Air


□Dream□

邂逅という深夜の出来事

思いみちる場所にて、空を仰ぐ

感じるところに言葉生まれる




―感じるところに言葉生まれる―


■惹かれるキャラクター■
1:裏葉、2:観鈴、3:晴子、4:神奈、5:みちる

■心に響くサントラ■
1:銀色-giniro-、2:回想録-reminiscences、3:縁-the way so far-、4:夏影-summer lights-、5:絵空事-stratos-


■思ったことを徒然と■
◇この作品のメインテーマは、母子の愛情かな。そして次は一緒にいられること。 単なるギャルゲー目当てに買った人はさようならか(^^; ほぼ萌える要素が少ないし、強いて言えば一番個性的な美凪が人気高いだろうなって思ってWebの人気投票見たら、 やっぱダントツだった。私がいつもいいなって思う子はいつも順位低い(笑) まぁ、話が逸れたけど、あとONE、Kanonとクリアしてきたので、”奇跡”はどこかで発動して日常と化してたり、 最後に起こると思っていたのである程度は予期できていた。 でも、転生はあったとしても、同じ魂が同一時間に複数存在しえるとは全然想定外だったので、美凪エンドや、観鈴エンドは 驚いてしまった。往人に関しては本人、そら、幼児と三つか、すごいな。(2000.10.29)

◇そういや、観鈴TRUEで、祭の日に台風が迫っていて中止になっていた。よくよく思い出してみると、8/15の今年の台風の進路って 紀伊半島の南にあり急に東に不自然に進路が折れていた。人知の及ばないチカラが働いたとかその日思っていた(コミケで大雨。。の日でもある(^_^;)。なんか奇妙な符合だよな。 あと、先月、龍神温泉に行く途中に高野山を通ったのだけど。下界では雨が降っていたのに高野山に近づくと 雨も一旦止み、異様に月が明るくてなんか霊気が満ちている感触があった。そのときの情景を反芻しながら神奈の佳境付近を 進めることができた。そのときはAirに高野山が出てくるとは露とも知らなかった。これも奇妙な符合かな。。(2000.10.31)


■キャラに対する思い■
キャラごとに徒然に書いてみました。勘違いとかあると思っているので、そこは大目に見てくださいな。 それと、なんとなく個人的趣味の順位を書いてみたりしています。好きな子が不当に扱われていると刺すのは禁止です(苦笑)

□裏葉□
【感動】A 【笑】S 【萌】S 【総合】1位
無私無欲であり、神奈に対して母子以上の念で接していた強い女性。
柳也との会話、特に神奈&裏葉&柳也三人で何か食べているときの比喩は天下一品(笑) あとは謎な行動も多くて、多分一緒にいたらあきないだろうな。ええと、好みです(^^; 神奈が昇天したときに柳也を押しとどめたところや、神奈を救うために子孫をつくるくだりは見所だった。 子を作るためだったが、柳也から夫婦として改めて愛されたことは作中での幸せな一場面でした。 その二人が最後に過ごした場所は播磨だったみたい。

□神尾 観鈴□
【感動】S 【笑】A 【萌】A 【総合】2位
彼女を一言で言うと”強い子”。
作品の設定絵を見た印象はToHeartのレミィ似で、性格ちょっときつめで怒りっぽいのかな?と思っていたが、 やってみるとそれは覆された。制服を着ているときはそうでもないけれど、私服になるともろ子供っぽい。外見とは関係なく 言動は幼いのだけどね(^^; 1stプレイで観鈴のTRUEエンドに行った。主人公が消えてしまうので、BadEndだと思いこんだが、それは彼女にのしかかっている呪い(穢れ)を 払うために第一段階。過去編をプレイすることで、観鈴が見ていた悲劇、いや楽しいこともあったことがわかり、呪いを解くために現代の役割を再認識。 翼人としての夢を継承してしまった彼女の苦しみを。 そして、最後シナリオ”そら”編、いや”そら&晴子”編と言い換えたい。。。では、”そら”としての住人の再挑戦、そして母親として晴子の簡単には言い表せない奮闘、悲しみがあった。 その二人の後押しと、彼女がそして死を賭して真正面から向かい合うことで、過去から呪縛を解いた。 そこまで見て、うーん、報われないドラマだなと思っていたが、最後の最後に幼い女の子と男の子の登場で救済があったのだなとさらに感涙にうち震えた。 そうかぁ、神奈、八百比丘尼、柳也、裏葉、柳也と裏葉の子孫、その末裔である往人、晴子、観鈴の大勢のチカラ、それも子孫を介した長きに渡るチカラに よって解かれたわけか。うーん、深いよ。うんうん(;_;)

