Rj's SkaaRj Page_75


この頁では、私Rjがあのおそろしい3Dゲーム unrealUnreal Tournament をやってみて思ったことなどを書きます。今回は、Return to Na Paliの前半部面紹介と、東京に関する雑記その二、広島風お好み焼きのことなどです。Rev.IVやぶーづ5のことも少々書いてあります。(2000.08.29)

  1. Escaped from Na Pali - 1
  2. 東京の一断片 - part 2
  3. 広島風お好み
  4. 現状・・・

その七十五

1.Escaped from Na Pali - 1

ぷへーーー。。。

(↑なんとか脱出したらしい。)

Levels

ということでMEDIUM水準で脱出後、今度はHARDにて再び彼の地で激闘中なのですが・・・武器/敵のひとの初出情報等を挙げつつ簡単に紹介していきます。ひとまず、前半だけ。(Skaarjさんの種族は一部間違ってるかも。「SkyDemon2.html」として仕上げる日が来るならその時にはもう一度チェックします。)

#まだやってない&先のことなど知りたくない、というひとは飛ばして「2.東京の一断片 - part 2」へ行って下さい。

m(_   _)m














  1. Edge of Na Pali / DuskFalls.unr / Nivlek

    何やらへんちくりんな宇宙用小舟からぽいっと放り出されます。幸い、潜水具とDispersion Pistolを持たされているので、前回(Vortex Rikersからの脱獄)よりはマシと言えましょう。んで、遭難したうちうせん'Prometheus'を探しに出かけます。さあいくぞ。

    Unreal本編の「Nyleve's Falls」を思わせる面で、最初から武器/敵のひと共にいろいろ出てきます。隅々まで探索しないとASMD等を拾えませんのでちういのこと。尚、高ぁい所へ行っても拾い物はありませんが、この旅を語る上では重要な「他のちきうじんの遺書」が一つあります。

  2. Neve's Crossing / NeveC.unr / Nivlek

    冒頭からいきなり長大な面だったので、早速「通過面」です。前面で面食らわされたPack Hunterさんたちがまた少々出てきますが、ここでは「ぃよっと」「あわー」「なまごめ」の掛け声が懐しく感じられるKrallさん達に任せておきましょう。

    Flakは・・・ちと寄り道すれば見つかります。ただ、まだあまり弾が無いので、ここではなるべく使わない方がお得です。

  3. The Eldora Well / Eldora.unr / Nivlek

    Eldoraというと西班牙語の「El Drado」、英語で言うなら「The Gilded」つまり黄金(金箔?)で覆われた郷を想起しますが・・・ここは基本的に(名前の通り)井戸です。水中が主なので、水棲のあのひとたちが出迎えてくれたりもします。

    あまり長いこと水中で迷っていると窒息死しますのでちうい。一旦浮上してしばらく休んでいると潜水具の酸素は自動的に補給されます。それから、先行者の遺したメッセージを読むのもお忘れなく。(ここに限らず。)

  4. Glathriel Village / Glathriel1.unr, Galthriel2.unr / Matthius Worch

    暗い雰囲気に包まれたNaliさんの村です。Naliさん達の日記を読むと・・・嗚呼。尚、途中で一度'LOADING'が挟まります。でかすぎて一つのファイルにすることがためらわれたのやも。進行に必要な「手続き」の多い面です。

    Mantaさんが出てくるのですが、「なんだ、まんたさんか。」と思って油断してると酷いことになるのでちうい。難易度によってはDPの弾を全部使い果たしても倒せないかもしれません。でかい蜘蛛が登場する後半冒頭付近には、武器ではありませんが珍しいものがこっそり隠されてます。見たからどうだってんぢゃないけど、secretsの一つ。



  5. Approaching UMS Prometheus / CrashSite.unr / Matthius Worch

    また「キシャ〜ッ」(或いは、怒ったねこみたいに「ふぎゃーご!」)とか言いながらPack Hunterさん達が出てきますけど、段差を利用してぐるぐる逃げながら撃つと比較的らくちんです。

    一つ重大な注意事項。断崖からうちうせん'Prometheus'が見えたからと言って、右斜め下に見えるledgeにASMD 2ndaryの吹き飛ばされ跳躍か何かで柵を飛び越えつつ無事に降りないこと。体力を十分残したまま下まで降りることが可能なのですが、その後戻れません。うちうせんにも入れません。先へ進むことが出来ず、そこでただ飢えと渇きによって滅ぶのを待つか、敵さえも恋しくなる程の孤独に苛まれた揚げ句の果てに手持ちの武器で自爆死するしかなくなります。あ、tabキーを押して「suicide [return]」って手もありますが・・・これも一種の「罠」ですかねぇ?まあ、普通に探して道らしき道を見出せばいいだけなんですけど。

