我が病巣 〜連敗続きの闘病記

一番下へ



2000/3/30(木)
攻略本に、聊か過敏なのカモ。時節柄ヒスタミンのせいか(笑)。で、たしかに、こう、手探りの楽しさが奪われるのは、 つまらないことではある。思い入れのある対象が安直な記述で扱われてるのを見るのも、まあ愉快ではない。しかし、大衆化、 というのはそういうもんなのだろう。世の常である・・・・・素直に恩恵を受けるとするか。さて、云々するうちに気になって来たので(笑)、 手許のマウント・アダプターを数えてみた・・・・・・(1)M42(レンズ)−FD(ボディ)、(2)M42−EOS、 (3)M42−K、(4)F−EOS、(5)FD−EOS、(6)ペンタ67−645・・・・・うーむ。こういう物品を持ってる内では、 少ない方だろうし、無難なのばかりでもある。M42レンズ用というのは、一応お約束みたいなものであるわけだが、一頃よく使ったのは(1)。 レンズでもボディでも、どちらにも着けっ放しにできて使い勝手が良かった。(4)は「おもしろレンズ工房」対策(笑)。 ニコンのボディも無いくせに、それだけは欲しかったので。ついでにGN45mmに手を出す下地にもなった・・・・・ 今でも最も出番の多い、常用に近いアダプターである。(5)はテレコンということもありちょろっと使っただけだが、 まあキヤノンの移行期の記念品みたいなもので。(6)は645用の300mmが高かったから、このアダプターと、 67用の300mmを求めたのだった。そのまま付けっぱなしで、遊びの気分はまるで無い。・・・・・でま、実感としては、 アダプターそのものにウハウハするのも、最初だけなのだな。ましてやレンズグルメでもないし。

2000/3/29(水)
で、例の攻略本、結局買ってしまったのだこれが。いやホレ、これならフェアにモノ言えるし。(^^;;;;  カタログとして、使えるし。タイトルは「レンズアダプター攻略ガイド」とかいったか。正直なネーミングである(笑)。 懸案のインフォームドコンセントリスクについての明示は、一応小さくあった。でも目次からは辿れないようで ・・・・・ふーん。その小さい注意書きを見ると、判らないことは業者に訊け、とある。ナルホド! これはウマいカモ。 巻末には問い合わせの連絡先もちゃんとある。考えてみればこれ、要は業者とのタイアップ本みたいなもんなわけで、 学研サイドとしては、面倒は業者と直接やってね、35ページ見てね、で終始済むわけだ。学研、天晴れである。 で、一昨日、ちょっと言い過ぎたかなとも思ったけど、果たして言い過ぎだったのか・・・・・ アダプター技って相性問題から撮影のコツから色々あって、そこそこ特殊だと思う。やってみなくちゃ判らないことも多い。 製品紹介程度の1冊では、それなりのマニア向けだろうと思うところだが、しかし、アダプターの存在すら知らなかったような者を、 さあさあと招いている・・・・・いーのかなー、いーのかなー。 いや、そんな心配は、先輩面の傲慢カモしれないな。そうそう、心配など止めちゃお。(ぉ それにホレ、 ひょっとしたらこの本、失敗をも楽しめるオトナの趣味人になれ、という親心かもしれんのだし。(ぉ

2000/3/28(火)
ふと思ったが、昨日のアレ、クレームの嵐で回収されるようなことがあってはイケナイから(こらこら)、一応押さえておこうかな。 待てよ、しょーもない攻略本も、いわば「現象」だよな。「今」の象徴だよな!? うーむ、後々にこの「中古カメラバブル時代」を振り返るのにも、 持っておく意義はあるカモ。(ぉ

