hobby diary

「夢」を大人買い

-今月のホビー日記・2013年8月-




8月31日(土)

この8月は、音楽関係のほうが忙しくて、あまり鉄道関係に時間が割けなかった。使えても、ほとんどコンベンションの公務だったり。せいぜい、機関区のジオラマに照明を入れたぐらいか。しかし、実は曲作るのも模型作るのも、何かを創作するという意味では、アタマの中で使う部分は同じなんだよね。そこが一緒で、時間も限られている以上、どっちかに偏らざるを得ない。それでも、ちょっとはやってるからね。

8月30日(金)

このところ、ワリと出物に出会うのでちょこちょこ買ってたら、いつの間にか12mmの国鉄型客車が100輌になっていた。まあ、節目といえば節目ではある。しいていうなら、オハ35とかオハ61とか、普通列車用の普通車の比率が高いのが特徴かな。これは昔の16番の頃からそうで、同じ客車の頭だけ取り替えるのではつまらなくて、客車にもちゃんと運用を組んでダイヤ的に楽しめるんでないとしっくりこない。旧型客車は一輌一輌特徴があるので、あの列車で行った車輌が、こんどはこの列車で帰ってくる、みたいなのも大いに興味を惹かれるので、そこまで再現したいという欲望があるから。でも、それができるレイアウトは、いつ作れるんだろうか。そういえば、気がついたら全体の輌数も450輌を突破していた。4500輌目は、中古のD511118号機。なぜかキリ番は北海道型が多いですね。

8月29日(木)

富山地方鉄道に譲渡された、京阪3000系のダブルデッカーが運用開始されたようで、いろいろな方のBlogなどで、その姿を見ることができる。ダブルデッカーを間に挟んだ3輌編成というのは、これはこれでなかなかバランスがよく、模型としても好ましい感じ。もちろん実物は台車を変えているのだが、標準軌の車輌と狭軌の車輌が同じ路線を走るというのも、なんか16番ぽい魅力でほほえましい。長野電鉄の4両編成のHiSEもそうだが、最近は実物の方が、1960年代の16番のような模型的な編成が登場してくるコトが多いから面白い。地方私鉄の模型も、オンボロ電車への郷愁だけでなく、都落ちしたかつてのヒーローを手軽に楽しむというのもありなのではないか、という気がしてくる。

8月28日(水)

今月の「記憶の中の鉄道風景」のコンテンツ作成。やはり「無意味に望遠」はシリーズ化してしまいましたね。って、他人事のように言うヤツ。でも、サブで撮った望遠の押えのカットって、引き伸ばしすらしたことがないのがほとんどで、未発表なのはもちろん、自分でもこんなの撮ってたのかって、けっこう新鮮だったりする。ということで、今月もお楽しみ下さい。

8月27日(火)

会場も近くだし、知り合いも出展しているので、「はがいちよう展&渋谷クラフト倶楽部展」を見に行く。前回も見に行ったが、会場は同じく東京交通会館 ゴールドサロン。感想は今月の「Gallery of the Week」を参照していただきたい。基本的に、表現というのは多様であっていいし、人それぞれが自分の感じたままをカタチに再現できればそれでいい。そういう意味では、いろいろなムーブメントが出てくるというのは、喜ばしいことであろう。

8月26日(月)

しかし、考えてみると展示台へのニーズというのは、潜在的にかなりあるのではないかと思われる。先頃天賞堂が、銀箱ブラス製蒸気をお買い上げの方に、お立ち台プレゼントというセールをやったときには、お立ち台だけ売ってくれないかという問い合わせがかなりあったと聞くし、松川さんのジオラマシリーズも、けっこうコンスタントにお客さんがついているようだ。16番でも、HOスケールでもいいが、たとえばC622号機の模型を持っている人に、さらに2号機を買わせる(買い換えさせる)のは至難のワザだが、蒸気を20輌も30輌も持っている人に、それを飾る台を売るのは逆に簡単だし、それだけ余裕のある人なら、お立ち台も一つといわず、機種に合わせて買ってくれる可能性もある。特にファインスケールものをやっている人は、コレクターでもかなりお立ち台への購買意欲は高いと思われとか、する。そろそろこのアタりを本気で攻めるところがあってもいいと思うのだが。

