created: 2000.10.02 / last modified: 2000.10.05
Unreal Return to Na Paliの、独り遊び面の簡単な紹介、各作者についての寸評、武器の評価等等です。あっと驚くような裏情報はありませんので悪しからず。幕/場の分け方等はRjの趣味です。尚、内容バレバレになってるので、遊ぶ前に一切の情報を得たくないひとは閲覧をご遠慮下さい。
- 幕間 -
(第一面から第四面)
何やらへんちくりんな宇宙用小舟からぽいっと放り出されます。幸い、潜水具とDispersion Pistolを持たされているので、前回(Vortex Rikersからの脱獄)よりはマシと言えましょう。んで、遭難したうちうせん'Prometheus'を探しに出かけます。さあいくぞ。
この面で初出の武器/敵のひとは、
こんな感じ。
Unreal本編二面目の「Nyleve's Falls」を思わせる面で、最初から武器/敵のひと共にいろいろ出てきます。隅々まで探索しないとASMD等を拾えませんのでちういのこと。尚、高ぁい所へ行っても拾い物はありませんが、この旅を語る上では重要な「他のちきうじんの遺書」が一つあります。(以前対戦した時の記憶で、倒れているのがどうしてもおがわさん@のんびり屋に見えてしまう私。)
キシャ〜ッ/ふぎゃーご!とか言いながらものすごい勢いで襲ってきます。こわすぎ。如何せん彼らは背が低いので、shrapnel radiusの小さい武器では正確に狙わないと苦しくなります。バクハツ巻き添えの大きい8-ballやBio Rifleでもあれば有効なのでしょうけれど、まだ持ってません。彼らは小さいだけあって体力は希薄なので、弾を当てることさえ出来ればそんなにコワくないはずなのですが。。。先にASMDを拾っておくと使えないこともないのですが、如何せん遭遇場所があそこなので・・・(追ってくる様はまさにberserker、アレでMarathonの似非BOBや「蟲(ダニ風のやつ)」みたいに神風状態だったら相当恐いものがありませうけど、幸いなことに爆弾は抱えてません。)
ふー、ふー、ふー。。。
下の左の画像、見慣れぬ武器を持ってます。(もっと言うと、右の画像ではRjの屍がその武器の下敷きになってます。)なんやら、Minigunの2ndaryみたいなprimaryと、MarathonのCombat Shotgunみたいな2ndary(但しshrapnel radiusは小さい)を持つ新手の武具です。弾薬の消耗の割に威力がぱっとしないprimaryよりも、発射間隔は長いけど正確性と威力の高い2ndaryの方が「使える」場面が多くなります。
冒頭からいきなり長大な面だったので、早速「通過面」です。前面で面食らわしてくれたPack Hunterさんたちがまた少々出てきますが、ここではその処遇を「ぃよっと」「あわー」「なまごめ」の掛け声が懐しく感じられるKrallさん達に任せておきましょう。
☆
(撮影は次の面「The Eldora Well」にて)
Flakは・・・ちと寄り道すれば見つかります。ただ、まだあまり弾が無いので、ここではなるべく使わない方がお得です。
下の画像、Grenade Launcherのprimary弾をSkaarjさん(たぶんScout)にぶちかました瞬間のものです(場所はGlathriel)。primaryでは8-ballのマラカス爆弾のような、但しもうちっと重たそうなものが出ます。当たるとどかん。2ndaryでも同じものが出るのですが、再度triggerを引くまでバクハツしません(誘爆はあり)。気になる威力は・・・思ったほど強くはないかも?マラカス爆弾(8-ball 2ndary)と同程度のようです。
Grenadeどかーん
Eldoraというと西班牙語の「El Drado」、英語で言うなら「The Gilded」つまり黄金(金箔?)で覆われた郷を想起しますが・・・ここは基本的に(名前の通り)井戸です。水中が主なので、水棲のあのひとたちがビンタで出迎えてくれたりもします。
あまり長いこと水中で迷っていると窒息死しますのでちうい。一旦浮上してしばらく休んでいると潜水具の酸素は自動的に補給されます。それから、先行者の遺したメッセージを読むのもお忘れなく。(ここに限らず。)
