hobby diary

「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2011年9月-




9月30日(金)

ということで、天賞堂の「蒸気まつり」は完了したものの、なんか期間中に売れた感じがしない。果たして、成果はあったのだろうか。妙に気合が入っていた分、スカというのはなんか恥の上塗りという感じも。まあ、どちらにしろこちらの関心事項ではないのでどうでもいいのだが。

9月29日(木)

中野に行く用事があったので、最近では「オタクの殿堂」を通り越して「よろずマニアの殿堂」と化したブロードウェイセンターを覗く。知り合いがやっている店もあるので、居たら油を売ろうかと思ったら、残念ながらおらず。そういえば、昔はここの4階に「水野模型店」があったんだよね。で、現状では唯一の模型関係であるまんだらけの鉄道模型ショップが、奇しくも4階にある。ブラスものはそんなにないワリに、なぜかセッテのOJとオーバーランド製のアメリカ型が目立つ。まあ、誰かがまとめて放出したのだろうが。そんな中で、張られていたポスターを見ると、新たに2軒ほど、鉄道模型ショップができるようだ。どちらもNの中古が中心のようだが、こういうのは集積効果があるので、がんばっていただきたいものだ。

9月28日(水)

出戻り前や、出戻った直後は、いわゆる「カブりつき」は気恥ずかしくてできなかったのが、最近は、窓にピッタリではないものの、吊り革につかまりながらというぐらいなら、けっこう平然とやっている。その間に、ガキができたのが大きいのだろうか。それより、歳を喰ってくると、腹が据わってきて、細かいことに動じなくなるというのも大きいのかもしれないが。

9月27日(火)

Nikonのショールームの前を通ると、話題の新製品Nikon1のプロモーション中。けっこうすいていた上に、説明員もたくさんいたので、ちょっと寄ってイジり倒して話を聞く。第一印象は、思ったより重い。悪い意味ではなく、金属部品も多用し、しっかり作っているのだ。あたらしい「ニコン1マウント」も、他社のミラーレスの規格と比べると、かなりヘビーデューティーな作り。おまけになんと撮像素子が、13.2mm×8.8mmという、3:2のライカ判スタイル。さらには、Fマウントのアダプタは、三脚取り付けネジがあり、超望遠も装着可能。こう見て行くと、これ、マイクロフォーサーズとかの競合機種じゃないんだね。逆にEOSkissとかの「ベーシック・デジイチ」に、ミラーレスタイプでぶつけてきたという感じがする。純正ケースも、通常の一眼レフみたいな格好しているし。

9月26日(月)

書店の趣味書の棚を覗くと、イカロス出版の「蒸気機関車EX Vol.6」が目に入る。特集は「人吉機関区」。この「EX」シリーズ、号によるアタりハズれが大きいのだが、この号は、なかなかいい線行っている。まあ、企画自体はネコの2番煎じ的なところもあるのだが、こういうドキュメンタリーのできは、企画や編集より、取材対象として誰をキーマンとして捕まえられるか、というところにかかっているので、結果的にはレベルの高い記事となっている。南九州関連のネタは、昭和40年代の現場で語られていた話なら、大体知っている話題が多いのだが、終戦後のトンネル逆走事故の当事者であった、本務機の機関助士へのインタビューなど、初めて聞いた話もけっこう多い。これは力作といっていいのではないだろうか。

9月25日(日)

連休3日目。帰ってきて時間に余裕があったので、ふだんあまり行かない模型店めぐり。久々の店も多かったが、あまり収穫なし。で、面白そうだったので、切符を持ち帰ってきた。その整理の続きをやる。ほとんどは、昭和30〜40年代の首都圏の切符と、撮影旅行で記念に買った切符だが、ちゃんと整理すると、大体の撮影時期しかわからなかった写真の正確な日付が確定できそう。それ以外の、もっと古い切符もちらほら。まずはそんな中から、皆さんの興味を惹きそうな珍品をご紹介。一番上は、青大将時代の特急4列車、上り「はと」号の特ロの特別急行券。なのだが、これ発売が昭和31年11月20日、乗車が25日と、11月19日からの青大将になりたての時。名古屋→東京なので、これまた乳児のぼくも乗っていた可能性が高い。ということは、行きはぶどう色1号、帰りは青大将という、稀有な体験をしている勘定になる。まあ、乗っていたという事実だけで、記憶はないのだが。2段目は、昭和38年8月29日の上り「第1つばめ」京都→東京の、パーラーカークロ151の「特別座席券」。これは、親父が出張で使ったものと思われる。一番下は、昭和36年1月29日の上り「第1こだま」、名古屋→東京の特別急行券。当日、直前に名古屋での発券。この時はまだ5歳の未就学児童なので、親の席に一緒に座る分には、無札でOKということになるので、ぼくも乗っていた可能性が高い。まあこんな話しても、年寄り自慢になるだけなのだが。

