我が病巣 〜連敗続きの闘病記

一番下へ



2003/3/30(日)
携帯カメラで一線張ってたTC−1が、このところ1年近く出番が無く、ちと不憫であった。まだ軸足は銀塩とはいえ、IXYデジもあるし、 あのハーフ判と同様ザラ付きそうな危うさがたまらぬ(笑)APSのIXYもある。IXYにセピア入れててふと思いついたのが、 TC−1へのスカーラ装填。我ながらシブい・・・・・なにも先日NHKでGRを駆る森山大道氏を見かけたからではない。(ぉ  ともあれスカーラなんぞ入れると、撮ってるそばからシブい仕上がりに妄想が及び、それはそれでシアワセなのである(馬鹿)。 いや実際、モノクロでじわーっとくるものが、カラーで撮るとアッケラカンとし過ぎて興醒めするようなことも、ままあったりするわけで。 もう一方でこれまたスカーラ入れっぱなしのキヤノネットと連携させたりしつつ、そのうちG1でもやってみようか、などと。 ◆出かけた先で、セピアを撮り終えたIXYに、今度はカラーのフィルムを入れてやるも、どうもおかしい。液晶表示に「H」なんて点滅してやがる。 装填エラーなのかと思ったが、これがなかなかうまくいかず。そうこうするうち、入れたばかりのフィルムが「×」マークになっていることに気づく。 あんだこりゃ。これで1本、パァ、ではないか。お節介機能が祟るAPS、か・・・。結局、どうもIXY本体のハングらしく。 そういや買った当初もそんなことが、あったような・・・・・電池を抜いて、復帰。カレンダーも飛んだのでプチプチ入れ直す。 あぁったく、世話の焼ける奴だな。 ◆帰りにヨドバシでフィルム補給。いつの間にかAPSのセピアが無くなっており。うーむIXYはソレで行こうと思っていたのに。 興醒めしつつ、今度は冷蔵庫にストックのリバーサルでも、入れてみよか。IX Eで使うことも無さげだし。

2003/3/23(日)
電車に揺られに飯田線へ小旅行。EOS−3で撮り、IXYデジで撮り、味わい求めてペンEE−Sで撮り、 おおそうだとセピアの入ったIXYで撮り・・・・・馬鹿である。 ◆途中、ふとIXYデジ300aの上面がなんだか殺風景なのに気付く。げげ文字が剥げてやがる。 まさかと爪でちょっと擦ってみると、インレタのごとくポロポロ取れ・・・・・なんだこりゃ。それがモードダイヤルでなく、 ただのロゴの部分なのが、まあ不幸中の幸いであったといえば、そう・・・なのか? プリントがハビコって久しいが、彫り文字への拘りは、 ノスタルジーばかりではないのである。しかしプラカメと違ってやはり、食いつきが悪いのかね・・・。まだ買って1年経っていないんだがね。

2003/3/22(土)
先日(2/8)中野で拾ったシグマのAFズーム、55〜200mm/f4.5。随分しばらく放ってあったところへ、単四電池3本を入れてみる。 ををを、じーこじーことのろ臭いながら、動く動く。自律AFなので、レンズ単体であちこち向けては、ぴぴっ、と鳴かせて悦に入る・・・・・ あ、ワンショットしかないんだなこれ。手近にあったT90と合わせて覗いて見れば、まあまあ合っている風。明るい屋外ならまだいけるカモ。 文字が黄色いのもTシリーズみたいだし、なんだか似合ってるげ。T80となるとまた変質的趣があるような気も・・・・・ムラムラムラ(馬鹿)。 あとは絞りの粘りか。レアモノだし、うーむシグマに出したくなってきた(笑)。

