このシリーズ記事は、私Rjがあのおそろしい3Dゲーム unrealや Unreal Tournamentをやってみて思ったことなどを書いたのが由来です。今回は、大昔書いたわけのわからんもの、Macのソフト新着情報、あにめにっき、その他諸々。(2002.11.28)
深夜。日付の変わる半時間程前、知人二人への私信を送り終えると、タカシはMacをシャットダウンし、コンタクトレンズを入れて、行きがけに聴くテープを選ぶ。
「そーだな・・・久々にこれ行くか。」
タカシは何年か前に友人Yがビニール盤から録ってくれたIRON MAIDENの'Powerslave'を取り、玄関で運転用の靴を履いて、外に停めてあるVWに乗り込む。
きゅとととう゛う゛ぉ〜〜〜ん・・・
相変わらず甲州街道はその上を走る首都高橋脚補強工事のため中央寄り一車線が塞がれている。夜中と言ってもこの時間帯はまだ車が多い。時折、信号の手前でその流れはスムーズとは言い難くなる。が、渋滞という程のものではない。幡ヶ谷、初台と、二三度信号に引っかかりながらもやがて巨大建築物の群生地へ。
新宿南口。老朽化したこの陸橋もいよいよ改修工事が始まっている。ただでさえ客待ちのタクシーがうぞろうぞろ居て鬱陶しいのだが、これからまた一段とややこしくなるな・・・タカシはそんなことを思いつつ、出来かけの高島屋を置き去りにして御苑トンネルへとVWを進ませる。
四谷の交差点では、まだライトアップされている東京タワーの左にぬりかべかこんにゃくのような建物が見える。やや間の抜けた文字で
上
智
大
学
と書いてある。Winstonに火をつけながら、この文字はなんとかならんのか、といつもタカシは思う。
制限速度いっぱいで走るとタイヤが鳴く二つのカーブを抜け、永遠に工事をしている市ヶ谷の駅脇のボコボコ道をぴょこぴょこと走り、運好く飯田橋のでかい交差点を青で通過する。ここは旧型CIVICやCR-Xならタイヤが地面から離れてしまいそうな道だ。やがて左手に東京ドームが現れ、その先の水道橋交差点の約80m手前で信号が青から黄色に変わった。
「ちぇ・・・だめか。」
タカシは先頭で交差点の手前にVWを停める。丁度目の前の横断歩道の信号が青に変わる。右にはやたらでかいダンキン・ドーナツが見える。
横断歩道を、向かって右から渡る女の子が居た。黒のタイトなミニスカートに、革のバキバキ編み上げの黒いロングブーツを履き、上には白くてふわふわな襟のついた短めのコートを羽織っている。その下は・・・よく分からなかった。でも黒系だな。髪の長い、視線を引くタイプの子だった。遠目にも鮮やかな瞳と唇が目立った。
その子はちらっとこっちを見るとにこっと微笑み、すたすたとVWに向かって歩いてきた。まるで空車のタクシーを見つけたかのように。
・・・ありゃ?知り合いかな?
コンコン、とVWの助手席の窓を叩いたので、タカシはドアロックを外した。
するり、と彼女はVWに流れ込んだ。
「はぁい!」
「よぅ。」
「これから何処行くの?」
「え?『失われた空間』だけど・・・」
ブーツから生えるしなやかな線が誘うように微笑んだ。不思議と上品で、生臭くなかった。
「あたしも行っていい?」
「ああ。『心』のある人なら大歓迎。」
「ここから近いの?」
「うん。あと七分くらいかな。」
ぴったりしたウールのタートルの柔らかなカーブがとくとく揺れていた。ごくごく僅かに。
「この音楽、なあに?」
「IRON MAIDEN。イギリスのメタルだよ。」
「ふぅん・・・なんか、ちょっと神秘的でカッコいいね。」
「そう?気に入った?」
曲は'The Duellists'だった。彼女の唇はもっと神秘的だった。
「何にも訊かないのね。」
「ああ。」
「驚かないの?」
「このくらいのことでは、な。」
複雑な笑みを湛えた彼女の瞳は、無限の深みへの窓だった。
「ね、話してもいい?」
「どうぞ。聞くのは好きだよ。」
「あのね、あたし、さっきふられちゃった。」
「勿體無いお化けが出るよ、そりゃ。」
VWの中に詰まった空気を、彼女の心が微かに揺り動かした。
「・・・なんか、今の一言でどうでもよくなっちゃった。」
「そりゃ良かった。『失われた空間』で乾杯しようか?」
「え?お酒あるの?」
「すぐ先のコンビニにYEBISUがある。」
0.1秒ほど目が合い、喉越しを想って二人微笑んだ。
見ると、丁度白山通りの右折信号が出たところだ。彼女は・・・とっくに信号を渡り終え、地下鉄の入り口に消えて行く。消える間際、ちらりとこちらを見てにこりと微笑んだような気がした。
時刻は23:58だ。0:05頃には『失われた空間』に着くだろう。
(1996.01.29/2002.11.09)
Macの新着ソフト情報を中心に、コンピュータ関連の話題を。
よこたまことさんの2002.10.29(30?)記事より。
standard版でも無事.sitとか.hqxとか.binとか.gzとかを展開できるようになったそうです。やった!
