我が病巣 〜カメラな日々

一番下へ



2012/3/25(日)
羊蹄丸を見送りに。船の科学館から海ほたる、勢い余って観音崎まで足を伸ばしたが、観音崎で居合わせた1人はペンタSLだったかにタクマー400mm/f5.6とか渋過ぎる(笑)。 そういや学生時代そんな組み合わせで鳥を撮ってた先輩がいたっけなあ・・・・・M42だから脱着にはコイツをぐるんぐるん回すことになるが、なんでもフィルム違いのもう一台と、 取っ換え引っ換えしてたらしい。灯台の上の狭い所で(笑)。ウケを狙ってるでもない風で、ひょっとしたら本当に、今なお現役、なのかもしれなかった。 ◆こちらの出来の程はさておきいて、気のせいかどうもまた、EF100〜400mmのISが覚束ないような感じがしてきて・・・・・元々こんなだっけかな?  1/250程度でも結構な確率・・・・・多分5割以上・・・・・でグズグズ。ISがまた不安定なのか、或いは、 安定はしているものの光学的に「おいしい位置」を外した瞬間ばかりシャッターを切っていたのか? いやいやそれは・・・。 ◆光線が良く比較的速い時は割と楽勝な気もしつつ、やっぱり外す時は外すのだが、でもやはり後者の仮説は採り難い。キヤノン的にはこのレンズのISの効果は2段と謳っていて、 そのあたり時代を感じるものだが、少なくとも銀塩EOSでは実際1/125くらいを多用してきた。デジとなると解像度やらでシビアなのか、 単に個体のコンディションであるのかは未だ判然としないのだが、率直なところを言えば、大分面倒臭くなってきてる部分あり・・・・・今度のEF200〜400mmのゴージャスぶりなんぞは、 むしろ割り切りのレンズメーカー製の方へと背中を押してくれる程なのだったが、テレ端400mm/f5.6級なら、シグマで手ブレ補正付のがあったよナ。嵩張るけど。 フルタイムマニュアルも出来るから申し分なく、置き換えのつもりで400mm級か、この際500mm級まで欲張るか・・・・・うーむ・・・・・ってなにがうーむだよ。

2012/3/23(金)
アベノンの試写上がる。意識的に開放で撮ってみたら、端で急激に来る、ケラレかと思うような周辺落ち。近年俗に言われる「トンネル効果」ってやつじゃあるまいに・・・・・ 同じく28mm/f3.5のTC−1のロッコールもこれまた顕著ながら、あちらはまだホンワリとなだらかで、味わいと言えたものだったが・・・・・ パンフォーカスでf8くらいまで絞ってると殆ど消えたも同然で、陽気のいい日の散歩のお供になら、まあ問題は無し。Mロッコールとも棲み分けられるな、うむ。

2012/3/20(火)
年末にND400フィルターを買ってはみたものの、これ1枚で太陽狙うのはやはり不安がある・・・・・専ら健康面で(汗)。ライブビューじゃ焼けそうだし、 かといってもう1枚重ねるとなると、ND400で得たデータからしてどうも、若干オーバースペックのように思われ・・・・・ならば、と中を取ろうにも、 その下はND8だの16だのと随分離れていて、これをまた2枚重ねてなどというと結構高く付いてしまう・・・。 ◆などと逡巡していたところで、そろそろ店頭から消えやしないかという頃合でもって、マルミのND100000を、えいやっと。もう振り返らない!  感覚的には1ケタ暗過ぎるような気もしたが、ND400×2よりはまだマシ・・・・・まあ半段程度なのだけど。晴れてるのを幸い早速試してみたが、 ファインダー覗くのは楽勝ながら、ND400から凡そ8段暗くなると、その差分をどこに振り分けようかと迷ってくる。ISO100のf8の1/500あたりで、 EF100〜400mmのみなら手持ちで楽勝だったが、これに1.4倍、2倍とエクステンダーをかまして行くと、ギリギリのカツカツ、開放を嫌って手持ちの速度維持を目論むともう、 ISO800などと本末転倒な。やっぱり1ケタ多かったか・・・。 ◆R4Aぶら提げてやっと晴れた空の下渋谷やら新宿やらでパチリパチリと、んで峠仲間の1人が個展やってて。イメチェンしてて一瞬本人と判らなかったが(笑)、 ブルトレかあ・・・・・東海道筋が去ってからこっち、意識の中では全く消えてしまっていたのだったが、技術に裏打ちされた作品を見せ付けられるともう、グウの音も出づ。 もうイロモノだとか小ぢんまりと行くしかないわねえ。

2012/3/18(日)
昨日も持ち出してはいたのだが雨の中バッグから出す気も起きず、今日も生憎の曇り空の下だったが、とにかくはとアベノンの試写。R4A本体に続いて地味なデビュー・・・。 フィルター径は43mm、とりあえずUCヘキサノン35mmのフィルターを借りる。同じくコイツのフードも着けるとなかなかなのだが、ケラレてもつまらないので今日はパス。 そうそうフードだよ・・・・・カチカチ探すと、コイツと似たような感じの、画角24mm級の汎用のがあるようで・・・・・ふーむ。

2012/3/17(土)
中古カメラ市でポラロイドをズラーッと並べてた店と、たまにその前を通ってた近所の雑貨屋さんと思しき店が、これまで頭の中で全く繋がっていなかった。 最近になってひょんなところでそれを知り、ようやく機会を見付けて寄ってみた。へえこんなところでねえ、と覗いていると、 カメラですかと訊かれ、肯くと外を回った奥の方へ案内された。割と最近カメラ売り場を分けたのだそうだが、手慣れた風からして似たような客が多いのだろう多分。 ◆ポラロイドがズラーッ、はここの持ち味と言って良いが、ちょっと圏外なので他を眺めて回ると、例えばNewF−1とか、M型ライカとか、 そういう感じではないようで・・・・・出自の怪しげなルフトヴァッフェやらはあったが・・・・・一方ハッセルだのローライ35だのあたりが厚めで、 凡そその方向性が見えそうな・・・・・女子カメラ専門店、とまでは言わないにしろ、とりあえず今時のというか、爺むさくないというか。(ぉ  ネットから辿ってやって来る客が大半らしく、近所でフラリなどはさすがに稀らしい(笑)。 ◆キヤノネットやら、ペンやら、一通り眺めてまたローライ35のところに戻ると、普段何をお使いですか、とお嬢さんに訊かれ・・・・・難しい質問である(苦笑)。 ええまあ節操無いですと濁していると、何台か出して、ドイツ製のファインダーが良いとか勧められ・・・・・なんだキレイじゃん。ファインダー窓が若干小さいのに、 こっちの方が広い気がする。ウチのクセナーくんのコンディション自体が判らないが、まあ光軸外した方がよく見える乱視だったりも、するのだけど。 ◆へえ、と感心しつつ、テッサーがどう、ゾナーがどう、好きなのはどっちで、とお嬢さんが話してくれるのだったが、生憎の味音痴、クセナー持ってますがヨクワカリマセン、 と早々に白状(苦笑)。スリーブ上がっても露出と色とピントくらいしか見てないもん・・・・・はさておき、クラシックってのもあったの覚えといてね、てのもさておき、 ストラップがなんだか安くて。これまでサードパーティー製のを着けてたが、金具に輪っかが付いてそこに紐を通してる感じが、純正と比べてどうもガサツに感じられて、 純正・・・・・なんちゃってかもしれないケド・・・・・のがこの値段なら。黒茶グレーにオリーブ、とあるようで、オリーブの綺麗なのを1本選ぶ。

