我が病巣 〜カメラな日々

一番下へ



2009/9/28(月)
ようやく撮り切った110フィルムをローソンに出す。110でもポッキリ価格なのかは不明だが、とりあえづ・・・・・コンビニで、 タカがDPE1本受け付けるのに結構時間を要したりする昨今だが、バイトと思しきお嬢さん、封筒持って来て名前を書かせている間にササっとバインダーの資料を捲り、 4日夕方の仕上がりですねー、と妙に手際が良い。てかイマドキであれば、中袋に入ったままの110フィルム出されたら、そこで固まりそうなモンだが・・・・・ 専門店でもビックならあり得る(ぉ・・・・・むむっ、デキる!? 普段トイカメでユルユル写真撮ってんだろか(笑)。 尤もフィルムはどれも同じと思い込んでる可能性も、無いではないが。

2009/9/23(水)
あ、10年経ったんだ。カチカチと遡れば最初に登場するのがシグマSA−5というのもナンだが、具体的な「病状」としては安原あたりから綴られてる。 この年はその前にOM−2だの、サムライZLだの、ヤシカ「ヨドバシ」108MPだのと、壊れに壊れまくっていたが、ペンEE−Sとも、そうか、 もう10年になるか・・・。その後も記されている通りゴロゴロと増えに増え、今やジャンク箱のような中で暮らしている。 ◆メイン機材はFD軍団から徐々に軸足がEOSに移らんとする頃で、今世紀に入ってYS−11を追ううちに決定的となるのだったが、 そのYSが3年前に一段落を迎え、その後はさらにデジに取って代わらんとする勢いとなった。一頃は200本/年程度を数えていたフィルム消費量も、 今年なんぞ各フォーマット掻き集めても、まだ40本に届かづ・・・・・これとて完全移行組からは多いと言われてるが・・・・・それも、 50代くらいでシレっとライカ提げてたりして、という漠としたイメージが大分前倒しで実体を得、こちらの消費がおよそ半分であるから、 もう何を言ったところで、デジの波に呑まれている事実は覆いようがない。 ◆10年前に今日の有りようを予想はしていなかったと思うが・・・・・尤も予想しようという発想すらなかったが・・・・・さて、次の10年後は一体、 どうなっているのやら。また何かを追っかけているのだろうか、デジイチはフルサイズにしてるだろうがどんなハイテクになってんだろうか、 クラカメの波がまた来るんだろうか、ベルビアは手に入るだろうか、ガソリン車に乗ってるだろうか、富士山は噴火しないだろうか、そもそもまだ生きてんだろか。

2009/9/22(火)
T70ぶら下げて、ブラパチがてら近所の写真展を覗く。案内を頂いた方と恐らく12年ぶりの再会。さらには昭和時代以来という御仁も。それはさておき、 鉄道を軸に大勢のグループ展で、堂々ホームグラウンド的なものや、どーしてもコッチ行っちゃうんですよね的性癖っぽい(?)ものや、かと思えば素朴にほっとするようなものや、 それぞれにカラーがあって。よくありがちな、写真やってんデス巧いでしょう的な臭いブンブン(笑)というところもなく、どっかーんとした大俯瞰や、 日常生活の営みや、異国の匂いや、キラッとしたその瞬間・・・・・観ながらその現場での「ファインダーのこっち側」へと想いを巡らし、心地好い後味。 思えば長いこと、写真展に参加、ということをしていない。セレクトから、スペースの構成から、グループ展なら他の参加者とのプチ駆け引き(笑)というか、 そこから広がるアレやコレ・・・・・あーなんか、イロイロ思い出しちまったというか、疼いたというか。

2009/9/20(日)
渋滞に揉まれて富士山・・・・・山頂はもう今年は良いので、宝永山。以前太郎坊へ降りる際に寄り道したことがあったが、富士宮口からアプローチしてみたかったので。 その前にこのドピーカンを逃さじと、まずは富士山バックで「あさぎり」をぱちり。本日はEOS40DとCX1、全てを懐かしく写す魔法に期待のAGFAの110、 GNニッコール45mm付けてウハウハのT70、今年初登場のホリゾンと、チマチマした欲張り布陣。 ◆T70には軽量重視でこれまた超久々のコシナの28mmと、間違いなく今世紀初の「ぎょぎょっと20」を加える。ボディに残したままレンズだけ換えられるアダプターが有難い。 宝永火口や下界のパノラマをホリゾンでガラシャコン!と舐め回し、ぎょぎょっと20で山頂から太陽から空のグラデーションから詰め込む。あー、素朴に楽しい(笑)。 陽が大分傾いて、そろそろ戻らねば・・・・・ををっ!? ブロッケン現象! 忙し忙し。

2009/9/19(土)
AGFAの110カメラ、ちゃんと光るかどうか判らないが、折角だからフラッシュ使ってみたいな・・・・・駄目かもなあとは思いつつ、地元のヨドバシで訊いてみた。 「フラッシュバルブとかってまだあります?」・・・・・フラッシュバルブ、フラッシュバルブとブツブツ反芻する店員氏。「センコーデンキュー、とも言いますけど」 と付け加えてみたが要領を得ぬ風なままビックモード(ぉ でどこかへ消え・・・・・戻って来て、用品カタログひっくり返しながら、無いみたいです、と。 まだ質問の途中だったのだが、「フラッシュバルブ」でコレではやっぱ駄目かと諦めつつ「フラッシュキューブは・・・・・サイコロ状のアレですが」と続けてみるも、 店員氏の顔には明らかな当惑の表情(笑)。また訊きに行ってはくれたが、そういうものがあるらしい、というのを聞いてきただけのようで、要するにもう無い、ということが判明。 まあ、ある所にはあるのだろうが、フラッシュバルブも最早死語なのか・・・・・「プリントゴッコのタマ」なんていよいよ通じないだろうし・・・・・歳喰ったかな。