 

9月24日(土)

連休2日目。「資料室」で昔の切符を箱ごと発見したので、ふと思い立って整理をする。ぼくはコレクター的資質がないので(体系的整理が面倒くさい)、特に集めたりはしないのだが、行った記念とか乗った記念とかで買ったモノがけっこうある。特に入場券は、撮影に行ったときに買うようにしていたので、撮影日時を特定するのに役立つ。そんな中で、その筋の方が随喜の涙を流しそうな珍品を発見。上は、末期の磐梯急行電鉄、沼尻の切符。小学校6年生の時、家族旅行で磐梯方面に行ったときに、頼んで乗ってるんだよね。その時の切符。下は、すでに「記憶の中の鉄道風景」で写真を公開している、中学校の修学旅行時に花巻温泉駅で花巻電鉄の写真を撮ったときに購入したもの。5月19日と言うことがわかったので、コンテンツも修正しておきましょうか。

 

9月23日(祝・金)

シルバーウィーク後半スタート。夏のコンベンション以来、週末のスケジュールが忙しく、全然千葉に行けなかったので、庭の整備はほとんどタイムリミット。ということで、千葉で日がな一日、朝から晩まで草抜き。その間の休憩時間を使い、時節柄、バックナンバーでコンベンションの歩みをレビュー。一度は読んでる記事だし、9回分ぐらいは、見に行ったり参加したりしているのだが、「中の人」になると、なるほど行間が読めるようになる分、なかなか示唆に富んだ情報が得られた。しかし、この歳で8時間近く中腰というのは、メチャクチャ腰と太腿に負担がかかる。

9月22日(木)

秋葉原ついでのネタだが、中央通りを歩いていて、偶然「F MODELS」を発見したので、話のついでに寄ってみる。安い店として、名前だけは知っていたのだが、Nの安売り専門かと思って、わざわざ行く気はなかったが、目の前にあれば、素通りするのももったいない。結論から言えば、なかなか面白い店だ。確かに量販品の予約35%引き(IMONでも、結果的に店頭で32%引きにはなるワケだが)とかは有名だが、それ以上に、塗料や(N用中心だが)レイアウト用品の在庫が豊富なのがスゴい。塗料は、オリジナルの鉄道カラーも出しているようだ。樹木の見切り品を1本100円で売っていたので、あるだけ買ってきた。量販店があることを前提とした、新しいタイプの店作りを目指しているようで、けっこう印象はよかった。

9月21日(水)

台風15号が本州を縦断し、首都圏直撃。何年に一度かというクラスの暴風雨が、東京でも暴れまわった。風速30m、40mクラスの突風が吹いたので、当然、荒川放水路、多摩川など、大きな河川にかかる橋梁では、25mの制限を越え、電車はストップ。東京23くは、事実上大河川に取り囲まれているので、JRも民鉄も、主要路線は全て動かなくなった。まあ、皆さん慣れっこになったのと、夜には通過して暴風雨がおさまる見通しだったこともあり、混乱もそれなりか。昔は、突風や竜巻で、橋梁上で電車が脱線するという事故もあったけど。

9月20日(火)

最近は、秋葉原に行くたびに、いろいろ新しい店、怪しい店が増えているような状況だが、模型関係でもけっこう収穫がある。まずは、「ボークス ホビー天国」。フィギュアのショップは前からあったようだが、「造形村」で鉄道模型にドライブをカケている関係か、ラジオ会館の建て替えで仮設店舗に移転すると、鉄道模型コーナーもそれなりにできている。しかし、特筆すべきはそちらではなく、素材コーナーの充実度だ。エバーグリーンのプラ線材などの基本的素材をはじめ、プラキット改造に使う各種金属パーツ、はたまた塗料や特殊工具など、あるわあるわ。ラオックスのアソビットシティーもけっこう揃っていたが、すでにそんな比ではない。探すと、思わぬところに使える思わぬ材料が見つけられそう。