2003/3/20(木)
よくよく考えてみると、サイレントなEOSが手元に無い。いやNewKissがあるのだけれど、色々任せるにはちと、心許ない。 生録しながらEOS−1のドラ無しでしかもあの悪名高き巻き戻しまで始めてしまったなどという最悪な状況を経験している故ではあるのも半分、 そこまで行かなくとも、音の煩いカメラというのは、時に周囲を引かせる・・・・・引かれるような状況で撮るのが悪いのか・・・・・って一体どんな場だ。 例えば乗り物の中、建物の中、結構気ぃ遣うじゃん・・・。3はきょわきょわと情けないし、見回すと手持ちの中で古い古い630が意外と静か。 どうしたことか。その630、操作系の癖が今となってはちと面倒臭い・・・。 ◆などとまた妙な論理立てを。要するにである。今度は静かなEOSが欲しいなァ、そういうことである。無い物強請りの旅は続く・・・。 それはそれとして、Kissじゃ厳しいし、では上の、ピンでこなせそうな・・・・・理想を言えば7であろう。あろうがしかし、 現行モデル故それなりに根が張る・・・・・いや中古前提なんだけど。小さいのが魅力なのだが・・・・・遡って元祖サイレントたる100、 しかも燦然と輝くバーコード機! しかしどうも、10倍系列の頃のEOSというのは、印象が薄い。その姿もなーんか、乗り気になれづ。 1000Sの、その静かさを誇るようなメロディが鳴るというギミックもアレながら、じゃあKissがあんじゃん、ということになるし。 100の次は、55であった。55かぁ・・・。 ◆これが登場した頃、巷ではクラカメをはじめ金属ボディが持て囃され、一方で操作系に昔ながらの感覚を求めたα−507(先祖帰りのように言われたが、 するとF4やF−501なんてのは「回帰」以前にただ古臭いだけなんかい?)なんてのも出ていた頃で、それまでのEOS的な流れとは、 ちょっと違う風が吹いていた。モードダイヤルならとうにEOSにあったんだがナ・・・・・ともあれそんなわけで、EOS55なる新機種を見て、 キヤノンの迷いを見るようだ、と当時ネットのどこかで書いた気がする。だいたいあのキラキラするロゴや、ロゴ周囲のなーんか半端な造形が、 大嫌いなのである。特にあのキラキラ、自信が無いからあんな飾り付けるんだろ、今もそう信じている。プレスで出してたら、見方も変わったカモ。 ◆とは言いながら、それなりにまとまり感は買っていたのである。100の後だったということも、あるやもしれぬ。5という兄貴の下で、 ちょっと生意気な弟・・・そんなイメージ。黒モデルとなると、その剥げっぷりが楽しみだナ・・・・・それまでのEOSには無かった要素ではある。 目下「塗り」ではない唯一の銀も、捨て難いが・・・。ときに7では同じく金属外皮ながら、剥げ難くしたという。余計なお節介である。 ◆そんな昨今にあって、田町でふとキムラヤを見付け。IXYデジ400が、早速置いてある。NewKissや55が、まだ置いてある・・・。 55をちょこちょこいじる。キヤノンの誇るサイレント技術は、ケタケタという間抜けな音を実現していた。ふーむナルホド。 IXYデジ400、角にRが付いた形がまた、持ってて聊か心許ない・・・・・悪い方じゃないけど、小ささにも程度ってものが、あるわな。尤も、 買わせるまでの勝負であれば、そりゃ小さい方が良いのだろうけど・・・・・・実際撮るにあたっては、300系程度が丁度良いような。 負け惜しみじゃないもん。

2003/3/15(土)
冷蔵庫を漁ると、あるわあるわAPSフィルム(苦笑)。そういや最近ちょっとIXYが使いたい気分ではあったので、少し考えて、これにセピア。 それなら他の同行カメラとカブらないし・・・・・ついつい上がりを意識して撮ってしまう。リバーサルも片付けないとな・・・。 ◆キヤノネットの修理が上がる。同じ症状の再発だったのでその点を訊ねるも、温存されている部品もくたびれてきている由。 ほう、そんなこともあるのかねと、とりあえず納得することにする。いずれにせよ、大事にしてやるしか無いのは確からしく、 両手の中にいるキヤノネットがなんだか、老犬のように愛しく思えてきた・・・・・こうして、いつまで付き合っていけるだろう・・・。 早速持参のストラップを付け、例の新品にして既に年期の入ったフードをねじ込み、いつの間にか期限の切れてた(汗)スカーラを通し。 ◆色々寄り道して有明。カメラショーフォトフェスタエキスポ。オネーチャン撮影など目当てではないのはいつもながら、 そのうち店頭で見られるものはべつに良いやというのもいつもながら、ナメた現着閉会15分前。さすがに、ちょっとは見たいのである。 とりあえず例のロクイチ仕様のバケペンだけは見ておこうかとペンタのブース。ロクイチのステンレス帯をあしらった元箱。 さり気ないと言えばさり気なく。御召機とはいえ日の丸まであしらうようなことはなかったようで。しつこいようだが、やっぱこの色艶・・・・・ 傍らにディスプレイされたNゲージとしばし見比べ。 ◆注目の総合カタログ、何か変だと思ったら、広告が無くなってた。筆頭はオリンパス・・・・・うーむこのチャンスに割り込みは無かったか(笑)。 あ、リコーが消えてら・・・。

