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2001/12/27(木)
いよいよ、EF100〜400mmISを振り回す。仕上がりを見ないことにはなんとも言えぬが、その使い心地、何故にとっとと手に入れなかったのかと後悔。
これがまた面白いように撮れる。「被写体が止まって見える」の境地に近づいた感じ、正しく言えばそれだけ、ゆとりが生まれたのである。一脚に乗せて神経質になったり、
いざ姿勢を変えるのにこれが煩わしくなったり、という状況も最早過去の話。1年前に手に入れていれば、随分とまた先へ進めたろうに・・・・・あーでもないこーでもない、
うわまた失敗だの連続は、楽しくもあったものの、紛れも無く多大な浪費であった。この間失われたものは大きかった・・・・・そういう見積もりは大抵、多目になるものであるが。
◆梅田のヨドバシで初めて、買い物らしきことを。とりあえず電池、しかしポイントで購入。地下2階食品売り場へ降りたかったのだが聊か迷う。
関西味どん兵衛でもと思うも、そおゆう品を扱うトコロではなかった・・・。
2001/12/26(水)
とうとう、梅田のヨドバシである。全店制覇タイトル返上から早1ヶ月。無論タイトル奪還のためだけにわざわざ来るほど、私もアレではない。
しかしその所在地からしてこれが、大深町1−1。これも因縁か。読みこそ違えど、偉そうに「大」と来たものである。
最後の最後のボスキャラに「息子よ・・・」などと語りかけられるような場面かこれは。これを倒さねば物語も終わらぬのか。
◆とりあえず外からパチパチ。大鉄局跡地からみるみる出来上がって行った建築の、これが完成形である。上の方にあるあの目玉は何だ?
今回例のYODOBASHIなヤシカでもと思ったのだが、しょうもないネタのためだけには邪魔臭いのであれは結局留守番。で、いよいよ突入である。
デパートよろしく案内のおねい。勿論見慣れたキュロット姿などではない。やはりこれまでと違うムード。早速上へ・・・・・一気に駐車場。
ナルホド窓が無い。俯瞰撮影は不可と出た。さて、とおもむろにトイレへ。因みに長い方。この爆撃をもって、ヨドバシ梅田制覇(笑)。
◆気になっていたことがあった。ヨドバシ・コレクション、カメラ博物館である。かつて札幌にあったそれ、昨年7月に訪れた際にそれはもう無くなっていて、
大阪に移転する由聞いたのである。そのつもりで来た部分もあるのだが、探せどこれが見当らづ。札幌のおねいに担がれたか? 一気に博多ヘ行ってしまうのか!?
はたまた秋葉まで温めるのか・・・?
◆売り場は流石に広い。しょーもないくらいに広い。仙台店でさえ、バッグなどカラーバリエーションを揃えておかないと陳列棚が埋まらないと謳われていたのである。
その後扱う商品の分野も広がったのだが・・・・・しかし梅田は、広い。で、中古カメラがあることに気付く。ヨドバシ的に、かつて新宿西口本店で扱っていたのを見た記憶があったが、
最近またちょろっと、やってるとか、やってないとか。で、コンパクト機を中心に、日本土産目当ての外国人向けじゃなかろうかという印象。個人的には殆ど圏外の品揃え。
見慣れた相場感覚からすると、やや高めか。
◆そういや、英語版とはいえBGMに「まあるい緑の山手線〜」が。大阪バージョンは聴けづ。
◆ぶらぶらと、お次は心斎橋のナニワ村へ。なんだか少し小奇麗になったような? ちうか色使いがビックっぽいぞこれ。テーマソングが同じメロディという縁か?
・・・・・そういえば曲がかかっていない。むう。見たところ商品の価格もようやく「東京並」になったようなのだが、キタにヨドバシ、ミナミにビック、
と心斎橋へ至る急所を押さえられ、いわばチョーク攻撃を食らっているような状況下のナニワ、今後の奮闘ぶりが気になるトコロ。
◆ドウトンをちらと覗いて、そのまま戎橋も渡ってビック。こちらもでかい。ヨドバシ共々、やっぱ勢いが違う。しかしビックはどこ行ってもこう、なんか、垢抜けないな。
あまり興味も無いので1階を素通りで済ます。続けて久しぶりにポンバシの中古店などを。これといって危険物無し。ドイがこちらでも縮小・・・2階が無くなってる。むむ。
◆今日は荷物を預けてG1だけ持って歩くも、これが小気味良い。広角用のリアキャップを買っておいたから、玉換えもスムーズ。あれを撮らねば、これを撮らねば、
という攻めの世界とは対極の心地。時間があったので夕刻、そのまま伊丹空港のそばでヒコーキを下からぱちり。G1だとここでも気分が軽くまた、
ちょっとその気になればどうにかなる。スバラシイ。
◆八百富で友人と待ち合わせ。SAマウント関連がまたあったりする・・・・・1年以上回転していないのか、はたまた補充を繰り返しているのか・・・!?
