我が病巣 〜カメラな日々

一番下へ



2015/3/31(火)
恒例の桜の季節の朝練。EOS7D2の初陣で投入なのだったが、10コマ/秒の威力に頼りまくりで、まあファイルが増える増える。 7Dからの違和感はほぼ無し・・・・・いや再生時のズームの使い勝手がどうも・・・・・で、画質、特に枝先や高感度が気になるが追々じっくり見るとして、 露出は昨年までの同じ場所でのレシピを頼りにマニュアルのみだったが、AEはまだ、KissX7での転びまくりな印象もあって、二の足踏んでるトコロ。 ◆他に気懸りは電池の減り。まことにざっくりとした心証レベルながら、こりゃ遠征では用心せねば・・・・・互換電池はイチイチメッセージ出す煩わしさでローテーションから外すとして、 7Dからの引き継ぎ分を入れて純正は2本体制、しかし古い方は多少くたびれてもいようし、いずれはもう1本、視野に入れざるを得ないか。急な時は互換で間に合わせられるけど。 ◆FlashAirのアプリが変わってて、どうも馴染まづ。サムネイルのアイコンが小さく、特に連写かました箇所では隣同士の差異が判かりにくいため、 一々読み込んでみる必要があるのだが、1コマ表示してさて一覧に戻るかとやると、一々一覧の先頭位置に戻ってしまう。 さっきの場所はどこだったかと、目当ての箇所までズルズルスクロールの煩わしさよ。 カメラ側で選んで、そのファイル名を頼りに画像も見ずスマホ側で指定、という方式にせざるを得ないか・・・。

2015/3/26(木)
EOS7D2。液晶保護シール貼って、電池入れて、ウハウハの時間・・・・・っていきなり、そんな電池知らねえ的な表示が出た。 同梱のを充電しつつ7Dのを抜いて入れてみたのだったが、今や互換電池じゃそういうコトらしい。(ぉ まずはGPSで時計合わせ。スバラシイ。 おっといつもの「儀式」があったな・・・・・現用7Dのストラップを外し、7D2に通す。KissDNより数えて、40D、7Dを経て四代目、 その前は前で銀塩のEOS7、そのまた前はEOS630だったろうか。昨日今日じゃねーよ、というささやかな主張の、キヤノン赤白・・・・・の細い方・・・・・である。 ◆取説も見ずにメニューを端から舐めての設定は、毎度キヤノンの「血」が教える慣れもあったが、7Dとの違いはDIGICの世代とコマ速くらいの認識なので(をゐ)、 あれも出来るのか、これも出来るのか、という喜びは半ば、めっけもので。速攻ONにしたSSは、ISOのシフトも出来るようになって、 案外出くわす、絞りもシャッター速度も動かしたくないが露出調整はしたい、という局面での威力に期待。最小絞りの制限がかかるのも有難い。 プロペラ機撮ってると1/125乃至1/250以上にしたくないことがあって、追ってるうちに絞りがうっかりF64以上になろうものならゴミばっかり写り込むという、 哀しい事態が回避出来そう。ISOでSSを行うようにすれば、シャッター速度をキープしたまま、そこそこの絞りで抑えられる。 ◆そういえばこれも有難かったのは、レンズ毎の収差補正機能。特に歪曲収差は山笠ならまだマシな方で鍋蓋というか中カッコみたいなのは、ちょっと後処理でも面倒で。 CPPでの補正はRAW前提だったような気がする・・・・・記憶が確かならば・・・・・ので、JPG撮って出しが殆どな身には、諸々のスキル不足もあって、 PSで程々に、目立たない・・・・・目に余るほどでないと言うべきか・・・・・程度まで補正をかけてお茶を濁す的なところがやっとで。 ともあれなんとも有難いこの機能、後から出たEF−S24mmのデータも追加したし、しかしお気に入りのカラスコ20mmには、データがない・・・。 ◆一通り設定して、見慣れないスイッチ類も追々覚えるとして、基本的な使い勝手はほぼ把握・・・・・7Dの直系であるからF−1とNF−1くらいの違いしかない・・・・・したところで、 さてこの向かって左下のボタンは何だろかと思えば、プレビューボタンが右下から移ったらしい。レンズを支える左手でも、グリップを握る右手でも押せる。 遡ればAE−1から代々、AシリーズでもTシリーズでも、プレビューは向かって右下にあるものだった。EOS600系でもこれは受け継がれ、 デジに至るまでEOSシリーズでもそれは踏襲された。 ◆一方、セルフタイマーレバーと兼ねたFシリーズからF−1の流れでは、NF−1ではボタン式に変わりつつも左下の位置に留まった。 これはそのままEOS−1へ受け継がれ、もうひとつのハイフン付EOS−3共々、このプレビューボタンの位置が、フラグシップとその他を隔てていたと言っても過言ではない。 調べるとEOS5D3が一足先に移っていて、見回せば6Dも70Dも既に左、残すところは8000Dを含むKiss系だけだったようで、ここに来て統一に動いていたわけか。 出たばかりの8000D/KissX8が、そこに乗って来ないのが、やや気になるが・・・・・エントリーモデルなら旧モデルの慣れがどうとかいう問題ではあるまいし。 ◆先代7Dと比べてシャッター音はメカらしくなったか。音に拘ったと宣伝されてきた割には、先代7Dはどうも、ポコポコと箱が鳴るようなところがあった。 尤も音は写らないので知ったことではない、と言えばそれまでだが・・・・・しっかし10コマ/秒、速ぇぇぇぇな。 連写しそびれるより無駄ゴマ切った方がマシ、のつもりで常時連写に固定することにしていたが、この速さでは1コマで止めることはままならぬっぽい。 レリーズで押し込むより指を引っ込めることに気を取られるようでは本末転倒、有難いことに連写速度もH/Lとも設定出来るので、Lを6コマくらいにしてみる。