暗い雰囲気に包まれたNaliさんの村です。Naliさん達の日記を読むと・・・嗚呼。因みにこの村では、途中に一度'LOADING'が挟まります。でかすぎて一つのファイルにすることがためらわれたのやも。進行に必要な「手続き」の多い面です。冒頭、Mantaさんが出てくるのですが、「なんだ、まんたさんか。」と思って油断してると酷いことになるのでちうい。難易度によってはDPの弾を全部使い果たしても(きっちり全部当てていかないと)倒し切れないかもしれません。
村ではいろんなSkaarjさんが登場。いよいよ盛り上がってきます。尚、冒頭のGasBagさんを倒す必要はありません。あそこにある弾薬類を取る際に邪魔なら堕ちてもらう、という程度。
平たく言うと、でかい蜘蛛です。Slithさんばりの「毒唾」を吐き散らします。動きは左程速くないし、Pack Hunterさんたちのように強襲してきたりもしません。従って、落ち着いて対処すればだいじょぶです。けど、突然暗がりで出くわすと・・・心臓に悪いのは確かです。。。Pupaeさん(Skaarjの幼生)よりコワい気がするのは何故だらう?飛び道具を使う所為?形が細密だからかしらむ?見慣れてる生き物に似てるんですけどねぇ。。。(下の写真を撮ったのは地下墓地なので、ホントはもっと暗いです。Flakのprimaryを撃った瞬間の光に照らされて、やっとこんだけ見えるようになってます。)
地下墓室壁面に佇むSpiderさん
でかい蜘蛛が登場する後半冒頭付近地下墓地内、武器ではありませんが珍しいものがこっそり隠されてます。見たからどうだってんぢゃないけど、secretsの一つ。
Would you die for this?
(第五面から第七面)
また「キシャ〜ッ」(或いは、怒ったねこみたいに「ふぎゃーご!」)とか言いながらPack Hunterさん達が出てきますけど、段差を利用してぐるぐる逃げながら撃つと比較的らくちんです。
一つ重大な注意事項。断崖からうちうせん'Prometheus'が見えたからと言って、右斜め下に見えるledgeにASMD 2ndaryの吹き飛ばされ跳躍か何かで柵を飛び越えつつ無事に降りないこと。体力を十分残したまま下まで降りることが可能なのですが、その後戻れません。うちうせんにも入れません。先へ進むことが出来ず、そこでただ飢えと渇きによって滅ぶのを待つか、敵さえも恋しくなる程の孤独に苛まれた揚げ句の果てに手持ちの武器で自爆死するしかなくなります。あ、tabキーを押して「suicide [return]」って手もありますが・・・これも一種の「罠」ですかねぇ?まあ、普通に探して道らしき道を見出せばいいだけなんですけど。
ギリシア神話のティタン族の一人。人間と神が犠牲獣の分配を決めようとしたとき,彼は上質の部分と,下等部を脂(アブラ)で巻いたものを人間に作らせ,神々に選ばせた。ゼウスは脂で巻いたほうを取ったので,人間が上質の部分を取ることになった。欺かれた神は怒り,人間から火を取り上げた。プロメテウスは天上から火を盗んでウイキョウの髄に隠して人間に与えた。これを知ったゼウスによってプロメテウスはカフカスの岩山に縛られ,ワシに生肝を食われたが,夜になるとまた肝がはえ,毎日ワシにつつかれた。幾千年の後英雄ヘラクレスがワシを射殺して彼を苦痛から救った。彼はまた,泥土から人間を作り知恵を授けたともいう。(平凡社マイペディアより)
いよいよ'Prometheus'の内部へ。入る前にうちうせんの周囲をぐるっと回ってみるとその巨大さが分かっていいかもしれませんが、特に拾い物はありません。ということで、「もう一つ別の」不時着うちう船へと進入。そこで聞こえるのが例の声、「寄る贄/女衒/ぶいあいごうごう」。ああ懐しいこの台詞。しかし、私には未だに「ぶいあいごうごう」の意味が分かりません。もしかしたら、unix系で有名なtext editorたる「vi」を「Go! Go!」と応援しているのでしょうか?私は所謂「vi使い」ではありませんのでアレの良さもよくわからんちんですけど・・・彼らはviシンパ?そんな訳で再会を喜びつつ探索していきます。うちうせんの内部構造はそれほど複雑ではないのですが、手順を踏まないと「入れない」領域がありますので丹念にこなしていくことになります。「体力パック」を取っても自動的に再生成する装置が一部活きてますので、体力が減ったらそこへ戻るといいです。しばらく待ってればどんどん出てきます。
よるにえ!ぜげん!ぶいあいごうごう!
