我が病巣 〜連敗続きの闘病記

一番下へ



2004/9/25(土)
EF17〜35mmと、28〜135mmISをSSへ持って行く。順番を待つ間にEOS20Dのカタログを頂戴。地元では切れていたので。 9点測距がどうも控えめな気がするのは気のせいか・・・。ついでにKiss7のも。これ、なんだかちょっと頭が大きくなったような ・・・・・GNは・・・・・あ、1だけプラスですか。 ◆さて呼ばれて2本の玉をカウンターに置くと、ささっと診るなり料金表をパラパラ捲り、修理伝票にいきなり金額を書き込む・・・・・え、 そんなんで出ちゃうの? 交換部品名まで書いてる・・・・・心霊治療でも見るような心地だったが、まあ、 20年位前から見覚えのあるベテランの人、打診くらいで大方判ってしまうのカモ。EF28〜135mmISの方はズームの感触、 ただの油切れだと思ってたらやっぱり何かある風なお話。書かれた金額はこれ以上にならないだろうとのことで、超えるようなら連絡がある由。 逆に安く上がることもあるわけですよねぇ・・・・・って、受け取った預り書に収入印紙まで貼ってあるのわ??

2004/9/21(火)
DPE出しに行ったついでに、EOS20Dがあったので触ってみる。うー、9点測距って、キヤノンのページでなかなかそのあたり見つからず、 よく知る11点からどれとどれを省いた形なのか、中央水平の5点を止めて3点にするのか、それじゃ従来の7点の方が・・・・・ などと想像していたのだったが、まさか菱形で来るとわ。一体どうしちゃったんだろと少しばかり戸惑いつつ、 あまり表に出さないのはひょっとして、自信が無かったのか、迷いがあるのか、などと勘ぐってもみたり・・・。 ◆具体的な対象とは考えていなかったので10Dについても今ひとつ印象が薄くその違いがよく分かっていないのだが、 背面サブダイヤルの斜め上に怪しげなジョイスティック。先の菱形測距離点はこのまさに8方向レバー(!)で一発選択。ナルホド。 EOS7式のダイヤル内十字キーは、結局7sまでで終わってしまうのか・・・・・20Dの第一印象、その意外な諸々で、 一瞬隣のニコンと取り違ったかと。(ぉ ◆そろそろ最後のお勤め的な空気が漂い、もう銀塩のフラグシップは無いだろうと思われたところへ、F6を繰り出してきたニコン。 スバラシイ。今月の雑誌には間に合わなかったようだけれど、店内にその手がかりらしきものも見当たらづ・・・。 ◆F6と名乗る以上F5の小改良で済ませる筈など無く、さりとて後何をやるのよという部分もありつつ、詳細は見ていないけれど、 その往年のFやF2を思い起こさせる山形ファインダー、つひに交換式をやめてしまった風。ニコンF史上では事件じゃなかろか。 底のバッテリーがまたF4のように外せるようになって、単体の身軽さが楽しめるようになったのは歓迎されるところではないかと推察。 どうにもならないF5を敬遠してF100へ流れる向きありなる話を、かつて聞いた気もするし・・・・・ともあれそんなF6、 最後のFとなることを運命付けられているかもしれないそれには、どこか身辺整理のような切なさを伴いつつも、と同時にニコンのけじめ、 その気高さを見るようでもあり。さて。EOS−1のDじゃない方は、どうだろね・・・。