2015/3/25(水)
ふらりと中野・・・・・いや、ふらりと、ではなかった。靖国神社の基準木は既に開花を迎え、寒の戻りでペースは鈍ってるだろうが、桜を撮るならばもう猶予は無い。 最終判断ゴーである。EF−S15〜85mmが今あんななので、レンズキットもちらと過ぎったが、2種類あるうちのどちらでもいずれ持て余す気がしたので、 素直にボディのみを所望。一度箱から出してはみたが、バタバタしたので設定したり操作覚えたりなウハウハタイムは明日にでも・・・・・ってEOS7D2のことですがぁ。 ◆あらためてEF−S15〜85mm、前玉のガタの件。前玉周囲のドーナツ状の、ぐるりとレンズ名が記されたプラ部品、一見回せるようには見えず、 また回らないような感触と思われたのだが、指で左右に押してみると僅かに動く。んんっ? レンズ名が記された間に1ケ所だけ小さな窪みがあって、 1ケ所ではカニ目を入れるところではなさそうだが、さりとて成形の都合だとすればこんな表に見えるところではなかろうし、ならばこれには、意味があるハズ。 ◆爪楊枝を当ててゆっくり回すと、果たして回る。右に回せば締まると思ったが前玉のガタガタは収まらず、ならばと左へ回すと、おっ、固定された。 へぇー! 数十度しか回らないので、ここに直接ネジが切ってあるというより、感触としてはバヨネットに近いか・・・・・向きからするとニコン向き。 ともあれ目先の「前玉カタカタ」がこれで片付いたが、またいつの間にか緩んでいるかもしれないことは、頭の隅に置いておかねば。 常時フィルター付けてるので、いつの間にか行方不明ということは、多分ないが。

2015/3/23(月)
なんでも、ローライ造ってる会社が清算に入って設備を売りに出してる、とかいう話が流れてて。ローライといえばローライ35しか縁がなかったが、 名のあるブランドがまた消えてしまうのか・・・・・尤も一度倒産しているところでもあって、即消えるかどうかは不透明だが・・・・・かつてドイが、 プラウベルを救済したことがあったが、あの頃は日本の景気の背景も大であったろうし、そのドイも今はない。 ◆そういえばキヤノンが「欧州の中判メーカーに出資している」なる話を以前どこかで読んだ記憶があって、大型センサーにもトライしているところだし、 ハッセル、ローライ、はたまたフェーズワン?、などと勘繰ったが、真偽を含めて詳細不明。その中でローライは、 最も遠そうな気がするわけだが・・・・・キーテクがあるならまだしも、ブランドを買うような会社ではないし。 ◆EOS7D2。ムムム中野に追従してるところアリ。今週末試写、から逆算すると・・・。 ◆EF−S15〜85mm、振るとカタカタ鳴る。元々ヘリコイドのガタで鳴るのだったが、どうもこれまでになかったカンジ。違うトコロから違う音が出てる。 見ていくとどうも、前玉がカタカタ・・・・・えーっ。繰り返すがヘリコイドのガタは承知の上で、それとは別に、一番前の玉だけが、カタカタと動くのである。 前からカニ目で締め付けそうな気配乏しく、これはバラさないと無理なのか・・・・・今はちょっと預けたくないのだが。 まあヘリコイドのガタからすれば大したことは・・・・・という気もしないではないが、看過は出来ぬ。

