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2005/9/20(火)
書店で、またマウントアダプターの攻略本が出ているのを見かけ。今度はデジ一眼をターゲットとしているらしいが、うーむまだやるか。見当はつくので中は見づ。
以前、その本で初めてアダプターの存在を知るような層に安易に勧めて良いモンだろかー、とかウダウダ書いた気もするが、まあ何事も経験だよね、
とそこは大らかに構える(所詮他人事ともいう)として、しかし一頃のAF機よりもさらに進んで、連動はおろか、
何がどうなってんだかTTLで実絞り測光さえままならない機種(GNニッコール45mmをEOS7で使いたかった!)まである中、
いくら手許の旧い玉が勿体ないからといって、ねえ・・・。
◆などと言いつつ、とあるネタで高速な85mm1本のためにEOSメインの遠征にT90も連れて行くのは嵩張るしなー、わざわざEF玉買っちゃうのもちょっとなー、
大体中古でいくらだー、と悩んでたところへ、そーだ手持ちのアダプタかまして安〜い玉着けるテもあったナ、などと閃き・・・。(ぉ
そんなオプションを採れるのも、アダプターでウハウハのEOSならでは・・・・・むむむ、先の攻略本、結局EOSデジの独り勝ちなんじゃん!?
補正タイプは論外だし、というのは個人的な見解ながら、いやはやキヤノン的には良い宣伝に・・・・・って、そんなのよかEF玉買ってくれだろな絶対。
2005/9/19(月)
新しいポイントカードを受け取りに、郵便局へ。早速クレジットカードとして使ってみる。使える。当り前か。さてこれまで使ってきたポイントカード、
ごく初期の入会(随時になる前の第1次或いは第2次募集あたり)なのが密かな自慢だったりするのだけれど、そのポイントの「名寄せ」をしておかねば
・・・・・初期のカード故、記念に保存したいのだがぁ。バーコードが擦れてるので換えろと前に勧められた時には、古いのは返さなくても良いようには聞いたが。
◆しかし今ならカード払いでも現金払いと同じくポイント10%。ふふ、これまでのポイントのレートの上がって来た経緯からして、好評につき続行、
という展開が見えるような気もするがぁ、さてさてどうだろね。そうだ15%とか20%とか言ってる品物も、現金払いと同等にしてくれるのかしらん?・・・・・
小銭で悩んでるような器なんである。ついでにクレジット払いに対して付くポイントは別に1%、ビューカードでは付いたポイントをびゅう商品券に換えたとすると、
結果実質0.5%だから、その2倍。一方Suicaにチャージならポイント3倍でレートは逆転、ビックがSuicaを全面導入したら・・・・・小器の悩みは尽きづ。
侘しいなオイ。
2005/9/18(日)
先日見かけた「70、80年代の35mm一眼レフを楽しむ」なるMOOKを求め。まあこのあたりは自動購入コースで、懐かしの昭和ノリみたいなものを予感しつつ、
或いは前にもこんなの無かったっけかと思いつつ、パラパラと。やっぱフジカST-FやシグマSa−1あたりが琴線か。色々見ているとそれぞれ書いた人のカラーなのか、
発売当時のキャッチフレーズなど懐かしいのもあれば、エポックなモデルなのにその歴史的位置付けみたいな話にはついぞ触れず、みたいなのも。
A−1なんか今更クドクド使い方を教わってもなー・・・・・そもそもこういった特集、中古カタログなのか歴史物語なのかといった議論も不毛だろうけれど、
巻頭の導入部のページの方が、むしろ読めた気も。
◆後ろの方へ行くと、懐かしのレンズ達。タムロンのサンゴーナナマル、あるな。シグマの21〜35mm、あるな・・・・・あー、連れ出したいが出番無し。
その次に、おっ、シングル8のZ2。七五三だの撮ってもらったのもこれなんだと思うが、長いこと家で眠り続けている。以前修理屋さんに相談したことがあったが、
頼まれれば引き受けるのは容易いが、すぐまたどこか壊れる、覚悟はあるのかと諭された気がする。面倒を引き受けたくなかったのかもしれないけれど、
まあ一理あるような気も・・・。
◆ヨドバシの新しくなったゴールドポイントカード、今度はクレジットカード込みになったりして、なにげに申し込んでいたのが早くも発行されたらしい通知。
僅かに1週間余。うーむむこの早さは・・・・・他のカードの利用実績やら、金融界で人格が独り歩きしてんだな。あー。
2005/9/16(金)
ヨドバシアキバ開店。電車キャラにしっかりTXも加わってるのがナイスだったが、全店制覇(馬鹿)タイトル返上中では防衛戦にもならず、ちと面倒臭くなって、
無くなるモンでも無しにと結局行かづ。遡ってみると4年前、秋葉原進出の報に接して何か書いてた。梅田の開店を控え次は福岡、「ヨドバシは西へ」の頃だったようだが、
当時伝えられた2005年の開店、そのまま真っ直ぐ来たことになる。TVを点けるとどこもトップニュース(呆)、そんな中WBSではヨドバシ開店に触れつつ、
すぐにそれを迎え撃つ・・・にしては位置関係に無理無いか?・・・有楽町のビックへと話と移す。そういやスポンサーだったなとオトナの事情に思い当たりつつ、
さて来年のラゾーナ進出の折には、逆にヨドバシにそれだけ割くのかねぇ、などと余計な詮索。(ぉ
2005/9/13(火)
とか言ってたらGR発表。面影残るスタイルに、28mm相当の単玉。ベタと言えばベタながら、ワイコン21mm相当が悩ましい。ついでに2:3画面にすりゃいいのに
・・・・・ときに嗜好品としてのカメラとの付き合いには、ある種の気難しさが伴うものと思う。そろそろデジもそういう領域を持てるまでに、来たのだろか。
