我が病巣 〜カメラな日々

一番下へ



2011/3/30(水)
安原製作所、「一式」「秋月」以来の「光学製品」をこの3月に発表するようなアナウンスが以前からあったのだが、まだかまだかと言っていたら4日前に、 発表の予告が出ていたようだ。「NANOHA」・・・・・ナノハ? ロゴには「×5」とも入っていて、拡大倍率なのかズーム比か何かなのか、 或いは形式名なのか・・・・・そもそも「何らかの光学製品」とまでしか判らないのだから、ネーミングの意味するところまで推し量りようもなく。 なんだろね。どーすんだろね。4/20発売の雑誌に掲載の由。

2011/3/19(土)
野暮用方々気分転換方々出歩くついでに、久々にG1を連れ出す。M6とは大分趣が違うとはいえ、それなりにカッチリした密度感といい、 何よりオートの手軽さでもって、そんなこんなな空気を味わい。 ◆値上げ前にとRVP100×20本を所望。ストックはもう10本を切っていたが、この箱も年内に使い切るかどうか、かなり怪しく・・・・・尤も、 悠長にカメラいじってる場合じゃなくなるかもしれんのだけど(汗)。 ◆乾電池が、無い。気持ち良いくらい店頭から消えてて、何故か単四ばかりが山ほどある(笑)。それも一時のものと思ってたが、未だなかなか出て来ない。 いつぞや米が凶作だった年に、買い貯めて挙句腐らせた連中がいたらしいが・・・・・元々単三は少々ストックしていたが、 最近は個々の専用充電池が多いので、あまり意識して貯め込むこともなくなっていたものだから、アウトドア系の小さなランタンと、ラジオ代わりの受信機に入れたところで、終了。 逼迫した状況ではないものの、やや心許なくなり見回せば、モードラに12本、パワーブースターに8本、ワインダーに4本と、 あるわあるわ・・・・・本来入れっ放しにしておくべきものではなかろうが、意外なところでこれが。

2011/3/11(金)
帰れなくなったとかそんな自分の都合など下らなく思われた。有無言わさぬ「歴史」に今、居合わせてしまったのか・・・。

2011/3/10(木)
碓氷。ざんげ岩には珍しく他に3人も鉄がいて、それぞれ三脚を・・・・・1人は汗だくでハスキーを運び上げて来た(笑)。そんなこんなでお目当ての、 ロクサンの回送を待っていたのだが、ギュンギュン唸る音に振り返れば、約1名ドラ付F2だし・・・・・そういえば昨年の入間航空祭にもそんな人、 いたっけな・・・・・聞けばまだまだまだまだ銀塩で踏ん張ってる由。そういやすっかり、残弾なんて意識しなくなったよねー、などと再認識。 ならばとこちらも今回密かに同行せしEOS−1を引っ張り出したが、完全に貫禄負け。 他2人はEOS7Dで、色々聞いているとやっぱり・・・・・値頃になってきたしなー・・・・・いやいやいやいや。 ◆そのEOS−1も、玉は迷ったがバブル残り香仕様でEF28〜80mm/f2.8〜4L USM。重ったるいが、1本で持って歩くと、 良い塩梅に「その気モード」にさせてくれてササッとキメる感じが、なかなかよろしくて。とはいえ今やF−1同様、すっかり楽隠居なのであるが。

