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2000/9/24(日)
EOS−1、買った店の保証があることに気が付いた。保証無しの中古物品ばかり求めているものだから、
たまーに買うとこれだ(汗)。中古の全取っ替えだったら気が進まないが、
メーカー修理に回してくれるなら、勿論タダが良いに決まってる。
このままだと有償だもんなぁ。どおしよお・・・・・。
2000/9/23(土)
あ、闘病記も1年なのか・・・。
さてEOS−1をいじくるうちに、縦位置でレリーズするとピントがずれることが判ってきた。
しかも単にピントがずれるのではなく、横位置で中心より若干上の部分でピントが合う。
横位置でレリーズすると、回復する・・・・・マットのガタではないようで、
どうもAFセンサー用の鏡あたりがクサい。なんだかな。
ガタガタのT90と一緒に、近所の店へ修理に出しに行く。マウントの違うバリバリ機を2台取り出しゴトゴトと並べる、
という図もなんだか間抜けだが、そもそも己が趣味的に間抜けな気もするから、今更隠すまい。
2000/9/17(日)
EOS−1の調子が少し良くなった気がしたので、連れ出す。やっぱダメだ。ピンが来やしない。(--# 修理どうすっかな。
2000/9/15(金)
野暮用で長崎ヘ日帰り。軽量重視でNewKissを連れて行く。こいつにリバーサルを通すのは、
えらく久しぶりな気が。こいつに28mm/f1.8というのが、ややアンバランスながら、
小生意気な感じがなかなか好みなのだが、シグマの24〜70mmとの組み合わせの方が、まあ素直ではある。
これと、75〜300mmISとで、合間にパチパチ。やや興が載ってくるとやはり、部分測光に露出補正。
そこそこ応えてくれるのがまた、良いのだな。パノラマ専用にしておくには、聊か勿体無い。
2000/9/12(火)
アサカメの本を読んだ。リアルタイムな記事だから、時代背景が窺えたりで面白い。しかしよく考えてみるとこれ、
掲載機種がちょいと物足りない。少なくとも、2冊組のニコン編あたりとは、明らかに扱いが違うよな。
キヤノネットは初代だけ、一眼だって、ユニークなEXもペリックスも無いし、AシリーズはAE−1とA−1だけ、
TシリーズはT90だけ。EOSに至ってはヒトケタ・シリーズ以外は申し訳程度。これでも、
無いよりは有り難いんだけど、なんだかね。コマーシャリズム的にニコン偏重も解るんだけどサ・・・・・あ、そーか、
これは結局中古ガイドブックなんだな。そう考えればまぁ、合点がいかなくもないか。
2000/9/11(月)
ヨドバシで、アサカメの診断室復刻版の、キヤノン編を見つけた。ニコン、ライカと煮詰まったら、
そろそろこっちの具なんだろうな・・・・・などとやや斜に構えつつ、買わずにはおけなかったり。
トキナー100〜300mmを使った、別のフィルムが上がってきた。こっちはオカシナこともないようだ。
どうも、Aマークにしたつもりがf22になってたとか、慌てて付け替えた拍子に絞りリングが回っちゃったとか、
そんな類な気が・・・・・要するに初歩的ミスってやつ。(--;;; T90も本調子じゃないようだから、
再現こそされないもののAEピンのセンも、消えてはいないけど・・・。 一方ピンボケEOS−1、
暗い屋内のこととはいえ、空シャッターを切るごとに様子が変わったりするから、こりゃ診てもらうしかないな
・・・・・2台に抜けられると、ちょっとキツイ。おっと630がいるじゃないか。悪い悪い。
2000/9/10(日)
出先でEOS−1を構えてて、あれっ?、となった。AFでピンが来ない・・・・・マットで見ているピントの山と、
ちょっとズレた所で合焦マークが出る。繰り返し繰り返し、試してみるが、やや前ピンで「ここだピピッ」と言い張る。
指でマットを嵌め直す、ミラーをちょいとハネる、レンズを換える・・・・・判らん。同じレンズでも、
合ったり合わなかったり。様子からすると可動部分臭いのだが、するとAFセンサー用の小ミラーか?、
メインミラーなのか?、まさかマットのガタか・・・? うーむ・・・・・。
2000/9/8(金)
有楽町の、きむらの催しを覗く。まぁ、特にコレというものも無かったのだけど、
中古コーナーでゴーヨンゴなんかがお触り自由だったのは、めっけものかな。キヤノンんとこで、
歴代カメラを並べたポスターを所望。昔すんげー欲しかったんだよな、これ。あの頃一番最後はT50だったか?
