Rj's Na Pali memo

created: 2000.10.02 / last modified: 2000.10.05


Unreal Return to Na Paliの、独り遊び面の簡単な紹介、各作者についての寸評、武器の評価等等です。あっと驚くような裏情報はありませんので悪しからず。幕/場の分け方等はRjの趣味です。尚、内容バレバレになってるので、遊ぶ前に一切の情報を得たくないひとは閲覧をご遠慮下さい。


もくじ

Maps

  1. Edge of Na Pali / DuskFalls.unr / Nivlek
  2. Neve's Crossing / NeveC.unr / Nivlek
  3. The Eldora Well / Eldora.unr / Nivlek
  4. Glathriel Village / Glathriel1.unr, Galthriel2.unr / Matthius Worch

  5. Approaching UMS Prometheus / CrashSite.unr / Matthius Worch
  6. UMS Prometheus / CrashSite1.unr / Matthius Worch
  7. Inside UMS Prometheus / CrashSite2.unr / Matthius Worch

    - 幕間 -

  8. Spire Valley / SpireLand.unr / Nivlek/Pancho
  9. Nagomi Passage / Nagomi.unr / Pancho/Nivlek
  10. Velora Temple / Velora.unr / Shane Caudle
  11. Nagomi Passage / NagomiSun.unr / Pancho/Nivlek

  12. Foundry Tarydium Plant / Foundry.unr / Cliff Bleszinski
  13. Bounds of Foundry / Toxic.unr / Cliff Bleszinski
  14. Watcher of the Skies / GlaceNa.unr / Nivlek
  15. Gala's Peak / Abyss.unr / Nivlek

  16. Escape from Na Pali / NaliC2.unr / Nivlek

Hall of the Giants

Authors

Weapons

まとめ


Maps

第一幕第一場

(第一面から第四面)

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第一幕第二場

(第五面から第七面)

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第二幕第一場

(第八面から第十一面)

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第二幕第二場

(第十二面から第十五面)

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第二幕第三場

(第十六面)

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Hall of the Giants

オマケの画廊。でかいひとたち(蜘蛛さんを除く)を招喚してみました。

WarLords!
↑総番さんの大群

Ginats - 1
↑総番さんの左にいるのは通常のBerserkerさん

Ginats - 2
↑きかんぼうの上にBruteさん、その左がBerserkerさん

Ginats - 3
↑Berserkerさんはお昼寝ちう(Bruteさんはきかんぼうに瞬殺くらって消失)

Ginats - 4
↑Berserkerさんはまだお昼寝ちう

出来れば、巨大なLordさんも招喚したかったんですけどね。。。(あの空間に他のひとたちを招くことも考えたのですが、緑まくりだし、なるべく等距離から撮影して大きさを較べやすくしたかったので諦めました。因みに、ゲーム中には「がどぅ〜ん・ぱ!」ことQueenさんは出てきません。)

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Authors

面の作者を見てみましょう。個性、出てます。以下、登場順に紹介します。(お名前の読み方や寸評は、Rjによる勝手なものです。公式情報ではありません。)

Nivlek (David Kelvin)

(にう゛れく/でいう゛ぃっど・けるう゛ぃんさん)

Mission Pack Iの主役です。なにもの?Unreal本編に於けるPanchoさんの雰囲気を踏襲し発展させた前半のみならず、スキー場へ迷い込んだかのような気分に陥りまくる後半の二つ。なかなかの力量ではありませんか。そして最終面。ShaneさんのNali城を基に、過酷な空間を構築しています。

Matthius Worch

(まてぃあす・をぉちさん)

これまたUnreal本編には名前の出なかった面作者のひとです。雰囲気的にはNa Pali Haven等のJeremy Warさんに近いものを感じさせるGlathrielと、MyschaさんのISV-KRANに挑むかの如きPrometheus三面。幅広くこなしています。

Pancho (Juan Pancho Eekels)

(ぱんちょ/ほぁん・ぱんちょ・えぇけるすさん)

本編では冒頭付近のNyleveとかSunSpire付近、Harobed/Noork等を作っています。今回の主な仕事は「和みの地」の創出でしょうか。お陰様で、たっぷりと和ませて頂きました。(Spire Valleyの水中でアレを見つけた時には、本当に涙が出そうになりましたし。。。)

Shane Caudle

(しぇぃん・こぉどるさん)

本編のVandora寺院を思い起こしつつ和みの地に思いを馳せ、迷宮の奥底へ。このひとの作る面には、不可思議な雰囲気がありますねぇ。

Cliff Bleszinski

(くりふ・ぶれすじんすきぃさん)

Bleszinskism炸裂。炸裂しまくり。男はタフでなければ生きていけない。That's all.