2004/9/20(月)
パカーン! これがまた良い音しやがる。前段を端折るが首里城の正殿の前で玉を換えようとして、EF17〜35mm/f2.8Lを取り落とした。 不覚。レンズは真っ直ぐ石畳へ向かって行き、次の瞬間、何やら黒い物体が四散した。琉球装束の係の人達が寄って来て、欠片を拾ってくれる。 いや大丈夫です大丈夫ですすみませんと受け取りながら、多分悲壮な笑みを浮かべていたと思う。修理不能・・・・・最悪の覚悟・・・・・ しかし幸いにして、欠片はリアキャップ。身代わりになったかとやや安堵するのだったが、玉こそ割れずマウントもすんなり嵌まるも、 これでダメージが無いわけもなく、案の定ズームが渋い。うー。昨日は昨日でEF100〜400mmのキャップを失くすし・・・・・ 旅行後の出費はちと痛いが、まあ、なんくるなるさあ・・・(泣)。 ◆一方、一緒に連れていたEF28〜135mmIS。まあまあ調子は良さそうだったのだが、やはりテレ端で半押しのまま逡巡などしていると、 「00」表示で果ててしまうことがあり。うーむむ、これも出すかなあ、やっぱ・・・。留守中はEF24〜85mmで・・・なにげに心強い。 タムロン20〜40mmの返り咲きは・・・・・どうだろね。

2004/9/18(土)
遠征に出る。懸案の携行フィルム収納、例の裸で入れる10本ケース2つに収めることにして、そこそこ省スペース化に成功。 パトローネごと5本入れるケースも併用して、カメラザックを置いた軽装時にこちらを使い、戻って来たら入れ替えるという方法を採る。 少々面倒だが、今の所はこれか・・・・・詰め込むとベロがよく見えず、使用前と使用後と区別が付き難いのではとも心配したが、 なーに、撮った分は逆様に入れれば良いのである・・・・・いやこのケース使う直前、気付いたのだが(鈍)。 ◆メインのベルビアはそれで良いとして、他にトレビ400なんぞもあり、こちらはフツーの6本箱のまま。 ネガカラーも5本パックのまま。それぞれ少なくちびちびとしか使わないから、とりあえずはこれで良し。 ◆ところで借りたクルマが現行マーチ。ミラー畳むスイッチも無いのでかなり安いグレードなんだと思うけれど、室内灯がダイヤル式に回るようになっている。 はてこれは何だろうと回してみると、中でマスクが回って光量調整! まるでセレン露出計のそれ。ライトカバーが「イクラ」に見えて来た・・・うー。 もう、思わずマーチ買っちゃおうかと(馬鹿)。

2004/9/15(水)
コニカミノルタプラザにて、またヒコーキな方面で「名機伝説」鑑賞。YS−11のブレたプロペラの曲がった様に、 幕速の程が窺え妙にソソったりしつつ(馬鹿)、堪能。しかしキャプションにはたしか‘86年と・・・・・F2じゃあるまい? ◆久しぶりにふらりと中野。何を見るでもなかったが、ふとシグマ18〜50mmが。あのデジ専用っての。 いやウチのEOS IX Eにどうかなーと時々思っていたのだが、よくよく見るとSAマウントと。うー、ここでSA持って来られても・・・。 ヤシコン→コンタGのアダプターが目に入るも、入り物続きなので見送り。或いはEOSへのアダプターをなどと考えていたり。 テッサー45mmが、長いこと寝かせたままなので、どうにか使いたいのである。ミラーが干渉するとかいう問題も、あった気もするけれど ・・・・・それにパンケーキならGNニッコールで既にウハウハやっていることであるし。 ◆まあそんな小細工抜きで、ヤシカ108「YODOBASHI」を引っ張り出すのが、真っ当っちゃ真っ当なのだが。 回る順番を間違え、ジャンク館へ行ったら先に閉まってた。うー。こっちが先なの忘れとったわい。