2009/9/17(木)
「大人の科学」で二眼レフが出る由。パッと見トイカメ系のお店で見かけるアレっぽい風情、それより大分「落とした」感じがしないでもないが、 価格はおよそ1/5、色々着飾れるようでもあるし、ちょっと遊んでみるには丁度良さげ。 ◆フィルムは135で縦位置デフォルト。普段ケータイで撮ってる人にはむしろ馴染みが云々、的に紹介されているところを見ると、やはりそうなのか・・・・・ いや、カメラ付ケータイとゆうモノが普及して、構造上縦位置となるそのままで撮ってる人が目に付きだしたのは何年も前のことだったが、こりゃそのうち、 縦位置基本の感覚の世代が現れるか?、と思ってはいたのである。 ◆自分自身はケータイとカメラとの間に厳格な線引きがある・・・・・というよりケータイへの依存度そのものが相当に低い・・・・・から、 ついでに今なお現役のプレミニIIのカメラ機能が横位置基本でもあるので、そういった実感的なものは殆ど無いのだが、転じて、それまでの横位置基本のカメラで、 ここは縦位置にしようかなどとイチイチ意識していた人がどれだけいたかと考える時、無造作にぱちり、てな局面では、横のものは横のまま使い、縦のものは縦のまま使う、 という単純なハナシであるのかも、しれづ。 ◆しかし考えてみるに、縦位置デフォルトというのはケータイの普及を以てして初めてというわけではない。ハーフ判である。セミ判スプリングカメラあたりもそうだが・・・・・ その多くが縦位置デフォルトの構造をしていたが、ではあのハーフ判の全盛期、人々は専ら縦位置で撮っていたのだろうか?  このあたりは10年前ジャンクのペンEE−Sを手にするまで、身近にハーフ判が無かったから、家族写真だとかそういう実感的なものは無いのだが、実際余所のお家のアルバムでは、 どんな風だろ・・・・・映画もテレビも横位置が普通だから、案外横位置が多いのカモ、しれないけれど。まあ、ケータイの形状があまりにも縦位置に特化していることと、 待ち受け画面という存在、それに、写真そのものの一種の重み・・・・・そこいらへんが、ハーフ判時代とは明らかに違ってはいる、か。

2009/9/14(月)
110の24枚撮り、ある所にはまだまだあるうちに、2本ばかり一応確保。12枚撮りでチビチビやってるうちに、その感覚が染みついて、撮り切れるか怪しくなってきたが。 いやもうちょっと撮ってる気がするのだが、空回りしてない、だろな・・・?

2009/9/13(日)
110フィルムを最後に使ってみようカナ、などとちょっとは思ってたりで、店頭を見るとフジのが意外やまだよゆーで手に入りそうな風。なもので、確かあそこにあったハズ、 と110カメラを発掘してから買おうと思ったら、地元には12枚撮りしか残っておらなんだ。仕方が無いが1枚1枚大事に撮っていた頃を思い出すのも一興か。 ◆出土品はAGFAMATIC 2000、というもの。モモエちゃんが「ポケットよっ」とか言ってたブームに乗ってか、それまでの第一線のフジカST−701に加わり、 いくらか家族写真が撮られたりもしたカメラ。フィルムを入れるのはもう30年以上ぶり(汗)ではないかと思われたが、レザー風味のケースの裏に怪しい染みこそあれ、 意外や本体のコンディションはまずまずで、ミノックス風にジャコジャコを伸縮すると、シャッターも切れる・・・・・伸縮の途中でヘンに引っ掛かることがあるが。 ◆露出制御はお日様マークと雲マークがあるきりで、絞りは開放なんだろう多分。するとSENSORとかある表記は何だろね・・・・・謎は謎のままに、 あのサイコロ様のフラッシュも使ってみたいところだがそれもさておき、フィルムを入れると伸縮の引っ掛かりは無くなったようで、とりあえず羽田でヒコーキなどを、ぱちり。 なんでも懐かしく写る魔法のカメラ、になったりするのかは撮り切ってのお楽しみ。

2009/9/5(土)
トロトロと走って、ヒコーキ見たりSL見たりアプト式見たり。河原で三脚に怪しげな箱を乗せた御仁、壁のスイッチやらの面影を残すそれは、手作りのピンホールカメラの由。 中身はブローニーのISO100とのことで、ちゃんと赤窓もあったりで。しかしf値的には軽く100以上な世界、滝を撮りに来たが合間にSLを撮ろうかと思って、と仰せで、 煙の気配だけでも残れば御の字なんだろうが、幸い風は無いもののこの季節では煙自体少なそうで、どーだろなー(笑)。 ◆ときに、FDマウントというのはEOSよりフランジバックが短かったりして、EOSにFマウントが着くのならFDボディにも着くのでわ、と思っていたがこれが無かった。 連動系で干渉でもするのか、それともやはり大人の事情か、などと色々勘繰ってはみるも、ヤシコン同様とにかく無かった・・・・・のだが、やはりある所にはあったようで、 無いと思ってた銘柄が限定で出してたり、聞いたこと無いようなところで堂々売ってたり。ひょんなところでそんな存在を知り、今更感かなり大でどーしたもんかなー、 といううちに郵便受けに入っており。(ぉ ◆早速、とはいえ実質GNニッコール45mm/f2.8くらいしか無いのだが、取り付けが少々渋いのをぐぅっと回し、まずT70に付けてみる。お、いいね。なんとも軽快。 プレビュー出来ないくせに実絞りAEモードがあるあたり恣意的なものを感じるT70なのだが、ともあれスプリット入りのスクリーンで合わせられる幸せ。 「ニッポンコーガクトーキョー」のAi未改造故、F−501には着かないがキヤノンなら着くこの皮肉。続いてT90、引き締まった感じがたまらん。 A−1は意外とつまらんか・・・・・F−1、NF−1ではどうも、見せびらかし仕様的な厭らしさが漂うような・・・。 ◆EOS用と違って、ボディにもレンズにも着けっ放しで運用出来る・・・・・あ、EFとFは着脱ボタンの位置がアレだったか。他に「ぎょぎょっと20」やら、 あとニッコール28mm/f3.5があったカナ。28mmはFLの方が気分だがともかく、キヤノン党的には憧れのパンケーキをくっ付けて、さてさて、出番はいつ作れるやら。