  6. UMS Prometheus / CrashSite1.unr / Matthius Worch

    いよいよ'Prometheus'の内部へ。入る前にうちうせんの周囲をぐるっと回ってみるとその巨大さが分かっていいかもしれませんが、特に拾い物はありません。うちうせんの内部構造はそれほど複雑ではないのですが、手順を踏まないと「入れない」領域がありますので丹念にこなしていくことになります。「体力パック」を取っても自動的に再生成する装置が一部活きてますので、体力が減ったらそこへ戻るといいです。しばらく待ってればどんどん出てきます。

    冒頭のGasBagさん、「なんだ、がすばっぐさんか。」と思って油断してAutoMagで撃っててもなかなか堕ちてくれません。ここに出てくるのは、Nali城の尖塔にゐたのと同じやつです。油断しないでぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん撃ってればそのうち堕ちますけど。

    難易度を上げると無敵化時間の長くなる「ぶいあいごうごう」さんたち、特にElite級ですが・・・新武器のお試しでぃ!とばかりに真っ向勝負を挑んでも勝ち目は希薄です。新武器のRocket弾一発は8-ballのそれ一発とほぼ同等の威力で弾速は高いのですが(間接損傷は8-ball弾より小さいように感じられます)、弾数も少ないし、相手が無敵状態だと当然無駄無駄まくりになります。物陰に隠れて彼らが無敵状態でなくなるのを待ちつつ、ちまちまと弾速のもっと高いもの(AutoMagとかASMDのprimary、Combat Assault Rifleの2ndary等)で根気よく仕留めていくのがいいようです。あ、宣戦布告にはGrenadeが使えるかな?んで、布告直後に逃げてしまう、とか。

  7. Inside UMS Prometheus / CrashSite2.unr / Matthius Worch

    引き続きうちうせんの内部。この面では、途中に何か挟まります。前半部は「序章」です。挟まるナレーションを聞き、思いっ切り悲惨な気分に突き落とされて後半部へ臨むことになります。ちきしょう。

    SlimeBallってのは正式名称ぢゃありません。「summon slimeball [return]」としても招喚出来ません。ISV-KRANのlabやSkaarjのMothershipにゐた、アメーバ状のアレです。がんがん撃ってれば殺せないこともないのですが、なるべくなら関わりたくないですね。。。船員の遺し書きをよく読んで避けるのが賢明かと。

    この面の後半の最後、ゲーム全体で言うと「前半部最後の山場/音楽のアルバムで謂う所の'えーらす'曲のサビ」で、新登場の敵(?)たるSpace Marineさん達の歓迎を受けます。彼らは、そのずんぐりむっくりな容姿とは裏腹にかなり厳しい相手となります。使う武器はこちらも持っているCombat Assault RifleとRocket Launcher。難易度高めでマトモに勝負すると、(数で大幅に負けてるゆえ)勝算はほぼ皆無です。殆ど「いぢめ」状態。私は・・・有利に闘える場所を探し、事前にNali Fruitのseedsをそこらに撒いてから挑むことで何とか切り抜けました。

    余談ですが、(↑に至る前に)やられたときのこと。彼らは死体となった私には目もくれず、そこに露出した体力パックを何食わぬ顔で拾ったりしやがります。や、顔は見えないんですけど、たぶん何食わぬ顔で。

    ちきしょう。

    (ここまでを前半ということに。)



  8. Spire Valley / SpireLand.unr / Nivlek/Pancho
  9. Nagomi Passage / Nagomi.unr / Pancho/Nivlek
  10. Velora Temple/ Velora.unr / Shane Caudle
  11. Nagomi Passage / NagomiSun.unr / Pancho/Nivlek

  12. Foundry Tarydium Plant / Foundry.unr / Cliff Bleszinski
  13. Bounds of Foundry/ Toxic.unr / Cliff Bleszinski
  14. Watcher of the Skies / GlaceNa.unr / Nivlek
  15. Gala's Peak / Abyss.unr / Nivlek