2001/12/21(金)
安原二式、予告通りに仕様公開。(日本時間で)日付が変わった少し後に、もしやとアクセスしたらもう出てる。かち、かち・・・・・
本題に入る前に、メーカー関係者かと訊かれる。要は21歳以上かと訊かれるような、アレであろうか。(ぉ 高度なセキュリティー云々で嘘はバレるぞと断り書き。
こんなものはブラフである。皆が皆律儀に企業ドメインからアクセスするじゃなし、無料公開コンテンツを覗いて罰せられる謂れなど無い。
◆これに付き合って辿ると、二式の公開仕様か、知る人ぞ知る「先行者」のいずれかに行き当たる。どうもコシナ方面には、先行者をお勧めしたい意向のようである。
今更先行者でもないと思うが・・・・・大体出典元はどこなのさ・・・・・ともあれ、ほくそ笑んだーに対する、安原社長の執念、或いは自意識の程を見る心地。
いやこの一連(多分二式自体は除いて)は洒落なのであろう。でなくば、あまりにもアレである。安原社長的に、我ながらナイスといった心積もりなのであろう。
・・・・・ユーモアとは、難しいものである。
◆さて二式。ブローニーへ行くのか、一式の発展か、と色々想像はしていたけれど、ナルホドこういうところか。たしかにこういうのは解る。懐かコンパクト。
例えばリコーMF−1なんかが・・・・・ん、玉が30mmとな。うーむもしや・・・・・あ、f値が違った。ともあれ、リアルな情報待ち。
2001/12/18(火)
修理帰りのEF28〜135mmIS。どうも、やっぱり時折ぶーぶーと振動が。ジャイロ(?)の軸受けの不良、というようなイメージ。
中身の構造を知らないのでなんとも言えぬが、制御系というよりメカ的な不具合の感触。テレ側で顕著か。縦位置より横位置か。再修理・・・・・タイミングが難しい。
2001/12/17(月)
EF28〜135mmISの修理が上がったというので、取りに行く。預けてから3週間、早い。誠に早い。本来そんなものだろうと思うのだが、
混んでて年内は無理と聞かされていたから、これは嬉しい。まあマージンを見てそう言っていたのだと思うが。品物を見せられ、これに相違無いかと訊かれる。
型式はまーさーにソレで合ってるのだが、やけに綺麗に見えたので「え?」と。余程重い修理になったのだろうかと。修理明細を見ると、
IS機構を一式交換らしかった。またおかしかったら交換、直るまで交換し続けるのであろう(笑)。保証は半年延びた。その間にバグ出しを。
その一方で初期のEF28〜70mm、ピンチヒッターで返り咲きの機会を逸す。
◆シグマの28〜200mmは、まだ未入荷とのことで見本も無し。「一部の地域」は辛い。
◆G1用の広角は後玉が飛び出しているので、リアキャップもそれなりのものになっている。これを交えて3本持ち歩くと、
リアキャップをあっちやったりこっちやったりで結構面倒。ならば広角用のリアキャップに統一してしまえば良いのである。というわけで小物の所でガサゴソやる。
ノーマルとこの広角用と2種類あるのだが、果たして広角用は1種類かと少々不安、カタログも無いので店員氏に訪ねる。店員氏、やはりカタログが無いので判らぬ様子。
店員閲覧用を置いておくものだろ普通、と思ったが、なんでも京セラがもうGシリーズのカタログをよこさなくなった由。むむむ。いよいよかも知れぬ。
で結局、ショウケースの21mmだのをひっくり返して「広角用は1種類」と確認してくれた。あり難い。
2001/12/16(日)
ああ、やってしまったのである。いってしまったのである。時はまさに師走、人々はやたらと街を行き交い、挙句ヨドバシカメラのレジで行列となるのである。
ここは共産圏の市場かと悪態をつく今日この頃。このご時世にあってモラトリアム社会人やってるのも少々心苦しく思いつつ、思いつつもやはり、
時節柄財布の紐も多少は緩む・・・・・お約束的展開の前についつい口数が増えるのは、まだ若干ながら自己を留めているからとしておきたい。
◆さて、私は学芸大へ向かっていたのである。ATMで片道分の燃料を積み込み、覚悟の出撃であった。昨日までに降ろしそびれていたので手数料¥105が痛かったが、
大事を前にしてセコイこと言うまい。それよりもピン札というのが少々気恥ずかしかったが、これを新しい下着のつもりと思うことにする。商店街を抜け、
目黒通りを渡り、カメラ店見ゆ! いざ突入。店内を旋回しながら目標物を探す。あれだ。なんだ箱がこんなにでかいのか・・・・・もう1周・・・・・
中古の品などを見て回るも、もう目に入っていない。いよいよ深呼吸ひとつ、意を決し、「あの、すいません、そこのEF100〜400mmを」。
◆新品である。ぽーんと。我ながら大それた買い物である。たかがと鼻で笑う者がいるとするなら、何か恵むべきである。しかしここ、
よその中古並の相場で新品が買えてしまうのである。ヨドバシだったらポイント20%でどうやら、といったところであろう。頼めばそれくらいになったか?
