我が病巣 〜カメラな日々

(2000.4.8 〜)
10000 (2002.5.6)
50000 (2007.11.28)
70000 (2012.10.19)

一番下へ


2024/2/22(木)
野暮用ついでに横浜へ出て CP+。ずっと使ってきたメインの EOS も、Rシリーズに刷新し大体一通り揃ったところで、他社システムや互換レンズなどにも殆ど関心がなくなって、 もう純正で世代交代させながら、アガリに向かうだけなのだろうなあ、といった心持ちであるので、この催しに対しても最早そんなに熱量を伴っていないのだったが、 創刊号から並べられた CAPA の表紙だけは、見入ってしまった(笑)。あとプラレールで撮り鉄。用品カタログも。 ◆そんな中、これだけはという数少ないお目当てに、RF200-800mm があった。なかなか店頭で見かけず、ショウルームに行く機会もなく、数字だけでないボリューム感を求めていたのだったが、 ありましたよ、キヤノンのブースに、有難くも RF100-500mm と隣り合わせで・・・・・こうして並べると、やっぱでかいね、でかいわ。通勤カバンに潜ませること適わぬのは一目瞭然として(笑)、 コレの収まるカメラバッグが新たに必要なこと、現用のクッション入れたデイパックならどうにかなりそうな感じ、等々イメージは持てたか。RF800mm/F11 のお手軽さは他に代え難いが、 DOレンズ特有の弱点もあるし、開放でしか使えない難もあり、何より 100-500mm と取っ換え引っ換えする煩わしさよ。急ぎはしないが、今年あたりは・・・・・ああ R5 の後継機もそろそろか?

2024/2/17(土)
ちょいと出かけた・・・・・タイヤ公園で鉄・・・・・ついでに多摩川左岸を遡って矢口の辺り、小堀製作所の看板が、ない。「テフノンレンズ (K) KOBORI」のあの看板。 令和に入っても存在していたことは確かなのだが、都度々々写真に撮るわけでなし、さて最後に通りかかって見たのは、いつだったか・・・・・ここまで来て、今になって、 という気分と共に入口の前まで来てみると、昔から「小堀製作所」と入った方の反対側の門柱に、「小堀ホールディングス」なる新しい看板が。持ち株会社制になってたんだ・・・。


2024/1/25(木)
今日の朝ドラ冒頭で、芦ノ湖と称するどこかの湖畔で、主人公達が写真を撮り合っているそのカメラ、キヤノンのバルナックもどきですな。画面中央に黄色い二重像がうっすら見え、 なんだこれファインダー像なのか、って随分とクリアだなおい。 ◆ポーズかけて観察すると(←ヒマか)、左手側側面の専用フラッシュカプラーが無かったので、まず IV 系統ではない。以下、ファインダー倍率切替レバーが、新型。スローダイヤルのロック、無し。 巻き上げノブ上面の感度ダイヤル、これは有り・・・・・以上の状況証拠から(笑)、III A、と考えられる。尤も、小道具としてのこの個体も、生まれて 70年以上、その間にはどこか交換されてる可能性も、あるが。 レンズは、キヤノンでないことは察せられるのみ。さすがにソ連製はあるまい(笑)。手許の IVSb と比べると、効果音は 1/60 が近そうだ。 ◆キヤノンのサイトによれば、III A の発売は 1951年。ドラマの時間がいつ頃まで進んでいたかはよく判らないが、細かな識別点に目を瞑れば、L39マウント採用でファインダー倍率切替できる機種は、 もう2年程遡れる・・・・・パッと見似てるレベルなら終戦翌年・・・・・が、ギリ許容範囲なのだろうか。とはいえ、メッキが剥げてるし、出たばかりのカメラでどんだけヘビーユーザーなんだよ、 というツッコミ所は、残ったりする。


2023/12/16(土)
今年の 1本目、RVP100を NewF-1 に詰めた。少なくともリバーサルは、これが最後の 1本になるだろうし、そうであれば有終の美、往年の第一線機材、盟友とでも言えるであろう、これにした。 初ボで新品を手に入れたカメラでもあり、色々と先が見えた感のある昨今にあって、締め括りには相応しかろう。 ◆早速ブラパチなど始めてみたが、ファインダーを覗いて、無意識にデジタル水準器やらヒストグラムやらを探している自分が哀しい。とりあえず撮って調子を見てから、というスタイルにすっかりなってしまい、 露出を「読む」ということももうできない。ドラ着けてサンニッパ着けて、こいつを振り回していた頃が、遥か昔と思い知る。レリーズ根本のスイッチも、EOS R10 のようなつもりで指先で弾くと、 ロック解除でなく反対側のセルフタイマーの方へ回ってしまった。レリーズ直後にウンともスンとも言わないから巻き忘れたかと一瞬思い、ハッと気付いてバッテリーチェッカーを押してセルフ解除。 セルフ解除の手順だけはまだ身体に残ってたようで、そこだけが救いか。 ◆そんな具合で NewF-1 とはまだギクシャクしているが、最後の 36コマを噛み締めたいと思う。ドラは無理でもレフレックス500mm や魚眼、この際サンニッパも、いっそ引っ張り出してやろうか。

