我が病巣 〜カメラな日々

(2000.4.8 〜)
10000 (2002.5.6)
50000 (2007.11.28)
70000 (2012.10.19)

一番下へ


2024/10/27(日)
ふらっと半日ツーに出て、お気楽 EOS R10 で写真パチパチ撮って、ハッと気付けば、ホワイトバランスの警告表示が出てる。えっえっえっ、と思って設定を確かめると、 マニュアルで大分青の方へ寄せてある・・・・・えーっ。道理でやたら青被りするナー、とは思ってたのだよ。色々遡るとどうやら、リバーサルからのデジタイズに使った時に、 退色を補おうとココを弄った・・・・・らしい、多分、もう覚えてない。そこからとするともう、半年もこのまんまなのだった。確かに青かったのだが、曇りじゃこんなものだろうとか、 R10 のクセだろうくらいに、思ってたのだな。我ながらおめでたい(沈)。幸い、トーン調整でなんとかなる程度・・・・・と思う・・・・・で済んだものの、とんだ抜け作である。

2024/10/21(月)
一昨日中野でもチラッと見ていたが、ニコン Zf とか Zfc とか・・・・・未だ FE2 を引きずっているのだが(笑)、Df のようにゴロゴロと肥大化してない様が好ましい。 ニコン的には FM2 を強調しているが、機能面では FA、位置こそ違うがモード切替スイッチまである。FA 同様、これによりシャッターダイヤルが無効化された状態も起こるわけだが、 A-1 が ATダイヤルのモード切替で、スーパーA がメインスイッチと絞り位置の組み合わせで明快だったことからすれば、FA 当時にしてスマートとは言い難かった。 ◆それには尤もな事情があり、絞り優先AE はシャッターダイヤルの A ポジションで賄えた一方、ニコンはレンズの絞りに A ポジションを設けなかったから、 シャッター優先AE やプログラムAE では、最小絞りを指定した上で、本体側のどこかでモード切替をさせる必要があった。シャッターダイヤルの A ポジションを残したままマルチモード化したところで、 絞り優先AE とマニュアルを同一モードに同居させるだけであって、モードスイッチそのものは必須、となればやや生殺しの感がある。FA でシャッターダイヤルの A を消して、モード切替スイッチに集約したのも道理であった。 ◆T90 に始まった電子ダイヤルと液晶集中表示が主流になった今では、そういう「無効化したダイヤル設定が尚そのまま見えてる」こともなくなったが、Df ではそれが生命線とばかりに、 レトロなダイヤルと、独立したモードスイッチを持ってきて、Df / Dfc でもほぼ踏襲された。FM2 を云々するなら、いっそマニュアル専用とか、或いは FE2 風味の絞り優先AE 付に止め、 正面の余計なダイヤルも省いて、「コンパクトニコン」「シンプルニコン」とでも謳った日にゃ、それなりの需要が・・・・・駄目かね。

2024/10/20(日)
一週間のご無沙汰で再び、紫金山・アトラス彗星。多摩川で東横線を絡めようかと、折角リモートスイッチを買ったことだしと半ば意地でそれを使ったが、既に明るさのピークは過ぎている上、 海ほたると違い街灯りが近過ぎてか、光害で生温い空に埋もれてしまい、地上と絡められる高度まで来るともう、絶望的。現場での EVF なりモニターでの観察では、そこと判っていてもそうとは見えず、 帰ってから大きな画面でよーく見ると、やっぱりあったかといった具合で、最初の明け方の時の再現状態。現場でフィードバックを得られないもどかしさは、銀塩時代のそれだが、 それが当たり前だった頃と、一度利便を手にした後では、違うのだな。

2024/10/19(土)
出かけた通りすがりに、久々ふらりと中野。FE2 が気になって(笑)棚を覗いたがモノはなく、代わりに FM3A が結構なお値段で・・・・・その他色々と懐かしカメラなど眺めて、 ジャンクの方へ行くと、ああ、純正のリモートスイッチが、¥1K・・・・・先日新宿へ出たついでに電車乗って来ても、込み込みケンコー並で買えたか。もう忘れるに限るな。

