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2004/6/15(火)
地元のヨドバシにてDPEの上がりを受け取った後、ふと何やらわさわさと盛ったワゴンが目に止まり。マイネッテばかり、放出セール中の由。
ほほう、では早速・・・・・他に立ち止まる客もない中、独りごそごそと・・・・・マイネッテというと、オリーブとグレーのワイドストラップが手元にあり、
それぞれNewF−1とペンタ645に使っていて、このさりげなさ、そしてだらーんと伸ばして襷がけに出来るあたりが気に入っていたりするのだが、
残念ながらというかそれは無く。目ぼしい物は先客が押さえたか。
◆代わりにというか、前に提げたカメラをぶらぶらしないように固定する腹帯状の物品が出てきた。おー、そういやあったあった・・・・・
なべて通常の(?)さらに30%引とのことだったが、ちょっと使いそうもないのでパス。ボールヘッド付クリップ・・・・・ぬぅぅぅ、
一頃結構欲しかったような気もしつつ、今度来てまだあったら考えようか。他にもイカニモ処分品風味な物品の数々。結局、巾着とシリコンクロス、
それと滑り止め用糊付コルクシートを所望。光線漏れをするTC−1のフィルム窓、直したとしてもどうも、構造的に再発の恐れありそうで、
もういいやと裏には黒のドローイングテープ、表からも黒ビニテで塞いでいたりするのだが、もうちょっと別の素材でという前世紀からの懸案、
コルクはどうだろね・・・・・コーディネート的に厳しい気もしつつ、その厚みもちと気になり。
2004/6/5(土)
早速に、EOS7にニーヨンパーゴを着けて連れ出す。EOS−1の独特の「休日」気分を云々したばかりだが、EOS7はEOS7の、
その軽さ故の休日気分がまたあって、これも捨て難く・・・・・ダブルスタンダード? いや、この辺りに関してはマルチスタンダードなわけだが(爆)。
しかしこの、どこにも濃いぃ要素の無い組み合わせ。もう、最近一眼レフ始めましたー、みたいな・・・・・しかしそんな初々しさに肖るように、
この軽さを楽しむのもまた、いとをかし。測光モードなんぞ評価測光にして、あとは手放し。そこへグリップと100〜400mmは、ちと野暮かな。
一方でEOS−1はISO400仕業に復帰。梅雨入り前の貴重な晴天に、3倍テレコンかましでまたアウトレンジ戦法なんぞ。
2004/6/4(金)
最早、本当にソレが必要であるか否かという論理など、どこかへ飛んでいた。久々の発作・・・・・これ位のは実に久々、少々嬉しくもあったりするお馬鹿。
EF24〜85mm/f3.5〜4.5USM。ニーヨンパーゴ。ヨドバシの(新品の)正札の半値という(中古の)個体を見てからというもの、もうグラグラ。
◆先週末に使ったばかりの、シグマの24〜70mmと思いっきりバッティングすることくらい、百も承知なのだったが、いやいや85mmまであるから、
テレ側で半段明るいから、ホレUSMだし、他にも多少はマシかもしれないから・・・・・などと小理屈コネコネ正当化・・・・・最早既定ではあった。
「純正主義」が頭を擡げていなかったかというと、実のところちょっと、自信無し・・・。たーだ、時間の問題とはいえもう少し先のつもりだったところへ、
このヨドバシ新品の半値。単に全国的値崩れの始まりに過ぎないのかも知れなかったが、これ逃すと当分無いカモよ・・・・・強迫観念が押し切った。
◆新宿に立ち寄る。うーむまだあるね。フードは付いてなかったが、新品調達してもトータルで十分安い・・・・・と思ったら中古のフード単品がコンニチハ。
ありゃま。こちらはヨドバシ正札の1/3くらいか・・・・・悪い策略にハメられてるんじゃなかろかと訝る程に、出来過ぎ。ともあれ、
最安値が2本ばかりあったので、出してもらい・・・・・あれれー、随分とキレイじゃないの。鏡胴がテカってるでもなく、そんなに使われてない様子。
特に他より「落ちる」感じでもない・・・・・ナニユエに安いのかと問えば、長いこと在庫してたからとの由。ナルホド片方は、
前玉にクモリでも出てるか思えばうっすら埃がかぶってた(苦笑)が、しかしそれだけで理由になるのかな・・・・・余程回転してないのか。
◆思えばIX Eと共に出てきた玉ではあったけれど、Cサイズだとワイド端がせいぜい、ライカ判で35mm相当ではなかったか。そうそうIXYがそう。
今のEOSデジに着けたところでも似たような具合だろうから、今時35mm相当では物足りないか? 銀塩ではどうかというと、
ニッパヒャクゴ級が主流っぽく、今度はテレ端がパーゴ止まりでは物足りないとなるのやも知れづ。ニーヨンパーゴ、案外地味ぃなポジションなのか?
