我が病巣 〜カメラな日々

一番下へ



2011/9/24(土)
地元のヨドバシで¥20K切ってた気がするCX5なのだが、今日は普通に¥30K弱になっており。PXが¥20K切るくらいだったから、これと誤認していたか?  それとも超ラッキーなセール、だったのか・・・。クールピクスP7100発見、クリクリと、Sマウント機式にピント合わせ出来ないの? ◆出掛けたついでに有楽町は交通会館の中古市を覗き・・・・・覗いただけ。そのままテクテクと歩いて秋葉原のジャンク館を覗けば、棚の中で一際目立っていたのがこらまた、 ハニメックスのアンヒビアン。35mm判の方ででかいでかい。110のが35mmカメラくらいのボリュームだったが、こちらはニコノスどころではない大きさで・・・・・ ハウジング一体型のようなものだから、こんなもんだろうけれど。¥1Kナリで結構グッとくるものあったが、現場監督すら持て余し気味の昨今にあってはどうも。 ◆店の人がE−P2取り出して、ほれほれアダプター面白いですよみたいなことを話しだし。どうも昨日今日でカメラぶら下げてる輩と思われてるフシ濃厚で(苦笑)、 結構写るでしょ、って背面液晶で拡大無しで見せられたって知るかいな(笑)。広角人間なので画角が辛いとか、後玉飛び出してるようなのとイメージセンサーとの相性どうなのとか、 こちらから返す話は全然聞こえてないようなのでしまいには、へーそうですかー、へーすごいですねー、を代り番こに返してたり。(ぉ

2011/9/22(木)
しかしアレであるな、一眼レフをメインと据えている限りは、ミラーレス機の役回りというのも微妙ではある。マイクロフォーサーズは、 一眼レフ程のものは要らないという層の取り込みに成功したようだし、そもそも一眼レフ規格であるオリジナルのフォーサーズの置かれた状況の打破的な側面が大、 だったようだけれど・・・・・そのへんはさておき、メインに一眼レフを据え、コンデジで済むような役回りはポッケのコンデジ、というスタイルが確立していると、 ミラーレス機をそこへ割って入らせるのは、聊か無理無理感が漂うのだな。一眼レフの代わりが務れば任せましょう的な、そんなところか。 ◆「一眼レフ下がり」なら頑張ろうと思えば超望遠でも魚眼でも、その気になれば動員かけられるという余裕がある。一方「コンデジ上がり」はというと、 超望遠は否が応にもそうなってしまうくらいだが、ワイド系はまず無理。常用域はせいぜい、ライカ判換算28mm付近から200mmくらい、 RF機くらいのつもりで考えればテレは90mmとか135mmとか、まあそんなもんだろう・・・・・などと考えていると、高級コンデジでも良ーんじゃん?、 というハナシになってきて・・・・・ふとキヤノンのパワーショットG12を見てみる。次が近そうだが¥40K切ってんじゃん。うはあ。沈胴するからポケットに入らないでもない。 レンズ交換を前提にしていないから、ゴミが入ったら自分じゃ取れないが、アダプター三昧する気もないならコイツで良ーんじゃん。うーむ。 ◆ニコンのクールピクスの最上位機Pシリーズというのが、パワーショットGシリーズとそっくりなわけだが・・・・・細部は随分違うし、ま、収斂進化であろう、 と思うことにして、さてさてソイツの新型が出たのだな。P7100・・・・・GはGでも、コンタックスG2!? 正面にダイヤルが・・・・・というよりグリップ共々、 向かって左半分が丸ごと、G2にそっくりじゃんか。G2のダイヤルも旧コンタックスへのオマージュというか先祖帰り的なギミックだったが、ニコンもニコンで、 カメラは旧コンタックスの模倣・・・・・中身までは無理だったみたいだけど・・・・・から始まっていることであるし、同じようなアレなんだろか?  とするとこれをクリクリ回してMFとか、出来ちゃうわけ?