9月19日(祝・月)

通るたびに定点観測をしている、東京・上野連絡線の工事進行状況。ついに、最後の橋脚が立ち始めた。そこから先が長いのだが、神田駅の脇にずらりと橋脚が並ぶと、なんか工事がグッと進んだ感じがする。そういえば、いつの間にか、桁も設置され出している。まあ、基礎部分がすでにできていたとはいえ、見るたびに工事が進んでいるのがわかるというのは、なんか楽しい。

9月18日(日)

表参道の駅で待っていたら、なにやらミュージックホーンがトンネルの中で響いている。するとなるほど、MSEが颯爽と登場。しかし、ロマンスカーのミュージックホーンて、生で聴くのは何年ぶりだろうか。もしかして、40年ぶりぐらいじゃないのかな。しかしそれも、地下鉄の中で聴くというのだから、世の中は変わったものだ。しかし、それにしても千代田線に乗ると、MSEに良く出あう。確率以上の相性という感じがするのだが。

 

9月17日(土)

夏の国際鉄道模型コンベンションの打ち上げ会。どうしても、毎年おなじみの面子が多くなってしまうが、今年は、MP出展でも新規参加者が多かった傾向を受けて、新しい方々にも来ていただけた。趣味界の構造という意味でも、模型業界を巡る状況という意味でも、いままでの繰り返しではなく、新たなトライが求められているときだけに、来年からの新機軸など、いろいろヒントをいただけた。乞うご期待というところだろうか。

9月16日(金)

さて、今月は17・18・19と連休なので、趣味誌の店頭発売日はどうなるんだろう、と、興味津々で覗くと、すでにほとんど納品されているではないの。エリエイとネコは、本日が店頭発売日ということになるが、16日というのは最短記録タイではないかな。おまけに今月は、ムック類も発行される月にも当ってるし。DTPになってから、雑誌についてはリードタイムが短くなっているが、8月編集ということを考えると、たいしたモンです。まあ、機芸さんは蚊帳の外という感じではありますが。

9月15日(木)

スゴい久しぶりに、京浜急行に乗る。蒲田の工事が進んでいるかな、と、楽しみだったのだが、下り線については、意外と進んでいない。まあ、地上の仮線は、妙にこなれてきて、上り線の撤去跡とか、かなりキレイになってはいたが、三階の工事はそれほど進んでない模様。しかし、乗った列車が「青の2100」だったせいか、なんかめったヤタラと写真を撮っている人が目立った。運良くかぶりつき席に陣取れたのだが、そう思って見ると、「撮り」の人は、ずいぶん手前から、どこで何しているか、ちゃんと認識できる。けっこう目立ってますよ(笑)。

9月14日(水)

とはいえ、うまい具合に、ちょうどいい濃さの筆洗い用シンナーが残っているとは限らない。こういうときは、作ってしまった方がいい。黒やダークグレー、こげ茶など、濃い色のラッカーを混ぜて、限りなく黒に近いが完全に黒とはいえない色を作ってしまう。これを適当に薄めて使えばいい。もっというと、アクリルラッカーなどで、濃い色のラッカーの瓶が空になりそうになったら、残りをシンナーで洗って、一つの瓶に集めておいても役に立つ。乾いたら、濃い土色、薄い土色、緑灰色、黒などでドライブラシをかける。緑灰色は苔、黒は汚れだ。最後に、ちょっとだけ白をかけるのがミソ。ハイライトというか、出っ張った部分が、一段と立体的に見えてくる。石積みのドライブラシは、タミヤのウェザリングマスターを使うのが手軽でいい。色も揃うし、表面の喰いつきがいいので、そのまま固着してくれる。これについては、今年の3月13日の日記に載せた、トンネルポータルのカットのほうが、効果がよくわかると思う。

9月13日(火)

