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2006/9/23(土)
届き物あり。あっれープロビア400Xはどこ・・・??、などと言ってはバチが当るのかもしれないが(ぉ、
マップの革ストラップの使い道を考えつつ、どーんと入っていたのはシグマのバッグ。シグマのですよシグマ。
手元のタムラックのショルダーとキャラがカブりそうな気もしつつ、なかなか仕立ての良い造りのよう。さてこれに何を詰め込んだものか
・・・・・やっぱなあ、シグマニア的には、シグマだろなあ。SDシリーズを想定してのことと思うが、生憎手元にはそんな大層なモノなど無く
・・・・・それでも掻き集めてみれば、マークI、Sa−1、SA−300、SA−5、SA−7・・・・・結構あるな。
全部入っちゃいそうな勢いだが、あとコンパクト機もあったぞ、AFズームスーパー70・・・・・馬鹿。
2006/9/21(木)
連休中の上がりを取りに行く。ホリゾンで撮った分が肝心なところで露出が拙かったりと軽くトホホになりつつ、
YS−11に乗って窓からプロペラを撮ってみたカットも、オーバー出まくり・・・・・晴れならばISO100で通常1/125秒でf11〜16あたりのところ、
相手が白いので少し切る必要があるのだが生憎ホリゾンはf16で一杯。プロペラのブレ加減からしてシャッターはこれ以上速くしたくないのだが、
滑り止めのつもりで撮った1/250秒のカット、プロペラの影が渦巻き星雲のように見え。ほお。他にも博多駅で動き出した新幹線が縮んでたり、
前に富士山では夕暮れに登る登山者がぐにゃぐにゃになってたり、その機構的特性から、スリットカメラとしてのアレコレを少々考えてはいたが、
ふーむ図らずもヒントらしきものが。
2006/9/16(土)
福岡空港にいたりする。台風が迫っている中、夜の金網撮影。R4の小口径玉と手ブレ補正のなせる業と言えたが、
しかしどうにも、カッチリ来ない。手ブレ補正の限界を超えていたのかと思ったが、どうやらそうではなかったらしい。結論、
無限遠にしても無限遠に合ってねーじゃんか! どうやら遠視に陥ってる様子。仕方が無いのでどうにかAFの捕まえそうなモノを見つけ、
ぱちり。単独のフォーカスロックもAEロックも無いものだから、やりにくいこと甚だしく・・・・・ほぉーら一発で撮れんじゃんか。
常々疑わしいとはいえ、己のウデを先に疑って、とんだ遠回りである。お陰でもう送迎デッキから追い出される時間に。
ピンが来たところでもう少し撮ろうと思ったら、背後で警備員氏がニッコリ笑ってた。あーやっぱ、IXYに帰りたいかな・・・。
2006/9/15(金)
IXYデジに、ワイド端28mm相当のIS玉。つひに出たか。これわ悩ましい・・・・・パナの執拗な挑発に、つひに応えたといったところか。
そういえばパナの最近の広告、和服姿のあゆ嬢に持たせてブレさせてるソレ、ロール方向のブレも対応しそうな風に、見えるんですがぁ。
ついにセンサーをクルクル回すようになったんだろか・・・・・以前も走る列車から撮って見せる、
手ブレと被写体ブレをごっちゃにさせるようなCMがあったが、いつものテなんですかね。ジャロってなんジャロ。(ぉ
◆つひに出たIXYワイドISも嬉しいが、しかしなんだかんだでR4のテレ端200mm相当は、今や捨て難く。
まあ光学系やらの基本がしっかりしてれば、100mm相当程度からのトリミングで事足りそうにも、思われるが・・・。
2006/9/12(火)