8月25日(日)


コンベンションのジャンク市で買った、カトー製の人形に、ちょうどいいのがあったから、よく質問を受ける「踏段改造」の説明。蒸気末期の北海道を特徴づける「踏段改造」。切り詰めデフとして知られているが、その理由は、構内掛の立ち位置を、ステップへのぶる下がりから、冬でも安全なデッキ上に変えるためのモノ。それ以前にも、ステップを大きくしたり、正面向きにつけたりとか、いろいろ工夫はしてたみたいだけど。だから、北海道では、誘導掛はこういう感じで乗って、指示を出していたんだよね。モノには、理由があるんですよ。それにしても。16番でもデカい人形だなあ。まあ、立ち位置を示すだけなので、デカいほうがわかりやすいということでお許しを。

8月24日(土)

Models IMON扱いで、国際鉄道模型コンベンションでも盛り上がっていて、このところ-けっこう話題になってる、フクヤ製のターンテーブル。12o仕様が最初からラインアップされてるってのがなかなかだが、実は、ぼくが注文第一号みたい。さっそく製品が上がってきた。確かにスケールモデルとしては突っ込みどころが多々あるのだが、お立ち台としては上々の出来。特に、自作の車輛が塗装もアガって完成したとき、欲しかった出物をGETしたときなど、車輛を眺めながら、一杯やって至福の一瞬を満喫したいことはよくある。そういうとき、自分が車輛の周りをぐるぐる回るのでは寂しいもの。これを展示台に使えば、飲みながら思う存分360゜眺められる。それだけでも充分元が取れる製品だと思う。

8月23日(金)

恒例の東京-上野連絡線の定点観測。秋葉原まではよく乗るのだが、上野まで乗ることはまれ。久々に乗ったら、けっこう工事が進んでいた。上野-御徒町間は、線路も架線もほぼ敷設された状態。信号も設置され、すでに試運転を待つ状態という感じ。御徒町-秋葉原間は、秋葉原の留置線のところまでは線路は敷かれ、架線が張られるのを待つ状態。もともとある高架の路盤にスラブで敷くかっこうなので、まあ手をつけ始めれば、進捗状況は早いということか。新規建設の高架部分も、あと橋梁二箇所で一続きになる感じなので、こちらも敷き出したら早いんでしょう。

8月22日(木)

8月半ばを越して、ワリと出物が出てくる感じ。なかなかいいタイミングで、そこそこGETできた。なぜか不思議なもので、タマは出てくるときは出てくるけど、止まるときはパタッと止まってしまうからねえ。オークションとかでもそうだよね。類は友を呼ぶというか。金策に困らない程度なら、たくさん出てきたほうがいいんだけど。

8月21日(水)

まえにちょっと触れた、写真展の概要が発表になりました。
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展示会名「懐かしい鉄道写真展」

開催期間
第1部・・・9月28日(土)〜10月15日(火)直方駅・直方機関区を中心に
第2部・・・10月17日(木)〜10月31日(木)筑豊本線沿線の情景

開催場所:福岡県直方市古町5-32 もち吉ビル
    ビストロ直方内 銀の翼展示場

営業時間:10時〜17時
定休日:毎週水曜日

主催 公益社団法人 直方市シルバー人材センター

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ぼくの写真と、地元の皆様から寄せられた写真で構成されますが、ぼくの作品は、第一部に25カット、第二部に67カット出品されます。

関東や近畿からはちょっと遠いですが、福岡や山口などお近くの方は、お時間があったら訪ねていただければ幸いです。

8月20日(火)