冒頭のGasBagさん、「なんだ、がすばっぐさんか。」と思って油断してAutoMagで撃っててもなかなか堕ちてくれません。ここに出てくるのは、Nali城の尖塔にゐたのと同じやつです。油断しないでぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん撃ってればそのうち堕ちますけど。
名前の通り、ロケット弾を発射する筒状のものです。8-ballなどと違い、一発ずつしか撃てません。MarthonのSSMのように二発ごとに装填時間が掛かるといった欠点は無く、発射間隔は8-ballより短め?/威力は8-ballのprimary一発とほぼ同等で弾速は高めです(間接損傷は8-ball弾より小さいように感じられます)。
primaryと2ndaryで出る弾は同じなのですが、2ndaryでは発射後の誘導が可能です。「着弾前に照準(視線方向)を移動させると、そっちに曲がる」という原始的なものですが、弾速が高い為Razor Jackの2ndaryと同じく有効に使うのが非常に難しい機能です。。。
難易度を上げると無敵化時間の長くなる「ぶいあいごうごう」さんたち、特にElite級ですが・・・新武器のお試しでぃ!とばかりに真っ向勝負を挑んでも勝ち目は希薄です。新武器のRocket弾は弾速の高い分8-ballよりも狙いやすいのですが、弾数は少ないし、言う迄もなく相手が無敵状態だと無駄無駄まくりになります。物陰に隠れて彼らが無敵状態でなくなるのを待ちつつ、ちまちまと弾速のもっと高いもの(AutoMagとかASMDのprimary、Combat Assault Rifleの2ndary等)で根気よく仕留めていくのがいいようです。あ、宣戦布告にはGrenadeが使えるかな?んで、布告直後に逃げてしまう、とか。
引き続きうちうせんの内部。この面では、途中に何か挟まります。前半部は「序章」です。挟まるナレーションを聞き、思いっ切り悲惨な気分に突き落とされて後半部へ臨むことになります。ちきしょう。
SlimeBallってのは正式名称ぢゃありません。「summon slimeball [return]」としても招喚出来ません。ISV-KRANのlabやSkaarjのMothershipにゐた、アメーバ状のアレです。がんがん撃ってれば殺せないこともないのですが、なるべくなら関わりたくないですね。。。船員の遺し書きをよく読んで避けるのが賢明かと。
この面の後半の最後、ゲーム全体で言うと「前半部最後の山場/音楽のアルバムで謂う所の'えーらす'曲のサビ」で、新登場の敵(?)たるSpace Marineさん達の歓迎を受けます。彼らは、そのずんぐりむっくりな容姿とは裏腹にかなり厳しい相手となります。使う武器はこちらも持っているCombat Assault RifleとRocket Launcher。難易度高めでマトモに勝負すると、(数で大幅に負けてるゆえ)勝算はほぼ皆無です。殆ど「いぢめ」状態。私は・・・有利に闘える場所を探し、事前にNali Fruitのseedsをそこらに撒いてから挑むことで何とか切り抜けました。
余談ですが、(↑に至る前に)やられたときのこと。彼らは死体となった私には目もくれず、そこに露出した体力パックを何食わぬ顔で拾ったりしやがります。や、顔は見えないんですけど、たぶん何食わぬ顔で。
ちきしょう。
因みに、途中に挟まるナレーションをちゃんと聞くと・・・なんだか、ものすごく裏切られたような気分で彼らに挑むことになります。強敵を期待しているのによわよわだから、ということではありません。十分強いっす。はっきり言って、「寄る贄」などとほざきつつひとを女衒よばわりしながら無敵状態に入るMercenaryさんが可愛く思えます。ぶいあいごうごう。
ずんぐりむっくりなのに・・・
(第八面から第十一面)
裏切られ踏み躙られ荒み切った心を抱えてうちうせんを後にすると、そこに拡がるはNa Paliの穏やかな自然。少し心を取せ戻せます。この面はクリヤするだけなら楽々ですが、隅々まで探索すると膨大です。広いけど地形はそれほど複雑ではないので、迷ったりすることは殆ど無いと思われます。今となっては懐しい、あの「蟲寺院」の尖塔も見えますしね。
出てくる敵への応対方法としては、基本的に遠方からの狙撃が有効です。遠隔武器の使い手が多いので、中途半端に接近するのは得策ではありません。遠くからちまちまとAutoMag、ってのがかなり使える場面が多くあります。早めの発見が要です。