2011/3/5(土)
カラスコ20mmのフード、専用のはフルサイズ用だから、APS−Cサイズにはやや広過ぎる。べつにそんなシビアな次元で考えちゃいないのだが、 52φの標準用のが転がってたので、これを着けてみる。パンケーキにこの長さは不本意だが・・・・・標準用とあるが実際には35mmくらいまで行けたハズ、 一方カラスコもEOS40Dのサイズなら32mm相当くらいだから、結構ギリギリだろうが、行けるか? 試しに絞りを変え、距離を変え、ライブビューで覗いてみる。 お、結構大丈夫そうじゃん。殆どミントだったので、玄関のタタキで縁をガリガリッとエイジング処理。(ぉ ◆ピーカンだったので空へ向けて試写。やはりケラレは無さそうだ。よしよし。しかし少ーし、詰めたいかなやっぱ。 ◆ヨドバシにフジのX100があったので、手にしてみる。あ、軽い・・・・・一瞬ハリボテかと訝ったが、防犯のコードが繋がってるし、ちゃーんとスイッチも入る。 ふむふむと弄ってみたが、しかしこのカバー、てっきり銀梨だと思っていたらメタリック塗装のようで、しかもなーんか感触が、ぬるい。もしや、プラだったっけ?   いやいやマグネシウムかなんかだっけか・・・・・なんだか蝕雷の危険ほぼ0%と無害化された感じだが(笑)、覗いたファインダーは電子ビュー、 あれれと前を覗くとファインダー窓がシャッターで閉じてる。巻き戻し・・・・・じゃなかった切替レバーで光学ファインダーに切替え、あれこれと弄ってみたが、 慣れの問題なのだろうがMFのフィードバックがよく判らず、どうせなら真ん中だけ電子ビューと二重像合致式にすればとか色々勝手なことを考えたりしつつ、 横で物欲しそうにじっと見てる人がいるので(笑)、このへんで台に戻す。うーむこれなら、マイクロフォーサーズにパンケーキ単焦点でも・・・。


2011/2/26(土)
汐留で「石川光陽写真展」。写真館から、警視庁に請われて身分上は警察官のカメラマンとなったそうで、その業務として、或いはその合間の息抜き的なスナップ等々、 戦前戦後の東京の姿を切り取り続ける。その時代感を印画紙上から嗅ぎ取りつつ、自分の知っている場所などがあれば、定点写真的にそれを味わい。 本人直筆の「写真の心得」というメモに目を落とすと、漫然と広角で撮ると主題がぼやけるとか、もう少し深いところなど、今に始まったことではないのだなというようなことが色々と。 ◆中央通りを進み松屋銀座、特に目当てもないまま中古市。コシナのところではKマウントの玉が在庫一掃セールのようだったが、R4Aなんてのも¥59.8Kなどとお値頃価格で、 やや揺れる(汗)。今回もまた何事も無く終了で、今日は魚眼もあるし天気もいいしとスカイツリー収めて、まだ明るいので東京駅丸の内駅舎のウォッチ。南口ドームが先に姿を見せ、 これは前にも収めていたが、そういえば「石川光陽写真展」の見出しの写真もこの南口のようで・・・・・「戦後」を飛び越して繋がっていく風景・・・。

2011/2/25(金)
サムライZLの現像上がり。おー、意外と撮れてんじゃん。この「意外と」てのがまたクセモノで、本来当たり前であるハズのことに妙なバイアスがかかり、 もう1本入れてみようかなどと思わせるから困る(苦笑)。

2011/2/21(月)
EOS40D、あーやっぱ、また例の持病がぶり返してきたようで・・・・・レリーズの接触不良。苛立ち半分にグリグリ押すのも良い事無さそうであるし、 また隙間からブロワー吹いてみるか。何故か改善するのだが、ボタンの摺動部分のカスだとかシールが甘いとか、見立て通りだとするとそれはそれで、なんというか・・・。

2011/2/20(日)
気分が乗れぬ空模様な週末が続く中、野暮用がてらカラスコ付EOS40Dぶら下げて。日ノ出町から桜木町、そして汽車道へ至り、封鎖されてる道路やら白バイやら見て、 今日はマラソンだったかと得心。ぜーんぜん撮る気が起こらぬまま山下公園で「横浜ビール」なるを求め、値段確かめなかったのを若干後悔しつつ(苦笑)、 椅子に腰かけてナッツを口に放り込み、トンビの滑空や急降下など眺めて暫し休憩。 ◆遠景を撮ろうかと、サムライZLを取り出したが、やはりここでもテレ寄りでピントが来ない来ない。とにかく合焦ランプが点くまで丸々1分以上格闘している有様。 もう少しちびちび撮りたかったが、さっさと終わって現像に回すことにする。マリンタワーが50周年だとかでメダルが復活していたのでこれを確保。 旧マリンタワーのは手遅れで逃したのだったそういえば。 ◆外人墓地のあたりまでやって来て、知人が参加の写真展を覗く。ネコだとかあーんまり馴染みがなくて、特に溺愛全面ベタベタなヤツは勘弁々々なのだが(苦笑)、 実際覗いてみると、この辺は鉄同様に(失敬!)、日常の生活感や、したたかさ、ジャンプばかりその一瞬を見事に・・・・・しかも狙って!・・・・・切り取っているものや、 ちょいと鉄がらみなものやら。特にテーマ絞ったものなど、単調にならないセレクトはやっぱ、懐、って奴だろなあ。最近鶴見線は名所と化してるらしい・・・・・ふーむ。