◆ちゃちゃっと品定めして、即決。そこのフードもと指差すと、こちらはサービスしてくれるという。くぅぅ、有難や・・・。
当初の目論見より早まったので、カードで出費先送り策・・・・・近頃そういうのが多くないか(汗)・・・・・そういやそんな国が無かったかね。(ぉ
ヨドバシに寄ってポイントでフィルターを求め。をを、そういや今日は現金全く使わづ。電車もなにげにオレンジカード・・・。ときにヨドバシ、
EOS−3のデモ機をとうとう見なかった気が。やはりフェードアウト近し、なんだろか・・・・・カタログだけはあったようだけれど。
◆帰って早速・・・・・まずはお前しかあるまい。IX E。色は違うが、まずこいつに着けてやりたかった。ふぅーむ、こんな感じね、
でどうせ終ってしまうのだったが、歪曲収差の厳しい端っこを見ることも無く、まあこれはこれで、贅沢というものか。次にEOS−1。
思ったほど似合わないな・・・・・EOS−3、ふーむ・・・・・EOS7、まあまあお似合いか。しかし28〜105mmあたりに比して、
数値的には少し太く少し短い筈なのだけれど、フィルタ径即ち先っぽが大きいものだからこれが、意外と嵩張る。うーむ。
よく見るとEF28〜135mmISに似てるなこれ・・・・・その点シグマの24〜70mmは先窄まりで、これが結構コロコロと纏まりが良く、
バッグの中でも大人しく・・・・・ナルホド。
2004/5/29(土)
碓氷へ出かけるのに軽目で行こうかと、いよいよT90にテフノン28〜50mmを(まだ使ってない!)・・・・・と聊かワクワクだったのだが、
色々な都合でEF100〜400mmが要るので諦め。頭でっかちEOS−3という気分ではなく、丁度使っていたEOS7のフィルムも切れたことだし
・・・・・EOS−1だな。630も過ぎったが、少々難しい選択。
◆超望遠バリバリISO400専用機と化しているこの頃だったが、喧しいのも構わずドラ(ブースター)を外し、
玉もEF28〜135mmなんて図体のでかいのは止しにして、コロコロと連れたいなぁ、という気分が前からあった。勿論、EOS−3の方が器用だし、
EOS7の方が軽く、グリップ付630の方がある意味シブいかもしれないのだが、ドラ無しEOS−1というのはなんとなく、独特の「休日」な気分がある。
それはバリバリ仕様の、鎧を脱いだ、ということなのかもしれないけれど、まあこのあたりは思い込み100%。
一方これがEOS7だと「平日」っぽい気分になるのは、きっと通勤鞄に忍ばせたりするせいであって、そのこそこそした気分(ぉ、
或いは音が気になる場面で使う窮屈な気分があったりして、要するに多分にこれも、個人的な話なわけであるけれど、しかしEOS−1単体の、
あの開けっ広げなワインダーの音・・・・・なんとも伸びやかではないか。
◆そんなコトをウダウダ考えつつ、さて玉はどうしようかと。EF28〜70mm/f3.5〜4.5IIが、いつもなら定番なのだったが、久しぶりに・・・・・
本当に久しぶりに、シグマの24〜70mm/f3.5〜5.6なんぞを。逆光で萎えた(笑)玉だったけれど、どうも24mmスタートというのが気になるこの頃。
あの恥ずかしい赤鉢巻を巻く直前頃のロットであることが幸いだった中古玉。EOS−1に合わせるとこれが、先入観さえ無ければ、そう悪いものでもないような。
ただ若干グレーがかった色が浮いてしまうのが難といえば難か。ズームリングが逆なのも咄嗟の時に怖い。まあしかし、コロコロと良い気分ではある。
そういえば、とうとう17〜35mmの出番が無かった。やっぱ24mm、この4mmの差が結構良いのかな・・・。