2011/9/21(水)
やっぱり出たかニコンのミラーレス「ニコン1」。今後は「ワンシリーズ」と呼ぶことになるんだろか・・・・・その姿の写真を見ると向かって左肩のニコンのロゴの下に、 ただ「1」とだけ入ってる。サンダーバード1号、みたいですがあ(笑)。複数持ってて見分けるためにシール貼りました的な武骨さはニコン流、か?・・・・・ああでも、 EOSヒトケタシリーズでも、数字だけ分けるレイアウトがあったといえばあったか。でも何かが違う(笑)。電子ビューファインダー有り無しがあって、付いてる方はまたこれが、 いかにも取って付けた風で試作機かいなと思ったら、製品版である由。これまたニコン流、かねえ。パンケーキは最早お約束だな。 ◆一口にミラーレスといっても、現在大きく二つのアプローチがある。そのひとつは、ミラード一眼(笑)のフォーマットを踏襲しつつ、ミラーを廃して小型化したもの。 センサーサイズは変わらず、フランジバックの下駄履き方々アダプターを挟めばミラード一眼(笑)のレンズが使える。短いフランジバックを活かしてアダプター三昧というのは、 やや副次的なものか。端緒をつけたのがマイクロフォーサーズ、これの好調を受けてか、ソニーが続いた。 派生規格か、本質的には別規格か、という捉え方では見解が分かれそうだが・・・・・どうでもいいがモルモットとマネシタが、ここでは逆転してたんだな。 ◆今ひとつの流れが、コンデジのレンズ交換式化。この場合は自ずと新規マウントになるが、ペンタQがまずそれ。 巷間では前者共々ひっくるめて「ミラーレス一眼」と括られているようで、所詮フォーマットがまちまちなこのへんのデジカメとはいえ、その出自といいサイズといい、 個人的には厳格に区別をしておきたいトコロ、ではある。便宜上「一眼レフ下がり」「コンデジ上がり」とでもしておこか。 その昔ミニコン下がり、電卓上がり、てのがあってだな・・・。 ◆「ニコン1」に戻ると、これも「コンデジ上がり」であるらしく、アダプターでFマウントの玉が着くとはいえ、焦点距離の換算レートはAPSの比ではない。 その「CXフォーマット」なるサイズ、13.2mm×8.8mm、フォーサーズを半分に切ったと思っていい・・・・・って他で使ってたっけ?、こんなサイズ。 ペンタQはさらに小さく「CXフォーマット」を縦横半分ずつにしたくらいだから、大分性格が違う。そもそもペンタQはハナからトイカメ的なテイストを持ち込んでいるし・・・。 ◆で、キヤノンどうすんの。基本「一眼レフ下がり」でお願いしたいんだけど・・・。

2011/9/17(土)
地元のヨドバシうろついてたら、リコーのCX5が¥20K切って投げ売り状態。ヨドバシでコレってことはだよ、よそはさぞかし・・・・・もう半年以上経つような気がするので、 これまでのサイクルからすれば、次が出るサインか。キヤノン機の裏面照射センサーが内製かどうか知らないが、そっちの解像度が上がったなら、こっちも上がるのだろうきっと。 手許のゴミ入り片ボケCX1もそろそろ交代させたいが、ライカ判換算でテレ端300mm相当というのはちと、オーバースペックな気がするというか、 そもそもこのシリーズの信頼性もアテにしていないのでカタログスペックよりマージンが欲しいというか。

2011/9/16(金)
パワーショットやらIXYやらが発表されてて、裏面照射センサーも世代交代したようで・・・・・んでSX40てのに、DIGIC5ですよ。EOSも次からコレか。 海外ではS100てのも発表されているようで、現行のS95もなかなかシブいのだったが、ライカ判換算24〜120mm・・・・・うーむこれわ。 GPSは、あれば何かと使えるだろうが起動時の測位とか、どうだろね。 ◆ついでに11/3に「歴史的発表」なるものがあるとかいう話。歴史的、とまで言うからには、既存の守備範囲の単なる新製品発表ではなさげで・・・・・ハリウッドにて、 というそのロケーションからして、それがフェイントでない限りは(笑)映像関連というサインと取るのが妥当というもの。キヤノン的にはこれまで、 映画だののコンテンツをどうこうする事業は殆どタッチしてないように思うのだが、どこか買収でもするのだろうか? そうでないとすると、本業のハードウェア・・・・・それも映像装置、 順当に行けば次世代ムービーとかそのあたりという感じもしつつ、まさかのSED!?、うーむ捨て難い(笑)。いやあ・・・・・あと何だろう? 歴史的、だよ?  それがキヤノンにとってなのか、業界、或いは市場にとってなのか定かでないが、この際「ハリウッド」も横に置いて・・・・・まさかの本社移転? まさかの週休3日制?  まさか・・・・・でもないな銀塩カメラ完全終了? まさかの「電脳ノート」復活? まさかの電気自動車参入? まさかの大リーグ球団買収? まさかの・・・・・もういいか。

2011/9/9(金)
ニコンが年内にミラーレス出すとか日経が。内容的には背景が書いてあるだけで、単に、出るらしいよ、というだけの話である。さてさて一次情報はとニコンのサイトを覗いてみれば、 「本日一部報道機関より、当社映像製品に関する記事が掲載されましたが、当社が発表したものではありません。」・・・・・まあ、IRなんかでもありがちなアレで(笑)。 記事の内容自体を否定しているわけではないが、普通内容についてイチイチコメントなどしないものだし、とはいえ時間の問題だよなーという周辺状況では、 あったりはするわけで。正式発表しても驚きはしないし、キヤノンへのプレッシャーとなるなら面白いカナー、くらいな感じで。IX D(勝手に仮称)、待ってんだよ。 ◆ときに7D相場ウォッチ、今月に入って玉付で¥150Kを切ってしまい、今日では¥145K台か。最早「前兆」と思えてくる感じがむしろ躊躇させるのだったが、 アマゾンも昨夜最安値付近に切り込んで来てて、時々コレやるんだよな、あそこも。カード払い出来るからポイント分考えれば実質最安値。うーむむ。