2000/9/2(土)
タムロンのFD用マウントの連動系がどうも渋くて、f8以上きちんと絞れなくなってるのに、気付いた。
マトモに使ってないから実害は無いものの、そのうち困るかもしれないので、分解してみる。
汚れらしい。あちこち拭いたら、とりあえずシャキシャキ動くようになった。適当な油が無くて、
何年も前から家にあるクリンビュー601を爪楊枝に取り、注してみる。大丈夫かな・・・・・。
一方、マウント取り付けにガタのあるT90。だましだまし使ってたが、
ヘタするとガタの具合で開放設定値が1/2段ズレるから、これで良い訳が無い。
先週トキナーの100〜300mmで撮った写真、時折露出がボロボロになってたのだが、
これとの関連は不明・・・・・AEピンかと思ったが、再現できず。FD系で最もバリバリなだけに、
預けるのも辛いが、OH方々出しておこうか。リモートソケットの接触不良も、再発してるし・・・・・
ピンチヒッターはA−1かな。自慢のモードラも、今となっては嵩張るばかりだけど。
2000/9/1(金)
新宿の京王に寄って中古市を覗く。あまり時間も無かったので、一通り眺めておしまい。まぁ特に探し物があるでも無し、
いや無くも無いけど、こういう所での主流とも、ちょっと違うし。というわけで、触雷無しで無事生還。
ついでに西口の店を・・・・・マップにて、Kマウントのツァイス・イエナの28mm。うーん、
勢いがあったら自爆したかもしれないけど、幸い(?)冷め気味だったので通過。隣に韓国製の35mm。
正札には、胡散臭いとかなんとか思いっきり書いてある・・・・・おいおい。ドイでシグマの古いレンズケースを所望。
蓋の旧ロゴと、外周のクロムの縁取りが、なかなか。ヨドバシでガラクタ市、さして琴線に触れるもの無し。
2000/8/26(土)
トキナー100〜300mmを携えて、早速出かけた。考えてみるとこのマウントはスピゴット式だし、
しかもややしっくり来ない気も・・・・・というわけで、望遠としては1本でいいけど、短いのとの取っ替えひっかえがからむと、
かえって辛くなるカモ。ま、欲張ればキリが無い。ついでに撮りながら、
いつの間にか手ブレ補正をアテにするようになってた自分に、気付いたり。くぅぅ・・・・・もう半分EOSな身体なのねん。
さて、大阪駅前地下の八百富を覗いた。マツキヨに押しやられるように、新装なったそれはあった。
相変わらず中古のシグマSA−300、300N、5なんかがある。なんだかなー。
おっと300Nは28〜70mm/f2.8付きじゃん。バリバリだな(笑)。
で、SAマウントの28〜300mmの単品なんかもあったり。ちょっとグラグラ来たけど、物入りが続いているし、堪える。
ここまでアレだとシグマのコンパクトなんかも!?、と期待しつつ見回してみるも、さすがにそれは見当たらづ。残念。
2000/8/23(水)
中野で、トキナー100〜300mm/f4(AT−X100)を求めた。FDマウント。サードパーティー製の宿命か、
ボロボロなまでに安くなってた。定価の1/6程か? 手許には、
最初にA−1と一緒にやって来たNFD70〜210mm/f4があって、17、8年くらいの付き合いの馴染み深い玉なのだが、
近年300mmまで欲しくなる局面が増えてきて、事あるごとにイチイチNFD300mm/f4などと着け換えてた。
その面倒もさることながら、そもそも望遠を2本持ち歩くのが煩わしい。そこでEOSにEF75〜300mmIS、
という組み合わせになったりしてたのだが、測距点1つのボディじゃAFも辛いし、MFにしてもその感触が良くなかったりで、