◆一日ブラブラして、日が暮れる頃都内へ戻って来て、折角のホリデーパスなので中野。近頃本当に足を向けることが減り・・・・・今年に入ってまだ、
片手に余るのではなかろか? 気になるEF24〜85mmは他所とも変わらぬ相変わらずの相場のようなのだが、いつしか黒と銀とで差が出て来ているような気も。
IX Eに銀を着けてやりたい気もしつつ、他はどうするよ、と思うとやはり黒・・・。他にこれといって目に止まるもの無く・・・・・というか、
近頃覗く気力が乏しく。やはり「病」はもう・・・・・ジャンクの方を覗くと、何故かやたらと人がいて、レンズの棚に犇いてる。そこへ割って入る気力も無く、
レンズキャップなどを見たりして。
◆・・・と。シグマの、恐らくダブルズームセットの陳列台。カメラを置いて、横にもう1本立てられる。うー。¥50ナリ。こんなものどうするんだよ、
と一頃であれば思いも寄らなかったような言葉が頭を過ぎったが、まあ¥50だし、と所望。ついでに異様に安い電池を一緒にポロポロと。倹約々々。
◆これまた今年数度しか行っていないであろう新宿。またまたEF24〜85mmを見てみると、あれあれあれあれ、他所の相場のさーらーに8掛け前後、てのが。
ヨドバシの(新品の)正札の半値。しかも1本突出しているというわけでなく、特に痛んでるようでもなく・・・・・マズいね、これはマズい。フードが無しでも、
新品で賄ったって割安じゃないかい。うーむむむ。とりあえずしばらく様子見。EOS−1/3用のバッテリーパック、新品実売相場とさして変わらぬ値付け。うー。
2月だったかに伊勢佐木町で見たの、押さえときゃよかったかな。
2004/5/10(月)
地元のヨドバシでDPEなんぞ出した後ふと、デモ機に付いたEF85mm/f1.2Lが目に止まり。極々初期の「電池食い虫MF」なUSM玉。
そういやこれ、現行品として最後の生き残りではなかったか。最近はオリンパスのデジ一眼でこういうのが復活(?)しているようだけれど、
あちらはモーターが結構「主張」していて似て非なるといった感じ。でま、久しぶりにこの「電池食い虫MF」を味わってみようかと・・・・・あれっ? 動かない。
っかしーなー・・・・・あ、半押しにしていないといけなかったか。ふむ。そういえばキヤノンは言っていたな、プロはレリーズ直前の瞬間に、微調整しているのだと。
ともあれここいらへんが「並のフルタイムMF」とは違うところ。そういや初期のボディでは、色々面倒が無かったか。
◆玉のスイッチをMFに切り替えるとフツーに扱えるも、その影でシレっとヘリコイドを回すUSM・・・・・そうと知らなければ全く気付かぬ、この違和感の無さ。
それを知る者だけが、その妙を味わう・・・・・くぅぅ、シブイ。まあフタ昔近くも前の製品に何を今更なのだが。外してみると当然、でんでん動かない。後ろを見れば、
こぼれ出しそうな後玉・・・くぅぅ。そういやEF50mm/f1.0Lは、こんなモンじゃなかった気が。
◆ともあれ初期のEF玉は微妙に、その後と方向性が違うようで、妙にソソるんである。「電池食い虫MF」玉も、結構特殊なポジションだったから、
そうそう中古店に転がっているものでもないのだが、そんな中でEF28〜80mm/f2.8〜4Lなら、どうにか手の届きそうな感じ。
しかしこれがまた、以前よりチェックしているに意外と回転している様子。真っ当に使うなら次のEF28〜70mm/f2.8Lの方が良いだろうにと思うのだが、
いくらかの安さでそちらが選ばれるのか、意外とスキモノがいるのか・・・。