週末の分の上がりを取りに、地元のヨドバシ。いつものように早速スリーブを透かそうと、いつものように店内のその片隅へやってくると、
無い・・・・・すぐ傍らのデジカメプリンターはそのままに、ライトボックスのある筈の場所が、ケータイがらみのスペースになっており。
近くにいた店員氏を捕まえて、ライトボックスはどこ行きましたと尋ねれば、ライトボックスってナンデスカ・・・・・うー。
生存を賭けた闘争・・・・・銀塩先細り苦悩モードに陥りかけていると、こちらへどうぞと案内された。また別のケータイがらみの横の、
なんとなく関係者以外入っちゃいけなさげな、地味な方へ入って行く・・・・・
まさか「奥の間」に連れ込まれるのでわ(をゐ)と脳裏を掠めかけたところで、物陰の白壁だけの一角に、見慣れたテーブルが、ぽつん。
利用する気分も、ぽつん。
2006/9/2(土)
バイクでちょいと遠出するのに、なんだか強烈にTC−1な気分だったので連れ出す。いやはや前はいつだったか忘れるほどに、久しぶり。
しかしまあ連れ出す度に、この見たまま感覚の視野感というか、情景を前に佇む感覚というか・・・・・ふと道端に止め、
ポケットよりTC−1を取り出し、ぱちり・・・・・くぅぅ、シブい。どこぞのグッズ本かぶれみたいな気もするがぁ。
◆これ1台で出かけたいと思うことはこれまで幾度もあったが、今度もまたアレコレ余計なコトが過ぎりEOSが控え・・・・・
しかし結局出番無く、良い兆しのようにも思われたが、一方でキャプリオR4がいたりして若干こっちに食われてる部分もあるにはあり、
さらにホリゾンも加わり実のところ聊か忙しない部分はあったか。
◆碓氷峠の熊野神社をお参りなどしつつ、境内をこのホリゾンでがしゃこっ、と撮っていたら、お札所の宮司さんに、
それは横長に写るカメラですかと尋ねられ。初めて見たという言葉を少々眉唾で(笑)聞きつつ、いやまあマニアなもんで、
などと交わしていると、なんでもすぐ近くの茶屋にアルバムが置いてある由。どれどれと帰りに寄ってみれば、
おっとパノラマ写真があんじゃんか・・・・・なんちゃってパノラマのようだけれど、風景や人々のスナップや、
写真を楽しんでいるのが伝わってくる。何冊かあるうちの1冊は文字通りの皇室アルバム、えらく古いのからナルホド軽井沢だもんなと捲っていくと、
黄色の怪しげなビートルの写真。うーむこれが噂の・・・・・そういや義弟はエリーゼ乗りだしなあ、などと独り盛り上がり。どこ見てんだか。
2006/8/29(火)
DPE受け取りがてら、KissデジNを見に行く・・・・・どうも悪い兆候のような気がしてきたが、ふーむやっぱり背面、
モードやらの機能表示はフツーの液晶。*istDL以来画像表示の大画面化は必須っぽく、膨張するバックライト液晶に、
機能表示も呑み込まれた格好か・・・・・しかし個人的には、露出さえ確認出来ればあとは大体手応えで判るし、
ディテール見るなら結局拡大するわけだし、多少大きくなったところで・・・といった気分はある。それにあのバックライト、
ドピーカンでは結局見えず、暗がりでは無駄に眩しく・・・・・なんてこたないだろね。ファインダー覗くと消灯というのはあるようだけど、
4段階輝度切替LED表示のA−1を生んだキヤノン、それくらい考えてるだろか。
◆画素数が増えた程度の地味な進歩かと思っていたら、それもさることながらゴミ取りも付いたのかぁ。30Dの次も踏襲であろうし、
新機軸といえ。差が認められるほどに、ますますデジNの値下がりぶりに期待・・・・・うーむ俺って奴は。
2006/8/26(土)