Mac OS 9.2.1/Mac OS X 10.1.3以上で、RADEONやRAGE 128系、RAGE II/PRO系の製品版描画加速カードを使ってるひと用。私は未だ試してません。
→ http://www.ati.com/support/drivers/mac/macos-october-2002-update.html
未試し。
出ました。(最初は少しバグがあるかな?私は少しだけ様子を見ます。)私もやすていさんらと同じく、名前の変わる前からFTPクライアントとして愛用しております。なんだか好きなんですよね、不思議と。今回は、前バージョンからのアップグレードにもお金がかかるそうです。
シェアウェアの代金というのはどうも理解されにくいもののようです。が、ばりばり使うソフトにはちゃんとお金を払いましょう。ソフトウェアの開発と維持というのは、そんなに簡単なことではないです。尤も、優れたソフトを無料で提供して下さる仙人のような方もいらっしゃいますが。。。
まだよく見てないんですが、「ちょっと速くなった」/「ちょっと安くなった」という認識でよいですか?ごく最近iBookを買わざるを得なくなって買ってしまったらしいやすていさんは、「ちょっと悔しかった」?
出てます。下の記事は単体アップデータ(combo)の案内。
いつもの微小改善版かな?(私はまだ4.5にしてません。)
→ http://www.graphicconverter.net/gcdownload_us.html
2002.11.28追記。4.5.2が出てます。
規格の詳細知りませんが、Nihondoさんがなんか丁寧にまとめて下さってるのでチェック。
#こないだ某「.vob」をQT playerから直でmpeg4やらaviにしようとしたら途中で堕ちまくって泣きそうだった経験あり。
Mac News 4 U、2002.11.13記事より。ZIP書庫を扱うシェアウェア、OS 9とOS X用の新しいやつ。
HTML手書き派の為のエディタ&文法/リンクチェッカ最新版。OS X 10.2への対応、自作テンプレートへの対応など幾つかの機能改善、細かな問題点修正などがなされています。
→ http://www.artman21.net/product/jchecker/index.html
2002.11.15追記。こまけーバグが見つかったとのことで、Rev3.0.3(1)が出ています。
:p
2002.11.20の「筆友」と2002.11.21の「Galvez」とで終わりにしようかと思ってたんだけど、みみずくさんが2002.11.22記事でエネルギーを割いていっぱい書いてるのを見てたら何だかこのまま葬るのは悪いような気がしてきたので、棺桶から顔を出しつつ書きます。つっても、「繰り返し」になりそうですが。
選べる人(選びたい人)は、利益と不利益を較べて自分にとって「よい」方を使えばいんじゃないでしょうか。私はそうしてます。今はOS 9ですが、もうすぐ(MDD導入時)OS Xに主環境を移すよてい。よてい。。。
個人でやってるものなら、管理者が自分の好きにすればいいと思います。(あ、明らかな非合法サイトへのリンクが法的にどうなのか等という問題はここでは考えてません。)
他人の考えや言動を自分の思い通りにすることは難しいですね。勿論私には出来ません。けど、もし出来たとしたら、多分孤独で死んじゃうんだろうな。。。
おっ!ついにカレマ商務省からも外されましたねえ。11月15日 アップル批判のせい?(へんてこ日記-初心のこころだあ、2002.11.22あたり)
一応いぬ個人のリンク集だという認識は必要だと思うな。(あろ林檎、2002.11.20記事)
いぬ個人のアンテナに載る載らないで、そんなに大騒ぎすることもあるのでしょうかねぇ。(いぬ日記、2002.11.22記事)
不毛だね。(我留辺素くんと散知恵くん 〜あなたの眼鏡は何色眼鏡?〜、2002.11.20記事)