2000/3/27(月)
学研から、マウントアダプターの攻略本が出たようだ。ここまで来ちまったか、といった感あり。しかしコレ、 パラパラと見ただけだが(こんなの買わない)、既にアダプター技を知っている向きには、あまり意味が無いような気が・・・・・ 何故なら、アダプター技そのものについては、あらためて書くべきコトなど無いでしょ。どんな種類があるのかなんて、 用品ショーカタログで大方事足りるんだし。テレコンや接写リングのタイプは個人的には論外だと思っているのだが、選択肢は意外と多くない。 多少なりとも能動的にカメラで遊んでりゃ、それくらいは知ってる。尤も、マイナーな製品も紹介されているようだから、 それなりの価値はあるのだろうけど・・・・・しかしノリ的にはこれ、アダプター技を知らない層、或いは付け焼刃の初心者向けっぽい。 攻略本依存症の小羊達向けというわけ。で、アダプターの「夢の世界」が前面に来るわけだが、どうもこう、引っ掛かるんだな。 パラパラと見ただけだが(くどいようだがこんなの買わない)、連動関係が利かなくなる、ということに触れている(当然だ)のは見たものの、 ミラーの干渉だとかの相性問題等々のリスクについては、いずこ? とても重要なことだと思うのだが、どこかに埋もれているのかな?  引っ掛かる方がお馬鹿さん、と言ってしまえばそれまでだろうけど、学研はそういう商売をする企業だっけか? あ、中古カメラ本で既にそうか(苦笑)。 ところで、シグマSA5にペンタのアダプターかませてM42マウントのインダスターを、なんて記事はさすがに無いだろな。へへっ。(ぉぃ

2000/3/26(日)
お座敷列車のパック旅行に混ざることになり、考えた末連れて行くのは「現場監督」にした。いやいやこれが、お任せカメラだから気楽である。 露出などの自動制御へ殆ど介入出来ないのがやや不安で、うっかりするとフラッシュ焚いてしまうのもナニだが、考えることを省いたお気楽撮影も、 まあ悪くない。出来上がりがやや気掛かりだが・・・。

2000/3/23(木)
なんんでぇぇこんんなにぃ繰り出すぅのかぁよぉ〜 んマクロとぉ言うぅ名のぉぉ玉ぁだもぉのぉ〜  ・・・いや、突然浮かんでサ。 この先の元歌資料を乞う。(ぉ

2000/3/22(水)
地元の中古店でT90用のアイカップを発見。何も説明が無くても、私には判るぞ。しかしまたこんな・・・・・ 全体的にはあまりぱっとしない品揃えながら、時々アジなものが紛れているので、ここの店は巡回に気を抜けないのである。 でウチのT90、アイカップが無くて、以前EOS1用のを加工してみたものの、結局気に入らなくて使ってなかった ・・・・・もう諦めていたので今更なのだが、まぁ実用品というよりは、コレクターズ・アイテムとして、カナ。 ¥500だったけど、よそじゃこうはいかないカモ? でこれ、視度補正レンズ付なんだな・・・。

2000/3/21(火)
旅行の目的地は山口県だったのだが、ハンディカムだのMDレコーダーだの、さらにパノラマもやりたいしぃ・・・・・ と色々アイテムを欲張ってしまい、しかも旅程の都合上、使う分以外をロッカーに預けて身軽に、というわけにもいかなかったので、 結局メインはEOSにズームでまとめることにした。これなら軽快に・・・・・引き連れる荷物のせいでそうもいかず、 興が乗ってくると、レンズのディストーションだとか逆光の弱さだとか、例によって撮りながら気になってきた。 しみじみしながら撮るにも、EOSではどうも、やや軽薄というか、味気無い。ここはやはり・・・・・悲しい性で、 FD単玉軍団引っさげて再訪、なのか!?(((((^^;;;;

2000/3/18(土)
旅行中に立ち寄った大阪で、梅田の地下街の八百富へ・・・・・ああっ、消えてる! 改装中らしく・・・・・なにぃマツキヨぉ!?  うーむスキヤに続いてか・・・・・で結局仮店舗が近くにあって(案内くらい出しとけ)、またどこへ行くのか知らないけれど、 ともかく、お目当ての物品を探しに突入。昨年暮に見付けてしまった、リコーのワインダーXR2。こんなモノがここには3つもある!!  前回より増えてないか?(^^;;; ともかく即決。早速持参したるシグマSa−1に装着。このカメラはベースがXR7だから、 余裕のよっちゃんなのである。かしゃーかしゃーかしゃー・・・・・うーん・・・・・うひひうひうひ。 きっと傍目には馬鹿面してたに違いない。