Titanさんが複数出てきます。全部倒す必要はありませんが、私は全部倒さないと気が済まないので全部倒しました。広い面なので、おそるるるに足らず。ただ、彼らを倒していくと弾薬の消耗が激しいので、それらの拾い方を工夫するといいです。Combat Assaut Rifleそのものを拾うのは、その弾薬が尽きかけた時にする、等。
クリヤには関係ない水中を探索していると、妙なものに出くわします。遺されたメッセージを読んで、何故だか泣けてきました。。。kiisさんの引いた「われわれは記憶のなかにすべてを見出すものなのだ。......プルースト『失はれた時を求めて』」(「青いの」頁の八月分冒頭)ってやつでしょうか。何だか私は、ここへ来てみて故郷へ戻ったかのような気分になりました。
懐かしの蟲寺院
ここには潤沢な武具/弾薬庫が。行かなくてもクリヤ出来ますが、周囲に「キシャ〜ッ」が数匹ゐるだけなので行くとよいでせう。このお屋敷に。
どこが「和みの地」だ、その一。のっけからいきなりdiveしなきゃいけないし、調子こいてどがどが撃ってくる連中はごろごろしてるし、彼らを掃き清めるまでは和んでる場合ぢゃありません。
「ドタマぶち抜きクビ落とし」が爽快なRifleを拾えるのですが、まだそれほど弾が手に入らないので多用は出来ません。なるべくならASMD単発やCombat Assault Rifleの2ndary、AutoMagで切り抜けたいところ。と言っても、それほど「厳しい」状況はないので、注意深く進んでいればだいじょぶでせう。尚、この面にも「行かなくてもいい領域」が多々ありますが、事後の為に全域探索しておいた方がよろしいようです。
一つ気をつけたいのは、出てくるSkaarjさんのうちWarrior級でないひとたち(例えば、Rifleのあるところに張ってるひと)はLord級だってことです。見掛けや振る舞いはAssassin級と完全に同一ですが、彼らの体力はその名に恥じず潤沢で、Berserker級と同等です。根気よく撃ち合う覚悟で臨むと吉。
嗚呼Shane、といった雰囲気の面です(ってどんな雰囲気だ)。かなり広大ですが、進路に迷うことは少ないと思います。着々と進んで行けばOK。但し、厄介な住人がわらわら出迎えてくれる場面もありますので、油断せぬよう。。。
Berserker級、初登場。Unreal本編の十三面目、Vandora寺院と似てます。水中探索はサカナとの出会いや弾薬/体力の補給に役立つことがありますが、進行の為に必須ではありません。Razor Jackは目立つところに堕ちてますので、見逃すことは無いでしょう。
しかし・・・いたいけなKrallさんたちを殺しまくっていると、罪悪感が募ってきます。どうしよう。。。いや、宿命と諦めて殺しまくるしかないのですが。(一部、勝手に堕ちちゃうひとが出る場合もあります。)
どこが「和みの地」だ、その二。最初の探訪時に開かなかった扉その一から再びこの地へ入り、最初の探訪時に開かなかった扉その二から再びこの地を去るだけです。因みに、最初の探訪時に開いた扉からVelora寺院へ戻ることは出来ません。戻れたら「きょうふの無限るうぷ」になっちまいますからね。
最初の探訪時とは出てくる敵のひとが違います。一目瞭然ですけど。狂戦士の狂戦士たる所以やきかんぼうのきかんぼうたる所以を思い出しつつ、適宜彼らの決闘を見物することになります。楽と言えば楽です。が、「またここかよ」ということで'Two steps forward, one step back.'という印象でもあります。
(第十二面から第十五面)
たりぢうむ鋳造施設。たりぢうむ鉱というのはNa Paliに於ける主要な鉱物で、産地として有名なところではRrajigar鉱山なんてのがあるってのは皆さんもご存知でせう。また、天空の村(Na Pali Haven)なんかにもこいつの結晶がごろごろしてましたね。この工場では、そのたりぢうむを使ってStingerのammoを生成するのがplayerの使命・・・ではなくて、わらわら出てくるSkaarjさんやBruteさんやPupaeさん等を狩りまくるのみ。そう、今回はplayerが「狩る」側なのです。