2015/3/22(日)
EOS7D2。ポンと戻した後また下がってきて、中野あたりで頭一つ出てる。桜に合わせるタイミングではもう、この先せいぜい液晶保護シール代くらいしか変わらぬか。

2015/3/14(土)
EOS7D2。大分値が下がってきて、今年の桜か、はたまた目下羽田でレストア中のYS−11のお披露目に向けて・・・・・などと算段しつつウォッチしていたのだったが、 主立った店で一斉にポーンと値段が上がってしまい。大体消費税程度と言えばその程度なのだが、純正バッテリー2個くらいと考えると、それなりに大きく思えて来る。 そういえば7D2は結構大食らいらしいという噂。 ◆各店で値が下がってきたところへ、「見えざる手」によってかポンと戻すということはままあるが、まあこんな相場動向を見て逡巡してられるってのもつまりは、 大して必要でもないからであろ・・・・・いやいやいやいや、そんなことはないぞ。ないってば。

2015/3/8(日)
ふらりと大阪京都と鉄巡り。ダイヤ改正を前に方々でアツいようなのだが、結構圏外なトコロにいる身としては、それよりも梅小路蒸気機関車館が夏休み一杯で閉館という、 ソッチが重大なのであって・・・・・年内一杯だろか−とぼんやり思っていたら、寒い季節は最早巡って来ないのだという事実に、いきなり直面したワケで。 3月ともなればそう寒くもなくなってしまってはいたが、それでもどうにか、独り密かなる「葬式鉄」モードで、パチリパチリと。 ◆で、ふと気付けばKissX7、結構水平が出るようになっていて。気を抜くとまだ分からないが、1年も経てば流石に、 手に馴染んで来る・・・・・というか身体的に色々なトコロで順応してきた、というか。最近知った所ではキヤノンからマグニファイヤーが出るとかで、 今のオリンパスのヤツよりも良さそうな予感・・・・・ローアングルからライブビューやると、その出っ張りが画面の幾分かを隠してしまっていたので。 あと目の上に当てるフィット感もイマイチでホールディング的にややマイナスだったので、そこいらへんが改善しそうならもう、出たら速攻。 ◆ん、7D/7D2用にもどうかと思ったら、2種類出るうちのどっちにも対応機種の記述なし・・・・・えー?


2015/2/28(土)
いつかはやると思ってた。KissX7ぶら提げて、出先でスマホへデータを送ろうとしたら、FlashAirのON/OFF切替画像が、ない。 この画像の保護を外すとON、保護をかけるとOFFという造りなのだが、どうやらONにしたまま他のファイルと一緒に消してしまったらしい。 これが恐かったんだ、これが・・・・・何らかの自動復帰なり回復なりの機能があるでもなく、母艦で再設定してやるまではたーだのSDカード、となる。 指定ファイルが消えたらデフォルトのタイマー付で機能するとか、そういう冗長性は欲しかったな・・・・・バックアップにカードリーダー? うーむ。

2015/2/26(木)
別件でヨドバシ行ったついでに、パワーショットSX610に触る。先日のビックと違ってちゃーんとメモリが入ってる。現用G12やリコーCX5の感覚からすると、 背面の操作系がどうにも窮屈、親指の爪立ててポチポチといったところで、現用CX5の出来の良さを再認識・・・・・しかしやっぱりどうもこう、響かないな。