2023/12/13(水)
現像上がり。スリーブだがこれもなかなかの費用で、買って撮って現像して ¥5.5 ほど。1コマあたり¥150・・・。

2023/12/10(日)
早速 RF-S10-18mm を連れ出す。R10 のファームは最新に上げて対応させたが、光学補正のメニューを見ると、周辺光量補正は ON ながら、歪曲収差補正がグレーアウトして指定できない。 えー後で歪み直すんかい、と訝りつつ直線なモノを探して覗いてみると、案外真っ直ぐに見えてる。もしや、逆に OFF に出来ない的なヤツか? 後処理ありきの光学系自体は否定するものではないが、 RAW だと凄いのが出ちゃうんだろか。

2023/12/9(土)
発掘した例のフィルムをヨドバシに出す。E-6プロセスで今も正味中1日といったところか。あと φ49プロテクター確保。 ◆RF-S10-18mm/F4.5-6.3 IS STM、着荷。早速ゴソゴソ開けて、さっき買ったプロテクターを着けるのももどかしく、まず R10 に・・・・・うっはぁぁ小さい!  裾のマウント基部付近がちょっと広がったプロポーションは RF-S のひとつの特徴だが、この長さ・・・・・18-45mmもこんなだが・・・・・で見るそれは、 なんとなーくズマロン35mm あたりを思い起こさせるキュートさだがそれはさておき、敢えて沈胴にする必要があったのかというくらい、伸ばしたって高が知れる。スバラシイ。 ◆それにしても、これまで凌いできた EF-S10-18mm の嵩張りようよ。EF-S としては小さい方だったが・・・・・キヤノンではこれらを並べて、RF-S10-18mm の小ささをアピールしていたがなんのなんの、 これはレンズ単体同士での話であって、既に RFマウント機へ移行している身からすれば、マウントアダプターを着けた姿での比較こそ実際に即しているであろう。で、ざっくり言って長さで約半分、 径も小さいから実質的には半分以下のボリューム感。ポッケにも楽々入る。標準ズームと取っ換え引っ換えするにも、これまでより煩わしくなくなるのは必定。 強いて言うならば、RF-S はフィルター径がバラバラな為に、おいそれと PL だのに手を出しにくいことか・・・・・φ77 なんぞよりは安いけどサ。

2023/12/7(木)
年明けの写真展向けにプリントしようと、デジタイズすべくスリーブを・・・・・あれ、ない。年一ペースで撮っててここ何年か分を束にしてた中に、昨年下ろした分がない。 現像上がったままうっちゃってたかなと、DPEの封筒を探したが、あっても中は空っぽ。いやあ撮った筈だぞ、と辿る記憶もなんだが靄がかかっているようなのだったが、 欲しいコマのイメージだけは鮮明に脳内にある。 ◆こらまた日を改めて家探しか・・・・・とここまで考えて、まさかね、とライカM6 を引っ張り出して、まさかね、と巻き戻しクランクを回・・・・・げげげ、突っ張る。 まだ入ってんじゃん。orz ハテ、何が起きた? ◆落ち着いて靄の中で目を凝らす・・・・・フィルムは 30コマを過ぎていた。最後にどこで何を撮ったかは覚えていないが、もう現像に出してもいいかと、そう考えた記憶はあるから、 別の時の記憶と混ざって、そのまま出した気になった可能性が高い。目当てのコマはその場で一緒にデジカメでも撮っていたから、そのイメージが、鮮明に脳内に残っていると考えられる。 そして上がったスリーブはすぐに整理せずに、そのへんにうっちゃってることが多い・・・・・現像に出したつもり、上がりを見たつもり、そこいらに放ってたつもり・・・・・なんだが落語みたいだが、 どうやらそれぞれの断片から、記憶が勝手に構成されたらしい。 ◆まずは現像に出さねば。靄は大分晴れて、腹落ち感・・・・・またまた都合良く記憶を再構成している可能性は排除できないが・・・・・もあるが、なんだなあ、 焼きが回っちまったかな。ここまで思考できるうちはまだ・・・・・と祈るの半分。

2023/12/5(火)
フォトブック入稿。結局アスカネットのマイブックにしたが、レイアウトの自由度が高い半面、センタリングから自分でやらねばならず、寸法と位置を数字で規格化して、どうにか流れ作業化。 その前にセレクトが滞ってたのだが・・・・・ウダウダと一ヶ月、エンジンかかるまでが長い。


2023/11/11(土)
ヨドバシで RVP100 を所望。銀塩世代の意地というか、免許維持路線のように年一で申し訳的に詰めてきたが、現像料別で 1コマあたり¥100・・・・・最早ここまでか。 ◆ネガカラーならまだなんとか、だったら XP2 が、と他を物色していると、すぐ隣のトイカメコーナーに、写ルンですを詰め替え可能にしたようなヤシカ名義のカメラがあって、 その中にヤシカ坊やのイラスト入りなんてのも。そこ来たかぁ・・・・・これがペンタの「望遠だよ」「ワイドだよ」のアイツだったら、危なかった(笑)。 そういえばペンタ名義で近々銀塩カメラを出すらしいが、こういうのじゃ、ないんだろうなあ。

