我が病巣 〜カメラな日々

一番下へ



2006/12/23(土)
こんな日にヒマなヤツらというのもナンだが学生時代のサークル仲間と久々に飲む。今年はこの周辺で色々なことがあり・・・・・・ オマエ最近何撮ってんだー、俺アレ買っちゃったー、みたいなところから、はたまた昔の喧嘩を蒸し返したりと(笑)旧交を温めつつ、 じっと手を見る・・・。そういえば今やヘタすりゃ平成生れの学生・・・・・デジももう当り前だろうし、暗室でのアレやコレや、 水張りだとかそんなのは・・・・・まあ、暗室作業を知らずしてなどと言い出したら、 「モノの無い時代」を知るという世代の人達から「それにひきかえ今時の・・・」とかなんとか言われたようなコトの、繰り返しか。 この楽しみを知らぬとはお気の毒、てな類の話もこれまたお互い様で・・・・・ヲタやってりゃしょっちゅうですがな。 ◆KissデジNでのフレーミングは安定してきたようで、グリップを外してもしっかり、水平が出てる。やれやれ。 するともうグリップは要らないのでわ・・・・・うーむむ。結局慣れるのを待ってれば良かったのか、 それともグリップを介することで慣れることが出来たのか・・・・・後者と考えておきたいところだが、まあ使う時は使うということで。

2006/12/17(日)
あっちゃー。キヤノンの取り込みソフト、いつの間にか取り込み時点のタイムスタンプが付くように変わってるでわないか。 たしか撮影時点のものであったハズだよな。ホラホラこないだのはそうだよ。あのね、イチイチ中開けないと判らんのでは煩わしいのだよ。 そもそも取り込み日時の方が良いとする理由などあるのか? このあたり特別な設定があるようでもなし、ついこの間アップグレードしたのが、 失敗だったか・・・・・結局、CFカード直挿しコースになりそうだが、まあUSBで繋ぐにも、端子の蓋が鬱陶しかったし・・・・・ しかし直接中覗くと、フォルダが小分けになってて面倒臭いんだが。あーめんどくせ。

2006/12/16(土)
そうそう、で、グリップである。先週でもまずまずフレーム右傾化問題(ぉはクリアしている風だったが、今日など戦車撮っても傾いてないし(をゐ)、 このホールディングが効いているのだろう多分これわ。単にKissデジNに慣れてきたのかもしれんが・・・・・ならば、グリップ外してみて、 どうか? 嵩張るのは確かなので、付けずに済むなら済ませたい時もある。 ◆地元の書店で、赤城耕一著「銀塩カメラ至上主義!」なる本がふと目に止まる。どっかのMOOKのようなタイトル(ぉ、 個人的には少々小っ恥ずかしい部類に入りそうでありつつ、ふーん、と手に取りパラパラ・・・・・今更、中古カメラ攻略本でもないのだが、 そこに綴られた、好き勝手な(失敬)ハナシ・・・・・それは殆ど昔語りと化しており、うんうん、そうだったそうだった、と共有するものを懐かしむ匂いがした。 デジ一辺倒の今となっては、という断りが最早前提となっている昨今、その時代々々に各メーカーが繰り出すカメラに込められたもの ・・・・・なんだか、忘れ物を手渡されるようなところあり、ついつい所望。 ◆他愛の無いと言えばそれまでながら、内容に同意出来るかというのもさておき、こんな具合の好き勝手な(またまた失敬)カメラ談義が、 少しばかり恋しくなってたのかも、しれない。あれよあれよのデジ化の流れの真っ只中、今のうちに、リアルな感覚を形に留めておきたい・・・・・ 読み手の側にいつつそんな風なコト、考えてみたり。気紛れなセレクトの中にあって、F−1にA−1、T90、キヤノネット、TC−1・・・・・ 手に馴染んだカメラ達、そして後々まで語られることになるであろうF6、EOS−1V・・・・・ん、コンタックスGシリーズが無い。ああ、無いんだ・・・。