大井町でド鉄プレイしてみたあと、てくてくと八ツ山、¥4Kナリのα・・・よくよく見ればマクサム7000に少々グラリ、
やっぱここは押さえドコロであろう、それにこのキャップレス即ち前玉シャッター内蔵のズームというのもなかなか味わいが、
液晶も漏れてないようだし・・・・・しかし毎度のことながら、恐らく最初1、2本撮った後全く出番が無いであろうことを思い出し、
棚に返す。残念。
◆そのまま品川のキヤノン、ギャラリーであの廣田父子の写真展。作品に唸りつつ、ときに息子さんてば、
その昔朝日ソノラマの「EOS−1、630、RTのすべて」だったかの廣田父氏の作例の中で自転車に乗ってた兄ちゃん、面影あるような。
◆そうだKissデジを見るかとショウルームを覗くと、デジXがずらり。比較したかったがデジNの姿はなし・・・・・
まあそっちはまだ店頭にあるだろうしと、とりあえずデジXを手に取ると、ふーむ背面の液晶画面、でかい。
モードや露出補正の機能表示がバックライト付のそこに出てる・・・・・あれれデジNもこうだったっけ? いや違ったよな、
フツーの反射式液晶表示だったよな、しかしこのバックライト鬱陶しいな・・・・・とこいつを消してみて、ハタと気付く。
ファインダー覗かないと何も判らん・・・。
2006/8/25(金)
そういえば水金地火木土天「冥海」としたり顔で言うヤカラをごく最近見かけた気がする。そんな恥かくこともなくなりそうな(嘲)今日この頃、
さて、ほほお、KissデジX、ですかぁ・・・・・既に脳内ではデジペケと呼んでいるが、早速デジNとの仕様比較表を見てみる。ふぅーむ、デジNからは今回、
派手なモデチェンというよりじわりと熟成、か。尤もここまで来て派手なのと言っても、あとはライカ判フルサイズ化か、
キヤノン的には禁断の(?)センサーシフト式手ブレ補正くらいしか残ってなさそうなモンだがともあれ、こうなるとデジN、お買い得ですな。
落穂買いにグラグラですな・・・・・そもそも、こんなAPS−Cなんて視野狭窄サイズならこんなモンでいーんだよとか思ってる部分多々、
逆に、これ以上何が欲しいのサ、といったところまで実際来ているわけでもあるし、そろそろちょっと遊んでみたい気も。
◆一方で予定通りの(?)、キャプリオR5。こちらも表面的には割と地味目なモデチェン。これまで、奇数→偶数で熟成、偶数→奇数の時に世代交代、
といったサイクルのように見ていたが、今回は偶数→奇数でありながらも、熟成の方向、なんだろかぱっと見的には。
解像度のアップは最早光学系苛めのような気さえしてくるが、高感度化が今回の売りか。無論S/N次第では、ある・・・。
手元のR4のザラザラについては最早味のうちと思うことにしているが・・・・・いやそうするしかないというのが正しいが、
特にスローで絹目調になる謎の描写、後処理の限界なのだろうがああいうのは改善されているのだろうね。
◆カチカチと仕様を見ていて「AF補助光」というのが目に止まり。R4、暗いと呆れる程にダメダメなのである。
わざわざ外部センサーまであるくせに、これがパッシブ式なものだから使い物にならない。一体どこで要るのかねこんなもの・・・・・
余程TTLが駄目なのかと思うしかなさそうだが、そんな次第で先日の青函トンネル内でも、たまたまペンライトがあったから良いものの、
ソレ無しでは全くお手上げの体たらく。MFがあるとはいっても距離で指定出来るでは無し、何故に補助光が無いのだね・・・・・と思いつつ、
R4の仕様見ると、ちゃーんと「AF補助光」とあるでわないか。カタログ引っ張り出すと、やっぱり書いてある。あれれそんなもの、どこにあったっけか?