・・・・・ともかく、そのようなわけなのである。無論、ここに置いてある中古はさらに安いのだが。ひょとしたらモデルチェンジが近いのかも知れぬが・・・・・(汗)。
◆武蔵小山からちょいと高輪へ出て、帰りに地元のヨドバシに寄る。そうそう、とフィルターを購入。すぐ横でジャンク市。箱に色々とゴロゴロ、
マミヤ645にびっくり。ニューキヤノネットQL17が¥5K、要電池以外な部分はそこそこイケそうに見えたのだが、誰も目をつけない不思議。
最終型のG−IIIとさして変わらないのだが・・・・・。しかし¥5Kというのは、かつての「正しい値段」ぽくてなんかいい。
ウチに来ても出番が無くて可哀相なので、そのままそっとしておいてしまったが。
◆もしやと見てみると、シグマの新しい28〜200mmがあった。先代のはプラプラでややアレだったのだが、結構しっかりしてたタムロンの手前、
それなりにちゃんと装いを整えている。ピントリングもゴムになってる。先っぽの赤鉢巻が小っ恥ずかしいのだが、どうにかならないものか。
彫ってないから剥げそうだし。しかし、これだったら、とグラつかせる感じは十分。タムロンの次の一手がかえって気になったり・・・。
◆帰宅して、早速ウハウハモードで箱を開ける。うんうん、いいねいいねとご満悦。EOS−1もドラ着けないとレンズに負けそうに見える。
IX Eでは向こうに隠れた(笑)。考えてみれば初めてのEFのL玉であった。いや新品で買った初めてのL玉でもある。さてここで気になっていたことがある
・・・・・テレコンを挟むとISやAFが使えない機種があるというのである。我が主力EOS−1までが、未対応。こういうののROM交換などしてくれないのが、
キヤノンの流儀であるらしい。けっ。手持のEOSで使えるのというと・・・・・NewKissと、IX E。こいつらに任せろというのは酷である。
◆実は妙案を温めていたのであった。普通テレコンというものは、マスターレンズとボディとのやり取りを、何も補正せずそのまま伝達する。つまりボディ側は、
テレコンの存在を知らなくても良いのである。電子マウントのEOSでも、電線を引き通しているだけと考えられた。ここまでは、これまでの観察からどうも、
そのようなのである・・・。しかし通常電気接点が8つのものに対し、11持つEFレンズが存在する。どうもこいつでは、対応テレコンとの組み合わせで、
絞り値の読み替えも行われるらしいのである。きっと焦点距離も読み替えるのであろう。流石はキヤノン、凝ったシロモノである。
ナルホド古いEOSはこれに対応していないのだナ、拡張接点の有無でテレコンも機能切替を判断するのだナ・・・・・話は単純である。
こいつらを騙くらかせば良いのである。早速試みに、テレコンの拡張分3つの電気接点を、セロテープで絶縁してみた。EF100〜400mmISを着け、
EOS−1に着ける。するとどうか・・・・・果たしてAFもISも作動したのである! 絞り制御もなされている風。むふふ。故障の原因になっては困るが。
2001/12/13(木)
立川ビックに出してた年賀プリントが上がってくる。フレーミング的にかーなーり厳しかったのだが、どうにか収めてもらう。感謝。受けた人にお礼をと思ったが、
忙しそうで叶わづ。日が経ってからでは忘れてるだろうし、あとで「あの時のプリント」なんか持って行くのもなんか間抜けだし・・・。
◆カメラコーナーで、狸親父に捕まる。説明は出鱈目だわ客の話をロクすっぽ聞いてないわのオヤジなのだが(書いてしまえ)、月のブレブレ写真を見せ、
どーだといった風情で講釈をタレるのである。これでニッコール以外はビー玉とでもヌカせば、ある意味完璧な写真オヤジである(苦笑)。
そういう手合いは勘弁なのだが・・・・・捕まったついでに、シグマの新しい28〜200mmについて訊ねる。どこかで見たのか、
と訝しげに言うので新宿にはあると出任せ(をゐ)を言う。いや噂には聞いてたから・・・・・すると若い店員が呼ばれて、その店員が言うことにゃ、
新宿にはもうあるが立川は遅れている由。ナルホドここは「一部の地域」なんだ。さて狸親父、今度のもピントリングや何やもプラだらけだと、臭い口でのたまう。
タムロンに対抗できないのではと思うが、まあ、狸親父の言うコトである。実売価格はタムロンより¥10Kも安いとのたまう。
SAマウントは必ず在庫しておくとのたまう。言ったな?