◆はあ、と溜息をついていると、今度は全くモデチェンの気配無しの非USM単玉が目に止まり。なんとなく触れてみると、あれれピントリングの感触、
こんなに滑らかだったのか! 同時期のズームではザリザリしていて、ケッこんなもんか、所詮FDには敵わねーんだな、などと見限っていた部分があって、
EF50mm/f1.8IIのカサカサな造りにも別段驚きもしていなかったのだが、いやいやいやいや、あの地味ぃ〜な単玉達が、
こんなにしっかりしていたとわ知らなんだ・・・・・とこれまたフタ昔近く前の製品に何を今更と思いつつ、フツフツと来るな、こりゃ。
2004/5/1(土)
クルマでたまたま、ソウルフラワーのチンドン「聞け万国の労働者」なんぞを耳にして、そういえば今日は緊急事態であったかと思い当たる。(ぉぃ
そんなことなどありつつハンドルはふらりと八ツ山方向へ。そこそこの賑わいの中、近頃気になるEOS−1/3用バッテリーパックはそうそうあるわけなく、
いつかはと狙うEFクラシック玉EF28〜80mm/f2.8〜4Lなんぞ影も無く、EF24〜85mmは、まあ相場かなーくらい。
◆ジャンク箱にNewFD35〜70mm/f2.8〜3.5が。これが結構キレイでジャンクには勿体無いと思ったが、クモリが出てる由の断り書き。
覗けば確かに、微かにそんな風情が・・・・・これくらいのは使ってるよなー、と、その元は¥100Kくらいするシロモノの、
¥5Kだったかの破格に少しばかり揺れるものがあり、つい先程に手に取って考え込んでいた人の心中察するものが大いにあったりしたが、
手にしたところでこれまた出番無さげなので見送り。サンゴーナナマルならコンパクトなf4のがある。それにF−1で使おうとすれば、
半段とはいえf値が変わるのに抵抗がありまた、兄弟玉のようなFD28〜50mm/f3.5と、キャラ的にカブる部分も多々。
◆とか言いつつ、帰りがけにもう一度とショウケース覗き込めば、あれあれあれ、なんとテフノン玉がコンニチハ。ジャンクでないのに少々驚きつつ、
テフノンの、28〜50mm/f3.5〜4.5。FDマウント。今となっては聊か地味なスペックながら、恐らく20年程前の作であろうこの玉の、
しかし当時としてはこのズーム域、少々斜に構えるような気分を、醸してはいなかったか。
◆雪崩が起き始めていた・・・・・まあ今年に入って、よくぞここまで持ち堪えたと、自分を褒めたいところだが・・・・・早速出してもらうことに。
そこのです・・・、あぁ、テぷふノンのね・・・って、何故に吹くか店員氏。はさておき手に取るテフノン。
パワーショットPro1のズーム/ピントリングのような(嘲)絞りリングと締め付けリングがもう、たまらづ。
塗装のツルツル加減が妙に通じるサンやオオサワあたりとは浅からぬ縁があったような話も聞くけれど、業界のコトはよく知らぬ・・・・・さて、
透かしてみる、ふむ。ちょいと爪立てて締め付けリングをくるり、絞りをシャキシャキ、ふむ。ボディも借りて・・・・・ってAE−1Pじゃ大したことも判らんが
・・・・・とりあえずお約束の歪曲収差、意外と無理無く? ふむ。2倍弱ではこんなものか。はぁ・・・決定。
◆しかしこの、月並みながら標準レンズ並のコンパクトさ。長さ的にはFD28〜50mm/f3.5のほぼ半分、径も小さいから、
標準並というのも誇張ではない。テレ端で最も短く、ワイドへ向かって伸びて行くけれど、伸びたところでタカが知れてる。うーん、いいね。
NewF−1に着けてやると、追針はピッタリと具合が良い。そろそろ初代F−1を使いたかったが、開放値が変わるズームは組み合わせたくないから、