2011/2/18(金)
最小絞り半段オマケ付ズミクロン50mm/f2、上がってきたので受け取りへ。この間のあーっ!、の人(笑)が、控えを出すが早いか、顔見てあっ、と気付いたようで、 奥から出してくれた。で結局のところ個体差なのか、遊びが大きいという種類の話のようで・・・・・たしかに、絞りリングが端からちょっと行き過ぎるというのは、よくあるもので、 特に機械設計の心得は無くとも、そのあたりの誤差との、付き合い方、のようなものは、まあイメージとしては解る。 ◆店員氏は他の品物を取り出してきて、大抵はこれくらいあるものでと説明してくれる。いやいやそうなのよ、この程度ならむしろお馴染みで、殆ど気にも留めないのよ・・・・・んが、 ちょっとこれはなあ・・・・・まあこれ以上煮詰めるのも無理なようだし、半段オマケが付くところで機能的な問題というわけでもなし、近々売ろうとかいうわけでもなし、 滑らかな感触を得たところで、あらためましてと付き合いを始める、か。

2011/2/15(火)
hamaの角型フード、ちと気になったので用品カタログを捲ってみたが、どうも見当たらづ。前のカタログを引っ張り出すのも面倒なのでカチカチ探ってみれば、 割と最近、カタログ落ちした様子・・・・・こうなるとまた火が付きそうなところだが、血眼になる程の気力もなく、ひょっとしたらどこかにデッドストックなりが、 まだ転がってるかもしれない・・・・・そういや最近交通会館あたりで見かけなんだか?・・・・・そもそもカタログ落ちといっても、例えば知る人ぞ知るバイエルン柄のストラップのように、 輸入してなかっただけの可能性もあるし。とすれば並行モノなんてのは・・・・・そこまでやるとこあるかね、とそこでようやく気付いて、 ああそうだとドイチュラントのhamaのWeb覗いてみれば、やっぱり無い。そうか、そうだったか・・・。そういや国旗色のストラップは・・・・・こちらもとっくに無いようだ。 ◆富士がリバーサルを値上げとか整理とか。ブローニーはまだ、67判のカメラ売ってるくらいだからまだ暫くは安泰、と思いたいところだが、このへんが春から値上げ。 久々に買ってみよかな・・・・・一方135はというと、馴染みの20本箱が無くなる由。うーむむこれも駆け込みで押さえておこか。今年中に使いきれるか判らんが(苦笑)。 ◆そういやアスティアがもう終了で、あの淡白でいてしかし瑞々しい描写は、混合光などで無難だったし、蛍光灯や水銀灯の下でプロビアは不健康な汚ったねえ(笑)色になるところ、 ベルビアならネオンのような緑に、アスティアならあっさり自然な色合いと、使い分けで重宝したもので・・・・・もう、そういうシチュエーションで頑張ることも、無いか(寂)。 とりあえずセンシアは残るし。