2001/12/11(火)
シグマの28〜200mmの新しいのが出ると聞く。タムロンにしてやられてから遅れること1年弱。シグマの意地にかけての開発だったに違いない。
早速シグマのページを見に行くと、あったあった。タムロンより1mm細い。タムロンより広角側でf0.3明るい。タムロンより1cm寄れる。
そしてタムロンより¥6K安い・・・・・火花バチバチ(笑)。ちょっとだけ重いようだが、10円玉数枚程度など問題ではなかろう。うーん・・・・・
ともかく、現物をまず手に取ってみたい。雑誌の対決記事でも楽しみに待つとして、大差なければ見た目で選べば良さげ。しかしシグマには、
我らがSAマウントがあった。軽量なSA−7に似合いそう・・・おっと(汗)。さてこれを迎え撃つタムロンは・・・・・タムロンにはアダプトールが
・・・・・無理かな。
2001/12/7(金)
年賀プリントを出す。セレクトしたコマはフレーミング的に結構厳しかったので、ハガキになった時の構図に不安。窓口で相談すると、
縁付きにした方がマージンがある由。ナルホドとは思うも、ここは勝負と縁無しで出す。要望はメモするが、ラボの気分次第、というアレである。
さてさて・・・。
2001/11/28(水)
年の瀬に、ヨド梅と迎撃体勢のナニワ、ついでにビックでも・・・と視察(笑)を楽しみにしていた。高けぇぞバカヤロとぶーたれながらも、
強敵を前にナニワがどう出るか? まあ気にはなっていた。でそのナニワの名物会長がつい先日亡くなったと知る。
「関西人は出たがり」なる公式に当てはめた人がいたように思うが、あのおっさんキャラである。90過ぎてたようだし大往生に近いのだろうけど、
亡くなったのはヨド梅オープンの翌々日、なんとなく因縁めいているようにも・・・・・ともあれ、合掌。
◆野暮用で寄った新宿で、オールド・シグマを発見。Z28mm/f2.8なる玉、M42マウント。レンズに白くちょろちょろ縁取りが見えたが、
これだけ古いと気にもならづ。ピント・リングを回そうとすると、スルスルとやたらに軽く、あれれと見るとゴムだけ回ってた。接着すれば済むので良いとして、
ボディを借りて覗くと、意外なことに黄色いということもなく、そうキレイじゃないけど酷いということはなく。決定。絶好調。(--;;;
◆キヤノネット用とあるフード類の中に、1つだけ小さいのが。もしやウチのに合うのではと見せてもらうと、プラ製。ちと萎える。
今は標準用と称して市販されている汎用のねじ込みを使っているのだが、40mmではほんんんんの少し、角がケラレた。そこで専用が欲しいのだが・・・・・
G−IIIに付けてみてくれて、たしかに合うものの、どうも今一つときめくものが無いので、保留。あらためてよく見ると、
フードの成形に「CANONET JUNIOR」云々と浮き文字。うへ、キヤノネット・ジュニア用かい。これはこれでまた・・・。
◆家で早速、マークIに28mmを着けてみる。くううう、たまらん。ついに純正である(笑)。以前シグマHPで公開していたデータによると、
‘74年以前の製品らしい。前玉がやたらにでかく、手元のオートニッコール28mm/f3.5のよう。この頃の光学設計の特徴か?
ヘリコイドのピッチが遅く、ぐりぐり回さないといけないのも、これまたそっくり(苦笑)。この頃の思想なのか?
◆覗いていて、ふと、ファインダーの左右でピンが違うことに気付く。ありゃりゃ光軸ズレだろか。しかし極めて主観的ながら、貴重な玉である。
どうしたものか・・・・・一応アダプター介してEOSなんぞに着けてみる。こっちは良好。まさか!・・・・・マークIに別の玉を着けるとやはり、
同じように左右でピンがおかしい。あいたたたたた、こっちだったか。しかし極めて主観的ながら、これまた貴重なボディである・・・・・うーむ。
今更気付いているのもアレだが。この玉にはタクマーのような絞りプリセットが無い。アダプター技にはちと使えづ。むむ、フジカの出番か。
2001/11/27(火)
有楽町でJRPS展とゆーのを観る。なーんとなく「お付き合い」な空気が漂い・・・・・などと生意気なコトを思いつつ、それでも何点か見入ってたり。
トヨうんちゃら、とかのデータに、力こそ正義!、なモノに圧倒され。一方で・・・・・「○○写真」などとイチイチ妙なカテゴリー分けしてるのが、
どうもアレなんだが・・・・・事実上TX−1のPRコーナーである「フルパノラマ写真」とか書いてある一角、何に対して「フル」なんじゃろ、
というのはさておき、このへんはちと危険。「フル」じゃない35mm上下カットのフォーマットで遊んでる身としては、この解像力はたしかに魅力。
四隅が引っ張られる超広角玉の描写は、本当のパノラマ(?)とは少々違うものの、動くものにはこちらの方が良さそうだし・・・・・
魚眼を使えば多少「らしい」感じにも撮れるのに・・・・・TX−1用の魚眼なんぞあったっけか?
◆思ったより早く観終えたので、レモン社を覗きに行く。安原の50mmで自爆。新品なのに保証が無いらしい。なんだかな。
手に取ると、まあまあか。安原ならではの(?)ちょっと「こなれていない」雰囲気もあるものの、まあまあ。先端に「MC」と記されているのだが、
映り込みを見るに、我々の知る「マルチコート」からは聊か遠く・・・・・モノコートの略じゃあるまいな。でこれ、使うのはいつのことやら。
2001/11/26(月)
EF28〜135mmIS、ジャイロなのか時々ぶーっと振動して手ブレ補正どころではなくなるという不良があった。保証期間内に出せば良いか、
と気楽に構えていたらいよいよその期限が迫ってきたので、立川ビックで修理に預ける。保証書にはしっかり八王子ヨドバシのハンコ。気にすまい。
昨年こっちはまだ開店していなかったのだし。で、年内には戻って来ないカモの由。ギリギリセーフと思っていたが、混雑は計算外・・・そーか。
再現しないとかいう話になると、またややこしくなる・・・・・思えば1ヶ月くらい、転がしたままになってた。とっとと出すべきだったのである。
◆ダイレクトプリントの上がりを取る。カウンターのねーちゃんが、私が受けたんですが、と話を始めたので何事かと続きを聞いていると、
受け付ける時にコダックの割引キャンペーンが終わっていると言ったがそれは誤りで申し訳無いので富士の差額を返したい、と。ををこの、献身的な対応よ!
