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2022/8/10(水)
昨日から富士山。六合目で鬱々、クライマーズ・ハイ気味に登頂、単調かつモチベーションも尽きた下山が最も辛い・・・・・のは毎度のことなのだったが、来シーズンにはまた渋滞が戻ってきそうだし、
山開き自体されなかった一昨年はともかく、毎回楽しみにしてた干支の焼印は 2年連続でマイ金剛杖に焼くのを断られる・・・・・客が少ないから火を落としてるらしいが他の山小屋ではやってる・・・・・
という仕打ちへのシラケ気分もあって、今年が最後カナーと。
◆はさておき、富士山帯同初ミラーレスの EOS R10、スイングパノラマの食い付き・・・・・なんて言ったらいいのか振ってる間に画を繋ぎ続ける力・・・・・の良さよ。
これまで使ってたソニーのコンデジ・・・・・WX350 から HX90V に RX100M6 とついでにスマホ・・・・・のそれは、途中で結構あっさり諦めて切れてしまう現象が多発して、
何度も何度も何度も何度もやり直してクタクタになることもしばしばなのだったが、 EOS R10 は、粘る。解像度も高い。レンズ交換も自由。スバラシイ。
EF-S10-18mm を着けたらフルスペックで対応はしない旨メッセージが出たが、どこが?、って程に不自由なく、ウハウハ。
◆山頂からスーパー大俯瞰すべく、RF100-500mm に交換。一度は試しに合わせた組み合わせで、グリップ指先の空間の狭さは承知済みだが、長く構えるとやはり、厳しい。
RF100-500mm は根元から太い上、その根元にはローレット様のギザギザ付コントロールリング、右手中指第一関節が擦れて、痛いのである。
航空ショーで振り回すような使い方は、ちと考えものだな。
◆で、風がビュービュー吹いてるわけである。砂粒も飛んでくる。レンズを外せばイメージセンサーが光っている EOS R10、こんな所でレンズ交換なんかできるかい、
とイヤになりつつも、身体で庇いながら取り掛かるのだが、巻いてるのか急に風向きが変わったりして気が気でない。このシャッター全開デフォだけはほんと、なんとかなりませんの。
2022/8/6(土)
3年ぶりに海自横須賀基地の催しがあったので、ちょっとだけ・・・・・艦内見学はパス、あとグッズ物色と、本当にちょっとだけ。で、EOS R10 の軽快さにウハウハの一方、
EF-S10-18mm にアダプターを付け忘れて来る失態(沈)。昨夜別件で他の玉に付け替えたまま、戻すのを忘れてた。こういうのがあるから、
やっぱアダプターもう 1ヶ要るかな・・・・・で結局、殆ど RF-S18-150mm だけで済ますことになったが、割り切ってしまえばこれまた身軽。
2022/8/5(金)
RF-S18-150mm 用のフード、ようやく確保。あー、EF-M で出た頃はまだ、アンロックボタン付でなく旧式のクリックだけのだったか。恐らくは RFレンズ用としてはこれが、唯一ではなかろうか。
EF-S10-18mm で以前、不用意に回っててしかもノーファインダーで、ケラレたんだよなー。
2022/7/31(日)
EOS R10、羽田でいよいよ RF800mm で撮ってみる(笑)。更にエクステンダーかませて、ライカ判換算 1800mm 相当(爆)、これで AF も使えるのだからスバラシイ。
しかし IS の癖がまだ馴染まないのか、エクステンダー抜きでもどうもフレーミングが覚束ず、追ってるとはみ出すはみ出す(沈)。慣れるしかないかな。
◆RF800mm はまだそれでいいのだが、RF100-500mm、レンズとグリップの間が狭い狭い。この隙間に挿し入れた指先を抉ってイテテとなるのも、時間の問題。
2022/7/30(土)
EOS R10 で試しに近所鉄。RF-S18-150mm のフード、間に合わなかったな・・・・・まあ試写なので。15コマ/秒でガシャガシャ回してみたが、EOS R5 の 1.5倍・・・・・そうねこんなもんよね。
タイミングが合わない時は合わない。
2022/7/28(木)
