ハイパーテキスト

 ハイパーテキストがいったい何か。一番簡単に言うと

「リンクによって組織化された文章の一群」とでもなるんだろうね。

「1965年にTed Nelsonが提唱した概念で,テキスト,画像(動画,静止画),音声などが,関連するデータとリンクされ,それらの関連データを検索して表示できるようにつくられたコンテンツ。」

なんて解説をほどこしているところもある。まじめに考え出すと複雑ですよ。私が読んだ本の中で、比較的わかりやすかったのは

「ハイパーテキスト情報整理学 〜 構造的コンテンツ作成のすすめ」

ロバート・E・ホーン著 日経BP社刊

です。

 その本にはこんな風に書かれています。

「1.コンピューターに保存されているテキストのある部分を、他の部分とリンクする機能。同一テキスト内でも、別のテキストにまたがっても使える。ハイパーテキストは、ボタンまたはその他のツールによって一次元的ではない多種多様な経路を経て、高速で必要な情報にアクセスできるようにする。1945年にVannevar Bushが提唱し、1965年Theodor Nelsonが命名した。1962年から1975年にかけて、Douglas Engelbartが最初に実用化した。

2.より広義に使われる「ハイパーメディア」の一部。」

 これを読むともっと混乱しますよね。でも、「ハイパーテキスト情報整理学」では、それぞれの言葉にリンクのように説明が書かれているページ数が記述されていて、本自体がハイパーテキスト風になっています。なんか楽しいですよ。いつかこのサイトにハイパーテキストの解説をするページも作ってみようかな。

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