2011/2/13(日)
晴れた空の下、カラスコ1本のEOS40D連れて。腰の辺りでポンポンと弾む感じが心地よく。ふらりと業平橋に降り、全く予定外の想定外だったので画角をどうしようもなかったが、 それでも無理無理でスカイツリーなど、まずは駅名票と絡めてみたり、あとは開き直って、ぱちり、ぱちり。吾妻橋のお立ち台でも1枚撮って、そのまま浅草まで歩きながら、 路地っぽいところでぱちり、映り込みでぱちり。ありがちぃ、と思いつつも、散歩気分がまた心地好し。 あーやっぱ、単焦点・・・・・時に思い切り、時に鷹揚に、時に食い下がる、単焦点。

2011/2/12(土)
カラースコパー20mm/f3.5、そういやフードがこれ、フルサイズ用なわけで、APS−C的には短すぎる理屈。EOSなら換算約32mm、それならhamaの角フードなんて、 どうだろね、アレはたしか24mm用で・・・・・俄にソソるものあったが、摩擦に頼るヤツだから、引っ掛けてポロッ、てのが嫌なんだよな・・・・・てかまだあったっけ。 ◆最小絞り半段オマケ付となっていた、ズミクロン50mm/f2を再修理に出す。あーっ!、と恐縮されたがまあ元々3週間と聞いていたのでそのへんは・・・・・ああでも、 余計な手間暇と交通費掛かってんだよなブツブツ。 ◆ふらりと寄ったヨドバシで、今更見るものも無いんだが、といいつつオリンパスのE−PL2に目が止まり。ん、E−PL1/1Sとガラは一緒かと思っていたら、 微妙にマイナーチェンジされていて、結構引き締まった面構えに、なってるんだなこれが。そう、前のがどうも間の抜けた感じだったのだが、ふーむコレなら行ける、 カナ・・・・・いやいやだから、買わないんだってばさ。そもそもE−P1でペンFもどきがアレだったわけで・・・・・って、だーかーらー。 ◆EOS40Dにカラスコ1本、颯爽とデビューと行きたかったが、みぞれ交じりの生憎の空模様で気分も乗らづ、とりあえずヨドバシの角撮って終了。 ◆御茶ノ水〜秋葉原へ流れて、ウワサに聞いていたEF24−105mm/f4L IS USMクリソツ・・・・・というより殆どアレなマグカップ(?)を物色。以前キヤノン自身から、 EF70〜200mm/f4Lか何かの非売品タンブラーがあったそうで、遡ればEFレンズやNewFDレンズを模った時計やライターなんてのも記憶にあり、 EFの時計なら手元にあったりするのだが、そんな、持ってる人は持ってる、知る人ぞ知るグッズ・・・・・とはいえこちらはちと、どうにもアレな空気が。 ◆さて、をを、あった、あった、これか。たーしか個別に箱入りだったハズ、なのだが、大箱の中にゴロゴロとジャンク状態である。 個々にはビニール袋やらプチプチやらに包まれているものの、どうにもワケアリ感満点で・・・・・あまり詮索はしないことにしつつ(ぉ、さてさてよくよく見てみれば、 フード無しとフード付がある。前者は内側がステンレスのタンブラー、後者はプラだけのカップ、そこいらでフードのオマケ分を相殺なんだろか。 さらに観察すると仕上げが大分違ってるようで、前者は結構リアルな色艶であるのに対し、後者はなんというか、ギトギト(笑)。耐熱だとかで材質変えたんだろか。 そういえばフード付が後から出たようなハナシのようであるが・・・・・レタリングは後者の方がソレっぽい気もしたが、ここではオマケよりもぱっと見の「らしさ」優先か。

