来年もどうする?ということで反省をこめて話し合いをして、少ない人数ですので、無理の無い範囲の計画、1学期に1回ぐらい、無理の無い計画で集まろうと思っています。

2年に1回は、大きな講演会をと発足の年に決めましたので、昨年うちわの会をしましたから、今年は、ちょっと頑張って、大物をねらいました。()

日にちも決まっているんですが、73日、土曜日、午後、北区の障害者スポーツセンターに筑波技術短期大学の学長、大沼なおき先生をお迎えして、講演会を行います。もうこれは決まっていますし、支部もできまして、近隣支部にも告知しました。

皆さん方も興味のある小児の方がいらっしゃいましたら誘ってください。情報保障がつかないので、聴こえる親向けです。情報保障ほしい方は、つれてきてもらわなければいけないというのが難点ですみません。聞こえる親むけの講演会にしました。これで1学期がおわり。終わりました。夏はのんびり遊んで秋は恒例の幹事による遠足で、今年の感じは中村さんと杉村さんです。

中村さんは運営委員とだぶってしまい、申し訳ないのですが、幹事性は約束事なので、自分が設定しやすいところで募集して、キッズで遊びたいと思います。

去年、クリスマス会をやりまして、12月、三田の予約が取れなくて、なかなか場所が取れなくて、場所取りに苦労しまして、年末と重なって忙しい中、ちょっと断りきれなくて、義理で参加してくれた人もいたので、それならもう無理しない今年はクリスマス会はしません。東京支部は、ちょっとお茶飲んで、集まっておしゃべりすればいいようで2月頃茶話会をして、来年に向けて、話し合いしたいと思います。


議長/小児部の活動について何か質問ありますか?

よろしいですか?では、ご承認いただきますよう拍手をお願いします。ありがとうございます。今年度の予算についての説明をお願いします。


【収支予算案】
宮嶋/最後の報告です。
平成16年度「収支予算案の科目、予算額」を説明します。


平成16年度「収支予算案の科目、予算額」を説明。(詳細省略)

上記の通り予算案を提出いたします

平成16529人工内耳友の会東京支部

会長 宮嶋建二


議長/(拍手)どうも、ありがとうございました。

予算書の「案」を取っていただき、収支予算書とさせていただきます。ありがとうございます。

これで、すべての議案が、可決・承認されました。どうもありがとうございました。

以上をもちまして、総会を終了させていただき、議長を解任します。(拍手)それでは、人工内耳友の会東京支部、榎本副会長が閉会のご挨拶申し上げます。


【閉会挨拶】

榎本/みなさん、お忙しいところ、ありがとうございました。無事に総会も終わり、ほっとしました。今日は久しぶりにお天気がずっと続いて、明日からは、また、梅雨になるそうで、せっかくのお休みを本当にお出かけ、ありがとうございました。

みなさんで一生懸命人工内耳をもりたてて、これからもよろしくお願いします。

今までいろいろ、牛肉がだめとか、鳥もだめ、卵も危ない、そんな世の中であとからあとから、イラクの自衛隊、拉致問題、どんどんどんどん話題が出てくる中で、税金も国はいっぱい使っていると思います。

もうちょっとわれわれにも、なんか、少し…(笑)

いただきたいものだと思って、みんなで声を上げて、電池も高い、あとからいい機械もどんどん出てくるということで、みんな貧乏してますから、よろしくお願いしますってプラカードでもたてて、闘いましょう。どうぞよろしくお願いします。

こういう場所へ出てこない人をどんどんどんどん誘って来ていただきたいんですけど。よろしくお願いいたします。


真野/ありがとうございました。最後に本日、人工内耳友の会[ACITA]本部の小木会長がご出席いただきましたので、ご祝辞をいただきます。


【ACITA会長祝辞】
小木/会場の皆様こんにちは。私は、人工内耳友の会
[ACITA](あした)の会長を努めさせて頂いております小木(おぎ)です。よろしくお願い致します。

6回目の支部総会開催、おめでとうございます。きっと、支部運営のこの1年間にも、いろいろご苦労があった事と思います。どの様な会でも、役員だけで継続させるのは難しいことですから、是非、会員諸氏に一層ご協力頂くよう、お願い致します。