2006/12/10(日)
グリップ付となったKissデジNを連れ出してみる。サブにはTC−1、28mm1本の見た目感覚で行ってみたい気分と、 周辺落ちを味わいたい気分もあったが、後者については最早、スキャンが前提に来ないという部分もあったかもしれない。 しかしとうとう、銀塩とデジとで主客逆転ですかいな・・・・・でそのTC−1、フィルムの残数が全く意識から落ちている自分に気付いた。 巻き戻しが始まって、あちゃ、とか言ってるんである。ああ、既に脳がデジ化され始めているのであろうか・・・・・ DX対応機ばかり使っているうちに、ISO感度を合わせるということを忘れるようになったのに似て、これは一種の退化と言え。

2006/12/5(火)
ふらりと中野。ジャンクの方でキャップやら漁ってついでに安売り電池も求め、さてと斜向いに移動すると、 KissデジN/X用のバッテリー・グリップを捕捉。定価の半値を僅かに切る・・・・・ふぅーむ、もっと安いのもありそうだが、 そもそもそんなに出るものでもなさげだし、早速見せてもらう。箱は無いが程度は上々、どうせ使い出せばすぐ傷だらけなのだが、 専用バッテリー用の他に単三のマガジンも、ちゃんとある。色々気をつけないと電圧が足らなくなりそうなことがカタログから伺えたので、 単三についてはオマケ程度に考えていたが、2ケ入る専用バッテリー用、1ケだけでも使えるのかと問えば、それはオーケーの由。 まあ手元に2ケあるならば、2ケ入れた方が長持ちはするだろな・・・・・単に2ケ分とかじゃなくてホレ、内部抵抗ってヤツさ。 ◆でまあ即決、帰ってから早速着けてみた。うーむ小生意気仕様。本体電池蓋は外す仕様、道理でしっかりした蓋なわけだ・・・・・ バッテリーを1ケだけ入れて、もう1ケ分の空間に蓋を放り込む・・・・・電極には気をつけて。背後のON/OFFはメインスイッチとヌカしていたが、 ウソじゃんか。大体本体のスイッチの立場はどうなるんだ・・・・・つまり縦位置用のボタンやダイヤルに対するものなのだな。考えりゃ当たり前である。 まあ、堂々としているスイッチなので、誤解も起こるのかもしれない。 ◆乾電池対応のためか大仰なスタイル、KissデジNは特に幅が小さいものだから、妙に縦長に見えて、スケールはさておきそのプロポーションとしては、 かのNewF−1ハイスピードモードラ仕様を彷彿させ・・・・・というのはかーなーりアレだが、EOS−1HSあたりより、「出しゃばり感」はあるように見える。 ◆さて、肝心のホールディングは・・・・・右の掌との一体感は増したので、大分・・・・・ところが今度は、 KissデジN本体のプラの艶消し仕上げでしかないグリップが、スルスルと滑って落ち着かない。単体の時には、無意識に余り気味の右手小指を底面に引っ掛けて、 下から支えていた格好なのだったが、今度は小指も前面に回ってしまったので、摩擦に頼るしかなくなったのである。 そこへ持って来てゴム塗装さえされていない艶消しだけのグリップ、スルスル。そういえばF3のドラもスベスベだった気がしたが、 アレは本体と併せてむんずと掴むような大きさだったから、それなりに摩擦が得られた。指が余ってグリップから浮き気味のKissデジNでは、 指の先をグリグリ突き立てることになる。痛ぇ。 ◆バッテリー・グリップ自体の縦位置グリップにはちゃーんと、ゴムが・・・・・しかもこれ、塗装じゃなくて貼ってある・・・・・アンバランス。 マイチェンしてるんだろか。それはそれとして、今度はレンズに添える左手の掌がうまい具合に下に当たるから、右手の負担は言う程でもないか。 で。そもそもの懸案であるところの、フレーミング右傾化(ぉ対策については、結局どうなのか?・・・・・感触としては結構期待出来そうなのだが、 フィールドへ出てみないことには、なんとも。