ついでにRAW現像でもコダクローム味とかベルビア味とか、そろそろどうだろね。いっそファームでの設定で、おいそれと切り替えられないのも、なかなかオツと思うが
・・・・・デジの自在さ加減、あのカメラ道楽のシブ〜い気難しさと、どうも隔たりを感じてしまい。まあ元々ネガ使ってたなら、あんまし関係無いケド。
2005/9/12(月)
DPE出しがてら、フィルムのところを覗くと、お、ウルトラ100入荷してんじゃん。ほほう。これは嬉しきこと。どうしよかな、どうしよかな・・・。
気になるR3はまだ見当たらづ。訪ねると大分先らしく、ではGRはと問えば、さあ、発売は一緒ですかねえ、さあ・・・・・
まあ買うわけじゃないのでいいんだけど。一方R2は早くも姿を消し。あれま。
2005/9/10(土)
鎌倉方面でド鉄プレイ・・・・・そろそろたーだのド鉄じゃないかねと思いつつ、今回もまたEOS−1 前世紀 全盛期仕様でキメ(たつもりでい)る。
こういうイベント会場では、オラオラ的重装備野郎は別として、狙ってるのかただ物持ちが良いのか、
妙にシブ〜い機材に出会ったりするのも密かな楽しみだったりするのだが、ニコマート持った子供はちと微妙な。ついその背景を詮索してしまふ。
お、同じ革ストラップのEOS−1氏。ご同輩ですかな。あちらは広角ズームのL玉。
◆あれっ、と突然気付く。EOS−1、フォーカスロックと同時にAEロックしている。え? そんなハズでは・・・・・EOS−1はロックされないハズ。
EF28〜80mm/f2.8〜4Lではそうなってしまうのだろうか? なんか他と違いそうだし・・・・・うーむむ、
常用の中央部重点平均測光からスポットや部分に切り替えると、ほーらロックがかからない・・・・・あ! もしやとカスタム・ファンクションを見る。
何番がどれだか出先じゃ判らないが、ボタンを押すと8番、これが最後に触ったところだろうと「0」を「1」に切り替えてみたら、馴染みの振舞いに戻った。
多分ビンゴだろう。そういえば・・・・・派手なハイライトが入っても動じない露出表示だった気が。くそ、評価測光に切り替わってやがったんだ!
モード表示が同じだから困る。ナルホド評価測光のその有り方からすれば、AEロックしちゃっていいということになるんだろか?
他のEOS達の振る舞いとも合致する。しかしこれ、ナニユエに・・・・・先日手抜きでAEBかまそうとして、
まごついた拍子に触っちゃったような気がしないでもないがぁ・・・・・多分それだろう。はぁーあ、今日の分は大丈夫だろか。
◆ちょいと足延ばして腰越銀座を流す。江ノ島海岸近くの土産物屋、気になって覗くと、果たしてジャンボマックス健在。勿論胸には赤く「24」。
数年前と変わらず、紙製のバーガーキングの冠を斜めに被ってる。本当に、何も手を入れていないんじゃなかろか。
◆ふらりと・・・・・というには聊か忙しないが・・・・・中野。とは言ってもいつもの方角ではなくサンモールの先で、中古のベータマックス(!)所望。
眠れるライブラリを呼び覚ますのである。早速に昔作ったビデオをMPEG化。ときにDVD−Rメディアに上乗せされてる補償金とやら、
こうして自分の著作物焼いてる分は誰のポッケに行くのかね、などと思いつつ、次いで国鉄さよなら特番を鑑賞。ゴクミのJR東日本カウントダウンCMも懐かしく
・・・・・おっとコニカ望遠王、まだ小西六だ・・・・・さらにα−9000。くぅぅ。うーむむ、T90やシルヴィ・バルタンのEOSも、
どこかに埋もれてたハズだよな・・・・・こりゃえらいことになりそうだ。
◆そういえばこれが放映されていた丁度その時、「国鉄謝恩きっぷ」で列島縦断中なのだった。当時は既にドラ付A−1でブイブイ言わせていたが、
この時はオートボーイ・スーパーただ1台で出かけた。理由ははっきり覚えている。どこへ行くにもまず撮影撮影撮影、そんなスタイルから抜け出てみたかったのだ。
いつもの銀箱にこのオートボーイだけを放り込む。これが妙に清々しかった。そうして最後の長い一日と、その瞬間を迎えた。今にして思えば、
もっと色々撮っておけばという未練も無いではないが、そもそも乗り詰めではあれで十分だったろう。しかしまあ、今も時折撮影に、
或いはここはこう撮って的な観念に縛られてる気がすることを思うに、どうも進歩してないようで。腹括ってコンパクト機1台、或いは単玉1本、
たまにやると確かに新鮮で、見方によってはある種挑む部分もあって、それもまたいとをかし、ではあるのだけれど。
2005/9/7(水)
あー、やっぱり出ちゃったか、キャプリオR3。まさかの(失礼)手ブレ補正。あのメインスイッチもようやく止めたようで、色々見ると良いこと尽くめ的。
まあしゃあない、遡っては撮れないのだから、とまた言い聞かせるのだが、IXYデジ300aでも事足りてたのでは・・・・・いやいやそんなことは(涙)。
2005/9/3(土)
ふらりと有楽町、きむらの催し。受付を済ませるとまずはオリンパス。懐かしいストラップがわさわさと無造作に置かれ、これは売り物かと訊ねれば、そうだという。
しかしこの若い兄ちゃん、何度も何度も何度も何度も、レアです貴重です懐かしいですと繰り返すばかりで、どうにも他の言葉を持ち合わせていない様子。
考えてみればOMシリーズの時代・・・・・突如OM−3Tiが登場した頃でさえ、まだハナを垂らしてたに違いなく(やや誇張)、
最早抗うこと敵わぬジェネレーション・ギャップ、当人にそのスジな素養(?)でもない限り、それ以上踏み込んだ話など望むべくも無く。
ワケ解らずにとにかく捌けと言われてんかなー、といったような構図を思い浮かべつつ、輪ゴムがカリカリになってへばり付いてるのを避けて、
茶色のを1本所望・・・・・ん、既に持ってなかったっけか??