今の人工内耳とほとんど同じものが、日本で初めて埋め込まれたのは1985年ですから、今年で20年目ということになります。この間にメーカーは2社になり、もうすぐ3社目も承認されることでしょう。

そして、総装用者は3,300名を越しているようです。しかし、(会場/マイクを少し離してください。)

小木/(鈴木さんのボリュームを小さくしたらどうですか)

しかし、[ACITA]の正会員は1,000名前後を右往左往しているのが実情です。

20年目と言えば、人間なら数えの20歳で一人前と言うことになりますが、一人前なのはメーカー数と総装用者数のみです。

健康保険の適用範囲や助成やリハビリテーション施設数などを考えますと、とてもとても、成人と言える状態ではなく、医療制度と福祉制度の間(はざま)で喘(あえ)いでいるのは、相変わらずです。

[ACITA]には正会員が987名おります。都に在住者している方は98名ですが、約31%にあたる30名が装用児です。その装用児30名を、お住まいの区や市ごとに数えましたのがこのグラフです。

練馬区には6名、町田市に5名おり、他の15の区や市に較べて、2地区に集中している事がお分かり頂けると思います。集中している理由は、名簿の変更などを見ておりますと、手術後にこの地区に引っ越しされる方もおられますので、リハビリテーション施設と密接な関係があるかも知れません。練馬区には「富士見台聴こえとことばの教室」、町田市には「日本聾話学校」があり、ここに通うためにだと想像します。ここに通うために、一家は、これまでの所から引っ越しを余儀なくされる訳ですが、非常に負担が大きいと思います。次代の子ども達のためにも、こうした負担を軽減するためにも、各地にリハビリテーション施設を開設して欲しいと思い、国への働きかけも少しずつやっていますが、おいそれとは行きません。

また、装用児の親御さんは、[ACITA]の様な全国組織での活動よりも、病院単位や地域単位の活動を望んでおられるようですから、支部活動はますます重要になると思います。

そして、支部だから出来る事と、全国組織だから出来る事がありますので、人工内耳のために協力しあって行きたいと思います。

最後に、619日に岩手県盛岡市で「総会・懇談会」を開催します。

分科会など、有用なプログラムが盛りだくさんです。当日も受付致しますので、是非お出で下さい。よろしくお願い致します。

ご清聴ありがとうございます。


真野/ありがとうございました。


川口/遊びクラブのことを皆さんに教えてあげたいと思います。楽しいので。スグにおわります。


真野/新しい運営委員、川口さんのほうから「遊びクラブ」の話をしたいというので、少々お時間いただきます。


川口/遊びクラブというのがありまして、私ははじめ、わからなかったのですが、たとえば、渋谷のハチ公の前に何時っていって行きますと、多摩川沿線を歩くとか、出欠も関係ありません。

そのときに、何人かがいて、それで決まっているコースをブラブラと歩くのですが、とても楽しいので、もし、知らない人がいたら、お勧めします。(笑)


真野/ありがとうございました。


宮嶋/この「お遊びクラブ」の代表は、真野さんがやってくれております。

これは、会の活動とは一応切り離して、「有志」というかたちでやっておりますので、全く自由です。

ただ、皆さんに声をかけるとか、そういうことについては、会のほうでバックアップする場合もありますけれども、有志というかたちで、あくまでもやっておりますから、みなさん、お友達でも誰でもいいですから、誘っていただいて、そして真野さんのほうに申込んで、盛大に楽しんでいただきたいという風に思います。

真野/質問があるようですので、吉岡さん、どうぞ。


吉岡/千葉支部の事務局を担当しております、吉岡です。

今の遊びクラブのことについて、ちょっと、私共の立場からお願いしたいことがあります。

千葉支部事務局としては、東京支部さんの行事としてくれれば、私どもの千葉支部の会員に遠慮なく、事務局のほうから皆さんに案内することができるわけです。今の所、事務局としては、会員のほうに案内して良いのかどうか、ちょっと戸惑うこともありまして、