場面によってはロクなことにならなかった。やはりメインたるFD系でも・・・・・マニュアル露光でも使いたいから、
開放f値は固定が良い。でもf5.6では辛い。出来れば直進ズーム・・・・・そういや昔こんな玉があったなー、と、
このトキナー玉なのである。直系っぽいAF玉が今あるけど、光学系から違うらしい。フードは流用出来た。
NFD70〜210mmからすると随分大きいが、それでもほぼNFD300mm/f4並か。
これまでの2本分をこの1本で賄うのだから、楽にはなる。今度は100mm以下が空くが、なんとかなるだろう。
FD系の機動性が上がったので、EOS向け超望遠の件は、これでしばし凍結かな・・・・・。フィルターコーナーで、
EF用の48φドロップインのPLを発見。FD時代には、こんなの無かった。しかしなにげにこのへん、
NFDのサンニッパにも使えるのだな。スバラシイ。いつ出番が来るか分からないけど、定価の1/4、
モノがモノだけに一期一会と思って、これも所望。あー。
2000/8/20(日)
昨日の政府専用機は、パキスタンへ飛んだのか? さて、
電車関係のツアーに参加した。ロングおじさんもいた(笑)。シグマSA−300持ってる人見た・・・・・むむむむ、
そう来たか。私はというと、面白くも何とも無いEOS−1である。ウチにもSA−5があるけど、
手許のSAマウント玉がワイド側で28mm止まりというのは、広角人間には少々辛いところで、こういう晴れの舞台には、
なかなか持って行けないのだな。実際今日も20mm使いまくりだったし。SAマウント玉は、まず中古で出てないし・・・・・
シグマしか無いし、今の超広角ズームはバカ高いのしかないし。KマウントのSa−1は、その点救われてる。
その気があれば今日だって使えたんだったな・・・。
2000/8/19(土)
まーた羽田のYS−11を撮りに行ってしまった。三宅島便はやはり欠航。空港の北側の島から狙ってみたが、
サンニッパに2倍テレコンでも、やっぱ遠い。500mmに2倍テレコンで狙ってみた。うーむ晴天でISO400で、
てのに救われてるけど、果たして撮れてるいのやら? 500mm級欲しー欲しー気分は意外にもすぐ収まったが、
今日の手応えを踏まえて、ゆっくり考えるか・・・・・今週末の旅行をEOSにするとなると、やっぱ急ぎたいんだけど・・・・・
どうしたもんか。ところで政府専用機が飛び立つのを見たけど、どこ行ったんだろ?
2000/8/16(水)
RHPIIIの現像が上がってきた。なかなか良いではないか。いや、内容じゃなくてフィルムの写りがサ。今後、
ISO400の出番が増えそうな肝。一方RMSはサヨナラかもなー。
プロペラ機はシャッター速をそれなりに抑えてプロペラを程よくブラしたいところなのだが、
それ以前に手ブレの方が大問題なので、とりあえずそっちを優先。この際ネガカラーでも良いカナ。
多少オーバーで撮ったって問題無いし・・・・・。で、超望遠なのである。あんな白い巨砲など勿論、圏外だから、
なるたけ安いの、となるとミラーになる。ミラーならFDマウントの500mmがウチにある。オーバー500mmはとりあえず忘れて、
旅行に連れ出すことの多いEOS用に、ちょっと・・・・・と、ここからまた発作が起きそうな、気配だったり(汗)。
タムロンのミラー500mmは、使い回しが利いて良さげ。第一安い。早速中古店を覗いて、¥20Kで見付けた。