東京コミチアから帰ってきてみれば、録画予約を忘れていたことに気づいてみたり。しかも一週間のうちの大本命「だぁだぁだぁ」で。嗚呼…。(ねこめしにっき、2002.11.18記事)
死体は土に埋まって消えて行くけど、せめて肥やしにならないと悲しいじゃないですか(笑)。(金は無くとも六色林檎、2002.11.22記事)
・・・全然全部じゃないですね。すいません。
Mac OS X 10.2.2用。BIND中に導入された潜在的脆弱性を解決する。(中略)BINDはOS X及びOS X Server上でデフォルトでは起動しない
、とのこと。(詳細はAppleの文書を参照して下さい。)
KATAYAMAさん@青朱白玄の2002.11.24記事より。ええと、私んとこも出てるそうで・・・すいません、最近増やしてません。っても、2chのスレッドでは言及されてないみたいだし、拾って下さった方がマメだ(ありがとう)としか言えないような。。。
因みに読んだことの無い方の為に言いますと、私のえっちぃゲーム(主に読みゲー系=パソコン紙芝居)印象記は私の好みをうだむだ書いただけのものです。ゲームそのものに対する深遠なる評価などはありません。
→ http://www.geocities.co.jp/Playtown-Queen/9139/review.html
(2002.10.30-2002.11.24)
今回は'まつきち'あらいさんが主役。あらいさんはいつも楽しげです。だからかもしれません。幼女にもてもてです。もてもてっていうと何だかうらやましいけれど、今回は(この間のバザーの時に続いて)ちょっと大変なことになります。もてもてというのも大変なものなのかもしれません。
ただのスケベとしてこれだけは言っておきます。痴漢きんし。
何やら「訳あり」に見えるかなたくんを追ってみると、意外な事実が。ヒミツの匂いに人は敏感なのかもしれません。それは、どうしてかな。そこには自分の知らない面白いことが隠されていそうな気がするからでしょうか。
ふふ。
なんだかよくわかりませんが、なごなごしてきました。なごやかなのはよいものです。しかし、なごやかさを得ることが最優先事項になってしまうと、そこで損なわれるなにかもあるのかもしれません。
一瞬で人を消し去ってしまったROBIN。すごまくり。けど、誰かを守るためにその誰かを消そうとしている他の誰かを消してしまうってのは微妙なとこです。ホントは、その誰かを消そうとする他の誰かなんてのが生じなければよいのですが。
ホンモノを見ちゃうと、やっぱりホンモノがいいなぁと思ってしまうのは仕方のないことですよね。いかなる仮想現実も、(少なくとも現時点では)ナマの迫力には敵いません。ただ、そういうことをびしびしと感じる為には、この魔都東京の空はやや弱いような気もします。
そもそもはその洗濯機が欲しくて参加することにした腕相撲大会。でも、鍛練を重ねて出場し勝ち進むうちに、いつの間にか勝つことが目的となってしまったようです。よくあることなのかもしれません。その点、おはにさんの割り切りは気持ちのよいものでした。
仙左衛門さんのくしゃみ(さくらめさんにわざと負けたとき)はなかなかよかった。でも、その心遣いを無駄にしてユリちゃんのお母さんたちにお花を教えてるさくらめさんも大したもんです。
ポリタンクをかぶって遊んでるげんぞうくんを見て何かの遊びかと思った小林くんに一票。それにしても小林くんはよいですね。今回は、呪いの話をめぐに振ったげんぞうくんをちらりと見る一コマが特に。
「小うるさい」と思われてしまったカボ吉さん。お掃除、食事中の作法、その他いろいろなことをうるさく言います。でも、言ってる内容は真っ当なことで、温かみを感じます。最近はああいうことをいちいち言ってくれる「大人」ってのが子供たちの周囲には減っているのかもしれません。
さてその後はハロウィーンの宴会。最後、わるわる団姉妹とカボ吉さんを、怪しく仮装した水野先生とみかんさんが踊りの誘いに行った場面、すごくよかったと思います。みんながあんな風に仲良く出来たらいいのにな。