今更という感じもしますが、一見地味で使いにくそうなナマバケ武器がぽつりと堕ちてます。Skaarjさんとの接近戦にはもってこい、Pupaeさんご一行の歓迎にも非常に有効です。(Bruteさん相手には、個人的趣味から重火器系で挑みたいと思うのであまり使いませんが。)
そのBruteさんの登場方法を含め、この面は「いかにもCliff」ってな造りとなっております。Unreal本編ではdig/dug(Rrajigar)を担当した彼ですが、対戦面としてCurse, El Sinore , Fire In The Hole, Heal Podを作ってます。UTで言うとTurbineとかMojo][とか、まあとにかく気合いが必要な面を作ります。こそこそ逃げ隠れする場所が無く、命を張って敵と対峙せねばならぬ状況が多くなります。
ここへ来ると、確かにNagomi Passageは「和みの地」だった、という気も。。。
「いかにもCliff」、その二。のっけからBleszinskism剥き出しです。敢然と立ち向かうのみ。(冒頭右上に見える超体力を取るには、一工夫要ります。)
最後に出てくるこのひと、やたらでかいです。通常のBerserker級と較べてもでかくて強いです。ただ、性質はberserkerぢゃないし、的がでかい分だけ狙うのが楽だという話もありますが・・・Unreal本編の最後の方に出てきた強化IceSkaarj Berserkerさんよりも体力はあります。以下、本編のMothership Lab/The Darkeningに出てきた強化Skaarjさん達との比較です。
name | Normal W | Normal B | Normal L | Blue B | Green W | Green B | Golden B | Ice B | Huge L |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Health* | 14 | 25 | 25 | 30 | 32 | 36 | 43 | 62 | 75 |
W: Warrior B: Berserker L: Lord Health*: AutoMagの弾丸何発で死ぬか difficulty: HARD
要するに、The Darkeningの強化IceSkaarj Berserkerさんは通常のBerserkerさんの2.5倍、Bounds of Foundryの最後に出てくる巨大なLordさんは通常の3.0倍の体力を持っている、ということでしょうか。(この記事書く為に調べてて初めて気付いたんですが、強化緑Warriorさんの方が殆ど透明な強化青Berserkerさんより体力あるんですね。)因みに、Giant Mantaさんは上の数値で言うと「27」でした。Giant GasBagさんはふめい。彼を招喚すると自動的に通常のGasBagさんも生成され、親子喧嘩を始めてしまうので・・・
巨大なLordさんと通常のLordさん
やたら「熱い」空間から一転して、寒そうな世界へ。難易度HARDでは、敵のひとは全部で三人くらいしか出て来ない面です。造りは非常に単純。迷うことはまずないでしょう。安心して進めます。但し、
ので、さほど楽ちんでもな・・・あっそうだ、
コレとAmplifierが堕ちてますので、楽をしたい人はどうぞ。けど、切り札は最後までとっておく、という戦略もあり得ます。
Seasons in the Abyss(Slayer)って感じです。Frozen eyes stare deep in your mind as you die...肝は、遠くからなるべく多くのMercenaryさんを下へ堕とすこと、でしょうか。。。マトモに闘ってもいいのですが、弾が少々足りなくなりがちかもしれません。(ASMD primaryとCombat Assault Rifle 2ndaryばかり使う私が融通効かんちんなだけ、とも言う。あ、内部ではFlak CannonやGES Bio Rifle、Grenade Launcherもかなり使えます。)
滑らない大部屋に入ると降ってくるのですが、「なんだ、くもさんか。」と思って油断すると面食らいます。でかいだけあって体力は潤沢です。
(第十六面)
いよいよ最終面。ファイル名の通り、Nali城再び。ですが、ゲームのおうぷにんぐでもを見ても分かるように、かつて訪れたときの状態ではありません。時間が経ってるのかな?改修されています。或いは別の城なのでしょうか?