忘れる程に影が薄いようだが、ストロボ発光禁止にしているとダメなのか? いやいや設定を変えても変わらないな、てかどこが光るんだよそういえばこれ
・・・・・しょうがないので例のイライラ取説を引っ張り出す。AF補助光、補助光・・・・・ねーじゃん。取説の仕様書きには無い。
目を皿にページを繰る・・・・・まさか、フラッシュは2度発光しますとか書いてある、これのことじゃあるまいな。半押しで小刻みに光るのはよくあるが、
ソレではない。一度発光させて合わせるらしいが、しかし全押しするまで合うかどうか判らないわけで、
方々で「こなれてない」のとカタログの怪しさはとうにお馴染みにしろ、あんまりなデザイン。
2006/8/21(月)
富士山頂でウハウハしたかと思えば、青函トンネルの中でじーこと首を振り、標高差4000mを股にかけて、ホリゾン大活躍の夏。
久々の大型新人かもしれぬ。その富士山の方の上がりをようやく取りに行く。さてさてご来光はどうか・・・・・やややっ、コマの真ん中へんから色が違う。
あっちゃー、まーた送りトラブルかよと思いつつよくよく見れば、重なった絵柄らしきものが無い。ハテハテと暫し頭を巡らしたが、どうやらこういうことらしい。
◆御来光であるから当然ながら、モロにド逆光となる。これをパノラマ構図の左端に捉え、赤く染まる登山客の群れをどーんと入れていたのだが、
じーこと露光を始める左側ではモロにフレアを食らい、さらにじーこと右に振りある角度まで来たところで、首振り機構の奥まったレンズが影に入り、
つまり途中から太陽がフードに遮られる格好となり、フレアもそこで切れる・・・・・縦にくっきりの境目も道理である。首振りならではの現象だがいやはや、
盲点であった。露出も構図もまずまずだっただけに・・・・・難しいねえ。絞り込めばある程度防げたろか。しかし手持ちギリギリだった気も・・・。
2006/8/20(日)
旅行した。R4のSDメモリを1GB級に換えて、やはり心強い。結局フィルム10本分程撮ってしまったが、時々レスポンスが異常に重くなることが。
「メモリ書き込み中!」表示が妙に長かったり、レリーズ後や撮影/表示切換時などで固まってブラックアウトした液晶にうっすら「RICOH」の文字が見えてたり、
どうも怪しい。新しいSDメモリが意外やのろまなのか、ファイルが増えるとこうなのか、ともかくしばらく様子見。
◆調子こいてワイワイワイドで撮りまくっていたら、ペース配分を誤ったかコマの残数が心許なくなってきた。空模様思わしくなく暗くて使えない部分もありつつ、
幸いナチュラ化シルヴィF2.8も持って来ており、これで自分撮りをカバー。たまねぎの微塵切りが何かの拍子に張り付いたような、
小さな鏡での構図決めはなかなか難しいのだが、既に先の見えているワイワイワイド、詰め替えも出来ないではないとはいえ、やはりシルヴィでも慣らせておこうか。
2006/8/9(水)
RVP100の20本箱を求める。これ結局値上げしてないのか・・・。
2006/8/8(火)
あぁ、あぁぁ・・・・・ホリゾン、最初の5、6コマが尽く空回りしていたらしい。一番楽しみにしていたところだったのにぃぃ・・・・・
何がきっかけか突然グリップしてから、あとはきっちり送られて、全体としてはちゃあんと辻褄が合っている。最初の装填の際蓋を閉める前に送り過ぎた気がして、
ちょっと損した気がしたケチな根性が災いしたか・・・・・そういえば撮りながら巻き戻しクランク、見てなかったよな、基本だろ基本。いやいや、
モーター巻き上げにどっぷり浸かって忘れていたモノを、思い出させてくれたか、とポジティブシンキング・・・。
そういえば今回のスリーブは3コマ単位でカットされており、微妙なはみ出しが無い代わりに、今度はシートが2枚に・・・難しいね。