あもんさんが出てきました。なぎらさんを威嚇して幸手行った・・・何故そうなるえぐ橋君。。。そして、ROBINは実は悪(ワル)の手先だったということが判明しました。話が難しいよぅ。私にはもう何が何だか。
でも、ROBINが全裸(もしくはそれに近い姿)で寝てるらしいということはよくわかりました。ふふふのふ。
テントの中というのは不思議な空間。しかし、河原は増水時に危険なので張る場所を考えましょう、衛さん。後半はりんりん篇。結構いい感じでした。
なんだ、灰羽はカラスとお話も出来ないのか。弱い。でも、前回の「わるもの」風描写はただの前振りだったと判って安心しました。
カラスと言えば、先日某公園でカラスを沢山見てきました。いっぱい木が生えている公園です。カラスには、やっぱり森がよく似合う。心なしか、アスファルト上で見るよりも穏やかに優しげに見えました。まあ、私の場合はどこで見ても「カラスかわいい。」とか思ってしまってるんですけど、カラスにしたらやっぱり木々の生えた柔らかな地面のある領域の方が落ち着けるんだと思います。
エレベータの中は密室。普段何気なく利用してても、何かあれば隔離された密室。一つ思い出すのは、Black Jackの一話。閉じこめられた親子の親の方(怪我してる)を、BJが薬で安楽死させて酸素を稼ぐというやつです。あ、ホントは安楽死じゃなくて仮死状態にするだけなんですけどね、もちろん。
そういや、最近かなり狭いエレベータに乗る機会がありましたっけ。私は閉所恐怖症ではないので平気でしたが、ちょっとだけ妙な気分でした。
先週のをやっと見たところ。んー、みぶいちぞくってのは妖怪変化集団ですか?でも、村正を持ったニンゲン風情にあっさり倒される、と?よくわからんちん。
知らないままの方がいいこともある。もっと言えば、大抵のことは知らないままの方がよいのやもしれません。しかし、私は眼前にあるものから目を背けたくない。この世に在るもののうち、自分が見ることの出来るものはごくごく僅かでしょう。それすらも意図的に排除するなんてのは嫌です……ってのは、欲張りなだけですかね?
しかし、油断すると色んなものが見えなくなります。たとえそれが目の前にあっても。いや、むしろそれが目の前にあるからこそ。
今回は、謎の古びた山荘へみんなで遊びに行く話。かなたくんに会えただけでうれしいと言うクリスちゃん、よいです。あと、役に立たなそうなサバイバルキットを持ち歩いてて偶然役立ってしまったさんたくんとか。
辛い思い出と共に封じ込められてしまった記憶ってのは、よくあるものなのやもしれません。で、そういうのがもっと酷くなってその経験が人格ごと封じ込められちゃうと、解離生同一性障害とかいうのになるのかや?幸か不幸か、私にはそこまで「辛い」経験はありませんでした。
もののはずみで感情が暴走するようなことは稀にあります。と言っても、別に(身体的に)暴れ出したりするわけじゃないので、そういう意味での危険はありません。ただ自分がちょっとびっくりするだけ。酒飲んで酔い潰れても出てこないんですけどね、そういうの。
言葉の抱く力は言葉それ自体にあるものではなく言葉に乗せられた想いが生むものです、というお話でした。
・・・じいや、じゃねえ!くすん、でもねえ! > Nih...
カラスは壁の向こうとこちらを行き来するという。しかし、人も灰羽も壁の向こうには出られない(出たら帰れない)という。その壁とは、中にいる人(や灰羽)を守る為に作られたものでしょうか。と同時に、中にいる人(や灰羽)を閉じこめる殻となっているのでしょうか。
ま、カラスにゃあ関係無いってこってす。
「氷は全てを焼き尽くし炎は全てを閉ざしてしまう。」
どーれだ。
かすみんの部屋ってよいですね。窓からの眺めもそうだけど、木の肌の風合い、その広さ、秩序。私の部屋には無いものばかり。無いものねだり?でも、ノート型パソコンにマウスを繋いでいる図というのはいつ見ても様になってません。いや、実用上、今のノート型パソコンにはマウスが必須と言うしかないことが多いってのは一応理解してるつもりです。ただ、絵としてそれは私の好みではない、と。