らすぼすは総番さん。「なんだ、総番さんか。」と思って油断する勿れ。かなり闘いにくいっす。その前のSkaarjさんたちわらわら攻撃も結構いやらしいので、Nali FruitやArmorをどこでどう取るか、なんてのも少し考えた方がいいのかもしれません。KrallさんやBruteさん相手に防具や体力をむだ遣いすると、やや苦しくなります。
↑うぐぅ…
尚、周囲の濠を探索することはクリヤに関係ありません。が、少々の武具類と哀れな死体を見つけることが出来ます。無垢な人たち相手の詐欺まがいの行為は慎むべし、といったところでしょうか。
オマケの画廊。でかいひとたち(蜘蛛さんを除く)を招喚してみました。
↑総番さんの大群
↑総番さんの左にいるのは通常のBerserkerさん
↑きかんぼうの上にBruteさん、その左がBerserkerさん
↑Berserkerさんはお昼寝ちう(Bruteさんはきかんぼうに瞬殺くらって消失)
↑Berserkerさんはまだお昼寝ちう
出来れば、巨大なLordさんも招喚したかったんですけどね。。。(あの空間に他のひとたちを招くことも考えたのですが、緑まくりだし、なるべく等距離から撮影して大きさを較べやすくしたかったので諦めました。因みに、ゲーム中には「がどぅ〜ん・ぱ!」ことQueenさんは出てきません。)
面の作者を見てみましょう。個性、出てます。以下、登場順に紹介します。(お名前の読み方や寸評は、Rjによる勝手なものです。公式情報ではありません。)
(にう゛れく/でいう゛ぃっど・けるう゛ぃんさん)
Mission Pack Iの主役です。なにもの?Unreal本編に於けるPanchoさんの雰囲気を踏襲し発展させた前半のみならず、スキー場へ迷い込んだかのような気分に陥りまくる後半の二つ。なかなかの力量ではありませんか。そして最終面。ShaneさんのNali城を基に、過酷な空間を構築しています。
(まてぃあす・をぉちさん)
これまたUnreal本編には名前の出なかった面作者のひとです。雰囲気的にはNa Pali Haven等のJeremy Warさんに近いものを感じさせるGlathrielと、MyschaさんのISV-KRANに挑むかの如きPrometheus三面。幅広くこなしています。
(ぱんちょ/ほぁん・ぱんちょ・えぇけるすさん)
本編では冒頭付近のNyleveとかSunSpire付近、Harobed/Noork等を作っています。今回の主な仕事は「和みの地」の創出でしょうか。お陰様で、たっぷりと和ませて頂きました。(Spire Valleyの水中でアレを見つけた時には、本当に涙が出そうになりましたし。。。)
(しぇぃん・こぉどるさん)
本編のVandora寺院を思い起こしつつ和みの地に思いを馳せ、迷宮の奥底へ。このひとの作る面には、不可思議な雰囲気がありますねぇ。
(くりふ・ぶれすじんすきぃさん)
Bleszinskism炸裂。炸裂しまくり。男はタフでなければ生きていけない。That's all.