2000/3/16(木)
O−Productのカタログ、あると思ったんだけど探しても出て来ない。かわりに、 大場久美子とか宮崎美子とか早見優とか藤谷美和子とか、色々再会してしまった(笑)。で、考えてみると、 こいつの登場した‘88年というのは、カメラに冷めてた時期だったような気がする。なのでそのチャンスがあったとしても、 カタログを貰っていないのカモ。EOSのカタログでさえ、600、700シリーズは(もちろんRTや700も) 揃っているけど、次の世代の100だか1000だかあたりは、あやしい・・・・・多分その頃にあたるのだろう。 仕方が無いので、ややいー加減そうな(実際いー加減なのだが)攻略本を広げる。シャッターは1/45〜1/400秒とあった。 本の性質上鵜呑みにするわけにはいかない(しつこい)が、実際のスロー側もそんなものかも知れない。 開放f3.5で、1/45秒・・・・・限界きついな。

2000/3/15(水)
O−Productの修理が上がった。早い。早速再会、家に連れ帰る。精密感と、どこか大らかな風情とを伴う、 アルミの箱。レリーズするとがしゃがしゃと鳴って楽しい。と、気付いたのだが、これ、スローシャッター切れないの?  空の時の挙動かと思い、テスト用フィルムを入れてみるも、やはりスローが無い感じ。うーむ、そうなのか。 フラッシュ無いし・・・・・とりあえず、お天気仕様なのね。ライカII型あたりとでも思えば良いか(笑)。 あ、O−Productのカタログが手元にあったカモ。スペック判るかな。

2000/3/14(火)
カメラ提げた娘もすっかりお馴染みだが、NewFM2あたりが多い中、今日新宿でAE−1にFL50mm、 という組合せを見た。うーむ・・・・・事情を知った上でこの組合せなんだろうから、なかなか渋い。 ナニユエわざわざこんな面倒な組合せを、などという野暮は言いっこ無し。で、こっちはこっちで、 F−1用のフラッシュカプラーを見付ける。あのメーターの照明のある方。やたら嵩張るし巻戻しクランクも塞ぐ代物だが、 そんな使い勝手の悪さを、楽しむつもりなのである。あんまし出番なさげだけど。

2000/3/10(金)
「川崎スタジアム」の看板が盗まれたそうだ。論外だが地元的に不愉快な話である。こないだの週末、 Sa−1を提げて実は川崎球場の周囲をウロウロ、偶然これを写真に収めていた。この看板か・・・・・はからずも、 一期一会、を思い知らされるのであった・・・。

2000/3/7(火)
ヨドバシのHP見ても、錦糸町店オープンの日が判らない・・・・・全店制覇タイトル防衛作戦遂行上、 このままでは困るので(馬鹿)色々当たってみると、どうも4/7(金)らしい。メモメモ。昨日、地元でOM用のフラッシュを回収。 OM−2持ちとしては、やはりTTLダイレクト測光を活かしきりたいところなのである。しかし手持ちのシューが対応していなかったので、 今日これを求める。早速家で色々いじくってみる・・・・・スイッチ類はそのままに、絞り優先AEと巧みに連携(というか、 原理的に相性が良いのだが)するあたり、この時代にしてさすがオリンパス! うーむ、この頃のカメラは面白いんだ・・・。

2000/3/5(日)
カメラショーと用品ショーを観に行く。目玉はというと・・・・・せいぜい、あのメガハウスのちっちゃいカメラか。 どうもノリ的に、キヤノンのは出ないんじゃなかろか、てな・・・・・往年の名機にすがってるブランドじゃないし。 でも出るとすると、IVSb?・・・・・うーむ順当過ぎるけど、持っても良いカナ。さてミノルタのブースで、 X−7の広告の、宮崎美子のフィギュアを発見(笑)。しかも市販するらしい。ここは志村けんバージョンも欲しいところだ。(ぉ  会場の外に地雷原アリ。レンズキャップにストラップにソフトケース・・・・・今回は大爆発。単価安いけど。 FDサンニッパ用のケースが、多少汚いとはいえ¥1Kとは、めっけものであった。