2009/9/1(火)
EOS7D。今度も早かったな。APS−C級にヒトケタは振らないと思っていたが、60DじゃD60・・・・・ニコンと、その前にはEOSにも・・・・・ と紛らわしいとか、ニコンの2ケタシリーズとのからみでグレードを誤解されそうだとか、色々と詮索しないではないが、それより多分、 実際には50Dの後継でありながら、上位機種っぽく見せておいて、50Dと併売を図る・・・・・てなところではなかろか。実際、 40Dと50Dが、そんな関係に置かれていたようだし。 ◆APS−Cサイズは40Dで最後・・・・・のつもりではいるのだが、気にはなる。イッセンマンの大台が雑誌の表紙に踊ってたのが今や懐かしい解像度はさておき、 まずコマ速。最早銀塩一眼の限界の域に近い。解像度は上げつつ、高感度域の画質も上がっているんだろか・・・・・ふといつぞやの「東洋経済」のアレが過りつつ、 まあ動画なんぞも放っておいて、背面のボタンがなーんか、増えた感じ。そういやメインスイッチは・・・・・おっ、EOS7の連写切替のような懐かしい場所・・・・・ って、Kissデジの側の流れと言うべきか。そういやモードダイヤル、あのピクトグラムの「イメージゾーン」とかゆーのが、無いんだな。 とするとやはり、50Dの上位機としての位置付け、なのか・・・・・ん、視野率100%ぉ!? ライブビューのことじゃないよな??


2009/8/22(土)
大盤振る舞いのIHIさん有難う、と「宇宙へ。」観て、ををこんな細かいモンまで記録してたんかと感心し、「ライトスタッフ」の再現の忠実度を再認識し、 早起きしてコロンビア号初飛行の帰還の衛星中継に見入ったのを思い出し、ここまで来てアポロ13号はスルーかい、アポロ=ソユーズは、スカイラブは・・・・・ というのはさておき、しかしなんかこう、折角の素材を陳腐に纏められてる気がしたのは、日本版で余計なコトしてんのかいなと訝りつつ、 とりあえずNASA仕様のハッセルだけは見付けた。(ぉ ◆昨日直したTC−1を、大体乾いたカナ、と久々に連れ出し。買ってすぐの頃はスポット測光駆使しまくりだったが、そんな機能があったことそのものを忘れかけてて、 くそーフォーカスロックとAEロックを別々に出来ないのがもどかしいな、とまで考えたところでハタと思い出す始末・・・・・しかしこの、 ローライ35程の骨太感とは大分違う趣で掌中に小さく収まり、じーっ、ぎゅっ、ちゃっ、と発する言葉(?)がなかなか愛らしいのだが、特にレンズを収納する際の、 バイバイっ、とばかりにカバーを閉じる様、店頭でなんとなしに手に取って、不意を突かれグッ、と来た瞬間で・・・・・そんなことを思い起こしつつ、 シャッターを切る毎に裏蓋を見てしまう自分に苦笑。 ◆銀座の松坂屋でやってた中古市が、今度から新宿なのであるな。サイトに「銀座から新宿へ... CHANGE」ってそのセンスをチェンジして欲しい気もしつつ、 中古カメラブームに遅れて来たように始まったここの催しも、早10年くらいか。松屋銀座の元祖中古市とは顔ぶれも違って、かなり遠方の業者がいるのも特徴のようで、 中にはジャンクや小物類をガシャガシャ山にしてる業者あたりが個人的に主戦場なのだったが(笑)、いつものようにFDマウントのテフノンとKマウントのシグマを ・・・・・そうそう無いわな。 ◆カメラはというと・・・・・ふーん137MDか・・・・・やややっ、コボロンが付いてるぅ! うぅ! うぅぅ!・・・・・主を失ったテッサー45mmが頭を過ったが、 今更ヤシコンもなあ、と流石に触雷には至らず、他を回ると、オート110コンプリートキットが箱入り¥28Kくらいだったか、随分下がりましたなあ。やはりアレか。 隣のお中元バラ売りセールをチラ見しつつ一通り巡り、ハンドグリップMを地味ぃーに所望。新品特価の4掛け程、まあ安い方ではなかろうかと。 ◆すぐそーゆーのをくっ付けたがるミーハー、と他人のそれを見ていたことをここに白状するものだが、どうせ己もミーハーなので矛盾するところは無い。 左手で巻き戻しクランクに親指を引っ掛けるように、むんずと掴んで歩くのが好みなのだが、キヤノン50mm/f1.4あたりを付けると、その重さが少々負担になる。 電池蓋の指掛かりも気休め程度だし、折角グリップがあるのなら、ひょい、ひょい、と片手で振れるハンドリングもちょっと、試してみたい・・・・・ ボディ端の半円を損なうのは残念でもあるが、裏蓋やらでバルナック級のフィット感に乏しいことだし、外したくなれば外せばいいし・・・。 ◆レンズフードを併せるとなかなか精悍・・・・・なのだがこのグリップ、こんなにプラ風味だったとは知らなんだ。底蓋に接する面のくたびれたゴム塗装、 グリップのシボ模様はプラ成型、EOSあたりで見た質感だなこういうの。まあでも、確かな指掛かりを得て、三脚ネジも真ん中に来て、テーブルポッドには好都合 ・・・・・ってそんなのいつ使うんだ。

2009/8/21(金)
あー、出たかCX2。テレ端拡大とコマ速アップ、画像処理系も弄ってはいるのだろうが、外見的にはグリップがキヤノンのモードラ風味のゴムパターン ・・・・・シルバーはシルバー? 材質は何だ?・・・・・厚みが2mm程増えたくらいか。しかし天辺だけピンクの、ありゃなんだい。 ◆キャプリオR1より数えての、第4世代プラットフォーム・・・・・外見から勝手にそう区分してるだけだが・・・・・でも、 そろそろ仕上げの時期かと思っていたが、次世代フルモデチェン、て程ではないような・・・・・まあ、CX1から4.5世代的な風ではあるが。 光学系が新開発で、この世代はもう暫く続くのか、それとも次への転用もあり得るのか。 ◆既にCX1があるから知ったこっちゃないが、羨むような進歩は無いし、まあこっちは初代だからね初代。しかしヨドバシやらビックやらあたりの値付け、 この期に及んで未だ強気のサンキュッパ、これじゃポイント20%付けても・・・・・余程人気があったのか、とうに在庫整理したのか、CX2が高いのか。 ◆TC−1のグリップの革(?)の端がちょっと捲れてて、接着剤を爪楊枝の先に付けてその隙間に塗り込んでみたのが、生兵法の何とやらでなんだかヨレヨレに。 どうせ手放す気は無いので多少のミテクレはむしろ付き合いの記しのようなもので構わないのだが、ボディの段差が小さくまた捲れてきそうで、 それが気になって仕方なくグリグリと押し付けてみたが、さらにヨレヨレになってるような・・・。

