■◇■僕のおしゃべり 00.09.06 Vol.10 ひょうたんライト

 ここのところ何かと忙しくてBUCHAN通信がなかなか出せなくてごめんね。

 「胎内記憶」の中国語版が出ました。商智文化という出版社から出ています。タイトルは「胎内記憶好、寶寶EQ高」というものです。中国語圏にいったら探してみてね。

「ひとりぼっちのケティ」も台湾で出版されたし、なんか台湾に縁があるみたい。

 先日、宇都宮に講演に行ったの。その帰り、ちょっと足を伸ばして益子に行って、次の講演会場の下見をしました。ピラミッド型のペンションなのですが、目の前にたんぼが広がり、美しい景色が見られました。しばらくするとにわか雨が降りだし、なんとたんぼの上にダブル・レインボーがかかったのです。その美しさは筆舌に尽くしがたいのですが、もの書きのはしくれといたしましてはなんとかして表現したいとは思いますが、今は面倒なのでやめましょう。

 するとペンションのオーナーが「ここでこんな虹を見るのははじめて」と言いました。ダブル・レインボーを見るといいことがあります。きっとここでいいことが起きるのでしょう。その後またまた筆舌に尽くしがたい美しい夕焼けを見ました。幸せ?

 会場の下見の後で「ジャムウ・ラウンジ」というレストランで食事しました。

 ちょっと粋な外観、内装でなんか良さそうと思っていたら、夕暮れとなり感動的な眺めになりました。そのレストランの明かりはすべてひょうたんで作られていて、それが見事に美しいの。ひょうたんを干して切り抜いて作ってあるんだけど、その切り抜き方がどれも一様ではなく、生命が作るような曲線で切り抜かれているのです。しかも細かい穴が開いていたり、ビーズが繊細につけられていたりして、その形が内側のライトの光で壁に影を作ると、その影が波のようであったり、クモの巣のようであったり、雲のようであったりととてもビューティフルなのです。

 しかもひょうたんを内側から照らすと、ひょうたん自身の肉の厚さに応じてひょうたん自身に明暗が生まれとても幻想的。こういう内装の部屋をひとつは持ちたいと強く思うのでした。

 食事は穀物菜食のお店なのですがももちろん美味しく、幸せいっぱいで帰ってきました。

 場所は益子町益子3053-3 tel.0285-72-8634

 日が暮れる前に行き、日暮れの変化を楽しむのがばっちぐーです。(古い言い回し)

    

僕のおしゃべり

tsunabuchi.com