2011/9/3(土)
野暮用がてらビック覗くとペンタQが入荷しており。あーなんか、オート110だなあこれ。マロン出そうよマロン・・・・・そういやその名もKQマウントアダプター、 なるモンがお目見えのようで、そのネーミングがもう笑っちゃうのだが、サイズがサイズだしどうだろねそういうのわ。 ◆α55を手に取ってみた。例のトランスルーセントミラー・テクノロジー、なるものがどんなものかと・・・・・レンズを外すとナルホド、固定ミラーがあって、 本来マットがあるあたりに穴が開いててピント検出センサーがある。ファインダーもまあまあ、余程シビアな条件でなければ事足りるだろうと思ったが、 暗がりで目が眩んだりしないだろか・・・。並べて比べてはいないが、パナソニックのマイクロフォーサーズの見た目一眼レフっぽいアレくらいで、 フランジバックだけ違ってる的な・・・・・Kissよりはきっと小さい。このボリューム感といえばやはり、EOS IX E・・・・・IX D(勝手に仮称)の方向は、 見えていまいか? 共通マウントでこそサブ機として活きてくる部分もあり。カラスコ20mm着けてえ・・・。


2011/8/31(水)
ソニーの例の・・・・・α77だっけか、その売り文句のひとつの「トランスルーセントミラー・テクノロジー」って何じゃらほい?  大分今更のようだがコレのお陰でアレも出来るコレも出来るというコトらしく、どんなにスグレモノなのかと引いてみると要するに、固定ハーフミラーなんじゃんか。 ナルホドそれであれば高速連写も容易いわけで、むしろフィルム給送無しで30年前のNewF−1ハイスピードモードラより遅いくらいなんだから、 かなりよゆーのハズで、可動部を減らせば何かと楽だろうし、流れとしては、解る。 ◆で、どんなもんかねとググってみると開発者のインタビューに当たったりして、ペリクルミラーとは違うと力説。へ? ペリクル即ち薄膜ではないということか、 と思えばさにあらず、ファインダー光学系としてではなくAFセンサーに導くのが主目的だったから別物って・・・・・あーに言ってんだ?  たしかにAF光学系は従来のものと大きく様変わりなのだが、ところでスクリーンに当てる分とは、どうやって分けてるんかねこれ。 昔のキヤノンのTTL露出計みたくスクリーンの中にハーフミラー仕込んでるわけでもないようだし・・・・・ああっ! 電子ビューファインダーなんかい!  氷解・・・・・というか頭の中の前提がガラガラ崩れていく(笑)。αは関心の圏外にあったとはいえ、いやはや、今の今まで全く知らなんだ。 ◆とはいえ、いずれそういう方向へ行く流れにはあるだろう、という認識はあった。レンズ一体型機では随分前からそうだったし、一眼レフにしろ、 銀塩フィルムから電子媒体へと、記録方式が置き換わるだけで終わるハズもなく、タイムラグ・・・・・光学式なら光の速さで被写体を観察出来る・・・・・ と消費電力さえ解決されれば、メインストリームは完全電子化だわなと、思っていたりもする。シャッターだってそのうち要らなくなるハズ。 ◆ただ見ようによってはαのこの方式、光学ファインダーを捨てた割には旧来の一眼レフのままの図体、なのだな。ミラーレス機のAF性能を上げたら肥大化しました、 という見方も出来ようか。尤もファインダーにしても、多くの場合はAFさえしっかりしていれば構図の確認だけ出来れば良いわけで、 多少目が粗かろうと、問題無い理屈。AF時代に入ってスクリーン上でピントの山が掴みにくくなったことなど、多くの人は気にも留めていなかったろう。

2011/8/29(月)
ソニーの例のAPS−Cで24M級の、比較レポートらしきがもう出回っているようで、横文字サイト相手に理解の程は少々アレながら、 フルサイズなんぞを引き合いに出すのは良いとしても、比べること自体に果たして意味があるのかどうか・・・・・銀塩で言えば粒状性に当たる事柄を、こちとら見たいわけで、 まずは同じ撮影倍率、拡大倍率、出来れば同じレンズで並べて欲しいトコロで・・・・・センサーと画像処理の評価なら、フォーマットの優劣を見たってしょうがないんだし、 ましてやレンズの性能差が響くようなことがあっては・・・・・どうだろねそのへん。 ◆でま、試作機らしいものの結構厳しいようで、そういうことならEOS7Dもまだ目がある・・・・・次モデルが解像度欲張らずにS/N改善とか高感度指向であったなら、 まだ暫く我慢する甲斐もあるというものだが、いたずらに解像度指向で進むとなると、現行モデルがさらに下げたところで落穂買いというのも、アリ、カモ・・・。