さて、10日の項で触れた、chooch社製の石積み構造物の仕上げについて、ちょっと詳しく説明してみたい。「ウェザード塗料」と書いたが、特別なものでもなんでもない。使い古した「筆洗い用シンナー」があれば、それがそのものズバりだ。とある店で売っていた「バズウッド材用染液」の正体がこれではないか、という疑惑があったが、いろんな色が混じって限りなく黒に近くなった状態の液は、レイアウト関係では、実に有用な「塗料」:になる。薄い状態なら、まさに木材の染色にピッタリで、くたびれて色褪せた板塀や羽目板の感じが出せる。ちょっと濃い目なら、スレートや傷んだ瓦など、屋根の塗装にそのまま使える。chooch社製の石垣は、元がグレーに塗装してあるので、まずはちょっと濃い目ぐらいのヤツを筆塗りしてやればいい。筆塗りだと、へこんだところほど液が溜まって濃くなるので、ちょうどいい具合に立体感が強調される。また、薄く乗っている出っ張った部分も、微妙につや消しになって落ち着く。

9月12日(月)

ちょっと家でまとまった時間があったので、「「SL甲組」の肖像 6」残っていた部分をまとめて読む。このシリーズ、中身が重くて濃いので(まあ、昭和の機関車乗りの話なので、当然といえば当然だが)、なかなか読むのに時間がかかる。今回は、吉松機関区、鹿児島機関区という「フランチャイズ」のところが入っていたので、ちょっと期待していたのだが、この両区に関しては、基本的には直接・間接に知っているお話であった。まあ、それだけこっちが入れ込んでいた、ということもできるのだが。

9月11日(日)

ということで、説明無用な「なんちゃて」炸裂。例の17mm f2.8を装着して、手持ちでの撮影。手持ちで撮れるというのは、ヤラセで止まっているフォトセッションとはいえ、なんか気持ちいいな。橋台は石積みじゃないし、電線がゴチャゴチャしてるハズだし。そもそも、あそこは複線間隔が通常より広かったりするんだけど、一つのジオラマに押し込むとすると、こんなモンでしょうか。しかし、この千歳線のガーダーの下で、ホントに上り貨物の118号機を撮影したことがあるんだよね。余談ながら。

 

9月10日(土)

気候も少し落ち着いてきたので、前からやらなくてはいけなかった、午前中に庭木の剪定を行う。70リッターのゴミ袋、3袋分。思いの外湿度が高く、体力を消耗したので、午後は室内で、久々に模型関連。夏のコンベンション準備のときに、天賞堂2Fでアメリカ製の橋台を見つけ、ふと思いついた「なんちゃって」をやることに。このchooch社のプラスタ製石造構造物は、前になんちゃってに使ったトンネルポータルもそうだが、秘伝の「ウェザード塗料」を塗り、ドライブラシで仕上げれば、けっこう手軽に感じがでる。このネタになくてはならないガーダー橋は、津川洋行製のN用を利用。外見もフィットするのだが、斜めガーダーも容易に作れるのが、さらにうれしいところ。N用のガーダーは、桁間隔が、ちょうど12mmぐらいのモノが多く、12mmのレイアウトでは、なかなか利用しがいがある。ということで、準備完了。

9月9日(金)

ご存知のように、このWebは全てHTML手書きなので、リンク修正では、12mmのカタログライブラリと、「記憶の中の鉄道風景」は、結果的にその全てを読むことになってしまったわい。まあ、世の常なのだが、ワリと気分で適当にはじめた企画が、段々回を重ねる度に大型化し、マトモなコーナーになってゆく過程を、改めてたどってみるような感じ。別にBlogではなのだが、こういうコーナーでも、書いた時期ごとのバックグラウンドが出てくるものだと、なんか妙に納得。で、妙に手間がかかって懲りたので、緊急時用にミラーサイトを作りました。同時更新ではありませんが、週一ペースでは、最新の状態に更新するとは思います。

9月8日(木)

サーバトラブルで引き起こされた問題は、ひとまず解決。表示できなかったコンテンツも、再び表示できるようになった(はず)。復旧の過程で、サーバ内の階層構造を作り直し、それにあわせてリンクを張りなおしたので、一部、タイプミスとかバグがあるかもしれません。もし表示できない画像を発見された場合は、mailでご連絡いただければと思います。ご迷惑をおかけしました。

9月7日(水)