2003/3/10(月)
都内へ出たついでに時間があったので神田。不二越覗いてきむら。ストラップをごそごそやってると、「PENTAX」と3つ刺繍の入ったワイド。 プレミアのプの字も無し・・・・・カウンターへ持って行くと「ナイスセレクションですね」と言われ。今朝出したばかりだと言う。 なるほど明るいうちに無くなりそうなものでは、ある。ときにこれ、細い部分が普通の12mmより少ぉーし太めなのだな。元々そういうものなのか、 67用とかそういうものなのか・・・・・いやあれはもっと太いし・・・・・もう1本家にあるのも、やっぱ少し太め。

2003/3/8(土)
ベルボン・マーク7。付き合いはもう、9年になろうか。「碓氷峠対策機材整備計画」(・・・ってちと無計画だったケド(苦笑))シリーズの中の、 ごく初期の投入機材。それまでコ形断面のカシャカシャしたので頑張っていたのである。たしかSVが出たすぐ後の頃(LVはまだ)で、 取り回し上少々迷いもしたが、値段もそう変わらないしクルマ移動で使うイメージだったので、長い方を。持ち帰り早速家で伸ばしてみて、 店内ではさほど感じなかったその見上げる大きさに、呆れたものである。あーあ、こんなの買っちゃったよ・・・。 ◆その大きさと5kgという重さも、慣れてしまえばまあ、なんとかなるもので、結局はざんげ岩や五輪岩にも背負って登り、遠く北海道でシロクニを待ち、 空港の周りを歩き回るのにも、付いて来た。まあ、楽ではないのだが・・・・・カーボン三脚がこれまで幾度も頭を過ぎった。過ぎったのだけれど、 どうもなかなか踏ん切れづ。ついつい劇的な改善を期待してしまうのであったが、そんな虫のいい話など、無いらしく。カーボン高いし。 ◆でま今回も北海道へマーク7を引きずり・・・・・昨日は宗谷岬に立てた。感無量。さあて次はどこに・・・・・はさておき日の暮れた丘珠空港、 バルブ狙いの人々が結構いるも、なんか浮いてるマーク7。ヒコーキとバルブとは、あまり馴染みが無いんだろか。そろそろ立てるべと、 屋外へ出て支度を始めると、闇の中何やら黒いものが足元を転がった。はん? よくよく見ると、ゴムの石突! 接着剤が劣化したのか・・・。 そういえば長い付き合いだよなと感慨に耽るも、我に返ってすかさず拾い上げ、ポッケに仕舞う。他の2本は大丈夫だろな・・・・・しかしモノは考えようである。 どうしても1本を凍結した氷のへ乗せねばならなかったので、石附の抜けたパイプ脚をアイゼン代わりに。ザクッ、よしよし。帰ったら直さないと・・・。

2003/3/1(土)
キヤノネットを連れて、近所の修理屋さんへ。前回の伝票が残ってたので、この個体の履歴のつもりで添えてみる。3年も前だから保証のカケラにもなる筈無いが、 好意的応対に恐縮。また元気になって、帰って来ておくれ・・・・・でも前回は巻き上げ関連で部品交換、同じ部品じゃあるまいな・・・。 ◆おおそうだ、と水銀電池アダプタを。修理のついでだとこれが物凄く安かったのを思い出したのである。で、フツーのSR44用では、 F−1では電池蓋が閉まり切らないので、ライカM5用というものを・・・・・と思ってたらいつの間にかモデルチェンジして統一されてた。 抵抗も入っててこれは有り難い。2つばかり所望。では早速SR43を買って来るとして・・・ってSR44が余るな。バルタも余る。