2000/3/4(土)
F−1を連れ出す。FL28mmを着けた姿がタマラナイ。こいつの絞り込み測光の面倒も、この際問題ではない。 F−1共々その全体的な操作感、触感が、独特のリズムを作ってくれるような気も・・・・・FD系を使う時、 いつもどこか「攻め」の気分があった気がするのだが、それとは異質な、ゆったりした感じ。T60の一種軽薄さとも違う。 FD20mm、FL28mm、FD28〜50mmと、スピゴット時代のレンズを、選んで持ち出す・・・・・さすがに、 レフレックス500mmなんかは置いて行ったけど。で、フィルムがまだ残っているから、空シャッターが切れなくて、うずうずなのである。

2000/3/3(金)
オリンパスから修理見積。流石早い。懸案のO―Product復活の代償・・・・・¥12Kちょい。 うーむ拾った^H^H^H買った値段の2倍か・・・・・しかしトータルで¥20K切る。これは行くしかないか。 一方、実はあの店で、専用フラッシュだけ売りに出ていたのだが、今日見に行くと売れてしまっていた。 失うと途端に惜しくなる。連れ合いと引き離されてしまったO―Product、なんだか不憫になってきた・・・。 話変わって、ヨドバシ本店でジャンク市やってた。アジなレンズキャップが大漁なのであった。

2000/3/1(水)
家に帰るのが楽しみなのである。恥ずかしながら、F−1に触れたくて、家路を急いでしまう。 思えば、これほどときめくカメラというのも、えらく久しぶりである。うーむ、そおかぁ、そおだったのかぁ。 そおなんだよなぁ。うーん・・・。おっと、撮ってナンボなんだよ。

2000/2/26(土)
松屋銀座の地雷原で、あちこち転げ回ってみるも、ちっとも触雷せずに生還してしまった。気難しいクラカメでは、 威力が無い・・・・・いや威力は大きいのだが、私が踏んだところでうんともすんとも言わないのである。 どうやら、財布の重さで反応するらしい。会場を出て、いつもの巡回コース上にてFL28mmを求める。状態は良い。 金属のピントリングがイケナイのだが、¥8Kという手頃さもイケナイ。それと、このごろお熱だった初代F−1前期型。 チェックしてた個体がまだあったので、結局行っちまった。んま、昨日今日の話じゃ無いし、いずれ手を出すのは決まってたから、 あとはタイミング、それがたまたま今日であった、というだけのことである・・・・・あると言ったらあるのだ。 その昔、初代F−1の中古相場はA−1よりちょっと高いくらいで、だいたい¥40Kといったところだった記憶があるので、 近頃のべラボーな値の横行には閉口してた。美品には拘らないし、それよか高いのが困る。誰が煽ったか知らないが、 対価としては、NewF−1の方がマトモじゃなかろか・・・・・そんな中にあって、チェック入れてたF−1は、 かつての相場並、であった。その割にはキレイ・・・・・”F−1”のロゴが手垢でくすんでたけど。NewF−1と比べると、 塗装の違いのせいもあってか、硬質でありながらしっとり風味。レリーズの感触はこっちの方が良いかもしれない。 手許のNewF−1も頼れる感触だが、実は少々ガサツというか、「もうちょい」なところがある。初代F−1では、 そういうところがちょっと違う。単に、NewF−1の使い込みが足りないのかもしれないけど(汗)。巻上げレバーは・・・・・ ナルホドこれは改良すべきだ(笑)。他にも、露出計の微妙な違いだとか、主要な操作系の一貫性だとか、 両者に横たわる10年という歳月を、色々と味わうことが出来る。味わうほど、この地に足の着いた名機に、惚れなおすのであった。 キヤノン党のくせしてニコンFあたりに色目使ってた(手は出してないゾ)己が、恥ずかしい・・・。