ご承知のように、他の支部、たとえば色々な行事をされる他の支部に開放されているというんですか、誘っていただいたばあいは、皆さんに案内しているわけです。

そういうことで、小児の集い、集まりのほうも同じです。遊びクラブについては、今、宮嶋会長から説明がありましたように東京支部としての行事ではないと言われてしまうと事務局として、どのように説明してよいか分らないので、もうすこしはっきりした形にしていただければ、よろしいと思います。あくまでも希望です。


宮嶋/(遊びクラブの説明)

これを切り離しているには少し、分けがあります。このような形をとっています。

会のほうの行事に全て組み込んでしまうと、会の会則から言って、行司をやるごとに300円の参加費を集めるとか、(行事)

みなさんに、まんべんなく会費が生じます。

現実問題として…。会の運営として、事業計画の中に含めてしまうと、会が現行の役員では、かなり厳しい状態が発生してきますので、この辺は、柔軟性を充分に持った形で、みなさんに遊んでいただければ、というようなことを、一応目指して、お遊びクラブという形で真野さんが自発的にやってくれているというのが現状です。

その辺の所を理解していただき、ほかの支部の方のほうにも説明がしにくいかもしれませんが、東京支部の真野さんが一応リーダーになって、みなさん、誰でもかまわないですけれども、とにかく、参加したい人は誰でもOKですよと、そう言う風に考えていただければいいかなと思います。


真野/遊びクラブについてご意見をありがとうございます。総会の趣旨とはずれるので遠慮していましたが、今お話がありましたので、ちょっと説明をさせていただきます。

「遊びクラブ」の趣旨は、社会参加への、リハビリです。それは、人工内耳をしたことにより、積極的にはなりました、聴こえるようになったので。けれど、社会的にはちょっと遠慮、遠慮というかいき難いんですね。一人ではできないことも大勢いれば、赤信号をわたっても怖くないように恥ずかしい事も気にしないし。そういうことで、リハビリと言うと硬くなるので、やわらかく「遊び」ということで、お金をかけずに、自分の交通費と自分のお昼とそれだけでただ、集まって、ぶらぶらしているだけなんです。

たいしたことをやっているわけではないです。ただ、駅に行って交渉したり。はじめは全部私が負担していましたが、今は積極的になって、皆さん自分から割引があるとか、変わってきたんで、目的は果たしているから、いいかなと思います。

そういう意味で、東京支部からはじめたのではなく、自分が勝手に始めたのを、宮嶋会長が認めてくれて、後援していただいている形です。

あまり深く考えずに、簡単にといったら語弊はありますが、遊びに来てください。説明を終わります。


会場/質問です。

この遊びクラブの趣旨はすごくいいと思うんです。ただ、問題は、情報をどう流すかが問題です。私は、去年、この支部に入りましたとき、クラブについて、知らないとおっしゃる。たまたま病院のリハビリにいったときに、遊びクラブの人がチラシを配っていたが、私は無視された。そういう面が、気分的に不愉快なのと、もう1点、遊びクラブの日と、[ACITA]の会をぶつけられた。第4土曜と決まっています。すると、支部の役員さんにお願いはできない。その点、考えていただかないと。


真野/もう少し、お時間をいただきます。

情報を流す方法はFAX。私の家から約80通、FAXします。

目標は東京支部。返事が何回かに、返事のある人には必ずFAXします。全く返事がない人には、やめます。ほかに増やす。

返事をいただいていない方はですね。気持ちの上で選んだりはしていません。それだけは約束できます。

あともう一つ、[ACITA]の会報ボランティアとぶつかったのは、私のうっかりミスです。申し訳ありませんでした。

そのときに、そちらに参加せず、会報を他の方に任せましたので。線は引いているつもりです。

皆さんの貴重な時間をいただいてすみません。ご協力お願いします。ということで、総会は終わりにします。これから、ちょっと休憩に入りまして、後ろで、役員で手づくりといいますか、いろいろ準備して、楽しんでもらうという気持ちでやったものですが、ボーリングの準備をします。

それを楽しんでいただきたいと思います。よろしくお願いします。では、休憩にはいります。

机を移動しますので、1回、廊下に出て頂くよう、お願いします。


【ボウリング大会】
真野/皆さーん!皆さん、おーい!ルールを説明します。

こちらに6本のピンがあります。それに相対するものが、もらえる景品が前にあります。欲しい景品をめざしてピンを倒してください。後は自由に、楽しんでください。


【第1レーンと第2レーンの2回競技をするのですが、ぬいぐるみの動物のピンがなかなか思うように倒せないのです。ガターになったり、ピンの間をボールがすり抜けたり、悪戦苦闘、抱腹絶倒の楽しいゲームでした】

【自由な討議】
真野/皆さん、本日はお疲れ様でした。あと30分ぐらい時間に余裕があります。

みなさん、空いてる席にといっても空いてる席はないのですが、座れますでしょうか?