2015/2/21(土)
銀座の中古市。内容的にどうとか言う以前に、今更ながらに、ここに来る動機が殆ど失われていることを認識・・・・・えーと何しに来たんだろ。

2015/2/19(木)
今年1本目の現像上がり。まあまあ撮れてはいて。 ◆ついでに店頭にお目見えした、パワーショットSX610にご対面。スタイルはまずまず、本体こんなに薄くなくてもという気がしないでもなかったが、 金属風味な感触にあって上部だけプラっぽいのには、やや萎え。金属だからプラだからどうというものではないが、木に竹を接ぐような違和感を覚えてしまったものは仕方が無い。 そこはいずれ慣れるのかもしれないとして、メモリ差さってなくて画質チェック出来づ。歪曲収差はあまり感じられなかったが画像処理なのかどうなのか。

2015/2/15(日)
ヨドバシで例のMOOK「キヤノン一眼レフのすべて」をやっと所望、ポイント消化したかったので。史料的なというよりは図鑑といったところか。 あらためてパラパラ見ると、初代F−1にも、絞りリングがAマークのFDレンズが着いてた。無論サーボEEファインダーではなしで。もしや、とさらに見て行くと、 AV−1、AL−1もシレっとAマークのまま装着されており。なんだーオイ。この分ではT60も載っていればそうだったに違いあるまい。 ◆因みにFDレンズを取り付けて、絞りリングがAマークに入っていておかしくないのは、サーボEEファインダー付初代F−1、モードラまたはワインダー付のNF−1、 EF、AE−1、AE−1P、A−1、T50、T70、T80、T90。これだけ。 ◆ここまで来ると、ケアレスミスであるかさえ疑わしい。アレか、アナログ時計の商品写真で10時08分32秒あたり指してるような、 そういう決めポジション的な扱いでAマークなのか? しかしAマークでない写真もしっかりあるわけで、このあたりは気紛れな感がある。 もしやこれはツッコミ待ちなのか、どこかに間違い探しの答えでも書いてあるのか。

2015/2/14(土)
先週末富士山の見えるところで撮り鉄してみたら、若干その予感はあったものの結局通うハメになり。そもそもナメて手持ちでいたのが敗因、構図が落ち着かずにどうにも納得行かづ、 地理的にはある意味ホームであるので気は楽とはいえ、ならばと引っ張り出したベルボン・マーク7抱え・・・・・ストラップがまさかの行方不明・・・・・暗いうちに家を出て、 電車に揺られて日の出直前に現着。三脚など滅多に使わないので、ちょっとスイッチが入るような気分。 ◆三脚据えて構図決めて、いざ、とレリーズするわけだが、撮れたてのを拡大してみると、どうも甘い。この間もなーんか、甘かったり甘くなかったり。 シャッターは相当に速いからブレの類ではない。ピントはAFセンサーで何度も何度も確認したし、念の為ISも切った。EF70〜200mm/F2.8L IS、 旧い初代だしどこか甘くなってるのか、などと訝しんだが、撮れてる時はキリッと撮れてたりする。 ◆まてよ、とあらためてAFセンサーで確認後、ライブビューで拡大してみると、うへ、ズレてやがら。ライブビューで拡大してキューっと追い込んでみると、 今度はAFセンサーで合焦ランプ点かづ。もう一度MFで合焦ランプを点かせて、またまたライブビューで確認すれば、やっぱりズレてる・・・・・えーっ。 AFセンサーの光学系が、ズレてんのかいなコレ。よくわからんけど。 ◆CP+。いつもの流れで横浜東口から日産覘きつつ現着。毎度のことながら新製品はヨドバシで触ればいいや的なところで、総合カタログ貰う・・・・・電車賃くらいは浮く・・・・・のと、 JCIIの展示と、目に止まった用品くらいな具合で。JCIIはまた懐かしい品々を並べてくれてたが、写ルンですあたりは暮にカメ博で見たばかりだったり。 ◆そうそうシグマの150〜600mmのCラインの方を初めて手に取り。心はEF100〜400mmに行っているものの、さてさてどうだと構えてみれば、 ん・・・・・んん?・・・・・手ブレ補正のスイッチを見る・・・・・んんん?・・・・・うーむやはり、OS弱過ぎなのか。既に便利ズーム18〜200mmで実感していることだが、 ISでお馴染みのあの、ピタッと張り付くような世界とは程遠く。描写良くてもブレたらオワリなのよ・・・。 ◆一回りしたところで2階の「御苗場」。コマーシャルっぽいのからユルユルっぽいのから、デジもあれば銀塩もあり、良い意味でのごった煮の多彩さで、気圧されたりニヤついたり。 思えばギャラリー主催とか、地域や個人或いはメーカーの大小趣味サークル、等々の写真展というのは古くからあったが、 一方で近年目に止まる・・・・・単にアンテナ張ってなかった故だろうが・・・・・のが、公募のいわば一本釣り式のもの。富士の「PHOTO IS」あたりが、 心当たりの「近年」の始まり頃な印象だが、最近まで知らなかったデザフェス然り、「所属」を問われず「個」が直接表に出る流れ・・・・・ネットのみならずリアルな空間においても、 同程度のハードルで発し、他者と繋がる。ネットの利便がむしろリアルでの多対多の縁をもたらす様は、結局人間そこなのか、と思ったり思わなかったり。 ◆M6引っ張り出してブラパチに移行、山下公園でちょいと引っかけて、まったり過ごす・・・・・このあたりはいつもの通り。エサ目当てのカモメがヒュンヒュン寄って来るので、 パワーショットG12も出してクイックモードで狙ってみるも、あんまりクイックでないことに愕然・・・・・こんなだったっけか? しかも露出もレリーズの瞬間決まるのでなく、 半押しの時点でAEロックがかかるらしく、そこを弁えてないとトンデモ露光で失敗量産・・・・・あーもどかしい。 ◆山手までやって来て、これまた恒例のねこ展。猫は完全に専門外というか圏外というか猫好きですらないのだが(ぉ、小さなギャラリーの小さな集まりの企画ながら、 毎年毎年その多様な・・・・・中にはメーカーの大きなギャラリーで個展を開いた作家も・・・・・作品は見応えがあり。なまじ自分も写真を撮ったりするからか、 どうしても目の前の作品のその場面に至る経緯を、追体験するような見方になってしまうのだが、追い込んで追い込んで造り上げたのか「降りてきた」のを捉まえたのか、 そのあたりが判然とせず頭を抱えたり、或いは道程を想い途方に暮れたり。