2024/10/18(金)
戦場カメラマン云々してたら、西田敏行、亡くなってた。池中玄太は戦場へは行かなかったが、カンボジア難民キャンプ取材で子供の写真を沢山撮って来て、子供ばっかかと呆れられてたように記憶する。 あれまた観たいなあ。初代F-1、NewF-1、最後の特番で EOS-1 だったか、そして絶対に裏返らないプロストラップ(笑)・・・・・合掌。

2024/10/17(木)
「シビル・ウォー」を観た。なーんか近未来政治シミュレーションのような煽り方をしていたが、邦題の余計な副題のミスリードも毎度のこととして、つまるところ「革命権」の行使なのだろう、 と了解することにしたが、状況ありき、から始まり、色々あって終盤、逮捕かと思ったら速攻殺してウェーイって、あんぐり(苦笑)。フセインだって裁判にかけたぞ。 ◆そういう根本的なところは置くとすれば、戦場カメラマンの映画と解することはできる。兵士と並んで "shoot" する様も英語の妙と言えたが、バディもの、成長もの、の典型ながら、 手練れのベテランと、それにくっ付いて来る駆け出しカメラマン、というこの既視感は・・・・・そう、「SCOOP!」だ。殊に終盤、ベテランが斃れ、駆け出しカメラマンが決定的瞬間をモノにするまでの流れは、 部分部分で立場は違えど、「SCOOP!」のそれである。 ◆そして、この駆け出しカメラマンの愛機が、ニコンFE2。ブラック。なんとこのご時世に、しかも報道で、銀塩カメラ。手巻き。パターソンぽい現像タンクも持ち歩いていて、現像してた。 カシャッ、ジーチャッ、カシャッ、ジーチャッ・・・・・懐かしいリズム。戦闘シーンで一枚一枚を切っていく様は、まるで一人だけ、70年代のインドシナにでもいるかのようで、市街戦などテト攻勢を思わせた。 時折そういった時代の歌が BGM に流れるし、狙ってるのだろう。合わせるならニコマート・・・・・「地雷を踏んだらサヨウナラ」には出てきたね・・・・・だろうが、そこは些細な話だ。 道中の無関心を装う町も、「地獄の黙示録」のフランス人農園のように見えなくもない。 ◆そういえば「SCOOP!」のリメイク元「盗写 1/250秒」の主役カメラも、FE2 ではなかったか。タイトルは勿論、その Xシンクロ速度なのだったが、このあたり、偶然だろうか。 しかし、カシャッ、ジーチャッ、カシャッ、ジーチャッ・・・・・いいね。FE2、キヤノン党にしてこれはちょっと欲しかった。FM3A もアリだが、今時の中古相場は如何程か。 巻き上げの感触では、キヤノン機ではあの辺に敵わないのだよ・・・・・ていうか昨年 NewF-1 に詰めた 1本すら、未だ終わってねーんだ(苦笑)。

2024/10/14(月)
ワイヤレスイヤホンが、時々ペアリング出来なくなることがあって、その都度初期化して復活させてたのだが、段々一度では戻らなくなり、今日など繰り返し繰り返し一向に駄目になったので、 買い替える・・・・・まだ 2年半だぞ・・・・・ことにして出かけたついでにヨドバシに寄って、そのまたついでに、昨日悔いを残したリモートスイッチを・・・・・ケンコーのは相変わらず対応状況が不明なのだが、 店頭の EOS R5 などを見て、スイッチソケット周辺に問題があるわけじゃないよな、と確認して、ままよとついで買い。早速 R5m2 で試してみると、あっさり挿さり、あっさり動作。 あぁぁぁぁケンコーが有耶無耶な真似をするせいで、遠回りしたわ。ただ純正はカチッとメリハリを伴う感触があったと思うが、こいつはムニュっと心許ない。常用するなら純正だろうなあ。 空模様は思わしくなさげだったので、昨日のリベンジは見送ってしまったが、予報を見ると、紫金山・アトラス彗星もこれっきりかもしれんな。

2024/10/13(日)
紫金山・アトラス彗星。また海ほたるへゴー。富士山のシルエット、今日も駄目だったかあ・・・。昨日より大分条件が良く、尻尾もなんとか・・・・・と、そこへ羽田へアプローチする飛行機が横切った。 あーっ、リモートスイッチ、買って来ればよかった! 仕方がないので直接レリーズボタンを押したら、案の定ぐにゃぐにゃの光跡しか撮れづ、かくなる上はと、ここというタイミングの 2秒前を読んで、 2秒セルフで押す作戦に出たが、なんとか合わせられるようになる頃には、彗星も大分下がってしまった。不覚。次は地上のみなとみらい地区に絡める構図に移行、こちらはぬかりなく、ハーフND で街灯りを抑える。 不自然になってなきゃいいが。