2006/12/2(土)
買っちゃった〜的高揚感より面倒臭さが先立つ新母艦PCへの引越し。箱から出してからアナログRGBの端子が無いことに気付いて、 アダプターを求めて閉店間際のヨドバシに駆け込んだのは先週のことだったが、ナルホド21世紀というのは遠い未来なのだった。 いよいよ場所を交代するべく、ワサワサとモノが散らかりケーブル類を引っこ抜くために旧母艦を僅かにずらすことすら大仕事となる机上において、 聊か無理ある体勢でその巨体を持ち上げる瞬間、腰がイッたらと恐怖に慄きつつ、どうにか下ろして、蓋開けて、SCSIボードを引っこ抜く。 されこいつを新母艦に・・・・・あれれ、挿すとこ無えじゃん。たしかに空きはあるのだがPCIエクスプレスって何だろねこれ・・・・・ またまた世紀を越えたギャップに弱るのだったが、さて、どうすんだよSCSI接続。スキャナ使えねえぞ。 ◆フィルムスキャナはUSBにも対応するので良いのだが、いわゆるフルパノラマやブローニーは、透過光ユニットを備えたコイツでないと困るのだ。 旧母艦をサーバとして残すテはあるとはいえ、さて21世紀のSCSI事情はどうなっているのか・・・・・ヨドバシ覗いてみると、 その在処を見付けるのにすら少々時間を要した。うわ、これっきゃねーのか・・・・・で、エクスプレスってのは・・・・・ どうやら徒歩1分のコンビニ行くのにフェラーリに乗るようなハナシであるらしく、そんなものは売ってない。USBからSCSIかませるヤツって、 なかったっけかな・・・・・やーもう、駄目駄目な感じ。残るはPCカードのヤツだが、結構値が張るな。 ◆まてよ、今のスキャナって幾らするんだ? コトと次第によっては・・・・・とそっちの売り場を覗くと、ををを、キヤノンもエプソンも、 ¥25K前後で透過光ユニット内蔵でブローニーも対応のモデルが、あるでわないか。スペックと値段で一目瞭然、両者がっぷり四つ・・・・・ 4800dpi、ウチのフィルムスキャナまで食う勢い・・・・・あれ幾らで買ったんだっけ(悲)。うーむむ、SCSIにしがみ付く理由が、 もう無い。フィルムスキャナにしがみ付く理由も、ヘタすると・・・・・。


2006/11/19(日)
ちょいと近所鉄。光線が厳しくISO400必至、お気楽モードであるし色々シチュエーションを試したいのとで、KissデジN。 やっぱりフレームが傾く。こんなコトで習熟を要するとわねえ。 ◆時節柄の裏付け無き皮算用モードで、前世紀の遺物PCの母艦をそろそろ交代させるべく夏モデルを落穂買い。 タワーバーに当たって押し込むのに難儀しつつそんなコトより、いつの間にやらスイカの端末があったヨドバシ。札幌や博多でも使えるんだろか ・・・・・たしかビックは天神で使えたハズで九州唯一(誰が使うんだよ)と謳ってた気がするが・・・・・ともかく、訊けば今月からの由。 スバラシイ。何がスバラシイのか。聊か細かいハナシになるがゴールドポイントカードのクレジットカード機能を使うと、 1%分ヨドバシのポイントが付く。一方ビューカードは通常利用で貯めたポイントをびゅう商品券に替えると結果的に0.5%相当の還元になる。 ルミネ商品券の方がレートが良いようだが・・・・・ここまでならヨドバシ圧勝(馬鹿)なのだが、ビューも黙ってはいない。 こいつでスイカをチャージすると、ポイントが3倍付くのである。先のように換算すれば1.5%相当の還元・・・・・ スイカを使いたくなるのが、人情というものでわないか。 ◆¥10Kで高々¥50の差、でわある。だが侮ることなかれ、チロルチョコを2ケ買ってお釣が来る・・・・・ じゃなくて、なんだーかんだーで買い物してれば¥10Kで終わるハナシではなく、チリも積もればヒト財産となるのである。 チロルチョコも箱で買えるようになる。そのうち工場ごと買えるようになる。人はポイント長者と呼ぶであろう。 ◆そのような次第で、2年位前だったかビックがスイカを採用し、ラゾーナなんぞが出来るに及んで、なかなか悩ましいものがあった。 まあスイカもチャージの上限が¥20Kポッキリなので、小物中心で棲み分けることになろうが・・・・・ヨドバシでも使えるとなると、 ビックに傾く理由が無くなる。あとはせいぜい、ラゾーナのバイク置き場が便利だとか、ヨドバシじゃ吊るしタイプで売ってるトミカがビックじゃ箱入りだとか、 そういうチマチマした理由しか残ってなさげ・・・・・最初からチマチマした話ですがぁ。にしてもスイカ、上限¥20Kてのは、なんとかならんものか。 プラズマテレビ買おうとか言ってるのではない。買えないし。せめて¥50Kにならんかねえ・・・・・小刻みにちびちびチャージするのも面倒臭く、 出来れば「満タンね」の一言で済ませたい・・・・・あ、ビュースイカがあったか。貯まったポイントも直接入るし。 使い勝手からすれば定期一体が理想なのだが、しかしクレジットカードとして提示すると、通勤経路丸出しとゆー。