EOS R10 到着。RF-S18-150mm とのキット。早速箱から出して、予め確保済みの液晶保護シール貼って、同じくフィルターをレンズに着け・・・・・そういえばフードがまだだ・・・・・組んでみると、
ん−、いいね。KissX9 と並べてみると縦横の外寸はほぼ同等だが、グリップを含まないボディ本体部分が、結構薄い。KissX9 のエプロン部分を差し引いても、薄い。
RF-S18-150mm もマウント基部を除けば EF-S よりスリム、EF-M との比較ではどうだか判らないが、そのお陰でか、バンガードのちっこいスリングバッグへの収まりが大分良くなって、
RF100-400mm とアダプター付 EF-S10-18mm・・・・・最早これがでかく見える・・・・・との 3点セットで収まる。スバラシイ。あとは RF-S の超広角が出れば・・・。
◆KissX9 の細いニンジャストラップを R10 に移し、バトンタッチ。初期設定としてはまずいの一番にタッチパネルを殺し(笑)、カスタマイズは R5 の使い勝手に寄せる・・・・・大したことはやってないが。
マイメニューもそんな感じにするとして・・・・・しかしファインダー倍率、低いな。判っていたこととはいえ、ファインダー像が小さいとどうも、他人事と化すというか、
気持ちが遠くなる。R10 のファインダー接眼部はゴムの目当てが固定されているだけで、KissX9で使ってきたマグニファイヤーの移植もままならず、手の打ちようがないなら慣れるしかない。
◆サブで軽量さが命なので、細かいことはあまり気にしないが、レンズを外すとセンサーが丸見え、というのはどうも精神衛生上、よろしくない。15コマ/秒とは如何程かと~シャッターを切ると、
結構独特の音がする。ニコンで聞く音の印象に近いが、或いは EOS700系あたりの、機械連動をモーターでガシャガシャとブン回してたような、あの感じか。はたまたメカシャッターのタイムラグは、
F-501 あたりの瞬間絞り込み測光を思わせるようでもあったが、要するに、賑やかなのだ。さてもう遅いので・・・・・まずはコイツに、RF800mm を着けてみようか(笑)。
2022/7/16(土)
三本和彦御大が、亡くなられたとのこと。あの「新車情報」での名調子、メーカーにも世の俗物にも阿らない感じ、好きでしたわ・・・・・でこの方、元々は写真の仕事に携わってらしたそうで。
大昔に写真の入門書のような本を書いておいで・・・・・ググると「写真基礎技法」これかな・・・・・で、さる書棚でそれを発見し、へぇーあの人が、とちょっとだけ読んだ記憶がある。
別の時には、日本橋高島屋でやってた頃の「日本カメラショー」でお見かけしたことがあり、そこから銀座の中古市へと中央通りを行くと、前を歩いてらした(笑)。
ともあれ、大往生ではいらしたのだろうけども、寂しいですな。
◆別件で銀座へ行ったついでに、キヤノンのショールームで、EOS R7、R10 の現物と初対面。カタログの寸法と実感とではなかなか違うわけだが、
R7 は EOS 二桁シリーズくらいのボリューム感、90D の後継と思えばそんなもんだろう・・・・・そして、R10、あぁー、良いね、良いわこれ。掌中へ収まるボリューム感は Kiss X9 と同等、
ミラーボックスがない分なのかどうか、若干密度感が増した感触。Kiss M2 よりはちょっと大きいのだな。RF-S18-45mm は手動沈胴機構が煩わしいので横に置くとして、RF-S18-150mm、
根元だけ太いチグハグ感に引っ掛かるものがあったが、現物を手にすれば、まあ、これ位ならと思えてくる・・・・・着けっぱなしが多いだろうし。
◆傍らの RF100-400mm と合わせると、これだこれ! グリップとの間の隙間は確かに狭いが想定内。随分前に、Kiss X7 と EF70-200mm/F4L のコンパクトな組み合わせに、
キュンキュン来た・・・・・結局 EF70-200mm/F4L は見送ったが・・・・・ものだったが、あれ以来のトキメキと言っていい。かつての 7D2 と EF100-400mm でやってたコトが、開放値はさておき今やこのサイズ。
この軽さ。今度のはヒコーキも射程の、ダウンサイジングである。スバラシイ。さて「7月下旬」とアナウンスされているままなのだが、そろそろ下旬ですけどどうなってます??