2003/2/28(金)
オフ、であった。オフライン・ミーティングでわない。んなこたさておき、新宿へやって来て、ペンタックスフォーラム。むむ、 ロクイチ仕様の67試作機が。うーむやっぱ艶の深さ、だよな。チラシを頂戴。ときに、デモ機のコーナーに「特殊改造により撮影不可」の由。 あー、持ってっちゃう奴がいたのか・・・・・長いことここ見て来ているけど、とうとう、かと。 ◆キヤノンんとこ寄ると、ウワサのEOS10Dがもうあったり。なんだか偉そうなおっさんが弄繰り回してる最中で、横からちょっと覗いておしまい。 傍らでSSの人がヨンニッパ抱えて立ってる。なーんか・・・お得意さんだろか。消える前にとD60のカタログ貰って、退散。 ◆ドイに行くと、2階が復活。1階はいよいよ寂しくなり・・・・・にしても、なんでまた。で、ヨドバシ。そうそうUNのフード・・・・・・ あ、無い。フードでんでん無い。本店地下時代の、これでもかと吊るさってた様を思い浮かべてたら、これが大外れ。 UNなら経験的に大判とかのフロアかな、と覗いてみるも、全く駄目。従来の「ヨドバシなら・・・」という見方は、変える必要がありそう。 ついでにハルクのビックなんぞ初めて入ってみたり。なるほどごちゃごちゃと相変わらずのビック標準仕様。でま、ここにあるくらいなら以下略。 さくらやも何をか言わんや。 ◆南口の方へ回り込んだところで、ジャンクで手が止まる。テフノン35〜70mm/f2.5〜3.5、FDマウント。ちとギトギトしているも、 覗き込んでみると光学系のダメージは無さげ。絞りも粘り無し。しかも¥1Kナリ・・・・・うーん。もっとFDそっくりのが、 あったような気もするのだけれども、これ、だったのかな。f2.5から始まるのは覚えてる。尤も絞りリングは2.8から始まってんだけど・・・。 んん、前の方がピントリング、前玉ごとグラグラしてる。まあ、なんとかなるかな・・・・・というわけで、決定。グラつきはどうにかしよう。 ◆48mmフードのこと、どうも意地になり。今日を過ぎればまた忘れちゃいそうだし・・・というわけで秋葉原へ。48→49mmステップアップリングごと、 今キヤノネットに使っているものを忍ばせて来て、見比べてみるも、浅いのは良いにしろ口径も小さく、どんな塩梅か判別できづ。一か八かで所望。 家に帰ってキヤノネットに。バルブにして後ろから覗き込むも、今までのより酷いという事は無さそうな・・・・・とりあえず、 小さい分ファインダーの邪魔にはならないし。真新しいフードを眺めつつ、おおそうだ、と早速玄関の叩きで縁をガリガリ(笑)。さてさて、 試写旁連れ出そか・・・・・と、弄ってるうちに巻き上げが止まらぬ(汗)。シャッターもチャージされづ。げげげ・・・・・またこの症状、 あれはたしか3年前。その間大して使ってもいなかったけれど・・・・・近所の修理屋さんへ連れて行くしかないか。ふう。

2003/2/27(木)
ふらりと八ツ山。前より整然としてきたような気のする店内を見て回っていると、常連らしきお客さんがわらわらと。どうやら香港から買い付けに来るらしく、 売れ線だったらしいL−10(だっけか)あたりはもう一段落とか、今はデジカメだとかなんとか・・・。 ◆そんなのに聞き耳立てたりしつつ、ふと目に止まったEF22〜55mm/f4〜5.6USM。うーむ、なかなか微妙な玉。一時ちょっと考えてた。 廉価玉故それなりの風情だが、物凄く小さい。うーむKissに着けたらなーと。こいつと75〜300mmの2本で済ませれば、かなり軽快・・・・・ ムラムラムラ。マズい、これはマズい。前後のキャップも無く裸で箱にゴロリと入ってるのが¥15K、元箱入りで棚にあるのも¥15K・・・・・はてはて??  これって安いんだろか、と相場観が見えないままに、歪みとかどうなんだろ、と俄に気になってきて、これまた箱に転がってたEOS620と合わせてみる。 覗いてみる・・・・・うへ。22mm側は、まあまあこんなもんだろ。55mm、こりゃすげえ。さーっと引いて行くものがあり。とりあえず保留。 ◆さらに秋葉原。いつの間にか2階が無くなってたにっしん。あの、階段の途中に飾ってあるコレクションが、なにげに楽しみだったんだけど・・・・・ ふーむ、と見て回って、キヤノンのFDリアキャップの新品が吊るさっているのに気付き。装いも新しく。ありゃ、絶版になった筈では・・・・・ これで最後と焦って買ったものだったが・・・・・まあ、あるならあるで、悪いことではなく。 ◆おっとUNの金属フードが沢山。48mmだのの半端なサイズが。文字は彫ってある。なんだなんだ。家のキヤノネット用にと48mmが気になったが、 ヨドバシにもあるかなー、と保留。ペン用と思しきハンドストラップがあったので、これを所望、¥100ナリ。家でEE−S付けてみたら、 なんか鬱陶しいので結局また外し・・・。なんか硬いし。