◆雨中の行軍をするハメになりそうだったので、地元のヨドバシのカメラのフロアへ・・・・・やややっ、すっかり模様替え。バッグ通りとか称して、
両側にバッグがずらりと並ぶ通路が出現。「マトリックス」の武器庫を思わせたが、ラムダが無えぞ・・・・・
そのラムダのハイキングザック用にレインカバーを求めるつもりだったのだが、店員氏に訊くも資料をひっくり返し端末を叩いた挙句、
在庫以前に商品データからして無い由。なんと。機能的には他でも構わないのだが、贔屓故なのよ・・・・・しかし、
部品扱いで取り寄せられるというから、もう本格的に圏外。けれど今日欲しいのだよこれが。結局それしか無かったエツミので決着。モノは十分。
2006/8/6(日)
昨日撮った分がそれぞれもう少しで1本終わりなので、ふらりと羽田。並んで駐機するヒコーキをホリゾンで、というベタな構図でもと、
金網に設けられた撮影用の穴に当ててみれば、これが見事にすっぽりといい塩梅。さてもう1、2枚で終わりだったなとシャッターを切るも、
まだ巻ける。おっかしーなー、がらしゃこん・・・ん、まだ巻ける!? 巻き戻しクランクはちゃんと回っている。
カウンターは「23」の手前で空回りしているようだ。あやややや、大丈夫か? 落ち着け、落ち着け、ロシア語で考えろ・・・・・
もう2コマくらい巻いたところでようやく止まったが・・・・・フィルム出してから確認すると、「23」手前での空回りは仕様であるらしく、
つまりフツーのカメラでいうところの「38」くらいに相当するわけだが、それにしても随分と、余計に撮れてなかったか。コマが重なりまくってそうな予感・・・。
2006/8/5(土)
CLICK−Iやらホリゾンやら連れ出して、ふらりと鎌倉方面、泳ぐでもなく海岸沿いをバイクで流す。晴れているので露出計も出さずよゆーかましてたが、
フツーのカメラ(笑)も無いと心細いので、あとEOSでも・・・・・暫し考えて630。いやはや、何年ぶりの登板か。評価測光でお任せにしてみるつもりが、
時折そんな値かよと不安になって露出補正など。よくよく考えてみれば、バリバリ使ってた頃は部分測光多用しまくりだった気も。
CLICK−Iは案の定、バッグの中で指が引っ掛かってチャコン、と切れてしまったが、袋の中だから大丈夫だろう多分。
そういえばレンズキャップが無いのだなこれ。せめてそれがあれば・・・。
2006/8/1(火)
ふらりと中野。Kissデジがなにげにいい値段でゴロゴロ唸っており、ついつい気になるその一方、銀塩EOSの棚はというともう、
ガランガラン。なにげに安くなっている初代F−1の馬鹿でかいモードラに色目を使いつつジャンクの方へ流れれば、ふと目に止まるクラカメ。
上から見て長楕円型に盛り上がった本体は黒く、これに銀色のレンズ部が映える。その他に出っ張りといえば、巻上げダイヤルとファインダーくらい。
いかにもクラカメ然としたスタイルだったが、手に取ってみるとこれ、カサカサのプラカメ。よくよく見ればアグファの菱形ロゴ。
カメラがまだまだ高嶺の花だった時代に、裾野を広げる役目にあったのだろうか。
◆シャッターはレンズ横ちょのレバーを押し下げるだけ。押し下げながら、その前半でチャージ、途中でちゃきっ、と弾くようにシャッターが切れる。
ライターに似てなくもない。絞りはTC−1のような丸穴のが晴れ用と曇り用で2種類選べ、ついでに黄色のフィルターまで内蔵している。
巻き上げはダイヤルでキュルキュル巻くだけの、赤窓式。ふぅーむ・・・・・あーなんか、きゃっちーですがな。
世間的にはコレクションとして顧みられることもないのだろうか、貼られたシールのカサカサ値段に思わず触雷。うー。