2006/11/12(日)
レインボーブリッジからと晴海埠頭で「しらせ」を見る。EOS−1とKissデジNと2本立てで色々狙ってみるも、 後者での右傾化フレーミングは如何ともし難く。感覚器の問題を疑う程だがしかし、EOS−1では、 こう自然に構えてから見回すとそういう感じは無く・・・・・やっぱホールディングとファインダー倍率のせいだよなきっと。

2006/11/11(土)
ふと手に取った安原一式、レリーズボタンの根元がグラグラでわないか。直そうにもとうに発売元すら無く。後は知らないお尻ペンペンとばかりに畳んでから、 もう何年になろう・・・・・おっ、ドメインは残ってんだ。なんとサイトも残ってた。へぇ。そういえばどこかに個人名でなくこの名義で映画出品してなかったか。 「えび天」で見た「国防挺身隊」シリーズなど懐かしいが・・・・・はさておき、一式、あがいても仕方なし、実質静態保存でもあり、とりあえずそっとしておこか。

2006/11/4(土)
ぶらぶらするのに、久しぶりにF−1を連れ出す。ウルトロン着けた姿が意外とイイ感じなんだよな・・・・・デジの続いた後はコレだわな、 シブい、シブいと半ば酔いつつ、結局撮ったのは郵政カブと零戦かいな。

2006/11/3(金)
ヒコーキを撮りに行く。KissデジNとEOS−3に、ホリゾン。結局EOS−3の出番無く、早くもそんな日が訪れたか・・・・・ まあ、EF100〜400mmなんぞをその都度ガチガチ付け替えたりというのも結構億劫な作業で、ピッコロ持ち替えみたいなノリとわいかづ。 懸案の右傾化フレーミング(ぉ はまあ、意識してどうにかといったところながら、気を抜くとやっぱり傾く・・・・・うーむむむ、なかなか馴染まづ。 ◆スイカで買うかとビック行って、ダストスプレーとクリーニングペーパーと、F−1の電池が弱っていたのでアダプタに入れて使うSR/LR43を・・・・・ この電池が見当らづ。店員氏に問えば、「ここのフロアはカメラ用しかないんです」・・・・・そのカメラ用が無いんですがぁ。 まあアダプター以前にもカメラ用として元々マイナーだったかもしれないが43系は。しかしなあ・・・・・・家電のフロアにはあるというのでそこで求める。 お、2ケ入りで安いのがあるんだなここは。 ◆夜、KissデジNで金網越しの手持ちに挑戦。EF75〜300mmISのワイド端で、ISOを800、400にセット。開放1/4秒、 1/2秒・・・・・ナトリウム光源でのシルエット狙いなのでこのへん・・・・・んー、厳しいが、以前キャプリオR4で半べそンなって撮り直し続けたのが嘘のように、 これがキマる。ザラザラも少ないし・・・・・ホールドの違いも大きかろうが、こういう使い方は強いカモ。