今回の「国際鉄道模型コンベンション」では、場内は公務でくまなく廻っていたので、どの店で何を売っていて、どんな感じで売れているかは、きっちりつかんでいたが、立場上収穫は自粛。とはいえ、最後は在庫処分のご協力ということで、各店の処分品から、HOスケールの人形をけっこう入手してきた。同じ原型データから作れてしまうので、最近ではNだけでなく、HOスケールの人形もいろいろでてきた。中には、サイズ的に「?」なモノも見かけられるが、生身の人間でも、大人の男性で150cm台から2mを越える身長まで、40kg台から200kg超の体重までいるわけで、まあ、この辺は適材適所の使いわけでしょうか。

8月19日(月)

JR北海道が、また事故で不通。豪雨の影響で、17日午前1時ごろ函館本線八雲付近で、貨物列車が線路内に流入した倒木に乗り上げ機関車と貨車3輌が脱線。この区間が不通になっていたところに、18日には森付近で今度は土砂崩れが発生。七飯-八雲間が不通という事態に。今回は、豪雨という自然現象が相手なので、情状酌量の余地もないではないが、それにしてもこのトラブル連発は、いったい何なんだろう。

8月18日(日)


「第14回 国際鉄道模型コンベンション」最終日。土日は「ポケモンゲームショー」と、日曜日はさらに「コミティア」との同時開催ということで、東館はフル操業。こういうカタチで大型イベントと同居して開催したことはないので、どうなることやらと思われたが、特に大きなトラブルはなく順調。本日は、トイレに爆竹を投げ込むという悪質ないたずらがあったものの、基本的には大きなトラブルもなく3日間を過ごすことができた。次回は、2014年8月22・23・24日。また東京ビッグサイトでお会いしましょう。

8月17日(土)


「第14回 国際鉄道模型コンベンション」第二日。ミニ写真展の様子はこんな感じ。柱の二面を使っての展示。よって、これが展示した全作品。機会をみては、写真を見ている人に話を伺ったが、ワリと評判良かったので一安心。基本的に模型の人というより、写真を写す人、特にリアルタイムで現役蒸気の写真を撮った人ほど評価していただける感じ。鉄道写真で名の知れた方からも、お褒めをいただいたりして光栄でした。

8月16日(金)


いよいよ「第14回 国際鉄道模型コンベンション」開幕。金曜日にしては出足がいい。午前中から相当な混雑。今年は今までとは違い、モロお盆休み期間なので、お客さんの波がどうなるか予想がつかない。お馴染みの知った方々も、けっこういらっしゃっている。まあ、ひとまずはいいスタートか。夜は、模型功労者の方々とのお祝いミニパーティー。小学生の頃の趣味誌上で活躍されていた方々と、こういうカタチでお話できるというのも、当時は想像もできなかったことだが。特に長老の伊藤剛さんとは、ぼくの叔父が、同時代に日本車輌に勤務していたこともあり、そのころの話(小学校低学年のとき、車輌工場を見学させてもらった等)で打ち解けた話ができたのは、いい記念になった。

8月15日(木)

「第14回 国際鉄道模型コンベンション」設営日。例年は、MP出展をやっているので、設営日は、資材の運び込みと現場での組み立てで戦場のような忙しさ。特に、繋いでからちゃんと動くようにするまでが実に大変。しかし今年は、個人としてはミニ写真展での参加だけなので、そっちはワリと楽。30分もかからず設営完了。しかし、事務局本部作業のほうは、けっこう大変。なんとかかんとかいって、けっきょく忙しさはかわらないかも。とはいえ、ひとまず準備完了。明日からのスタートを待つばかり。

8月14日(水)

ということで、今日の深夜から「第14回 国際鉄道模型コンベンション」設営が始まります。あとは本番に一直線。今年は、どんな想い出を、ご来場者の皆さん、出展者の皆さんの心に残してくれるでしょうか。乞うご期待。金曜日から、会場でお会いしましょう。

8月13日(火)

国際鉄道模型コンベンションの取材対応も担当の一つだが、今日は珍しく某大手FMラジオ局の取材。小型のICレコーダーでインタビューを同録しているが、これをオンエア素材に使うとのコト。まあ考えてみれば、昔のカセットデンスケよりきちんと録れるので、当然といえばそうなのだが、目の前にマイクが出てない取材だと、なんかこれがそのままオンエアされるという実感がわかないのは、アナログ時代に育ったせいか。ムービーでも、EOSでインタビュー撮っちゃうのとか最近は多いし。でも、スチルカメラの格好したのを向けられると、表情がスチル用になっちゃうんだよね。これも。