2012/3/16(金)
アベノン到着。ロゴ入りキャップがスバラシイ。勿体無いので早速汎用キャップを調達。MCとあって絞りの数も多く、ピントレバーも二股の後期型、 或いはアベノン何周年だかの記念モデルらしいのだが、後期=記念モデルなのか、後期の中に記念モデルがあるのか・・・・・そのあたりは明るくないのだが、 コンディション的に外見はエッジに地金色が覗き、前の人はそれなりに実用に供していた気配。中を覗けばキレイで、絞りリングのリッリッリッというクリックも心地好く、 全体的に、上品な使用感、とでも言おうか。 ◆早速MLアダプターを、と探したら奇遇にも28/90用で持ってたのはアベノン銘、スバラシイ。これをR4Aに着けると、んーんーんーこのペッタンコ感、 ツーリングのお供どころか、通勤鞄に放り込んでしまいたい。M6に着けたら、例の裏技も普通のレバー操作も無しで当り前に出てきた28mm枠に、妙な感動を覚え。 ◆ただピントを見ようとすると、どうも1.5m付近から手前が、怪しい。無限遠側から回してすーっと動いてきた二重像が、このあたりで減速して、 最終的に1mのハズのところが、どうももう少し先の辺りで合ってそうなのである。M6でも同じ。距離計のカム周りで干渉でも起こってるのか?  ただ広角のしかも開放f3.5の被写界深度と、目測可能な至近距離なら、まあなんとかなりそうではある。

2012/3/15(木)
ケンコーの「BESTAN」を発掘。キャップを外すとうわっ・・・・・まずはレンズクリーナー(汗)、コーティングまで食い込んではなさそうに見えたが、要経過観察か。 丁度EFマウントが嵌めてあったので探す手間も省け、早速7Dに着けてみる。うーむこれだよこれ。45mmで換算70mm程度というとまさにキヨハラソフトな気分だが、 TTL露出計は当てになるのやらならんのやら、そこはそれ、デジだから。 ◆続いてピンホールを発掘、こちらのコンディションは問題無し。早速着け替えればそうそう、暗かった暗かった。屋内では照明がやっと見えるくらいで、 ままよとそのへんに置いて切ってはみたが、さすがにTTL露出計はまともに測れないらしく2、3段のアンダー出まくりで。しかし、狭い、狭いのである画角が。 そこでふと、ケンコーのマウント取り付けネジはM42と同じだったことを思い出し、M42アダプターに直付けしてみた。ナイスアイデア。これで大体、 35mmくらいになってんだろか。早速ピーカンの下で遊んでみたいところだが、週末ばーっかり天気悪いじゃねえかい。

2012/3/14(水)
安原製作所、超マクロなNANOHAに続いて、いつの間にやら円周魚眼が進行中だったのだな。今度はMADOKAと。今度もミラーレス向けというからこちらは完全圏外なのだが、 マイクロフォーサーズ用とEマウント用・・・・・てーことは、後者はセンサーが大きい分だけ円周外側の黒い部分が多いということか?  まあどの道圏外なんですがあ・・・・・しかしトイカメとも廉価な実用品とも取れるような取れないような、結構、微妙なニッチというか。これならコシナも手を出しそうにない?(ぉ ◆さらにはベス単フード外し的なミラーレス向けレンズ、MOMOなるものも進行中のようで・・・・・そういやケンコーからそのものズバリ「BESTAN」なんてのが出てたよな。 てか家のどこかに埋もれてるハズなのだが・・・・・しかし今更ながらに綴りは「VES−TAN」とでもすべきと思うのだがBESTに引っ掛けたかったか・・・・・はさておき、 その前にはキヨハラソフトなんてのがあって・・・・・懐かしいなオイ。そうそうケンコーからはピンホールなんぞも出ていて、記述を遡るとほぼ丁度10年前に、 両方でウハウハ遊んでたらしい(笑)。どちらもテレセントリックもへったくれもないが、思い出したところでデジでちょっとだけ、遊んでみよか。

2012/3/12(月)
へろへろになりつつ、あらこんなところにアベノン28mm/f3.5が・・・・・ああ駄目だカチカチ。(ぉ

2012/3/10(土)
生憎の空模様の下、近所鉄で300系新幹線など。河原で先頭部分をアップで流してみたが、やっぱりメンタルが弱い・・・・・これがまた図ったように毎度々々、 架線柱やらにかかったカットばっかりがカッチリで、その見事な外しっぷりに最早惚れ惚れの域だわもう。 ◆ふらりと銀座。無いねえ、カラスコ21mm/f4P。フォクトレンダー全体で、本当に無い。こりゃ長丁場カナ・・・・・なところでふと目に止まるは、 アベノン28mm/f3.5。なんだか久しぶりのような気も。一頃は結構よく見かけたものだったが、 あまり海外へ流れそうなブランドとも思えない・・・・・”MADE IN JAPAN”の威力は如何程か知らぬが・・・・・し、ミラーレス方面でもどうなのか知らないが、 あらためて見ればふーむ、ペッタンコ。 グッとくる短さである。ざっとMロッコール28mmの半分くらいと見えたが、カラスコが大分先になりそうなら、アレかな、 どうかな・・・・・てかMロッコールの立場は。 ◆とある駅のホームで歩きながら、首から提げてたR4Aに着けてたMロッコール28mmのフードをひっくり返そうとしたら、あろうことか取り落とした。 フードはカランカランと転がって、取り乱す程ではない程に慌てて追いかけて、もうすぐというところでスイッと軌道が逸れて、止まってる電車とホームの隙間に落ちた。 まあ場所は判ってるし、風で飛ばされるものでもあるまい、しかし漫画みたいだったなハッハッハッ、などと内心よゆーかましつつ駅員さんを呼びに行ったが、 いざ戻ってみると、あるハズの辺りに、見当たらない(汗)。 ◆電車の合間に懐中電灯で探してくれるのだが、もう日も暮れてる上にバラスト(砂利)の凹凸の影が迷彩状態で、これが意外と判り難い。甘かった・・・・・先程のよゆーかましてた己が、 えらく滑稽に思われて、惨め惨め・・・。G12でストロボ撮影して写真判定(?)を試みたりもしたが、やっぱり判らない。駅員さんは暫く頑張ってくれたのだが、 いつまでも掛かりっきりにさせるわけにもいかぬ・・・。 ◆明日またあらためて、と電車に乗って、さっき撮った写真をしつこくグリグリ見直してみると・・・・・あわわわっ! 黒い輪っか見える! 白いロゴまで見える!  ちゃんと写ってたんじゃんか! ああ役立たずの俺! バカバカバカ! 慌てて引き返そうと電車を降りると、電話がかかってきた。 見付かりましたよ・・・・・ってその後も探してくれてたらしい(涙)。ただただ、申し訳なく申し訳なく・・・・・元はと言えば己の不注意、いや慢心であった。 アベノンに色目を・・・・・いやいや、落とすリスクが頭を過るのはハッキリ自覚していた。しかしそれに従わなかった・・・・・なんというか、目を覚まされた心地。