2004/9/12(日)
ちょいとヒコーキな方面で、EOS7を連れ出す。特にどうということも無いのだが、EF24〜85mmとの組み合わせは軽快そのもの、 これにグリップを着け、小生意気な風情を愉しむ。 ◆久しぶりに半蔵門、「JET JET JET」展を鑑賞。使用機材が置かれていたのだがこれが、ドラ付F2などとシブい。 ‘70年代の作品ということで、これなのか。傍らにペンタ67も。ヒコーキにペンタ67というのも意外な気がしたけれど、風景の中にぽつん、 といった引きの絵では威力を発揮しそう。モノクロ主体で粒子荒れ荒れのものもあり、このゴリゴリ感がたまらづ。 ◆カラーで荒れるとどうも、貧乏臭い感じがしてしまうというか、残念でした的な気がしてしまうのだけれど、モノクロのそれでは、 粒子の一粒々々が意思を持っていて像をなすべく振舞っているような、そんな感覚を覚え、時に鳥肌さえ立つ・・・・・のは私だけだろか。 それが古代遺跡の石の造形のような、骨太な厚み重みを伴うというか・・・・・先入観、かな。デジタル画像の時代において、 既にエフェクトとしての方向はあるのだろうけれど、本物の粒子への回帰、あるハズと踏んでいるのだが。 その頃にはカラーでの荒れも「貧乏臭い」とはならないのカモ。そういえば古いデジカメのしょぼい画像が一部でウケているとも聞いたことあるけど、 モザイク状の荒れもいずれ「味」になったりするのか・・・。 ◆折角なので博物館を覗く。前に訪れたのは、まだまだ中古カメラブームの中だったような気もするが、ともかく、特別展は日本製カメラの歴史のような内容。 マビカなんてのがちと嬉しい。スミソニアン博物館とここにしかないという。へぇ・・・。ああこれも、あああれも、と眺めつつ常設展コーナーへ来ると、 かつてのJCIIの役割、国産の品質管理の紹介。日本製を装った、或いは意匠をパクった偽物も展示され、 日本製が優秀であるが故に擬態が生まれるみたいなことも書かれていたけれど、 ナルホドかつてドイツ製が頂点とされた時代の日本のカメラというのも・・・以下略。(ぉ

2004/9/4(土)
結局SSには出していないEF28〜135mmIS。弄ってるうちになんだか回復したようで、実際、今日使っている間も不審な挙動は示さず、 やはり寝かせた間に接点が汚れたか、と思うことにする。


2004/8/30(月)
DPE預けがてら、どうも品揃えが薄いんだよなーとか思いつつカメラバッグなどちらりと物色。最近ラムダの「シューティングザック」を発見して、 機能だけではない次元で気に入っている「スナッピーザック」を重装備にしたようなそれの、これまた一気に3倍の重装備なお値段にため息などついていたのだったけれど、 そういえば最近のラムダの展開ってどうなんだろなー、用品ショーにも出てこないしなー、「霧ヶ峰」以降よく知らないけど見覚えの無いのがあるんだよなー、 と思ってると、カタログが目に止まり。ををこれは久しぶり、と相変わらず 地味 渋いそれを眺める。ふむ・・・・・お、いつの間にかURLが。 早速アクセスするとこちらもまた、渋い。渋いというか・・・・・ともかくこんなあたりにもラムダ・テイストが滲むようで、これはこれで嫌いじゃなかったり。

2004/8/26(木)
ヘソを曲げたEF28〜135mmIS。土曜日に新宿へ持ち込もうかと思案中なのだったが、いざカウンターに載せた時に良い子を装って再現しないのも困るので、 あらためて確認・・・・・うーむむ心なしか、元気になってないか? 135mmにして、暫ぁ〜らく半押しのまま待ち続けると、たまに出るかといった具合。 少し意地悪して派手に手ブレさせてみたり、100mmあたりで暫らく半押しの後ぐいっと135mmへ持って行ったりすると多少頻度が上がるような気もしたが、 そもそもそういう局面というのはそうそうあるもので無し、保証はとうに切れてるし、だましだまし様子見っかー、てな気分に傾きつつある。 ズームの感触も良くないので、いずれはまあ、持ち込むことになるだろうケド・・・・・どこぞの接点の汚れ程度なら、使ってるうちに復活もするだろうし、 などと言ってると決定的な瞬間にコケたりして。これが意外と。