8月12日(月)

やはり、ただ写真だけ貼っても不親切だろうということで、キャプションとタイトルを作成。なるべく時間を取って、直接ご説明できる機会をつくろうとは思うものの、可能な時間は限られているので、なんかあったほうが良いコトは間違いない。写真のパネルを切り出した端切れが使えるので、文字とはいえ、写真用紙にプリントして貼り込んだHG仕様(笑)。しかし、80年代とかまでは、イベント用にこういうパネル作ってもらうと、けっこういい値段したんだよね。その分、印刷屋さん、フィニッシュ屋さんの仕事はなくなっちゃってるんだろうけど。なお、期間中写真の展示換えをしますので、3日間違う組合せでお楽しみいただけます。よろしく。

8月11日(日)

OKテイクのプリントを、パネルに貼り込む作業。どちらにしろ、用紙サイズよりはパネルのほうが少し大きいし、そもそもA3ノビなんてパネルはないので、どちらにしろノリ付パネルを所定の寸法に切り出さなければいけない。そこで気がついたのは、我が家の応接セットのところにある、ガラスのテーブル。サイズ的にも充分だし、キズを気遣うこともなく、平面性も抜群。この上で、1mの金属スケールで切り出したら、けっこう効率がよかった。A4はまだしも、A3となると一人では貼り込みは無理なので、ガキに手伝わして、これも効率アップ。二方向同時にふちをピッタリ合わせるのは、複数人の手と目があってこそ。ということで、準備は完了。逆にちょっと余裕ができたので、キャプションもパネルにしてしまおうか。

8月10日(土)

歴史的猛暑の中で、ひたすら展示用の写真のプリントアウト。A3ノビで刷っているので、それなりに時間がかかる。待っている間は、エアコンの効いている部屋で待っていればいいので、これはこういう日にはいいかも。しかし、昔の暗室作業と同じで、刷り上がりを見ると、いろいろ微修正をかけたくなってしまう。結果的に、それで手間も時間もかかってしまう。それだけでなく、インクの消耗も早く、途中で暑い中、渋谷まで買い出しに行くハメに。それでもなんとか、夜までにはOKプリントが出来上がる。なかなか。

8月9日(金)

MP出展があると、今週末のような本番一週間前は、異常な忙しさになるのだが、今回はそっちはないので、ちょっと気が楽かも。まあ、その代わり写真のプリントは、週末にマトメてやらないと。候補になってるのを全部プリントして、その中から実際に並べてみて決めることにしよう。大伸ばしの模型の写真って言うのは、画面上とかとはまた違う存在感があるからなあ。

8月8日(木)

またまた、中々見つからなかった出物(Nだけど)を、中古通販屋で発見。当然GET。こっちのほうが、ちょっと珍しいが、値段は少し安かった。この前のヤツと同じシリーズなので、もしかしたら出てくるのではないかと思い、このところちょっと見張っていたら、案の定引っかかってきた。同じところからというのではなくても、同じシリーズの製品の出物は、近いタイミングで出てくることがなぜか多い。経験則的には充分言えると思う。だから、見つけたらタタミかける、これが鉄則。

8月7日(水)

今週の「Gallery of the Week」のコンテンツのネタに、旧新橋停車場鉄道歴史展示室で開催されている「おみやげと鉄道」を覗いてみる。内容については、同記事のほうをご参照いただくとして、東京ステーションギャラリーも復活した今となっては、同館のポジショニングも、だいぶ元に戻って明確になった感じがある。まあ、ポイントは、それをどこまで展示で表現できているか、というところなのだろうが。

8月6日(火)

