例会報告

2002/05/12

Last Updated: 2002/06/06

5月例会では、以下のセッションが行われました。


Earthdawn 2nd Edition

マスター
Thalion

参加者
蕉、FRTS、たゆ、ラン、Rant

概要
セッションの内容についてはこちらへ

ヴァンパイア:ザ・マスカレード

マスター
Fighter-KOU

参加者
神牙、KEY、依羅使王、MSR

概要
 舞台はロスアンゼルス。何者かの仕掛けた罠に落ちた「彼ら」。自分たちにかけられてしまった嫌疑を晴らすため、「彼ら」は夜の街を駆ける。事件の黒幕を追って……
 しかし事件の詳細は、未だ闇の中にある……

IT CAME FROM THE LATE, LATE, LATE SHOW (れれれ)

タイトル
「贋・スパイ大作戦」第3話「ビルの壁にニンジャが踊る」

監督
禅爺

演じる人々[役名](俳優/プレイヤー)
[ビッグゲイト](ボブ=クールス/火鳥勇太郎)
工作員たちを率いるリーダー。サングラスを取った顔は子供が泣き出すほど怖いということが判明(笑)。嫌いなものは猫。

[ジャンバラヤ(ジャン)](ゴーヤ=チャンプルー/KOH)
 タイ系アメリカ人。前回はトム・ヤムクンに役を任せて本人は行方不明だったが、今回は無事復帰。普段はコンピュータ技術者、その特技を活かしてコンピュータによる情報収集などを得意とする。嫌いなものは生卵。

[カルフォード・マクラウド](トウヤ・ヤブキ/里見俊介)
日本が舞台と言うことで搭乗した日系のニンジャ役者。FBIの現地潜入捜査員という役どころ。嫌いなものは飛行機(凧で飛ぶのは平気(笑))で、女性が苦手(オカマさんは大丈夫らしい(笑))。

[レディー・M](ヒロミ=ビレッド/栗太郎)
何処から見ても絶世の美女、しかし性別は男(笑)。おもにお色気シーンを担当(爆)。嫌いなものはクモ。

[パイラン(白蘭)](レン=レンホウ/Radcliffe)
中国系のカンフーアクション女優。ここぞと言うところで決めてくれる実力者。嫌いなものはヘビ。

[シュー](ジョン=フィッツジェラルド/RDNZL)
ニューヨーク近郊で、全て手作業で大農場を営んでいる(笑)。今回「も」人間ミサイルになる羽目に(既にシリーズの繰り返しギャグ?)。尖端恐怖症。

概要
 第3話撮影のため集まった、おなじみの俳優たち。監督が前回の舞台(アンティグア=バーブーダ)の刺客(笑)に殴られて重傷を負ったため撮影が延期になったり、ロケ地の日本へ向かう飛行機がハイジャックされたり(こちらは俳優たち…主に団長とパイラン…の活躍で事なきを得たが)というトラブルを乗り越えて、ついに日本へ到着。

俳優「しかし、エコノミーとは言え、よくこんな予算ありましたね」
監督「この映画、本国(アメリカ)では鳴かず飛ばずだったが、日本で大ウケしてな。日本のスポンサーがついたのだ」
俳優「そ、そうなの?(^_^;)」

 早速向かった今回のロケ地、それは日本の有名なテーマパーク……「日光江戸村」だった。(笑)

