クールに行こう!

 インターネットのメディアの特性がクールなものであるとするなら、ホームページに表現する内容もクールなものがいいだろう。

 では、いったいクールとはどんなことか。

1.参加性が高い。

2.低精細度である。つまり受け手が情報を補完しなければならない。

3.映像や写真はドットやモザイクである。

4.時間の推移と共に変化していく。

 クールなメディアをクールに扱うとき、受け手の参加性が高まるために、非常にハマるホームページになることが予想される。

 本などに使われる言い回しはホットであるためにホームページには不適切である。本では読者に反論の余地を与えないようなスタンスを取ることになる。それが結果的に参加を拒否するホットな文章に仕立ててしまう。ところがネット上では、読者が参加できるようなクールな文体が好まれる。たとえば、この「ホームページの育て方」のサイトにある背景が白いページだ。背景が白いページでは、かなりくだけた文体を使っている。恐らく多くの人がネット上であの文体に遭遇するとホッとするのではないだろうか。それはこのメディアの特性なのだ。

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