□神尾 晴子□
【感動】S 【笑】A 【萌】B 【総合】3位
母になろうとし、望み叶った女性。
何故か関西弁の女性(笑)。野球はもちろん阪神を応援するに違いない。それにしてもこの作品の舞台はどこなんだろうね。和歌山付近?? マニュアルの説明では結構暗いアル中あたりなのだろうかと思っていたが、明るい酒乱女でした(笑) 観鈴1stエンドでは、最後の最後で娘放棄して温泉かぃ!って主人公と思い同じく憤慨したが、それは実は裏があったんだね。 ”そら&晴子”編では、観鈴を正真正銘神尾の娘にするために頑張っていたんだ。。。。 また、観鈴と10年間を取り戻すための彼女の苦闘は、観鈴を望んだ形は違ったけれど救えたわけだね。また彼女自身も救済できたと思う。 保育園のアホな二人組もそんな保母さんを懐かしく思っているんだろうね。

□神奈□
【感動】A 【笑】B 【萌】A 【総合】4位
よない曰く、にせラフィール(笑)。
神奈備山を参詣する際には、お手玉を奉納しなくてはいけないな。

□みちる□
【感動】S 【笑】A 【萌】C 【総合】5位
設定を聞いただけで、Kanonのあゆに相当する役回りじゃないだろうかと思っていた。 最後のフェンスごしの憂い、悲しみに満ちた表情は鳥肌がたった、とても忘れられない。

□遠野 美凪□
【感動】A 【笑】A 【萌】B 【総合】6位
夢の中に生きる少女
言動が謎なので、人気が高いみたい(笑) それはともかく彼女の家族構成ってなんとなくうちの一家に似ているのが最初わかったときはぞくそくした。 名前の”音”がまず似ていて、父親が鉄道職員で、母親がちょっと夢見がちか。。ただ自分の場合は頑強な弟が二匹もいた点かな(笑) 弟がいて当たり前で兄貴として振舞ってきたけど、それは自然であるがゆえに脆い積み重ねの上に成り立っている幸せなんだなと思った。 己や家族を振り返せてくれるキャラでもあったな。

□霧島 佳乃□
【感動】B 【笑】C 【萌】C 【総合】7位
うーん、この子はよくわからん。あまり印象に残ってないな。今どきの子?いや、変な動物ポテトを引き連れて散策するような子はそう言わないか。 往人の母親(柳也もいっていたが)、使命を投げてしまって別の道に行ってもいいと行っていたことに相当するシナリオなのかなと思った。 確かに過去はリンクしているんだけど。

□初穂□
【感動】A 【笑】− 【萌】D 【総合】8位
多分、筑前の人なんだろうな。百道に行くことがあれば子守唄でも納めよう。

□霧島 聖□
【感動】C 【笑】C 【萌】D 【総合】9位
通天閣のTシャツが似合う女性(笑)

■■■ 対象外(笑) ■■■
□国崎 往人□
本作品の主役かつプレイヤーの分身。目つき悪い。性格ウィザドリー的にいうとEvilよりのNutral、つまりお金次第。 作品当初はそんな性格がたたって、私にするとろくな選択ができない(苦笑) あと、ちょっと妄想癖あり、変なことを口走って観鈴を困らせたりするかな。 愛想最悪だし、人形劇でどうお金を稼げるのかとはらはらしたが、美凪シナリオでは無事稼げたようだ。 そんな彼も佳境では大活躍かな。

□柳也□
神奈の守り人。
彼の登場が袋小路にいた神奈を救ったんだよな。ある意味この物語のきっかけをつくり、解決した人物か。 それなのに子孫の往人はぁ(苦笑) まぁ魂は同一だと思うのだけどね:-)

□そら□
カラスさん。
”鳥”(とり)から”ひと”文字取れて、”烏”(からす)。そうか”ひと”が取れたから”鳥”(とり)でなく、”烏”(からす)なんだと 思っていたので、観鈴の”翼”が具現化したものと予想していた。でも、違っていた。転生を重き置いているわけではなく、 魂は時空を超えることだったみたいだ。そうそう紀伊半島の南、那智勝浦には烏を祭る神社がある。そこにも関係しているよなとも思ってみた。