2023/11/4(土)
富士フイルムに固まりかけてたフォトブックだが、たまたま見かけたアスカネットのマイブックってのが、サイズからページ数からレイアウトの自由度から、あらま要件揃っちゃってる。 自由過ぎて出来合いのフレームに流し込む手軽さはなさそうだが、そろそろもう、逡巡している場合では、ない・・・・・初回限定クーポンもあるし。ふむ。

2023/11/3(金)
羽田で「しらせ」回航などを撮る。その後、空自 KC-767 が飛来するとかで、日が暮れるまで粘ってしまったのだが、あれだ、ゆっくりタキシングする飛行機を追いながらシャッターを切ると、 これが止まらない・・・・・というか背景が綺麗に止まる。モード2 にしても変わった感じがしない。もしや、EOS R の IS はそういう動きなのか? センサーシフト同期だとこうなっちゃう??  ややこしいな・・・。

2023/11/2(木)
正式に出ましたな、RF-S10-18mm/F4.5-6.3 IS STM。こちらは即決としてもひとつ RF200-800mm/F6.3-9 IS USM ての、悩ましい。現用 RF800mm/F11 の縮長より若干長く、 バッグを新調しなければならないが、ズームで賄えるのは、大きいな。RF800mm/F11 は DOレンズの弱みで、ハイビーム喰らうときっついし・・・・・こちらはゆっくり考えてもいいが、 シグマの C150-600mm、すっかり出番もなくなって、2月にネジの緩みを直して貰った後も、一度も持ち出していないのだな。


2023/10/26(木)
そろそろまたフォトブックを作ろうカナー、とキヤノンのサイトを覗いたら、サービス終わってるし。orz ◆おいおいどういうことだ。2024年内を目途に新たなフォトブックサービスを云々、とあるのだが、撤退でないらしいところがかえって謎・・・・・夏には割引キャンペーンやってたし。 あれか、工程の外注先の都合か何かか。それで年内には立て直せない、というわけだな。 ◆思い返せば 3年半ほど前、世は緊急事態宣言下、先行きが最も不透明だった頃と言えようか。良し悪しは別に、一時的に有り余った時間・・・・・色々理由を付けては近場ながら平日の撮り鉄に出かけ、 能天気にもウハウハしていたのだったが、折角だからとフォトブックとやらを編んでみようと、思い立った。割引キャンペーンに背中を押された格好だったが、冊子として出来上がってみると、 やはりこれはイイ。一度経験すると次からは気楽なもので、フォーマットの使い回しもできたし、その後何冊か作った。 ◆それが、振り出しに戻る。目先の話としてとりあえず一冊作りたいので、ネットで探してみたがこれがまた、どいつもこいつも帯に短し襷に長し。A4スクエア、ソフトカバー、MAX40ページ程でページ数選択可、 お仕着せでもいいからシンプルなレイアウトのテンプレまたは任意配置可・・・・・要件としてはこんなところで、キヤノンのサービスでは満たしていたことも、探せど探せど他所は大体どれかが駄目。 であれば要件に優先順位を付けるしかないが、富士フイルムのサービスなら、サイズだけ譲歩して B5スクエアで、なんとかなりそうか・・・・・何年か前に年賀状プリントで頓珍漢な焼きをされて、 自分で刷ることにしてからこっち、もう縁を切るつもりでいた富士だったが、ここはワンポイントリリーフと割り切って・・・・・早く再開しろよキヤノン。

2023/10/17(火)
・・・と言ってたら、RF-S10-18mm/F4.5-6.3 IS STM なるものが、どうやら出そうな話。呆気に取られる暗さ・・・・・と思ったが、現用の EF-S10-18mm も暗かった(笑)。 開放からそれなりの描写をしてくれるなら、許容範囲。EF-M11-22mm の RF-S 版で済ませなかったからには、相応の何かがあるのだろうが、まず W端即ち超広角域での 1mmの差が、でかい。 誤差はあるだろうがここは大歓迎。小さいのは有難いが、トレードオフを考えるとここまで必要だったか、というとどうだろな。RF-S系はフィルター径がバラバラなのも結構面倒い。

2023/10/11(水)
・・・と言ってたら、RF10-20mm/F4L IS STM・・・・・いや、それじゃないんだ。

2023/10/6(金)
シグマが APS-C 向けの10-18mm/F2.8 を出すとな。依然 RF マウントの供給はないのだが、キヤノンも RF-Sマウントを展開して 1年余、待てど暮らせど超広角を出す気配がない。 折角の軽量 R10 に、EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM とマウントアダプターなんぞ、嵩張るったらありゃしないのだよ。ライセンスを認めないなら早急に自前で揃えるのが責任というものであろう。 RF-S18-150mm なんか EF-M玉の流用だろうし、だったら EF-M11-22mm の RF-S版も、とっとと出しやがれと。


もっと前へ

CUB's CAMs