Pt23

インターネットリアルタイム旅行記ユーラシア編98〜99その5(通算パート23)

ブダペスト・堕落編

カドヤハウスで大晦日に鍋

美しくも青くもないドナウ

道木との帯同も無事成功のうち終わり物価の高いウイーンをすぐ出て僕は12月26日ブダペストへとんぼ返り。ドナウはきょうも美しくない。岡さんたちまだいた。混雑の波の谷間だったらしく簡単にベッド確保。28日久々インターネット。温泉も29日ルダシュへ。1月3日のカイロ行きを決め、大晦日を迎えるが道木が来る前以上にだらだらすごす。留学生角屋さんの大きな下宿(通称カドヤハウス)で鍋をやるので12時にすべての店が閉まる前にあわただしく買い出し。豆腐が不運にも入手できなかったが中央市場で白菜を走って買いに行き、しょうがとにんにくも前回の反省から私の判断で入手。4時の集合前にインターネットカフェに行くが閉まっている。せっかく年賀メールを画像付きで作成したのに。目の前が真っ暗になる。

またもフランスの悪夢再現。ホテルを尋ねまわる。すると開いてるインターネットカフェを親切にも教えてくれる。幸運にも2時まで開いてた。無事、通信成功。

そしてカドヤハウスへ。メンバーは岡ちゃん、佐久間さん、矢崎さん(SPEED大スキ)、部長(本名内山さん)、紅一点幸恵ちゃん、しげさん、ムラコーさんにかどやさんと友達二人に私の11人。角屋さんの入手したキッコーマンと幸恵ちゃんの炊いたイタリア米(女の子はちがうぜ)そして私の入手したショウガと、それによる味付けで鳥鍋は大成功・大評判。偶然もあるが前回をはるかに上回る出来。前回でも悪くない出来だったのだが。旅人は必要に迫られて料理をする。ミケーレとこでスパゲッティを作って以来の料理だがそれにしちゃ上達はやい私。米も鍋も素人ワザの域ではなかった。シャンパンも美味しい。幸せな年末。みんな大満足でメデタシメデタシ。そのあと町の中心にいくと紙のラッパを吹き鳴らし新年を待つ人、人、人で埋め尽くされ大フィーバー。そのラッパで手当たり次第周りの人の頭を叩く。ほんのちょっとまともじゃないのさ今夜は。王宮の丘で新年を迎え夜遅くまでみんなでダラダラしていた。翌日も掃除時間のロックアウトがないのをいいことにテレザハウスでだらだらしていた。1月2日再びインターネットカフェと温泉。さとう珠緒の水着画像をインターネットから取込み、それをプリントアウト。楽しいね。矢崎さんからはヒロスエの画像プリントもいただく。ここではほんとたるみっぱなしだ。友達もいくらでもできるしどんどん去りがたくなってくる。麻薬のような宿だ、テレザは。


この町のニューイヤーズディ

そしてカイロ

99年1月3日夜爛れた日々に別れを告げ、そしてカイロへ。いつまでもだらだらしていられない。怠惰な生活から足を洗い、再びアフリカでハードな旅へと自らを追い込むのだ。テレザハウスの情報ノートの「テレザ駄目人間チェック」のチェック数をこれ以上増やす前にここを出るのだ。青年は荒野をめざす。藤堂はアフリカをめざす。

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