我が病巣 〜カメラな日々

一番下へ



2006/6/30(金)
2、3知った顔が出てるというので、恵比寿に寄ってみた。「PHOTO IS 10000人の写真展」、言われてみればそんなの募集していた気が ・・・・・会場に入れば写真、写真、写真。圧倒されつつ、貰った地図を片手に都道府県別五十音順の中で、オリエンテーリングのように心当たりの名前を探し、 果たして、おお、いたいた。久しく本人と顔は合わせていなくても、モノを見るなり、よぉ久しぶり、となるのも、写真の妙、というものか。 ◆探し物はそのへんにして、会場を泳いで回る。時折見かけるベタな鉄なんかに思わずニヤリとしつつ、あーこりゃご馳走様ひゅーひゅー、 この夕景ビシっとキマってんなー上がりを見てガッツポーズだったろなー・・・・・それぞれの「ファインダーのこっち側」に思いを巡らせる。 しかしこの、雑多な感じがなんとも。日付入りのまんまだったり、お世辞にも「よそ行き」とは言い難いのやら、思い思いに出してきてる。 そういえばこれは、コンテストではなかった。写真の集いなのだ。大勢の写真への想いの凝縮した場。そんな想いに囲まれて、キュンと来た。 それぞれの応募者の、それぞれの、身の丈の作品。他人のことは言えないが大学サークルなんぞで「写真やってまーす」な臭いが鼻につくことは少なくないが(ぉ、 しかし今日は、なんとも後味が良い。応募用の台紙には、たまに地元の写真屋さんと思しきシールがちゃっかり貼ってあったりしてたが、 さてそこに応募者がそれぞれ書き込んでいた、ひとつの問い。「あなたにとって写真とは?」・・・・・うー、なんだろなあ。 ◆ところで「フォトマスター検定」なるもののパンフを貰った。へぇ、こんなのあったんだ・・・・・コサイン3乗の云々かんぬんとか、 ハイポがどうとか、逆光は勝利とかトライXで万全とか、なんかそおゆうの、なんだろか。資格としての効力はどんなものか・・・・・ そもそも必要に迫られて受けることなどまず無さそうだが、道楽にしても色々と学び直してみる、良い機会ではあるかもしれづ。 そういえば近頃色々と検定ブームらしいけれど、試験設けて、教材なんか出したりして、なんだかマッチポンプのような、などと言ってはいけない。(ぉ

2006/6/26(月)
見ろと言われて、週刊新潮でクロちゃんことあのお方がカメラ店でお買い物の隠し撮りを見る。ナントカ市場のように見えたが、 ナルホド都庁から通り道ではあるな・・・・・プライバシーを覗き見る部分多々ながら、ある種の親近感に見ていてつい、ニヤついてしまい。 さてなーに買ったんだろ・・・・・ちゃんと書けよ。(ぉぃ テフノンとかコムラーとか、そおゆう路線ではなさそうだけど ・・・・・にしても、近頃帰りにカメラ見に寄ることもままならぬ身としては、うーむちと羨ましく。 そういえばかつて、高輪台でやんごとなき写真がかかっていたっけか。今ももしや八ツ山に??

2006/6/24(土)
月変わりに値下がりしそうな気配を覚えつつ、R4のSDカードを512MBから1GBへ増強すべく用事の合間にヨドバシを覗くも、 これがイマイチ 容量 要領を得づ。サイズのことはすぐ判る。欲しいのは1GBだ。加速度的に値が上がって行く直前の容量が値頃と見れば、 今は1GBがそのあたり。その中で安いものを選ぶ・・・・・至極単純な判断で済むハズなのだが、そこへ何十倍速だの言っているものがある。 しかし一体何の何十倍なのか? もとより、謳い文句を鵜呑みにしない「可愛げの無い消費者」ではある。 「宝くじの1等がよく出る売り場」の類の話などいっぺん販売実績における期待値を弾いてみやがれと常々思う科学的態度からすれば、 そんな母数を伏せた自慢話など、なーんの価値も無いのである。何倍速の方は暗黙の母数があったのかもしれんが・・・・・ 正直に転送速度で書きゃいーだろとぶーたれつつ、そういえばR4で時折「メモリ書き込み中!」なるメッセージで一呼吸待たされたことを思い出し、 気休めに何十倍だか言ってるのの最安のを選び。まあ+¥500くらいなんだが・・・・・そういえば前の512MBのはそもそもその「何倍速」だったのか ・・・・・結局ハメられてそうな。

2006/6/22(木)
ナチュラ化シルヴィF2.8・・・・・とはいえスイッチを入れる度にイチイチ自分でストロボを止めねばならんのだが、 普段は2段オーバーの濃い目でウハウハ、アンダーのリスクも減ってウハウハ、 暗けりゃブラックモデルの強みでアンダー補正即ち本来のISO1600まで戻せて、ウハウハ。そこがキモ。 ◆で、週末に撮った1本が上がる。ふーむまずまず。ネガも濃い目のように見え、とりあえずテープ貼りの場所は間違ってなさげ。 ISO1600相当で撮るのを忘れてたが、ISO800相当で撮ったのはあったハズ・・・・・どれだかもう分からん。 ま、紛れるくらい遜色無いということだろう、多分。今度はもうちょっと冒険してみよ。

2006/6/21(水)
R2の修理が上がったとのことで受け取り。手っ取り早く光学系全取っ替えらしい。それはそうとヨドバシの修理受付の人、いつから白衣になってたん?  ちゃんと「ヨドバシカメラ」と刺繍まで入ってるのがソソる。(ぉぃ 「カメラよく知らないので」 な坊やもコレに着替えればエキスパートに変身するのかは知らないが(しつこい)、まあ形から入るというのも、アリなのかな。