2004/8/23(月)
ベルビア20本を仕入れに地元のヨドバシ。ついでに、例の10本ケースを買ってみる。2〜3割くらい省スペースになりそうな予感。 ◆EOS20Dなるもののチラシが下がってて。ふむ。かつてのEOSの如く1、10、100、1000となるのかという並びはあっさり崩れ、 5Dと来るかと思えばそうでもなく、このまま10の位を足していくのかは不明ながら、20D。一方1D系は不動の「1」であるらしく、 「EOS」ではなく「EOS−1」までが、固定したシリーズ名であるかのよう。2、3・・・とニコンと同じになることはさすがに避たいだろうけど、 F−1はF−1であり続け、EOS−1も代々EOS−1であり続ける・・・・・こういう拘り方というのは意外と、キヤノン的には珍しい気も・・・・・ 尤も、そういう計算ずくの差別化かもしれないのがまた、キヤノン的だったりするけれど。 ◆1Dの話ではない。D60→10Dの時と比して、今回の改良はチラシをちらと見ただけでも聊か派手な様子。さすがに現物はまだ置かれておらず、 カタログも見当たらづ。Kissデジ登場時はモノより先に大量のカタログで大攻勢、*ist Dを潰しにかかる風だったが(ぉ、 今回は余裕のよっちゃんということなのか・・・・・尤も客層が違いそうだが。さて、10D登場後のD60のように、 貧乏性で今度は10Dの中古相場へ色目を使ってしまいそうなのだが、しかし今回の20Dの輝きったら、これは少々悩ましい。カメラ単体としての機能が、 いよいよEOS7級に追い付いて来て、次あたりで視線入力・・・・・やるかね。まあ、こちとらこれまた、どうせ先立つ物が無いので要らぬ心配・・・。 ◆気になるのはEF−Sの展開。20Dでも対応というのは予想されたうちだが、10〜22mmなんて広角ズームやら、 17〜85mm「IS」などという玉を見るに、どうやら本腰を入れて来た風。KissデジとセットだけだったEF−S18〜55mmもバラ売り開始。 先の2本、135換算でそれぞれ16〜35mm、28〜135mm相当、いよいよ痒い所へ手が届き始めた・・・・・困るんだよなこういうのは。(ぉ ◆そのうち、EF−SのL玉なんて出るのかな。出るだろな。1Dには使えないL玉。しかし1Dも、Ds系の135サイズへ収束するのかと思いきや、 今のところそうでもなさげ・・・・・と言ってるそばでドカンと出るカモながら、このままではワイドが見殺しじゃんか・・・。 1Dのセンサーのサイズは135サイズへの過渡的なもので、いよいよDsで本命登場、と見ていたのだが・・・・・これがまたフイっとAPS−C化という可能性も、 ありやなしや・・・。いっそEF−Sへ統一した方が、シリーズもシンプルになれば、メイン機サブ機といった機種間で画角の感覚も統一出来る。 135で統一してくれても無論(尚のこと!)良いのだけれど、さてさて二本立て或いは二極分化するのか、統一へ向かうのか・・・・・キヤノン自身、様子見なのカモ。 ◆近頃標準には専らEF24〜85mmで、嵩張るEF28〜135mmISはその辺に転がしてあったのだが、それで嫉妬でもしたのか、久しぶりにボディに着けてみるとどうも、 様子がおかしい。特にテレ端でISがサボるような怪しい振る舞い、おっかしーなーと言ううちに絞り表示が「00」になって果てる。接点が汚れたかとフキフキするも、変わらづ。 EOS−1、3、7あたりで取っ替え引っ替えするも、変わらづ。ボディとの問題ではなさげ。100mm付近までは良いのだが、135mm端まで来ると途端に駄目。 まあ、この辺りになーんか、あるのだろう。ボディへ伝える焦点距離情報などどう拾うのかは知らないが、その近辺で接触不良なりセンサーの不良なりが、起きているのか? ・・・思えばこの玉とも、今年の暮で4年の付き合いになる。買ってしばらく後にIS不調で光学系が暴れだすという言語道断なトラブルを抱え、 その「イメージシェーカー」ぶりに悩まされるも、幾度かの修理を経てここまで使ってきた。そのISも再び怪しい気配を見せ、どうにもこれ、ハズレ個体の風情・・・。 コキ使ったがそれなりの愛着はあり、無論まだ使う気でもあり、早いとこサービスに出さねば・・・・・なにげに来月は 厭世 遠征。

