風呂上がりに冷えたビール

    風呂にじっくり入る。
    汗がジワジワっと出てきたら、もう少し我慢して、
    ダラダラッて感じまでがんばる。
    仕上げに冷たいシャワーをあびて風呂から上がる。
    すると絶対キンキンに冷えたビールだ。
    このときに飲むビールは軽いのがよい。
    バドとかハイネケンとか、一番絞りとかだ。
    そして鉄則はグラスに注ぐこと。
    グラスに注いで泡を出すと一層味が軽くなる。
    まずはグラスに泡が出るように注ぎ、
    泡がある程度消えるのを待つ。
    しばらく待つと大きな泡は消え、細かい泡だけが残る。
    そこにもう一度ビールを注ぎ、もう一度待つ。
    二度も注げばそこには細かい泡がモクモクしている。
    仕上げにもう一度注いでビールと泡の量を調節し、
    飲む。
    フーッ
    鼻の下に泡がつく。
    冷たくて軽やかなビールが
    喉を通って胃に入っていくのがわかる。
    さっき出し切ったはずの汗がもう一度じわっと出る。

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