ビックよ、天晴な社員教育である。しかし出した時そんなことあったっけか? 実はこれがよく覚えていないのであった・・・・・ま、
言われてみるとそうだった気もしてきて、引いてくれる分には、歓迎である。ねーちゃんは責任者にそのことを告げた。責任者は始めて聞くらしい。
なーんか、こっちがクレームつけたと理解している雰囲気・・・・・なーんか、ハメられたよーな雰囲気・・・・・思い過ごしであって欲しいが。
2001/11/22(木)
ヨドバシカメラが梅田にオープン。大鉄局跡地を競り落としたのは4、5年前だったか。長かったような、短かったような・・・・・・今日をもって、
全店制覇タイトルはひとまず返上である。帰れるんだ、これでただの男に、帰れるんだ、これで、か・え・れ・るーんだーおぉぉぉ〜らいららーいららーいららーいららい
・・・・・歌ってどうする。ともかく、これに甘んじる私ではない。タイトルはいずれ、奪還されるのである。
◆あの土地を競り落とした当時から、商売も関西では勝手が違うんだろうし、どうすんだろー、とか思ってたのだが、どうにかするのであろう。
ミナミよりは「余所行き」な土地柄とも聞く。始めテナントは入れないと聞いていたが、結局いくつか入ることになったのか。上にはレストラン、下には食料品と、
まんまデパートの体裁である。品揃えも新しい試みがある様子。あの土地を競り負けた三越(たしか)、今更ながら悔しかろう。
◆さて、迎え撃つナニワは・・・。
2001/11/17(土)
レンズ・マウントの取り外しボタン、色々押し方もあるのだろうが、レンズを握った手の人差し指の横っ腹で押すのが好みであったりする。片手で外せる。小僧の頃は、
そういうのが通っぽいと思ったものである。NewFDではレンズ側にボタンがあって、自然と人差し指の先に来た。それ以前のは締め付けリングだから、これはやや独特。
◆さてG1、こればっか弄ってる感もありつつ、こいつの取り外しボタンがまた、ボディとツライチだったりするのである。こうなると指の横っ腹などではとても押せない。
やろうと思えば、人差し指の関節の出っ張りでぐりぐりと・・・・・んなやってられるか。不用意に押さぬようにという設計なんだろうが、このお節介め。
◆このボタンに、何か貼り付けて出っ張らせれば良いのである。ほんの1〜2mmで良い。さて何を貼ろうか・・・・・剥がせる物が良いし、一応見てくれもある。
綺麗に円形を切り出すのも面倒だし、丸材でも輪切りにするか、それとも・・・・・いくつかの候補を描きながら、地元のDIYな店へ。
あーでもないこーでもないと見てみたものの、やっぱりこれかと、球形の盛り上がりのゴムっぽい小さなクッション兼滑り止め。透明で粘着材付、楽チンである。
◆ちょっと大きいのは、周りをぐるりと少し切れば良い。透明だから少々下手でも構うまい。ゴムっぽいウレタン素材だからベタベタ鬱陶しくなるかと心配するも、
貼ってみるとそんなこともなく、すこぶる調子が良い。透明な中で光が良い具合に回って、金属のボタンのようにも見える。片手で外せるのが心地よくて、何度も何度も、
用も無いのに脱着を繰り返す。ご満悦。
2001/11/15(木)
2週間ほど、咳が止まらなくて難儀したのである。風邪にしては、ひたすら咳ばかりでどうもおかしい。先週医者に診てもらい、
薬を処方されるも咳はでんでん止む気配無く、副作用という眠気だけ、しっかり効いた。また行くと、レントゲンで影こそ出てないものの、
まだ見えないだけということも無くは無い、と脅かされる。結核、労咳、肺病・・・・・ああ、私はソレなのであろか。ああ、文学の香り。作家になってしまおうか。
本当の「闘病」をするのであろうか。床に伏すのであろうか。また桜が見られるだろうかと、枕を濡らすのであろうか・・・・・そんな淡い憧れなど抱いていると、
処方を変えた薬があっさり効いて、ケロリと治まってしまった。少々未練もあるにはあったが、もしも結核だった日にゃ、
電車でも職場でも随分派手にゲホゲホやってた手前、歩くバイオ・テロと謗りを受けたやも知れづ。健康には感謝せねばならぬ。そしてまた、
しょーもない方の「病」との果てしなき闘いが、続いて行くのであった・・・・・はあ。なんだかな。
2001/11/11(日)
合間に歩きながらG1でパチパチ。早速28mmである。ファインダーで見る限りだが、この広さが懐かしい・・・・・というかホームグランド!、という居心地。
広角人間。TC−1のこともあったが、45mmで頑張ってみるかー、というささやかな決心さえ、とうに忘れ。何も持続出来ない、駄目な人である。
◆G1発売当初の一通りが、揃ってしまったわけか。節操無いといえば節操無い。しかし一方で、中古とはいえこれだけ揃って尚¥100Kで大分お釣りが来るという、
この落ち様・・・・・ライカへの逆襲、とまで囃されたのも、今は昔、いやいやその実つい5、6年前の発売ではなかったか。あの頃買った人の心中やいかに。
◆で、残るは外付けファインダーの・・・・・ぷるぷるっ、頭(かぶり)を振る。
2001/11/10(土)
そんなことだろう、と思うことが度々ある。その予定調和的・・・と言ってしまってはあまりにも無責任であるが・・・というかお約束というか、
ズルズル堕ち行く状況をして、病、などとこれまたやはり無責任にも受動的にアレだったりするわけだが、しかし病であるならばその根は、
とどのつまり己の人格そのものにあるわけで即ち、結局言い逃れなど不可なのである。
◆などと言い訳がましく綴りたくなるような今日、用事の合間にふらりと学芸大に降りたのである。まあ、取り立ててどれということも無いようなあるような、
と言いつつネット上で、ちょっと気になる新品価格の物品があったので、その偵察もちょっと兼ねてた。しかし店頭に新品並べるてような店ではなく
・・・・・あー、広いけどこんな具合だっけか?