  16. Escape from Na Pali / NaliC2.unr / Nivlek
Nivlek: David Kelvin
Pancho: Juan Pancho Eekels

(ええと、「SkyDemon2.html」を書くかどうかまだ決めてません。














(2000.08.23-2000.08.29)


2.東京の一断片 - part 2

(「その六十四」の続き、です。)

羽根木公園〜下北沢

KTR井の頭線、東松原駅から南へ三分程歩くと、羽根木公園というやや大きめの公園に出ます。何かの跡地だったような気もするこの公園には、野球の出来るグラウンドや鬱蒼と茂った雑木林等があり、世田谷区民の憩いの場そのXになっています。

周囲より少し高くなった所にあるので、内部へ踏み込むには坂を登らないといけません。もともとこの辺りは洪積台地の成れの果てで、油断するとちょっとしたでこぼこが沢山ある土地なのですが、近くの「代田」という地名は「大太法師(だいだらぼっち/だいだぼっち:広辞苑によると、「巨人伝説の一。東日本に広く分布。絶大な怪力を有し、富士山を一夜で作り、榛名山(ハルナサン)に腰かけ利根川で脛(スネ)を洗ったなどの伝承がある。だいだらぼっち。だいだらぼう。」だそうな。)」に由来するという説もあり、もしかしたらその足跡がぼこぼこしてるのやもしれません。

さてその羽根木公園。先日夕方ふらっと訪れ、グラウンドの南側のやや平らな空間でベンチに座ってしばし寛ぎました。周囲には、同じように寛いでいるねこが十数匹ゐます。大勢のねこにかこまれて寛ぐというのはとても気分の好いものです。ねこ好きなひとには至福の時空と言えましょう。

そこにはねこだけでなく、からすも沢山ゐました。からすは大変に礼儀正しく、群れとしての秩序を保ち、年老いた仲間への敬いも忘れません。また、ここではねこたちとの間にも有効な不文律がしっかりと機能しているようで、決して争わず、互いに互いの領分を侵さぬよう平和に暮らしているようでした。

からすにちょっとだけ食べ物をあげてみたのですが、ほいっと投げると遠慮がちにまず年老いたひとがやってきて食べました。次にほいっと投げると、別のひとりだけが遠慮がちにやってきて食べました。順番が決まっていて、ほかのひとは大人しくそれを待っているようです。(因みにこの時、私の周囲半径数メートルのところに十数羽のからすがゐました。ねこのみならずからすも好きな私には、たいそう嬉しい時空でした。)

この時空で場を乱すものは二つ。通り過ぎる人間に連れられたいぬと、未だ礼儀を知らない人間の子供。彼らが来ると、ねこたちにちょっとした緊張が走ります。からすたちも、ちょっと距離を取ります。もちろん散歩中のいぬには悪気はないし、人間の子供だって敵意を抱いて襲ってくるわけではないのですが・・・それでも場が乱れてしまうのは事実のようです。

ここのねこたちは地元住民の有志によって管理されているらしく、「野良」として処分されぬようみんな耳にピアスをつけていました。夕方のある時刻になると、餌を持ったひとがやって来ます。ねこたちはみんな「わあい♪」と言いながら集まってきます。からすは、それを遠巻きにうらやましそうに見ています。一度、幼いからすが誘惑に負けてそちらへそろそろと近寄って行こうとしたのですが、年長のからすが「ダメ。」と諌めに入りました。

餌をあげに来た人間にはいろんな種類のひとがゐました。やや怪しげな汚いおっさん(失礼。)、主婦らしきおばさん、地味な小学生、など。彼らはねこを通じて気持ちが通い合ってるように見えました。ねことからすと彼ら人間と、そこに調和した一つの「場」を紡ぎ出していました。奇妙だけど、平和なコミュニティ。そんな印象です。私は・・・どちらかというとねこなので、餌こそ食べに行きませんでしたがねこの立場でそこに参加させてもらっていたという状態です。

#あ、あまりゐないかもしれませんが行こうと思うひと、虫よけを忘れずに。

その後、公園の南に下って梅ヶ丘駅前のコンビニへ寄ってから、ぽてぽてと歩いて下北沢へ向かいました。途中、「人口の河川」となってしまっている環状七号線を渡り、「うーん、断絶。」などと思ったりしつつ。