2003/2/26(水)
中野。これといって何も無かったが、EOS10D(仮称?)が出るのを受けてか、D60はセール中、聞けば新宿辺りじゃもう消えてるらしいけど、 気になる中古は・・・・・ああ、¥200K切ってゴロゴロと。1年前のD30と同じか・・・・・ってそのD30が¥120Kとかそんな。 こうなってくると圏外と言い切れなくなって来そうな・・・・・それでもまだまだ、おいそれと買えるほど安くは無く。画角狭くなるし。 初代IXYも、400出たらどかな。付属キットは要らないんだけど・・・。

2003/2/25(火)
合間に遠いがかりで新橋。ペンタ645Japanを発見。玉付で¥88Kナリ。いや見るだけ。自分のテカテカのノーマルの645は、その2倍位してたよな ・・・・・まああの頃は、現行モデルだったし。にしても、である。久しぶりにその独特の風情を間近に見て思うに、うーむ、この艶の深さはやはりロクイチ・・・。

2003/2/20(木)
パラパラと雑誌見て、ふと「写真工業」。メタルに回帰・・・って、ここ10年何度目にしたことか(呆)。ミーハー雑誌のカメラ特集かと。 表紙にあの漆の(?)F−1。をを、いつぞや同誌で見た覚えがある。たしかいわゆるブツ撮りの連載で・・・・・誰かの私物であったか。 ◆カラーページの導入部・・・ふむ、クラカメに始まりポラロイドのシブイのがあって、ここ10年くらいのエポックな・・・・・ FM2(3A)あたりの真っ直ぐにシブイ存在だった機種が無いのに、やや違和感。O−プロダクト・・・バブルの香り(笑)。 写りも定評とか書いてあると、ウチのジャンク救出の個体を持ち出したくなるあたり、我ながらミーハー。一方でミノルタのプロッド‘20sは、 登場以来ぱっとせず・・・・・ライカ並のボリュームで収まれば、違ったろうに。TC−1、この密度感がたまらずに家にあったりするも、 最近携帯カメラの座になく、ちと申し訳ない。初代IXY、いー加減チタンに食傷してた頃、デロリアンのシブさを思い浮かべながらやっぱステンレスだべさ、 とか言ってたところへ出してきて、唸った。流行りのチタンに走らなかったのも、さすがキヤノンだわさと。IX Eも気合を感じ。 「IXYとその他大勢」なAPSの惨状をリアルタイムに目撃していた一人として、 やがてそういうことになるであろう「APSの記憶」として欲しいなーとか思ってたところへデッドストックがあって・・・・・ というのはいつぞや書いたか。初代IXYデジも、そのへんでちと気になるのだがこれが・・・・・宿命的に中古はすんげー安いんだろな。 ん・・・んん?、F5には巻き戻しクランクが無いんだそうだ。へーえ(呆)。 ◆さらに捲っていくと、チタンがどうだとかいう話、たしかに20年位前(汗)にアルプス堂だかで初めてF2チタンというものを見た時に、 ロケットのノズルのあのチタンかいなとソソリまくった私であるけど、なにげに山なんぞへ持って行く携帯用鍋がチタン製だったりする私であるけど、 カメラの材料としては、最早別に・・・・・TC−1とかG1とか、そういう物差しじゃなし。 ◆それはそうと、報道カメラの話が目に止まる。キヤノンとニコンのそれなんかも。むしろこっち目当てで、所望・・・。 ◆家で何気なくT90を空シャッター切ったら「HELP」と出て止まった。電池を抜くと何事も無かったように戻ったが、これ、 この間も出てたよな。そろそろ、なの、か、な・・・。とりあえず久しぶりに掃除だけでも、してもらおか。

2003/2/18(火)
EF17〜35mmを連れた時のフィルムが上がる。ふーむなかなか。気分的なもの大かもしれないながら、タムロン玉の時より、 逆光気味での透明感や、全体的に色乗りも良いような。よく分からないけれど、まあL玉なのである、赤鉢巻なのである。少なくとも、 己のような素人風情を欺く威力は、十分(苦笑)。にしても、今年まだ3本しか消費していないのかよ・・・・・ああ。