俳優「おおっ、ブギョーのマーベラス・ジャッジメントって、ホントにマーベラス(実話)」

 などの観光をちょっぴり楽しみつつ、撮影に入る一行であった。

 今回の任務、それは日本の首相と会談するため来日した大統領(前回セッション参照)を、陰ながら(?)護衛することだった。というのも、前回捕らえた小男、通称『狼』が、脱走は不可能と言われるアルカトラズ刑務所から脱走し、何かよからぬことをたくらんでいるという情報があったからである。
 首脳会談までのオフタイムを、日光江戸村で過ごす大統領親子(俳優たち「どんな大統領やねん」「他にやるこたないのか」「こんなんに税金使いやがって……(ムカ)」)。しかし、そこに悪の魔の手は迫っていた。
 捜査員達の隙をついて、大統領に対し繰り返される嫌がらせ。それは「殺そうと思えばいつでも殺せる」という、『狼』の示威行為とも受け取れた。そしてそのたびに胸元から小さなスイッチを取り出して押そうとする大統領を、捜査員達は半ば呆れつつ(俳優「ていうか、次は絶対こいつの党に投票するのやめよう」)必死に止めようとした、そのとき。
 それまで何事もなさげにアトラクションを演じていた○山の金さんが、○岡越前が、そして水戸○門さまご一行が、牙をむいて襲いかかってきたのだ!
 力と力、技と技、そしてお色気とお色気(笑)がぶつかりあう。戦闘は熾烈を極めた。

[かげろうお○(from 水戸○門)とレディ・Mが互いを好敵手と認め合い、脈絡のない入浴シーン対決の結果、レディ・Mが勝利して、無傷でお○を退散させるという珍事(笑)があったりしつつも、なにせ敵全員が人気持ちなので、戦闘は必然的に長引いた。]

 やっとの思いで全ての敵を撃退したとき、そこに残っていたのは、傷ついた捜査員たちと、大統領親子を護衛していたはずのSPが全員倒された無様な姿だけ。大統領親子の姿は、どこにもなかった……
 そして、捜査員たちの元に、『狼』からのメッセージが届く。「大統領親子を返してほしくば、次の場所へこい。……」

 前回と似たような展開だが、それは気にせず呼び出しに応じる一行。行き先は山奥に立つ謎の城だった(もちろん合成)。
 そして、城の中に乗り込んだ一行の前に、最初に立ちふさがったのは……

???「………コロス」

 その動きは妙にメカメカしく、ぎこちないものだったが、その顔は紛れもなく、前回死んだはずの『豹』だった。『狼』の手によって人体改造を施され、復讐に燃えるターミネーターとして蘇ったのだ。

『豹』「オカマ……コロス」

 微妙に(笑)危険なセリフを呟く『豹』だったが、幸い(?)レディ・Mの耳には届かない。しかし、さらに凶悪さを増した『豹』の攻撃に、手こずらされる一行だったが、勝負を決めたのは、ジャンの頭脳だった。

ジャン「『豹』のプログラムにハッキングを試みます。〈コンピューター〉技能ロール……成功」

 途端に、ぎちっと動きを止める『豹』。
 そしてさらに奥へと進んだ一行は、ついに『狼』と対面する。『狼』の手に握られたナイフは、大統領の喉元に突き当てられていた。

レディ「相変わらず進歩してないわね」
『狼』「ほざけ! 自分たちの立場がまだ分かってねえらしいな。こいつがどうなってもいいのか?」
捜査員たち「うん(きっぱり)」
大統領「き、君たち……(ぷるぷる)」

 怒りを忘れた大統領の手が胸元に伸びようとするが、『狼』はそれを無視して、

『狼』「ほ〜〜お。それじゃあ、こっちの娘がどうなっても……」

 といいつつ、大統領に突きつけていたナイフを娘の方に向けかえようとした。その刹那の隙を突いて動いたのは、やはりパイランだった。

パイラン「〈アクロバット〉。『狼』と大統領親子の間に割り込みます」
監督「(厳然と)判定したまえ」
パイラン「(コロコロ)ぐあ! 00で大失敗!? ちい、納得いくわけないじゃないの、セット降りる!」
監督「(厳然と)判定したまえ」
パイラン「(コロコロ)うっしゃあ、ぎりぎり成功!(笑) ちょっと、ワイヤーの操作してるAD、ここあたしの見せ場なんだから真面目にやんなさいよ、やる気あんのコラ!?(笑)」
監督「あ〜わかったわかった。お〜い、今のカット撮り直しな」