好みと言えば、蘭子さんの中華服姿は好みです。あ、誰も訊いてない。ハイ。
さて今回はかすみんの学校の授業参観のお話でした。授業参観というのは、学校に通う子供達の保護者が学校での子供達の様子を知るべく授業を見に来る、という催しです。そのことにどんな/どの程度の意義があるのか、子供時代の私にはよく分かりませんでした。ただ、教室の後部に普段来ない大人達が詰め掛け、教室内の雰囲気がいつもとは全く異なった状態で授業が進むということだけはよく分かりました。(えーっと、ここで話を国連のイラク査察問題へ繋げるキリョクはありません。悪しからず。)
言いたいのは、霞家のみんながかすみんのことを気にかけていると感じて嬉しそうだったかすみんが、教室に来ていたせんざえもんさんに気付いてもっと嬉しそうになったところが印象的だったな、ということでした。仙太郎さんに抱きついた時に負けないくらい。
他者への憎しみには、「自分にとって大事なものを奪われた恨み」とか「自己憎悪の転嫁」とかいろんな形があると思います。でも、恐らく共通するのは、それらが結局のところ自虐でしかないということ。自虐を生むのは、多分歪んだ環境。歪んでない環境がどういうものか、知る機会はなかなか得られないかもしれません。ありきたりだけど、手付かずの自然。そこに「憎しみ」はありません。
ちょい前には「メル友」なんていう語もあったようですけど、今回の話題はそういうのじゃなくて原始メールでのやりとりを続ける友達のこと。三太くんがもののはずみで十年も手紙を交換した女の子が、三太くんに会いに来るというお話でした。私は会ったことの無かった手紙友達と初めて会ったという経験はありま・・・?あり?あ、ありましたっけ。でも、女の子と二人で会うとかいうロマンティックな状況じゃなかったので忘れてた。。。
Net上での付き合いしか無かった人達に初めてナマで会った、という経験は大分増えてきました。少し慣れてきたかも。でも、所謂「オフ会」みたいなのにはあまり参加したことがなくて、何か特別なイベント会場で会う、ということの方が多いです。例えば、今回録画しそびれたありみかさとみさんとは、コミケット会場でお会いしました。
逆もあります。もともとナマで知り合った人に、Net上で「再会」するという場合。これはこれで妙なものです。オフラインでも頻繁に会っていればさほど違和感は生じないのかもしれませんが、ナマではあまり会わなくなってしばらくしてから掲示板で出くわしたりすると、不思議な気分になります。ある面では、Netでの知り合いに初めてナマで会うよりもどきどきするかも。
でも考えてみると、どういう形にせよ知り合いの人とそれまでとは異なる形態で「会う」というのは楽しいものです。互いの、それまでとは異なる面を知る機会になります。そして、オンラインだろうがオフラインだろうが、付き合い方の基本は同じだと思います。「お前が言うな」というツッコミで撃沈するのを覚悟で言うと、大事なのは相手へのrespectと思い遣りだと私は思ってます。
p.s. from 'Live!! Macers' by Lion (2002.11.25)
ネットはもう現実であり実在する人達に出会い肌で感じる事の出来る空間の門だ。
前半は病弱な子のところへ亞里亞が行く話。ところで、亞里亞ってのは異様な存在です。あの子は一体「何」なんでしょう? > Nihondoさ...
後半は部屋の一角獣が主題。誰かの部屋ってのは、その人そのものと密接に関わるものです。そこに何か象徴的なものがあるとしたら、それはその人にとってある意味で象徴的なものなのかもしれません。因みに私の部屋は数年前から廃れまくっててどうしようもない状態で、「これ」といった象徴的な物品もありません(強いて言えば、GN'Rの破れたポスター?)。その廃れ具合こそが私である、とも言えるやもしれんちん。けど、流石にそろそろどうにかしたい気分です。
みなさんの部屋には、何か象徴的なものがありますか?
