こういう文体ってネット上ではなんかいいよね。糸井重里氏の「ほぼ日刊イトイ新聞」なんかはこんな感じでいい感じを出しているよね。それから星川淳さんもホットワイヤードの原稿をこんな文体に変えて好評みたいだし。

 どんな時代でも文語体を口語体に変えることで文学が発展する時期ってのがあるけど、ネット文化ではまさに今がその時って感じじゃない?

 おじさんなんかにはこういう文体は口語体じゃなくて、べたべたしたなれなれしい文体だなんて言われるけどさ、普段の話し言葉はもうこんなのだよね。こういう文体というか、話し方って、互いが同等な立場だって前提がないとできない話し方でさ、サラリーマンなんかにゃ抵抗があるだろうな。ま、別に無理にこんな話し方しなくたっていいけど、してもいいときにはしてもいいんじゃない?

 あ、それから勘違いされると困るんでひとこと言うけどさ、クールな文体ってこれだけじゃないよ、きっと。読んでいてさ、なんかひとこと言いたくなるような文章ってあるじゃない。そういう文章がクールな文章さ。クールな文章書けって言われて、みんながこんな文章書く必要はないからね。

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