2009/8/18(火)
ふと、テッサー45mmを着けてみたくなり、ヤシカ「ヨドバシカメラ」108MPを引っ張り出し。もう何年も使っておらず、目覚めるにやや時間を要したが、 軽く掃除してさて、テッサーを・・・・・カシッ、あん?? ミラーが当たってる!? EOSで当たって後玉周りの出っ張りを削ったのは春先のことだったが、 なんーで、正真正銘ヤシコンのカメラで当たるのよ・・・・・てか、前に使った時はこんなこと無かったハズ。はてはて・・・・・観察するとどうも、 跳ね上がったミラーが妙に、前に出っ張ってる。スイングバックのリンクでもおかしいのかと覗き込んだが、そもそもそういう造りになってない風。 これってもしや・・・・・貼り付けたミラーがずり落ちてきてるのか? んな馬鹿な! しかし接着剤の劣化だとか夏の暑さだとかで、そういうことも、 あるんだろか。しかしこの、マウント径内にまでかかりそうな勢い。ぎゅー、と押してみたが動く気配無く、面倒なのでいっそ、 この2mmばかし出っ張ってるのを削ってやるか?・・・・・はあ。

2009/8/16(日)
有明方面。乗り物系をふらりと見て回ってすぐ退散のつもりだったが、ジャンル的にはメカ系になるのか、カメラのネタを出してる人あり。 ニコンのF3までのMF一眼レフのあれやこれ、いやはや懐かしい、とその隣では110カメラばーっかな人。どうぞ手に取ってみてください、 って中古市のようなコト仰せなので(笑)触らせてもらう。聞けば110フィルムがもう終了らしい・・・・・そういえばそんなコト、聞いたような気が。 最近中野でオート110のジャンクがゴロゴロ出ているのを見たのも、ソレに違いなく。 ◆ウチでも昔ぁーしアグファのが現役だったんですヨまだありますヨ、などと懐かトークを交えつつ、ボタンがオプティマとかみたいなこんなオレンジ色で、 と指したそれがナショナル・ラジカメだったりして、うわーと大喜びしつつ、その擬態ぶりはやはり、マネシタ電器。 ミノルタ110ズームは一頃買いそうになったんだ、こうなるとマークIIも見たいねえ、そういやハニメックスのアンヒビアンなんてのわ・・・。 ◆で、ミノックスみたくどっかで少量生産されるんじゃないスか?、と問えば、あんな単純なもんじゃないんですよ110は、との仰せ。 まず妙なパフォーレーションが付いててシャッターのチャージやコマの位置決めをしてるから、幅を合わせて割けばいいというものではない。 裏紙もあるし、挙句コマ間に予め焼きも入れる必要があるという・・・・・あーそういや、コマ間黒いわ。コマ番号を云々してる場合ではないから、 この際焼きは無くてもいいと思うのだが、しかし総じて、ミノックスのようなコアな層が、果たして存在するのだろうかと・・・・・んー。 名残に1本撮ってみたい気もするが、アグファのを引っ張り出すか・・・・・何十年ぶりだよ。他は、コカ・コーラの缶のカタチとか、そんなんばっか。

2009/8/12(水)
富士山。新参機を同行させるのが慣わしのようになっていたが、昨日に至っても尚予報はフラフラとブレるしで、装備も嵩み気味になってきて、 メインのEOS40DとサブのCX1・・・・・あ、コイツが新参機だったわい・・・・・銀塩枠には、ローライ35を。そういや佐貫亦男本だったかで、 アルプの山歩きには丁度良く、なんて書いてあったっけかー、と思い起こし、ならばとウォークマンにアルプス交響曲なんぞ詰め込んでみたり。 ◆下弦あたりだから厳しいぞ、と聞かされていたが案の定、抜けのイマイチな空に月明かりが煩いこと(苦笑)。それでも極大近くのペルセウス座流星群、 自信を持って「見た」と言えるので7つくらい、「気がする」級も入れればもうちょっと、見たか。たーだ撮影には厳しく、今年は諦めて先を急ぐことにして、 剣ヶ峰でご来光。100〜400mmで引き寄せると、これってウワサのグリーンフラッシュ?、てな感じのが火球の頭にちょろん。ほお・・・・・ と帰ってから気付いた。 ◆みんながご来光に引き付けられているうちに測候所の逆サイへ回り、影富士を・・・・・雲が出てたのがむしろ奏功か、 雲海でなく正面の赤く染まるスクリーン(?)に映るそれを、ぱちり・・・・・あーなんか、こねくり回すでもなく、逃げを打つでもなく、素朴に写真を、 楽しめてるキモチ・・・・・って、EOSからCX1からローライ35から、取っ替え引っ替えと結局、節操が無いのだけれども。

2009/8/1(土)
晴れ間を逃がさじとぶらぶら。丸ノ内線の赤い電車やら大村益次郎(ぉ やらぱちりぱちりと・・・・・このところM6ばーっかで、 他のカメラがヘソ曲げたりしないかと不安だったりしつつも、しかし掌中にある感触の心地好さがもう、どうしようもない。 ときに銀のM6提げた同年代くらいのヒトが室内で盛んにストロボ焚いてるのを見かけて、やっぱアベイラブルだろお、などと大きなお世話だが、 で互いにチラ見していると(笑)どうも、玉がキヤノンの50mm/f1.4あたりのソレっぽく。そうそう安いもんねー(苦笑)。