まずはできるところから復旧ということで、比較的対応が容易な「HOスケールのお話(その1 12mm)」を、新しいディレクトリ構成で復活。その後、「記憶の中の鉄道風景」にも着手し、ひとまず今年(2011年)のコンテンツについては復活。ついでといっては何だが、復活のための実験として、今月の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツも作成。今月も先月に続いて、まだ9歳だった昭和40年の夏、山口、広島、岡山と山陽路に旅行したとき撮影した、鉄道風景のいろいろを。

9月6日(火)

写真データを専門に入れていたサーバにトラブルが発生し、「鉄道趣味のお話」の中で、「HOスケールのお話(その1 12mm)」と「記憶の中の鉄道風景」の写真が表示できなくなるという事故が発生。原因は判明しているが、これを機会に、必要となっていたデータ構造の改変を行ってしまおうと思うので、しばしお待ちを。

9月5日(月)

和歌山県を中心とした、台風12号の被害は、その記録的な降水量により相当なものとなった。鉄道の被害も大きく、紀勢線那智川橋梁が流されてしまった。しかし、このところ只見線をはじめ、鉄道の橋梁が氾濫により流されてしまう被害が続出している。昔から、雨台風に伴う豪雨や洪水はあったが、これほど頻繁に端が流されてしまうというのは、本当にこの十年ぐらいという感じがする。やはり想定外の異常気象ということなのだろうか。

9月4日(日)

ということで、早速模型での試写。さすがに17mmだけあって、このレンズストレートな状態でも20cmぐらいまで寄れる。HOスケールなら、ジオラマ撮りには充分。車輛も、形式写真なら充分いけるが、かなりの広角レンズなので、構図は考える必要があるだろう。そういう意味では、マクロで撮ると望遠系によりがちになるジオラマの写真では、活用のしがいがあるといえるだろう。ということで、経年変化の補修を含めて、久々に駅前商店街のモジュールを持ち出してくる。プログラムシフトで、被写界深度のブラケッティングみたいなことをやると、これがけっこう役に立つ。チラリと陰にC11のシルエット。筑豊の炭鉱線のイメージでしょうか。

 

9月3日(土)

台風が直撃しそうな予報だったので、予定を入れずにおいたら、かなり西の方に進路がズレ、風は強いものの、雨はほとんど降らない天気。なんか、一日得したような感じで、いろいろやりたかったことをやる。そんな中、用事で出歩いている途中で、ふと中古カメラ屋を覗くと、オリンパスのマイクロ3/4用レンズ、M.ZUIKO DIGITAL 17mm f2.8、いわゆるペン用パンケーキの出物が。しかも安い。国産のハイエンドマウントアダプタぐらいの値段。LUMIX G2は、マウントアダプタでのレンズ試用により、カメラ自体のポテンシャルはかなり高いことがわかったので、単焦点のデジタル用レンズも欲しかったところなので、思わず購入。ブラックボディーに銀レンズという組合せになってしまうが、これはこれでコンパクトカメラじゃないぞ、という主張のような感じで悪くない。室内でテストした分には、かなり使えそう。

9月2日(金)

昨日の定休日にやったらしく、天賞堂のウィンドウがちょっと模様替え。9月2日から9月28日までの「蒸気まつり」にあわせて、中2階と3階に、Tenshodo Book 2ではないが、この十数年の間に売り出された、銀箱の16番ブラス製蒸気がすらりとならんでいる。しかし、このあたりってもう、ワンロット50台を大きく割り込んでからの製品だが、けっこう売れ残っているものだ。もしかして、在庫一掃ということなのだろうか。まあ、それも売れなきゃ「絵に描いた餅」なのだが。

9月1日(木)

まあ、月の変わり目が木曜というのは、微妙といえば微妙ではある(笑)。さて、本日はJR東日本管内での113系定期運転の「お別れ」日だが、珍しく読売新聞が夕刊で取り上げている。「さよなら「113系」 ファン別れ惜しむ」と題した、第二社会面の2段の記事。一応、カラーの写真もついている。まあ、これからお別れ運転とかあるので、「終わりの始まり」ではあるのだが、103系とか、113系とかは、例の「戦中生まれにとってのD51」で、ぼくらにとっては、時間が経ったなあ、という以外には別段の感慨も感傷もないのだが。



(c)2011 FUJII Yoshihiko


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