◆空いていたのは終了間際だったからか、最後の追い込みに張り上げている声がやけに響く・・・・・交通会館を後にして外堀通りを渡ると、
あれれ通りに面してレモン社が。事情に疎くて知らなんだ。いつものレモン社はいつものようにあって、ここの隣だか上だかのが、あちらへ移った風。
EF28〜80mm/f2.8〜4Lに遭遇。ウチのよりちょっと安い・・・・・今更どうなるものではないのだが、やっぱりちょっと気になり
・・・・・フード付とある。うげ。しかしそのフードは見当たらづ。はて。AF/MF切替スイッチに難有の由。ふむ・・・。
◆フルコースのつもりは無く、あと清水商会だけ覗いて天賞堂へと向かうと、いきなしスキヤが。はていつの間にこんなところにと覗くと、
小ぢんまりした店内には花が飾られ、どうやらオープンして間もない様子。品揃えはライカからそっち方面・・・・・ということは、
あのマツキヨの上はどうなったのかしらん? そもそもはあそこの1階にいて、いやいや建て替える前の頃の方が馴染みがあるのだが、
そういえばT90を求めたのはその頃で(遠い目)。
2005/8/30(火)
キャプリオR2買ってすぐに他から28mmが出たりしてねー、などという不安は新しいIXYデジを見てほぼ落ち着き、昨日のパナのアレについても、
まあ一応納得する理由を見付けたりしてたのだが、さてもうひとつの、GRなんか出たりしてねー、てな方は本当に出す気だったらしく、リコーが前煽り開始。
あらあらあれま。
2005/8/29(月)
1Ds MarkII Nと思いきや、1D MarkII Nだったか。とんだ思い違い。勝手に5Dとセットで考えてしまった・・・・・あーあ。
ヨドバシあたりの値段見て、1Dsも勝負に出たかと思ったのだったが、それにしては下がり過ぎか。で、1Dsとの合流は、この次か?(ぉぃ
・・・・・しかしMarkII Nなるネーミング、どうも怪しい。フツーMarkIIIであろう。IIで止めてしまう、そのココロは?
何かを待っているのか? Nの次はどうするのか? Vか?・・・・・こちらが深読みするほど、考えちゃいないのかもしれないけれど。
◆DPE出しに立ち寄ったヨドバシで、ついでに入用になったUSBキーボードを・・・・・手許にあるのはPS/2やAT端子だのX68K用だの
・・・・・間に合わせに安物で良いやと物色していたのが気が付くとハッピーハッキングを提げてたりしつつ、ついでにデジカメのところを覗けば、
いつの間にやらパナから28mm相当スタートの機種が。前からあったのかも知れないケド・・・・・ふぅーむ、ほぼキャプリオR2と重なるズーム域に、
お馴染みの手ブレ補正もあって・・・・・なんだか悔しいが値札を見て、ここまで出す気はなかったもんねー、と言い聞かせ。
カタチもレンズ周りが出っ張ってるしさ・・・・・どこか懐かしい風情もありつつ。一方キャプリオR2は値段が下がっており。商品寿命進行中、か。(ぉ
2005/8/27(土)
「ド鉄プレイ」に早速EF28〜80mm/f2.8〜4Lを連れ出す。重くて嵩張るのはこの際むしろそれが心地好く。
立ったまま17〜35mmあたりと取っ換え引っ換えなんぞ、その大きさに取り落としそうでおっかなびっくり。昨年の首里城での惨事が過ぎる・・・(汗)。
ISこそ無くとも、この重さのスタビライズ効果(!)が効いているのか、覗いてて落ち着ける心地。がさつな摩擦感も無くしっとりした感触のピントリング、
いいねぇ・・・・・開放f2.8でもってファインダー内で、すっ、とピンが来る様は官能的でさえある。尤も他にEFの高速玉を持ち合わせていなかっただけで、
FD単玉軍団じゃ当たり前の感覚なんだが。
◆ときに我がEOS−1は、「EOS−1」と入った革ストラップで提げている。HS仕様であのL玉着けてとなるとかーなーりベタベタなのだが、
ふと気付いたことに、両端の細くなってる部分、バックルより根元側がやけに細くなっており。なるほどバックルからカメラの「耳」までは、
片側でも2本で吊っていることになるが、この部分は1本で賄っているわけで、ここだけ伸びるのも道理。しかしちょっとこれは、不安。
不意にぶちっ、じゃ困るし、残念だが換えようか・・・・・はて何にしたものか、昔のCPEの赤白か、同じくグッチもどきの超ワイドか、
マイネッテの単色か・・・・・とりあえずプロストは避けたい(苦笑)。
◆ふらふらと八ツ山へ流れるも、L玉の後とあっては身が入らづ(表現が何かヘンだが)。ガラスケースを覗き込み、ジャンクの箱をかき回し、
奥の棚で2つ3つ手に取り、しかし何も起こらづ。お、ペンタ645Japanのフィルムホルダーがまだあったり。