Rj's Unreal memoでもやってみたことですが、各武器による単位時間当たりの殺傷能力を、今度はStone Titanさん一人(難易度HARDで最終面に招喚)を倒すのに掛かる時間で調べてみました。ついでに、費やした弾薬量も調べました。事前の印象としては、新武器Combat Assault Rifleのprimaryは弾の消耗が激しい割には非力/Rocket及びGrenadeの威力は8-ballのprimary及び2ndary相当かな、という感じだったのですが、結果は・・・やっぱりそうでした。
以下、表にまとめます。なお、数値はいいかげんな置き時計の秒針を見て取ったものですので、1〜2秒の誤差があります。また、ゲーム難易度の設定によってStone Titanさんの体力が変わったり、環境によっては描画速度の影響で結果に差が出ることもありましょうが、この表内での比較にはさほど問題はないと思います。いずれにせよ、表の数値は参考に止めて下さい。(括弧内の数値は、消費する弾薬の数です。但し、Dispersion Pistolでは最短で倒すまでに「増える分」があるので、実際にはもっと使ってます。)
weapon (max. ammo) | primary (ammo) | 2ndary (ammo) | memo |
---|---|---|---|
Dispersion Pistol (90) | 44 (356) | - | powerup*4 |
AutoMag (200) | 57 (160) | 51 (160) | - |
Stinger (200) | 38 (195) | 44 (195) | - |
Combat Assault Rifle (400) | 32 (800) | 75 (345) | - |
Grenade Launcher (50) | 57 (42) | - | - |
ASMD (50) | 55 (76) | - | 2ndaryには無頓着 |
8-ball Launcher (48) | 40 (6*8) | 35 (6*7) | ためうち |
Rocket Launcher (50) | 47 (47) | 47 (47) | - |
Flak Cannon (50) | 24 (21) | 20 (19) | - |
Razor Jack (75) | 42 (87) | 42 (87) | - |
GES Bio Rifle (100) | 20 (67) | - | ばらつきあり? |
Rifle (50) | 35 (59) | - | - |
MiniGun (200) | 40 (330) | 17 (260) | 殺戮効率No.1 |
ということで、MiniGun 2ndaryの「最速の座」は守られたのですが、GES Bio Rifleに関してやや驚くべき結果が。何度か試して、三回くらい20秒前後で倒せました。でも、もっとかかる時もあって、よく分かりません。威力が変化してる???他の武器ではこういうことがありませんでしたので、謎です。当てる場所は基本的にお腹あたりにしてやったんですけど・・・巨人族には「どたま撃ち抜き」って効きませんよねぇ?当てる距離によってチガウのかとも思ったのですが、明確な結論は出せずじまい。
新武器に関して少々。まずRocket Launcherですが、発射間隔は丁度一秒くらいになってるみたいです(ゲーム速度100%にて)。8-ballよりも弾速が高いしtriggerを引いてからのlagも無いので、気分的には「素早く」撃てます。直撃時の一発の威力は、8-ball primaryとほぼ同等と見ていいでしょう。次にGrenade Launcherですけど、一発の威力は8-ballの2ndaryと同等と見ていいと思われます。発射間隔は較べてませんが、8-ballの2ndaryより有意に短いとは感じられません。Grenadeは、(2ndaryとprimaryを組み合わせて使えば)賽子遊びをしてるKrallさんたち用なのやも。。。そして最後にCombat Assault Rifle(CAR)。コレのprimaryの弾薬消耗率、史上最高ですね。一人倒すのに、AutoMagの何と五倍もの弾数が消費されます。max.で400発しか持てないし、時間当たりの殺戮効率でもStingerのprimaryと大差ないし、正確性は低いし、案外使えない武器です。一方2ndaryですが(連射が面倒−高橋名人化してtrigger連打−なので、がんばれば時間的にはもうちっと短くなるかもしれません)、これは正確性が高くて一発(弾薬を五発ずつ消費)の威力もそこそこ(ASMD primaryやRazor Jackより上)なので、新武器のNo.1に認定しておきます。