2012/3/4(日)
ストラップの吊り環。R4Aに付いてたのは丸のタイプだったのだが、丸は昔から、ストラップの縁ばかりにストレスがかかりそうな感じが、どうも引っ掛かってた。 実質上そんなに問題はないのだろうが、次に三角タイプもこれはこれで、カメラ側のミミの穴の縁にストレスが・・・・・こっちはいよいよ気のせいレベルなのだろうが、 その割切ったようなカタチがどうも、RF機なんかには今ひとつ、馴染めない感じもあって。 ◆そんなわけで専らD形のそれを選んできたのだったが、R4A用にはとりあえずM6のそれを、革ストラップ共々貸し出した。 同時に持ち出すことは無いし・・・・・それで予備のDリングを買っておくかと、ついでの用でヨドバシやらビックやら覗いてみるのだが、これが無い。 ビックはそもそも吊り環を置いてるのかどうかすら怪しい風で、ヨドバシではエツミのがぶら下がってはいるものの、丸と三角しか見当たらない。D形は売り切れかと思えば、 元々吊るさっていたハズのスペースすら無い・・・。 ◆もしや、と店頭に置いてあるエツミのカタログをペラペラ捲れば、ちゃーんと載っている・・・・・おかしいな、と思いつつ、ヨドバシでの終了っぽい扱いも気になって、 あらためてネットでカチカチ、しっかりエツミ自身が終了宣言していたでわないか・・・・・今更に今年版の用品ショーのカタログを捲れば、こっちでもしっかり、落ちてた。 とはいえ終了からまだ日が浅いに違いなく、あるところには、まだあるハズで・・・・・とカチカチやるとたしかにそのようで、驚いたのはビックの通販に、しっかりあった!  うひゃー、と速攻でこれを確保。どうやら最後の1点だったらしい・・・・・タカダカ¥180ナリの代物に、送料無料、意外にやるなビック。スバラシイ。 ついでに通常ビック以外のカード決済ではポイントのレートも抑えられてしまうところ、通販ではヨドバシのカードで買おうがしっかり、10%付いてる・・・・・うーむ。 ◆夜に近所鉄。踏切の照明を利用してえいやっと流す算段なのだったが、昨日はモロに被られてのリトライ。お目当ての前に来る列車で試すとそこそこ止まってくれて、 よぉーしと本番に備えるのだったが、いざとなるともう、グダグダ・・・・・メンタル面の弱さは、昔からどうにもならん(涙)。

2012/3/2(金)
EOS5DMkIII、出たわ。詳細はさておきまずは、コマ速がようやく銀塩EOSの良いところまで来た感じで、いよいよここまでといった趣。7Dとは早4ヶ月、 すぐにでも出そうな気配を覚えつつであったから、ここまで引っ張れればもう御の字・・・・・次期7Dまで、あとせいぜい半年だろうが、まあ買いは大勝利と思って良いだろう多分。 で今度の5Dが枯れる頃には、いよいよフルサイズへ、だろかなあ・・・。


2012/2/27(月)
コンタG1の立場が微妙になりつつも、R4Aは21mmを着けてこそR4Aたり得るわけだが、こちとら腹も括ったというに、 カラースコパー21mm/f4Pときたら品薄らしい。MやLの21mmはこればかりではないのだが、他は高いときてる・・・・・一頃はゴロゴロしてたのに、アレか、 震災もあったろうけど、ミラーレス方面に取り込まれちまってるのか?・・・・・リコーのGXRのアレも出たし。世の流れに逆行してたつもりが、妙なところでの競合。 国鉄赤11号の塗料がガンプラ御用達だったみたいな。 ◆ふらりと新宿。あーやっぱりないわー、と巡りつつ、ベッサ用のサイドグリップの中古を確保。トリガーワインダーも並んでたが、 ここはグッと堪える・・・・・という程のアレでもないんだが。着けてみるとそこそこ引き締まって具合が良い。見た目的に、ライカのそれより必然性を醸すのは、 ベッサの持ち味と言って良いか・・・・・しかしこの金属製の重み、ライカのアレとはえらい違いで。グリップにも吊環のミミが付いていて、ストラップをこちらに掛け直すと、 上向きだったバランスは多少改善。しかしこのへんの新品はとんと見ないような気がするのだが、実質既に、終わっててもおかしくはない、か。

2012/2/26(日)
晴れるといってたのに思いっきり曇り空で、手入れしたバイクで近所走るついでにR4Aを連れ出してみる。どんよりとした空の下、10コマにも満たぬ、なんとも地味なデビュー。