2011/8/28(日)
野暮用がてら新宿の高島屋。「1/1000秒で、惚れた。」って今年もこらまたアレなコピーの「新宿クラシックカメラ博」だったりなのだが、 せいぜいジャンク漁りくらいしか目当てが無いながら会場をぐるり。hamaの角フード、無いなあ。 キヤノンAシリーズのアイカップが¥200ナリでわさわさとビニール袋に入っており・・・・・これなんかも一頃はプレミアもんだったが。 ◆どこかのお店ではハンザキヤノン、セイキキヤノンが揃い踏み! 相場は相変わらづ、今回はこれ見ただけでめっけものやもしれづ・・・・・しかしアレだな、 昔ならこのへん、初日階段ダッシュの争奪戦が繰り広げられたものだったが。

2011/8/24(水)
ソニーがAPS−Cで24M級・・・・・うーむ、どうなんだろな実際のトコロ。連写も凄いわでキヤノンもウカウカしてられないだろうが、問題はS/Nとかそっちで・・・。

2011/8/15(月)
ようやく、エツミのカルディナ・ワンショルダーの出番。M6など放り込んでみたが、長さもどのへんで丁度良いのか掴み切れずにいたベルト、 どうもガサガサしてるのだがその余りも行き場が無くブラブラと、結んでもすぐ解けるわでなんとも落ち付かづ。こんなもんかねやっぱ。

2011/8/14(日)
コミケ。暑さだけなのか何なのか、開場前からフラフラでどうにもやべぇ〜感じなのだったが、そんな中いつものように近場を偵察。つい先週のタモリ倶楽部のトロフィーを早速でん、 と置いているところなど見物しつつ、コシ研さんのとこは例のOM−Xもどきがまたまた少し進展していて。アイレベル・ファインダーがそうだと思ったが、 もう何年越しかのコレ、いつになったら完成するのだろうと素朴な疑問を向けてみると、一品モノで部品の発注かけたりと、見かけによらず(失敬!)結構注ぎ込んじゃってるらしく、 それ故になかなか進まない由。隣では今回も110のお方が出展していて、かれこれ5連勝くらいじゃないかと思うが、強い人は強い・・・・・新作本所望。

2011/8/12(金)
毎度の富士山。いざご来光というところで笠雲・・・・・に違いないぞきっとコレは・・・・・とか、もうね(苦笑)。別のお目当てだったペルセウス座流星群も、 いくつかは確かに見たものの、月が隠れるのと入れ代るように雲が出てしまい、撮影どころではなく・・・。 ◆実のところでここらで7Dデビュー、と考えないでもなかったのだが、どうも今ひとつ乗れずに、結果空振りはせずに済んだ格好だが、どうしたもんかなあ・・・・・ 今週に入って玉付で¥150K割ってんだこれが。 ◆背中には魚眼から100〜400mmまで詰め込んで。ご来光如何によってはプランBみたいなところでの100〜400mmなのだが、わざわざ出番を作って、 無駄じゃなかったぞぉ〜的な言い聞かせを自分にしてるような塩梅で、殆ど死重状態。軽さが売りの75〜300mmISもこの間持ち出したら写りが心許なく、 考えてみれば10年以上の付き合いなわけであちこちガタも来ているだろうに、しかし整備に出すならいっそ後継の70〜300mmISの中古でも・・・・・うーむ。 そういやDOなんてーのも、あったっけか。最近は白いのも・・・・・だーかーらー。 ◆とうとうCX1にゴミを認ム。リコーサイドでは保証外だとか言ってるし、そもそも分解掃除という選択肢が無く、ユニット全取っ替えで、 丸ごと買うのと変わらないくらい 毟ら かかる有様。つまり事実上買い替えの一択。そういや最近こいつ、時々物凄い片ボケをやらかすんだ・・・・・あーったく。 ◆さらに今回は初代IXYも持ち出して。こないだ買ったAPSフィルムの最後の1本と詰め込んでみたが、最後くらい富士山見せてやるかと、パノラマにしたりなんだり。

