Pt20

インターネットリアルタイム旅行記ユーラシア編その3(通算パート20)
終わりなき居候・イタリア


ベネチア

12月8日早朝、僕はプロバンス大学の大石さん宅を後にし、一路イタリア・パドヴァへ向かった。マルセイユに出てそこから国境のバンテミーラへ。そこで一時間五十分待ってミラノ行きに乗った。道中のマルセイユ、ニース、カンヌ、モナコの眺めはすごいもんがある。高級リゾートの名にふさわしい。モナコではF1中継で見慣れた景色も…。パリ、、リヨンの曇天が嘘のような蒼い空に海。旅慣れてない奥さんをもらったら新婚旅行は絶対こういうとこだね。でも旅慣れた奥さんとなら南京虫に悩まされながらエチオピアやスーダンだけど。

イタリアの娘は可愛い。フランス、モロッコ以上だ。とくにジェノバから乗ってきた女の子2人のうち一人は目がクリっとしてて色白でショートカットである上、なんか東洋人っぽくてむちゃくちゃ可愛い。みなさんもクラスに1人くらいどこか外人というかハーフぽい女の子がいた記憶はないだろうか?そんな感じだった。今回の旅でもNo.1だ。だいたい僕は女の子はショートカットが好きでそれだけでロング比の5割増くらいである。どうでもいいことだが…

結局よる9時にパドヴァに着いた。この日はミケーレの実家に行くのはよそうと思っていたがあまりにも遅く着いたので、しかたなく場所を知ってるミケーレ宅に電話を入れて、ミケーレの実家の豪邸まで歩いていった。我ながら情けない…。家に着いてみるとお客さんが大勢来てた。なんでも同僚を招いてのホームパーティの途中だったらしい。「良かったら来るかい?」とミケーレのお父さん参加を促してくれる。断る理由は何もないので参加。同僚の方々のご家族もみな来ていた。当然旅の内容について話題になったのでデジカメで画像を見せるとまたも人気者だ。お酒も料理も実に美味しい。疲れも忘れて楽しんだ。

翌日ベネチアへふらっと遊びに行く。噂以上に綺麗で、今まで見たヨーロッパの町の中では一番素敵だ。ここでトルコ行きの船の時刻や料金をチェックしておいた。しかし高い。二万円以上する。それとブダペスト行きチケットを買う。スロベニア、クロアチア経由で9,000円くらい。安くはない。その晩ミケーレのお母さんとピアノコンサートへ。なかなか楽しい。食事もお母さんの手料理だが実に美味しい。12月10日、よるブダペストへ向かうので一日パドヴァをうろついた。結局その日の夕食までごちそうになってしまう。この日、午前中すこし家にとどまっていたのだが、昼もう少しぐずぐずしていたら昼飯も用意してくれそうな雰囲気だったので急いで昼、外出した。あんまりお世話になっては申し訳ないので…ってもう遅いか。パドヴァも結構見所がある。観光客も少なく、平和そうだし街自体実に落ち着いている。

夕食の後ミケーレのお父さんにメルセデスで駅まで送ってもらい、一路ハンガリーの首都ブダペストへ夜行列車で。みなさん本当にありがとうございました。おかげで素晴らしい西欧旅行になりました。

Next

Back

Home