2012/2/24(金)
ふらりと銀座なう。恒例の松屋には明日にでも覗こうかと思っていたが、なんだか雨みたいだし、ささっと済ませるかと寄り道モードで出張ってみた。まあ例によって例の如く、 これといってお目当ては・・・。 ◆ないではなかったのだこれがぢつわ。毎年々々、いや他の会場ででもだった気がするから毎度々々、ここだけ新品売ってるコシナのコーナーで、いつもいつも悩ましかったベッサR4A。 何故かここでは、そこいらの中古並、ヘタすりゃ安いカモなレベルで、売ってるのである。デッドストックならまだ解るが、一応まだ現行品、のハズ。 ワケアリ品というのでもなさげだし・・・・・来年こそは、と昨年ここで思っていたのだな。その後の散財など予定になかった。 ◆ここで今年こそ、となればをゐをゐ4ヶ月連続・・・・・久しくなかった病状である。一方フィルムの消費が落ちまくりで、この機を逃せばもう一生縁が無いカモ、 という点においていよいよリアリティを増す昨今でもあり、じゃあいつ買うか、今でしょ!、的な強迫観念が既に脳内に支配的であり。 ◆ままよと、ショーケースの中から出してもらうと、はいどうぞと触らせてくれた。いやいや新品なんだからべつに品定めは・・・・・とやや微妙な違和感を覚えつつ、 ふと目の前の人の名札をみると、どうもデパートの人らしく。いやいや毎年ここ覗いて迷ってたんですよぉ、と言っても多分通じそうもないので、黙っておく(笑)。 折角なので、とショーケースの上に並べてあった、ツァイスやらフォクトレンダーやらのカタログを、片っ端から紙袋に突っ込んでくれた。うーむ。 ◆帰って早速箱から出してあれこれ弄ってみる。Mロッコール28mmでも裏技無しでしっかりファインダーが出るのが有難い・・・・・尤も手動切替故忘れたり引っ掛けたりというおそれはあるのだが。 外観的には、機構のレイアウト上、どうしてもライカ似となりがちな部分というものは確かにあって、そんな制約も解けたろうに劣化コピー然としたシロモノが臆面も無く出てくる昨今だったりもするが、 その点コレは意外と真っ直ぐな造りであって、余計な気恥かしさはない。 ◆ただ彫り文字でないところは最大の残念賞で、M6なんかと比べると、全体の立て付けといい、ダイヤルのカリカリした感触など大分ガサツで、この辺りの「落ちる」感じは否めづ。 殊に巻き上げの感触がどうもギスギスしてて、NewF−1はたまたA−1かといった趣。キヤノン・・・・・名義の・・・・・一眼レフで最も滑らかと思われるT60(笑)があれだけスムーズであるのに、 その系譜上のしかも機構的にはより簡便と思われた・・・・・いや分割巻き上げが出来るか・・・・・この機種で・・・・・ハズレ掴んだんじゃあるまいな。保証期間中に考えるとするか・・・。 ◆結構小柄な気がしていたが、M6と並べると意外と変わらず、むしろ僅かに背が高い。結構凝縮感のあるディテールの為に小柄に見えたのか、引き締まっているとも言えたが、 暫くこっちを見ていると、M6の外観がもっさりと感じられてくる。しかし感触は圧倒的に・・・・・このへん、なんだかんだで、なのかね。

2012/2/18(土)
行きがかり上はとバス乗ったりなんだりで。夕暮れの東京タワーで富士山のシルエットやら、すっかり暮れてからバスのガラスに映り込むタワーをぱちり。 続いてシンフォニーナントカに乗ってディナークルーズと洒落込む流れだったが、7D引っ掴んで甲板へ出たり入ったり、何の肉かも聞きそびれる有様で、 当人にしてみれば、メシはどこでも食えるがこのアングルはここでしか撮れぬ、という至極真っ当な理屈を構築したつもりでいたが、傍目にどうだかは知ったことではない(笑)。 ◆1週間前に供用開始のゲートブリッジは、ライトアップがまだのようで、逆に言えばこの、夜空に浮かび上がるトラスのシルエットというのも、いずれ貴重になるのやもしれづ。 潜ってから陸へ向かって狙うと、都会の空のうっすらと明るいところへ良い感じにシルエットで浮かび、これをどうにか収めんと・・・・・船だから勿論揺れる、 冷たい風がビュービュー当たる、ISOは1600に留めシャッターは0.3秒などと出てて、ISサマサマを頼りに暫し格闘・・・・・ををっ、殆どピッタリ止まってるのが、 撮れてるでわないか。何か降りてきたか!? 意外な成果に、その先での羽田23アプローチのほぼ真下のあたりでウハウハ狙うハズだったのを、すっかり忘れ(呆)。

2012/2/12(日)
はやぶさの映画観ちゃったのだな。2日目にしてガラガラだったのだな。渡辺謙を見に行ったようなものなので多くを期待しているわけでもなかったが、 キヤノンがタイアップしてるのか、いやクレジットは見なかった気がするのだが、内之浦での超望遠の放列の中に黒いのは1本も無いようで(笑)、 時代考証もそれなりに行われているようで、テカリも無い綺麗なEOS D60だとか、パワーショットS50と思しき、あのスライドカバーの懐かしいヤツなどチラと見え、 結構ピンポイントな感じで、そおかあそういう頃だったかあ、と妙にリアルに時代を感じて。 ◆そういえばIXY300aを買ったのはこの前後・・・・・イトカワへタッチダウン直後のフラフラな時には、YSがらみでたまたま種子島を訪ねていたのだったが、 あの時ゴロンと置かれたH-II7号機を収めたのは、リコーR2だったか・・・・・銀塩機と違いデジカメは旧くなったらそれっきり、みたいなところがあって、何で撮ってたか、 というのはそのまま、時代区分のようになって。スパンも短いし。 ◆ドピーカンの下、G12ぶら下げてぶらぶらと。マイカラーはポジフィルム、青空に赤い電車に黄色い警戒色にと、まさにベルビア日和!、な色合いを求めてあれこれ狙ってみる。 液晶を消すとタイムラグが小さくなるのは有難いのだが、MFで置きピンとか、出来ないのかこれわ。1枚切って次を狙おうとするともう、アサッテのピントになったり、 ジーコジーコ合焦してる間に逃したり、結構これが、イラっと来るわけだが・・・・・一旦MFで合わせても、液晶消すと駄目。これ、結構大きいなオイ。

2012/2/11(土)
CP+。TVの中ではカメラは「日本のモノづくり最後の砦」などと言われてて、ここばかりは流石に新興国などの追い上げもまだまだ、であるらしく。 言われてみればたしかに精密機器というのは一朝一夕でなるものでなく、ブイブイ言わせて脅威であるハズのサムスンあたりも、シュナイダーの名前買ったりして、 ポルシェデザインのハンドルみたいなカタチのコンパクトカメラもあった気がするが、一方昔ミノルタα互換機(?)を手掛けたかと思えば、後にペンタと提携したりと、 どうもこう、落ち着かない。システムカメラはやはり、腰を据えないと・・・・・とはいえ、いわゆるミラーレスの普及による「パラダイムシフト(笑)」、 どこも新規のような状況下となれば、過去のハンデをチャラにするチャンス、ではあり・・・・・にしても乱立気味だよな既にそのへん。 ◆日産ギャラリーなど覗きつつ横浜から歩いて、さて入場・・・・・例によって現物はそのうちヨドバシで触ればいいやというわけで、カタログ貰って、 後は何か珍しいものでもあれば・・・・・入った真っ直ぐ先にニコンとキヤノン、キヤノンはまずEOS C300を発見、ををこれか、やはりバカでかいサムライだな。 G1 Xともお初で、首から下がった我がG12とご対面。アレだ、この直線的な風情がどこか懐かしいと思えば、‘80年代のキヤノンのテイストなのだよ多分。 T50〜80のシリーズや、MCとかあの頃の。若干青味がかったグレー地に黄色のレタリングにしたら、ドンピシャでわないか。そうかそうか、そうなんだふんふん・・・。 ◆コシナの一眼レフ用カラスコ20mmなどがモデルチェンジしてて、ピントリングがゴムからローレット加工に変わってややコノヤロと思ってたのだが、 写真で見たニコン用と違いEF用のは相変わらずボッテリと太く、まあこれなら殆ど変わり映えも無く。見たところヘリコイドの緩慢なピッチも変わらないようだし。 富士のところは例のX−Pro1を、昨年のX100と同じように宝石店風味な演出で見せてる。未だにライカMの劣化コピー然とした印象が拭えずにいたが、 さてさて銀塩の67なんて置いてるのがさすが富士、「こういうのの中古が買えるのは銀座くらい?」などと億面もなく訊く老紳士、をゐをゐ。 ◆ペンタとリコーは今年から一緒。ペンタのロゴの下には「A RICOH COMPANY」なんて入ってて・・・。K−01、やっぱ結構ごっついな。 センサーだ液晶パネルだで裏蓋(?)がどうしても、薄く出来なんだか? オリンパスは歴代OM機を展示していたりで、しかし1ケタシリーズのみ。 そういやOM−D、結局は登場していたのだが、EVFのせいか頭でっかち加減ではむしろFTLに近いか。モデル名はE−M5、OM1ケタ的には継いでいる格好なのか?  2ケタシリーズでE−M50なんてのも、あり得そうな。 ◆ぐるり一周泳いだところで、山下公園方面へぶらぶらと。その山下公園でベンチに腰掛け、物欲しそうに寄って来るハト共を追い払いつつ、ビール飲んで、くぅ〜などと。 ついでに氷川丸見学してまたエンジンが拝めるようになっててウハウハ、そのまま山手方面へ流れて、知人の出してる写真展にお邪魔。ネコだとかあまり馴染みが無いのだが、 しかしそれ故に「部外者」の視点から、おっ、と思わせる作品に触れたりするとそれがまた、をかしからずや。そういうのは鉄でもなんでも、多分そうであろう。 坂を上がって港の見える丘公園で西日を逃し、横浜地方気象台を外からチラ見して、今日はこんなところか。