◆さて、目に止まるはビオゴン28mm。コンタG用のアレである。大体相場観は掴んでいて、¥25Kくらいのがあったら考えちゃおかなー、などと思っていたのだが、
いきなし考える羽目になった。持ち合わせは・・・これがあるんだわさ。うーん、と唸りつつ他の眺めながら1周、頭を冷やしたつもりが、腹が据わってしまった。
まあ、メンタル的に今ちょっとアレだしこれでポンと弾みつけるかな、などと内心言い訳モードで防備を固めつつ、同じ値段のを2本ばかし出してもらう。
どうにもキレイ。ちょっと高いのとどういう差があるのか?、と疑問。少々汚いのでも安けりゃOKなのだが、このテのではなかなかそういうのが出て来ない。
止める理由も無い・・・というか感覚が麻痺しているので、即決。ジャンクのカゴに、フードとフード用キャップもあったのでついでに所望。中野より安かったカモ。
◆あー、というわけでビオゴンである。丸く膨らんだ後玉が飛び出しているのが、ゾクゾクである。一眼レフ使ってると、なかなかこういう玉にはお目にかからない。
要ミラーアップなどというものは論外だし・・・・・で、手持ちでは、そういやロシア製Lマウントの怪しい35mmがちょっと出てたなー、くらいであった。
ふむ、これこそレンジファインダー機! といったところか。みょーに惹かれる。
◆さて、TC−1が28mmなのである。なのでG用28mmは控えようと思ってたのである。思ってたのに、コレである。まあ次行くと21mm、
外付ファインダーの手間が、ちょっと引っかかった。それにこの後玉では忙しく取っ換え引っ換えするには気を遣うから、そういう状況ではTC−1との2本建てで、
と早くも理屈をこねたりする。しかし考えてみると、G1買ってからこの間、TC−1の出番は無かったでわないか・・・。
2001/10/28(日)
すっかりG1にお株を奪われてしまった、キヤノネット(QL17G−III黒)。なんとなく可哀相な気はしてた。ふと目に止まったので、
手に取る。G1ほどのしっとり感は無いものの、掌に収まる感じが良い。かしゃっ、かしゃっ、と空シャッター。しばらくいじってないしな、
と思ったところでシグママークIの例が思い出され、スロー側が気になった。最長の1/4に合わせて、切る。かしっ・・・じ・・・じじ・・・しゃかっ・・・・・え?
◆コパルのレンズシャッター、粘ってるのか引っ掛かってるのか、つっかえる。1/8では、そういうこともないようだ。うーむ・・・・・
近所で修理してもらったのはいつだったか、まだ保証は効くだろうか、スクエアのように駄目とか言われないだろうか、などと頭を巡らせつつ、空シャッターを続ける。
そのうち馴染んできた・・・・・と言うべきものなのか分らんが・・・・・のか、それらしく切れるようになってきた。ふむ。目をかけられず、申し訳無く思う。
思い出したところでマークIも試す。とりあえずこちらは大丈夫らしい。
2001/10/22(月)
ヨドバシが秋葉に店を出すという。駅のすぐ傍で、大きな駐車場を設けるというから、これは大変なものかもしれない。
そういえば町田では駐車場から小田急が俯瞰出来たというが、秋葉でJRは俯瞰出来るだろうか・・・? はさておき、新規開店は大型店で行く方針とは聞いていたが、
まさか秋葉原に殴り込むとは思わなかった。秋葉の神話はとうに過去のものになってるが、この方面での新宿vs秋葉の構図さえ、最早地理的な意味でしかない。
◆しかしアレである。来月には梅田に、ヨドバシ史上最大(らしい)のでぇーっかいのがオープンするのである。ナニワが相当食われるものと思われる。
来年には博多駅前だそうである。たしかドイの本場では無かったか。「ひかりは西へ」ならぬ(古・・・)ヨドバシは西へ、の大進撃である。
以前より知名度はあったが、近頃のネット展開もあって、「ヨドバシ」はますます全国区であろう。これで終わるとは思えぬ・・・。
◆秋葉原、2005年らしい。梅田が当初2003年と言ってたから、早まる可能性も、無くは無い? 常磐新線開業&駅周辺再開発はどうだったか?
