Amboseli
パンク記念日
Todd's African tour Sept.97

Zebra in sunset:amboseli

旅の醍醐味:素敵な旅行者たちとの出会い

916日、ナイロビにパラダイスであった上田さんと戻ってきた。G.P.Oやらニャヨハウスに電話やらKLMに南ア航空にリコンファームやらに駆けずり回り、日本人倶楽部へ飯に行く。大内さんお薦めの小倉アイス、確かにこりゃ世界一の味。赤城の練乳かけあずきをもしのぐ。上田さんとシェアしてホテル泊。

朝、上田さんを送り、私はキャンプサファリに。そこで永田さん(26・公務員)と合流。ほか、さまよえるオランダ人たちマーク、スザンヌ、ジェローン、ポーリンと帯同。一路ナマンガ経由アンボセリへ。ナマンガは6年前アルーシャ経由でモシに入りキリマンジャロに登って以来。アンボセリでまず一回目のパンク。ここではポレポレの精神こそ必須。真紅の衣装を身に纏しマサイがワラワラ寄ってくる。

それにしてもアンボセリは動物が少ない。キリンも遠い。ライオン、チーターいない。サイ、ヒョウいるわけない。ゾウとキリマンジャロだけ。気のいいオランダ人とセンス最高の永田さんとの出会いがこのサファリのすべて。とはいうもののさすがは腐ってもアフリカ。結構いい写真が撮れる。油断したところで2回目のパンク。全くマイペースだぜ。こっちも余裕を気取って記念撮影。

 

elephants and kilimanjaro

2日目、オランダのかわい子チャン(死語)スザンヌの誘いでオランダ人グループとスナック菓子とケニア紅茶を飲みながら談笑。日本には週刊のプレイボーイがあってそっちは日本の女の子が載っており、月刊よりそっちが好きだとかアヤックスがどうとか、日本人は寿司とカレーが好きだとか、どうでもいい話に花を咲かせる。もう一人の気さくな子リンダ(この子は別の車でキャンプだけ一緒)の話ではオランダはどこも治安が悪く、日本じゃ一番の繁華街でも女の子が一人で歩けるというと大層驚いていた。こっちが驚きだったのはオランダ人8人全員メールアドレスを持っていたことだ。

それにしても永田さんは面白い人で、テントでは60年代ポップスの話にまで及んだ。まさかここでハーパース・ビザールやトッド・ラングレンの話になるとは思わず。

ナイロビに戻り、時間があったのでDoDoとヘビ公園へ。また、ナイロビシネマ近くのウチュミハウスへヤミ国際電話に。ザンジバルの中大生、岸本さんと熊谷さんに教えてもらった。なんと1分100Ksh。テレコミの3分の1。夜は中華料理のリクショウへ。まあまあ美味しい。チョイ高いが。

それにしても永田さんとは色々なことを話した。旅の例を挙げて、本当の孤独とは一人のときに感じるものではなく、大勢のなかにいるときに感じるものだ、とか、ケチケチ旅行するのが偉いわけでもないし、高級ホテルばかり泊まるのもいいと思わない。要は使うときは思い切り使い、値切っても同じ物はとことん値切って色んなものを楽しむ、要はメリハリだ、などなど。永田さんも今回いろいろ宿題が出来た、といってたけど、僕自身永田さんに会ってもっともっと宿題が出来た。近々インドにも行かねば。再会を約束し、僕はジンバブエへ、永田さんはナイロビNPへと向かい、翌日カラチへ旅立った。

ザンジバルにて

ヴィクトリア・フォールズとチョべ・リバー

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