2012/2/7(火)
ついにというかとうとうというか、キヤノンのサイトにG1 Xやら諸々登場・・・・・商品紹介で見付けてアレレ? となって30分くらい経つと、ニュースリリースも出た。 来た来た発表ラッシュ。EFレンズにIXYも、これで今年のCP+分は、出し切ったのか? キヤノンからEOS60Dのアウトレットセールのお知らせが来てたので、 そろそろソッチも、と勘繰っているのだが。f2.8級のEF広角玉が四半世紀を経てようやく、USM化。USM化そのものよりもデジに最適化しているのであろう光学系、 特に28mmは紛うことなくフルサイズへの誘い、であるな・・・・・うーむ。

2012/2/5(日)
今日もG12連れ出し。四隅までしっかり撮れてるようで、もうCX5には戻れないカモ的なアレで。マニュアル露光に加えて、モニターを切るとタイムラグが相当詰められるようで、 ファインダー倍率が低いのは大分慣れが要るものの、コイツで撮ると結構、当たる感じで。列車がサッと横切るような場面でもこれは、使えそうでわないか。

2012/2/4(土)
ふらりと走りに出て。鉄ネタからませながらなので7Dと、G12でのハイ・ロー・ミックス。海ほたるより望む東京ゲートブリッジは金色に輝いて、 羽田空港からは丁度787がD滑走路を駆け出し、これをぱちり。EF100〜400mmでも相当トリミングを要する感じながら、7Dの解像度であればそこそこ切り取れるハズで、 何より100〜400mmが好調なようで結構カッチリ撮れてる。どうかこのままでいてくれよぉ・・・。 ◆向こう岸に着いてキハ30でも見ようかと木更津構内を覗けば人だかりがしてて、なんとC61がいる。横田で交換を狙おうとするとこれまた先客がいて、 キハ30の2連がやって来た。何も下調べせずにコレ、とはまたなんとラッキーな・・・・・と浮かれているとキハの後追いで設定間違えたようで、 400mmを1/60でブレブレ(苦笑)。 ◆大多喜、九十九里浜と回って銚子へ。今日はG12と馴染むことを念頭に置いていたが、まずピーカンの下でマニュアル露光のこの、AEのご機嫌取り無用の楽ちんさよ。 マイカラーはポジフィルムにしてみたが、ノーマルからそんなにかけ離れてはいない感じか。それより何より、朝も夕方もそうだったが、赤みを強調しようと露出を切り詰めるもこれが、 でんでん反映出来づ。マニュアルでこれでもかとやっても何故かダメ、そんなハズはとアレコレ設定を確認、「i-コントラスト」はOFFにしてるし・・・・・ややっ、 別の設定でオートになってて、一見OFFに見えてても実際には効いてたようだな! 失敗が防げて助かるカナ程度に思ってたら、随分出しゃばりやがるなコレ。 ◆帰りに地元のヨドバシに寄る。今日はG12をセーム革で包んでいたがやっぱり煩わしく、CP+まで待とうかとも思っていたがカチカチ調べてもあまり良いのに当たらない感じで、 じゃああのマンフロットのにしておくかと・・・・・そのナノVというのが丁度良い感じだったのだが、このシリーズ、必ずしも大きさ順ではないようで、 もしやと他のも合わせてみれば、ナノIIというのがほぼ、ナノVを同じなのである。しかも何故かナノVの半値くらいの使い捨て級。世代が旧いのか? 材質でも違うのか?  ワケ分からづながらも、そういうコトならばと、カーキのナノII所望。

2012/2/3(金)
ペンタがKマウントでミラーレス機を出す由。既にQがあるから明らかに方向性は違うハズではあったが、Kマウント温存だから要するにこれは、 ファインダー光学系を撤去したライブビュー専用機、と解釈できる。既にソニーのトランスルーセント機がそういう状態にあるわけだが、こちらのピント検出はどうするのだろう?  最近はイメージセンサーの中に位相差検出センサーが仕込んであったりするのもあるので、そういうヤツか?・・・・・しっかし、EOS IX D(毎度勝手に仮称)も、 こんなカタチなら結構、アリなわけで。Kissだって早晩こういう感じになるのだろうと踏んでいたりするワケだが、さてさてCP+を前に来週あたり、発表ラッシュが来るか?