2003/2/9(日)
早速17〜35mmを連れ出す。考えた末ボディはEOS−1。機能性能的にはEOS−3なところ、感触重視ではこうなる。 逆光など交えて試写モード。タムロン20〜40mmで慣れてるからか、雑誌なんぞで「ゴーストが気になる」とか言われてても、 ピンと来づ(笑)。たしかに単玉FD20mmの次にタムロンのアレ見た時は、酷えとか思ったものだったけれど、こんなもんだろうよと、 諦めに似た気分もあった。それは現代のレンズ全般に対するというか、気にするくらいなら単玉だろよと。 ◆そういやタムロンのは発色にやや不満というか疑問というか、どうも地味〜な感じがあって、 これはマウント違いのし氏とも一致を見たのだけれど、今度はEFである。L玉である。よく知らないケド・・・。まずは出来を見たい。 ・・・はさておき、一眼レフ持ち歩くのなんて、今年初めてじゃんか・・・(涙)。 ◆久しぶりに羽田なんぞへも行って100〜400mm、次に汐留でシグマの魚眼、オンパレードである。EOS的には焦点距離で一通りカバー、 普通ならここで打ち止めとなるところなれど、どうせまた、何か見つけるのである・・・。

2003/2/8(土)
忙しい。へろへろである。135リバーサルで、昨年は230本あまり、今年はまだ2本目も終わらぬ・・・。忙しさに他に何も出来ず悶々とする時、 人は何か形ある物を欲するものである・・・・・ホントかね。ともあれ、久しぶりに休めたところで、発作の予感しまくりながらに、中野。 ふむ、EF17〜35mm/f2.8L。16〜35mm登場以来、¥100K切るのを待っている玉なれど、 これがなかなか思うようにはならづ。そこへ目の前に¥85K。あれま。まあそれでもずっしりと来る値段だけど・・・「中玉キズ」とある。 中玉? 誰か開けたのけ? こないだの80〜200mmのこともある故、眉に唾つけながら、出してもらう・・・ ついでに次に安い1ランク上の¥99Kのも、比較用に。 ◆で、中を覗くもこれが判らん。ひょっとしてコレけ?、というのが見えたような気もするが・・・・・埃くらい、入ることだってある。 ウチのNFD20〜35mm/f3.5Lなど、自慢じゃないが後玉にハッキリあるぞ(笑)。なんでも機械にかけて検品しているそうだけど、 意外と盲点があったり? ひょっとしたらコレ、めっけもん? にしてもコレ、キレイなのである。外側の角などもでんでんテカっていない。 比較用のもう1本の方が、余程使い込んでいる風情。はてさて・・・・・ニヤリ、口元が緩む。財布も緩む。ここのところ落ち着いてたのに、 忙しさに体力も落ちていたらしい。 ◆ジャンクの方で、M42のシグマ玉を何本か見る。いずれも自動絞り専用なので、惜しいが敬遠・・・・・とそこへ、怪しいズーム。 シグマのAFズーム、55〜200mm/f4.5。NewもどきのFD用。うへ自律AF玉だ。ACレンズのような拡張電気接点も無い。 電池室を開けると接点に粉が付いてたが(汗)、レンズはキレイ。絞りがちょっと粘る・・・・・気候が良くなったら使えるかな(笑)。 しかしセンサーはどこであろう・・・・・TTL方式のようであるが、ACレンズより出っ張りも少ないこの造りで、一体どこに・・・・・ 中を覗くと、どうも平たい物が入ってるその縁が見えた気が。オリンパスのアレの如く、ハーフミラー使ってるのだろか。 ともあれ、動くかどうか判らないけれど、所望。¥1Kナリ。まあMFでも使えるし。 ◆早速家で17〜35mmを覗く。ふむ、L玉と言えど、山笠収差は避けられづ。FDなど出して、落ち着いて比べてみるに、 17mmの20mmとの差は歴然。ナルホド。28mmと24mmの差を思えばナルホドと。すっかり20mmが染み付いた身体からすると、 ちょっと欲張れる気分。おっ、フードは植毛してあるのか・・・・・これは懐かしい。FD以来と思ったが、初期のEFもあったのかな。 ◆一方で、タムロンSP20〜40mm/f2.7〜3.5。手元の中で最古参のEOS玉、結構色々と撮って来た玉であったが、 最早戦力外落ちは免れまい・・・。ワンオーナーながら、外見からして随分年季が入ってるし、なんといっても3度も落とした(汗)。 3度目で割れたフィルターの、歪んだ枠が付いたままだったり・・・・・値も付くまい。処遇はゆっくり考えるとするか。 ◆シグマのAFズーム、かつてWebで公開されてた資料で調べると‘89〜91年の間に売ってたらしい。U−AFとある。ふむ。 単四電池が無いので動作チェックはまたに。