しすぷり(前半)にもこれにも、「悪い魔法使い」と「お姫さま」の出てくる話が出てきてました。お姫さまは分かります。支配者の娘。でも、悪い魔法使いって誰のことでしょう。テロリスト?マッドサイエンティスト?「悪い」ってのは大抵権力者側から見ての悪さですよね。そういや、Filsnownというロールプレイングゲームにも可哀想な魔人さんが出てきましたっけ。。。
「世界の始まり」という表現で私が短絡的に思い起こしたのは、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」という小説でした。あれも閉ざされた領域が舞台(の一つ)だったっけ、と。極端なことを言ってしまえば地球そのものが人間にとっては閉ざされた領域なんですが、もっと極端に言うと宇宙そのものが閉じているのか開いているのかまだよくわかりません。宇宙に始まりや終わりはあるのでしょうか。まあ、考えたところでそれは私たちの生き様には「関係無い」ことなのかもしれませんけど。
村正さんが消えちゃうお話。人間とて本来自然の一部であり、その摂理に従って生きるべきものである、と言った彼は、キョウの「安らかな笑顔」を見ることをゆやさんに託して消えてゆきました。
ちょい前まで山に行きまくって、そこで自分という存在を自然の中に置いてみて、やっぱりいろいろ感ずるところはありました。普段歪んだ仮想現実空間で暮らしてると、自分の存在(位置や大きさ等)をどう認識したらよいのか見失いがち。たまに山にでも行ってそれを補正すると、何となくですが「あるべき姿」が見えてくるような気もします。よいものです。
謎です。
今回もROBINは難敵に襲われ、そいつを倒してレベルアップしました。なんか格闘漫画みたいな展開。でも、(実際自分の命を奪いに来る相手がいるかどうかは別として)普段の私たちの暮らしも似たようなもんなのかもしれません。何か問題に出くわして、それを乗り越えて少しレベルアップする。その繰り返し。
そんな中で大事なのは、力を得ることそのものではなくて、力をどう使うか学ぶことなのではないかと思います。
バーのマスターはカスミンに言います。鍵をキミに預けた人は、キミなら大丈夫だと思ったから預けたはずだと。何か重要なものを誰かに託すとき、私も相手を見て託すでしょう。まあ、本当に大事なものをそうそう誰かに託したりはしませんが。逆に言うと、重要な鍵というのは選ばれた人だけが持つことの出来るものだ、ということでしょうか。
(2002.10.30-2002.11.27)
百人の無関心な傍観者を得るより、一人の友と九十九人の敵を得る方が嬉しい。
最近山ばっか行ってるせいか、体重が5%くらい堕ちました。
初っぱなから雨降りました。冷たい雨。でも、もう(二日未明)止んじゃったようです。外をふらふらしてきたら、霧が晴れてって雲の合間からオリオンその他が顔を見せました。
あろちやんがちょっと前に何か小難しいことを書いていたような気がします。えっと、あろ林檎、2002.10.28記事。
自分の内にあるなにかを否定しようとするとき......それがいかに...許し難いものであろうとも、否定しようとすればするほどその深みにはまっていってしまうのである。......なにかを知りつつ否むことは難しい。
で、チッタママさんのわがまま日記、2002.11.01記事より。
嫌いだと思ってもそれは自分だし自分以外にはなれないのだから嫌いな自分も
受け入れること、わたしの一番大切な課題。
そうだそうだ。
でも、適当に力を抜いて楽にいきましょ。柔らかく、しなやかに。逆らわず、屈せずに。
たなかQさん@鯖の煮噌味の2002.11.01記事とかINT.さん@Twilight PalaceのDiary、2002.11.02記事とかで触れられていたやつ。どこぞの女性がおこらりたら逆ギレして三万円叩き付けて逃げたとかいう話。
・・・ま、流石に私もこれはあまりに大人げないと思いますけど、女性相手だと「単に機嫌が悪かったのかも。」とか思って流してしまいそうになるのは政治的に正しくない性差別主義者的見解ですか。
カエル先生の壁紙第三百二十弾「焦点」、気に入り。私の常用机上背景画像フォルダ行き決定。
→ 知恵熱のカエル
いろいろあって大変そうなMasterさん@One Bite of Apple's Motherboardの2002.11.05記事の話題。そういや私も山で初雪の名残を見てきました。さみーっすね。
さてその記事にある未承諾広告ですが、私んとこにも来てました。70年代プログレッシヴ・ロック映像に浸ろう!
とかいうの。spamで「うに?」と目が留まったのって、最近では非常に珍しいかもしれない。
初回、二回目と連続で見逃した私は、三回目を予約録画しました。しかし、何を血迷ったか、23:45までの30分しか予約してませんでした。滅滅滅。
さてその30分の中で、ジョンがアリーに正面から当たって砕けてました。ま、当たって砕けるのは当たらないで腐れるよりよいものだと私も思っています。アリーも、そんなジョンの心意気に応えてちゃんと正面から行きましたしね。そんなジョンにはこの唄を贈りましょう。
→ 血も涙もない男 by SWAMPS
なんか今週に入った辺りから気象が冬モードです。十月前半はまだ「残暑」と言ってもいいくらいだったのに、急激に冬が来ちゃったような感じ。私にとっては一番好きな季節が来つつあるわけですからよいと言えばよいのですが、みなさん体調など崩さぬようご自愛下さいまし。
just read them.
青朱白玄で、アンケートやってます。アンケートの結果が出ると面白くて参考になるので、(見てる人は)ご協力私からもお願いしまっす。
そういや私はいつごろどうして見るようになったんだっけ・・・と思って調べたら、2000年6月頃メールを頂いて、ということのようです。その後いろんなところでお世話になりまくり。
m(_ _)m > KATAYAMAさん
四回目にしてやっと全部見ることが出来ました(録画)。ふられんぼのジョンは失踪。sometimes you need some time on your own.