◆前玉の周りにCLICK−I、と書いてある。ナルホド、シャッターの感触そのものだ。こちらもカチカチとクリックして調べてみると、
1958年発売のモデルらしい。やはり1枚1枚大切に撮られていた時代、ではあるまいか。コーティングのコの字もなさそうなレンズで、
その気分を追体験してみようかと・・・・・ちょっとHOLGA気分で・・・・・フジのナントカプロ800を求めてみたが、赤窓式でも大丈夫だったかな
・・・・・それはそうと、入っていたスプールがなんと!、木。なんだなんだこりわ。素人が間に合わせに突っ込んだにしては、手馴れた仕上げ。
市販でこういうのがあったんだろか・・・・・このまま使ってラボに渡してしまうには、惜しい。しかしスプールは必需品である。
近頃はジャンクのスプールも見かけないし、ストックがどこかにあった筈だが、ナンなら1本、潰すか・・・・・期限切れのには事欠かづ(汗)。
◆ホリゾンのスリーブが上がる。変則フォーマットなのでロールで返ってきますよ、と聞いていたが、ちゃーんとカットされてシートに入ってきた。
サイズの割合的に、フツー1列6コマでのところを4コマで収まる勘定ではあったが、若っっ干、長くてちょっとはみ出してんじゃんか・・・・・
自分で切っても良かったかな。そかしそれはそうと、1本目の最初に1箇所だけちょっと重なりこそすれ、指が入るヘマもなく、写りはなかなか、いい塩梅。
露光ムラもとりあえずは認められづ、ツインメイトで測った通りで大体、付いて来てる。最初の方はやっぱアンダー気味だし・・・。
2006/7/30(日)
行きがかり上、上野の山で沢山掛け軸を見た。極めて今更ながら、ナルホドこれは東洋的構図であるかなーなどと勝手に思いつつ、
丁度ホリゾンで遊んでいるところでもあって、縦位置パノラマのありようについて、これまた極めて今更に再認識。これまでにも時々、
都会の縦長な空間やら奥行き強調やらで縦長のものも収めてはきたが、もっと積極的に「掛け軸フォーマット」としての見方に、
少々メラメラ。この場合首振りパノラマというのは、少し違うような気もする。平面パノラマ、手近なところではいつものなんちゃってパノラマで
・・・・・うーむなんだか盛り上がってきましたな。やはり戻っちゃうのか、NewKissなんちゃってパノラマ。むむ。
2006/7/29(土)
付属のちゃっちぃストラップを通して、いよいよホリゾンを連れ出す。露出計はどうしたものかと考えたところで、
セコニックのツインメイトL−208のことを思い出し。キヤノンIVSbあたりと合わせようと思ったのと、
その可愛らしさとで、なんとなく買ったまま、殆ど使っていなかったシロモノ・・・・・電池はしっかり残ってた。液漏れもなし。
よしよしこれで行こうか。通りかかった公園から、駅の電車から、がらしゃこん! となで斬りにしていく。
反射式で使うとツインメイト、結構空を拾ってしまうらしく、最初の方のはアンダーになったかもしれない・・・・・
時々針が動かなくなったが、軽く振れば復活するので気にしない。あー、にしても快適。もうスタデラには戻れないカモ
・・・・・てかこのところ単体露出計なんて殆ど使っていないがぁ。主力のマルチマスターL−408さえ、ヒマぶっこいてるこの頃。
デジ主体になった日にゃ、いよいよ危なっかしい。
◆手持ちでのスローは流石にブレブレというか水平がヨレヨレになってそうだが、まずはクセを見ることが肝要。
とにかく色々撮っておかねばならぬ・・・・・ところで、水準器に気を取られているとどうも、下を向いてしまう。
実際地平線というものは構図の真ん中より下に来ることが多いだろうからそういうことなのだろうけど、それでも意識して見るに、
気持ち、1度2度といったオーダーでズレているような気も。或いはファインダーの光軸の方が上向き加減なのか・・・?