2022/7/15(金)
長らくサボってたデュープ作業、Kiss X9 の最後のご奉公とばかりに、半ば駆け込み的に始めてみたのだが、電気スタンドの白熱灯の色温度が、合わない。
ホワイトバランスをオートにしても白熱灯にしても、赤い。そして Kiss X9 は細かい設定ができない。っかしーなー、前にこの環境でやった時は、そこそこバランスしてたのにどういうことだ。
電圧が落ちてるのか? いやいや。蛍光灯の方がまだマシに撮れる感じなのだが、電球は熱い&暑いし、LED球に換えるかな・・・・・以前、LED の演色性はどうなのよとブツブツ言った気がするが、
その時には演色性は白熱球が最高らしいから、と現状維持に落ち着いたのだったが、どうしてこうなった。スライドがパッと見より劣化してるのか・・・?
2022/7/12(火)
日経が、ニコン一眼レフ開発から撤退、と打った。一昨年の D6 以来新製品がない由。で、日経が打てば当事者側が「当社の発表したものではありません」と返すまでがセットなのだが(笑)、
今回のニコンのコメントには、「デジタル一眼レフカメラの生産、販売、サポートは継続しており」云々とあり、ここに開発の一言が入っていないことからして、要は暗に認めている。
◆「システムカメラからの撤退」であれば大事件だったろうが、一眼レフについては止めるかどうかでなく、それはいつか、というトコロに既にいるのであって、今回については、
むしろ驚く方がどうかしてるってハナシではある。「不変のF」にしろ、アダプターで Zマウント機に継承できる・・・・・EOS 程の互換性があるのかは知らんが・・・・・のだから、
ミラーレスのラインナップが揃ったなら、どうしても一眼レフという新規ユーザー・・・・・がいるとすればだが・・・・・以外は、もうそちらへ誘導すればいいのだし、
機構が複雑でコストもかかる一眼レフの開発を、ミラーレスと並行してまだまだ続けるだけの理由は、最早ない。
◆キヤノンとて、ニコンと同じく EOS90D、EOS-1DX3、KissX10i といったところで打ち止めなのだろう。90D については登場時から、7D2 の後継と 80D の後継との折衝的な色合いが強く、
既に EOS R が出た後ということもあって、一眼レフとしてはこれで最後で、Rシリーズの充実までの「つなぎ」なのだろうと承知したし、そのつもりで一時使ってもいた。
キヤノン特有の事情として EOS M 系の後始末も絡みつつ、今度の R7、R10 の登場によっていよいよそれは決定的となり、残すところは EOS-1 級のみという状況である。
◆ニコンにしろキヤノンにしろ、F6、EOS-1V といった銀塩機が、長いこと残された。製造は大分先に終わっていたことだろう。デジタル一眼レフの商品寿命は銀塩機と比べて遥かに短いが、
幸い、イメージセンサーのスペック競争は一段落しており、現行機が細々と売られる可能性は残る。無論、そこはデジカメなりの長さで、だろうが、そこはフラッグシップ機故の、
アフターケア態勢あってのことでもあり。
◆これまで何度か触れたことだが、αや 4/3 が、早々に一眼レフ市場から退場してミラーレスへ走ったのは、先進性というより、一眼レフで勝負できなくなったことによる。
ニッチを狙う、弱者の戦略である。対してニコンやキヤノンは出遅れたのだ、一眼レフにしがみ付いているのだ、オワコンなのだと、大人の事情なのかせっせと喧伝する向きがいれば、
ネットのその手の記事も何故か「ミラーレス市場では」と限定してシェアの話をする有様で、事情を知らない人向けに、αがシステムカメラの天下を取ったかのような演出に余念がない様子だった。
一方、ニコンはともかく(笑)キヤノンはいつもの横綱相撲、即ち強者の戦略で着々と準備を進め、最初の EOS R でこそどうしたかと思ったが(笑)、実際上第二世代と言える R5、R6 を繰り出して以降は、
ご覧の通りであって、最早シェアの小細工も通用しない。一眼レフは衰退したのでなく、ミラーレスの技術が育ったことでようやく、一時代の役目を終えられたのである。
2022/7/9(土)
RF-S18-150mm 用のフード、在庫がないからいつ来るか判らないという通知。多分 2度目か 3度目。EF-M用に元々あったもので、以前より品薄だったのかもしれないが、
要は、メーカー側で後回しにしてるってことか。
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