2006/6/18(日)
小(?)旅行。R4にとっては初めての遠出であったが、なかなか頑張ってくれた。スイッチ入れた時のレスポンス、 例のダブルリトラクタブルが何やら梃子摺る時があるが大丈夫かね。液晶画面見ていると、ぼやけた世界の中に1つずつシャキン、シャキン、 と入ってくるのが判ってそれなりに見てて面白いっちゃ面白いのだが、たしか起動の早さを謳ってなかったっけかな・・・・・運が良かったら、と書き足したら? ◆R4のノイジーなザラザラ感は最早銀塩チックな味と思っていたが、さてさて注目の手ブレ補正、いやいやなかなか。これは駄目だろう、 とイチかバチかの局面でも結構撮れちゃう。勿論気を抜けば即ボロボロなんだが、そこはこちらの責任であろう。ともかく、余計な撮り直しがかなり無くなった。 流し撮りとの相性についても、やはり違和感は無い。露光中だけ動作する補正であれば、そういうことなのだろう。 ◆R2より鏡胴は太くなっているが、その分首を振り難くなったとはいえ、まだ金網突っ込み撮影にはよゆー。板付の1タミなんかで重宝するのだったが、 んがしかし、感度をISO64まで目一杯下げても、プロペラが止まってしまうのが辛い。いくつかある撮影モードも、スポーツ、ポートレートなどといったところで、 どちらも高速シャッター&絞り開放の組み合わせで変わらんのではないかと思うが、ここで深度多目のモードがあれば、自然シャッター速度も抑えられるところを、 それが無い。風景モードと称するものも、青や緑の多い風景に云々と、まるで言ってることが解らん。エッジあたり見るともう光学系も厳しいようだから、 絞らせてくれよという部分も多々。やはりシャッター優先か絞り優先か、欲しい・・・・・いっそマニュアルなら遊べるんだがぁ。 次のR5(仮称)で搭載してきたら、どーしましょ・・・。 ◆内蔵SDカードはR2から引き継いだ512MB。R4のフルサイズでも300枚ばかり入るようで、なーにそんだけあれば十分とタカを括っていたが、 控えめを心得つつも昨日よりウハウハ撮っていて、残り70を切るあたりで、少々不安になった。フィルム2本分・・・・・もう1日あったら危なかったろう。 1年前に512MB買ったのと同じくらいの値段で、今は1GBのが買える。うーむ・・・・・ちうか2MB級の画像が当たり前になって来ると、 母艦が前世紀の遺物PCではいー加減キツく。うーむ。

2006/6/17(土)
タモリ倶楽部視ながら、シルヴィF2.8ナチュラ化計画発動。とはいえテープを貼ってやるだけのことなのだが、既に調べてあるDXのパターンの、 ISO1600を400化するにあたって、マスクする場所を確認すべく、ナチュラ1600を1本降ろし、EOSのベロ残しのCFを調べるのも面倒なので、 ベロ残し改仕様のT90に装填・・・・・巻き込まなくてもISO表示は出るのがすぐ判ったのだが、まずはパトローネにぺたり、ふむふむここかと、 今度は本体の接点にぺたり。おーし、というわけでいよいよシルヴィに・・・・・これが装填向きが逆様なのに加えて、接点の数が少ない。 ラチチュードや枚数の列が無いのはいいとして、感度の列で、接点が少ない。多分実際に流通していない感度をすっ飛ばせばこれで事足りるのだろう、 と位置を惑わされないように気を付けて、ぺたり。そこへ早速ナチュラ1600装填。ウイウイウイウイと巻き込んでいく・・・・・さぁーて、 サイは投げられた。ちょいとギャンブルチックでワクワク。 ◆そんなことをしつつ、小(?)旅行。ことでんの車庫を覗いて、EOS7に100〜400mmIS着けて撮ろうとすると、 どうもマット上でのピンが甘い。もう少しこっちだろ、と手で回してやるも、AFがまたちょっとずらしやがる。縦位置で撮ろうとしていたのを、 今度は横に戻し・・・・・あれれ、今度は見た目と一致する・・・・・げげげ、そういや最近キヤノンから何やらアナウンスがあったな。 縦だとピンが甘くなるとかなんとか・・・・・ボディもレンズも全く違う組み合わせだが、その類の話は以前よりたまーに聞いた気もする。 うーむむウチのもソレなんだろかぁ・・・・・そういえばEOS−1で、サブミラーの不調なのかピンがズレることがあったな。 ミラーを一度指先でパカンとハネると戻った。結局原因不明だったが・・・・・このEOS7もそうなのかとやってみたが、変わらづ。 マットがズレたかとそっち側を覗き込むと、何やら枠が曲がってる。げげげこれか!?、と思うもどうやら押し付けて固定するバネのようで聊か紛らわしく。 ◆不安に駆られつつも、念の為、縦位置でまたAFで合わせてみて、今度はそのまま触らずに横に戻して覗いてみた。あれれ?? 合ってる。 また縦に戻す・・・・・あ、またズレてる。まさか・・・・・ファインダー光学系と乱視の相性かぁ?? しかし、 マット面でズレてるモンが逆に合って見えるなんてことはなぁ・・・・・いやいや、今時の明るいマットは、一様のザラザラ面じゃなかったろう。 同心円状に細工してあるとかそんなことが・・・・・全然関係なく、縦横でメインミラーがカタカタ動いてたとしたら、目も当てられづ。

2006/6/15(木)
そうそう持ち出すものでもないのだが、脚立を持ち歩くと手が塞がる。肩から提げりゃいんじゃんと急に思い立ち、 ベルト状のものが何か無いものかとヨドバシの用品コーナーを徘徊。間もなくウチの三脚ストラップで事足りるわと気付いたところで、 ふと目に止まるはキヤノンの臙脂色の・・・こんな字書くのか・・・ストラップ。いわゆるプロストの、あの色。ご丁寧に「プロフェッショナルバージョン」とある。 値段もなかなかいっちょまえと見えたが、ふぅーむこんなものが出てましたか。ニコンみたいな真似をとも思うも、そういやかつての赤白ストラップも、 考えてみればそういうポジションか・・・・・でこのプロストレプリカ、昔の頂き物を思い浮かべながら見るに、どうもなんかこう、薄っぺらいというか、 カラーコピーのような平面的な印象。ロゴのレイアウトもどうも違う・・・・・今のはこうなのカモ? いやいや「本物」との差別化は残しておきたいだろう、 などと邪推しつつ、うーむ敢えてこれを使う理由も無く、むしろ昔の両端が紐の頃の赤白を無理矢理EOSに着けてやりたいところだが(T90にて実践中)、 とりあえずコレクションにしておこか・・・・・ポイント貯まったらでいいや。