2011/2/11(金)
寒いのはいいとして、何故にこの連休を狙い撃ちするかというみぞれな空模様、CP+の事前登録は済ませていたものの、散歩もままならぬとあってはどうにも億劫なのだったが、 そんな億劫さで案外空いてるかも、などと妙なポジティブシンキングでもって、腰を上げた。 ◆受付でまずカタログを貰い、大分薄くなったそれを早速パラパラ見る・・・・・をを、EOS−1V、まだ健在。対してF6は見当たらぬようだったが、 となると張り合う理由を失いEOS−1Vも来年はそこにいるのか微妙なところ、か。気になるカラースコパー20mm/f3.5はじめSLIIシリーズは、 もうEFとFがあるのみのようで、ツァイス共々Kマウントは終了だったか・・・・・まあ、解る気はする。 ◆会場へ入って、とりあえず正面にキヤノンが見えたので覗いてみる。そのうち店頭で手に取れるものは今ここで見る必要もないや、といつもの調子であるので、 キヤノンにはあまり用が無いのだなこれが(笑)。カタログをいくつか頂いて修了。隣のオリンパスはカメラ女子路線全開で、 一般から募集したのか小さなパネルが沢山掛かってたりなのだが、カメラ的には当面XZ−1くらいしか関心が無いのでこれまたすぐ様終了。 ◆ベルボンのブースでは用品カタログが平積みで、こりゃ気前が良いなと頂戴したが、用品系ではみんなそうであることに後で気付く(笑)。BMXが飛んでるソニーの向いに、 日本カメラ博物館のブース。今回は黎明期以来の電子スチルカメラの展示が。カメ博自体たまーに覗くので、そうそう目新しいものに出くわすものでもないが、 初期の試作マビカやら、ロス五輪に投入したキヤノンのアレやら、このへんはやはり懐かしく。逸早く既存の一眼レフのシステムへのポン付けをとにかくやって見せたミノルタ、 どー見てもビデオカメラみたいなカシオVS−101など、当時の手探りな感じや、いずれこういう日が来るという信念などが窺えるようで、 今振り返ればなかなか、グッとくるものがあり。一方で電送機がでん、と置かれ、電子カメラへの欲求を物語る。今まさに「未来」にいることを実感。 ◆シグマからいつの間にか出てた緑色の大砲に圧倒されつつ、リコーが歴代GRを並べていて、そして例のGXRのMマウントの試作品が。取り付けられているのはライカ玉だったが、 横にはLマウントのGR28mmが置かれ、なんとなく深読み。センサーはAPS−Cサイズというから、28mmなら準標準相当、か・・・・・再発売しそうな気もするが、 しかし光学設計の前提が違・・・・・いや、センサーがR8のアレみたいなとか・・・・・しかし裏面照射はまだかね。 ◆ペンタの色見本(笑)をチラ見した後富士のブースに寄り、やはりX100は見ておきたいところで・・・・・行列が凄かったのでカタログだけ頂いて、というつもりで覗くと、 なーんか白手袋の人達が説明してて、そのカウンターの感じから何から、宝石店のような趣を狙った風で。そおゆう路線か・・・・・順路の出口付近で間近に見られたので観察したが、 しかしこう、ライカM意識しまくりはなんとかならなかったものか。ファインダー窓枠の妙な「縁取り」、トップカバーの下縁のレンズ基部の逃げを伴うラインの処理、 巻き戻しレバーのような・・・・・Mと混用すると怖そうだが・・・・・ファインダー切替スイッチ、等々、似てるというよりむしろ、後ろめたいのでちょっと変えました的な造形は、 これがどこかぞ国の作であったなら「またですか」と嗤われそうなアレというか(笑)・・・・・かつての日本もそんなだったが・・・・・どうだろねそのへん。 ◆これで両端が半円だった日にゃ・・・・・まあこのへんにして、上から見るとG1・・・・・レンズの太さのせいもあってか・・・・・のようでもあり、 それならそれでTX−1/2があったわけでもあるが、まあ、機能的にどうしても決まってしまうレイアウトというものはあるし、 そういうところを捉まえて真似だのなんだの論うのは野暮というものだが、しかしなーんか、ライカから離れられなかったのかねえ、という残念さが先立つ感じは、あるのだな。 ◆ここまで来ると桜木町駅も横浜駅も変わらず、せいぜい屋根があるの無いの程度なものだが、そんなわけでテクテクと横浜駅を目指し、日産のギャラリーでウハウハしつつ、 さらに駅を横切ってヨドバシへ。もうアレですわ、キヤノンも結局パンケーキな展開は無かったし・・・・・とか言ってるとボーナス商戦あたりでポンと出たりしそうだが・・・・・ もう、いいのである。グダグダ言ってる間に楽しむべき、なのだ。ということで、カラースコパー20mm/f3.5。Webで見てたら在庫があったのだがショーケースにその姿無く、 代わりにウルトロン40mm/f2が手書き正札でセール中らしかったがそれはさておき、頑張り屋さん、といった雰囲気のおねいさんを捉まえて訊いてみると、 ビックの如く(笑)奥へ走って、あります、と戻ってきたので即決。ついでにフードとフィルターも所望。 ◆やー、いいねいいね。フィルターは今回、マルミのDHGとかいう肌に良さげなヤツにしてみた。いつもマルミのUVと、単に安さでそう決めてるだけなのだが、 折角のパンケーキである、フィルターの厚みで台無しにしたくはない・・・・・とかいう割には、元々GNニッコールと比べて1cmくらい厚い(長い)わけで(苦笑)、 まあ、メタボ体型でちょっと腹凹ます程度にも満たないだろうが、そこはそれ、ココロの問題である。 ◆太いとは思ってたが、ヤシコンのテッサーと比べるのは酷としても、割とがっしりタイプなGNニッコールよりもまだ太い。AFにしなきゃ割に合わんような太さでもって、 短く見せてるんだろという邪推は絶えないが、小さい方ではない52φのフィルター径の前玉部分の周りをぼってりとピントリングが取り囲む様は、 かのレンズインナキャップの如しでやはりちと、イタダケづ。フードで隠したくなる。 ◆そこはそれとして、絞り込むと微かに、キン、キンと鳴る・・・・・金属だねえ。EOSで今更MFも面倒カナ、という思いもないでもなかったが、スッスッと来るピントが心地良く ・・・・・ああ、スーパープレシジョンマット、入れてたんだった。ここでも活きたかあ。径が大きい上に20cm〜∞で半周もあるピッチがやや煩わしいが、そこはホレ、 パンフォーカスでチャチャッと行きたいわけだから・・・・・というわけで深度目盛見ようとすると、前へせり出してるペンタカバーが邪魔しやがる。そう来たか。