2015/2/11(水)
書店で目に止まった「キヤノン一眼レフのすべて」なるMOOK。先月に出てたらしく。人気機種のピンポイントやピックアップした本はいくつかあったが、 歴代を網羅的に扱ったものは・・・・・手許には「キヤノンテクニカルマニュアル」(写真工業)、「クラシックカメラ専科 キヤノンハンドブック」(朝日ソノラマ)と、 リアルタイムに求めたものが残っているが、このあたりはいずれも前世紀の発行、前者に至っては昭和時代のものだから、かなりの久々加減であって。 ◆表紙にはNF−1AEとEOS7D2・・・・・って、そのNF−1に着いてるNFD50mm/F1.2L、絞りがAマーク位置なんですがあ。 NF−1はモードラもワインダーも無し、従ってシャッター優先AEは使えない。因みにシャッターダイヤルをAマークにしてもプログラムAEにはならない ・・・・・というのはお約束の笑い話だった・・・・・し、実際のトコロは、最小絞りで固定されるだけである。 そもそも、レンズ装着後ではロックがかかって、Aマークへは回せない。 ◆壊したり壊れたりがなければ、絞りがAマークのまま装着したか、または、このNF−1は「たまたま」この直前にモードラ(かワインダー)を付けてAEチャージが行われていて、 そのままシャッターを切ることなくモードラ(かワインダー)を外した状態、即ちAEチャージがなされたままだったために、Aマークへ「回せた」可能性も排除しないが、 まあ前者であろうな。ヘタをすると、回せない回せないと梃子摺った挙句に、一旦外して回して着け直した、 という可能性すらあるが・・・・・そこまでAマークに拘る理由が分からないが。 ◆細かいところを一々論ったところで、己の器の程を晒すだけではあるのだが、異分野からの単発のMOOKでなく、CAPA編集部編ともなれば、 撮影から出荷までの数多あるプロセスの中で誰も気付かなんだか?、と首の一つも捻りはする・・・・・EOS誕生からでももうすぐ30周年、 ここが違う、あれが気に食わないなどと、要は歳食ったってことか。