2006/6/3(土)
奥歯に物の挟まったような記述に、読むほどにフラストレーションの溜まるようなR4の取説。R2もこんなもんだったが・・・・・ 手ブレ補正の検知について例えばジャイロのジャの字も出て来なければ、何段分稼げるか即ち効果の目安や留意点も無い。 しかもあらためて読むと望遠やマクロには有効とありながら、スローに対しては全く触れておらづ。小僧の時分から身に付いた、カタログ等の謳い文句の「行間を読む」習慣 ・・・・・その経験上の「長所以外は敢えて触れない」の大法則に照らせば、ここいらへんは「とても恥ずかしくて言えない仕様」なんだろかというハナシになりかねづ。 ◆連写も出来ると言いながら、どれ位の間隔で切れるのか書いてない。ISOのオートの連動範囲も無い。「こんなコトが出来ます凄いでしょう」 と胸を張ったは良いが「ここどうなってます?」「そ、それは・・・」「こっちは?」「いえ、その・・・」・・・・・ そんな展開のプレゼンなんぞ想像してみたまへ、不味いよな、不味いでしょお。それとも、どうせ解んない客だからって端折ってんのかな?・・・・・ この奇妙な情報不足、何か後ろ暗いことでも?、などと勘繰るのは穿ち過ぎであろうか。 ◆まあ、それなら自分で癖を探るまでのことなのだが、ちょろっと撮った限りでは、手ブレ補正はなかなか。100〜135mm相当くらいで1/30切ってたりで、 ちょっと怪しい気はするがまずまずの撮れ具合。ザラザラ感が気になるがこれはたまたまか、高解像度化の副作用か。R2と同等の解像度で比べたらどうだろな。 手ブレ補正に戻ると、流し撮りとの相性についても、ISのモード1のように揺り返しであわわわとなることもなく・・・・・ というよりこれ、露光中だけシフトかますタイプなのかもしれないが、そのへんも不明のままに、とりあえずは撮れる感じ。このあたり考えられたデザインなのか、 たまたま揺り返しを食らわなかっただけなのか、ほーら取説に何も無いから判んねーじゃんか。まあ当面は、切らずに使ってみるか。 ◆ヨドバシの修理コーナーにR2を出す。広角側で絞り開放の時に云々、と説明すると店員氏、 「カイホーって何ですか?、カメラよく知らないので云々」とのまもうた。うー、ここのお店、なんて名前でしたっけね・・・・・ リコーだかどっかの修理屋さんだかに、ちゃんと用件伝わるのかしらん・・・・・ 暗いところでは三脚使ってください級の、ボケたコメント付で突っ返されないことを、祈る。


2006/5/30(火)
R4のカウンターの初期化を覚えたところで、R2で撮ったのとファイル名が重なるのもどうも、というわけでR0020001〜にしてやる。 まあ、こういうのが楽しいのだな最初のうちは。R2は結局、1年弱で2800ちょいまで進んでいた。かなりの捨て駒も含んだカウントではあるが、 多いか少ないか・・・・・ベルビアには大分及ばないが。

2006/5/29(月)
R4の換えのバッテリーを忘れていた。いくら2時間充電とはいえ、要る時に使えないのでは困る。今度のは乾電池も使えないのだし・・・・・・ ついでのソフトケース共々所望。そういえば昨日の店員氏が、パナソニックので同じ型のがあると言ってたっけかと、そもそもリコー内製じゃなかろうし、 他にも互換電池がありそうなので、安いのを選ぼうと昨日とは違う店員氏に訪ねてみると、ナルホドたしかにパナソニックに同じらしきもの。 ならばとそこにあるケンコーの、リコーの名は出てこないがパナ経由でどうだろね、といった具合で並べてみると、結局リコーのが一番安く。 容量とか違うんだろか・・・・・まあカタログスペック的には十分だが。端子丸出しでケースも無いのかこれわ。 ◆R2に入れていたSDカードをR4に移す。うっかりR2の画像を入れっぱなしのまま移したら、その画像が見られたのはいいとして、 画像のシリアル番号がその続きから始まってしまった。初期化してももう遅い。べつに構わないといえば構わないのだが、 興味半分でこのリセットの道を探る・・・・・ようやく取り出した取説は相変わらず「この操作はこうします」的なのが並ぶばかりで、 露出モードの解説はじめカメラの特性を窺わせる記述無く、出荷状態に戻す方法もさっぱり。電池を抜いて1週間放置すると内蔵時計がチャラになるらしく、 つまりバックアップ電源の寿命を示唆するものと考えられたが、そんな悠長なことはしてられぬ。PCでファイル名を変え、フォルダ名を変え、 あーでもないこーでもないと格闘すること1時間、どうにか一巡してR0010001に戻り。やれやれ・・・はふ・・・あれ、他にすることがあったんじゃなかったか?

