Zanzibar

ザンジバルにて…

Todd's African tour Sept.97

Paje Beach

Kenya Airways KQ490にのり、モンバサ経由でザンジバルへ。少し腹をこわしぎみになる。しかし、持ち直しタクシーでストーンタウンへ。3,500Tsh

Malindi Annex15US$)に一泊し、翌日ツーリストカーでパジェを目指すことにした。ストーンタウンはなんか知らんがインターネットが普及している。E-mailが多くの業者から送れる。早速僕とアドレスが一番違いの同僚・小笠原チャン(23・別嬪はん)に送ってみた。勿論、日本語では入力できず、平易な英語で出した。無事届いたらしい。その後、ケニア航空オフィスで会った中大生2人と飯を食う。Malindi手前にあるPassing Showでカレーを食う。1000Tshでコーラも飲めてムチャ美味い。

翌日、Paradise Beach Bungalowsへ。ツーリストカーで一時間半。ローカルバスで2時間弱。日本人女性経営だけあって本や雑誌がいっぱいある。まだ体調イマイチだったのでまず、釣りバカ日誌から見る。そんなことしてる間にそのオーナー三浦砂織さんが帰ってきた。ラジオのキャスターをしていたが、5年前からここでホテルを経営しているらしい。パジェは風が強い。しかもまだ夏本番ではない。よって寒がりの僕には少々肌寒く窓付きの部屋に代えてもらう。夕食を食べながらインターネットのはなしになると、砂織さんからホームページ作成を依頼される。ちなみにパジェには電気も電話もない。夜はランプで過ごす。実に趣がある。飯も最高に旨い。

二日目から吉田まゆみの「ひとりじゃないってば」と「日出処の天子」を読んだ後、小説に取り掛かる。椎名誠の「怪しい探検隊アフリカに行く」だ。雰囲気に合ってて楽しめる。

海と砂しかないビーチに寝そべって日がな一日読書する。我ながら優雅だ。昼、少しレンタサイクルを借りた。ジャンビアニに行った後、ブウェジューに日焼け止めにココナツオイルを買いに行く。村人に親切に案内してもらう。勿論お礼に写真だ。

藤堂と青年シマイとブウェジューの子供たち

K大の水野さんと一緒に来た駒大の大内君(2人とは、4日前ナイロビのDoDoで会っていた。)もパラダイスにやってきた。パジェに来て三日目のことだ。この日から「十五少年漂流記」を読み始める。ブリアンの勇気に感動。シュノーケリングもした。すごい遠浅で1キロ以上沖に行っても足が付く。魚もいっぱいいて、素晴らしい体験だった。安いので是非やるべきだ。夜はキャンプファイアーをドイツ人カップル、オランダ人青年医師とやる。楽しい。四日目からは遠藤周作の「さらば夏の光よ」を読む。これが一番おもしろい。9月13日、そう言えば今日は会社の運動会、などと俗世間のしがらみを思い、つまらねえ事思い出しちまったなあと感じる。水野さんと大内君と入れ替わりに、ハンズの上田さんと協力隊の平島さんが五日目に来た。上田さんとは帰りの飛行機が同じだったので空港で待ち合わせし、ナイロビで一緒に行動することにし、僕はローカルバスでストーンタウンに帰った。

 

パジェから帰った後、さらにタウンに2泊したが夜になると2時間も停電する。蝋燭だらけの町は何か幻想的だ。中華料理・パゴダでチャーハンを食った。高いが美味い。ムシカキも食った。安くて美味い。コーラとよく合う。翌日、ザンジバル8日目イギリス人Siobhanとタクシー分乗して空港へ。あまりにも美しいインド洋の島。風と砂の島ザンジバル。水野さんはかつて就職前に予備校でバイトしていたのだがその講義で大内君たちにこう言ったらしい。「ザンジバルってのはこの世の楽園だ」と。この世の楽園にきっとまたすぐにおとずれるのだろう。

ナイロビ編へ

アンボセリ編へ

HOME

ザンジバル・写真集へ