タムロンMFにEFマウントは無かった気がするけど、他のマウントからアダプターを介せば良いな。元々連動機構も無いし。
シグマのミラー600mm、EFマウントで¥28K。うーむ・・・・・プラス100mmというのが、ニクイ。
こいつのオリーブの方は無いかな・・・。(ぉ 屈折式の、シグマ500mm/f7.2。FDマウントの500mm買う時に、
迷った玉だ。むむむ、ズームという手もあるな。まずシグマの170〜500mm、順当に行けばこのへんだろうが、
ここまで来ると、値段もマトモになって手が出ない・・・・・と言いつつ、FDマウントでトキナーの150〜500mm/f5.6、
というのにソソられたり(汗)。かなり嵩張るけど、開放f値固定というのが良い。いよいよお熱が上がってきたら、
本気モード用に考えてみようか・・・・・駄目だこりゃ。
2000/8/14(月)
羽田へ行った。まーたYS−11である。台風なのか火山なのか、三宅島便らしき発着が変な時刻だった。
前回(7/9)と風向きが違ってて、滑走する向きも違う。こっちの方が撮影には好都合カモ。早速RHPIIIを投入、
T90に詰める。うっかりしてて、これが1本しか持って来なかった・・・・・興が乗って来たので、
写真店を探してフィルムを求めることにする。しかしこんなところでは、まだまだ先代RHPが出て来るのだな、これが。
先代RHPじゃなー、あの色じゃなー・・・・・仕方が無いのでスペリア400にする。定価である。
これもノリノリで消費(浪費?)してしまい、あとでまたもう1本求めた。これも致し方無し。
その後、運河を隔てた隣の島から撮ってみたり。これがなかなか良い。カチッ・・・・・あ、
なんか、いけないスイッチが入っちゃったみたい(汗)。ほぼ地元なんだし、楽しまないテは無いな。
あの便をこういう季節ならきっとこんな光線で撮れて・・・・・なんてもう考えてる。と・・・・・ををっ、
海上保安庁のYS−11がっ・・・! しかも目の前のB滑走路! もうメロメロである。で、YS−11、他の機種より随分小さいので、
どーしてもより長い玉が欲しくなる。手許にはミラーの500mmがあるのだが、これと、あとサンニッパ+テレコン
・・・・・・もうちょっと、なんとかしたくなっちゃうのだな・・・・・おっといかんいかん(汗)。ん、
500mmに1.4倍のテレコンでも遠い場合というのは、そもそも羽田が広過ぎるわけで、
ヘタな投資よか、小さい空港へ遠征する方が面白いか?(ぉ
2000/8/10(木)
ハンディカム(DCR-PC100)の調子が悪い。ビデオ再生中に突然止まる、スイッチは確かにビデオモードなのに撮影スタンバイ状態の振舞いをする
・・・・・VAIOに繋いで編集送出しデッキとして使ってる最中で、困ったことになった。だましだまし使うも、
長めのカットはそれだけ失敗率が高い。切れるな、切れるな、と祈りつつ、作業を進める。勿論切れることも多々ある。
酷使したつもりも無いのだけど・・・・・この作業終えたら、修理に出すか。保証、ギリギリだったんじゃないかな・・・。
2000/8/4(金)
例のコシナのAF玉の、私のKマウントの、伊藤しゃんがKAマウントのと交換してくれるという。2本持ってるそうなので、
遠慮無くご厚意に甘えることにした。早速ウチのA3デートに着けた。やっぱプログラムAEが出来た方が良い。
この玉、AFメカが邪魔で絞りリングが回し難いから、尚更である。さていつ連れ出そうか・・・・・いつも出番待ちが長いのは、
考え物であるな(汗)。
2000/7/30(日)