2011/8/2(火)
EOS7Dなあ・・・。コイツでなければならない理由、てのを考えだすようでは最早発作状態にあると言えたが、8コマ/秒連写も無いよりあった方が良いし、 AFのゾーン指定なんてのは昔から欲しかった機能・・・・・EOS−3でいつも思ってた・・・・・ではある。あとライブビューのピント合わせか。 ファインダーの方眼も有難いといえば有難いが、それよか水準器、これが結構ツボかもしれづ・・・・・CX1でどっぷりだし。 ◆あらためて、センサーのサイクルをおさらいしてみる。画素数だけで同一センサーと限らないのは承知の上で、イッセンマン即ち10M級の登場が2006年9月、 KissデジX、1年後に我らが40D。15M級が2008年9月の50Dから、18M級が2009年の7Dから、その後この18Mで揃って現在に至る。 この間にはKiss系でしか採用されていない12Mというのがあるが、X2の後暫く空いてX50でまた顔を覗かせているのが興味深い。 他社へ供給していたのか、はたまた輸出モデルが続いてたのか・・・。 ◆つまり10Mから15Mまでが2年、15Mから18Mまでが1年・・・・・同クラスの50Dから60Dまででは2年だが、そして18Mの初出からは、間もなく2年。 そろそろだろう・・・・・そう思うのも道理というものである。18Mの中でも世代が分かれている可能性はあるかもしれず、そもそも18M以上必要なのかという話もありつつ ・・・・・実際他社との比較で画素数的にはよゆーのアドバンテージ・・・・・関心はむしろS/Nだとかそっちにあるわけだが・・・・・いずれにせよ、 時期的に結構これは、悩ましい。今からとして新型登場が来春のCP+前あたりならまだいいが、秋冬あたりでやられると、ちと辛い。 ◆まあでもEOS40D買った時は、1年半のサイクルと読んであと半年あると思っていたところへ、3ヶ月で50Dが出てしまったわけで。それで泣いたかというと、 そうでもない・・・・・その前がKissデジNだったというのも大きかろうが・・・・・7Dが40Dからどれくらい進んだのかとあらためてスペックを比較してみて、 40Dはイッセンマン級、だったのかと今更に再認識・・・・・いつの間にやら12〜14Mくらいだと思い込んでた・・・・・といった次第で、うーむ、 陳腐化の一言が背中を押してきやがるな。大伸ばしなんかありっこないんだケド。


2011/7/29(金)
エツミのカルディナ・ワンショルダー届く。EF17〜85mm付EOS40Dと、EF10〜22mm、ついでに魚眼ズームくらいいは入りそうで、 そこまで詰めるイメージではないものの、ふーむナルホド。あとは実際に持ち出してどうかだが、さていつになる。

2011/7/28(木)
ふらりと寄ったビックで、ペンタQのモックというかデコイというか。ほぉー、なかなか、ナルホドねーと手に取ってみると、レンズはもしや金属だったか?  あーなんか、ヤバいぞこれなんとなく。

2011/7/27(水)
ようやくのSa−1とこの間のM6のリバーサル2本と、IX Eで撮ったAPS2本上がり。意外と安いと思えば25枚撮りだったんだよな・・・・・まあそこそこの、そこそこで。 一方Sa−1で光線漏れが(汗)。位置的にファインダー窓の左下辺りが怪しそうなのだが、しかし全コマというわけでもなく、もしかするとこれ、部屋で放置している間の、 ものなのか? ちょっと考えなきゃな、こりゃ。 ◆ときに¥150K割れそうな勢いだったEOS7D、底打ちやがったか。あんまし切実でもないのがよーく解ってるだけに、まあ、その、なんだ。 ◆ボディバッグ、ての? その小さいヤツが急に気になってきたんだな。1本背負いなバッグは持ってて、ロウプロのスリングショットもそうだが、カメラ1台ぶら下げてとか、 そんな散歩仕様では嵩張るし夏では暑っ苦しい。これまでウェストバッグや、同じような大きさの小さなショルダーバッグやらを使ってきたが、 ショルダーバッグは結局後に回してしまうし・・・・・・で、色々見て行くとオサレなのもあるんだが、しかし肩が蒸れたり、ましてや汗吸って色落ちしてシャツに付くとか、 そういうのは勘弁だわなあ、冬限定ならいいケドなあ、などと言ってて目に止まったのが、エツミのカルディナ・ワンショルダーての。 ◆そういや前からあったナこれ。ロウプロのスリングショットとタムラックのナントカが、カメラバッグでの先駆と思っていたから、 前に回した時の口の開く方向がどうだこうだと、グダグダ書いた気もする・・・・・それはさておき、カメラ用だからそれなりに厚みもあって、 それ故野暮ったくなるのは致し方ない(笑)が、ふーむ・・・・・アースカラー系のバリエーション、 背中に当たる部分もメッシュ、ベルト裏もメッシュ・・・・・うーむ・・・・・カチカチ。(ぉ

2011/7/23(土)
ナントカコムのEOD7DのEF−S15〜85mm付、¥160K割ったらアレだなーとか言っていたら、¥150Kも割れそうな勢いでわないか。 昨年あたりの底値に近く値頃感は十分ながら、さてこれで、次のはいつ出るのか・・・・・来年のCP+くらいまで先なら良いが。

2011/7/16(土)
この間・・・・・3月・・・・・に買ったRVP100の箱をようやく開ける。1本1本入れている、プラケース、キャップの色が白い。 これまでリバーサルは黒、ネガカラーは白、例外もあったかもしれないが、ここいらでも合理化、なんかねえ。 ◆そのRVP100を詰めてM6を連れ出し。どうというものでもなくぶーらぶーらするだけだったが、手に持ったまま汗まみれで、多少は風合い出るのに繋がってるのかどうか。