2024/10/12(土)
紫金山・アトラス彗星。夕暮れの部が始まった。条件的には明日が本命と思われたが、予行を兼ねて海ほたるへゴー。富士山のシルエットに期待したが、雲・・・。 で、相変わらずリモートスイッチが出てこないので、2秒セルフで済ます。動き物でなければ余裕。

2024/10/7(月)
紫金山・アトラス彗星。先日撮った分は放ったらかしてたのだが、全滅だし捨てちまうか、その前に一応もう一度・・・・・と見たら、あれっ写ってんじゃん!  フレームを変え変え切ったその最初から、しっかり写ってた。一体どこ見てやがったんだオレ。orz 追い込む前の広めの画角、RAW 記録もしてない。この後空がどんどん白んで来たので、 結局これしか残せそうもない。はああ・・・・・ここで気付いていれば、鉄橋と絡めたり色々できたのに。返す返すも口惜しや。バカバカバカバカ。

2024/10/5(土)
LP-E6P、Wi-Fiが使えるのがこの 1本だけでは心許ないので、不承々々ながらとりあえずもう 1本、と予約していたら、12月末に入荷予定、と昨日連絡があって、まあ気長に待つかぁ、 と構えていたら、入荷しました!、といきなし来た。なんだいそら・・・・・最早出費が早まる方へ気が行くのだったが(笑)、要るから注文したわけだしと、早速確保。 近所でちょい撮りなら、2本で回すこともできようか。予備には「NH」もあるし、予備の予備には「N」が・・・・・こちらはそろそろお役御免か。たしか EOS7D2 から使ってたハズ。 しかし Wi-Fi でデータ転送くらい、ファームアップでフォローしてくれないものか。

2024/10/2(水)
紫金山・アトラス彗星。明け方に見えそうだっていうじゃないの。思い起こせば 4年前のネオワイズ彗星以来・・・・・その前は1997年のヘール・ボップ彗星・・・・・のチャレンジとなるが、 空模様はクリアのようなので、近所の河原へゴー・・・・・と着いてみれば東の空が、フレアスタックがボーボーで朝焼け状態(沈)。何も今やんなくなっていーだろー、とブーたれても始まらないので、 とにかく炎だけでもタワマンに隠すことにして、太陽から逃げるように昇って来る彗星を、当たりを付けて撮っては拡大して、と繰り返し、どこだどこだと言ってるうちに、空はみるみる白んで、 終了・・・・・結局どこだったんだ。夕暮れの部にまた、リベンジか。 ◆そういえばリモートスイッチについてケンコーに訊いた件、音沙汰なし。邪険にされたか、余程言い難いのか。


2024/9/30(月)
EOS R5m2、初陣。標準ズームから 800mm x1.4 まで試したが、R5 のつもりで使う分には、概ね間誤付くこともなく、移行はスムーズに行けそう。USB-C での有線転送も試した限りでは、 USB2.0 の安物でもまあまあ速度は足りてる。ホワイトバランス等々、若干振舞いに差異があるようにも思われたが、そこは慣れの問題として。 ◆たーだ、メインスイッチの位置変更により、R5 ではその位置だったところには、スチル/ムービーの切り替えスイッチが来てて、意識しないとうっかりそっちを触ってしまい、 意図しないファインダー表示に慌てることしばしば。これも慣れるしかない。右手側へ移ったメインスイッチも、片手操作で便利な筈だが、ON/OFF で回す向きが R10 と逆なのだな。 こういうのは地味に困る・・・・・と思ったら R6m2 や R8 とは揃ってる。一方 R10 は R7 と揃ってる・・・・・うーむ。右掌に引き寄せてオン、と覚えるしかないか。 ◆余談ながら、左のスチル、右の電源OFF で、左右のスイッチが双方真っ直ぐ前に向いてるのが定位、これは判りやすい。かの OM-2 の、露出計スイッチと露出補正ダイヤルの線が、 それぞれ真横に向いて揃った時に一目で定位と判った、あのデザインを思い起こさせたが、R5m2 もそうなのか、どうなのか。