2006/5/28(日)
そろそろ1年になろうかという、キャプリオR2。IXYデジ300aから代わって、当初違和感を覚えた操作系についても身体に染み付き、 手にもすっかり馴染んで、持っているだけで心地好い、というところまで来ている。たーだ、最近なのか前からなのか、 開放域で画面右の方がボヤボヤといった困った話。通常であれば多少は絞られて殆ど問題無いのだが、ここのところたまたま、バルブかます機会が多かった。 正直目も当てられづ・・・・・所詮こんなもの、と言ってしまってはミもフタも無いが、たしかにある程度割り切った関係とはいえ、 これは最低限のラインであろう。保証のあるうちに修理させねば。そういえばキヤノンのカタログ見ると、沈胴式の光学系の精度がどうのと、 暗にリトラクタブルのことを云々してたっけか。一理あるかな。オートボーイ・テレあたりとは要求レベルが桁違いのハズ。 ◆一方で、手ブレの煩わしさにもそろそろ、くたびれてきた。多少とも腕に覚えのあるシャッター速の領域も、 それはあくまでも脇を締め顔に押し付けて構えた場合であって、これが前へ離すだけでガタガタとなる。撮っては再生、駄目かとまた撮って、 再生、また撮って・・・・・息を止めるのは撮影の基本であり富士山頂あたりで思い知る程身に付いた所作だが、脈まで止めるのはちと、容易ではない。 ◆手ブレ脱却・・・・・やっぱ、アレしかないのであろうか。R2購入後程無くしてR3が登場、まさかリコーはとタカを括っていたのを悔やんだ。 キヤノンは相変わらず出し惜しみしてるので最早期待していない。ワイド端が35mmだのという「視野狭窄」な諸々も論外であり、 するともう、リコーかパナソニックかと、殆ど限られてしまう。パナのなかなかツボを心得た商品展開には相変わらず感心なのだが、 R1以来じわじわ育ててきているリコーの、よくよく見ないと長所に気付かない地味さ(失礼)も捨て難い。R2は第1世代の仕上げであり、 R3から第2世代と言えそうだが、その第2世代もR4でまた、地味に煮詰めてきている風。実売価格もそろそろこなれて来て、 なんでもまた、ブルーが出る由・・・・・昨年と同じ展開じゃんか。すると秋にはR5登場か。(ぉ そろそろ絞り優先AEくらい欲しいですな。 ◆手ブレ脱却・・・・・やっぱ、アレしかないのであろうか。地元のヨドバシでふと見れば、最近Web通販より安くなってきたところへ、 タイムバーゲンとかでさらに引いていた。ポイントも今日ばかりは色が付いているそうで、それを併せれば価格comあたりで見た最安値に並ぶ。 あちらもすぐ巻き返すだろうが・・・・・既に突き放してるかもしれなかったが、うーむそこまで来たなら・・・・・イベントも控えてるし・・・・・ レンズ駆動もセンサーシフトも区別のつかない店員氏に閉口しつつ、決定。メモリ同時購入のサービスは何も無いと言ったが本当だろうね。 ◆1年弱にしてその座を明け渡すR2には気の毒だが、これも世の流れである。後々、EF60PやEF65Fの如く、語られることであろう。 で、電池の充電中に、例の儀式を・・・・・R2から革ストラップを外し、R4へ・・・・・ぐりぐり、ぐりぐり、駄目だ今度ばかりはきつ過ぎて入らづ。 伝統も2代限りか。TC−1にはまだ付いてるが・・・。付属ソフトはR2ので懲りたので、同じかどうかも見ずにハナからインストールせづ。 ◆さてR4、操作系が殆どR2の踏襲なので取説要らず。充電が済んだところで、テキパキと設定してやる。今回の動機には、 R2での目も当てられなかったデザインが、ちゃーんと直されている、という部分も大、であった。ボタン式のスイッチ類は段差のそばに設けられ、 何かの拍子に押されてしまうことへの配慮が窺える。再生ボタンも長押ししないとONにならづ。やりゃ出来んじゃん。 動画や録音とのスライド式切り替えスイッチも、ケースやポケットの出し入れでしょちゅう引っ掛けて難儀だったのだが、 これは横スライドから縦スライドに変えられ、その不安は軽減したと言えそう。同時にメインスイッチも、グリップを兼ねた横向きのスライド式から押ボタン式 ・・・・・勿論段差の影に・・・・・に変わり、これで不用意な「ポッケの中でもっこり」も多分解消。 ◆さらに、ちょろっと弄った限りだがISOをオートに設定した場合。R2では1秒前後というレベルからようやく高感度域へのシフトが始まる感じで、 手持ち領域を拡大しようという意思のカケラも無かった。また上限ISO800までシフトする仕様だった。その3年前のIXYデジ300aなど、 ISO400は非常用と割り切りオートではISO200で止めていたが、R2では堂々たる、ザラザラ。手持ちはとうに不可の領域、 三脚に据えるのが前提ならば、撮る方だって何か考えるだろうに、ISO400で止めてスロー域をもう1段、という方が自然ではないのか・・・・・ まあポリシーの問題なのかもしれないが。そんなR2を踏まえて、R4ではそのあたり考え直したと見え、手持ち領域ギリギリでシフトが始まってるような。 そこへ手ブレ補正が加わる。スバラシイ。たーだ、どうやらISO100と200とで切り替えてるだけ、のような・・・・・中間も無い。 スロー域をカットする機能があって、下限を1/8秒あたりにしてみても、暗くなるばかりでISO感度はISO200以上に上がる気配なし。 なんつーか、これはまたこれで、どうだろな。たったの1段。せめてISO400くらいまでは・・・・・余程画質に自信持てないのか? ◆総じて、R2まではその機能が「使われ方」とイマイチ結びついていないようだったのが、R3以降でようやく、こなれてきたといったところか。 揺り返しのようなものもあるようだが・・・・・成長を見守るような感慨が湧かないでもないが、そもそもなんで最初からそうせなんだ級のものもあり、 R2まであのまんま世に出しちゃってたあたり、リコーの限界なのかなとも考えてしまい。R4もこれから落とし穴に出くわすかもしれないが、 あのどう考えても中指がかかるストロボも、滅多に使わないのでご愛嬌と見てあげることにして、画素数と光学系のバランスだとか、 まあ元より多くは望んでいないのだが、まずはともあれ、お手並み拝見。手ブレ補正と流し撮りとの相性なんか、どうだろね。 ◆フジのフィルムのどれがいくら値上げするのか判らないので、月が変わる前にととりあえずまたベルビア100の20本と、ナチュラ1600の3本を所望 ・・・・・いずれ使うものなのでそれはいいのだが、ここまで来るとなんだか、値上げしてくれないと困るような気もしてくる(馬鹿)。

2006/5/26(金)
キヤノンの社長さんが、銀塩の開発はもう無理っぽいことを言ったとか言わなかったとか。ふーむ遅かれ早かれそんな話が出ると思ってはいたが、 今にも全面撤退かという風説の火消しに大童だったニコンのことを思い起こしつつ、EOS−1V、最後にどーんと、どうしよか・・・。(ぉ