普段あまりザックバランに話すときもないので、どうでしょうか?何かお話したいことがあったらいかがでしょう?


今日、装用児のお母さん方が少ないんですが、私たちにはわからないことがたくさんあると思います。それを、ちょっとお話していただけるとうれしいなと、真島さん?お願いできると…。

普段、私たち成人の場合は、子供たちの人工内耳生活がわからないのがおおいです。ちょっと何か、お話していただけると。30分ほど時間が余ったので、どなたでもかまわないので、お願いいたします。いろいろ聞きたいこともありますので。


真島/小児部の突然にご指名で、小児部の親から皆様方にお話しすることといわれましても、たいしたことはないのですが。

今、ここにいますよね。二人。この子達は2人とも、先天性の難聴でうまれて人工内耳をつけて、一生懸命、お勉強して、小学校に通っているこどもです。私たち小児の親としては、逆にもっと成人合同の機会に親に「参加して」というのですが、兄妹かかえていたり、お仕事があったりいろいろ都合があるみたいで、なかなかさんかできないことが残念ではあります。

うちは一人っ子ですし、主人がいつも仕事でいないので、二人でいつもおなじTシャツなんか着ちゃって!(笑)

家にてケンカするよりはと出かけているんですが、以前勉強会で、吉岡さんと机が近いことがあって、機械について教えていただいて、私たち親としては、人工内耳の聞こえがわからないんですね。

「人工内耳」については、どうしても、生まれてこのかた親としては聞こえる生活しかわからないので、手探り状態できましたので、どのように工夫をしているのか、どのように聴こえているのか、親として教えることは何もなく、教えていただきたいと思います。

「こういう時は、きっと、こうなんだよ」と、親に教えていただきたいと思います。

凛/うちの子とおそろいです。(Tシャツ)フリーマーケットで買いました。

ママ/神奈川支部の売れ残りを買ってきました。

凛/おなじ洋服で恥ずかしいです。でもここにきて、この洋服もみんなに知らせたいなと思って、ちょっと恥ずかしいんですけど。みんなに見られてよかったです。(笑)

凛ママ/うちの娘は、本当は人前でしゃべりたいというような

ただ、普段の日常生活、学校の中では、どうしても自分を抑えることが多いようです。

大人の人は自分で手術も決意され、失聴されたとか、自分で全てが分ると思うのですが、子供の場合は、色々性格、環境、小児部としても、一概には言えない、まとまりきれないところ、相談されても、絶対にこうなるとはいえないところもあり、微妙なところもありまして、相談されてもちょっとお茶を濁す言葉で終わらせてしまうことが多いので、お話といわれても、なんか、聞いていただいたほうが。

これはこうだという明確なパターンはないんですね。それぞれ皆さん方も同じように…。あの人とわたしは聴こえが違うのかと、子供も親も同じようです。うちは聞こえが悪いけど、あの子はなぜあんなに綺麗に喋るのかしら?と。

そういうのは確かにあります。


真野/小澤さん、お願いします。何かお話ししてください。


小澤/小澤ユウタの母、ユウコです。

真島さんから、小児部について、お話しがあったので、そんなもんですっていう感じなんですが。

人工内耳をつけていても、やはり普通の、聞こえる子どもとはちょっと違うというところがあります。

反応がよくなってしまうと、親も、普通になってしまったりします。

たまに小児部の方にお会いして、意見をきけると、こちらも気が引き締まって、また新たに子どもに対してやっていかなくちゃという、気持ちの切り替えができます。

これからもお母様方と会って、お話しする機会は大切にしたいと思います。

なかなか大人の方と一緒にという機会がなく、参加できなくて残念ですが、勉強会は、親として、一緒に皆さんと聞けるといいなと、昨年度の熊川先生のお話など、ありましたし、これからもできるだけ参加していけたらと思っています。