T90にしよか。A−1でも良いケド・・・・・この辺りは着る服を悩むのに近い。
2004/4/28(水)
地元のヨドバシでCD−Rなんぞを買い込んで、ふとカメラ売り場へ立ち寄れば、何やら見慣れぬキヤノンのデジ一眼。はてさていつの間にやら新製品かと、
よくよく近付いて見てみればこれが、Kissデジの黒。ほほう、出ましたか。ありがちながら黒だとまた引き締まって、大分違う印象。
元より「塗り銀」には抵抗があったのだが、そもそも下地が黒、剥げた時のみすぼらしさが無いのも吉ながら、あの黒くテカテカになる様も、
「プラ時代」の質感として嫌いではなかったり。尤も、買うかと言えばデジ一眼、まだまだ遠い存在では、あるけれど。
2004/4/23(金)
近頃気になるEF24〜85mm。28〜135mmISは嵩張るので、ホドホドのが欲しい時がある。28〜105mmの初代がリーズナブルながら、
どうも24mmスタートというのに惹かれ。そんなに大きさ変わらないし、17〜35mmに着け換える手間も減るかもしれづ・・・・・
そういえばシグマの24〜70mmが手元にあった。あったのだがしかし、どうも馴染まないというか・・・・・半分存在さえ忘れてる始末。
そんな中で初期の非USM玉であるところのEF28〜70mm/f3.5〜4.5IIが、結構しっかりした印象。世代を越えてEOS7と組んだり、
なにげにシブ〜いポジションを占めている。
◆そんな折、店頭でデモに出てるのをたまたま見付け、そういやどんなかなーと覗いてみる。ふーむ・・・・・すぐさまチェックの歪曲収差、やっぱそれなりか。
28〜70mmがあるしわざわざ、と少々気分は萎みつつ、依然引っ掛かる存在。銀か黒かというと、銀を本来の相棒IX Eに着けてやりたい気もするも、
一度着けて終わりというのが見えている気も。大昔のニッケル鏡胴よろしく黒ボディとの取り合わせにソソるものがありそーな気もしつつ、そもそも「塗り銀」、
色艶がちと違い過ぎか。中古相場的にも、特に銀の方が安いというのでもなさげだし。
2004/4/16(金)
昨年暮に下ろしたワイワイワイドが暫く放置状態だったが、この週末に使い切りそうなので新しいのを所望。そういえばコニカミノルタになってから初めてか。
パッケージやら、恐らく中身のシールやらも変わっているハズながら、よくよく見れば、「17mm」だから云々といった文句が「広角」に置き換わってる。
客層的に焦点距離じゃ伝わりにくかったのかな、センサーの小さいデジなんかもっと短いしな・・・・・等々と。
◆さらに違いはそんなコトに留まらず、ISO800だったフィルムは1600に。うーむむ粒状性はどんなものかな・・・・・やはり手を伸ばして撮る際、
あの軽さが逆に仇となったりしつつしかも妙に重いレリーズのこれを押す刹那、手がプルプルして来る。そのへんの対策かもしれないし、
多少曇ってても露出が保障されるとか、無限遠の描写を高めるとか、まあ色々な方向はあると思う。フラッシュの届く範囲というのは、これまで2.5mまでだったのが3mに。
シャッターの速さは関係無いハズで、GNが同じだとすれば、1段変わってる割に意外と伸びていないのは、写りのゆとりに振ったということか。
◆パッケージに、何かを隠すように青いシールが。剥がしてみたくなるのは人情で、ポリポリ掻くと「ECO LEAF」って葉っぱのマーク。
見覚え無くともソレの意味するところはなんとなく・・・・・しかしナニユエに、隠してあるのだろ。
2004/4/7(水)