2009/7/26(日)
太平洋高気圧がヘタレなお陰でどうも落ち着かぬ昨今、先週の連休と取り換えて欲しかったような好天に、日焼け方々横浜あたりでブラパチ。 快特の走りを堪能した後短いのに乗り換え、ふらりと日ノ出町。特に目当てがあるでも無かったが、涼みながらざっと端からスキャンして、茶色いモンが目に止まり、 見ればヘビ皮のF−1N(笑)。LXあたりにはこんなのあったけれど、キヤノンは自分じゃやってなかったよなたしか・・・・・いやCPEでどうだったかな。 ◆汽車道歩いて、歩道橋から巨大蜘蛛覗いて、大桟橋に来てる砕氷艦とイージス護衛艦なんぞをぱちりぱちり。ドピーカンの下オレンジが映える映える。 山下公園のコンビニでコロナビールへ手が勝手に伸び、大桟橋を望む屋外のテーブルで、ぐはぁー、と寛ぎ。ゴトリと置いたM6には掌の塩らしき跡がベタベタ、 ああ手入れせにゃと思う傍ら、手許へやって来た時に既にあった20年選手の風情に、自分との時間の分がそこへ付け加えられることを、ちょっと望んでもいたり。 ◆半ば擬態モードなUCヘキサノン35mm/f2を軸に、キヤノン50mm/f1.4、Mロッコール28mm/f2.8と、聊か近過ぎな国産3本立て。 視野感覚が28mmな人間なのか、あ、と思ってファインダー覗くと案の定35mmでは視野狭窄、ファインダー余白即ち28mm枠で丁度良かったりなこと多々、 なかなか微妙で。まあ、G1でも35mmには手が伸びなかったし・・・・・それはそれとして、そろそろ望遠を、どうしたもんかな。 この際135mmまで伸ばしてみたいような気も。 ◆さてさてようやく本格デビューかもしれないCX1、物足りなく思えるほどにこれが、撮れてしまう。R7では任せられずにホワイトバランスを手動で変えたり、 中央部重点平均測光を用いることしばしばだったが、今日のCX1では露出やホワイトバランスはマルチなんちゃらのオートのまんまで、殆どよゆー・・・・・今のところは。 たーだホワイトバランスが、明示的に太陽光に設定すると若干マゼンタ方面に振れるようで、スリムTに初代ベルビア詰めた時でもこうだったかなー的な、 それともスカイライト外し忘れ級カナ、いやいや2年位現像し忘れのPKL出したらこんなだったような・・・・・流石にそこまでは(笑)。アレか、 多少の青カブリ分を見込んでる? それともまさか要調整、だなんて・・・・・リコーのサービスで傷口広げられるのはもう勘弁・・・・・初期不良で押し通すのも気が進まんし。 ◆帰りに修理キャンセルのR7を取りに行く。包まれたプチプチから取り出すことすらもう、無・・・・・あ、中の電池はよこしてもらわんと。 新品CX1は変わらず下げる気配なし。

2009/7/22(水)
生憎の空模様で昼間の華麗なるデビューは果たせずも、帰りに乗った電車が201系で(笑)、これは撮れということか!、と早速最後尾へ行って、 CX1地味目のフィールドデビュー。サイズと解像度にモノ言わせ、モニターはフレーム表示、パラメータ類はその黒縁に追い遣り・・・・・って水準器だけ中に残るの、 すんげー邪魔なんだけど。水準器自体は誠に重宝で、方眼表示で撮ってもアラララとなっていたのも、これで解消、か?・・・・・こっちが気になって撮り逃したりして。 ◆さて感度はハイモード、ホワイトバランスはマルチナントカ、露出も評価測光とお気楽モードでパチリパチリ。うむ、色味も露出もまずまずだが、手ブレ補正、 明らかに強化されてないか? 28mm相当域として、R7は1/30程度でもう厳しく、1/15以下では息止めてガチガチに構えても難しいのだったが・・・・・ こう見えても使い慣れたF−1あたりなら手ブレ補正なんぞ無くとも1/4くらいまで止まるのよ・・・・・CX1ではちゃちゃっと撮ってもちゃーんと、止まってる。 後処理の分もあるのかもしれないが、R4からR7の時に、ほほう、と思ったのが今や懐かしい。まだまだ過渡期、その構え方のハンデを埋めるのでやっとなところから、 そろそろ抜け出せるのかどうか・・・・・ともあれ、富士山あたりで手ブレと酸欠の間で悶えながら撮る局面も、多少は免れそうで。

2009/7/21(火)
近くに寄ったついでにヨドバシでR7の状況を訊いてみると、まだ到着していない由。半ばどーでも良くなりつつ上へ上がって、 そろそろ次が出るだろうに相変わらず強気な値付けのCX1を、ふーむと眺めていると、いかがですかー、とお嬢さん。あのぉココが「2」のお店があったんですケドぉ・・・・・ サンマンニセンエンですか?・・・・・いやいやその上のケタが「2」なんですわ・・・・・どちらのお店でしたか?・・・・・ナントカコムなんですけどね・・・・・ 少々お待ちください、とお嬢さん奥へ行ってしまい、コトが重大であったのか(笑)ビック並に待ったところで戻って来て、後はポイント分ということでコレコレで、と電卓をこちらへ向けた。 ◆もう一声とか言いつつもう気持ちは固まってたが、流石やる時ゃやるヨドバシである、ナントカコム最安値に、牛丼2杯くらいまで肉薄・・・・・ 遠い昔、嘘吐くんじゃないよ本当ならそっちで買いな、くらいなコトをのたまう店員がいたのをふと思い出したが、このイット革命時代(古)、 すぐ裏も取れるし、もうそう簡単には言えないわけで・・・・・はさておき、そこまで来たらもう、顔の見える店でお持ち帰りの方が良い。 その代わり、とお嬢さん、ケースと保護フィルムも一緒に・・・・・勿論買いますヨ。 ◆R2、R4、R7と来て、このシリーズで早4台目。しょっちゅうケータイ換えてるヒトを笑えん・・・・・そっちは未だムーバなんだが・・・・・が、 さて箱から出して早速保護フィルムを貼り、電池はR7と同じなのでコイツの予備を入れ、ポチポチと初期設定とカスタマイズ・・・・・いやはや、 多少勝手が変わっている部分はあれど、完全に取説要らず。どこまで見ずに済むか試してみようかねこの際。 ◆ポチポチやっててふと気付いたのが、最小絞りモード。あららこんなのがあったのか・・・・・これまで、スポーツだポートレートだで高速寄りにするのは容易かったのだが、 ISOそのままに被写界深度を稼ぐ、或いはシャッター速度を落とすという術が無かった。期待どころか意識すらしなくなってただけにここいらはちょっと、めっけもの。 しかし最小絞りといっても、開放から2段足らずじゃんかこれ・・・・・ステップ数をケチったか、回折問題か。 ◆手ブレもR7より踏ん張ってくれるような気がするし、ホワイトバランスも結構ちゃんと見ててくれてる感じ。でも連写かますとコマ毎に色がガタガタ(笑)。 DRモードは合成前のデータも残せるようだが、ハイキー、ローキー、のどっちを残すのか・・・・・時と場合によって、残したい方が違うと思うんだが、 それとも1コマは標準露光で、補正用のコマをハイにするかローにするかは勝手に決めてくれるのか?・・・・・取説はまだ開かないぞぉ。 MFも「使う気になる」感じのようだし、ズームも速ければ画像表示も物凄い速さで、早くもR7には戻れないカラダになりかけていたが、 さて、これまでのキャプリオ・シリーズの代代わり同様、移したSDカードの、最後のファイル名を変えて、ぱちり。「R0040001」からで番台区分。 明日は薄日でも射せば、華麗なるデビュー、となるだろか・・・。