先ほどの真島さんのお話しとだぶりますが、親は、子どもの状況がつかめない。

自分が聞こえなくなったことは今までないので、この先、あるかも知れませんが、まだまだ理解できない部分が多いので、私は、MLにも参加させていただいていますが、そこで時々大人の方のご意見を聞けると助かるところがあります。

例えば、映画がとても好きなので、映画館で、ヘッドフォンをつけることができる所があるのですが、ユウタ自身が映画も楽しめるようになりました。

ちょっと遠いのですが、車で行ったりして、ヘッドフォンをつけることも大人の方に聞きましたら、ご意見が伺えて、親としても大変助かっています。

これからも質問などあると思います。

ぜひ、いろいろ教えて頂きたいと思います。

機械面については、吉岡さんに、電話のコードとかも教えて頂き、活用できていて、子どもが電話をするのがとても好きみたいなので、これからも、機械面での質問をしたいので、よろしくお願いします。

こんな感じでよろしいでしょうか? (拍手)


M.L.=メーリングリスト)

真島/突然なのに、ありがとうございます。何かお話しする? 

凛/皆さん、こんにちは。石神井東小学校の真島凛です。耳が聞こえないので、友達と仲良くするのは難しいかなと思ったのですが、1人でも2人でも友達がたくさんできて良かったです。入学してから、今4年ですが、100人くらい友達ができて、よかったと思います。火・金とか、お友達と遊んで、1人で遊んでいても寂しくなくて、いつかお友達と会って、楽しく遊べると思ったのでよかったです。

だから、6年生まで、あとちょっとで、学校を卒業すると寂しいかもしれませんが、でも6年まで無駄にしないで過ごしたいと思います。皆さん、よろしくお願いします。ありがとうございました。


会場/うまいですね。健聴みたい。


ゆうた/僕は、ゆうたです。お友達が転校してしまい、名古屋にいってしまいました。2年になって、ヒサシくんがきて良かったです。3年生になったら、割り算をがんばります。(拍手)


真野/頑張ってください。今日は景品にかけ算のボードがありましたが、残念でしたね。今のお子さんの話を聞いて、何か、一言、ある方いたら、どうぞ。何か、お話ししたいことがありましたら、どうぞ。


宮嶋/今、まだ子どもさんが今日はお2人ですが、まだ早いと思いますが、もう少しすると、思春期というのが訪れます。こうしたときに、どこの親御さんもそうですが、ある意味、苦しむ時期。いろいろな側面で。詳しく説明すると時間が長くなりますので、省略しますが、いろんな側面で、諸問題。

人工内耳をしていても、いなくても表れますから、それにプラスアルファの部分ができて、お母さん方も難しい部分が出てくるのではないかとちょっと思います。

人工内耳友の会東京支部では、こういうお母さん方が、現実に思春期を迎えられた、お母さんたちに、経験をお話ししていただくような、そういう講演会も取り入れていきたいと、今、考えています。

ただ、こういったものについては、なるべく多くの子どもさんを抱えた、本人というよりも、お母さんたちに参加していただけるとよいと、今、考えていますので、また今後、小児部と大人とも連携をとりながら、いつごろ開催したらいいのか、どのくらい集まるか、把握しながら、進めていったらと、思っています。了承してください。


真野/ありがとうございました。小児部担当の方がいらっしゃいますので、一言お願いします。


今野/すいません。千葉の柏からきました、今野と言います。もともと、手術したときは、その頃から東京支部のお世話になっています。私も昨年から、[ACITA]では、小児担当として、仕事をしています。

まだ親御さんが、どのような事を望んでおられるかとか、どういうことをやればいいのかを試行錯誤の段階です。これからいろいろご意見を聞きながら、話を進めていきたいと思っています。ちょっとPRをさせていただきます。

今年、盛岡で全国大会がありまして、その際、私は今回初めて、保護者分科会を担当します。

東京からですと、なかなか難しいと思いますが、内容については、会報で紹介しますので、よろしくお願いします。小澤さん本人には、いろいろお世話になっています。今後ともよろしくお願いします。