学研から、中古カメラ店ガイドの攻略本が出てた。以前からこのテのはちびちびあったが、その内容の充実度というか、
雑誌掲載の総集編かもしれないけど、トータルの手間暇に、やや感服。ん、
難波のドイ(だっけか)は中古をやめちゃったんだろか? ・・・以前はマイナー志向というか、
こういう至れり尽くせり的なものには若干の抵抗があったのだが、最近はそうでもない自分に、気付いてみたり。
現状の追認というか、偏屈疲れというか・・・・・んま、地方へ出かける際には役立ちそうだし。
いや、今必要なのは、こんな本より自重か(汗)。
2000/7/29(土)
キヤノネットに、さくらやイベントで買ったKRを詰めてみた。夏の日差しの下、ありがちでオーバー目に露光してみたり。
あんまり空が青いので、RVPもあったよなー、とか思ってみたり。えらく久しぶりに、目黒のお店を覗いてみる。
あれーこんなに広かったっけなー、と思いつつ店内を歩いてて、触雷。NewFD28mm/f2。かれこれ、
7、8年程前からどうしようかと思ってた玉である。7、8年の間結局買わずに済んで来た、とも言える。
その間の中古カメラブームの盛り上がりの中にあって、相場は変わっていないようなのだが、元々そんなに安いものではなく、
高速f2を取るか、廉価なf2.8を取るか、迷ってるうちに7、8年、というのもあった。
迷うあまり、FDマウントの単玉28mmとしては、昨年ジャンクで拾ったコシナ製が、最初だった・・・。
さてこのf2は、f2.8並の値である。タダで安いハズも無く、バル切れなのか、同心円状に白いぽちぽち。
玉の縁のようだし、よそでもこれ位のは見た気がするが、そろそろ決着をつけることにした。
しっかし、また病気が進行し始めたかな・・・・・(汗)。お釣に2千円札。ををを初めて見た。・・・うーむ、使えないな(苦笑)。
2000/7/20(木)
海の日。横須賀で艦を見たり。EOS−1とも、段々馴染んできてるカモ。自称スポット測光至上主義者だったつもりが、
いつの間にか平均測光ばかり使ってる。マニュアルで使ってやろうか、という天邪鬼な考えもどこかへ行って、
プログラムAEにメインダイヤルでシフト&サブダイヤルで補正、というパターンに落ち着いてしまった。
630とは明らかにスタイルを異にしている。ナルホドねー。奇遇と言おうか、帰りに雑誌を立ち読みすると、
CAPAでEOS−1Vの「デザイン」についてドンパチやってる様子。誰かがNGとしたようで、それへの反論の記事。
デザインデザインと言ってるけど、しかし主にスタイリングの話らしく、結局は見た目の好き嫌いで終始してる的。
パラパラ見ただだけだが、生意気ながらどっちもどっちじゃないか?、とちょっと思った。
常々「デザイン=思想の具現化」と思っているのだが、表面的なカタチに囚われてては、見過ごすものもある筈。
ペンタのハイパーうんちゃらなんか、写真じゃ判らないが、いじれば目から鱗、そんな「デザイン」のことである。
アクセサリーの融通なんてのも、そういうのになるか。勿論、必然性に乏しいカタチは、見てて美しくも無いのだが
・・・・・で、EOS、あるいはT90で示した操作系、その操作系の中での撮影者の思考の流れについてくらい、
言及すべきじゃーなかろか・・・・・してたっけか? 尤も、保守ニコン vs 革新キヤノン、の図式で、
語られる恐れアリアリだけどサ。で、見た目で言うなら、EOS−1Vの肩から首(?)へかけてのディテールというのは、
マッチョマンみたいでちょっと気色悪いカモ。間延びしたロゴの位置というのは、大口径玉を意識してのことなのか?