2009/7/17(金)
延命策もアホらしいとなってキャプリオR7下ろしの大合唱(ぉ なこの頃、しかしこれって結局買い替え商法にハメられてるだけじゃん・・・・・とは考えぬようにして、 そういやR7ではどれくらい撮ったんだっけかと振り返ると、およそ2500カット弱。36枚撮りとすれば70本弱、か。 1年半というスパンで、これが多いか少ないかはスタンスにもよるだろうが、その横でEOS40Dは半年短い1年の間にその4倍と、軽くぶっちぎる。 今やメインの位置にあることや、捨てゴマ率等々の違いはあるにしても、EOSデジと同行となればまあ、出すのが億劫とかでなければわざわざ画質の劣る方では、撮らん。 ◆などとあれやこれやと折り合いを付けようとしているのがもうアレなのだが(汗)、最早R7の帰還を待つ理由も無く・・・・・ 発売時大注目だったパワーショットSX200IS、はまだまだこなれてない感じだった。パナのFX−550はなかなか通っぽいシブさが捨て難いが、 作法の違いが面倒臭いだの顔覚えなくていいよ別にだのなんだーかんだーで結局、殆どCX1確定っぽい雲行き。ゴミ取り問題なんかどうせ、 どこも同じようなモンじゃねーの?・・・・・ときにヨドバシあたりの大手は高値キープの様子なのだが、これじゃポイント30%付かないと、 安い店とは吊り合わん・・・・・この2、3日どうだか知らないケド。

2009/7/16(木)
R7のゴミ取り見積もりを聞いて耳を疑う。細かいのは忘れたが確かに、¥22Kとナンボ・・・・・ああ!? をゐをゐ、タカがゴミ取りに、CCD光学系全取っ替えって、 当たり屋の請求かよ。ふと思い当たる・・・・・昨年の再修理ループになった時、そういや一貫して、ひたすら全取っ替えしたてよな。クレームが無くなるまでただただ、 取り替え続けるのかと・・・・・保障期間内だったから気に留めてなかったが、ありゃアッシー交換がその単位でしか出来ない、てことだったのかいな。しかし、 掃除すら出来ないなんてのは・・・・・だったら防塵が先だろよ。 ◆あまりのアホ臭さに、こんなものキャンセルである。こんな造りされたんじゃ消費者的には対抗上、保証期間サーフィンでもやるしか、ありませんな・・・・・ やるとなったら本当に、これで2、3年持たせてやろか(半分本気)。でさ、CX1では、このへん進歩してんのかね・・・・・アートアート言う前にサ。 まああと半年もしないうちにCX2(勝手に仮名)が出るんだろうが、その割には下がりが鈍いCX1。カチカチやれば物凄く安い通販があったりで、 ヨドバシあたりの下げ待ちしてる場合じゃない気も、してきたりなのだけど。

2009/7/12(日)
地雷を踏んだところで(汗)R7の延命を考えてみたり。ヨドバシのアフターサービスポイント、てのがいつの間にか溜まっていることだし、ゴミ取りに出すか・・・・・ その前に売り場を覗くと、CX1が本日限りと¥2K下げてきた・・・・・それはそれとして、ともかく修理窓口へ。名前だの住所だの一通り伝票に書き込んで、 カウンター氏に念押しのコメント記入をお願い・・・・・そのまま出すのは不安過ぎる。 ◆前回悩まされた、組み付け時の調整不良による光学系ボロボロの件・・・・・1年前にこんなコトがあったんですわ、と告げると、電話番号変わってませんか?、 と訊いてくるのでハイと答えれば、端末をちょこちょこ叩き、あー、ありますねー、左側がボヤけ・・・・・これですね? って、ををを! ちゃーんと、 DB化して活かされてんだ。スバラシイ。ひとつ訊く毎にすぐどこかへ走って行ってなかなか帰って来ないトコロとは、大違いですな(しつこい)。 ともかくあの再修理ループのリスクはあるし、あんまし費用かかるようじゃナンだなー、というのもあって、まずは見積もりを。