(GN'R)ってやつですかね。ま、放っときゃそのうち戻ってくるでしょ。でも、ネルがすごい心配してて何だか不思議な気分になりました。今回ジョンはネルにふられたのではなくてアリーにふられたのですが、以前ジョンをふってしまったネルとしては何か感ずるところがあったのやもしれません。
私にも一応ふられたりふられたりふられたりした経験はあります。妖怪だとバレてしまったらそれは仕方のないことよの、と言うしかないので割と割り切り早い方かと思ってますけど、それでもやっぱり痛みのようなものは残ります。妖怪にも一応痛みを伝える神経細胞くらいはあるらしい。大した感度は無いみたいですが。
アリーのセラピストの人、だんだん面白さを増してきます。彼の言に従って週末の夜独り部屋で着飾ってみたアリーはどんな気分だったんでしょう。デトロイトにいるいい男を思い出したりしてたんでしょうか。
色んな夜があります。
今FM FujiのRockadomを聴いていて、途中に宣伝が流れたんですが、それを聞いて一つ思ったことがありました。
すげー早口。
短い時間に多くの情報を詰め込みたいという意図は一応わかります。それに、テレビと違って映像に頼るわけにはいかないから、余計言葉が多くなるのかもしれないな、とも思います。しかし、短時間に音声でそんなに情報を詰め込もうとされても、聞き終わった私の頭にはそして心にも、お店側の望んでいるであろうようなことは何も残りませんでした。ただ「すげー早口。」という負の印象だけが残りました。
若い子を連れてて解雇された女性の裁判と、若い子と付き合いそうになってるアリーの話。(アリー5の最初の方を見逃してるのでやや謎ですが、あの若い二人は今度新たにリチャードの事務所に来た若い弁護士、ということでよいでしょうか。)「愛に年齢差なんて関係無い」と言える部分は確かにあると思います。要は、何を求めるかなんでしょうね。
愛云々を離れて、「年齢」で思ったこと。私自身について言えば、年齢そのものではないにせよ、ある程度いろんな経験をしてこそ得られたものも多くあったと感じています。それには時間も必要だった、と。例えば、いろいろな知識を得るだけなら短時間に詰め込むことも可能ですが、「心」と呼ばれる領域の変化(成長?)に掛かる時間というのは、そう簡単には短く出来ないのではないでしょうか。
そういや、今日〜明日は獅子座流星群のピーク。去年のあの晩を思い出します。すげかった。(今宵こちらは曇り気味。もう少し様子を見ますが、去年ほどの乱舞は期待出来ません。)その後の一年で、いろんなことが変わりました。まあ、相変わらずこのSkaaRj記事は同じような形で続いていて、「お前どこが変わったんじゃ」と突っ込まれたらうまく答えられないような気もするし、一年前の自分をきっちり残しておけるわけじゃないから今ときっちり比較することも出来ませんけど、それでも幾らかの変化があったと感じられる、ということです。その要因としては、いろんな人といろんな形で接したことによるものが大きいっす。
Thanx! > 関わってくれたひとたちみんな
・・・アリーは変われるかな?
ぐは・・・
(ばた)
・・・けぽ
(どろどろどろり)
・・・
(ひゅるるるr)
・・・kamiruさんやみみずくさんがGHz PBを買ってしまった件で、よこたさんに2002.11.18記事でフラれてしまいました。ぅぅ。
でも私はPowerBookではなくてうるさい鉄仮面を買うのです。買うと決めてるのです、出た時から。生産ラインのこなれていない状態で組まれた所謂「初期ロット」ももう捌けてると思っています。でも、ここんとこやや余裕がなくて買ってもいじれない気がするので、先延ばししまくり状態です。年内には何とか、と思ってますけどどうなることやら。
2002.11.20追記。ぅげぁ。やすていさん(2002.11.19記事)にまでぶ〜んぶ〜ん言いながら踊られてしまってるるるr・・・「どうなることやら」なのにィ。しかし、このまま買わぬうちモデルチェンジなんかされちゃったりすると、Nihondoさん(2002.11.14記事)におこらりてしまうのです。想いを乗せた言葉の立証には行動あるのみ。痛みを恐れては先へ進めません。誇りを抱き捨て身で行きます。(っつーか、たかがMac一台買う買わないって話なのに大げさすぎ。いきなりフラれて滅ったせいかや? > me)
もっと追記。よこたさんが2002.11.19記事でMDDのうるささについて言及下さってますが、私はうるさいの平気です。今の主環境周辺では一体いくつのファンが回ってるんだろ・・・他にUMAX Pulsar 1500なんてのもありますし、密閉型のヘッドフォンで音楽聴いたりしながらMacに向かうことも多いですし、多分だいじょぶです。妖力に頼るまでもなさそう。
18日の晩から19日の早朝にかけて、時々空を見上げてみました。薄い雲がほにゃほにゃと流れる中、19日午前五時台にかなり大きいもの数個を含めて思ったより沢山の流星を見ることが出来ました。ちょっと得した気分。みなさんはいかがでした?