2006/10/28(土)
多少のザラザラも味と思うことにしていたキャプリオR4、KissデジNの画像を見てしまうともうこれが、今更あんなモンで撮れっかよー、 などと思えてきたりするのは勝手と言えば勝手な話だが、まあ実際、ISO100でありゃねーよな、やっぱ。 ◆KissデジNはというと、これもこれで少し困ったちゃんで、どおゆうわけか、画像が右に傾く。つまり撮影時にカメラ自身は左に傾いているわけだが、 っかしーなー、っかしーなー、とギチギチに合わせたつもりでも、出来を見るとこれがまた、見事に右に傾く。 ◆この右傾化傾向(ぉぃ は何だろね・・・・・小さ過ぎるのか? 手は大きい方じゃないが、丸めた指の中でグリップが遊んでて頼り無く、 レリーズ・ボタンが近いものだから人差し指の付け根が特に浮く。親指と中指で引っ掛けて、下から掌で支える・・・・・釣り竿を引っ張り上げる格好だが(多分)、 これがどうも、少し左下がりにすると持ってて楽で、それで無意識に左下がりになってしまうらしい。 掌と一体になるEOS−1や3の大きなグリップ、EOS600シリーズの小気味良い指掛りに馴染んだ手には、多少慣れが必要カモ。 せめてもう少し、右下に支えが欲しいが・・・・・んー、バッテリーグリップ着ければ落ち着くだろか。ずぶずぶ・・・。 ◆ファインダー覗いてりゃ気付くだろーが、という至極尤もなハナシもある。しかしギチギチに合わせたつもりでも傾く、というのわ・・・・・ 「遠くに見える」ファインダー倍率の低さのためか、なーんかこう、意識が入って行けないというか・・・・・覗いているのが億劫になる、というのが近いか。 視野の縁は歪曲収差でゴロンとなるし、AF測距点の並びを手掛かりにしてみたり・・・・・あー、方眼マット入れられないだろかこれ。

2006/10/26(木)
EOS IX Eにシグマの18〜50mm着けてみたいかなーなどとちょっと思ったりして、しかし今更APSフィルムで期限前のストックなど無く、 売られている中でもフジクロームなどその姿を見ず・・・・・いやいや消えると聞いて名残に1本撮ってそれすら忘れていたような気も ・・・・・そろそろ110並の品揃えになりそうなところで、一応確認するかと、富士フィルムのページをカチカチ。リバーサルの製品紹介、 やはり見当たらづ・・・・・むむむトレビの400も無いぞ。うわ、まだ使ってんだけど・・・・・そもそもトレビ・シリーズは、 リバーサルの裾野を広げるような位置付けだったように思うが、デジ化の波の中にあって、その役目も終わりつつあるのか。銀塩は今や、 裾野より頂上がより突き出すような世界になりつつあり。 ◆一方我らが初代ベルビア、まだ載ってる。ん、「ベルビアII(仮称)」ってなんだ? カチ・・・・・へぇ、根強いラブコールに応えて、 原材料を変えて出す由。フォルティアのレギュラー化ではないのか・・・・・これまでと同等の性能というと、実効ISO40だったり、 プライチじゃじゃ馬発色だったり、そおゆうコトなんだろか。数値で見る限り粒状性では100シリーズに抜かれているようなのだけれど、 それでも50を、なる声というのも、なんとも濃いぃ。正直、今更50ねぇ、となってしまっている軟弱な身だったりするのだが、 それでも光線によっては50のあの発色が、恋しかったりはする。んー。 ◆で結局、富士的にはAPSフィルムはもう、ISO400のネガしか出してないらしい。店頭にはまだ残ってた気もするけれど、ふぅーむ。 コダックもそんなもんだろか。そういやAPS誕生から10年経ってたらしい。たったの10年と言うべきか、よくぞ10年と言うべきか・・・・・ どっちにしても厳しい話だが、思えば写ルンですなどが店頭でAPS一辺倒になったりな強引な売り込みなど、やー、アレもナンでしたなあ(遠い目)。 既に完全にデジなIXYの名のルーツというか語源なんてのも、最早記憶する者は少なかろう。