2009/7/11(土)
OHのキヤノン50mm/f1.4が帰還。出来るだけのことはやりました的な伝票の行間を勘繰りつつ、キーキー鳴いてた絞りリングも、 リッリッリッリッと心地好いクリック。フィルターにさらにUNの48mmフードを重ねるとケラレの不安があったが、 なぁーに絞り込んで至近撮影でもしなければ、大丈夫。多分。 ◆アダプターかましてM6に着けて、試写方々早速連れ出す。その良い具合に枯れた風情に、手だれ気分を勝手に乗せて、ブラブラパチパチと歩きつつ、 ふらりと新宿・・・・・UCヘキサノン35mm/f2、まーだありますな。ぽつん、と1本きりになっていて。この2日の間に兄弟の1本、売れたらしい。 ふーむ・・・・・ふーむ・・・・・あのー、すいませーん。(ぉ ◆Mロッコール28mmとは長さで1cmも変わらないハズだが、そのコンパクトさがもう、可愛らしい。攻略本で見たスペック的には、 MLアダプター込みでズミクロン7枚玉より1.5mmばかし長いらしいが、まあ誤差の範囲だ(何のだ)。テカテカな艶やディテールの丸みなどはプラっぽい感じだが、 しかし文字はちゃーんと彫ってあり、なーんとなくNewFDあたりの年代感。絞りリングのカリッとした硬さがやはりデッドストックを思わせる感じなのだが、 そういうのはいずれ、馴染むだろうか・・・・・「ホコリ少々」のコメントが気になり透かしてみるも、どこがぁ? なカンジ。 ◆聞けばウルサ方対策、のようなものもあるらしく・・・・・特に通販やってるんじゃ、「知ってて黙ってたな!」と噛み付かれるリスクを思えば、 少々のことならむしろ積極的に出した方が良いんだろな。ネガティブ情報には違いないが、逆に「高いレベルで気遣ってて良心的」という評価に繋がることもあろうし・・・・・うむ。 ブームってーのは巻き込まれると、それまでの狭い世界の、暗黙の了解、みたいなものが通じなくなったりすることが、ままあるもので、そういやいつぞや、こちらは雑談のつもりが、 店員氏の方が身構えまくってて、「コレはアレにも合わせられたりするんでしたっけ?」と応用問題(?)的な話題に、一切答えかねる責任持てない、の一点張りされたことがあった。 そうさせるに至った経緯、を考えればある意味気の毒な話でもあり、ネイティブ(笑)にとっても勿論世知辛い話なんだが、フィルムの入れ方・・・・・ それもブローニーとかバルナックとかじゃなくて・・・・・から教えてあげることすら珍しくなくなりつつある昨今、まあ、どうしたもんでしょうなあ。 ◆深読みはさておき、ついでで外枠に銘の入ってないオリジナル商品のプロテクターも付け、本体は箱に入れないでもらって早速・・・・・店を出てから・・・・・ M6に着けてみる。そのテカテカ加減からなーんとなくキヤノン・ナイターを想起させたが、しかしフードまで付けるとぱっと見、見事な擬態(爆)・・・・・ またまたライカ玉との再会をお預けにされ、再び裏街道を行く「お高いベッサ」状態のM6。すまぬ。

2009/7/9(木)
ふらりと中野。今日はジャンクが唸ってるようだったが、これといってピクっと来ることもなく。続いて新宿、ん、もしやこれわ・・・・・UCヘキサノン35mm/f2の、 黒い方。カラースコパーを見てしまうと勢い的にパンケーキと呼ぶには躊躇うものありつつ、それでも結構小さくて、ズミクロン35mmの、 あの可愛らしい7枚玉と並ぶくらい、だろか・・・・・そういや思いっきし、ライカ玉に擬態してるしこれ(笑)。 ◆一頃、いわゆる高級コンパクト機のレンズをLマウント化するのが流行って、その中でヘキサーの玉によるコレ、なわけだが・・・・・あれはまだカメラショーが高島屋だった頃か、 発表間もなくのヘキサー、会場では、恐らく営業か広報か、ひょっとしたら開発はたまた経営陣の、と思しき年配の方が、「本当に写真が好きな方にだけ差し上げます!」と、 カタログを配っていたのが思い起こされる。その媚びないポーズは一種の製品の演出でもあったのだろうが、言わんとするところは伝わる気がして、好感を覚えた。 しかし如何せん、何分先立つものが無く、結局縁は無く・・・・・まあ、京セラのTシリーズの後では「今更のでかさ」と映ったとか、MFがなんだかややこしいとか、 カッチリした建て付けながら外皮がプラみたい?、とか、「持たざる者」なりに色々と思うところも無いではなかったのだが。そういやRFブームの、前夜なんだったかな。 ◆でこのヘキサノン、藤澤商会の企画と聞くが、先に銀バージョンが存在したように思う。それは覚えてる気がするのだが、後になってこの黒バージョンが登場。 限定生産を謳いながら結構長いこと、新品在庫があったらしい・・・・・ともあれ、元箱共々一通り揃ったのが、2本並んでる。どっかのデッドストックみたいな風情だが、 そういや元々のヘキサーって、漏れなくボディも付いて、いくらだっけな。 ◆アレが意外とアレだったし、特売でもやってりゃ今日あたり、とゴロゴロ転げだしてるCX1、ヨドバシ覗く限りはまーだまーだ、高い。中野では安かったか ・・・・・ポイントがちょっと色付いてるので結果的には同等のようだが、やはりR4やR7の時の水準まで、もうちょい下げ待ちかなここわ・・・・・店頭では売れ筋1位、 みたいなハナシのようで、ひょっとしたら先週あたりバーゲンかまして、実績作ったのカモ・・・・・んー。 ◆コンデジ売り場をぶらぶらと、殆どワイド端だけチェックしながら回っていて、ふらりと手にしたルミックスの、FX−550といったか、ズーム倍率は控え目ながら、 ワイド端25mm相当からという小技を見せ。28mm相当を謳うものでもその実、2:3トリミングの場合や、隅が流れるとか歪曲収差の始末・・・・・そこまでやらんか・・・・・ とか考え出すと聊か微妙なものあり、そこへこの3mm相当分のマージンは意外と、効いて来そうな。ライカを名乗る玉はむしろその銘を塗り潰しておきたいんだが(苦笑)、 ふーむふーむとよく見れば、両優先AEなんか、出来ちゃうのだなコレ。やっべぇー・・・・・で、その設定方法が判らずかなり長いこと弄繰り回した挙句ようやく気付いたことに、 タッチパネルなんかいコレ。をを、をを、ビシビシ設定出来るぞよ。やっべぇー・・・・・ん、いやまて、うっかり不用意に触りそうで、ちょいと持ち替えるのも恐くないかコレ。んー。