2024/9/29(日)
100円ショップで USB-C ケーブルを調達。キヤノンの糞^H 困った仕様のために、余計な費用はかけたくないし。これならよく使うカメラバッグに 1本ずつ入れっぱでもいい。

2024/9/28(土)
引き続き EOS R5m2。ひとまずすぐ使えるよう、R5 に施した設定にできるだけ寄せて、メニューなどのカスタマイズ。これまで「ノーマル」か「ファイン」があるだのみだった JPEG の画質設定は、 1〜10の間から都度々々選ぶようになってる。選択回避の法則が発動しそうになったが、デフォルトが「8」、「5」以下でノーマルのアイコンに変わるようなので、ここいらが目安か。 吐かれるデータサイズをこれまでの感触に照らしてみるとしよう。新しい項目もいずれ整理するとして、R5 のニンジャストラップをこちらへ通し直し、バトンタッチの儀。天気悪いし出番ないな。

2024/9/27(金)
マップカメラから届いた箱が、30周年記念仕様、「Since 1994」・・・・・あれはクラカメブーム前夜であったか。日本橋高島屋での「日本カメラショー」が最後の年で、そこでコンタックスG1 が登場している。 翌年、場所を池袋に移し「フォトフェスタ・ジャパン」になり、その後紆余曲折あって「CP+」へ至る流れは、以前書いた気がするが、この 2年前にはコニカヘキサーが出ており、孤軍奮闘というか独り勝ちというか、 コンタックスT2 の独壇場だった・・・・・いやローライ35クラシックもあったが・・・・・高級コンパクト機や、事実上ライカのみとなっていたレンズ交換式RF機など、αショック以降 AF一眼レフ一辺倒だったところへ、 カウンター的な新商品が次々と現れた。「ライカ・コンタックス戦争再来!」等々カメラ雑誌も大いに煽って(笑)・・・・・そういえば「カメラジャーナル」創刊も 1993年・・・・・やがてクラカメブーム、 銀塩カメラの絶頂期へ至るのだったが、ソフマップが参入したのは、そんな頃であった。時流に乗って一稼ぎする気かな、くらいのつもりで眺めていたら、いつしかしっかりと根を張って、30年。 この間には、古き良き老舗の中古カメラ店達が、或いは退場、或いは縮小して行ったが、そんな中にあってかつての新参店は今や、老舗の風格を具える。 ◆長くなったが、箱の中身。EOS R5 MkII、ようやく手許にやって来た。予約開始ヨーイドンから 1時間半ほど後れた結果の、1ヶ月待ち。先に買っておいた液晶保護シールを貼って、同梱の電池を充電しつつ、 手許の充電済みの電池を入れて初期設定・・・・・んん?、フルスペックで使うには最新の「LP-E6P」必須、とそこまでは承知だったが、まさかまさか、新機能はおろか、無線通信まで全く使えないとは!  出先でスマホへの転送、どうすんのよ。「N」や「NH」は機能制限、初代「LP-E6(無印)」は使用不可と明言・・・・・放電特性が違うのであろうか。こうなるとサードパーティーも駄目っぽい。 インクカートリッジでエコリカの訴訟も退けた・・・・・本機発売後に二審も・・・・・ことだし、このへん強気なのか。USB-C ケーブルの同梱は、フォローのつもりなのかもしれないが、 もう W-E1 や FlashAir で頑張ってた頃以前に、逆戻りだな。「P」は 1ヶくらい増やしたいが、「N」や「NH」がまだゴロゴロしてんだよ。新しいのは昨年暮だ。ファームアップでなんとかしれくれませんかねえ。 ◆気になる視線入力、早速試してみる。EOS-3 の時は、割と広範囲な 45点測距と相まって、サーボAF との組み合わせで万能で行けるんじゃないかとすら思った・・・・・実際には外すと怖いので多用しなかったが・・・・・ ものだったが、今度のはキャリブレーションを繰り返しても、ひゅいっと枠がアサッテの方へ行ってしまう。覗き方の僅かなズレも影響するのか、どうも反応なピーキーな感じで、 見たところへ合ってくれるというよりは、合わせたいところへ誘導するように、凝視せずぼんやり視線を動かす感じ・・・・・いやいや、こんなストレスフルな追い込みやってる間に、手動でサクッと行くだろ(笑)。 「電池食い虫」化も進んでそうな中で、こういうギミックに電力も割きたくない。