時間が取れたので、いよいよ写真プリントのテスト。どういう調子で出てくるプリンタかもわからない状態では、さすがに最初から最高級の紙ってワケにはいかないので、A3ノビの写真用紙では一番安いhのを仕入れてきて試し刷り。E社製インクジェットプリンタは、けっこういろいろな機種を使っているので、ワリと簡単に要領はつかめた。そんなに、紙もインクも浪費せずに済んだ。しかし模型の車輌が、実際の十倍以上の大きさに拡大されたプリントは、なんか異様な迫力。確かにアラも目立つのだが、そんなこと以上に妙な存在感を発揮しだす。「マシュマロマン」みたいなものか。

8月5日(月)

このところ別系統のほうが多忙で、模型店とか必要最小限しか立ち寄れない。頻度が減ると、珍しいものに出会うチャンスも、格段に減る。そんななかで、今日は久々に人形が大量に出ていた。プレイザーのカトー仕様の製品がある人形の、ヨーロッパ版ばかり。お馴染みのカタチでも、色が違うとまた雰囲気が変わってくるから面白い。ヨーロッパ版の方が、色使いが50年代〜60年代初頭という感じなんだよね。とにかく、人形は仕入れられるときに仕入れてストックしおかないと。なんとかいって、引き出し二つ分ぐらいはストックがあるとは思うが。

8月4日(日)

近くのBookoffに、去年版の大手民鉄全車輌ガイドが105円で売っていたので買ってくる。最近のBookoffは、妙に強気の値付けが多いが、まだたまには大穴もあるということか。しかし、最近の民鉄車輌は知らないわ。いつもよく使う東急、メトロ、比較的よく使う小田急、京王、京急アタりまでは何とかわかるが、東京圏の民鉄でも他のところとなると、知らない形式とかけっこうある。ましてや、関西とかそれ以外の地域の最近の車輌となると、驚きの連続。これはこれで、子供の頃の「ガイドブック」シリーズみたいな感じで、けっこう新鮮な発見がいっぱい。これで105円なら、充分楽しめる。

8月3日(土)

8月の第一土曜日は、千葉の海岸で恒例の花火大会。家から見えるので、この日はまさに特等席。ということで、金曜から休みを取って千葉へ。時間的な余裕が充分あるので、今回は常設お座敷のNも走らす。前回より導入したCenterline社製のレールクリーナーがあるので、整備はかなり楽。各エンドレス5周ぐらいクリーニングカーを走らせれば、見る見る調子は上ってくる。新品なら、この状態でちゃんと気持ちよく走る。このところの新入荷をまとめて持って行ったので、それをまとめて走らす。でもまあこれ、やはり抜本的なリニューアルがしたいなあ。

8月2日(金)

実は今年の「国際鉄道模型コンベンション」は、理事としての会場での業務が多忙なこともあり、MP出展としては(クラブごと)参加できない情勢。しかし、何もないのも寂しいので、今年から始まったミニ写真展で、ジオラマ模型写真での参加を行なおうという次第。「本番で使う」というのは、このこと。今回の夜間撮影は、そのための新作の制作だったのだ。基本的には、今までこの日記上で発表した写真や、その別テイクから選んだカットを、大伸ばしでご紹介しようという次第。会場でお会いした方には、撮影の裏話や撮影法などについてもご説明します。

8月1日(木)


そろそろタイムリミットが近いので、時間が取れる時を利用して、前からアイディアを暖めていたフォトセッションの撮影を行なう。デジカメの感度と、LEDの明るさを組み合わせれば、実際のジオラマ上の灯りだけで、夜間撮影を行なおうというもの。家には完全な暗室になる部屋はないので、この撮影は夜しかできない。そのために、例の機関区のジオラマに、LED照明をセッティングしたのだ。昔からバルブ撮影は得意ではあったが、これはちと要領が違う。接写でのバルブは、極めて振動に対してクリティカルなのだ。家の前の道を大型車が通っただけで、ブレが生じてしまう。あと、露出の決めかたも、実際の夜間撮影とはかなり違う。相当に試行錯誤を重ねて、まあ、思い通りの絵が撮れるようになったので、いろいろ構図を変えて何カットか。今回は、本番では使わないカットを。



(c)2013 FUJII Yoshihiko


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