2011/7/13(水)
ナントカコムのEOD7DのEF−S15〜85mm付、とうとう¥160Kを割った。昨年の秋の方が安かったくらいなので驚くものではないが、うーむ、 危険水域と線引きしてたレベルまで来たか・・・・・いやいやカード払い出来るところじゃなきゃ嫌だもんね、とハードルを設けつつ、しかし次のはいつ出るのか、 そこが懸案ではある。ビックで10月入荷とか言ってたから、少なくともその頃まではまだ造ってるハズだが(笑)、 一気に¥100K近く引いちゃって・・・・・たと思うが・・・・・るその破格加減からして、何かあるナ、と思うのが普通であろう。 それとも店舗販売にあってその場でお持ち帰り不可というのはそんなに、痛いのか・・・。 ◆しかし買ったら出ちゃいましたというのも困る。あと1年は、持って欲しいが・・・・・40D買って3ヶ月で50Dが出たんだよ・・・・・発売から既に2年、 EOSヒトケタ・クラスは割と長い方で、3年スパンくらいに見て良さそうな気もするが、しかし間違いなく次はセンサーの世代交代だろうし、そこが悩ましい。 尤も見送って次を待てば、出たら出たで半年か1年くらい手を出さないだろうから、あと1〜2年40Dと付き合うことになり・・・・・どうだろねえ。

2011/7/11(月)
野暮用がてら立川のビックでAPSフィルムチェック、ここは期待してなかったが、期待してなかった通りだわな・・・・・で、EOS7D、やっぱ安いんである。 玉付¥163Kナリ、ポイント10%、ナントカコム最安値を軽〜くぶっちぎりでわないか。ヨドバシで見たのは幻ではなかったか!  んが、入荷が10月上旬だあ? そんな先物には、手ぇ出せないわなあ・・・。

2011/7/10(日)
続く好天に誘われて、梅雨の間の分を取り返すような気分で暑さ慣れ方々散歩に出る。さてIX E、元々コンタックスG1とほぼ変わらない大きさ、 素材は違うものの仕上げが結構似てて、ボリュームがG1に近いということはM型ライカにも近いことになるが、形状の違いやらで触感のようなものは大分違うものの、 連れ歩く軽さのようなものは、結構良い感じで。 ◆カラスコ20mm/f3.5を着けると、その佇まいがもうたまらづ。レンズの太さに目を瞑れば本当に、G1と変わらない感じ・・・・・ 真下を向くようになってる位置のストラップ通しが、難といえば難である以外は。EOSデジはIX Eみたいな感じのを出せ、とブツブツ言い続けていたが、 ミラーレスでなくたって十分、これでいーじゃん? アダプタで遊べますなんてことは、キヤノンが考えなくてもいいだろべつに。 EOS IX E、ブラパチしながらつくづく、コイツがAPSでさえなければ・・・。

2011/7/9(土)
梅雨明けと。電車の冷房もヌルいしで、今年は強制的「懐かしの昭和体験」を覚悟せにゃならんかと腹を括ったが、しかし問題はピークを抑えることであって、 朝夕はそこまでは必要無いハズ。大体こういう時、いわゆる総務系の方々、日頃からコストカットにご執心の方々が、錦の御旗を得て張り切っちゃうんだな。 勤しんじゃうんだ。テロ対策で一旦撤去されたゴミ箱が戻って来ただろうか? 塞いだコインロッカーは営業再開しても・・・・・そんな。 いやそれよりも・・・・・これはお国柄なのだろうが・・・・・なーんとなーく遠慮しとかないとマズイかなー的自粛気分。あくまで気分、空気ってヤツだが、 これ日本独特のファッショだろ・・・・・ワタシこんなに頑張ってマス! みたいなのとかもさー。エアコン使ったら背信みたいな、 こちとら殉ずるホドの根性無いんですケド・・・・・さすがにマスコミも無理するなとアナウンスし始めたようだけど。 ウルサガタがいるのか知らないがバスまでヌルいとか、クルマでエアコン我慢とか、そこまで行ったら「懐かしの昭和体験」どころか「ぜいたくは敵だ!」くらいまで遡りそうで。 ◆はさておき、地元のヨドバシとビックにも、APSフィルムはISO400しかない。どうもあるだけマシ的な風情なので、とりあえず3本パックを買って、 IX Eに入れてみた。シグマの18〜50mm共々連れ出して、とりあえず京浜島でEF100〜400mmと合わせてみて、スカイツリーまで足伸ばして広角だの魚眼だの。 EOSデジよりサイズが大きいから、広角でもうひと押しが効く感じが嬉し。スカイツリーもすっかりクレーンが減って、「今」らしさはそろそろ見納めか。