2024/9/25(水)
ケンコーの問い合わせフォームに、リモートスイッチについて訊いてみた。対応機種に EOS R シリーズの記述がないが、使えないのか、情報が古いだけなのか、古いなら更新しないのはなぜか、 対応しているのにも関わらず載せられないような理由があるのか・・・・・さあどうだ。


2024/8/27(火)
朝ドラ「虎に翼」で今度はキヤノンが登場。IVSbらしきカメラに専用フラッシュ付! シャッターダイヤルの上面が、IVSb改ぽいようにも見えたが 4K だともうちょっと見えるんかね。 だとすると弟分の IIS改もあり得るが、旧来のシャッターダイヤルであった場合は、IVSb より遡る可能性もある・・・・・巻き上げノブが縦目加工以降で。軍艦部に後付けファインダーが乗っていて、 レンズは短く 35mm あたりか。手許の 50mm 用純正と似たようなフードが付いてる。50年代初頭であれば、年代は合ってそうだが、機種選定は新潟編でのニコンS2前期とのメリハリか。 そういや前作「ブギウギ」では使い込まれた IIIA と思しきが登場、制作の東西それぞれってことで。

2024/8/25(日)
「箱男」を観る。初っ端本題に入る前にいきなしプラナー、と思しきロゴが映り込む。箱から突き出されるはコンタックス T VS。そこ暗室になるんかい。 有り物でこなす現像が妙にリアル。現ムラ必至ぽい気もするが。箱ん中意外と広い。車中泊感覚で居心地良さそうだなおい。以上。

2024/8/15(木)
地元の花火を撮ろうカナー、と支度したらリモートスイッチが行方不明。俺ん家あるあるではあったが、ダブり覚悟でいっそもう 1本、というには若干躊躇する値段のキヤノン純正、 ならば互換品でもよろしいか、所詮ただのスイッチだし、とネットで物色すると、そうだケンコーのがあった。ああこれだこれだ、ヨドバシに寄って行けばいいや、と思いつつも一応対応機種を、と見てみると、 どうしたわけか EOS R シリーズが全く入っていない・・・・・のは N3コネクタで、E3 の方はというと、R と RP だけ載ってる。情報が古すぎるだけか・・・・・いやでもこれ、2022年発売だぞ。 大人の事情かと勘繰るところだが、そもそも銀塩 EOS から続いているコネクタ規格だし、ソフトウェアで互換チェックするような代物でもなし。 しかしこれがエツミのも・・・・・いやこっちは「等」とあるな。カールコードでないケンコーのに、せめてその一文字が欲しいのだが(笑)。

2024/8/12(月)
コミケ。これ見よがしにペンタ17 を机に置いてるサークル多し。寸法を調べもしてなかったが、案外大きいな。

2024/8/11(日)
噴火するまでは、と嘯いてた恒例の富士山登頂はやめてしまったが、麓から五合目までの吉田口登山道が心残りだったので、思い立って登る。なにげに五合目から頂上より高低差がある。 真夏のカンカン照り、早く標高を稼がねば暑さにやられる、とそればかりが気懸りだったが、道はずっと木陰の下で杞憂だった。襷がけに同行するは EOS R10・・・・・だったのは最初のうちで、 調子が上がらずこれすら煩わしくなってザックにしまい込み、以降は専らスマホ。やっぱり EOS で撮っておけば、と思うものもあるにはあったが、スマホでもなんだかんだで、 まあまあ撮れるようにはなった・・・・・あくまで比較論だが。 ◆えらく時間を要しつつなんとか登り切って、帰りはバス・・・・・最終の 1本前・・・・・で河口湖駅。どうにか回復したので再び EOS の出番、シメにフジサン特急と暮れる富士山をぱちり。