下北沢の南側へ出ると、そこはまるでお祭りの夜みたいな賑わいでした。夏休み、日曜日。でも、浴衣のおんなのひとがゐなかったのでイマイチです。それより何より、そこには「場を乱すもの」しかゐませんでした。彼らによって生成された副次的な「無秩序な場」が、本来そこにあるべき調和した場を覆い隠し、時空の二重性を生み出しているように感じられました。

それでも・・・おなかが減っていたので、新しく出来たらしい焼き鳥屋みたいなところへ入り、全く躾けられていない(使えない)店員に辟易しながらもトリを喰い金を払って出てから、気分を換えようと駅の北側へ向かいました。

踏み切りを渡ると、そこは雪国・・・ではなくて昔からあるパチンコ屋でした。歩き慣れたはずの、しかしくよくよ考えてみるとここ数年の間に数える程しか足を踏み入れていない細い路地をてろてろ歩いていると、全然見たこともないようなお店が沢山出来てます。よしかわさん流に言えば「新陳代謝がカッパ並」・・・ぢゃなかった、活発ということでしょうか。それでも(人が少なかったこともあり)、路の創り出す雰囲気は幾分か昔の名残を留めているように感じられ、少し安心しました。いろんなことを思い出しながらてろてろ歩き、「確かそこにあったはずの」コンビニを訪れ、実際まだそこに存在していたので花火を少しと目についたふがしを買い、今度は小田急線で羽根木公園に向かいました。

先刻の穏やかで和やかな場所へ戻ると、からすはどっか行っちゃってましたが(もう寝てる時間帯です)ねこたちはまだ幾らかそこに残っていました。まったりと寛いでいるねこを夜に沢山見る機会というのは、私にとって稀な経験だったかもしれません。そんな彼らを少々おどかしてしまうかな、と案じつつも、地味な花火にちまちまと火をつけたりしました。ねこたちはそんなに驚かなかったようです。よかった。

花火の後片づけをして、帰途につきました。

(2000.08.25)

ぼんおどり

2000.08.25/26, 18:00-21:30に、Rjの棲息域付近の駅前(狭い。)で、ぼんおどりがありました。ちょっと思うところあったので、二日目の後半だけですが行って見てきました。

浴衣の女性、大量にゐました。但し、その殆どが「終戦±2^4年以内に生まれたと思われるひと」か、「身長或いは体重がRjの半分前後と思われるひと」でした。。。(「若い(若すぎない)女性」なんて、近所のスーパーマーケットのはっぴを着た数名だけ。。。あ、結構キレイなひともゐましたよん。)そんな中で浴衣がいちばん似合ってて可愛かったのは、どう見てもコーカソイドだけどどうやらモンゴロイドとのハーフらしい、栗色の長い髪を後頭部でくるっとまとめたteen未満の女のコ。完璧にねいちぶニポンジン的な言葉を話していました。

ってのは置いといて、踊ってるひとはみんな楽しそうでした。曲は「ヤクルトスワローズの応援歌」「炭坑節」・・・あとは知らないのが三つと、「だんご三兄弟」でした。(曲が「だんご三兄弟」になった瞬間、踊りの輪のfluxが激減したというのは言わないことにしておきましょう。)主催団体の関係者と思われる揃いの浴衣を着た年配のご婦人方の踊りは、指先まで滑らかでなかなかのものだったと思います。年季が入っているというやつですね。(でも、ドラムを叩いてるひとのうち、一人が致命的にヘタクソでした。リズム取れてない・・・)因みに、踊ってるひとは八割方女性でした(子供を含めて)。

櫓の上で踊りのせんせい役のひとが「今世紀最後の盆踊り」とか「思い残すことの無いように踊って下さい」なんてことを言うもんだから、ちと考えちまいました。あと2^5年くらい経った頃、果たしてこんな風景はこの世に残されているのでしょうか。楽しそうに踊っていた子供たちは、彼らの子供たちを連れてこんな場に来る機会があるのでしょうか。陽気な踊り手たちの笑顔と手先を眺めながら、間抜けな話ですけど涙が出そうになりました。

場所が場所だけに(某駅の駅前広場、但し狭い。)、電車を降りて帰途につく人たちが通り過ぎたりもしていたのですが・・・無表情にそこを通り抜ける人たちは、楽しそうに踊る人たちとはまるで別の惑星の生物であるかのように見えました。かく言う私自身、実際に別の惑星の生物みたいなもんなんですけどね。(その場での私は、「単色の文字列でしか自らの存在を示せない'Spectator'」状態でしたけど。)