まぁ、あのへん内側から造られたというより「外側から着せた」カタチだろ、という印象はあったりする。
EOS−3もへんてこで破綻してる風だが、原形EOS−1のスタイリングをいじるのは、
EOS−1Nで既に限界だった気がする。それだけ、原形が絶妙だったのかもしれない。
2000/7/18(火)
そういえば、EOS−1にはアイピースシャッターが無かった。何やってんだ。スタイリングはともかくとして、T90の資質を、
全て受け継いでいるかのようについ思ってしまうEOS−1だが、結構気に入ってたSS(両優先AEで、露出が連動範囲外になると、
設定値をシフトするアレ)なんかは、見当たらなかったり・・・。あとプログラムの折れ線グラフのシフト機能は・・・・・
そういや、インテリジェントプログラムでやってくれるんだっけか? T90とは流儀が違う、ということなのかな。
EOSを見回してみると、600シリーズの決定版と思われた630、5コマ/秒を誇るモードラには、
実際使うか否かは別としてLモードが無いし、シャッターのスペックがT90より低かったりもした。
その前の620のシャッターがT90並だったのだが、しかしEOSとしては、それが最初で最後だったな・・・・・
EOS5さえ、これより落ちる。最高速はスリットを狭めれば良いが、X同調速の方は、完全に幕速勝負だから誤魔化せないのだな。
で、T90用の自社製(らしいが)シャッターユニットが、在庫一掃を兼ねて(?)この620に使われているんかなー、
などと前から思ってたのだが・・・・・620はT90の忘れ形見、なのか? はさておき、例えば他に、
EOS5の液晶パネルにイルミネーションが無かったりとか、どうも色々「削られて」いるのだな。革新的機能と引き換えなのか。
EOS−1のアイピースシャッターのことといい、なーんか、あえて厳しく見るに、地に足が着いてないって感じがしなくもない。
進歩は悪いことじゃないが、道楽とはいえ道具として使う以上、子供騙しでは困るし、冷めたりもする。最新型ではどうか知らないが、
EOSに接してT90に惚れ直すというのは、ちょいと皮肉カモ。それとも頭が古いのか・・・・・ま、そんなこんなで、
EOS−1の荒削り加減は楽しませてもらうつもり、である。
2000/7/16(日)
昨日、今日と早速EOS−1を連れ出す。630も立て付けの良い方だが、やはりEOS−1の感触は、
ずっしりとした安心感と滑らかさで上回る。貫禄ってやつだな。630より嵩張るのは、言うまでも無いが。
今更10年以上前の雑誌記事みたいなコト書いても仕方が無いのだが、T90を祖とする操作系は、慣れもあってなかなか具合が良い。
その中でプレビューボタンがNewF−1的なのに、ややしみじみ・・・・・妙なところで、最高級プロ機を継承してる、
のか? ・・・さて、T90で「足りない」と思ったこと、例えばAEロック後の補正を2つのボタンで行うのが、
その配置が些か恣意的(?)というか、どうも構えたまま手探りでやる感じではなかったのだが、サブダイヤルの採用で大分改善してる。
ナルホドねー、直感的である。今度はこのサブダイヤルが不用意に回る怖さもあるのだが・・・・・一方、相変わらずな部分もあったりして、
瞬時にスポット測光に、といった芸当が出来ない。測光モードそのものの切換手順を踏まねばならない。
同じくT90を祖とするEOS600シリーズの630では、これ(部分測光)が右手親指ですぐ出来た。Kissでさえ出来る。
発売順ではEOS630より後になるのだが、1歩進んでまた下がる、といったところ、か・・・? サブダイヤルの利便をまず、
歓迎しておこうか。それに、T90ではスポット/部分測光でしかAEロックが使えなかったが、EOS−1では平均測光
(CFでこっちにしてる)でも出来るのだし。しっかし、シャッターや絞りが1/3段刻みというのは、アレだな。
見慣れない数値に、こっちももたつく。CF設定を変えるといきなり1段刻みになる。1/2段刻みに出来ない・・・・・
従来の慣れたピッチで使えない。SSで面倒見てもらえないのかな? そのくせAEロック後の同EVでのシフトが、1段刻みのみ。
あーにやってんだ。このへん荒削りといえば荒削りで、期待さえしていたことなのだが、以前の機種からあった機能については、
こっちの点も辛くなるというものである。このあたり、次のEOS−1Nでは大分良くなっているのだろうけど、