2006/5/24(水)
ペンタのK100Dがらみのページを覗いてみた。SR方式なる例の手ブレ補正に対応しているのは、KAF以降・・・・・KAはまだ内部的に未実装だったのかな、 などと合点がいかないでもなかったが、ところが、ところがである。アダプタかましてM42や、645、67の玉も対象とある。あん!?  ナニユエに、KやKAだけ、仲間はずれなのか。 ◆にしても連動系皆無のアダプタ技で対応出来るとは、一体・・・・・手動で焦点距離設定が出来るのか、或いは特定の範囲内において、 ほどほどの性能で折り合いをつけているのだろうか? それとも、焦点距離と像面でのブレ量の関係、或いはセンサーシフト式での制御法について、 そもそもこちらが見当違いをしてるのか?? ◆まてよ、ジャイロだけでなく、イメージセンサー上の像からブレを検知する方式も備わっていたとしら、どうだろう。基本的にはプログラムの追加で済むハズであり、 既に確立した技術でもある。Kマウントの開放測光の連動が生きていない場合、即ちM42等のアダプタ技の場合、距離情報を諦めてこちらへ切り替えるといった寸法。 ちょっと動かしたところでイメージの動きとジャイロのデータから焦点距離を割り出し、以降ジャイロで、或いは常に連携して、ということも技術的には可能なハズ。 ズームしてもそうややこしい話にはなるまい。そもそもアダプタ技じゃ、レンズ交換を検知出来ない可能性もあるのだから。 ◆そこまで考えて、さてKやKAの扱いである。開放測光の連動で判断しているのだとすると、KやKAは「距離情報を持っていて然るべき」側になってしまう。 しかし実際には持っていないために、対応から除外されているのだとすれば・・・・・それで説明がつかないでもないのだが、じゃあ距離情報の有無だけで判断しろよ、 という至極真っ当なツッコミが・・・・・そうだよな、そうなんだよ。では他に、どんな理由が・・・・・元々露出制御で連動せず、手ブレ補正云々以前に対象外とか、 そんなオチじゃあるまいな。しかしKAがNGというのは・・・・・うーむ、勝手に盛り上がってるが、そのへんにあっさり書いてあったりして。 ◆そういや、Kのミラー玉については、どっちなんだろか? あれ、連動系が無く、アダプタ技とイコール・コンディションではないかと思ったりするのだが ・・・・・2000mmとか、ズームとか、あったっけな(遠い目)。

2006/5/23(火)
上がったスリーブの中に、T70に「レンズインナキャップ」という組み合わせのカット。軟らかい。あのコーティングのコの字もなさげな3枚玉の威力か。 逆光の照り返しは手でも翳すとして、パンフォーカスの気楽さとこの薄さ、勝手知っての使い方なら、これはなかなかカモ。 ここはベルビアの色味ではなく、もう少しシアン寄りになると、結構懐かしい感じの風合いになりそうな。ああ、ラッシュの色味なんか良さげ。 やったことないが、ラッシュもそのうち気楽に出来なくなるのカモ・・・・・てか、まだ大丈夫?? まあ最悪、適当なゼラチンでも挟めば。 ◆K1000とは懐かしい、と思ったらK100Dだそうな。ニコンはFからDへの転換を見せ、キヤノンはEOSのまま・・・・・ 尤もこれ自体がブランドとして独り歩きしているが・・・・・形式名にDの字を入れることで連続性を持たせ、新生αもその名は継ぐそうだけれど、 さてペンタは懐かしの、Kと来た。RやらGRやらを引っ越させたリコーに通じて、これは狙ったものと邪推するが。 MではなくKとしたのは、次のMでさらにコンパクト化するという暗示ではないだろう(笑)。数字付の形式名ではKの方が馴染みがあるとか、 Mではかつてのオリンパスの如くライカとカブる面倒があるとか、色々こじつけられないではないが、単に語感かもしれない・・・・・ あ、Kマウントだからか(鈍)。ついでにMZについては、先祖返り的新鮮味も無く、単に一歩後退と映る。*istシリーズの立場もある。 ◆手ブレ補正は今や必須になりつつあるが、Kでもセンサーシフト式。ボディで完結することは大きく、最早主流になりつつあるかもしれない。 キヤノンはISで押すしかないかもしれないが、これはそもそも銀塩カメラを前提とする技術であった。オイソレとフィルム側を動かすわけには、 いかないんである・・・・・AFの例になるが、あのCONTAX AXを見よ! あんなんなっても良かったハズがない。 ◆で、Kでは従来の大半のレンズが使えるという。そもそも原理的に、ブレ即ちカメラ本体の動きに対して、センサー面上で像が動く割合は、 レンズの焦点距離で変わる。闇雲に動かしていては補正に過不足が生じる・・・ハズ。そこで、レンズの焦点距離を知っておく必要があるハズなのだが。 聞くところによるとスーパーAと共に登場したKAマウントで既に、焦点距離情報を持たせていたらしいとかなんとか。 あのボツボツ付いた電気接点は伊達じゃなかったのである。KAの全てが内部的に実装していたかは知らないが、しかしKA以降とすれば、 もう四半世紀ばかりの歴史がある・・・・・尤もαやEOSとも数年の差、今となっては僅かでしかないが・・・・・うーむペンタ恐るべし。

2006/5/20(土)
パノラマ写真をセレクトして纏めようかと、アルバムを求めて無印良品。あのポリプロピレンの透明のが気に入っているのである。 さて・・・・・無い。無いぞ。店員氏に訊ねると、奥へ消えてしばし、ここの店は小さいから、大きい所ならあるという。 やれやれと大きい無印良品へ行くと、やっぱり、無い・・・。また訊ねてみる。そういうのは無いですねえ、前はあったんだけど止めちゃったってことですか?、 今のカタログには無いですねえ・・・・・うー。てか最初の店の店員氏の証言はナンだったんだ?、という疑念はさておき、そろそろ厳しいとは思っていたがそれ以上に、 事態は進んでいるのカモ。デジともなると尚更、パノラマってのはあり得ないだろうし。あー、買い溜めしておけばよかった。仕方が無いのでヨドバシ。 L判3段と兼用ならまだ暫くは安泰かもしれないが、パノラマ専用として考えているから、その余計な嵩張りがどうも、引っ掛かる。あの無印の、 無駄が無い感じが良かったのだがぁ・・・・・気長に探すか・・・・・いやだからそんな悠長なコト言ってられんぞこれわ。

2006/5/17(水)
DPE上がりがてら、RVP100×20本と、ワイワイワイドとナチュラ1600所望。ふう。帰ってTV点けると、富士がフィルム値上げのニュース。 おっと。2割となったらこりゃ大きい・・・・・20本箱、もいっちょいくぅ? うーむ。