お頭の天辺にねじ込まれた水準器のその縁の段差が、どうも前の方が僅かに大きい、即ち僅かに後ろへ傾ているように見えるがぁ・・・・・
いや実際そうじゃないのかこれわ。うーむこれで正しいのか、組み付けが悪いのか、それともオロシヤ製と付き合う度量の問題か・・・。
2006/7/24(月)
あーもう、ダメである。ダメな人なのである。久々にキましたね、キましたよ・・・・・はぁ。例のパノラマ問題。さてどこで使おうか、
やはり富士山頂だな、それから・・・・・などと考えだしたら、試し撮り諸々逆算すると、なんだすぐに欲しいでわないか。
悠長に中古なんぞ探しているバヤイでわないぞよ・・・・・というわけで、懐から最短距離のホリゾンおば、新宿寄ってオロシヤ屋さんで即決。
ああぁ・・・・・半期に一度の時節柄とはいうものの・・・・・他に入り物なかったか?(汗)
◆ホリゾン202。ナントカプロとかいう最新型だともう1段増えて、1/30秒や1秒があるのは大きな魅力だったが、
在庫は無いというし高いしあのヌメヌメなカタチが田舎臭いし・・・・・その点安っぽくもどこか小粋だったりする、202。
なんだかここの通販より高かった気もするが、送料入れれば同じなのかな・・・・・モノがモノだけに、
動作チェック方々簡単なレクチャーをしてくれた。空シャッター、がらしゃこん! スロー、じぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・うわぁぁぁ。
喧しいとは聞いていたが・・・・・まあこんなもんなんだろう。指が写るので背面から掴むように構えるのがコツの由。
即ち桜金造の「♪おやーまゆーえんち〜」の手のままカメラを持たせるような格好(やや誇張)なのだが、
まあこれはホロゴンでお馴染みの作法に通じる。そういやホロゴンとホリゾン、ちょっと似てる。
◆帰って箱開けて、しばしウヒウヒ。水準器内蔵とは気が利いてる。付いてるハズのフィルターが見当たらず暫し焦りまくり。
使う予定は無いが、あるべきモノが無いのは問題である・・・・・ティッシュ丸めたようなのがそれであると気付くには、少々時間を要した。
除湿剤の類かと思って危うく捨てるところだったわい・・・・・ちゃーんと3枚、包んであった。よしよし。
記撮にも使いたいのでゼンマイ式セルフタイマーを着けてみたら、これがレリーズせづ。ピンがいっぱいに出るまで調整してもダメ。
じゃあこのレリーズ穴はなんなんだ、とケーブルレリーズに換えてみると、殆ど一杯に押し込んだところで、やっと切れた。
壊れてはいないらしかったが、なんじゃこのストロークわ・・・・・うーむむ、すると記撮はエアレリーズでか? たしか手許にあったハズだが、
持ち歩くには邪魔臭えよな・・・・・結局NewKissなんちゃってパノラマに戻るのかぁ?
2006/7/23(日)
昨日のテフノンを拭いてやり、あらためて透かしてみると、中の方にうっすらリング状のクモリ。うは。昨日見落としたくらいだし、
写りには気にならない、か、な・・・・・2段も絞れば隠れるみたいだし。
2006/7/22(土)
ふらりと八ツ山。タクマーの50mm/f4マクロの渋さにしばし悩んだところで、ジャンクの箱覗くと、FDのテフノン玉、80〜200mm/f4.5〜5.6。
うーむ。このカサカサ仕様と斜めのゴムパターンからして現行っぽいが、シールを見ると¥300ナリ。あらまあ、以下略。(ぉ
EFの廉価玉あたりでもお馴染みな気がするこの構成、コシナのフォクトレンダーを思わせる色使い。触感については、FDもそのまま続けば、
こんな風になっていたかも知れづ・・・・・やはりFDはいい時に終わったのかなと思いつつ、しかしこの、NFD70〜210mmの殆ど半分のサイズ、
お気楽撮影には重宝しそうな。前後のキャップが無かったがリアはキヤノンのストックを使うとして、フロントは49φ。小せえ。
とりあえず手近にあったビビターので間に合わせ。
◆ついでに寄ってみた久々の学大方面。うーむ・・・・・ふと何気なく見上げたEOS−1Vの群れ。いやはや、いつの間にやら目も当てられない程の値下がりぶり。
そうだろな、そうだよな、このへんはデジに行っちゃうよな。初代EOS−1の前世紀末の終値並、なんだか手の届くところまで来ちゃってるが・・・・・