そういえば初代ペンタ645も今や恐ろしい程の安値。思えば自分が買ったのはもう一昔も前のこと。AF化前、中古相場は現行モデルとしてのそれだったが、
それにしてもこの落ちぶり。家では67用300mmなんぞを着けたまま転がっていて、たまに覗いてはウヒウヒいうだけ・・・・・不憫。
さりとて連れ出すあても無く・・・・・うーむ、じっくり撮る感覚を、忘れてはいまいか。
2005/8/23(火)
あー、ついに来た、来たのである。全くの別件で立ち寄った新宿で、そのついでにと覗いたのがいけなかった。あるんである、
EF28〜80mm/f2.8〜4L USM。この玉についてはしくこく触れてきたような気もするが、なにせ注文販売だった玉、そもそも玉数が少ない上、
中古では単に次のEF28〜70mm/f2.8Lより相場が安いという理由で買っていく向きもあるようで、たまーにこれはと思うのを見かけても、
逡巡するうちにさっと消えてしまうのだった。フード付ともあれば尚更厳しい。
◆で、あるんである、EF28〜80mm/f2.8〜4L USM。しかもフード付で2、3本。まあウダウダ言いながら早何年、
そろそろ決めるかと考えていたところではあったのだが、ふらふらと、出してもらい・・・・・状態の良い方の個体で、値段的にはまあ、並か、僅かに安いか。
シカーモ、なんたってフード付。この専用フードときたら、単体ではどえらい値段で出喰わしたりするシロモノなのである、これが。
◆ん、まてよ?? こっちとそっちで、微妙に違うぞフードが。よくよく見れば・・・・・ああっ! 型番が違う。そういえば・・・・・以前、
代用出来るフードは無いかと、アレコレ思案したことがあった。初期のEFなので、例の先っぽの溝に嵌めるタイプ。代用といえば、
次のEF28〜70mm/f2.8Lが真っ先に浮かぶところだが、この頃にはお馴染みのバヨネットになっているので、まずこのセンは消えた。
カタログを睨むうち、TS−E45mm/f2.8用がどうも怪しく、これも結構旧いEF玉、もしやと本体をよくよく観察してみれば、
果たして先っぽ溝式! あとは現物で確認だが、ロングセラーとはいえ存在そのものが聊かレアな代物、検分など無理な相談といえた。
キヤノンで訊きゃ早そうなものだが、そこまではまだいいかと・・・・・で、これ、そのTS−E45mm/f2.8用なのであった。やはり、
実践している人がいたのだ。オリジナルより僅かに短いが、マイナーチェンジを経て植毛が施され、なにげにオリジナルより上等だったりもする。
とことんオリジナルに拘る、という方向性はある意味正統派コレクターの王道とは思うが、TS−E用を持ってくるシブさといったら、
むしろ自分には合ってるような気も。オリジナルじゃ失くすの怖さにどうせ使えないんだし(苦笑)・・・・・といったわけで、ついに決す。んぐぐ。
◆触雷に近い展開だったが、なあに、機は熟していたのだ。あとはタイミングだけだったのである・・・・・とするのはいいとして、およそ実用目的でもないコレ、
自分にご褒美、とでも言えれば格好も付くだろうが、ここのところそれに値するようなことなど無く、そうさな、お見舞い、とでもしよ・・・・・なんだそら、
そういや誕生日が近かったっけ・・・・・理由付けが段々寂しくなるんだがぁ。ともあれ早速に、EOS−1に装着。ブースターだって着けてやる。
バリバリ仕様の再来。くぅぅ、シブい。バブルの残り香漂う、思えばもう16年も前の、クラシックEOS。照れ隠しのつもりなのか自分でも判らないが、
さっき店頭で往年の云々みたいな話に触れたら、店員氏はEF80〜200mm/f2.8Lを指差し、ニヤリ・・・・・そうなんだよなあ(馬鹿)。
◆ピントリングを回す。すっ、と電動MFが付いてくる・・・・・くぅぅ、シブい。シブ過ぎる。フルタイムMFを謳ったキヤノンは、その後方式を改めてしまい、
この「電池食いMF」も今やEF85mm/f1.2L USMで奇跡的に残る(放置されている?)のみだが、いやはや、この前のめりな、
最早「レトロ・フューチャー」と化したサイバー加減が、たまらづ・・・・・あ、オリンパスが今やってんだっけ? ともかくこの方式のフルタイムMFで、
手が届く玉といったら、これなのだった。他はべらぼうなのばかりで・・・・・超音波モーター・・・・・夢の動力のような響きを放っていた、あの頃。はぁ。
◆EOS630で何故かフルタイムMF出来ないことなど確認しつつ、しばらくウハウハした後、カチカチとPCに向かってて、キヤノンの新製品情報に接ス。
IXYデジ・・・・・ふーむ、まだ35mmスタートで3倍ズームのままかぁ・・・・・EOS5D? なぬ!