2006/5/15(月)
交通博物館。一夜明けた朝を訪ねる。空けられた時間は僅かだったが、ともかくT70でパチパチと。これがまたどういうわけかコマが進み、 2度ばかりフィルム交換してから、ハタと気付く。裏蓋の開閉に、アイカップ全然邪魔になってない。ををばっちし。もう、着けているのを忘れそう。(ぉ

2006/5/14(日)
交通博物館。いよいよ最後の日に、ナチュラ1600を詰めたシルヴィf2.8を投入。ISO400に化かすためのDX接点マスクをすっかり忘れており、 慌てて間違えるのも怖いのでブラックモデルなのを幸いに露出補正で対応することに。スイッチ入れる度に直すのが面倒だが致し方ない。 ペンEE−Sに続き試験的な要素多く、GN的にどこまでイケるのか、これで見極めておきたいところ。 ◆そんなにバカバカ撮るつもりではなかったのだが、どうも気持ちがそうさせたようでメインのRVP100が心細くなってきた。ヨドバシ進出の有難いこと ・・・・・それも今日限りか。いよいよアキバも遠くなる。で、そのヨドバシでふらりと目に止まるは、写ルンです望遠チックなコダックのデジカメ。レンズが2つ ・・・・・光学系丸ごとセンサーに至るまで2系統っぽい。そういえばこんなの出すとか言ってたよーな、とよくよく見れば「ウルトラワイド」なる文句。 どれどれ・・・・・あん?? 23mm相当だぁ!? わお! ナルホド、ズームで連続してワイド端を欲張ろうとするから無理があるのであって、 こうしてワイドだけ単焦点で付け足す形なら、光学設計上もスリム化されて、2系統持つロスを差し引いても、そのメリットがあるのカモ。 リコーR2の開放域での周辺部の描写に大不満な昨今なのだが、うーむこれは危ない・・・・・尤もその画角と、GRデジよりお手頃価格という点以外、 あまりグッと来る風でもないんだがぁ。

2006/5/13(土)
交通博物館。しみじみしつつ、T70であれこれ撮っていて今更ながら気付いたことには、ファインダー内では絞り値しか見えないが、 既にEOSよろしく絞りとシャッター双方の表示がなされている液晶表示、これはと思ったらそっちへ向けて上から覗けばいいのであった。 最も気になるのは開放域でのシャッター速度、そういうシチュエーションではえてして、それくらい出来る余裕はある。暗くて見えない程じゃ別だけれど。 ◆NewKiss+魚眼で、なんちゃってパノラマを撮って回る。交博に東京駅に、今年は結構出番があったりするのだったが、魚眼とフツーの超広角と、 どっちだどっちだとなかなか忙しい。吹き抜けの3階から蒸機の並ぶフロアを見下ろすと、このなんちゃってパノラマでいい塩梅。 こんな撮り方してる人もそうはいないだろう、とウハウハ撮って、隣の気配にふと目をやれば、ワイドラックスでじーこっ、と撮ってる人が。 え! お、恐れイリヤのジューシーフルーツ・・・。

2006/5/7(日)
T70を買った時、隣のT50にアイカップが付いてた。お触り自由の棚ながら、それをこっそりこっちへ付け替えることもままならづ(冗談だってば)、 以来、何が付けられるんかなー、と考えていた。無くても全く困らないのだが、合うのを探すのも楽しみのうちではある。まずは似たようなところから、 ウチのEOS軍団のを試してみるかと、630やら700やらのを・・・・・うーむ、正面から見て僅かにはみ出すのはいいとしても、嵌まりが深いというか、 ファインダー窓の下側へ飛び出す分量が多く、裏蓋と干渉してしまう。イチイチずらして開けるというのも、そこまでは、といった感じ。 それを踏まえてヨドバシでぶら下がっているのを見ていたら、Kiss用のがどうも塩梅が良さげである。ゴムだけでも値段が同じなのに引っ掛かりつつ、 ともかく所望。早速T70に嵌めてみれば、果たしてウハウハな感じ。裏蓋にはギリギリっぽいが、今のフィルム出す時が楽しみだねぇ・・・・・ そもそも本来はKiss系用、手元のNewKissはというと、取れたまんまで放ったらかしなのであった。

2006/5/6(土)
ペンEE−Sに入れていたナチュラ1600のDPEが上がる。むむっ、ハーフでも結構イケんじゃん!? 心配されたカブりもなさげ。 色々実験的な要素もあったが、とりわけ交通博物館のライトアップ、たしかEE−Sのスロー側は1/30秒、絞りは開放f2.8か、 少し欲を出してf4にしたかもしれなかったが、これもまた十分。まだまだ試してみたいが、たしかに、使える。デジがいくら便利とはいえ、 このラチチュードの前ではハダシで逃げ出すであろう。うーむ、ついでにブローニーもお願いしたい・・・・・あの巻き方じゃカブりそうな気も。 ハーフでこれならAPSでだって・・・・・遅過ぎたか。


2006/4/22(土)
T70の埃を祓ってやり、あちこちフキフキしてやり、そしてストラップを通してやり、けたうぃー、けたうぃー、と悦に入る。うーむ軽快。T60ではカサカサと軽過ぎる。 TスタイルのNewFD35〜70mm/f3.5〜4.5というのは気分じゃなかったが、やはりこの軽快感には、パンケーキが似合う。早速ドームフード装備のウルトロンを ・・・・・このフード、四角い窓が少し傾いてねーか? コシナ・クウォリティ、なんですかね・・・。 ◆マルチプログラムのはしり、である。シャッター優先AEもその範疇に含んだ扱いだった気がするが、それというのも、まだ名こそ無かったがSS(セーフティー・シフト)、 この時にもう、あったのだ・・・・・尤もこれに類するものはミノルタXDが思いっきし先なんだが。マミヤZE−Xのも似てそうだが、こちらはよく知らぬ。 ともあれ、いつもT90やEOS−3でやってるように、1/125あたりに合わせてパチパチ、これで決まり。ファインダー内にシャッター表示が出ないこともあって・・・・・ これはAE−1系の流れなのだろうけど、A−1から入った身としては、どうも不安で。でま、そんなところで旧FDの単玉なんかと合わせるのも、シブかろう。 ◆実絞りAEも出来るから、FLやタクマーもシブい。例のレンズ付レンズキャップ(?)も・・・・・う、縁からすげー照り返しだなこれ。 TC−1を思わせるターレット式絞りも、ダイヤルの触感を気にしなければなかなかぐーだが、そもそも開放f5.6で、被写界深度は・・・・・ん、1.5mから? ◆で早速、ウルトロン共々T70を連れ出し、散歩がてら河原へ。鉄橋を渡る電車を眺めたりしつつ、ついでに小堀製作所もぱちり(笑)。 ときにT70には独立した露出補正機能が無く、ISO設定で対応してやるしかないのだが、まだDXになっていなかったのかと今更ながら、気付いたり。 パトローネ室は、パトローネに押されてその存在を検知するスイッチがあるだけなのだ。それなのに空撮りでもカウンター表示がしっかり進むのが解せないが、 これはフォールトトレラントとかゆーやつか? そういえばA3デートではDXを採用しており ・・・・・尤もウチのOD色のは、同じく露出補正はISOダイヤルで行う必要があることから、それを有効にしてやるべくDX接点にシール貼ってるが・・・・・ 前後して登場した両者だったが、DXの登場は確かにその頃では、あったか。T70は早過ぎたのか、それとも見送ったのか・・・。