2000/2/24(木)
スカーラの現像上がりを、ようやく取りに行く。なかなか良い塩梅。キヤノネットも頑張ってる。 で・・・・・写ってるものから察するに、どうもこのフィルム1本の間に、季節が少なくとも1周はしているようだ(汗)。 さて、イチかバチかで、O―Productを修理に出してみることにした。それが可能であり、その見積り額如何によっては、 復活である。オリンパスのサービスへ行く暇が無いので、ヨドバシで。若い店員には、これがクラカメと映ったらしい。 いつのカメラですかと訊いてきた。バブルの頃ですと答える。因みに‘88年。ベテランの店員が、 嬉しそうな顔をして寄ってきた。若い店員が、これ知ってるんですかと訊く。ベテランの店員は、うん、と微笑んだ。 2万台のうちの、1台。いつも、こんな和んだ空気に囲まれていたのだろうか? みんなに可愛がられてきたのだろうか?  それは知る由も無いが、どこでどう使われたか、くたびれ傷付いた身体で今ここにいて、これから、親のもとへ帰る。

2000/2/23(水)
今日から銀座で地雷市である。それはそれとして、新宿でシグマの21〜35mmを求めた。前にチェック入れてた個体で、 誰も買わないようなので、買った。シグマSa−1に着けるのである。純正レンズなのである。それと、 オリンパスO―Productのジャンクを発見。アルミボディの、今にして思えばややバブリーだったカモ、な限定モデル。 グッズ系雑誌で常連だったアレである。因みにシリアルNo.は、20000台のうちの、真ん中へん。んで¥6K。 文鎮にはやや高そうだが、それなりに映える文鎮では、ある。それと、甘やかされそうな生い立ちであるにもかかわらず、 この個体には傷やら凹みやら、実用に供された形跡があちこちに見られる。これは粋というものである。そこが気に入った。 店の人によると、一旦は中古として売れたもののすぐ故障して返品されて、そしてジャンクのカゴへ放り出された由。 いわば故障したて。中身はピカソのどれかと一緒? ひょっとしたら、あっさり直るのカモ。そしたらラッキー、である。 しかし、疑問が残る・・・・・では何故、あの店は修理に出さずに放り出したのか?

2000/2/22(火)
NewF−1をいじってて、こいつでもタイム撮影が出来る事を発見した。初代F−1と同じ方法なのだが、 これまで気付かなかったのは、気にかけていなかったせいだろか。もしや説明書には書いてあったか?  引っ張り出すのも面倒なので確認しないけど、使い続けて6年あまり(因みに殆ど最終ロットの新品購入である)、 今頃なにやってんだか。

2000/2/18(金)
どうもここのところ、F−1なのである。NewF−1なら持っているから、ここでは初代F−1である。 Newは素焼きのような艶消しの黒だが、初代はツルツルの黒塗り。どうもまずこのへんがイケナイ。 Newはハイブリッドシャッターだが、初代はスローガバナー付の全速メカニカルだったりする。ここもイケナイ。 他にも、‘70年代の香りが随所に感じられ・・・・・かなり、イケナイ。その一方操作系などNewまで違和感の無い一貫性、 これがまたイケナイ。そして、前期型がイケナイ。改良が加えられた後期型の方が、完成度も高いに決まっているのだが、 そういう意味でなら、その流れの到達点たるNewが既に手許にあるのだから、話はおしまいなのである。つまり、 そういうもんじゃないのである。かつてIVSbでライカを超えんとした頃、そして初代F−1でニコンを超えんとした頃 ・・・・・なんというか、そういう頃の「熱さ」というか。そういや昔貰った、初代F−1の(最後の頃の)カタログを見ると、 開放測光のくだりで「開放値を設定する必要がありません」とか書いてある。露骨にAi以前のオートニッコールに向けてる(笑)。 ついでにNewF−1では、AEファインダーについて「ファインダー表示は上に持って行く方が設計上楽なのだが、 私達は妥協しない」的に、これまた露骨にF3へジャブくれてたっけ。ともあれ、主に‘80年代のキヤノンを知る身としては、 ‘71年のキヤノンの志に、触れたいのである・・・・・なんか気障カナ。

2000/2/15(火)
XA1で撮った写真が上がってくる・・・・・あー、尽くアンダーじゃん。(--;; そういえば「こんな所でも切れるの?」 とか思ったりしたもんな・・・・・しかも安定してない様子。ナルホドと破格(ってジャンクなんだけど)を納得。 しかしこれ、ISO100に設定してISO400のネガフィルムで撮ってれば、結構大丈夫カモ。