そのラインになんとなくヤシカ108MPの面影を見る気がするボディには、135フルサイズのセンサーが納まっている由。
ほぉーら、来ましたよ、来ましたぜ。APS−C判と両面作戦で進めつつ、やはり本命はフルサイズではないかと睨んではいたが、ついに低価格機を出し始めた。
尤もAPS−C判勢からすると、まだまだかーなーりお高いが・・・・・1DsもマークIINとややこしい名前でモデルチェンジ。
こちらは大分安くなったようで、そろそろ1D系と合流カモ・・・・・135フルでもAPS−Cでもない1D系は、どうにも半端に思えたし。
半端なりにあのセンサーをAPS−Cサイズのブレ補正(ジャイロ無しのブレンビー(古)方式)用に転用、という大技もありそうだが、
IS擁するキヤノン的には、まず禁じ手であろう。しかし135フルサイズ、ピントの具合など表現の幅に差が出るハズで、他所はどう出るか・・・・・
京セラはその前に果てちゃったし。ときに5Dにハイフンは無い。1ケタ2ケタでサイズの棲み分けかというのは早合点だろうが、3D(仮称)では果たして、
ハイフンは付くのか?・・・・・単にEOS−3が特異な位置だった気もするが、しょうもないところで気になる。そういえば視線入力は・・・。
2005/8/20(土)
出歩きがてら、R2でぱちぱちやるも、やはり時折、レンズが引っ込まなくなったり。おいおい大丈夫か? 保障期間内に、一度は出す必要がありそうな。
それだけでも面倒臭いが、撮影順のシリアル番号なんか初期化された日にゃ、あーだな。IXYデジ300aもまだまだ行けるので、不自由はしないだろうか。
◆どこかの新聞だかに書いてあったことには、デジのコンパクト機が低迷、一方一眼レフが人気の由。そらあれだけ過当競争してりゃ、
コンパクト機は辛かろう。しかし一眼の動向、消費者の上方志向みたいな話に尤もらしく決める前に、銀塩機からの移行組は思い浮かばないんかね・・・・・
おたくの会社のカメラマンなんか先陣でしょおが。しかしまあ、機能性能と価格とでそろそろ良いバランスに来たのは確かなところで、少々悩ましく。
そういやEOSデジで、1Dはさておき視線入力搭載はあるのか?? デジだから要らぬという道理は無いから、載せねばこの機能の正当性が問われる。(ぉ
2005/8/13(土)
毎度のことながら、人いきれ、などと生易しいものではない有明。徹夜明けには殊の外堪え、うー、となりつつ外の空気を吸いがてら近くを徘徊。
オリンパスのペンに拘るサークルが今回も程近くに出ていて、毎度々々なかなかクォリティを感じるところなのでさてさて今度は何があるかなと覗き込むと、
アニメチックなねーちゃんのイラストがどーんと目に入り。あー、やっぱこっち側に行っちゃうのかと一抹の寂しさを覚えつつ気を取り直し見回せば、
ペンDの携帯ストラップらしきもの。レジン製のようでなかなかの出来に思わず所望。EE−Sがあれば嬉しいが、そのスジ的には、
やっぱりEEよかFやDなのであろうし、まあそれは解る。
◆今更ながらにアグファの身の上を知る。あれあれあれ・・・・・そういえば近頃スカーラを見かけなかったような気もする。
復活したばかりのウルトラはどうなったろう・・・・・あの、FL−Wフィルター付けっぱなしで撮っちゃいました級の豪快発色のウルトラ。
ISO50の旧版を使ったのみだが、ネガでもすぐにソレと判る個性は大したもので(?)、専らリバーサルなので常用とはいかないが、
少なからずシンパシー(笑)を抱いおり・・・・・でそのウルトラもどうしたろうと、地元のヨドバシで探してみるも、
売れ残りかもしれないポートレイトやオプティマの横に、怪しげな空間があるだけで・・・・・そのまたすぐ横に、おっとこっちにあったか、
と思えばコダックの「ウルトラカラー」だと。くそ。
◆そういえば元祖RVPも引退らしいと聞いた。かつて「晴れは、ベルビア。やうやう以下略」などとのたもうていた自称ベルビアン、
ISO50で苦しい時は「仕方なくプロビアに切り替えて」いた程だった。後に液晶画面の幅がたまたまメモホルダーのそれとほぼ同じという理由で、
IXYデジ300aの起動画面をソレにしていたりもしたのだが、その頃には実はトレビ生活に流れてしまい、さらにベルビア100の登場でもう、
いよいよ疎遠に。蛍光灯下での発色が捨て難かったが・・・・・スペック表を見ると粒状性では100に越されていたようで、わざわざ50
・・・実効40・・・というのもなの一方、次のモデルを期待してもいた。フォルティアがそれだったのかもしれないけれど・・・・・
最後に思い出の1本、とも思いつつ、使い道が浮かばず二の足・・・・・そういえば一頃、RVP+1増感ての、一部で流行っていたっけか。
なかなかじゃじゃ馬だったらしいが、それで締め括るのも、アリ、かなあ・・・・・一体何撮るのさ。
2005/8/11(木)
引き続き富士山。今回小さな三脚を持参、引っ張ってシャキシャキ伸ばすアレなのだが、ジッツォ#126さえ見送ってしまった及び腰。
でもま、伸ばさずに岩の上に置いて使うのなら、これで十分。ナンだったら今回のメイン機EOS−1でも、経験上無風で横位置のバルブなら、どうにか。
道中ペルセウス座流星群に見とれつつ、こいつを相手にしてはいつまでも頂上に着けないので考えないようにして、そろそろ東の空が白んできた頃、、
ゆ〜らゆ〜ら流れる数多の登山者のヘッドライトをからめて、R2でぱちり。考えてのことだろうが夜景モードでは色をコッテリ乗せ過ぎるきらいがあるので、
フレーミングだけその増感ファインダーを利用し、あとはフツーに長時間モード。目一杯の8秒露光にして、ISO感度だけ変えて調節してみる。
暗闇で独り液晶の明かりに顔を浮かび上がらせているというのもナニだが、手応え的にはおっと、なかなかイケるか?