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Weapons

Rj's Unreal memoでもやってみたことですが、各武器による単位時間当たりの殺傷能力を、今度はStone Titanさん一人(難易度HARDで最終面に招喚)を倒すのに掛かる時間で調べてみました。ついでに、費やした弾薬量も調べました。事前の印象としては、新武器Combat Assault Rifleのprimaryは弾の消耗が激しい割には非力/Rocket及びGrenadeの威力は8-ballのprimary及び2ndary相当かな、という感じだったのですが、結果は・・・やっぱりそうでした。

以下、表にまとめます。なお、数値はいいかげんな置き時計の秒針を見て取ったものですので、1〜2秒の誤差があります。また、ゲーム難易度の設定によってStone Titanさんの体力が変わったり、環境によっては描画速度の影響で結果に差が出ることもありましょうが、この表内での比較にはさほど問題はないと思います。いずれにせよ、表の数値は参考に止めて下さい。(括弧内の数値は、消費する弾薬の数です。但し、Dispersion Pistolでは最短で倒すまでに「増える分」があるので、実際にはもっと使ってます。)

Killing Rate
weapon (max. ammo)primary (ammo)2ndary (ammo)memo
Dispersion Pistol (90)44 (356)-powerup*4
AutoMag (200)57 (160)51 (160)-
Stinger (200)38 (195)44 (195)-
Combat Assault Rifle (400)32 (800)75 (345)-
Grenade Launcher (50)57 (42)--
ASMD (50)55 (76)-2ndaryには無頓着
8-ball Launcher (48)40 (6*8)35 (6*7)ためうち
Rocket Launcher (50)47 (47)47 (47)-
Flak Cannon (50)24 (21)20 (19)-
Razor Jack (75)42 (87)42 (87)-
GES Bio Rifle (100)20 (67)-ばらつきあり?
Rifle (50)35 (59)--
MiniGun (200)40 (330)17 (260)殺戮効率No.1

ということで、MiniGun 2ndaryの「最速の座」は守られたのですが、GES Bio Rifleに関してやや驚くべき結果が。何度か試して、三回くらい20秒前後で倒せました。でも、もっとかかる時もあって、よく分かりません。威力が変化してる???他の武器ではこういうことがありませんでしたので、謎です。当てる場所は基本的にお腹あたりにしてやったんですけど・・・巨人族には「どたま撃ち抜き」って効きませんよねぇ?当てる距離によってチガウのかとも思ったのですが、明確な結論は出せずじまい。

新武器に関して少々。まずRocket Launcherですが、発射間隔は丁度一秒くらいになってるみたいです(ゲーム速度100%にて)。8-ballよりも弾速が高いしtriggerを引いてからのlagも無いので、気分的には「素早く」撃てます。直撃時の一発の威力は、8-ball primaryとほぼ同等と見ていいでしょう。次にGrenade Launcherですけど、一発の威力は8-ballの2ndaryと同等と見ていいと思われます。発射間隔は較べてませんが、8-ballの2ndaryより有意に短いとは感じられません。Grenadeは、(2ndaryとprimaryを組み合わせて使えば)賽子遊びをしてるKrallさんたち用なのやも。。。そして最後にCombat Assault RifleCAR)。コレのprimaryの弾薬消耗率、史上最高ですね。一人倒すのに、AutoMagの何と五倍もの弾数が消費されます。max.で400発しか持てないし、時間当たりの殺戮効率でもStingerのprimaryと大差ないし、正確性は低いし、案外使えない武器です。一方2ndaryですが(連射が面倒−高橋名人化してtrigger連打−なので、がんばれば時間的にはもうちっと短くなるかもしれません)、これは正確性が高くて一発(弾薬を五発ずつ消費)の威力もそこそこ(ASMD primaryやRazor Jackより上)なので、新武器のNo.1に認定しておきます。

