水平線から昇る朝日
水平線に赤味がさし、黄色い光が立ち昇る。
海の色は鉛色。波頭の上に黄味が踊る。
歪んだ太陽が姿を見せると、海は黄金に響き合う。
遠くの山は白く霞み、鳥の影が見えてくる。
毎日のように繰り返される自然の儀式を
ひさしぶりに目の当たりにすると
敬虔な心が生まれてくる。
毎日照らされている、あの同じ太陽なのに。
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