そんな風に余計なことを想いながら踊りを見ていた私の脇で、手足と黒髪の長い女のコ(これまたteen未満)が「輪」に加わりたそうにしながらもその場で踊ってました。「輪に加わればいいのにな。にな。」と思っていたのですが、見ていて判明しました。彼女が輪に加わろうとすると、おかあさんらしき人に止められるのです。で、しぶしぶその場で踊っているようでした。そのおかあさんらしき人と彼女、耳慣れぬ言葉で会話してます。一瞬(0.3秒くらい)西班牙語かと思ったのですが、むわったく意味不明なので多分葡萄牙語だろうという結論。彼女やおかあさんの容姿から憶測するに、恐らく伯剌西爾系(「日系伯剌西爾人」系?)のひとたちです。(でも、帰り際に何故か彼らはニホンゴでも会話してました。おかあさんよりも女のコの方が発音は上手でした。)

反対側の脇には、白人の老夫婦が座って踊りを眺めていました。踊りがお開きになった後、その夫婦の娘さんらしきちょっとラテン系入った女性とその旦那さんらしき見るからにゲルマン系の白人男性が彼らのもとへやってきて、娘さんらしき人が覚えたての「トーキョーオンド」の振り付けを老夫婦に説明していました。彼らの言葉は恐らく北米系の英語。踊りを説明する娘さんも、熱心に聞いているご両親(特におかあさん)も、なんだか幸せそうに見えました。

今世紀最後の盆踊りの最終楽章は、ヤクルトスワローズの応援歌でした。俗称、「東京音頭」。踊りが終わると、主催者の代表が挨拶して、「三本締め」('xxx xxx xxx x 'x3)でおしまいになりました。妙に盛り上がった最後でした。当初は「若いおんなのひとの浴衣すがた・・・」とかいう不純な?動機で見に行った私ですので、こんな気分で帰ってくることになるとは思ってませんでした。

盆踊

(広辞苑第四版)
盂蘭盆(ウラボン)の七月一三日から一六日にかけて、精霊(ショウリョウ)を迎え慰めるために音頭または歌謡に合せてする踊り。原始舞踊に発し、仏教渡来後は盆の儀式として行われたが、室町末期から民衆娯楽として発達、その形式は円舞式と行進式との二種がある。

(平凡社マイペディア)
盂蘭盆(ウラボン)の7月15日を中心に,老若男女が大勢参加して,広場や道路でおどる踊り。盆に訪れてくる精霊を迎えて慰め,送る風習(→神送り)に発した踊りと考えられている。踊りの形式は念仏踊から出て,小町踊や伊勢踊などの影響を受けたものとされる。全国的に分布するが,形態はさまざまである。

(2000.08.26-2000.08.27)

(更につづく・・・かどうか未決。)

(2000.08.25-2000.08.27)

3.広島風お好み

(思いの外内容が充実してしまったので、「4.現状」の一項目から格上げします。)

元元は・・・しあんさん@みずいろ爆弾の2000.08.21記事より。

下北沢の南口商店街にも広島風の店が出てます。先日、広島出身か何かの知人と一緒に入ってみたのですが(当然、「おたふく」確認後)、その知人は広島出身か何かなのにそんなにお好みにうるさくないらしく、特に不満も述べてませんでした。私も特にふまんはありませんでしたが、本場のんまいやつを喰ったことが無いので実際どの程度なのかちゃんと評価出来ません。広島に棲んでる方、いかがでせう。南関東くんだりで「それなり」のものを食わせる店なんてありそうですかね?

(因みにその店、大阪風も出してる「両刀使い」です。)

2000.08.23追記。某ひろしまのひとより入れ知恵頂きまくり。m(_   _)m

まずは広島風お好み概観。

  1. 生地(小麦粉を溶いたもので、ちゃんとしたお店では山芋等も入るらしい)は少ない方がよい。クレープみたいに薄いのが良い。
  2. キャベツが山盛り。

    キャベツが生地に埋まっているようなのは、そば(ラーメンの麺)やうどんが入っていても「広島風」ではない。

  3. そば(ラーメンの麺)入り、うどん入りが当然。

    「そば」は、生麺を調理中にその場で茹でたのを入れてくれると最高。(広島市内の有名店は大抵そうしてくれるが、普通のお店(街角の店)では、袋麺(蒸し麺)を破いて出しておしまい。)