2011/7/8(金)
野暮用で八王子に出たついでにヨドバシを覗く。APSフィルムは、とそっちへ行ってみると、うーむ富士はISO400しかないか。 コダックのはISO200があったが、コダックの200と富士の400では・・・。(ぉ 今日のところはとりあえず、見送り。 ◆ふとEOS7Dを見やると、ん、玉付でカカクコム最安値級?? ボディ価格じゃないよな!? これでポイント10%で、ぶっちぎりじゃんか ・・・・・しかし急に来られても、心の準備がなあ。ていうかいよいよ次が近いのか? はたまた夢か幻か・・・。

2011/7/6(水)
APSも終了か・・・・・富士が在庫限りと。コダックも遅かれ早かれだろうが、登場からかれこれ、15年・・・。 ◆そもそも、「APS5社」なんてのに対して、あんたらの都合だろよ、という心証が先立った。デジカメはまだ普及するには至らずにいたが、振り返れば、 前には既存の35mmという押し退けねばならない壁、後からはヒタヒタとデジカメの足音が迫っていたわけで、ハナから仇花と化す運命だったわけで・・・・・ 恐らく「APS5社」もそこは認識していたハズで、各社とも自分だけ降りるのが怖くてズルズル行ったのカナー的な邪推もしつつ、 過渡期需要で稼げばいいや的な、或いはここまで来たらいくらか回収出来ればいいや的な腹になってたのでは、とまで勘繰るのは穿ち過ぎであろうか。 ◆そんな中で異色だったのがミノルタ。ベクティスS−1、新マウントで超広角から超望遠からマクロから、一気に揃えて見せた。レフ玉まであったもんな・・・・・ ただ同社を取り巻く状況というか、背景としては、「αショック」もとうに昔話になっていて、AF一眼レフでの優位は失われていたから、 このパラダイム転換(笑)を機に夢を再び、と賭けていたのかもしれづ。キヤノンはIXYで見せ付けまくりつつ、一眼レフではあまり踏み込まない感じで、 サラッとEOS IX Eを出してきた。他方ニコンのプロネアは、両者の中間のような感じか。 ◆メーカーへの疑念は、いわゆる使い捨てカメラが店頭で殆どAPS一辺倒になったあたりで確信となった。フォーマットの利便がどうこういうより、 そのやり口が気に障ったと言った方が、まあ正確である・・・・・尤もアレは単に需給の見通しが甘かっただけかもしれないが。 雑誌の提灯記事もアレで、曰く、プロ用途でもより望遠が欲しい時にはAPS機に着け換えて云々・・・・・描写が改善するでもなし、 あんたら日常的にトリミングしてるんだからわざわざカメラで切り取る必要無いだろが、とツッコむのも馬鹿々々しく。 ◆APSに明らかな翳りが見えた頃か、それより前だったか、4chステレオを引き合いに出している人がいた。これまた曰く、 4chステレオ自体は一時のブームで消えたが、その過程で考案された手法や技術は、結果的にオーディオの世界全体に進歩をもたらし、活かされることになった、 APSについても小フォーマット化を補う乳剤や現像処理の改良、引伸率アップに耐える光学系の改良、撮影データの取り扱い等々のフィードバックがあるのでは・・・・・ といった話だったように記憶するが、事実インデックスプリントはじめDPE周りでは、その恩恵が見られる。 ◆新しい現像処理は結局、採用されなかった。ここで差別化出来なければ、ライカ判よりサイズの小さいハンデの克服など不可能だったから、先は見えた。 尤もDPEの負担も強いながらそこまで露骨な誘導こそ、不可能だったろうが。一眼レフのデジタル化で、フォーマットが踏襲されたのは偶然と言うべきかもしれないが、 お陰でレンズが引き継げたという面はたしかにある。APSの躓きからデジイチの普及までのブランクがもし、存在せず、互いがオーバーラップする程近かったならば・・・・・ つくづく、ベクティスのその前のめり加減が、惜しまれる。 ◆折角なので110の時のように、最後にまた使ってみようか。手許にあるのは初代IXYとEOS IX E。どちらも単体では魅力的なカメラで、手にしているだけで心地良い。 APSでさえなければ(苦笑)まだまだ愛用していたことであろう。殊にIX Eは、EOSデジもこういう感じで是非に・・・・・ミラーがあろうとなかろうと・・・・・ と待望している程で。今やネガカラーしか残っていないようで、リバーサルもセピアも望めないのが残念だが、 KissデジNに着けてたシグマ18〜50mmを引っ張り出して、ちょいちょいっと、行ってみようかね。そうそうカラスコ20mmも加わったことだし。