2011/2/7(月)
出た出たキヤノン。そーかEOS Kissも分けるか・・・・・パタパタモニターは、流れだわなあ。X5がソレでやや肥大化した分、弟分らしきX50がコンパクトな印象だが、 しかし実際スペック表で見る限り、X4と比べて若干軽いものの、小さくはなっていない。画素数だけで見ると随分遡ったようなイメージセンサーは、 まさかX2あたりの残り物ということもないであろうから(笑)、新規開発で高感度指向ということなら、意外とこのへん、通好みではなかろうか。次の展開も気になるトコロ。 ◆しかしX50の、赤。黒銀ガンメタ以外・・・・・あとオリーブドラブ以外・・・・・というのは、キヤノン一眼レフ初ではなかろか。ぱっと見ルミックスが思い浮かび、 ペンタのアレはむしろ別世界だが(笑)、まあターゲットの層が、そんなあたりなのだろうけど、キヤノンまで出すということは売れてるのか、ああいうの・・・・ 尤も実際に何色が売れるかというより、間口の広さ的なイメージ作りの部分も多々、あるだろうけど。 ◆コンデジもいくつか出たようだが、そこいらは追々・・・・・EF200〜400mm/f4L IS USMエクステンダー1.4x、ってナニ。 エクステンダー内蔵というとその昔あったNFD1200mm/f5.6なんてーのを思い起こしたが、ACレンズのようなバルジがたまらん(笑)。 専用テレコンで最適化されているのだろうがしかしこれ、プロ御用達だろー。スペック的にはヒコーキ屋さん向き的な気もするが、まさか、 EF100〜400mmの画質をどうにかしてくれ〜、てのの答えがコレじゃあ、あるまいな・・・。 ◆EOSもこれで全てとも思えず、CP+開催ギリギリまで、隠し玉を仕込んでる可能性は、ある。なーんだただのKissシリーズだったじゃん、 とは終わらない可能性は残されており、つまりはパンケーキの夢(笑)も、一応はまだ潰えたわけでもなく、カラースコパーに飛び付く訳にもいかず(苦笑)。