2009/7/7(火)
キャプリオR7を気遣いながらも、やはりコンデジにチラチラ色目を使ったりなこの頃だが、もう、どれもこれも見分けがつかづ・・・・・ワイド端28mm相当だとか、 色々譲れぬセンはあるのだが、最近は各社結構揃えて来て、あとはもうミテクレだとかそのへんくらいしか判断材料が無い。 いつかはまたと思っていたIXYデジもなんだかパッとしないし、余程往年の300aの方がシブいかと思うワケだが、そのどーでも良いや的な空気の中でこれがまた、 リコーCX1が意外と、目を引いたり。 ◆R2はともかくR4、R7で懲りたハズなのだが・・・・・R8で直線的なフォルムを纏い、その第4世代プラットフォーム・・・・・外見から勝手にそう区分してるだけだが ・・・・・もR8のとりあえず感やR10の造作のダサさから、CX1では意外や垢抜けて、なかなかシブい。黒の話だけど。 ところで随分モデチェンしたんだなと思ったら、R9というのは抜けてたみたいですなどうも。ライカに遠慮したの? ◆例によって、これで剥げ味を楽しめる外殻素材であるか否かが重大だったりするのだが、爪でコツコツ叩いてみるもよく判らなかったりしつつ、弄ってみるとこれが、 Rシリーズ使ってりゃアタリキだが馴染みまくりな操作感。うーむむむ・・・・・馴染んでるだけあって、その洗練というのも判ってくる・・・・・ あーなんか、結局ここへ帰るのかよ、みたいな(汗)。しかしアート、アート、って恥ずかし連呼はなんとかならんか。 ◆Rシリーズの新しいヤツ、くらいの認識しか無かったがコレ、あらためて見ると、結構新機軸打ち出してたりだったのだな。まずCMOSセンサー。ほえ。 ダイナミックレンジダブルショット・・・・・なる長たらしい機能は、段階露光して合成するという技であるらしい。フィルムスキャンでお馴染みな小技だが、 連写ということは、そのコマ速が気になる。連写が4コマ/秒を謳ってるから、その程度なんだろか。動体には厳しい。でも使い出がある時はあるか。ふむ。 まだ色々あるようだが、まあR7より悪くはなってなかろうし、値段もこなれて来てそうだし・・・・・あれっ?(汗)

2009/7/6(月)
週末のフィルム出しにビック。ふとペンEP−1のコーナーを覗くと、1人のネーチャンが長らく占拠しており(笑)今日のところは見送り。 ときにキャプリオR7のゴミ、出る時は出るので掃除に出さにゃならんかと思うのだが、昨年光学系の調整ガタガタで返されて以来の、 再修理ループの悪夢が脳裏に甦りどうも二の足。隙間からエア吹きまくってみると、毛みたいのは消えたが今度はホクロみたいなモンが・・・・・あー。 てかこの隙間からまた入りそうな・・・・・そもそも買って半年でゴミ入ってたし。それはそれとして、直すと幾らだか。一発で直るだろか。 そういやR7って、いつ買ったんだっけか・・・・・まだまだ過渡期にあって陳腐化激しいコンデジだが、どーかなー、まだ早い、か?・・・・・んー。

2009/7/5(日)
前橋まで足を延ばし、井の頭線の電車など眺めつつ、久々に駅裏のお店を覗き。そういえば先週だったかこちらでも中古市があったらしく、 その片付けがまだ続いているのか、いやそうでもなさげな風でいつ来てもカメラ満載の箱が堆く積まれ、店の人も忙しそうなのだが、 店頭よりも通販とか輸出(?)の方が忙しかったりとかなんだろか・・・・・はさておき、FDマウントのテフノン、なんてのは無いわなあ、 と殆ど値札が付いてないのばーっかなショーケースを覗いて回り、ふと目に留まるはズミクロン35mmの7枚玉フード付。 むむむむむむ・・・・・こいつも値段が不明だが怖くて訊けづ。 ◆高崎のビックで、おおそうだったかとペンE−P1の現物を手にする。ちょっと銀梨風味も入ったボディ、手に取るとこれが、掌になかなか良い感触。 左側からむんずと掴んだ感触は、サイズ的にペンFに似せているハズなのだが、持っていないのでとりあえず、バルナックもといキヤノンIVSbを少々軽快にしたカナ的な。 パンケーキとの取り合わせがグッと来まくりでウヒウヒながら、やはりポッケに入る大きさとは言い難く、ビューファインダー込みとなると意外と嵩張る。 そういや4:3のみならず3:2や16:9、6:6・・・・・要は1:1だがくりえーちぶっぽく66サイズと言いたいのか、意外やホルガあたりのアレなのか・・・・・ なんてのまで設定があるのに今更気付いたが、ビューファインダーのフレームは4:3のみ、ソレと思しき目印も無く。フォーサーズはあくまで4:3が基調、てことですかい。 ◆レンズを外すとセンサー丸見え。あれっ、シャッター無いんだっけか? これ正常なんだろかと訝りつつ、同時発売の14〜42mmズームの方を見てみると、 「レンズの状態を確認してください」みたいなコト言って、ファインダー像がボヤボヤ。ハテハテと点検するとこれ、カタログ写真の状態はつまり、 収納状態で、ロックを外して繰り出して、撮影状態になるのだな・・・・・コンデジではお馴染みだが、しかしこの状態の佇まい、なーんか不細工というか、間抜けというか。 まあ危険は大分、遠退いた(笑)。ついでに傍の中古店にこれまた久々に立ち寄り、うーむと唸りつつ店内を一周。

2009/7/4(土)
富岡寄ったりしつつ、碓氷。このところM6が続いてたが、再びG1の登板。ついついホロゴン以外一式持ち出してしまうところを、標準28mmと望遠の45mm・・・・・ 間違ってません(笑)・・・・・だけにして、欲張らない感じを楽しみ。なんだーかんだー言って、M6よかこっちの方が、撮るの速いんだ(苦笑)。 まあ、晴天で露出固定で被写界深度に追い込んじゃえば、その限りではないが・・・・・尤もG1のばやいわ、MFダイヤルが不用意に回るのが、これまた怖いんだが。


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