2004/8/18(水)
そういえばワイワイワイドが切れていたので地元のヨドバシで求める。つい一昨日だかに上がりを手にしたのは、ISO1600になって初めてのそれだったが、 ISO800に比してそう遜色があるという風でもなく、使われ方からすればまずまずか・・・・・いや、相変わらず無限遠が甘く、 いやいや前より甘いんじゃないかとさえ思ったのだが、どうなんだろね実際のところ。富士山御来光のド逆光記撮では、相変わらず光輪につつまれ(笑)。 ◆これまで遠征ではフィルムを買ったままの状態で持って行っていた。プロでもない身故チビチビ撮るにしろ、しかしそれでも20本超となると、 ラムダのカメラザックIVといえどもそれなりに場所塞ぎ。個々のフィルムケースより取り出すのには聊か抵抗があったが、背に腹は替えられぬかと、 用品コーナーでちょっと物色。フジカラーの10本ケースを手に、フィルム売り場へ行って比べる。大分小さくなるなあ。ネガティブ・シンキングなのか、 こいつがパカンと開いてバラバラと散乱する様が過ぎらないでもなかったが、そこは何かで巻くか、ヨドバシ袋にでも包んでおけば良い。 ◆あとは小出しにする場合だが、キングだかので5本用の、ミサイル・ランチャーよろしく個々にフタが開くタイプが。 1本当りの体積が少しばかり増すも、5本というのが手頃でよろしい。中身も透けて見える。しかしこれまたネガティブ・シンキングが働いたか、 ちょっとぎゅっと力を加えると、あっさりパカパカ開く。うう、バッグの中で散乱する様が目に浮かぶ・・・・・。 フィルムケースごと5本入るファーストイン・ファーストアウト式バリ伝(違)ホルスターが手元にあるので、こっちで良さそうか。 ともかく安価ではあるし、使ってみないと判らないこともあるだろうから、一考の価値ありか・・・・・やややっ、 いつぞやフジクロームのキャンペーンで貰ったケースが、手元に無かったっけか・・・・・ごそごそ・・・・・あぁ、ブローニー・・・。

2004/8/15(日)
水道橋で「プロX21展」とやら。夏休みお子様向けと懐かしの昭和と で親子丼 合わせ技のようなとかいうのはさておき・・・・・ YSネタとカブるがともかく足を運んでみた。キヤノンのコピー機あたりに、ちょっと期待しつつ、カシオのデジカメやらジャスピンコニカやらは、 まーだまーだ中古店で見かけるしぃ、今ここでということもないかぁ・・・・・プレステ2かと思ったそれは、デジカメの試作機「熱子」。をを。 一通り回った後出た場所は、協賛各社のブース。あれれキヤノン、キミはIXYじゃなかったろう? バブルジェットじゃなかったろう? ・・・・・見回せばどこもそんなで、申し訳程度にプロXで登場の商品のパネルがある以外は、たーだの見本市。ナルホドこれは、 オトナの都合というものだろか。そんな中歴代洗濯機を置いた三洋には、思わず拍手。またキヤノンに戻すと、特許関連の書類の展示はシブかったが、 大人が読んでも難しそうな解説文に振り仮名振ってあるのが、なんとなく笑えた。