2006/10/22(日)
わぁっ!・・・・・スプレー缶の角度が悪く、ミラーボックスの中を霜だらけにした夢。何かの暗示か(汗)。

2006/10/21(土)
イッセンマン、というとやはり大台であろう十進的には。「1000万画素対決!」で横並びのカメラ雑誌、他に話題は無いのかいなとも思うが、 多分無いのだろう。(ぉ スカイライン/ローレルとマークII3兄弟が200馬力越えで競っていたのは、バブルのさ中であったかのお・・・・・ 遠い目でそんなコトを思い起こしつつ、いわゆるエントリーモデル級でそこまで来ている今からすると、かつて「100万画素!」と謳っていたのなど健気に思えてくる。 ◆ずっとEOSな身(そもそもFD!)としてはハナから、ニコンやらソニーやらと対決もヘッタクレも無いのだが、同部屋新旧対決となると、少々話は違う。 KissデジX、デジN後期型くらいに思っていたりするも、その中でゴミ取り機能はやはりエポック。順次上位機にも及んで新標準となるのであろう。 画素数についてはこれは必然、尤も8Mが10Mになったところで・・・・・6畳と8畳、8畳と10畳、同じ2畳差でもその広がり感が違うように、 およそ1.25倍、感覚的にはその平方根程度のモンじゃなかろかと思うのだが・・・・・とはいえ 一畳 「イッセンマン」のキーワードは絶大、なんだろなやっぱ。 ◆で、MOOKだったかパラパラとそのテの記事を見てみると、XはNよりややノイズが出やすい様子。鵜呑みにするほどウブでもないつもりだが、 画素が細かくなればそらS/Nも厳しくなる道理、ではある。いずれは改善するだろうしバランスの問題でもあるのだが・・・・・ それよか時流と言えるバックライト液晶の大型化、こいつに呑み込まれ見易さの点でやや疑問な露出情報表示やら、このあたり、最新に飛び付く人々の横で、 シメシメと型落ちモデルを「落穂買い」する、妙でもあったり。 ◆しかしゴミ取りばかりは羨ましく・・・・・水滴のような飛蚊症のようなモンが写り込むので、これがそうかいなと掃除してみた。 スプレー式のブロワーでシュッ!、シュッ!・・・・・白い紙を撮る。ああ、まだ取れないでやがる・・・・・シュッ!、シュッ!・・・・・あ、 今度はまた別のが・・・・・シュッ!、シュッ!・・・・・今度は大丈夫そうだな。やれやれ。携帯用に小さいスプレーも買っとこか。 ヒコヒコじゃ心細い。

2006/10/14(土)
夜明けにKissデジNでぱちり。EF28〜135mmISで手持ち、ISO400に上げてギリギリ、400で画質もそこそこなのが有難く。 シグマ18〜50mmに換えてぶらりと連れ出す。ボディの左側の詰まったスタイルとで、全体的にコロコロした風情はオリンパスL−10を思わせ・・・・・ 全く違うモノではありながら、F−1やEOS−1で単玉着けて提げるのにも似た、休日気分・・・・・いや道楽なので基本的に休日なんですがぁ・・・・・ なんというか、要するにその軽さが心地良く。あまり撮るとファイルの整理が大変なので、そのあたり抑制が必要なのだが・・・・・前世紀の遺物マシンである、 母艦の性能故かもしれないが、後で画像をチェックするのが面倒で面倒で・・・・・余計なコマを磁性面に残すのが物凄く無駄に思えて、 取り込むなりセレクトして消さずにおれないのである。このあたり、スリーブでの管理・・・・・或いは放置・・・・・とルーペでささっと見られる銀塩カメラとは、 明らかに心理的な違いがあり、これは使い分けのキモかもしれづ。むむ、逆に言うとだよ、気合モード用にデジ?? わあ。