2024/7/17(水)
EOS R1、つひに登場。最後の EOS-1DX と目される Mk.III から 4年、今回もまた閏年即ち五輪の年のリリースと相成ったが、フラッグシップの登場により、ようやっと完全に、 メインストリームが RFレンズ系へ移行したことになる。しかしとうとう¥1M 超えとはなあ。R3 が R1 への露払いというかワンポイントリリーフというか、 これでお役御免になるかというと、R1 の弟分として、或いは R1 の相場を支える役に、徹するのであろうか。 ◆さて R5II である。出ましたよ、出ましたさ。一見、スペック上現行モデルから大きな違いはなさように見えるが、高感度域の改善はいつだって嬉しい。裏面照射とあらば、 オールドレンズを・・・・・という誘惑に駆られなくもないが、もう何年か前だったらねえ。電子シャッターが任せていいレベルになっているのかは不明だが、 メカシャッター・・・・・というのもなんだか紛らわしくフォーカルプレンシャッターとか物理シャッターとか・・・・・併用だと R1 から 5II まで横並びに、12コマ/秒で頭打ち。 EOS-1DX3 はクイックリターンミラー動作込々で 16コマ/秒出してたというに、もうそっちは頑張らないということか。

2024/7/15(月)
朝ドラ「虎に翼」が新潟へ舞台を移し、主人公の着任早々クセ強な面々に囲まれ・・・・・は朝ドラあるあるとして、その中の田口浩正の首から下がってるのは、 コンタックスIIa?・・・・・いや違うな、あれはニコン・・・・・例によってポーズかけて観察すると、ファインダー窓は既に大きく、ダイヤル類の上面はまだ黒くない、 とするとこれは、S2前期か。時系列的にはフライングっぽいが。

2024/7/13(土)
新宿で鉄分豊富な映画観て、中古CDでも漁ろうかと新宿通りの方へ進むと、今時のオサレなカメラ店があった。殊銀塩方面に関しては昨今、完全に嗜好品と化しており、このテの店の常として、 富士だのコダックだのでもアグファでもない、聞いたこともないようなブランドのフィルムが置かれていたりするものだが、「昭和カメラフィルム」なる、イカニモ感満載のそれが目に止まり、 どれどれと入ってしまった。「昭和カメラフィルム」、すげー高い(汗)。 ◆フィルムの他に廃パトローネ加工のアクセサリだの、ピンズだの、こういったあたりもイマドキなのだが、見回すと「北村写真機店」と・・・・・あー、言われてみればそんなハナシが、あったような。 全く疎くなっているのだが、毎度お馴染みのキタムラとは一線を画し、マップカメラをより高級志向にしたような佇まい。銀座の渋〜い老舗ともちょっと違う。 なるほどね・・・・・キタムラの戦略なのではあろうけども、どこか写真文化への最後の良心、のようなものが漂ってるような気もする。 ◆折角なので上から降りながら覗いてみることにする。まずはライカか・・・・・剥げ剥げブラックペイントの M、カンマが 2つ付いてるくらいでは驚かないが、その上にまだゼロが乗ってる!  正札に釘付けで(笑)モデルまでよく見なかったが、KE-7A だったか?・・・・・最早不動産級相場である。この円安だと、ポンと買ってっちゃう外国人もいそうだよな。 かつては強い円を背景に日本人が方々で買い漁っていたのだよ(遠い目)。 ◆もうちょっと現実的なところで、未だ未練タラタラの黒ニッケルのスタンダードやら、国産勢の MF一眼レフやら懐かしのコンパクト機やら、古き良き中古カメラ屋巡りの記憶に遊びつつ、 ふと気付けば口元は緩みっ放し・・・・・既に未来への希望より思い出に生きているのだな。結構お気に入りのミノルタTC-1 なんか、新品で買った時より中古相場が高かったりして、元箱もまだあるし、 売り抜け、の誘惑の言葉が耳元で聞こえた気がしたが、どうしたものか。