もう一点。「弾薬をフル充填した状態で、どれだけの敵を倒せるか」という側面についての考察。表を見ての通り、補給せずにStone Titanさんを複数倒せるのはFlak Cannonだけです。しかも、二人倒してまだ余る。この点では、Flakが文句無しにNo.1でしょう。しかしゲーム中では、CARやAutoMag等のammoと違ってFlakのammoはそれなりに少なく置いてあるので、Flakばっかり使うわけにもいきません。ここらのバランスの取り方はうまいと思います。(Titanさん相手で作った表を見てを考えるとRifleのammoがちと少ないような気もしますが、これは「head shot」の威力を考慮してのことでしょう。威力は身体を撃った時の倍以上だし射程は長いし弾速も殆ど無限大ですから。)

あっそうだ、余談一つ。8-ball primaryの溜め撃ち、「集中砲撃」にすると着弾時のバクハツアニメーションがカッチョよくなりますけど、威力は扇で六発当てた時と同じです。悪しからず。

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まとめ

Unreal本編の続きと位置づけられたこのMission Pack Iですが、面の数は本編の半分以下だし、Mac版も出ていないということで、当初はそれほど期待していませんでした。(Virtual PCでやり抜こうと思っていたくらいですから。)しかし、実際に旅してみると、内容の豊かさは「これだけで一本のゲームとして成り立つ」くらいのものでした。勿論、本編という基盤があってこそ楽しみもまた十分に得られるものではあるのですが、途中の恐怖や興奮、旅を終えての心地よい疲労感は、「そんじょそこらのゲームには負けないどころか、勝ちまくってる」水準だったと言えるでしょう。

新武器や新敵のひとも彩りを添えてくれました。「武器の使い方」をどう工夫するかという点では、UnrealやUT以上に難しかった/楽しめたかもしれません。また、今や私はUTの対戦でさんざん鍛えた身ですが、キシャ〜ッとかいう連中は相当な恐怖を与えてくれましたし、ずんぐりむっくりで人間じみた彼らにも苦戦を強いられたりしてますし、巨大な蜘蛛さんたちにはびびらされもしました。そんな新鮮さも含めるに、やはりUTというのは詮ずるところ'BOTMATCH2'でしかなく、こっちがUnreal的な路線上にあると思えます。こうなると、現在制作中の'Unreal 2'なるものがどんな形で出てくるのやら、非常に楽しみになってきます。

惜しむらくは、この'Return to Na Pali'という優れた作品がMacへ移植されぬまま葬り去られようとしていること。WestlakeのMark Adamsさんをはじめとする移植チームの面々は、PC版の度重なる「不意打ち」updatesをよく追い掛けてくれてるし、Mac版UnrealやUTの仕上がりも素晴らしいので、彼らに感謝こそすれ恨み言を吐く筋合いなど無いのですが・・・返す返すも残念至極。私のようにたまたま親切な知人からPC実機を借りたり出来ない人たちには、何と言ってよいのやら。。。私のVPCでの試みは無残に砕け散りましたから。でも、もしVPCがAltiVecに本格対応するか何かして、PowerPCも「暗黒の時代」を脱して1GHzくらいで動くようになり、MacOSのClassic applicationsが今我々の手にしている環境の倍速くらいで走るようになれば、VPC上で「それなりに」遊ぶことが可能になる日もきっと来る・・・といいな。。。

最後に、この記事について。見て貰えばバレバレなように、SkaaRj記事(RjのUnreal初体験告白記)シリーズの使い回し・・・を軸にしつついろいろ手を加えて仕上げてみたのですが、一体誰に向けて書いたものやら相当謎です。言ってしまえば「自分の記憶の為に」書き留めたような部分が多いのですが、入門書でも解説記事でも戦略手引き書でもないこんな半端な記事を、ここまで読んで下さってありがとうございました。願わくば、これを読んだひとが「んー・・・じゃ、やってみっか。どうにかして。」とか血迷って、この旅の「時間差道連れ」にならむことを☆

;)

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