2015/2/6(金)
キヤノンから一斉に新製品発表。前日当たり前にリーク情報が流れてたようなので意外感は・・・・・あった。参考出品パワーショットG3X。 いやあ、これわ・・・・・ごっついばかりでペッタンコにならないならコンデジなんて。 ◆EOS5Dsあたりははあそうですか、てなものだったが、むしろ気になるのが8000DとKissX8i。内容はほぼ同じスペックで、 操作系を大きく換えて2本立てにしてきた。従来の延長線上にあるKissX8iに対し、8000Dは「脱Kiss」のEOS本流の操作系。 大きさも同等でこの2つを並べられたら、まず8000Dを選びますわ。 ◆キヤノンの真意は分からないが、8000Dへ流れるのを見越してる気が、しなくもなく・・・・・今回小さい方のX7の後継が出てきていないが、 小型軽量を身上とするKissの本命は、こちらのライン・・・・・新たな骨格を得て「ミラーレスキラー」としてのトンがったキャラクターに、 「強者の戦略」のキヤノンのやる気を見るようだったが・・・・・へシフトするのではないのか。X8にはそうなってると思ったが、X9の代まで、お預けか。 たーだ一方で、EVF対応のM3が登場してるのだな。まだ軸足を移すつもりはないだろうが、「ミラーレスキラー」とは当然、競合するわけで。 ◆コンデジに目を移せば、先日パワーショットのS200あたりがえらく安く売られていたので、そろそろ次かと思えば、今回何も出づ。 キヤノンのサイトには「在庫僅少」マークまでついている。G7Xが後を継いで、Sシリーズは終了なのか。多機能系ではSX610というのが、 Sシリーズのような端正なスタイルになっていて。前の600はスタイリングからソソるような色気もなく、欲張りズームの割り切りで持っているだけの、 仮面夫婦のような関係しかイメージできなかったが、今度のスタイルならちょっと、行けるカモ・・・・・画質は妥協するしかないだろうが。 ◆Nは初代がかなりユニークで、N100で大幅に「真っ当にフツーのデジカメ」へ軌道修正かと思われたが、N2でまた初代に先祖帰り。 思うに、N100の内容だったら、Nシリーズでいる必然も無いのでは、なかろうか? トンがってこそのNであろう。 ◆IXYに至ってはDIGICがアップデートされるでもなく、センサーを変えたくらいの変化しかなく、最早死に体。銀塩APS時代からコンデジの何年かの、 「IXYかそれ以外」の時代を知っていることが、むしろ哀しい。640などは先代の630と比べて、画素数が増えた代わりに連写は遅くなるわなんだわで、 副作用ばかりな有様。カラーバリエーションにブラックがある、というくらいしか目を引かない・・・・・150、170の番台の方は、何故かCCDなのだよなコレ。 低価格帯にはリソースを割かない、という戦略はキヤノン自身が公にしているので、この先はフェードアウトしかない。 ◆手許のリコーCX5はまだまだ使える。使えるのだが、ワイド端28mm相当というのもやや窮屈といえば窮屈。そろそろと考えた時に、 10倍級のズームを捨てて画質を取るか、多少そこは割り切って便利ズームの恩恵前面で行くか・・・・・前者ならG7X、後者であればSX610、で暫定か。 もう各社調べたり流儀の違う製品を扱うのも面倒なので、キヤノンの中で、という前提になっているこの頃。

2015/2/1(日)
今年1本目をM6に突っ込んで、碓氷へ連れて行く。賞味期限も怪しくもう1本残るRVP100、補充以前にコイツをいつ、使い切るやら。 Mロッコール28mmに、ズミクロン50mm、テレエルマリート90mmと3本態勢、それぞれ使いはしたが28mm以外はややお座成り感。


2015/1/30(金)
そろそろCP+も近くなって、ネットもザワつきだしてる様子。キヤノンについてはセンサーをソニーと共同開発するとか、 フルサイズ50M級とかいう噂・・・・・とそこへEOS5Dsなるモノのリーク写真。 確かに高画素化という方向性のウワサはあったが・・・・APS−Cとの面積比からすると、そんなに突飛な画素数とも思われないが、 ただ折角の画素サイズの余裕、アドバンテージを持っていたS/Nとのトレードオフは、どうバランスさせるか・・・・・或いはオーバーサンプリング的に、 20M級に落とした使い方もアリ、なのか。 ◆となると現行EOS5D3がお値頃になりそうな気もするが、今は7D2だわなあ・・・・・どうも昨今、フルサイズへの未練も希薄になりつつあり。


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