#今宵(19日の晩〜)は今んとこ雲が厚いようです。。。
夢で死んだばーちゃんになんかの列車に乗せられたらしいカエル先生のカエルニッキ、2002.11.19記事:「ダメ押ししし座流星群」を見て思い出したこと。広辞苑より。
- ししし【子思子】
- 子思の学説を集めた書。宋末に亡佚したが、別に宋の汪*が輯録した1巻がある。
(Rj註:*は日偏に卓という字)
「だから何?」って言うの、きんし。
しかし、「亡佚」とか「輯録」とか、むつかしい語を使ってますねえ。「ボウイツ」「シュウロク」でしょうか?思わず広辞苑を引いたけど、出てませんでした。
乙女ajukiちゃんの2002.11.22記事の話題。やる気lessなチャットでちと話したことなんですが、言葉遣いってのは「伝染する」部分が結構あると思います。で、私は中身が粗暴なので油断するとすぐ言葉遣いが粗暴になり、そんな私を交えて会話しているうちに心なしかみなさんだんだん言葉遣いが荒くなってってって・・・私は反省しないといけないようです。
言葉遣いだけが問題なのかというとそうではなくて、そこに込めた想念(言葉に乗せて伝えようとしたもの)も問題です。私の場合は特にそっちが気になる方らしく、それ故言葉遣いそのものを疎かにしがちなのやもしれません(って、言い訳?)。しかし私とは違って、込められたものが同じでも言葉遣いが違うことによって受ける印象が全然異なってくる、と言った人もいました。私みたいなやつがそういう人と話をする時には、よほど気を付けないと膨大な「干潟などに棲む多毛類のアイツら」を招くことになります。たいへんたいへん。ただでさえアイツ招喚術に長けている私ですからね。
さて、ajukiちゃんに話を戻しましょう。確かにweb上では、私は彼女がある程度丁寧な言葉遣いで話しているのを見ても不自然さは感じません。しかし、もののはずみで実際に会ったとして、その時彼女が馬鹿丁寧な言葉遣いで話していたら・・・ごめんなせい、やっぱ吹き出すかも。
ぶっ
・・・気を取り直して、まとめ。服装と同じで、言葉遣いもその人に「似合う」ものが一番だと思います。その人らしさの表れたもの。借り物ではなく、その人の育んだもの。そんなのが好きです。
たいしさん@華胥国領事館の2002.11.23記事由来。
「内容を覚えている本を読み返して過ごす1日は、非衛生的です。」
・・・なんでだ。 > me
まるあんさんのヲタMac四コマ、更新。「ヲタMac 不定期日記」の2002.11.25記事にて背景となる知識の説明がなされています。
ついでに私も余計なことを言っておくと、ここの見出し(だったらh4
にでもしろ > me)に引いた句は、Iron Maidenの'Rime Of The Ancient Mariner'に引かれているSamuel Taylor Coleridgeの詩の一節です。'water, water, everywhere'に続く部分その一。その二は、'nor any drop to drink'です。大洋上で凪に閉ざされ、周り中水だらけだけど飲み水が無い、という皮肉的状況をうたったもの・・・かと勝手に思ってますが、実際どうなのか確かめてません。弱すぎ。
冷え込む太平洋側の初冬の夜。
・・・あ、最後はチガウ。
もっともっと広い空で、もっともっと寒い夜に、もっともっと輝く姿を眺めていたことがある・・・そんな刻まれた記憶と共に見上げていると感じられるのは半分くらい私の気のせいです。でも、様々な想いと共に見上げ、様々な事を感じ考える私を、ただ静観しているようなこのオリオンの居座る夜空が好きです。
(以上2002.10.26-2002.11.28)