2000/2/13(日)
キヤノネットに、アグファ・スカーラが入ってた。しかしいつ入れたのか、これが判らない・・・・・。 とにかく、パチパチと撮り切った。ラボの上がりを待つのも、ちょいとスリリングである。

2000/2/3(木)
困ったことに、えらいタイムリーで、オリンパスXAシリーズ用のフラッシュ、GN16の大きい方のやつを秋葉原で見付ける。 無くて困る物ではないけれど、¥6Kという値に負けた。家で試すとたしかにGN11のより明るいのだが、 一方でパイロットランプが点かないことに気付く。なんか面倒臭いから、このまま持ってよ。

2000/2/1(火)
中野で、ジャンクの山からオリンパスXA1を掘り出す。初代「カプセルカメラ」XAは、 10年くらい前に手に入れてたりして、その二重像合致式距離計だとかの、小生意気な密度が良いのだが (次のXA2/3では簡略化されててイマイチ。XA4は28mmというのが嬉しかったが・・・)、 その一方で最もシンプルなXA1というのも、なかなか捨て難いものがあったりする。 ペンEESあたりと同じような、セレン式プログラムAE(EE)方式。あちこちにレンズを向けて動作を確かめるが、 精度はともかくAE(EE)機構は働いているようだ。ジャンク扱いにしては微妙な値段だった気もするけど、 レンズもファインダーもキレイなので、なかなかご機嫌なのである。今年も早速カメラが増え・・・・・。(--;;

2000/1/29(土)
軽井沢で「氷まつり」というイベントがあって、その花火大会があった。それは碓氷峠の鉄道の写真で知り、 ‘96年から自分でも真似て撮ってみたりで、それもなんだかんだで今年で5回目。その間軽井沢も変わった。 三脚を提げて歩いていると、ご同輩がちらほら。お互いビミョ〜な、殺気に似たものを伴いつつ、 それとなく互いの機材をチェックしてたり(笑)。まぁ、こういうイベントでの隠れた風物詩、ではある・・・。 ところが私がカメラを据えた場所に、そんなライバル(?)の姿は無し。軽井沢駅ホーム・・・・・ やっぱヘンなんか?(^^;;;; んま、この花火の撮影に到る、入口が違ったというか・・・。

2000/1/25(火)
EOS700で撮った写真が上がって来た。露出補正が出来なくても、結構撮れてるでわないか。 とくに新橋駅前で出くわしたイルミネーション(ギャラリー「近頃の1枚」参照)など、なかなか頑張っている。 夜景というのは誰が撮ってもそこそこキレイに写るものであることは承知しているが(笑)、それなりに、 注文が無いわけではない・・・・・はさておきこれを撮ったレンズはEF50mm/f1.8IIで、 撮りながら手ブレ警告も出なかったあたり、流石は高速レンズ(昔の基準か?)なのである。 あー、シグマの28mm/f1.8も良さそうだよねぇ・・・。(ぉ

2000/1/22(土)
EOS700を連れ出した。露出補正もきかない手出し無用カメラであるが、逆にその潔さが良かったりも、する。 EF50mm/f1.8IIを着けて、ぶらぶらしながらお気楽撮影。軽量ズームもあったが、明るめの単玉でというのも、 また良い。そしてどうも最近、気分が50mmだったりするのである・・・・・EOSには35mm持ってないし。 しかしサイレント化前であるEOS700というのは、なかなか喧しい。コロコロと可愛らしい容姿共々、 それはそれで楽しいんだけど。

2000/1/21(金)
ヨドバシカメラが、4月上旬に新店舗をオープンするそうだ。今世紀中にまだあったとわ・・・・・場所は錦糸町、 梅田の前にまだあったとわ。うーむ・・・・・しかしここんとこノリノリのような、ヨドバシカメラ。この調子だとまだ、 近いうちにどこかオープンしそうな・・・!? ともあれ、全店制覇のタイトル防衛には、行かねばなるまい・・・。(ぉ