2006/4/21(金)
ちょっと出来た間合いに、とっとと決着をつけるべくT70を確保。むう・・・結局こっち。T50に行けるほど、まだ突き抜けていないということかもしれぬ。 まあA3デートもあるし。あと50と80でTは全部・・・・・アホか。ともあれ、一見液晶の漏れも欠けも無さげで、よく見れば外装もテカってない。なにげにキレイじゃん。 意外や状態は良いのではないか・・・・・ミラーにうっすらと埃、まずはこいつを祓ってやろう。ストラップはやっぱし、あれか、 1984年度ヨーロピアン・カメラ・オブ・ザ・イヤー!、とか入ってるの。ジャンキーなコレクションが突然活きたりする。T50だっていつでもござれだ。(ぉ ◆ずぅーっと昔、住友ビルの頃の新宿SSでなんとかお願いして、修理に出すA−1の代替機として借りたことがあった。それもあってマゴつくことも無いのだが、 そもそもそれ以前に、発売当時はバリバリのカメラ少年だったから、これが世に出るなり、カメラショー会場で散々弄繰り回して覚えてしまっていた。 また、現代EOSの操作系の始祖とも言えるT90の、そのまた源流のひとつのようなものであるから、言わば「血」が教えてくれるようなところも、ある。 それでも思い出せないところがあれば、カタログでも引っ張り出すとして・・・・・そういや大友克洋だったなぁ、うーむ懐かしい。 ◆準(?)パンケーキのウルトロンを手に入れたばかりだというのに、新宿ヨドバシで「レンズインナキャップ」を捕捉。PCではなくシフトが無い方。 くぅぅぅ、元々このシフト無しの方が欲しかったんだよ! M42マウントもあった。あぁぁ脊髄反応・・・・・どうせ連動系がないのだから、アダプター三昧のこれに限る。 ああ、PCの方の、どうしよう・・・。ついでなので結局のウルトロンのフード。無論ドーム形の方。中野で求めるつもりだったが、目の前にあるんじゃしょうがない。 ◆ソニーからαのモーション。あの名前はヘタに弄らない方が良いだろうとは思ってたし、ましてや今更マビカでもなく・・・・・さてさて、ソニーがやるからには・・・・・ アダプタかましてビデオカメラに着くとか、キヤノンみたいなことをやるのか?、キヤノンにも出来ないようなテを繰り出してくるか?? ときに、累計1600万本、 かつてのPC−9801のセールス常套句、どうせ全てが必要なわけではない「豊富なソフト資産」とやらを思い起こしつつ、現存数はどうなのよ、 とかいうのもさておき、ミノルタの志を継ぐ、決意の表明の数字と、受け止めたい。

2006/4/16(日)
状況は既にゴロゴロ転がっている。Webで確認すると、たしかにそれはあった。シカーモ、先日の中古市で見た叩き売りFマウント並。参ったな。 出かけたついでに立ち寄る。あるね。あるわ。即決。スミマセン、そこのウルトロンください。嗚呼、轟沈・・・・・ショーケースを開ける店員氏に、 前はもう無くなってましたよね、と気になることを問うてみると、消えたり出たりするんですよ、と楽しい返答。まあそういうことは、ままある。 そういや各マウントのコーナー毎に、ウルトロンばかりじゃないがいくつかコシナレンダーの箱が見える。こんなんでスミマセンと恐縮しつつヨドバシのカードを差し出す。 ああ、と先方も笑う。いやいやいや、ポイントはしっかり、アッチに出させますから。そういえばフードどうしよう、と思ったが、まだ在庫はある由。 ちょっと考えることにしてたら、絶対ドームタイプですヨ、って。まあそれは同感なんですがぁ(笑)。 ◆ウヒウヒ言いながら箱から取り出す。T60に着けて「超純正ユニット」やるのも聊か嫌味かなとか思いつつ、前キャップの捩じ込み式が面倒臭いこと夥しく、 とっとと箱にしまってジャンク品のキヤノンのキャップに換えた。パンケーキ・コンプレックスに負けた格好だがしかし、 やっぱパンケーキと呼ぶには無理ありそうな・・・・・NewFD50mm/f1.8と数mmしか違わなかったハズ、と思い、前玉を下向きに両者並べてみた。 うげ、マウント基準面、1mm位っきゃ変わんないじゃん。ああっ! ふと思い当たる・・・・・カタログデータでは、ニコンマウントの寸法だったよな、 ニコンのフランジバックって・・・・・うー。数字のトリック。ウスウス感じてはいたのだが、全体の径が大きい造りの為に、短く見えもする。 ◆FD的視点では前後逆向きに見えそうなこの玉、FD仕様では締め付けリングも銀色で、もうどっちが前だか・・・・・その締め付けリングと、 Aマークにロックの無い絞りリング、そしてピントリング、どれも段差が無いので、殊に絞りリングの操作がし難い。その上ピントリングと絞りリングの間の、 僅かにある鏡胴の部分までご丁寧にツライチで同じギザギザ加工までしているものだから、手探りでは判りにくい。俺様基準では「酷いデザイン」となる。 ◆しかしそんなことは小事に過ぎなかった。ファインダーを覗きつつ・・・あー!! ピントリング、逆でやがんの。ざーけんなよ・・・・・これはちょっと、 想定してなかった。FD仕様の現物を見た覚えが無かったし、そもそもキヤノンを含む「ライカ向き」が元来優勢であって、 こっちの向きをまず造るというのが半ば常識だったから・・・・・やー、これはやられた。尤も、思えばここではFDマウントは恐らく「ついで」で造っているのに過ぎず、 どちらか一方のみとするならば、買ってもらえそうなマウントを優先とする道理も、解らんではないが・・・・・ん、M42軍団がこっちなんだっけか?  うーむ、こんなもの、とも思ったが、FD的には今や、当面クモリも無さそうだというだけで貴重でもあり。うぅ。