2024/6/18(火)
噂の新型銀塩機が「PENTAX 17」として正式発表。スケール感は分からないが、賑やかなディテールと色から、往年の Program A 銀ボディ、が想起される。あのパンダ色の。 尤もメーカー的にも遡って肖りたい程の機種ではなかろうから(笑)、こちらにはそう見えただけだろうケド。 ◆ところで「17」って何ぞや?・・・・・キヤノネットのように開放値ってことでもないし、と思ってたらハーフ判の短辺か。聞くところによればフォントは 67 のロゴに合わせてある由。そこかい。 他にも借りてきたモチーフが色々盛り込まれてるらしいが、そこは内輪でやってて頂戴って感じか。しまい込んだ 645 以外、殆ど縁がないんだよなーペンタは・・・・・初代オートロンなら別体ワインダー共々持ってるゾ。 ◆ハーフは時代の要請か。私自身値上げに音を上げてサムライZ-L に逃げたくらいだし(笑)。スマホ世代には縦位置云々、は明らかに後付け。オリンパス ペンの時代にそんなものはなかった。 ああ、縦送りで横位置のキヤノンダイヤル35 なんてのはあったゾ。あれ一度買いそうになったことがあってなあ・・・・・中古市で破格だったんだが、逡巡してるうちに他の客に取られた(遠い目)。 それはさておき、ハーフで 25mm/F3.5 なら、ゾーンフォーカスも余裕っぽい・・・・・いやこれプログラムAE なのか。せめて絞り優先だったら。 ◆マグネシウムらしいのでヒンヤリ感は乏しそうだが、金属外装、というのは所有欲をソソる要素ではある。お値段は、今日日相応の建付けでそれなりの手動部分もあるなら、¥100K超えは致し方なし、 なのか・・・・・デフレ脳にはコンタックスT2 や、ミノルタTC-1 といったアノあたりの・・・・・ああリコーGR1 もね・・・・・感覚になるが、そういうベクトルではないな。銀塩写真が新鮮な層向けのようなので、 どっぷり浸かってきた世代には今更だし、なんならホコリ被った機材を引っ張り出せば済むこと(笑)。そうだそうだ、PEN EES を引っ張り出して、ちょっと頭を冷やそう。(ぉ


2024/5/15(水)
EOS R1 開発発表。既定路線であって時間の問題でしかなかったが、いよいよプロユースの軸足が完全に移る。既に少なからず R5 や R3 へ流れてはいるのだろうけど、フラッグシップは象徴である。 銀塩 EOS では、FDマウントとの断絶もあって、光学系を流用したものも含めレンズ環境が一通り整ったところで、満を持して初代 EOS-1 が登場したのだったが、 EFレンズも一応は引き継げる EOS R システムにあってここまでかかったのは、まだまだミラーレスに課題が残ることの証左とも言えるだろうし、従来の延長線上とは異次元の要求レベルがあるのかもしれない。 ◆パッと見の限りでは R3 と骨格を同じくするようにも見え、オプションの共通化などもしていそうだがそのオプションに何があったかはよく知らない。ただ往時の EOS-3 から EOS-1V へのそれを彷彿とさせるところあり、 45測距点などは EOS-3 で先行したものだ・・・・・そういえば視線入力がありましたな EOS-3 も。視線入力といえば初採用の EOS 5 で 5点測距、これが EOS-1N で踏襲された。 概ね、いわゆるハイアマチュア機で攻めに出てから、フラッグシップ機で本格採用、という流れがある。デジタル一眼レフ時代での 1D系と 5D系では関係性がやや変化したが、要素要素で同様の流れがあったように思う。 ◆そんなことよりまだまだ噂だけの R5II(仮称)よ。現用の R5 でも大きな不満はないのだけれど、コマ速は見劣りしてきたし、センサーや画像処理の進歩にも肖りたい。できれば電力消費も抑えてほしい。 最早要望もそれくらいしか無いと言えば、無いのだが・・・・・いや、クアッドピクセルかどうかはともかく縦横どっちも合うAF。たまにスコーンと外すから困るのよ。


2024/4/23(火)
シグマとタムロンから、つひに RFマウント玉が。キヤノンのマウントで、ライセンスを公言したのは初めてではなかろうか。今回発表されたのはいずれも APS-C、 フルサイズには手を出させないということなのか、そういえば RF-S のラインナップが遅々として拡充されなかったのは、水面下でこのあたりが進んでいたからであろうか。 先陣を切るシグマの C18-50mm/F2.8など、なかなかグッとくるのだが、ありゃ、光学手ブレ補正がないのだな。こちとら R10なのだが・・・・・ライセンス化で相性問題が払拭されるのは有難いが、 結局欲しい玉がない、というオチも、ありそうな。

2024/4/20(土)
通りすがりにお寺の境内の骨董市、なるものが目に止まり、ふらっと寄ってみる。本命は古いハクキンカイロ、なかなか見ないのだが代わりに突如目に入ったのがマッチ。SR-T101 の写真が刷られてて、 裏返すと青地に白抜きで "Minolta" の懐かしいロゴ。販促品だったんですかなあ。¥110ナリ。


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