◆赤く焼ける剣が峰の測候所を狙い、御来光を狙い、さてとお鉢巡りに歩きつつ、ちょっと撮るかとR2を取り出すと、丸〜くケラレており。
まるで円周魚眼のように見事なケラレ。太陽を入れたド逆光だから、派手にフレアが出まくったところへ、切られた露出の具合でこういう風に見えるのかな、
と他へ向けると、やはりケラレ。まさかセンサーを焼いたとかそんな大事じゃあるまいな、落ち着け、まずは落ち着け、と一旦スイッチを切ることにすると、
引っ込むハズのレンズが、ちょっと縮まっただけで止まる。え゛!・・・そのまま再びスイッチを入れると、一応は入るようだがどうも怪しい。
再び切ると今度は引っ込んで、またあらためて入れると、何事も無かったように立ち上がって、シレっとしてやがる・・・・・ふーむ、どうやら、
光学系の一部を退避させるからくりで引っかかってたくさい。気温もせいぜい東京の冬の昼間程度、決して過酷な環境ではないハズだが、早速コレかいな・・・。
2005/8/10(水)
結局ろくに出番の無いまま、いきなし富士山で本格デビューのキャプリオR2。依然IXYデジ300aとは違う勝手にまごついたりするのだが、
プレイのレスポンスの良さの前では小事に過ぎづ。んが、ある時、いざ取り出しシャッターを押すも、手応えが無い。おかしいなともう一度・・・同じ。
横長のレリーズボタンの感触がどうも今ひとつなのが気にはなっていたが、その端っこを押しているためかとグリグリムニムニ押すも、やはり変わらづ。
はてと困り果てることしばし・・・・・あ゛あ゛っ! ムービーに切り替わってやがるぅぅ。切替スイッチを引っかけたらしい。やっぱりそうなるか・・・・・
再生ボタンをガードするように出っ張っていたそれだったが、ソレミタコトカと言う他無い。
◆ピーカン下では白濁する画面がまるで見えづ。尤も保護シールを貼っているためで、ある程度予想はしていたがあまりのことに、
ええいこんなものと引っ剥がす。元々の液晶画面の表面が艶消しで、全反射を防ぎたいのだろうが透明感の損なわれるのを嫌って、
曇ガラスのザラザラ面にセロテープを貼るような効果を期待していたのだが、どうもうまくない。セロテープの方がマシだったか?
2005/7/23(土)
連日のへろへろにあって、帰り道の駅のホームでなんとかライナーの回送が止まっているのをぱちり、くらいしか撮っていない、侘しい限りのキャプリオR2。
無論そのなんとかライナーを撮りながらISO感度を変え、ホワイトバランスを変え、しっかり色々評価してはいたのだったが、
ISO200と400の間の線引きが依然少々微妙な・・・・・多分、IXYデジ300aの200からすれば、R2の400なら十分OKなんじゃないかと思う。
その解像度の差によるオーバーサンプリング的余裕もあろう。しかし200と比べてしまうとこれが、聊か悩ましく・・・・・なかなか難しいが、まあ、
当面はISO200基準で落ち着きそうな具合。とにかくあの、いつまでもISO100ちょいをウロついているオートでは、話にならぬ。
◆一方ホワイトバランスはというと、たまたま被写体のクリーム4号赤2号という色味のせいなのか、先のなんとかライナーでは青っぽくなった。光源は蛍光灯、
FLフィルターのマッチングが悪くて、こんな調子になったことがあったな。デイライトにすると緑というより黄色くなるのはIXYデジ300aと同様だったが、
このあたりベルビア的な特性だったりすると、嬉しいんだけどねえ・・・・・露出も含めIXY300aとはまた違う癖があるようで、このあたりは早いとこ掴むしかない。
◆ちょっと出かけたついでに、カーゴパンツのポッケに放り込んでいたら、やはり、中で勝手にスイッチが入った。まあ第一印象から予想していたことではある。
むしろこのへん、本格使用前のいじめテスト的部分が多少あるのだったが、アンコントロールな不意のもっこりというのは困る。何か考えておきたい。
専用ケースも蓋(?)がはめ難いし、結局お馴染みのZingのケースになりそうな・・・・・マジックテープがいい加減くっつかなくなってるんだが。
◆驚愕の事実。付属のソフトで母艦に流し込むと、なんとその時点のタイムスタンプでファイルが出来る。あん?? をゐをゐ頼むよ・・・・・
このあたりはポリシーの違いなのかもしれないが、個人的にはカメラ内のファイルはそのまま何も変えず取り込みたいし、
第一タイムスタンプが撮影時点のそれのままであればイチイチ中を覗かずともある程度ソレと判るが、逆に取り込み時点のそれにした場合の、メリットって何さ?
さーらーにこの方法で取り込むと、ファイル名はきっちり8+3でありながら、前方は「RIMG」と4文字も取られ、シリアルが4桁しかない。
本体で前方「R」だけ残した7桁シリアルにしておくことは出来るのに、こいつを通して取り込むと何故か、同じ4桁に直されてしまう・・・・・
9999枚以上撮るつもりなんですがね。
◆この杜撰なトホホのダブルパンチ・・・・・こんなソフト、棄てちまえば良いんである。最早聊かの未練も無い。たーだのUSBメモリとして繋ぐ方が、
遥かにマトモではないか。ビューワは幸いフリーのでなかなか使えるのがあった。なにげにTWAIN対応でIXYデジなら流し込めることに苦笑しつつ、
先に専用ソフトで取り込んだ分のファイル名を直し、タイムスタンプを直し、再出発。まだバリバリ使う前だったのが、幸いか。
2005/7/18(月)
電池を探し出して、Sa−1に入れ・・・・・あん? ウンともスンとも。電池切れじゃなかった? しばらく弄るうちメーター表示は出たが、シャッターが落ちづ。
いやいやまたメーターさえ出なくなったり・・・・・グリップのボタンには反応するから、レリーズ周りの接点でも錆びちまったか。トホホ。
2005/7/17(日)
ふらりと中野。ジャンクのところでリケノン50mm/f2が目に止まり。国産最安値の定価を誇った玉・・・・・のいつ頃のものかは判らぬままに、