2006/4/15(土)
全くもって疎いのだが、ナチュラじゃない1600がいつの間にか消えていたと思ったら、ナチュラに統合されていた・・・いや、忘れてただけか、 ともあれ、中身は同んなじらしいので気にすることではないが、さて1本だけ手許にあるナチュラ1600、これをいつ使ったものか、 シルヴィF2.8ナチュラ仕様化計画(大仰な)なんてのもあった気がするが、あらためて調べると結構な粒状性であるらしく(何を今更)、 シカーモ驚異的なラチチュード。富士のWeb覗くと、ISO25設定でもよゆー、のように書いてある・・・・・うーむ、それならば ・・・・・シルヴィをすっ飛ばして、ペンEE−Sに詰めてみた。 ◆以前富士のISO800のフィルムを入れて「綺麗過ぎてつまらん」とアグファに替えた経緯があったが(笑)、今度は一転、コストパフォーマンスの追及。 なにせローソンに出せばハーフでも同じ料金!・・・ラボ変わっても同じだよな? ペンEE−SのASAダイヤルは上が200までしかないが、 25でも大丈夫というのだから、よゆーのよっちゃんである。さーらーに、マニュアル露光時のシャッターが1/30だった気がするEE−S、 対ISO400比で考えれば、1/8を得るのも同じ。くぅぅ、これで手持ち領域はほぼカバー出来んじゃん。ナチュラ・パワーを得て、もう、 ただ撮るだけでも強気なんである。 ◆ふらりと八ツ山、相変わらずそこにいるT50とT70を手にノラリクラリ悩みつつ、久方ぶりに学大方面。昨今じわじわ来ている、 ウルトロン40mm/f2のFDマウントを補足。新品、なかなか良いお値段・・・・・といってもヨドバシあたりと同じようなものだが、 銀座の中古市会場でニコン用の叩き売りを見た後とあっては、お値頃感にもバイアスが。まあこのへんは、そのうち中古で見かけることもあるだろう、 と気長モード。急ぎの用ではない。 ◆とか言ってたら、夜に久しぶりに呑んだ友人曰く、それなら中野にあったよ・・・・・えー!、あそこはとっくに消えてたハズではなかったか??

2006/4/8(土)
220の方のベルビアも、ペンタ645に詰めることにした。何本も撮っていないのに、電池が果てていた。溜息つきつつまずはそれを換えて、 フィルムを・・・・・どこまで巻いておけばよかったのか判らなくなって、大分行き過ぎてからごそごそ戻す(汗)。 超広角35mmは前玉に怪しいぽつぽつ再発・・・・・はぁぁ。ともかくこいつを連れ出して、ちょっと巧い人っぽい気分(陸サーファー状態)でがしゃがしゃ。 AEのお気楽さ。1/2段刻みで補正可能に改造してあるのでよゆーである。そこそこ撮って、はて220で何コマ撮れたっけかと判らなくなり、 慌てて箱を見る・・・・・要リハビリだな。ISO合わせだけは忘れなかったが、最早それくらいしか拠り所がないのか? ◆ワイワイワイドと、久しぶりのパノラマのネガを出そうかと、近所のローソンへ持って行く。すると店長氏、どこかへ電話をかけだした。 何事かと問えば、DPEがコニカ系から、聞いたこともないようなところ(ママ)に変わったので、確認をするという。そおかあ、ここでもねえ・・・・・ てか、何が問題なの?? パノラマの断りを入れる前だったから、そのことが問題なのではない。富士のフィルムだから?、 ワイワイワイドはたーだの使い捨てカメラですよ?、どこのでも現像プロセス一緒ですってば・・・・・まあ写真が本業じゃないので多くを望むものでもないし、 責任感から訊いてくれているのだし。

2006/4/2(日)
よその町でたまたま、お祭りの中でサンバを踊る一団を目撃。肌寒い中お姉さんが肌も露わに踊る踊る。それはそうと、熱心にビデオ回してたおっさん、 お尻のアップ狙ってるのが液晶画面で丸見えですがな。あー(呆)。中には知恵付けてグラストロンなんぞに投資するヤカラがいそうな気もするが、 かえって怪しすぎるか。しかしまあ、何がそこまでさせるのか? ◆下心前面な用途は論外としても、この横から丸見えというのは昨今のデジカメの最早共通仕様(?)であり、後ろめたいものがなくてもあの丸見え加減は、 時としてどうも手の内を明かすような気まずさがある。電話で話してるのを横で聞かれる気分にも似ているか・・・・・所構わず全くヘーキな人もいるようだケド。

2006/4/1(土)
ベルビアを何に詰めっかなー、といった思案の中で、単玉を使いたい、というのがまず一点。順当に行けばFD軍団の登場といったところだが、 ひょっとしてRVPとは初めてかもしれない、G1にしてみた。実効は今もISO40なんだろか・・・・・G1は若干オーバー目な気もしたので、 DX任せのまま。で、G1と来たなら・・・・・やっぱホロゴンであろう。RVPの名残に、伝家の宝刀での写り、しかと見ておきたい。 ◆というわけで今日は久方ぶりに、ホロゴン出しちゃうもんね〜、な日となり。いわばハレの日。いやハレーションではなく・・・・・まあ、そんなところが、 ホロゴンなのであり・・・・・扱いに気を遣うので常用向きじゃないとも言うがぁ。ファインダー視野率が低いらしく一歩前へ出る必要を思い起こしつつ、 幸いそこそこ晴れた空の下、あの、どーんといった写りの出来を想いながらのレリーズもまた、いとをかし。


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