もしも、お仲間でまだ入られていなくて、興味を持たれている方がいれば、ぜひ、誘って頂ければと思います。今後ともよろしくお願いします。(拍手)


真野/そろそろお時間も短くなりましたので、この辺で、と思います。

どなたか、一言、ありませんか?会長は?吉岡さん、機械に詳しいというお褒めがありましたので、何か一言おこたえ願います。


吉岡/吉岡です。

機械について、特に詳しいわけではありませんが、少しでも、より聞こえたらいいわけで、自分で工夫をしています。FMとかヘッドフォンを利用していただき、より以上の聞こえを工夫されている、という事です。子どもさんが。

ありがたいです。聞こえにくい人間として、一緒に頑張りたい。ただ、さっきお母さんの言葉で気になったことがあります。いわゆる「難聴」を意識しなくなるときがあると思うんですね。聞こえすぎて、よく聞こえることが。私も家内とよくケンカします。

なぜ、つまらないことでケンカになるのかというと、私は難聴なので、聞こえないのに、家内は聞こえている人と、決めているかのような言い方をするのです。

「いや、私は聞こえなかった」と言うのですが、その時、家内がふっと横を向いてしまうのです。

わかります? 

自分が聞こえない、聞こえにくい人間なんだということを念を入れるのですが、カンに触ることが時々あります。

夫婦ご円満の人はいいんですが。ちょっとしたことで、しゃくに障ることがある。

それでコミュニケーションが途絶えることもあります。そういうことのないように。よろしくお願いします。


真野/ありがとうございます。吉岡さんは本当はすごく夫婦円満!

岡田さん!

岡田さんもちょっとひとことお願いします。埼玉支部の会員に子供さんが多いんです。その様子などもちょっと。


岡田/みなさんこんにちは。埼玉からきました。

突然の指名なので、何をお話していいかわからないんですが、先ほど、真島さんと小澤さんの話を聞いていて。失礼ながら耳が聞こえなかったおこさんが、こんなにはっきり言葉をしゃべるということが正直驚きました。そこにいたるには、親御さん、子供さんの努力があったと思います。我々おとなでさえ、聞くということが、私の場合は特別40年聞こえなかったんです。はじめて人工内耳をした時にはお子さんも同じだと思うんです。聴こえなかったんです。

しかしリハビリできこえるようになり。そういう意味では人工内耳、われわれ聞こえない人のためにはいかに役に立っているかという事だと思います。

今、小児も色々増えてきて、現在、埼玉、千葉なら千葉、神奈川、小さくまとまって活動をやっておられますけれども、これからは、そういう小さい地域ではなくて、関東なら関東で、何か目的を持って活動をやってくれればもっともっと、人工内耳がいいこともPRできると。または現在、はっきり言うと、聾唖協会は本当は反対です。人工内耳について反対です。これは、人間の尊厳にかんするというか、小児は自分の意思で手術するのではなくて、意思でやるわけですから、しかし、人工内耳をしなかったら、ほとんど自分の言葉をもたない。そうすると、人間は言葉を聞いて生きている。

私にも経験があるんですが、たまたま何かの理由で言葉をもたないのです。

人工内耳をやって曲がりなりにも音楽とか言葉が入ってくる。これは、気分的に楽しい状態があります。

ですからこれからも、なるべく子供さんも多く、人工内耳の手術を受けられるような活動をやっていければいいと思います。簡単ですかここまで。


真野/ありがとうございました。岡田さんの話にもありましたように、大人であるわれわれが次世代の為にがんばる必要があると思います。最後に凛ちゃんに最後の挨拶をお願いします。

凛/みなさん、今日はおつかれさまでした。

それは、最後の挨拶で、みんなで「さようなら」って言いましょう!


「さよなら!」

真野/これにて閉会です。ありがとうございました。


ゆうた/皆さん、ゲームは楽しかったですか?


会場/楽しかったでーす。


ゆうた/今日からみんなは、また来年だけど、また会えると楽しみですね!


さようなら。☆★☆(^.^)/~~~☆★☆


真野/閉会します。

交流会で参加される人は、ここを片付けた後にみなさん、まとまっていきますので、片付け終わるまで待っていてください。ありがとうございました。



七輪亭の交流会スナップ

 


戻る

トップ アイコン
トップ