DPE寄り方々、そういやまだEOS7sの実物って見ていなかったなと、そちらの売り場へ・・・・・キヤノンのページの画像でノイズかと思われた(笑)ザラザラは、
本当にザラザラ。いやたーだマットというより、全体的にボフボフしているそれがなんだか汚らしいと感じたのは、
マウスの裏で固まってる埃の塊を思い起こさせたからに他ならづ。シグマのEX仕上げとも違い、売り場をウロウロするとトキナあたりに近いのがあるか。
ボフボフのせいかどうもふやけて見え、あとは好みの話だろうが、やること無くて困ってるように見えなくも無く。手元のそこそこ貫禄の剥げ具合な7を思い起こしつつ、
さてコレの剥げっぷりはというと・・・・・どうかね。液晶のイルミネーションは羨ましい限りながら、あとどこが変わったのか、よく判らづ。
2004/4/5(月)
「キヤノンF−1完全攻略」をパラパラ眺めていて、そういえばスクリーン外したこと無かったなー、と外してみたらこれが、「B」と書いてある。
ふみ? 早速攻略本の出番(笑)。Bはスプリットイメージのスクリーン・・・・・え゛。あらためて取り付けてファインダーを覗く・・・・・あ、ホントだ。
手にしてから4年あまり、今の今まで気付かなんだ(汗)。いや思い返せば意識の奥で気付いていたように思うのだけれど、
そもそもマット面かスプリット部分しか使わないし、NewF−1やT90はスクリーン交換してたから違和感となることも無く・・・・・
ましてやEOSでそのテのスクリーン使うほどの酔狂でも無く・・・・・あのスプリットの周りでチリチリ見えるハズのマイクロプリズム、
完全に認識の外にあったらしい。
◆さらにこれ、「L」と入ってるからレーザーマット。前期型のスクリーンは暗いとか云々との評判に接しても、どうもピンと来なかったのだが、
ナルホドこれでは解るハズも無い。こうなると前期型オリジナルのスクリーンを味わってみたくなる・・・・・安くは無かろうが、気長に当たってみるか。
2004/4/3(土)
書店で「キヤノンF−1完全攻略」が目に止まる。おやま。たしかニコン方面など続々出ていたような気もするけど、どうやら順番が回って来たらしい。
今更新しい話を期待するでもなかったが、まあ、「使うキヤノン」あたりと併せて何かの折にちょいと見るあんちょこには、丁度良さげ・・・・・
尤も、内容の確度を別に調べる必要に迫られることも、あるやも知れぬが。(ぉ 一頃はしばしばそういうコトがあった。
◆自ら攻略本を名乗るあたりは気恥ずかしさを突き抜けて、むしろ潔ささえ通り越した開き直りっぷり。内容をパラパラ見ればまあ、
古き良き、そして熱き‘70年代が。そこで色々語られる話はしかし、最早遠い遠い歴史物語としてのそれのようで、
リアルな「懐古」感覚と無縁の世代向けのようにも思え。自らの子供の時分とかそういう尺度で捉えていた身としては、
何時の間にやらそんな大層なコトになっていたのかと、少しばかり驚きつつ・・・・・はぁ・・・・・じっと手を見る。
◆今手の中にある、F−1前期型。着けっ放しのFL28mm共々、なかなか良い風情なのだが、近頃合目的的なチョイスが多く、
ある意味健康的なのだろうが「カメラを楽しむ」ような撮影の機会無い中、枕元に置きこうして時々弄ってやるだけ。そろそろまた、連れ出してやりたいが
・・・・・ときに「完全攻略」はというと、お次はNewF−1編へ続くのか。出たら出たで自動購入コースだろうが、それはそれ、これはこれ。
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