そういやKマウントはパンケーキの他に真っ当な標準域の玉が無かったな、というわけで、状態も悪くなさげなので所望・・・・・なにげにリコー付いてたりとか思いつつ、
しかし近頃また、緩みだしたか? キャップ類ではFDのリアキャップ・・・・・いやその彫られた文字がいかにも古く、旧FDどころかFL時代カモ? と淡い期待とともにこれも。
◆出歩いたついでに、夜道でR2を試してみる。光学系ファインダーが無いことで暗闇でのフレーミングが心配だったが、夜景モードでは増感されるという芸当が。
IXYデジ300aには無かったが、しかしそれより大分前のハンディカムのスローモードがこんなだったから、技術的にはむしろあって当たり前とも言え。
このモードでは色も強調されたりして色々考えてある様子。で、なるほどこれならフレーミングがしやすく、結構重宝の予感。
さすがに光学ファインダーでもどうにかといったレベルまで落ちると無理なようだけれど、当初撮ってはフィードバックと繰り返すつもりだったから、なかなかぐー。
◆帰ってリケノンを早速、とSa−1を引っ張り出して絶句。ワインダーが粉吹いてやがる・・・・・幸い電池蓋付近だけでメカまで及んでいないようだったが、
そういえば長いこと放置してたなと反省。Sa−1も電池切れ。あー。
2005/7/10(日)
で、一夜明けてR2。充電完了の電池を入れて、スイッチオン。くぅぅ、この画角がたまらん。ライカ判相当28mm、いいね。35mmではどうも、
時折視野狭窄的なモノを感じ・・・・・尤もIXY300aの、今となっては小さい画面のせいもあったかもしれないがどうも狭っ苦しいというか、
息苦しいというか・・・・・そもそも28mmのTC−1を携行し50mmを望遠と呼ぶ人間なわけだが。
◆付属ソフトを前世紀の遺物母艦にインストール。なんだか要領を得ないので言われるままに入れてみたが、さて、ビューワというか画像管理ソフト、
立ち上げてみて固まってしまった・・・・・いや固まったのは母艦でなくこっち。フォルダ構成は見えたり見えなかったり、アルバムなる属性で管理出来るらしいが、
階層構造に出来ないし、第一ファイル管理とは別次元であるらしい・・・・・スライド様に並ぶ画像をつまもうとするも、なんと外部とドラッグ&ドロップが出来ない。
自己完結。唯我独尊。メディアに書き出したり諸々の機能があるようだが、どうやら俺様に任せとけば良いんだと思ってるらしい・・・・・
挙句ウィンドウサイズすら変えられづ。フン、こんなもの。
◆カメラを接続すれば自動的に呼び出される仕組みは珍しくないが、PC側からカメラに対しどうこうする機能が見当たらない。ファームのアップなんかどうすんだろね
・・・・・そのうち取説でも追うとして、カメラからは画像を流し込むだけで、カメラ内の画像を削除したりだとか、そういうことはカメラ側でやれということだろか
・・・・・このソフト、リコーの自前じゃないようだし。まあカメラ側でプチプチやるにも、IXYデジ300aとはケタ違いのレスポンスの良さが救いとはいえ、
夥しく撮った中でこいつはしばらくカメラに残しておこう、だのとやるのにはやっぱり面倒だろな。いっそSDカード・・・・・安全運転のアレみたいだが・・・・・
メモリースティックを適当に短く切ってやれば使えるのかと思ってた・・・・・を抜いて直接ファイル操作した方が良さげか・・・・・
IXYデジ300aでは、小旅行くらい賄える容量を選んでおけば、メモリはずっと内蔵部品のようにしておけたのでそういう捉え方をしてきたが、
そういえばカメラ側の切替で、丸ごとフツーにUSBメモリ的にも扱えるようで。ふむ。
◆幸か不幸かカメラとの連携が密なソフトではないようで、取り込んでしまえばビューワは何でも良いことになる。試しにキヤノンのビューワをカチカチ、
ふむふむフツーに使える。そらそうだ。ちゃーんと撮影情報も読める。当面はこっち使うか・・・・・ちうか、そもそもIXYを設定したりする必要も無いんだから、
もうフリーのビューワで十分なんじゃん。
◆本体に戻る。レンズが端に寄っているのはなにげに良くて、金網突っ込み時・・・・・べつに怪しい撮影ではなく例えば空港の送迎デッキなどで良かろう
・・・・・にアングルの自由度がある。通常横へ振ろうとすれば、カメラ本体の「肩」が当たってレンズ先端が手前へ引く形となり、ケラレの恐れがあるが、
例えばレンズが左端であったなら、右へ振る限りそういった邪魔が無い。では左へ振りたかったら?・・・・・無論、逆様に構えるまでのこと。
IXYデジ300aに比べてレンズ鏡胴が少々太めながら、そういったところで少し期待出来る。
◆もうひとつ気になるはISO設定をオートにした際の、その振る舞い。IXYデジ300aでは最高400に対し、オートでは50〜200までとしていて、
400は緊急用と割り切っていたフシがある。事実400は相当に厳しい粗れなので賢明と言えたが・・・・・その感度のシフトも統計は取っていないが感触的には、
開放で手ブレが気になりだすあたりで高感度へシフトしていったような印象。さてR2ではどうか。800の画質が厳しかったのでオートの範囲は400までと思われた。
カタログにはそうは記していないが、ストロボ有効範囲も、400の時とオートの時とで同じだったので、アベイラブルでもそうなのかもしれぬと・・・・・
そう思いつつ色々試すと、意外なことが。まずISO感度の高感度シフトが思ったより遅い域であるということ。そして粗れ粗れ800まで躊躇無く入るということ
・・・あん?・・・ちょっと試してみた限りだが、1秒露光くらいまで落ちている領域で、データを見るとまーだ、ISO160付近(の端数)だとかなのである。
手持ちギリギリの領域では、出来るだけ速度を稼いで踏ん張りたい。そこでISO感度のシフトに期待するのである。一方、どうせ三脚が要るまでに落ちれは、
粗れるに任せてわざわざISO感度を上げる必要など無い。資料が無いのでどういったパターンで動作するのか知らないが、よもや単に連動範囲の両端を広げる程度でしか、