その中でのヨドバシは? ビルに他のテナントは入れないらしいが・・・。全店を制して尚、町田、川崎、上大岡、錦糸町とオープン初日を攻略して来たこの身は、
戦い続ける定めにあるのだが、しかしどうにもこうにも、梅田はまだしも博多は遠い・・・。
2001/10/21(日)
また松本である。今日は思うところあり、脚立にベルボンのマーク7、それと背中にはドラ付NF−1を加える。どうでも良いが重い。空は昨日と打って変わって曇り。
露出的に厳しい道理なのだが、プロペラをブラしたい都合でシャッターを落とし、開放で避けられなかった有刺鉄線をボカし、なのでISO100。
しかし、500mmやそれにテレコンという状況で、1/125秒で切ることは、己の腕の程ではかーなーり厳しい。一脚を添えても、三脚に据えても。
加えてピンも怪しく。本当は1/60くらいまで下げたい程なれど、そこまで来るともう、「頑張ればなんとか」という次元ではなくなる。これまでの失敗作の山の前に、
いっそ開き直って1/250にするか、とも思う昨今・・・・・ジェット機ならどんなに、ラクなことか。あー、ISかぁ、ISねぇ、モード2ぅ?・・・・・ううう。
2001/10/20(土)
「鉄道の日乗り放題きっぷ」で松本へ出掛ける。広丘という駅で降りると、駅前にカメラ店というか写真店あり。地方の小さな店ではあるものの、
通りがかれば覗き込む。性というものか。こういう所で、表向きのショウウィンドウに現行品がズラズラ並んでいることは滅多に無いが、
一方でアジな物品を目撃することが、ままある。最近確認してないが、家の近所ではミノルタX−7とキヤノンAL−1が新品のまま並んでいたりするのである。
田舎ではないのだが・・・。
◆でま、ソレとなく覗き込んでみる。ショウウィンドウ越しに店内を窺うも、中古店のようなノリでないのは明らか。で、目の前に視線を戻すと、
ちょぼ、ちょぼ、と品物がある中に、中古レンズが5、6本、もう少しあったか、カゴの中に犇いている。先を急いでいたので細かくは検分しなかったが、
旧FDの標準らしき物や、シグマの地味そうなAF玉、サンとかオオサワとかを連想しそうな渋そうなレンズメーカー製レンズ・・・・・
といったものがあるように見えた。「安い中古レンズを使いましょう」みたいなコトが書いてある。使いましょうと言われてもなー、と思いもしたが、大きなお世話か。
◆先を急いでどこへ行ったかというと、松本空港の先っぽ。ま、そうと聞けば普通、被写体は飛行機だろうと思うところであろうが、飛行機なのである。
今回は魚眼と500mmズームが使いたいので、メインはT90。天候は快晴、光線的にはよゆー。思うところあって策を講じたのだが、
もう1台持ってきたEOS630と取っ換え引っ換えカットを欲張ってたら、本命カットで少々ツメが甘くなった・・・・・分を弁えないとこうなる。
2001/10/19(金)
立川のビックでトレビを買う。6本パックを2つばかり。最近、店頭でRDPIIを見かけなくなってたのである。RDPIII登場以来、随分長いこと残ってたものだったが
・・・・・あれ、安くて良かったのだけど、とうとうおしまいか・・・・・というわけで、トレビに走る。ところで”C”が付いて何が変わったのだろ、これ。
◆SA−7のダブルズームセットを見かけたのは、1週間くらい前だったか。同じ玉付で他の廉価機のセットが¥60Kはしてたと思うのだが、
こいつだけ、サンキュッパ。いきなしコレか。今日見たらその姿は既に無く・・・・・一体どんな人がどんなつもりで買って行ったのやら。
2001/10/17(水)
上がってきたスリーブを見て思うに、やはりどうも近距離でのG1のピント合わせが難しい。ファインダー中央のカギカッコと、実際に測距している場所との視差の問題、
ちょいちょい半押しにしてスキャンすれば判りそうなものだが、僅かな距離の差の場合、距離表示を見ないことにはちっとも判らない。
しかしその距離表示、ファインダー内には無い・・・・・直接目で確認出来ないもどかしさよ。こうなると目測と変わらぬ。被写界深度に追い込むしかないのか・・・・・
あ、まだMFで試してなかったか。オーカスエイド表示のゲージのピッチ次第だな。
◆EF16〜35mm、今度の冬に出る赤鉢巻のヤツ。100〜400mmISのコトを書いたそばでアレだが、実はコレの発売が待ち遠しいのである。
いや、この玉を買おうというのではない。このへん聊かアレなのだが、現行の17〜35mmの値下がりである。かつて20〜35mmも、
この17〜35mmの出現で下がった。ま、そういうことなのである。「旧式化」する17〜35mmの、値頃感や如何に。
◆ただ、16mmと17mmの差というのがどれほどのものなのか、これは微妙とも言える。そもそもシグマの15〜30mmにグラグラ来た身である。
実際1°でも余計に画角が欲しい時もある。尤も、単玉14mmが手許にあるから、こいつを活かせば良いかとも思うのだが、常用域からのズームで持てる領域となると、
その重みは変わってくる。買いもしないくせに逡巡するうち、でもL玉良いよな〜、などと余計なところだけ気持ちが固まる。なんだかな。
