人工内耳友の会「東京」2000年の
実績の紹介
2001.1.25現在
2000年5月21日(日) 第2回総会 会場:東京都障害者福祉会館
(このページの説明文参照)
2000年7月30日(日) 聞こえの勉強会 会場:東京都障害者福祉会館
内容:電話の実習
(このページの説明文参照)
2000年10月1日(日) 交流会 神代植物園と深大寺そば
(このページの説明文参照)
2001年1月21日(日) 新年会 総武線 新小岩駅前 梅の花
(このページの説明文参照)

第2回定期総会開催

 第2回定期総会は、5月21日(日)午後1時から東京都障害者福祉会館において開催いたしました。
 出席者は正会員24名。賛助会員2名、来賓1名、日本コクレア3名、要約筆記者4名、筆記記録者3名でした。
 定刻、会員の北俣詳子さんの司会で開会し、奥村会長の開会挨拶の後、議長に宮島副会長を選出し、前年度活動報告・決算及び監査報告・今年度役員選任・活動計画・予算案の各議案が審議され、提案通り、可決承認されました。
 続いて、ACITA小木会長のご祝辞、日本コクレアの副社長D・ステイコさんの挨拶があり、コクレアの人工内耳関連機器の修理は、日本でできるよう準備している。とのことでした。
また、コクレアの甘佐さんによると、新製品開発情報として、N22の耳掛けSPは、今秋発売の予定で、製品の最終チェックをしていると言うことでした。
 また、続いての懇談会では、神奈川の土屋会長、埼玉の岡田会長のご挨拶があり、次いで出席会員に「行事に関するアンケート」に記入していただき、最後に宮島副会長の「ソニーマイクECM717」の説明がありました。記念写真を撮り、4時30分閉会しました。

第2回聞こえの勉強会

7月30日(日) 暑い中、人工内耳友の会「東京」の第3回勉強会が開かれた。
30人以上の会員が出席した。60%を超える出席率だ。

今回の勉強会は『電話の聞き取り』実習である。
部屋の両方の隅にある内線電話を使って会話を交わす。

宮島水門さんが、実習の要領を
まとめていただいた。

この資料は、近いうちに、
人工内耳愛すランド東京HPに公開します。乞うご期待。

聞き取りのいい人、悪い人。さまざまであったが、
N24の人は、おおむね聞こえが良いようであった。

お年寄りは、あまり聞こえが良くないようであった。
これは、生活習慣病というと誤解もあるが、諦めが先走っているようだ。

術後3年足らず、小さな子どもが、山梨県から
家族そろって出席していたが、

この子も元気に実習に加わった。
コクレアの植田さんが、電話で質問している。

「誰と来たの」
「お父さん、お母さん、お兄ちゃん・・・・」

「何時にお家を出たの」
「8時30分」

「何時間かかったの」
「わかんない」

これは聞こえないと言うのでなく
所要時間が、何時間かわからないという返事。

このやり取りを要約筆記通訳者が、OHPに書いている。
それを見ていたら、だんだん目がかすんできて、文字か読めなくなった。

こう言うのを「感慨無量」というのか。
この光景を見ていたご両親は、さぞ、喜びで、泣いていたのではないか。

我が子が、人工内耳で、電話で話ができた。
手術前には、想像もしなかったと思う。両親の喜びはいかばかりか。

子どもの聞こえは、脳の可塑性ばかりでなく
とんでもない発達があるのかもしれない。

久しぶりに驚倒し、感動した、素晴らしい1日であった。
俊次ちゃん(97/10手術・戸田病院)本当にありがとう。

こうした素晴らしい聞こえを、目の当たりに見ると、
老兵は、ただ消え行くのみか。わが身を省みて、はたまた感無量である。

「秋の交流会」
神代植物園の花と深大寺そば

2000.10.1 参加者は、京王線調布駅に集合、バスで午前11時神代植物園に到着。直接公園にきていた参加者と合流、28名が揃いました。
園内の花の散策路を1時間ほど、話しながら廻りました。菊花展にはまだ早く、時期的に閑散期でしたが、公園は都民の日で、無料開放日でした。
その後、植物会館や、園内休憩所で、それぞれ談笑、交流しました。午後1時過ぎ、揃って「ばら園」の大噴水前で記念撮影し、神代寺口の名代そば処で、おもいおもいのお好きなそばを注文し、賞味しました。鬱蒼とした樹木にに囲まれ、東京の日ごろの喧騒がうそみたいに感じられ、森林浴をかねた楽しい1日でした。
食後、門前の「楽焼や」で、絵付けなども楽しみ、深大寺バス停で解散しました。
この次ぎは、いよいよ21世紀初の新年会で、お会いすることを約し、それぞそれ帰路を辿りました。
東京は東西に長い地形で、全員が便利な開催地の選定が難しいのですが、開催場所がどちらかに偏ると、遠い人は、2時間ほどかかります。
交通のご不便はご理解頂き、皆さんに御満足頂けるよう、新年会の開催場所を探しています。どうぞ、お楽しみに。


園内を散策する会員の皆さん
  

「新年会2001」開催

 今回は会場を幹事の独断と偏見をマトモにぶちかまして決めました。何と言っても女性の味方であるからして、思いきり女性に受けそうな所を捜した結果決まったのが JR総武線 新小岩駅 前の『梅の花』
豆腐懐石のお店です、和風できれいなお店だから自信のアル人は和服でならお正月気分もばっちりですよ。それにさ、何と言っても14品も出て来るッチュウのに909カロリーと言うダイエット食。ケーキ2個だってそのくらい有るんだよ。だからさ、みんな 参加しろよ――い!!!
開催日時  2001年1月21日(日)11時半〜1時半まで
集合場所  JR総武線新小岩駅南口改札前(会の旗有るよ)
     11時集合だよ、(遅れた人は直接会場へ来る事)
会  費  5000円と参加費300円=5300円だよ
      キャンセルは4日前まで、その後は5000円
      徴収になるからね
申し込み期日  2001年1月14日まで。

上記の日程で予定どおり開催しました。
参加者25名のご出席で、宮嶋副会長の司会で進め、まず、奥村会長の新年のご挨拶で始まりました。
「本日は、寒い中新年会に多数お集まりくださいましてありがとうございます。
今年は二十一世紀の幕開けです。人工内耳は二十世紀の科学の賜物ですが、今世紀では IТ革命で更なる小型化、ワイヤレス化などが進行することでしょう。楽しみですね。
しかし、機器の改良が進んでも使いこなすのは人間です。だから、やはりリハビリは欠かせないと思います。今年も皆さんと一緒に聞こえを良くするための勉強や親睦活動に励みましょう。」と、挨拶され、続いて斎藤運営委員の乾杯で祝宴になりました。
宴も真中になり、名古屋からご参加された坂井さん(ACITA正会員)が、フラダンスをご披露下さって、ますます盛り上がりました。予算の都合でお飲み物が足りませんでしたが、京風の懐石料理を楽しみ、締めくくりに吉田事務局長の新年会の盛会を祝う三本締め音頭も賑々しく尽きぬ歓談の余韻を残して予定時刻を過ぎ、ようやくお開きになりました。
今年も、そして来年も、・・・皆さんの暖かい思いやり、和やかな絆とパワーで、元気な人工内耳友の会「東京」に育ててまいりたいと思います。

人工内耳友の会「東京」 hula dance show
新年の歓談を交わす参加者 坂井さん踊りで盛り上がる宴

これを以って2000年度の活動の全てを無事終了しました。

皆さんのご協力有難うございました。



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