発想してないんじゃあるまいな。いや残念ながら図星だろう。しゃーない、オートを諦めてISO200あたりで常用としとこうか、400だとちょっと描写も辛いようだし
・・・・・しかしR2、気の利いたところもある一方でどうもこう、「そつがある」な、なーんか。IXYデジ300aより3年も新しいんだから、
というのはアマかったか・・・・・まあISO感度についてはそもそも銀塩じゃ出来ない芸当と思えば・・・・・んー、使いこなしでカバーしかないか。
2005/7/9(土)
へろへろな昨今、地元のDPEでは週末にしか出すヒマがなく、すると週末に撮ったものは出すまでに1週間、上がりを取りに行くまでにまた1週間、
コダック本国送りじゃないんだからさぁ、RVPだけど・・・・・あまりにもトホホなので間隙を突いて新宿のヨドバシに出したのを、またわざわざ取りに行った。
ご苦労なことである。しかしこれで1週間稼げる。コンビニに出すというテも、あるにはあったがぁ。
◆さて、リコーのR2。その後フォーカスロックとAEロックを別々に行えないことが判明、わがIXYデジ300aでは当たり前だったので、
少しばかりショックさえ覚えたがなあに、所詮コンパクトカメラじゃんか、とダブスタご都合主義に走るあたりは既に最終秒読み段階と言えたが、
気になるは例の限定ブルー・・・・・まずはこいつの色味を現物で確認してみたく。たーだ、聞いたところではどうもフツーの色より実売でちょっと高くなるらしかった。
昔の一眼レフなんぞのブラック¥3K高とかじゃあるまいし・・・・・プレスリリースで見る限りは、シルヴィやナチュラのような、色違い+αも無いようだし。
◆一方、色々カチカチやってみると、ヨドバシの店頭価格・・・・・無論ポイントは織り込み済みながら・・・・・より¥10Kも安いところがあったりして。
うーむいつまでもヨドバシじゃないかもなあ、などと思いつつヨドバシのサイトを見るとこれが、店頭よりちょっと安い。シカーモ、
そうこうするうち期間限定でさらに引いてきた。ポイント分加味すれば、これは良い勝負・・・・・ポイントはいくらでも使う機会があるのでキャッシュバックと同じ、
さーらーにカード払いならその分までカードのポイント対象になっちゃう・・・・・微々たるモンだがうーむむむ。
◆そんな折の新宿。まずはブルーを見なくてわ・・・・・お、悪くないね、悪くないけど、実はもっと渋い青に期待してた。IXYデジL2の青のような真っ黒な色味とか、
藍色、煤けた青15号・・・・・写真写りのせいかと思われた鮮やかさはそのままのようで、そういえば既にパナやらあちこちのがあって、流行りなのカモ。
今出す色としてはちと、新鮮味が無いか・・・・・良い色だけど段々自分には似合わない気がしてきたところへ、ふと傍らを見れば黒のデモ機、
どこかにぶつけたのかちょっと剥げてる。うーたまらん、やっぱ剥げ味重視かの。
◆さて正札はいつもの表示ながら、この週末、ポイントが20%だそうな。すると通販最安値との差も結構縮まる一方、どうせ不在票がらみになる面倒を思えば、
この場でお持ち帰りのメリットかなり大。・・・どうやら、全てがひとつの方向へ流れているようではないか。この機を逃すテは無い?・・・・・あのお、ちょっとスミマセン
・・・・・コレ買おうと思うんですけどね、あ、そうそう、ネットだとここの9が、たしか5だったんですケド、えぇえぇおたくのネットです、ポイントは違ったかな
・・・・・店員氏は向こうで上司と思しき人と端末叩きながら協議に入った模様。しばしの間の後、戻ってきて、それではコレコレにいたしましょう、と告げた。
ををを、スバラシイ。言ってみるもんですなぁ。あとはメモリと予備の充電池と・・・・・いくら長持ちを謳っていようと、乾電池も使えようと、予備はたしなみであり・・・・・
メモリは小旅行程度なら512MBもあれば余裕かと、水牛印のが一番安かったのでそれ、デジカメと同時購入で¥500引の由、さらにあの、 ボッとる ボ撮ルンです、
をくれるとゆー。ほお、アイデアに唸りつつ自腹切るまでには至らない気がしてたこの物品、くれるとあらば使ってみたくなるのだったが、なんだかおトクな買い物したってカンジ。
◆意気揚々と帰宅、早速ゴロゴロ取り出し、まずは充電。にしてもこの充電器、ダサダサですがな。長ったらしいコードを挿すのである・・・・・
しかもトランスやらは本体内蔵だから、たーだのコード。今日日プラグも内蔵しないとわ、んなのアリかえ? そら、長持ちと乾電池対応を理由に、
充電器携行不要論を用意しているのかもしれんが、全く本質ではない。ハラはバレバレですぜ、本体共通でコードだけ別々に各国対応した方が楽なんだろ? あん?
しかしあまりにまさかのことに、これは予想だにせなんだ・・・・・しゃあない、短〜いコードでも作ろかね。
◆充電しながら、ささやかな儀式を執り行う。IXYデジ300aに付けていた革ストラップを外し、R2に通す。そんだけのことだが、携帯カメラたる地位の委譲というか。
僅かの間に手に取る感触に懐かしささえ漂い始めたIXYデジ300aだが、銀塩のそれと違い一度一線を退いたなら、それっきり、になりそうで・・・・・
どうもデジってそんな。さてその革のストラップ、ナンのことなく元々10年近く前の携帯電話用のもので、シンプルなのが気に入っている、というだけのもの。
べつに由緒あるシロモノというわけでもなく、強いて言えば色々連れ回した記憶とともにある、といったくらいだが、余計な飾りも金属部品も無く、
キズの心配が無いのがなにげ。昨今の店頭では意外やそういうのを見かけず、どうもそういう配慮のカケラも無さげで・・・・・でこれ、
古いので本体に通す部分が今のより太く、iモードが登場する頃にはこいつを通せる機種が見当たらなくなっていたのだったが、R2もまた穴が小さく少々難儀、
グリグリグリと・・・・・ふう、どうにか。手垢が付く前に速攻で液晶保護シールなんぞも貼って、あとは明日だな。
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