2004/8/3(火)
地元のヨドバシに寄ると、なーんかいつの間にかフジクローム「フォルティア」なるフィルムが出ていて。なんでもベルビアを超えるどっかん発色らしい。 うう、ソソる、ソソってしまふ・・・・・かつて碓氷では、晴れると見るや即RVPに切り替えてたベルビアンとしては、 或いはアグファの旧ウルトラにメロメロになった変態としては、これはちと、試してみたひ・・・・・え、5本組っきゃ無いの?  懐的にちときついな。しかし限定販売であるらしく、モタモタしてると機を逸するぞ・・・・・ううう。 ◆情けないことに、水平が出せない。ガチガチにキメたつもりが、仕上がりを見ると時々、傾いている。フィルムの送りが曲がってるのかと訝ったが、 手持ちのカメラが皆々曲がってることになってしまうのでやはり、曲がってるのはこちらなのだろう。何か重大な疾病でもなきゃ良いケド・・・・・ しかし方眼マットでも傾くのはどうしたことか。 ◆白状すると、水準器当ててチビチビとやってる人をダセェとか思っていた。今ここで、それを詫びねばならぬ。最早彼らを笑えない・・・・・ いや、気休めに水準器でもと思ったので、まずはけじめ(苦笑)。アクセサリーシューに付けるにしても、おでこの凹んだカメラじゃどうしょもなかんべぇ、 とも思うのだが、それも使いようだろうし、まあ、憑き物落しがお札を貼るようなもので、ともかくまずは気休めで。 ◆さてそれの吊るさっているコーナーを見るも、思ったより値が張ったり感度(?)が馴染まなかったりとどうも、しっくり来ず。こんなものなのかな ・・・・・汎用の水準器で良いか・・・・・にしても、これっぽっちけ? 関東最大を誇る店舗、つうことは写真用品自体が、いよいよ地味ぃなのか・・・。


2004/7/24(土)
ようやくにして、テフノン28〜50mmを連れ出す。ここまで長かったぁ・・・。ボディは少々迷いつつ結局、T90。このT90も、 空シャッター切ってるとごく稀に恐怖の「HELP」表示をすることがあり、その時は電池抜いてやれば復帰するのだが、 少々使うのもおっかなびっくりになりつつある・・・。で、テフノンの感触としては・・・・・そら現像するまで判らないが・・・・・ 撮ってるうちには別段どうということなく、塩梅まずまず良く。そのコンパクトさ故のまとまり感が、連れて歩くにはなんとも。 なにげに望遠に75〜300mmとこれまたテフノンでキメてみるも、こちらは出番無し。

2004/7/17(土)
「銀座の中古市」と言えば長らく春の松屋のそれで来た身としては、甚だ失礼ながら「銀座・中古カメラ市」と銘打たれるとどうも、擬態っぽいような。(ぉ  銀座の中古市、松屋と松坂屋・・・・・ホンソメワケベラとニセクロスジギンポ。(ぉぃ 実際、松屋に入って探し回った人もいたろうが、 そうこうするうち早、4回目。 ◆野暮用方々、その行きがてらにかなり大回りで松坂屋。今年はポラロイド責めの展示が。たしか前回はライカとニコンだったか。ん、 それは松屋の方だっけか? あー。 ・・・強いて言えばEF28〜80/f2.8〜4Lくらいしか探し物は無かったが、ともかく一周。 案内放送で、今年は張学良(だったかな)の使ってたカメラが出てると告げる。どこかのブースで客のおじさんが店員氏に、今のはどこの店だとか訊いてる。 ◆T50のデッドストックに唸りつつもこれといって触雷も無いまま、最後の危険地帯、ジャンクコーナー。M42のテフノンにふと手が伸びるも、 あとはさらりと眺めつつ、わさわさとストラップのある一角。キヤノンのプロストが¥7Kナリで何本か入った小さなカゴを退けて、発掘作業。銘柄不明の、 ただ留め具のニフコのロゴばかりが目立つ黒いのと、どこかで見たような気がするが思い出せない、グレーにオレンジの線の入ったスリム。 ◆と。キヤノンのリモートスイッチ類が箱入りで。よくよく見ればEOS−3以降用のも。¥1.7Kナリ・・・ほほう。何故か他の2個は¥1.8Kナリ。 ともかく破格じゃなかろかと、所望。箱の中には裸でモノだけ入っていたからデッドストックじゃあるまいが、あとで着けてみればちゃーんと動作。よしよし。 しかしこれ、なんとも脱着がラク。T90以来のは、どうも使い勝手がイマイチで接触も不安があった。互換性の無いのは残念ながら、余りあるものがある。 銀塩EOS的には、EOS−3と1Vで終わりだろか・・・・・ともあれ、これで2秒セルフのもどかしさからも解放。ふう。