2011/2/6(日)
カラースコパー20mm。悩ましいね。節約疲れ(?)な中久々に持病がぶり返したか(苦笑)、ああこのときめきよ(馬鹿)。殆どグラグラなところまで来ていて、 中古も新品も変わらないので、えいやっと新品行っちゃうかー、などと段々盛り上がって来てはいるのだが、キヤノンの動向がどうも引っ掛かり、なかなか踏み出せづ。 ◆前に「東洋経済」のインタビューで仄めかされていた、ミラーレス機ではない超軽量EOSデジ・・・・・妄想名IX D・・・・・ CP+前1週間を切っても尚まだ何も情報が無く、なんだ今日は複合機か、今日はプリンターか、今日は電子辞書か、と毎日カチカチ覗いてはキヤノンに焦らされているのだったが、 ミラーレスの路線を意識するなら、パンケーキは必須・・・・・のハズ。しかもミラーレス化しないのならばEF−S・・・・・高級路線でフルサイズもあり得るか?? ・・・・・なハズ。EF−S17mm/f2.8USM(勝手に仮称)、或いはEF−S23mm/f2.8USM(同)なんてのを繰り出された日にゃ、と思うと動くに動けづ。 ◆さて今日は碓氷。予想に反して曇りのまま、帰りがけに日が射すという皮肉。メインはEOS40Dながら、気紛れでサムライZLに、何年ぶりだかで電池を入れ、 フィルムを入れ。手を挿し入れるストラップが加水分解っての? 手に黒いモンがベタベタ(哀)。しかしこれ、AFが合わない合わない・・・・・ というか検出自体がまごついて、殊にテレ側ではいつまでもレリーズ出来ない有様。あれれーこんなに厳しかったっけか。透け透けマットでは運に任せる他なく。 ◆3週間程、と言われていたズミクロンのグリスアップが、もう出来たとのことなので帰りに受け取りに寄る。んー、いいね。本調子のものを知らないのでなんとも言えないが、 テレエルマリート共々、結構カリカリした感触なのだよな。Mロッコールでは、リッリッリッと程良い丸みのある感触で、上品に感じたものだが・・・・・さて、 f16よりちょっと行き過ぎるなこれ。余分に半絞りある感じ。絞りも動くし、露出計見るとやはり、ほぼ半絞り。結局3週間コースな予感・・・。

2011/2/1(火)
CP+を前にあちこち情報が出始めているが、キヤノンはまだかね。今日はプリンターだし・・・・・そんなこんなでカチカチやってると、なにリコー、 GXRでMマウントのユニットを出すとか言い出して。やりやがったな・・・・・APS−Cというから、R−D1とかソニーのNEXとか、 そこいらがカブって来るかな・・・・・R8なんぞハナから圏外だってば・・・・・な気配で、ふーん。フルサイズ裏面照射にでもなれば、考えるけどサ。


2011/1/30(日)
ズミクロン50mm/f2の油切れ、保証期間ギリギリまで待つ理由も無いので、出掛けたついでに買ったお店に持ち込む。特にどうということもなく、あっさり通り。 絞りだけですから、絞りだけですから、ヘリコイドは診ませんから、とやたら念を押すのをやや訝しく思いつつ、ともあれ、どこでやってくれるのか知らないが、 爪楊枝でちょいちょいでも、多分判らん(苦笑)。まあいずれはOHするのであろうし。 ◆久々に上のフロアを覗いて、カラースコパー20mm/f3.5が目に止まり。あー、そうだ忘れてた。単に径がでかいからペッタンコに見えるだけではあるまいか、 という疑念はさておき、これ1本でならEOS40Dでも結構身軽になれるよなー、パンフォーカスでブラパチなんて良いよなー・・・・・んー。 ◆ついでにヨドバシあたりを流してみると、昔本店と呼ばれた角のところで、日本人形・・・・・というよりフィギュアと呼びたくなるような風情の・・・・・やら、 フジヤマゲイシャチックな掛け軸やら。なんじゃこりゃと思えば免税コーナーのようで、なーる・・・・・それはそうと、なかなかマロンの出ないI−10、 最初いくらだったか最早思い出せぬ¥13K台、もう¥10K切ってるところすら、ありそうだな。