◆で、今度の16〜35mmと、現行の17〜35mm、光学的アレコレはよく知らないが、スペック表の、最短撮影距離が結構違うことに気付く。
今度のは30cmを切り、現行のは40cm以上。ボーダーラインのあっちとこっち、と思えた。深度を取ってなんとかなりそうだが。
EFのL玉は持っていないが、そういえばEOS−1には、L玉がよく似合う・・・・・あー。
2001/10/14(日)
ここのところ、一眼レフを持ち出すにもT90が多かったのだが、久しぶりにEOS−1にする。G1の感触も残る手には、あ、やっぱでかいわと。
昨年の夏に手に入れた当初、単玉でちびちび使おうかなどと考えていたのだが、その半年後には28〜135IS玉で良しとしてしまうあたり、
我ながら軟弱というか、ポリシーもヘッタクレもない。写真的にもこのところずっと「ただ捉まえる」的なノリ、どうも身が入らづ。これを倦怠というのか。
G1で少し違う風を入れてみるも、「気分が変わるなー」の、そこで止まり。殆ど試写しかしていない。再び病らしくなってきたのかというと、
そういう風でもない。うーむ・・・。
◆で、ドラ無しでもでかいEOS−1。このボリュウムがまた、「その気」にさせてくれるところなれど、どうも咄嗟の際にオタオタしてしまう。
身体が忘れているのである。考えてみると、富士山頂で振り回して以来、2ヶ月ぶりであった。あっち付かずこっち付かずのようなこの状態、
思えばA−1を1台で頑張ってた頃の方が、感覚器の延長のような一体感があった。何度も思ったがやはり、一線カメラは絞り込まねばならぬ。
◆一方で、日に日に落ちて行く技量についても、かつてなら鍛えるなり工夫するなりしていたところだろうが、この頃はどうも、
ラクな方へラクな方へと、流され気味。端的には、100〜400のIS玉であり、どこかでピンを追ってくれ式の、近頃値もこなれてきたEOS−3である。
いや、買った訳では無いのだけれども、あれがあればナー、とこれが早道と思い込んでいるのである。最近は歪曲収差も気にしなくなってしまったし・・・。
◆FDを揃えたのは碓氷峠対策が動機で、大口径単焦点を何本も背中に重装備行軍をモノともしなかったのが最早他人事のように思えてくるのだが、
その反動か、お手軽用にとEOSにも手を出した。その最たるものがIS玉で、高倍率ズームとISありきのEOSだったわけだが、
しかし手にした75〜300mmは廉価玉であり、利便を買いつつ、不満も少なくなかった。アレにテレコン付けるという聊か無理なコトをしつつ、
大分使い込んだことだし、そろそろどうかな、などと病状進行の道筋は既に出来ている・・・・・ようである。しかしこいつ(100〜400IS)に手を出せば、
いよいよもってFDから遠退いてしまうことになる。それが寂しいのである。情けないのである。堕ちてしまう・・・・・尤も、ここまで来て今更、堕ちるも糞も無いが。
2001/10/6(土)
細身のストラップを買う。タムラックの、どこかの有名な作風を意識したのかは知らないが、人とかこちょこちょ一杯描いてあるやつ。よく見るとカメラを構えてたりで、
ちょいと楽しい感じか。端の12mm幅に至る部分、これが長過ぎたり変な金具があったりすると冷めるのだが、そういうこともなく良い感じ。
さしあたってすぐ使うつもりも無いながら、細身のは欲しかったし、いつ消えるか判らないので、押さえておく。タムラックだから、安くはない・・・。
◆小僧の頃、ストラップは太い方がカッコイイと思っていた。ニコンから6cm幅のヤツが出た時にはさすがに閉口したが、ワイドストラップで通してきた。
CPE(キヤノンうんちゃら)の紅白のお馴染みのストラップが、品番そのままでこっそり細くなった時には、随分ぶーたれたものである。その後元に戻ったのも、
自分の声が届いたものと信じたものであった・・・・・月日は流れ、肩肘張ってカメラ提げて歩くのも気恥ずかしくなり、今度は細いストラップが欲しくなった。
あれだけ毛嫌いしてた細身の紅白ストラップも、ジャンクで発見した時は嬉々としたものである。早速EOS630に通した。
T90はCPEのグッチもどきの色の超ワイドを使ってたが、マップの皮製に換えた。
◆そう、マップで見つけた時は「これだ」と思ったのである。オヤジ臭くないのが良かった。オヤジ臭くなるのが嫌で、IVSbや安原一式では、
ハンズで細い革買ってきて少々ワイルドに結わいてたくらいなのである。スリングと呼ばれる紐状のものも試したが、通す妙な金具が本体を傷付けそうで気に入らず、
かといって芯に何が入っているんだか結わえるには硬く、少々持て余した。で、マップのはその後バリエーション展開していたから、好評だったのだろう。
それにしても細身のストラップ、このカテゴリー(?)はつくづく、不毛である。紅白のアレ以前の昔のCPEにも少しあったが、今のキヤノンには無い。
昔のアレも、先が紐のヤツなのでEOSには通せない。ニコンはかつていつもの3色が揃ってたが、今は黄色だけ。サードパーティー製は・・・・・
黒は安牌としてしかしどうしてああも、ダサいのか。好みの問題だろうが。