2012/1/29(日)
野暮用で出掛けたついでにようやくG12デビュー。まあどうということもないのだが、夕方の空のグラデーションを枯れ木で透かしたり、 通り掛かりの何かの店先で魚の干物撮ったり、ヨドバシのネオン撮ってみたりと、試写ですとしか言いようのないアレで。しかしこの光学ファインダー、 顔に押し付けて撮ると本当、安定しますな。コンデジ的にはIXY300a以来、なんだかんだ言ってやはり、これわ大きい。 ◆そんな合間にふらりと中野。G12用のケースが沢山ぶら下がってた気がしてたのだが、G10用やG9用ばっかりだったのを早合点したらしい。 バリアングルモニターが無かったんだよなG10やG9は・・・。新宿へ流れて先のヨドバシのネオン・・・・・そういやバスターミナル隣のビルが無くなってて、 ヨドバシのビルがスッカスカに見えてこれが。「ヨドバシカメラ」の地の赤いネオンが消えていたが、 節電モードか自粛モードか・・・・・はさておきこちらでもケースを物色したが、やはりG11/12用が無い。 ◆ならば汎用のポーチでもと思ったがこれも意外や、横向きのまま底からストンと入ってしっくりくる感じのが無く・・・・・その中にあってはマンフロットのヤツがなかなか、か。 いつの間にマンフロットがこんな小物を・・・・・ナノとかいうシリーズで、サイズ別に結構細かいラインナップ。オリーブっぽいのもある。 ふーむ・・・・・マンフロットならいいカナ。¥1.2K程でお手頃なのだが、しかしまだ他にありそうな気がするので、もう少し物色してみよか。 当面はセーム革で包んでおくとして・・・・・そういやCP+も近かったか。カッコイイのあるかねえ。

2012/1/27(金)
ナントカってところから、ソニーNEX用のEFレンズアダプターとか。これまで絞りユニット内蔵というのはあったけれど、 コイツはEFレンズの絞りを制御出来る由・・・・・よくよく読めばマニュアルと絞り優先AEと、明示的な設定への対応のみのようだけれど、これ実質、 ミラーレスEOSってことに、なりますな!? APS−Cサイズだし。 ◆キヤノン自身がやってもいいようなモノでは、ある。だからEOS IX D(勝手に仮称)、この際EVFでもいいし・・・・・これわアリだと思うのだけど・・・・・ 或いはこのアダプター付NEXぽいのの単体・・・・・ただ、後者のノリでボディだけ小さくしたところで、レンズとのバランスもあるし、 そもそもこういうニッチっぽいの・・・・・或いは洗練を欠いた小手先というか・・・・・をわざわざやるかというと、別システム構築が前提だろうやっぱ。 ◆一方CP+前に国内発表であろうG1 X、キヤノン的には「どうせあまりレンズ交換してないでしょ?」的なスタンスらしいのだが、世間的には最早、 キヤノンが造るか否かよりも、いつ造るのかという空気が支配的であって、そんなこんなでセンサーサイズがフォーサーズに近いという一点だけをしても、 かの陣営に対し無言の圧力のようにも見えるのだが、ときにオープン規格だったよなあ、フォーサーズ・・・・・いやいやまさか。 しかし日本勢だけでやり合う時代も終わってるしなあ、銀塩一眼レフと比べたら遥かに、新規参入のハードル低くなってるだろうしなあ、 そういや昨夜「クロ現」で薄型テレビ界のハラホロヒレハレな現状やってたなあ・・・。

2012/1/26(木)
続き。明け方ちょいと目が覚めたついでに、G12に仕掛けたバッテリーも空になってたようなので、2回目の充電。出掛けに見るとまだ充電中だったが、 一度抜くとまた満タン。たまたまなのか、それとも保護回路の不調なのか・・・・・とりあえず昨夜と同じように、2度目のリピート再生を仕掛けて放っておく。 ◆帰って今度は我慢々々で充電器が自発的に充電終了するまで、待ってみる・・・・・凡そ2時間、こんなもんかな。再びリピート再生で放電かまし、このへんで慣らし終了、にしておこか。

2012/1/25(水)
G12用の予備用のバッテリーが届く。後ろめたさアリアリながら、ナントカジャパンの安〜いヤツ・・・・・なんとも素っ気無い封筒開けて、 中のプチプチを開けるとポロリと出てきてバルクっぽさ満載、商品写真と違って思いっきり日本語で「ナントカジャパン(有)」とかプリントされてるし。 ◆ブツが届く前の案内では、最初の3回以上は満充電と放電を繰り返せとか、周り片付けて充電しろとか、寝てる間はやめとけとか、破裂するかもよとか、 一語一句その通りではないが凡そそんな具合の、やや物騒なコトが書いてあり。慣らし運転は解るとしても、充電は付きっきりで看てなきゃならんのかい?・・・・・まあここは、 バックミラーの「物体が小さく見えますヨ」的なアレ、とは思うのだが。 ◆日本製セルじゃないのに日本製を装ってるのがありますが品質的に云々、と謳いつつ、 自分とこはしっかり中国セル・・・・・無論それを隠さずにだが・・・・・で売ってたりなのだがこれはつまり、嘘吐いてません、てとこがポイントなのか?  ともあれ日本製でも派手にやらかしたのがあったことだし(苦笑)、食らわば皿までである。とりあえず充電器の周り片付けよう・・・。 ◆初回の充電は1時間程で終わってしまった・・・・・というより、一度充電器を抜いたら満タンになってしまった。カメラに入れるとインジケーターはフルなので、 この表示の出し方の問題もあるが多分満タンに近いところにはあったのだろう、ということでカメラに入れる。どれくらい持つのか判らないのだが、いっぺん放電してみるかと、 動画撮影で放置・・・・・しかしこれ、4GBの壁があるのか、或いは30分の上限があって、解像度落としても1時間。とにかく撮って、その後はこれをリピート再生。 なかなか切れないので放って寝る・・・・・充電中じゃなくて使用中に寝るのは、問題無いんだよな?

2012/1/22(日)
G12付属のソフトを入れてなかったのでインストール。7Dのヤツより微妙に新しいのもあってニヤリとするもオンラインでアップデート出来ることに後から気付く(苦笑)。 で、EOSには無かった、本体の音や起動画面なんかを流し込めるヤツがあって、これはIXY300a以来・・・・・IXY300aではF−1のシャッター音をあしらい、 起動画面はRVPの箱をスキャンしたヤツにしてたのだな。背面の液晶画面が丁度メモホルダーの窓の幅くらい・・・・・時代ですな・・・・・だったので、そういう発想になった部分もアリ。 ◆その後のリコーR2以降では、起動画面は無理としても撮影画像に紛れ込ませけてもうまく表示出来なかったのだが、さてHDDをほじくると、おおあったあった。 コイツをG12に流し込んでみる・・・・・でかい(苦笑)。では余白を足して縮めるしかないかと考えたところで、4:3の画面に合わせて裾の”FUJICROME” の部分を切っていたのを思い出す。こりゃ元に戻せないな、作り直すかな・・・・・幸い空き箱があった。スキャンではロゴの金色がうまく出なかったことも思い出し、 CX5でぱちり。コイツをレタッチして、さてG12に流し込み・・・・・よーしポジフィルムモードで撮るぞお・・・・・なにやってんだか。