2011/1/26(水)
リコーのCXも、早5代目になるらしい。手元の初代は、まあ割り切ってるところもあってか、ゴミさえ入らなければ暫くこのままでいいや的なところで、 その後のはグリップあたりを無理矢理弄繰り回した感じがナニであるし、その点初代は剥げてシブく枯れて行く楽しみもあり・・・・・はさておき、 あまりやることも無くなってきた感のある同シリースだが、ここに来て外光AFセンサー復活である。Rシリーズではいつまで付いてたかな・・・・・R2はあった、 R4もあった、R7はどうだっけか・・・・・R5が最後だったようだな。少なくとも一旦は無くてもいいことになったハズで、センサーが劣化したでもなし、 レンズが暗くなったでもなし、伸びたテレ端じゃ役立たずだろうし、何故に今更ここに来て?

2011/1/14(金)
カメラショーじゃなかったフォトナントカでもなかったCP+から案内メールが来たので、忘れないうちにと入場事前登録。2/9〜12、登録はしておいたものの、 面倒臭くなりそうな気がしないでもないが、まあそこはそれで・・・・・とりあえずは、超軽量EOSとか、シブ系なコンデジとか、お目当てになりそうなのはそのへんだろかな。 ◆あれ、オリンパスのマイクロフォーサーズのパンケーキの黒、やっぱ出るんじゃん・・・・・そもそもその情報に接していたのか、出ると勘違いしたまま本当に出ちゃったのか、 やっぱりよく判らんのだけど。

2011/1/13(木)
オリンパスXZ−1・・・・・うーん、ここでも来たか。f1.8〜2.5という高速玉に、画素数控え目にして画質優先・・・・・グッと来ますなこれわ。 センサーはパワーショットS95あたりと同じっぽい気もしつつ邪推はそこそこに、マイクロフォーサーズより軽く、絢爛豪華なスペックで山盛りにするでもなく、 シブ〜くキメるコンデジ・・・・・いいよねえそういうの。まだ高感度域に課題があるにせよ、そろそろ画質も安定してきたところで。 ◆フジが勿体ぶりぶり中のX100てのはやや性格が違うようで、ライカX1なんてのは殆ど圏外だが、シグマDP1/2やリコーのGR系がまあ、範疇か。 昨年の「東洋経済」の記事で「メカ好き中高年の尽きない悩み 欲しいカメラがない!」てのがあったが、そろそろそれに、応えて欲しいところで。 カメラショーじゃなかったフォトナントカでもなかったCP+か、それも近いのでそろそろ続々と、なんか出てくれそうな予感。 ◆京セラから、東京のサービスセンター閉鎖のお知らせハガキが。とうとう・・・・・というよりも、以前のアナウンスではとうに閉めてるスケジュールだった気がするので、 むしろ意外な。延ばしてたのかなあ・・・・・工場直送でならまだ対応出来る由だが、時々怪しい振る舞いをするG1も、元々あまり頼りにならなかった(苦笑)スリムTも、 殆どネタと化しているサムライZLも、この先修理しながら使うかというと、どうだろな・・・。

2011/1/1(土)
京浜島にて元旦。同じ場所で4年目にして、尚も写真的に手応えイマイチ・・・・・とほぼコピペ(苦笑)。何をトチ狂ったか位置関係を読み誤り、 ヒコーキと太陽が重なったかもしれないのを逃しまくり。あのヒコーキが邪魔なんだよなあ、という大方のギャラリーの見方に反して、 その駐機してる向うから上がるのを収めてみたものの、面白くもなんともない(苦笑)。帰りに京急のヘッドマークなんぞあさるのも恒例化というより、 やや惰性的というべきか。日が低くて陰りまくりだし。出直して1本目をM6に通し、ぶらぶら。


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