もう一点。「弾薬をフル充填した状態で、どれだけの敵を倒せるか」という側面についての考察。表を見ての通り、補給せずにStone Titanさんを複数倒せるのはFlak Cannonだけです。しかも、二人倒してまだ余る。この点では、Flakが文句無しにNo.1でしょう。しかしゲーム中では、CARやAutoMag等のammoと違ってFlakのammoはそれなりに少なく置いてあるので、Flakばっかり使うわけにもいきません。ここらのバランスの取り方はうまいと思います。(Titanさん相手で作った表を見てを考えるとRifleのammoがちと少ないような気もしますが、これは「head shot」の威力を考慮してのことでしょう。威力は身体を撃った時の倍以上だし射程は長いし弾速も殆ど無限大ですから。)
あっそうだ、余談一つ。8-ball primaryの溜め撃ち、「集中砲撃」にすると着弾時のバクハツアニメーションがカッチョよくなりますけど、威力は扇で六発当てた時と同じです。悪しからず。
Unreal本編の続きと位置づけられたこのMission Pack Iですが、面の数は本編の半分以下だし、Mac版も出ていないということで、当初はそれほど期待していませんでした。(Virtual PCでやり抜こうと思っていたくらいですから。)しかし、実際に旅してみると、内容の豊かさは「これだけで一本のゲームとして成り立つ」くらいのものでした。勿論、本編という基盤があってこそ楽しみもまた十分に得られるものではあるのですが、途中の恐怖や興奮、旅を終えての心地よい疲労感は、「そんじょそこらのゲームには負けないどころか、勝ちまくってる」水準だったと言えるでしょう。
新武器や新敵のひとも彩りを添えてくれました。「武器の使い方」をどう工夫するかという点では、UnrealやUT以上に難しかった/楽しめたかもしれません。また、今や私はUTの対戦でさんざん鍛えた身ですが、キシャ〜ッとかいう連中は相当な恐怖を与えてくれましたし、ずんぐりむっくりで人間じみた彼らにも苦戦を強いられたりしてますし、巨大な蜘蛛さんたちにはびびらされもしました。そんな新鮮さも含めるに、やはりUTというのは詮ずるところ'BOTMATCH2'でしかなく、こっちがUnreal的な路線上にあると思えます。こうなると、現在制作中の'Unreal 2'なるものがどんな形で出てくるのやら、非常に楽しみになってきます。
惜しむらくは、この'Return to Na Pali'という優れた作品がMacへ移植されぬまま葬り去られようとしていること。WestlakeのMark Adamsさんをはじめとする移植チームの面々は、PC版の度重なる「不意打ち」updatesをよく追い掛けてくれてるし、Mac版UnrealやUTの仕上がりも素晴らしいので、彼らに感謝こそすれ恨み言を吐く筋合いなど無いのですが・・・返す返すも残念至極。私のようにたまたま親切な知人からPC実機を借りたり出来ない人たちには、何と言ってよいのやら。。。私のVPCでの試みは無残に砕け散りましたから。でも、もしVPCがAltiVecに本格対応するか何かして、PowerPCも「暗黒の時代」を脱して1GHzくらいで動くようになり、MacOSのClassic applicationsが今我々の手にしている環境の倍速くらいで走るようになれば、VPC上で「それなりに」遊ぶことが可能になる日もきっと来る・・・といいな。。。
最後に、この記事について。見て貰えばバレバレなように、SkaaRj記事(RjのUnreal初体験告白記)シリーズの使い回し・・・を軸にしつついろいろ手を加えて仕上げてみたのですが、一体誰に向けて書いたものやら相当謎です。言ってしまえば「自分の記憶の為に」書き留めたような部分が多いのですが、入門書でも解説記事でも戦略手引き書でもないこんな半端な記事を、ここまで読んで下さってありがとうございました。願わくば、これを読んだひとが「んー・・・じゃ、やってみっか。どうにかして。」とか血迷って、この旅の「時間差道連れ」にならむことを☆
;)