2000/1/13(木)
「カメラジャーナル」の暮に出た号を今頃読む。GR28mmの、アレ。レンズの人気投票は、知らない玉ばっかダナ・・・・・ キヤノン玉が完全に圏外なのは予想通りか。まあそれは良いとして、生憎GRではなくミノルタTC−1を持ち歩いている私は、 一眼レフでは20mmを常用し50mmを「望遠」と呼ぶ広角人間だったりするのであるが、では「ほどほどの標準的レンズ」 は何かと自問する時、35mmでもちょっとなぁ、やっぱ28mmくらいで、 寄るのも好きだけど「状況」を切り出す感じが良いんだなぁ・・・・・といったところで落ち着いてたりする。んで、 TC−1を携帯しているわけ。そんな私が今月の「カメラジャーナル」読んでたら、 「28mmは現代の標準レンズでアル」みたいなコトが書いてあった・・・・・ああ、教祖サマのお言葉なのである。 誤解されては困る。私はこういう方面では「無神論者」だから、決して喜んでいるわけではなくてむしろその逆、 熱心な信者達の浮ついた流行に埋没しそうなのが気に入らないのである(笑)。素人風情のくせして我ながら生意気な奴である。 しかし異教の教祖サマといえど、昨日今日の俄評論家ではない(その時その時の気分の揺らぎがまま見られるにしても)し、 今回はこちらの心当りと多少シンクロするような話では、あったカモ。・・・・・とか言いつつ、その私も近頃はやや、 気分的に35mmに寄りつつあったりして・・・・・天邪鬼じゃなくってさ。

2000/1/12(水)
ようやく、シグマSa−1が戻って来た。ほっ。年末年始を挟んでいるから余計に日数がかかってしまった。 フィルムの巻き戻しがうまくなかったのも、クランプの調整で解決。よしよし。 最新鋭のSA−5ともご対面・・・・・全く別モノなんだけど。例のタムロンのフィルターをどうにかしようと、 フィルター外しの道具を買って試すが、これが1mmたりとも回らづ・・・。(--;;;;  ところでほくそ笑んだべさR、なるものが出るらしいが、予め判っていた事とはいえ、安原一式にとっては脅威、 やも知れづ・・・・・ああでもこれ、プラなのかな。しかしプラアレルギーではない私である。 実用で優れ価格も安い物があったなら、そしてここが重要なのだがカッコ良かったら、それは歓迎なのである。 うーむ安原一式は、その本来のコンセプトとは対極であるハズの、「趣味性」の高い存在になってしまうのだろーか・・・?  私はあのカメラのいわば「生い立ち」に金を払ったわけで、今後どういう価値が付けられようと手放す気など無いんだけど。

2000/1/3(月)
シグマSA−5で、パチパチ撮ってみる。EOSやT90の使い勝手が染みついている身体では、 まあ色々と戸惑うこともあったりするのは、致し方無しか。流儀の違い、では片付けられない感じもあったりしつつ、 お気楽を決め込んでシャッターを切る。

2000/1/2(日)
まーた、タムロン20〜40mmをぶつけた。(--# 昨年3月にぶつけ、6月にまたぶつけ、その都度修理、 どうも調子が悪いので暮に再修理、それが上がって初めて持ち出して、コレである。 本体は特に異常無いように見えるのだが、フィルターはパリンパリンに割れ、枠が派手に歪み外せなくなった。 うう・・・・・また持って行くのも流石になぁ・・・・・・しっかし、気味悪いほど不運の続く玉である。 あ、勿論自分の不注意なんだけどサ。(--;;

2000/1/1(土)
ミレニアム、てやつである。今年はカイシャのビルの屋上から、初日を撮ることになった(苦笑)。サンニッパ持参というのも、 我ながらナニであるが、近頃すっかり出番の無い玉なので・・・・・。一息ついてから、 初めてヨドバシのお年玉箱を求める。額面以上の内容なんだとは思うが、双眼鏡にラジオに目覚し時計に写ルンですに ・・・・・うーん、悪くないけど間に合ってるんだなこれが。(^^;;;;; そしてとうとう、 APSコンパクトを持つことにもなった・・・・・しかしこれ、APSの独自機能なんか活かせるのか、 アヤシイような廉価機。しかも小さくない。フィルムが付いているので、後学のために撮ってみっかな。


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