    #広島では、決して「ラーメンの麺」とは言わず、「そば」と呼ぶ。

  4. 鰹節の粉(薄削りではなくて、完全に粉体)が入っている。
  5. 肉は豚バラ。キャベツとネギ(万能ネギ)。
  6. 通はネギ焼き・・・だそうな。

むっふん。。。コレをもとに、「広島風」を謳うお店をチェックしちまいましょう。みなさんも機会あったら気にしてみると面白いやも。やもー。

因みにその一
有名なお好み村(秋葉原デパートみたいなお好み焼き屋しか入っていないビル)では、(共同仕入れなので)粉/肉/卵/キャベツ/ネギ/ソース(おたふくソースに特注しているもの)は、どのお店でも同じものなのだそうです。違いは、腕と調味料(と生地の組成)らしいです。
因みにその二
おたふくソースには、イラク産の椰子が不可欠で、湾岸戦争の時には製造が止まり、危なかったそうです。

前者は比較的納得ableでしょうか。後者は「おたふくの意外な一面」ですねぇ。。。

更に更に、雑多な情報や一般的な作業手順についてもお知らせいただきました。

んで、作業手順。

  1. 生地を鉄板に流し、薄いクレープをつくる。

    直径20-25cm程度。厚さは本当にクレープ程度。大盛りなら30cmとか。この直径が完成品の大きさを決める。

    (もし生麺を使うなら、ここで茹で始める。ただし、生のうどんを使っているお店を見たことはない。)

  2. クレープが焼けたら、クレープの上にキャベツを盛り上げる。
  3. キャベツを盛り上げたら肉を載せる。キャベツにネギを載せる場合もある。

    キャベツの山には、調味料をかける。鰹節の粉/塩/こしょう/しょうゆ/グルタミン酸ナトリウムなど(Rj註:味○素等)。ここで山に天かすを載せる店もある。

    オプションとして牡蠣やイカやエビや餅やイカ天などを入れる場合には、傍らで独立して焼き(イカ天の場合には水をかけて柔らかくする)、火が通ったら肉とキャベツの間に入れる。

  4. 肉とキャベツ及びオプション品の山に生地を僅かにたらす(やらない店もある)。
  5. 暫く火を通す。
  6. 傍らに油を引き、そば/うどんを焼きはじめる。

    焼けたら、ある程度の厚みを持つようにクレープと同じ大きさにまとめる。

    ここで、麺に少量のソース/鰹節の粉/塩/こしょう/しょうゆ/グルタミン酸ナトリウムなどをかける店もある。

  7. クレープが下になっている本体をひっくり返すと同時に、そば又はうどんをまとめたものの上に着地させる。

    この時点で、上から、クレープ→キャベツ→肉(オプション)→そばor/andうどんとなる。

  8. 本体を焼きながら、傍らに卵を焼く。

    これも薄焼き卵。直径はクレープと同じ。卵が焼けたら、7.の本体をひっくり返して、薄焼き卵の上に着地させる。

    この時点で、上から、卵→そばor/andうどん→肉(オプション)→キャベツ→クレープとなり、完成品と同じ状態になる。

  9. ソースと青のりをかける。(かならず、店のヒトがかける。たっぷりと。)
  10. 客の前に運ばれる。

    カウンター席だと、焼いている鉄板の上をスライドさせて客の前に届き、テーブル席だと、小さい鉄板に載せてサーブされる。

む°〜ん、読んでたら食べたくなってきました。いつか広島に食べに行こう。。。

最後、まとめと補足情報。

想像以上に奥の深い世界みたいですね。。。

#ひろしまのひとに訊いて下さった&実際の広島での体験をお知らせ下さった某氏、ありがとうございました☆(一部、Rjが表現を改竄しております。)

2000.08.24追記、よだん。「グルタミン酸ナトリウム」について。個人的には、これを大量に使って味を誤魔化したようなものは好みません。これだけが強いと舌が曲がるので。けど、ちょっとくらいなら特に気にもしません。毒性については、KATAYAMAさん@青朱白玄の「からむこらむ(その39)」に詳しいお話がありますので興味ある方はご一読を。(あんまり気にしすぎる必要無い、ってお話だよ。天然のこんぶにも入ってるもん。)

・・・もっと余談。「ダイオキシン」の話も同じくKATAYAMAさんの「からむこらむ(その7)」にあります。(報道は時としていい加減だもん。扇動も多いんだよ。)

(2000.08.22-2000.08.24)


4.現状・・・

(以上2000.08.22-2000.08.29)

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