2006/10/12(木)
こんなモンでいーんだよなKissデジNに、EF17〜35mm/f2.8L。L玉で真ん中のオイシイ所だけ切り出すのも、オツといえばオツだが、 Kiss系的にはやはり、軽快にぶら下げてこそ、という部分も多々。EFならSの18〜55mmだろうが、シグマの18〜50mmの小さい方も魅力。 こちらの方が小さいし、IX Eにも着く・・・・・本当に使う気か? ともかくズーム方向が逆だとか気にしなければ、 順光専用玉(!)だったりとか辛いコトがあったとしても、なぁーに、L玉が控えてる。このあたりが、ゆとりというものであるな。 ◆この間あれば一緒に求めもしたのだが、ふらふらとまた新宿。ある。ヨドバシあたりの新品の半値くらいで元箱入り美品。なんと。 あれれ秋葉原あたりじゃ¥13Kくらいしてたがありゃ何だったんだろ・・・・・ま、テレ端が125mmだの200mmだのというのも出ているから、 一般的にはあまり人気無いのかもしれないが・・・・・タムロンも競合玉出してないようだし。望遠なら、手元のEF75〜300mmISで間に合う。 ともかく軽量なのが吉。でなければとっととIS玉に走る。こんなモンでいーんである。で、見せてもらうとなかなかの樽型収差、 しかも鍋蓋のような(?)山笠系に一瞬怯んだが、まあ、こんなモンでいーんである。 ◆早速IX Eに付けてみた(爆)。をを、視野率何%だか忘れたファインダー越しで見る限り、APS−Hでもケラレなく、ならばAPS−Cでも大丈夫。多分。 多少流れたとしてもそこはシグマ、味と受け止めるべき素性のものであろう。ちょーっと試してみたいが、うーむAPSで何撮るよ・・・。 EOS−1でナルホドとケラレも確認しつつ、そんなことよりKissデジN、なかなかお似合いでわないか。 EX風のザラザラ塗装はKissデジNのそれと若干趣が異なるもチグハグという程でなく、余計な主張をしない仕立ては、 いわゆる高級感とは別の上品さがある。うーむ、こんなモンでいーんだよ、で済まなくなりそうな。

2006/10/8(日)
早速ファームを更新、ストラップはささやかな主張を込めて、赤白の、EOS登場の頃にあった細い方のを通した。日付跨いで早速バルブに出かけ。あー、 たまらん・・・・・この使い心地を一言で言うならば、「話が早い」。なので撮るのもすぐ終わる。このダイレクト感・・・・・そもそも、R4には無理難題だったに過ぎず、 銀塩一眼じゃフツーにやってたことなんだが・・・・・そしてその場で得られるフィードバック。やっぱ便利だわな。イチイチ見ないと気になって仕方が無くなるのは、 囚われ過ぎな気もするが・・・・・たーだ、光源による色の偏り方などリバーサルと大分勝手が違うようで、ここいらへんは留意事項か。日中にも撮り歩いてみたが、 感度を上げてもそこそこの画質、センサーの大きさの余裕。苛めなければISO400常用でも良さげか。IS抜きでも速度で稼げる。