 撮り直しの末、見事な(笑)ワイヤーアクションで『狼』と大統領親子の間に割り込むパイラン。

『狼』「ちっ、またてめえか」
パイラン「(にっと笑って)悪いわね、あたしもあんた同様進歩してないのよ!」
『狼』「ちい、もはやこれまで。者ども、であえであえ〜〜!」

 わらわらとわいて出たザコニンジャ。
 ジャンは『豹』のプログラムを書き換えて味方につける。

ジャン「オカマ/S/チビ。よし行け、ロボ!」
『豹』「(うい〜〜ん)チビ、コロス」

 敵味方入り乱れての乱戦のさなか、またしても逃亡を図る『狼』。ザコに阻まれ、捜査員達が『狼』の動きを阻むことができないでいる間に、壁に開いた穴から身を躍らせる『狼』。そして現れたのは……

一行「……な、なんだこいつ!?」

 なんと、『狼』は巨大ロボットを持ち出したのだ。しかも今度のは前回の「巨大○らえもん」の比ではない。身長数十メートル、重量は何万トンの世界である。
 そのとき、今回の任務の前に、全員に渡されたブレスレットが光を放つ。

監督「は〜い、それじゃみんなこれを着てくれ」
ビッグゲート「……これは?」
レディ・M「……パワーレンジャー? なんでこんなものを」
監督「(厳然と)日本のスポンサーのオモチャメーカーの意向だ」
一行「なるほど。スポンサーの意向ではしかたない(うむうむ)」

 思い思いに自分の色を選び、6色の戦隊スーツに身を包んだ捜査員達。そこに、FBI開発局の(前略)ロッケンバック博士(前回悪に荷担したロッケンバック博士の双子の兄弟(笑))から通信が入る。

ロッケンバック「今、合体メカを発進させた。全員乗り込んで合体じゃ!」
(俳優「これもスポンサーの意向ですね?」監督「もちろんだ」)

 合体したFBIロボ vs 巨大ロボ。壮絶な戦いが開始された。しかし、FBIロボの優勢はごまかしようがない。(なにせ誰かのスタントが尽きても、別の俳優のスタントを入れられる)
 そしてついに、FBIロボの必殺技が発動した!

監督「ではヨロイソルジャーの必殺技チャートで必殺技の名前を決めよう。全員1個ずつ振るのだ」
俳優達「…(コロコロ)…ファントム…(コロコロ)…ドラゴン…(コロコロ)…フェニックス…(コロコロ)…ハリケーン…(コロコロ)…クラッシュ」
監督「うむうむ、なんかそれっぽいぞ」
ジャン「(コロコロ)…『リボンの』」
監督「……はい?」
パイラン「…(コロコロ)…『セーラー』」
監督「ちょ、ちょっと待て。君たち、どこのチャートを振っている」
二人「マジカルプリンセス(笑)」
監督「待たんかぁ!(笑)」

ナレーション「説明しよう。『リボンのセーラーファントムドラゴンフェニックスハリケーンクラッシュ』とは、リボンを着けてセーラー服を着たドラゴンとフェニックスの亡霊がハリケーンを巻き起こしつつクラッシュし、敵に甚大な精神的ダメージを与えるという、恐るべき必殺技なのだ!!」

『狼』「うあああああ、く、くるなああああ!!!!!」

 ちゅどおおおん。

 かくして、世界の平和は守られ、捜査員達は今や総白髪と化した『狼』を当局に引き渡したのであった。
 しかし、世界の悪が全て滅びたわけではない。これからも世界の平和、いやアメリカの正義を守るため、戦えFBIレンジャー、負けるなFBIロボ!

俳優A「てーか、我々の方がよっぽど世界の平和を危険にさらしてない?」
俳優B「あの大統領じゃなあ」
俳優C「いっそ我々の手で(ぴー)」
俳優D「それはさておき今回のサブタイトルだけど、ニンジャがビルの壁に踊るシーンなんてあった?」
監督「………」

エンディングタイトル。テロップが流れる傍らの映像で、カルフォードがビルの壁をひたすら這い回っている。

      to be continued ...... ?

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