2004/7/11(日)
ヨドバシ旧京急川崎、アウトレットショップを覗く。今にしてようやくの初めて。結局2階は閉鎖のようで、広いフロアにあれこれと。 なーんとなく間合い運用的、今後はどうなるのか・・・・・特に欲しい物があるでもなかったので流しておしまいだったけれど、 当分また、来ることも無さげ。 ◆フィルム買い忘れてて昨日は適わなかったが、久しぶりにペンタ645出動。なんと1年半ぶり(大汗)。 その間入れっ放しの電池の無事は幸運かもしれなかったが、ともあれ近くの鶴見線へ。ベルビア入れて西日を狙うも、 雲に邪魔され空振り。とりあえずバルブだけしておく。本よりあまり操作性の良いカメラではなかったが、咄嗟でまごつくのが情けない。 しかしあらためて眺めるに、初代の引き締まったスタイリングには、ホレボレ。じっくり撮る気になる感覚もさることながら、 一方コイツでちゃちゃっと撮り歩く、巧い人になったような錯覚もまた・・・・・そんな、645気分。(ぉぃ

2004/7/10(土)
来月のアレのソレで色々やることもあるというに、朝からへろへろと近所鉄、羽田へ流れてウダウダ、ふらりと八ツ山。 某誌見開きの友人の中判写真に感化されるミーハーさに我ながら呆れつつ、手に取れるのを幸い、ペンタ645やら67の玉をちらり。 手元の645玉は150mmの次が67用の300mm、以前より200mmもあった方が良いような気はしていたものの、 近頃殆ど使わづ・・・・・古い67タクマーなら多少は安いものの、敢えてそちらにする程かというと、ちょっと大きいし。 まあ一方、「真ん中のおいしい所だけ使う」という観念的魅力も、あるにはあるけれど。ともかく今日は疼くもの無し。 ◆小物をゴソゴソやってて、セルフタイマーが。ハクバ名義。じぃーっと動かしてしみじみ。もう少しかき回すとまた別のセルフタイマー。 ハクバのよりちょっと古風な気のする趣、これもじぃーっと動かしてみると、大昔のクルマの方向指示器よろしく、 ダイヤルの後ろから左右へ2つの赤い指標が現れ、ジュディ・オングの「魅せられて」よろしく(古)、弧を描きつつ左右へ広がる・・・・・逆さだけど。 ををっ、と小さな感動を覚えつつ凝視していると、もうしおしまいよとばかりに、ちゃっ、と引っ込んだ。う。 ◆グッ、と来たさ。少々クラシカルな風情もさることながら、最後の、ちゃっ、てのがたまらぬ。思えばTC−1も、スイッチを切った際の最後の、 ちゃっ、と閉じる蓋に、グッと来たのよね・・・。その点ハクバのは、赤い指標の付いたダイヤルが回るだけで、ちと芸が無かった。 そういやこちらは「CHERRY」なるロゴ。めーでぃんじゃぱん。チェリー商事って、あったよな確か。あとで用品ショーカタログを開くも見当たらづ、 しかし以前は載ってなかったか・・・・・とそのままバックナンバーで探すの忘れ。はさておき、誰も省みないのか¥500ナリ。ふむ。完動のようだし以下略。 ◆帰り道にハタと思った。セルフタイマー、持ってなかったっけ。果たして思いっきり、いつぞや買った新品のそれが出てきた。うー、やっぱり。 キヤノンIVSbを手に入れた時に、レリーズアダプター共々買ったんだと思う。こちらは赤い指標の付いた腕が、カメラに付いてるのと同様な調子で、 ゆっくり回る。ケースは黒いプラ、媚びた所が無いのがむしろ好ましい。チェリーのは銀梨でやや古風、適度な重みもあって、掌中にあるだけでちょっと、 楽しい。机の片隅に置いて、時折カリカリっとゼンマイを巻いては、その動きを眺め、その音に耳を傾け・・・・・さしずめ「男の子」のオルゴールか。