2006/10/7(土)
まあ、そういう流れなのだ。リコーR4を「いじめ試験」の如く使っておいて、その至らなさをぶーたれるのも、酷といえば酷な話ではあり。 ザラザラ画質はR5でそこそこ改善しているようだったが・・・・・「スキャンレス・カメラ」・・・・・スキャナによるデジタイズを不要とするカメラ、 俗にデジカメとも呼ぶが・・・・・としては、もう少し「付いて来られる」のが、そもそも必要なのである・・・・・また病的ロジックに陥ってるな。 ◆KissデジXの登場により大量発生の同デジN、市場に残る新品も値崩れを見せ、落穂買いの季節。ざっと見たところ、 幅はあるが中古相場的には¥55K前後といったところか。デジXの中古が出回る頃にはさらに下がっているハズだが、 こういうものの「買い頃」には、「差し当たって撮りたいものがあるか?」という重要な、そしてある意味本質的な要素もある。 そうねえ、差し当たって撮りたいもの・・・・・困ったな、あるぞ。 ◆トロトロとバイクで羽田へ出かけ、そこにいるYS−11を覗きがてら、環七を北上柿の木坂で折れて少し・・・・・ ふーむKissデジN、中古無くボディのみの新品在庫は終了・・・・・奇遇にも同じ車種の客と少々濃いぃやりとりなどしつつ、 山手通りから早稲田通りへ回り込んで中野。あれほど転がってたKissデジN達も、落穂買いの波か銀のをいくつか残すのみ。 やっぱ塗り銀は人気無いんだろかオレも要らないしなー、とジャンクの方を覗くと、真ん中のショーケースが消えて若干開放的になった中で、 万引きが横行しているらしい張り紙。世知辛い。 ◆新宿。ふぅーむありますな、元箱から一通り揃ってて、美品と言いつつもう¥50K切ってる。モノの性質上この先どんどん落ちそうだが、 まあ、ここらで手打ちにするかと、出してもらう。前にカチカチしてて目に止まった、「シリアル消失対策済」なるフレーズが気になり、 ハテサテまさかファイル名の採番カウントが不用意にリセットされたりするんだろか、そら難儀だなROM交換など必要なんだろか、 というわけで訊いてみると、あー、アレですかみたいな感じで、なんでも底面のシールのシリアル番号の印刷が落ちるというトラブルがあった由。 その対策も上からセロテープでも貼るのかなーと思いきや、キヤノンのSSでちゃーんと貼り替えてくれる由。なーる。大事でなくて何より。 モノはテカりも見られずまさに美品。前の人ロクに使ってなんだか・・・? ◆KissデジN、こんなモンでいーんである当面は。玉も手持ちので賄えばよろしい。APS−C故の視野狭窄、 とりあえずのEF17〜35mm/f2.8Lも換算で28〜55mm級、広角人間には心細いが、ワイド端10mm辺りの玉となるとこれが、 オイソレという値段ではなく。手持ちので見回すと、お、シグマの14mmがあった。久しく出番が無かったが・・・・・換算で22mmくらいか。 ちと嵩張るが。魚眼もアレだな、あの歪みで大して広くないのもナニだが、「ぎょぎょっと20」くらいに考えておけば吉か。 手元のシグマ勢はEOS7に対応済、KissデジNでも相性問題は大丈夫っぽい。 ◆最早銀塩のNewKissより小さいデジN、正面から向かって左側のエプロンが、何か粉吹いてるなーと思えば、爪が当たって削れているらしかった。 オノレはNewF−1か。ナルホド、そのコンパクトさ故グリップとエプロンの間の隙間に指先を挿し込むような格好になって、その際に爪がエプロンに当たり、 そこがザラザラ面なものだから、爪も削れる道理。特に太くもない指でコレだから、輸出先によってはかーなーり、窮屈って評判になってんじゃなかろか。 ◆思えば久々の、「彫りロゴ」キヤノン。キヤノンだから、撮影の操作については「血が教えてくれる」ところ多々で迷うことも無いが、 意外だったのが、レリーズ半押しで、ワンショットのAFが合って、AEロックはされないこと。CFの設定見てもこれがデフォルトらしかったが、 銀塩EOSの1シリーズと3以外では、双方同時ロックだったハズ。1、3系に合わせてあるとは、あり難い。 銀塩でそこそこ撮ってきて「デジはこんなモンでいーんだよ」的にコイツに手を出すってな層を、見抜いてるのでわ・・・・・深読みか。 一方あまり気にしていなかったが、背面の撮影情報表示のバックライトじゃない方の液晶、ちゃーんとイルミネーションが付いてる。秀逸。 EOS7あたりには無かったよな。そういや連写速度以外、機能的にEOS7級は、もう超えそうな。あ、あと視線入力とかあるがぁ・・・・・ ふぅーむ、そうか。しかしそこまで来ながら、サブダイヤルの無いのがつくづく、惜しい。気が付くと親指がダイヤル探し回ってる・・・・・ これを付けないことで、無理矢理「Kiss級」に押し込めてんだろか。でないと上位機食っちゃいそうだし。

2006/10/4(水)
夜中というか未明に独りバルブ大会。職質受けるし(汗)。しっかしキャプリオR4、ピンが合わねーな・・・・・無限遠に合わないのは個体の不具合としても、 MFでの拡大表示もピントの山掴めないし、絞って深度を稼いでそこへ追い込むことも出来ない。そもそも多くを求め過ぎているのか・・・・・ せめて両優先AEはと、もうちょい上のクラスにグラリと来る昨今ながら、嵩張るようでは常時携帯あーんど金網突っ込み機R4の代わりは務まらぬ。 うーむ・・・・・半端なところに手ェ出すのも結局遠回りか、上下割り切ってとっととEOSデジ、だろかね・・・・・うーむ、うぅーむ。


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