2012/1/21(土)
あーヨドバシG12入荷してら。なんだか背中押された気がしてタモリ倶楽部横目にカチカチ・・・。(ぉ ◆思えばEOS7D以来、マンスリーでわないか・・・・・近年稀であるなこれわ。久々の「病状」臭いがまあそこはそれ、CX5はCX1の修理みたいなもんだし、 今度も落穂買いでおトクのハズで、うんうんそうだそうだ・・・・・はあ。CX5との兼ね合いも微妙になってくるが、CX5には任せられないトコロや、 まあこんなもんで良いかべつに、という見切りのようなものが見えてきて、重さ軽さと画質面とで都合3通りのハイ・ロー・ミックス運用、なのだ。これでいいのだ。 ◆ゆうパックのステータスの判り難さに焦れながらも、午後には早くも到着。スバラシイ。あらためて手に取ると、G1 Xでも気になる程嵩張らなかったカモ・・・・・ いいやかくなる上は、G1 X待ちでは間に合わなかったような物を、撮ってやるんだい。早速充電しつつ用足しに出かけ、ついでに保護フィルムなど買って来て、 これを貼り付け。楽しい初期設定の時間である・・・・・EOSのそれよりむしろもどかしい取説と格闘しつつ、そうかNF−1のシャッター音なんかプリで入ってたんだな、 そういやレリーズボタン周辺が心なしかNF−1チックで・・・・・はさておき、アレコレ弄るとISOオートの上限設定があり、さらにその挙動の匙加減設定もあり、 何故にEOSにはいつまでもそれが無いのかと。もしや7Dだけ? ◆店頭で散々触っていたので(笑)大方のところは判る。EOSとなまじ似せているが故の違和感アリアリな操作には慣れるしかないが、ああやっぱり、 撮る前から安定して見えるISが良い。テレ端が短いのでセンサーシフトとそう差もないだろうケド。光学ファインダーはIS関係無いもののこちらを使えばさらに、 スローに強くなれるところに期待。早速屋内で試しにぱちり、描写も隅まで安定してそうに見えるがどうか? ◆両吊りストラップは同梱品があまり好みじゃないので、細くて黒い革のを買ってきた。ナイロンでも構わなかったのだが、 そういう地味過ぎるのはヨドバシあたりじゃ置いてないのだな・・・・・で、いざコイツを通そうとするとこれが、 スリットが細くて・・・・・幅は合ってるのだが厚みが・・・・・なかなか通らづ。M6に使ってる、大分柔らかくなってるものに換えたら通ったが、 余計な応力かかりゃしないかとちと不安な気も・・・。

2012/1/20(金)
OM−D、か。過去ばっかり振り返るなよ・・・・・って当のオリンパスはノーコメント(笑)。 でもどっかでティーザーっぽいことやってるとか話無かったかな・・・・・まあ話の通りだとしてもせいぜい、現用のペンをベースにEVF仕込んで、 E−P1でそうしたように柄をソレっぽくまとめて、てなところでわ・・・・・むしろ今それ以上は無理っぽいのではと余計なお世話。

2012/1/19(木)
とうとう、コダックが。前から危ない危ない言われ続けているのは承知していたが、どこかに買われるのかな、そういえばどんな事業展開してるのだろう、 といった流れで先日カチカチ見てみれば、結構多角化してるのだろうという漠とした予想はあっさり外れ、写真、映像一筋です的な感じで正直、少々驚いた。 その名をしっかり今も残す富士フイルムでさえ、実態はその名前と大分違う。 ◆確かに写真の分野では自ら切り開き歴史を作って来たという自負はあったろう。個人的には、殆ど思い付きの乱発や自己都合前面のように見えたフィルム規格や、 ジャパン・アズ・ナンバーワンな頃の、やれ観光地の土産物屋に自社のフィルムを置いてないのが不当だの、緑やオレンジの幟ばかり立ってるのが気に入らないだの、 とにかくもっと買えだの、およそ自由主義を標榜しまくりな国とも思えぬ因縁付けあたりに、コダックという会社のイメージというか、強者の怠慢と傲慢さのようなものを見ていたのだったが、 それだけにその後の凋落ぶりは、意外というか、やはりというか・・・・・後知恵的に見れば、あの頃既に、政治力に頼るしかなくなってたんだろか、などと邪推もあったりなかったり。 ◆そのようなコトもあってか無くてか、コダックとの縁はあまりない。コダクロームやトライXくらいなら使った・・・・・ことがあるといった程度だが。 ああVR1000とか懐かしい! そうそうEIRなんていうゲテモノも試したことがあったナ。他にはC41処理のモノクロとか・・・・・まあでも、 国産に無いからこっちにしました的な部分は、多々あって。10余年前にジャンクで拾ったインスタマチックに、当時まだ売ってたフィルム入れて撮ったこともあったか。 レチナあたりは一頃グラっと来かけたが(笑)、結局縁が無いまま。そういえばVGAサイズがやっとな頃に、初めて買ったデジカメが、ここのではなかったか。 叩き売り価格だったのでお試し的に買ってみたような、その程度の理由だった。 ◆すぐさま消えて無くなるというものではなかろうが、民生用のフィルムは一気に消えるかもしれないし、或いはアグファのようにブランド毎どこかに身売りかもしれない。 コンデジは競争も激しく、日本では殆ど見かけなくなってるのだが今どうなっているのやら? あとは特殊な業務用やキーテクノロジー的な部分になるのだろうけど、 聞くところによればライカMのイメージセンサーがコダックらしく、こちらもどうなりますやら・・・・・って心配する立場じゃないわな。

2012/1/14(土)
G12、ビックは完全終了か。ヨドバシはまだ通販は残してるが在庫は空、入り次第云々と。ふーむ・・・。

2012/1/11(水)
パワーショットG1 Xなあ。G12と並べるとどうにも不格好に見えてしまい、操作系の前進もあまり感じられないし、これならG12に踏ん切りがつく・・・・・と思われたものの、 センサーサイズの大型化がどうにも、悩ましい。聞けばピッチ的にはEOS7Dと変わらないとかなんとか・・・・・そんなクオリティを目の前にぶら下げられると、 天秤は右に左に振れまくりで。あらためてG12の作例を見ると、ISO200以上の画質が急にみすぼらしく思えてきて。 ◆さりとてG1 Xを待つにしても、出っ張ったレンズも気になれば、大体画素的には10M程度で十分と思ってるし、光学系苛めて終わるなら本末転倒だし、そのへんクリアとしても、 さてさて夏頃にはいくらくらいに、なってますやら・・・・・それより何より、かえってミラーレス機がチラついてしょうがないんだがこれ・・・・・仮に登場してしまうと、 レンズは出っ張ってるわ交換も出来ないわゴミ取りも無いわ、とがっかりな梯子外しに、なりかねづ。むしろG12にしておいて、新シリーズの洗練を待つ、という選択もアリでは、あるか。