いじってみないと分からんな・・・・・おっと、余計なことを考えてしまった(汗)。
2000/7/14(金)
時節柄、財布の紐も緩みがちになるのもアレだが、やや重い買い物をした。EOS−1。勿論初代である。まぁ急な話でも無い。
よそでボディ単体の予算で、中野ではHSが買えたりするのだけど、さらに丁度今月はEOS−1のセールときた。
年季入ってテカテカなのも悪くなかったが、折角なのでほどほどに程度の良いセール品を求めた。少しでもきれいなものを、
と欲が出てしまい、何台も見せてもらうことに(汗)。選んだのは偶然にも方眼マット。ほほう。そういやF−501も、
買ったら方眼マットだったな・・・・・縁があるらしい。ブースターはオマケみたいなもので、多分外してる時の方が多いと思う
・・・・・内臓ワインダーは些か煩いのだが。腹を決めてからボディ単体用のグリップを物色してたりしてて、
しかしいつもあった中野のジャンクの箱からは消えてたようなので、今日も中野へ向かう前に色々当たってみた。新宿にて、
EOS−1V用の新型がもう中古で出ているのを発見。しかも箱入り新同。勿論巻上カプラーの蓋もある。んじゃこれにしよう。
初代EOS−1の、グリップだけ最新型。防滴性が上がってるらしいが、本体が追い付いてないのだな。あ、
モードボタン上に貼る保護シール、まだ手に入るだろか? 1Nと同じっぽいから大丈夫かな。早速例の革のストラップを通して、
色々な玉を着けてみる。アダプター介してNFDのサンニッパ。うーん、似合っていながら、EFのより細身でなんだか独特な趣。
本命玉シグマ28mm/f1.8。良いねぇ。お約束のGNニッコール45mm/f2.8。やっぱパンケーキだよなー。
ついでに実絞り測光をチェック。うむむむスポットではヘンな値が出るぞ・・・・・あ、アダプターの資料に、
EOS−1のスポット測光は不可とある。なんか難しいことやってんのかね、こいつのスポットは。
2000/7/9(日)
羽田で飛行機を撮った。お目当てはYS−11。新幹線0系と同じ気分で、この唯一の国産旅客機を眺めてたりするのだが、
一方の0系が東海道から姿を消して、もう一方のYS−11の行く末がいよいよ気になり、その誕生物語の本を読んだりしてるところへ、
NHKの「プロジェクトX」の予告・・・・・出来過ぎである。で、ミーハー丸出しというわけである(笑)。放映の前にと思い、
やって来た。出掛けに、また期限切れのRMSを発見(汗)。+1くらいで使いたくなりそうなので、在庫一掃を兼ねて持って行く。
重装備にはしたくなかったので、ボディはやや久しぶりのT90、これに500mmレフレックスを合わせる。今時としてはやや渋いか?
幸い天候が良く、ノーマルでも手持ちで行けた・・・ハズ。一応一脚もあれば良かったか。
見回すと、ゴーヨンゴ級の長玉を振り回す人なんかがいたりする。うーむ・・・。どうしても、電車撮るのなんかよりは長くなるのだな。
実際私も500mm着けっぱなしだったし。健気に、いや大型機に混じって堂々と、空へ舞い上がるYS−11。モードラが唸る。
頭の中で中島みゆきの曲がぐーるぐる(笑)。うーん、しみじみ・・・・・。
2000/7/4(火)
4/16のとこで、F−1でミラーアップとセルフタイマーと同時に用いることができない、と思い込んでいた私だったのだが、
ちゃんと出来ますヨ、と親切に教えて下さった方がいらした。感謝感謝。m(_ _)m なんのことはなく、先にセルフのチャージ(?)をして、
それからミラーアップの操作をするだけ。造作の無いことであった。1本のレバーの操作する向きが逆だから、
これは出来ないと早合点した己の、浅はかさを思い知る・・・・・うーむ。実際、五感の延長というか、道具としての一体感もまだまだ、
ただ感触にしみじみするだけ、「F−1使い」には程遠いというのが実感である。節操無く他のも色々使ってるし、
ずっと「F−1持ち」止まりのまま、かもな・・・。
2000/7/2(日)
また中野を覗いてみた。例のコシナのAF玉、まだあった。ん、FDマウントのがある! 即決である・・・・・3本目。(--;;;
よく見るとこれ、コシナ名義ではなく、世界のブランド「ビビター」である・・・ほほう。で、T60に着けてみた。
質感的に馴染み過ぎ(笑)。しかしボディが負けてるな。ついで、T90に着けてEOSもどきに仕立ててみた。
なかなかの重装備風味。T80よりカッコイイか!? F−1には・・・・・これは見ないでおいた方が、良かったカモ。