しかし機能的には、EOS−3で十分なのだな。カサカサな触感さえ目を瞑れば、ブースター無しでもそこそこ速いし、視線入力もたまーには使うし・・・・・
こういうのは機能だけじゃないのがまた、ナニなんだが。
2006/7/17(月)
ふらりと羽田。一昨日換えたばかりなのに1コマ撮ったら果ててしまったR4の電池。充電不足だったのかどこかで余計に使ったのか、
いずれにしろ単三が使えないR4ではもうただのお荷物でしかなく、そんな虚しさとともに2タミの送迎デッキをうろつけば、ふと目に止まる赤鉢巻の黒玉。
NFD300mm/f4L。ボディはA−1だろうか、ワインダー2付、メモホルダーにはコダクロームの紙箱をちぎったヤツ。キメてますなあ。
◆ときに、パノラマ。どうも気になる。NewKissでウハウハがちょっと続いたこの頃だったが、これはこれとして首振りタイプ、ムラムラ来るんである。
交通博物館でワイドラックスに出くわしたからでは必ずしも無い・・・・・ハズなのだが、超広角を使ったところで所詮は広角の平面描写、
専門的な表現が出来ないが、あの首振りタイプのような「見回し感」・・・・・臨場感と呼んでも良いか・・・・・がやや乏しく思える。
魚眼を使うことで同様な効果を狙ってもみたが、しかしながら副作用としてこの場合、長辺方向の「見回し感」に留まらず短辺方向の線の歪みも漏れなく付いて来る。
すると横位置とした場合その左右の広がりというよりも、かえって上下カット感が強調されるような気もしてきて、どうも難しい。気にし過ぎか。
◆カチカチ徘徊すると、ワイドラックスにホリゾンにノブレックス・・・・・ありますなありますな。中古相場はあらためて見るとして、
新品に関しては気紛れにふらりと買うような値段では、ないなやっぱ。近いところではホリゾンか・・・・・そろそろ中古市の話とか、
なかったかな。今度はちょっと、危なそうだ・・・・・闘病と言いながら、自分からビョーキの種を拾って回ってるような気もするが・・・・・
あ、そういや懐かしの「カメラジャーナル」で取り上げてたような。どっかの舞踏会の写真付だったか。
◆たーだ、特殊フォーマットとなるとそれなりの面倒もある。とりあえず135として、プリントが出来るのかもよく知らない。
出来るのだろうけど、高そうだよな・・・・・デジタイズするにも、手元のスキャナでは分割して取り込んで繋ぐしかなく、ズレとか面倒そうだがまあ、
出来ないよりはマシか・・・・・あ、フラットベッドの透過ユニットがあったわい。長いこと出番無くすっかり忘れてた。ロクナナ程度まで採れたハズだから、
長辺がその程度ならこれで行ける。解像度は知らんが・・・。
◆しかしデジの世界でこのへん、どうなってくるのだろう。報道の世界でも時折見かける、首振りパノラマ写真。表現としてのニーズはあると思うが
・・・・・フィルム式の構造のまま同様の配置(湾曲!)のセンサーは無理としても、首振りに連動してセンサーを中で動かす方法はある。
スキャナよろしくラインで信号をどんどん処理してもいいし、微妙にセンサーをずらして普通サイズに左右圧縮して1面取り込み、
というテもある。もっと賢い方法で既にありそうだが、後者はデジらしくあとでイメージを横に伸ばせばいい。結果横の解像度が落ちる理屈だが、
なーに元が十分に細かければ良いだろう・・・・・机上の話としては。
2006/7/15(土)
さっきぽっかり穴を開けられた上顎奥の疼きに微かな悪寒を覚えつつ、岩本町の駅を上がってみると、やれやれやはり降り出したか。
出掛けに忘れた傘の未練を断ち切り、軒伝いに進んで行くと、おやおやにっしん、中古カメラがずらーっ。中古の扱いが上野寄りの方に移って以来、
殆どこちらを覗くこともなかったが、あちらが今度は寂しくなって、とうとうかと思えば、こちらに戻っていたらしい。
あのネーチャン濡れて透けてるぞ、と常連と思しき人が喜々と外を指差してるのを横目に、懐かしの陳列棚を覗いて回る。
ちょっと雨宿りさせてもらおうという下心はあったが、肩より提がった旧FD付のT70がまあ、アリバイにはなってるか。
こういう時に限って妙な地雷を踏ん付けたりするものなのだが、特にピクリとも来ないまま、一周する頃には雨も止んだ。
ふーむ・・・・・散歩日和にまた、コースに入れてみるか。
もっと前へ