2012/1/10(火)
パワーショットG1 X、とうとう出るんですかい。海外で発表された由だが、キヤノン的には以前より、いわゆるミラーレスには距離を置いている感じではあったのだが、 まあそんなにレンズを換えるのでなければ、べつに固定でもいーじゃん、という部分は恐らく大いにあって、思えば現在「コンデジ」と括られるカテゴリーには大分幅があって、 中にはかつての「ブリッジカメラ」的流れもあるであろうから、レンズ固定多機能というのは基本的には、アリなのだ。むしろレンズ交換式の必然性をきちんと描く必要がある。 その中で、マウントで遊びましょうというのは本流たりえないであろうし、フルサイズでなければ尚更で。交換前提になるとゴミ取り機能が必須になるのは良いんだケド・・・。 ◆で、G1 X。「X」はちょっと離れてるらしい。第一印象・・・・・なんだかでかそう。と思ったがどうやら、多少増築はあるものの、G12から骨格は変わっていないように見える。 そう見るとダイヤル類のレイアウト変更が気になるが、フロントのダイヤルとレリーズボタンの位置関係がEOSと逆とか、露出補正ダイヤルが背面のそれでなく相変わらず軍艦部にあるとか、 EOSライク化はあまり進んでいないようである。特に露出補正ダイヤルはてっきり直すものと思っていたのだが・・・・・一方自分撮りに使えるバリアングルモニターは、無事だった。 ◆今回はセンサーサイズをフォーサーズ並に大型化しているようで、ミラーレスへのこれが、キヤノンの回答なのか?・・・・・そもそも従来のGシリーズの、これは本流なのか、 或いはネーミングからして派生シリーズなのか? かつてコシナがベッサLでやったように、既存のリソースを最大限流用して、コストを抑えつつまず提案してみて、 その感触を得てから本格的な投資をする目論見・・・・・どうもそんな風な気が。新設計のレンズだって単体の交換レンズに転用を考えてる設計カモ。 ◆カタログスペック的には、対G12で光学系はテレ端が縮み、しかしこれはセンサーの解像度アップと相殺出来るレベルか。ワイド端か変わらず、むしろこちらが気になったが、 G12の骨格に押し込むにはあまり無理も利かなかったか。これでさえフラットな沈胴は無理としても大分嵩張ってしまったようで、これすら個人的には大減点なのだが、 どうも全体的に、センサーサイズを大きくするので手一杯の感・・・・・でも高感度強そうだよなこれ。うー。CX5が来てしまったのでアレだが、 もしこれがGシリーズの派生でなく本流の後継機だったなら、あくまでコンパクトさを求めるならむしろG12へ行く踏ん切りが、つきそうな・・・・・今いくらだ?(ぉ

2012/1/9(月)
G1ぶら下げて軽く鶴見線など。今日もCX5同行だが、ついつい「ハイコントラスト白黒」と「トイカメラ」なんぞを・・・・・まあ、そのうち飽きる。 ついでに生麦事件の現場など見つつ、横浜環状北線このへん通るんかいとこれも見つつ、旧東海道をぶらぶら子安あたりまで足延ばつつ、 昨年8月に詰めたきりたったの25枚が消化出来ずにいた、IXYのAPS最後の1本もどうにか消化しつつ。 ◆年の瀬に秋葉原で怪しげなEOS7Dの貯金箱に触雷したが、気になって検索してみるとこれが、こっちのカメラ店でも思いっきし扱ってて。 レンズ型タンブラーやらのこのへんの品については、メーカーからクレームがあったとか無かったとかで、秋葉原からは一度消えていたそうな。 一方自ら公式グッズを出してしまったニコンは凄いというか・・・・・ホトボリが冷めてまた出たのか、そのへんよく判らないがしかし、昨日今日の店ではない、 商店街のいかにも「町の写真屋さん」然としたココで、思いっきし堂々カマしてくれてるのである。やるな(笑)。 ◆成人式の写真であろう、着飾ったお客が次々来る店内に入ると、ありましたよありましたよ、7Dと350Dの貯金箱に、 EF70〜200mmLとEF24〜105mmLのタンブラー或いはマグカップ、ニコンの24〜70mm/f2.8Gのそれもある。 EF70〜200mm/f2.8Lのミニファンもある。これまで見聞きしたモノが一通りある感じだが、EOS7Dのレンズは先日求めたものと違って、 フードの内側までが白い。結構このへんアバウトなのだろうが・・・・・EF24〜105mmLのタンブラーも内側がステンレスのタイプだが、 蓋がレンズキャップ風ではなく普通のタンブラー風、フードも無いようで、何より仕上げがどうも雑(笑)。 ◆で、気になるはEF70〜200mmなのだが、展示品を見ると、表面がツンツルテンのかなり残念な第一印象。やけに細身だし・・・・・と思ったらこれはf4の方だった。 いやいやいやいやf2.8のが、あったハズ、と店内を見回したがどうも見当たらないので、店員氏に頼んで見せてもらった。お、結構いいじゃん・・・・・あのぉ、カード使えます?(ぉ ◆ぱっと見の「らしさ」はまずまず。レンズキャップはねじ込み式で、外すとレンズ先端にネジが残るが、銀鉢巻より先なのでフードを着ければ見えない・・・・・ってフードのバヨネットが無いかこれ。 そういえば三脚座の取り付けの突起もない。スケール的にはほぼ現物通りか。取り違うおそれはないが飾るにも嵩張るので一旦箱に・・・・キヤノンのそれに似た胡散臭い(笑)元箱付・・・・・戻す。 前に出回っていた代物も、凡そこんな感じだったのだろうか?

2012/1/8(日)
碓氷。EOS7Dが今日のメインだが、CX5の試写的な部分も多少意識して。「クリエイティブ撮影モード」というのもちょいと試してみるかなー、といった部分やや大で、 とりわけ「ミニチュアライズ」・・・・・ジオラマ風に見せるアレ・・・・・を、世間的には相当に今更ながらに、ここしかあるまいとざんげ岩より、ぱちり・・・・・うはっ(笑)。 元々オモチャのように見えた眼下の鉄道車両達が、まーさーに、といった趣・・・・・というかベタベタな。しかし匙加減が意外と難しく、カビ玉にしか見えないこともあり(苦笑)。 ◆アオリでフォーカス面をずらす技法そのものは、パンフォーカス狙いにしろその逆にしろ昔からあったものだが、ミニチュア風に見せる手法としてのそれは、 本城直季氏の作品に触れた・・・・・書店の棚で・・・・・のが、多分個人的には最初と思う。一瞥してその技法に気付く程度に知識はありながら、多分それまで考えたこともなく、 己のお頭の硬さの程を知るのだったが、ブームとなりコンデジに標準搭載のようになって、さらに経ってからの、今更なのである。はあ・・・・・でま、 あーでもないこーでもないと、フレーミング時に画面上でのアウトフォーカスの範囲のマスクが濃過ぎるのか、屋外の明るい環境ではなかなか決めにくく。 縦横は自動切替のハズだったが、スムーズに出来なかったり、縦横チグハグにずれたまま戻らなくなったり・・・・・手動の方法に気付いて、専らこっちを使う。 ◆他に「ハイコントラスト白黒」、「クロスプロセス」、「トイカメラ」なども試してみるが、まあなんというか、 巧くなった気にさせてくれるあたりはまーさーに「クリエイティブ(笑)」・・・・・つい正方形フォーマットを使いたくなるし(苦笑)。


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