2004/7/9(金)
DPE取りに地元ヨドバシ。そういやマイネッテのワゴンはまだあって、目ぼしい物は殆ど消えており。クランプ雲台はとうに無く、 三脚に履かせるキャスターと思しきシブい物品などあるも、もうちょっと、おしまい的。最後はどうなるんだろ。 ◆22時まで延びた一方で帰れコール(ぉ のスタートがちと早めな気がするこの頃、従業員の帰宅の都合など考えると少しばかり同情も覚えるのだが、 ウロチョロするうちに今日もそんな時分に。で、流れてきたBGM、あれれ? 以前は「蛍の光」と分かり易いそれだったが、 なんとなく聞き覚えはあるけど曲名は知らずといった、BGM専用みたいな、それでいてなーんとなくソレを臭わせつつなソフトな曲に変わってる。 そういえばつい先日「蛍の光」の流れる中、「早く帰れって急かされてるようで気分が悪いんだよ!」とレジで店員氏に噛み付いてるおじさんがいた。 何が聞こえようと閉店時刻まできっちり居座るクチとしては(笑)そんなの、どーでもいーですよ♪ てなモンだけれど、はて、関係ありや?

2004/7/6(火)
ニュースのページなんぞをカチカチ見ていて、「漆塗りのミニチュアカメラを開発」なるタイトルが目に止まり。ほえ? ともかく読んでみるかと、 カチッ・・・・・あー、シャランかぁ。どれどれと久しぶりにシャランのページを覗くと、あららー、いつの間にやら限定色シリーズで展開してたのかぁ。 ◆オノレはスウォッチかと思いつつ、ナルホド今はB−SHARANてのがすっかり主力。登場した時は廉価版と思われた同機だったが、 往年の名機を模して名前も借りてという当初の路線を思い起こすに、Bで安くなった分がつまり、アレだったのかと。(ぉ  結局黒が精悍に見えてなかなかなのだがこれ、M3ベースじゃ当たり前かと合点。名機シリーズはロボットが残っているようだったけれど、 キヤノン出ないかねー、と待ち続けたのはどうやら完全に空振りらしく・・・・・尤もキヤノンも、こういうのには冷ややかなメーカーな気はしたけれど ・・・・・買いそびれたのは結局、良かったのかどうなのか。 ◆でその、Co−SHARAN。Coってコプロのコかな、ホレ、68881とかの。(ぉ コバルトじゃなかろ。はさておき、Bベースであろうそれは、 ふぅーむ・・・・・先の記事の、「和服を着た女性に持って欲しい」との引用コメントを思い起こしつつ眺め、聊かイマジネーションを要求される気もしつつ、 ナルホド。そういやあの記事に、「実物の2分の1の大きさで実際に撮影もできる」って書いてあったけど、ねえ実物って何?>アサヒコム殿(ぉ


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