2003/1/13(月)
松坂屋には異変があった様子だったけれど、品川に移って営業していると聞いた。品川を通ったついでに探してみることに。 ビルがぼんぼん建つ東口、はてさて、このへんとは聞いていたがどこにあるのやら。駅前の交番で訊ねれば、「あー、高輪にあったって店でしょ。 有名な店なんだって?」・・・同じようなのがちょくちょく来るらしい(苦笑)。はっきりとは判らないがこの辺りらしい、と地図で示してもらい、 看板も無いらしいとも聞きつつ、駄目元で歩き出す。高層ビル街を過ぎる頃、突き当たりの雑居ビルの窓に思いっきり名前が。お見事(笑)。 ◆早速中へ。聊か窮屈なスペースに、これまた窮屈そうに品物が並ぶ。半分くらいはガラス無しの棚、自由に触れる。 なんか緩衝材に包んで箱詰めしてたり・・・・・処分市かとも思ったけれど、行く先のことは外野には解らぬ。しかしここ、新幹線の駅が出来る頃には、 結構良い場所ではないのかと思ってみたり。前より駅から近いし。 ◆で、そんな棚を眺めていくと、SA−300。いきなしである。28〜70m付で¥10Kナリ。うーむ。300Nなら危なかったトコロ。そういえば、 と気になってたことがあるのでファインダーを覗く・・・・・うーむやっぱり、これもちょっと光軸外すと黄色くなるのだな。 手元の個体に限った問題ではなかったらしい。合点。横を見やるとF3AFのAF80mm付。しかしファインダーがフツーという困った組み合わせ。 これも弄って判ったことには、このAF玉って、ピントリングの感触が凄く良かった・・・・・というか昔ながらの感触だったのだな。今更ながら。 ◆ジャンク扱い品など見て、ふとLマウントのライカの玉に目が行く。よく知らないのだがズマールだかなんだかが¥20Kちょい。 家の白内障のキヤノン50mm/f1.5が頭を過ぎる。ふぅーむ。少しばかり誘惑があったが、元々殆ど圏外の物品、相場とかよく知らんので、 眺めておしまい。ここのところ品川近辺と縁があるので、そのうちまた寄ることになろうか。帰りは散歩がてらで八つ山橋を回ってみたり。 あ、J−フォンのCMの京急が走ってる場所、やっぱここだ。

2003/1/11(土)
中野に寄る。これといったものがあったわけではなかったが、ふとEF80〜200mm/f2.8Lが目に止まる。¥28K。へ??  相場の半分くらいではないか。どうしたことだ。正札に「前玉キズ」と。ふむ。気にする人はモノスゴク気にする話ではある。 一方で程度によってはこれ幸い、というような人間もいるのである。ここにも一人。 ◆というわけで出してもらう。早速前玉を・・・・・あれれキレイじゃん。言わないと判らないようなキズ、なんだろか・・・・・ しかしこの値段である、そんなハズはあるまい。よく見ると前枠が歪んでる。このことなのか。フィルターを付けられないな・・・ と既に具体的なコトを考え始め悪い兆候が現れた頃、店員氏がボディを差し出してきた。ではこれに付けてみて・・・・・ ふむふむ。以前よりこの玉のMFの感触が気になっていたので早速・・・・・あん?? AF/MF切替スイッチが、無い!  正確には、スイッチ部分のスライドするプラ部品が飛んでってる。ありゃりゃ、何か尖ったもので切り替えにゃならんのか・・・・・ でもなんとか爪先で、出来ないことは無い。 ◆ふぅーむ、これは凄いな。使い勝手もさることながら、これでは中身も心配になる。店員氏に「ちょっと凄いですね」と感想を漏らすと、 「そういうことでこの値段なんです」と平然と言う。あのね、そんなコト言ってんじゃないんですがね。確かに随分安いなとは思いましたよ、 思いましたけどね、「前玉キズ」の一言とは随分話が違うんじゃありませんかい。不当表示になっちまうぞよ。


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