2011/7/4(月)
そういえばEOS40Dとももう、3年になる。カット数では優に3万は超えて・・・・・買って半年で例の「Err99」に見舞われ、 その際シャッターユニットを一度交換してるから、そこからでは24000程か・・・・・このへんについてはまだまだ余裕だろうが、 まあ3年も働けば十分元取ってるよなー的な使い捨て感覚が、デジに対してはまだあったりもして・・・。 ◆APS−Cサイズは40Dで最後のつもり、だった。性能的にも来るところまで来た感があったし、本命はあくまでフルサイズと思っていたので・・・・・ しかしフルサイズへの道は未だ遠く、またAPS−Cのトリミング標準装備な超望遠域も捨て難く、超広角から魚眼から一応揃っている現状としては、 まあ、要するに、どっぷり浸かってるのだなこれが。強力な連写に馴染んでしてしまうと、EOS5DMkIIじゃ鈍臭く思えて。1Dsなんかハナから圏外ですよ。 ◆さてフォトナントカ前のKiss以来、今年はボーナス商戦という言葉も影が薄いというか、地デジ対策と省エネ家電にすっかり持って行かれたというか、 ここでカメラ出してもなあ、という雰囲気を感じないでもないが、とりわけキヤノンは、動かないねえ・・・・・とか言ってるとその傍からドーンと、 などと期待もありつつ、さてEOS7Dの新品相場、震災直後の高騰が収まってきたようで、そこがちぃーと、気になってきてて・・・・・40Dも草臥れてるし。 ◆キヤノンには「7の法則」がある。RF機は例のf0.95の「7」とその改良型「7S」が最後を飾った。銀塩EOSの最後もこれまた「7s」、 そして「Kiss7」と続いて終了・・・・・「7で終わっていない」シリーズが他にいくらもあるから、法則、とするには随分無理があるのは確かなのだが、 しかしRFの終わり、銀塩の終わりといえば、大きな時代の転換でもあった。では次の大きな転換とは何か? フルサイズへの一本化か?  或いはミラーレス化か? いずれにせよ「APS−Cデジタル一眼レフ機」が、現在の地位を明け渡す日が来る可能性はある。 EOS7Dも果たして、その「7の法則」をなぞることになるか・・・。 ◆そうなった日にゃ歴史的な一台となりそうだけれども、そろそろお目見えするであろうEOS7D MkII(仮称)の改良点をチェックしてから、 どうするか考えてもみたい気もする。興味は専ら高感度域、とりわけISO800あたりで常用に耐えれば当面は言うこと無しで・・・・・ あとモードダイヤルなどは、個人的にはロック付けないでおいて欲しかったりするし・・・・・うーむ、玉付が¥160K切ったら、危険水域カナ。うーむ・・・。

2011/7/3(日)
朝も早よから浮島出掛けてB−787を出迎えてみたり。取材に来てたテレ朝の女子アナに見惚れつつその時を待つこと暫し、ただでさえド逆光だわ抜けが悪いわな中、 あろうことか並行する遠〜い方の滑走路に降りてきて、モヤモヤ〜で終了。それでも歓迎の放水シーンはどうにか・・・・・にしてもだ、 EF100〜400mm、やっぱり写ってんじゃんか。くそぉ・・・。 ◆その後近所鉄して、天気も良いし興も乗ってきたしで、プチツー方々早川〜根府川まで足を延ばして名所鉄。それはそうと我がEOS40Dのレリーズがまた、 持病がぶり返してきて・・・・・レリーズの接触不良。昨日も怪しかったのだが、例のレリーズの隙間からブロワー噴いて、という気休めをやっておくのを忘れてしまい、 肝心な瞬間にピクリともしない恐怖に苛まれつつ、ダメモトでスイッチ切ってボタンを押し込んでグリグリやってみると、これが意外や効果有りげな。 ホントかね・・・・・あまりムキにやると傷めそうな気も、しないではないけれど。

2011/7/2(土)
近所鉄でEF100〜400mmを引っ張り出してみる。エクステンダーx1.4も併用しつつ、陽炎モヤモヤながらその中でやはり、写るのだなコレ。 おかしいじゃないか。こりゃいよいよ、一昨年キヤノンに出した時の仕事っぷりが怪しくなってきたナ。金返せ。青春を返せ。 ◆出掛けたついでに都内を徘徊。ふらりと旧新橋停車場を覗くと、石川光陽写真展がまーだやってる。震災が響いてるんだろか・・・・・折角なのであらためてさらうことにして、 パンフには収められてなかった、「写真の心得」的な手書きの原稿を改めて読む。ですよね〜、の連続なのだがその中のひとつに、良い写真はフレームの外側の様子まで感じさせる、 というようなことが書いてあって、これには思うところあり。よく音が聞こえるとか匂いがするとか、そういう話があるけれど、自分としてはよく気にかかるのは、 「ファインダーの”こちら側”」という感覚。要は撮影者視点の一人称的ライブ感、というようなものなのだろうけれども、心当たりやら共感やら、追体験というか。 ◆銀座、丸の内、神保町から秋葉原と流れて、以前EFレンズのタンブラーを売ってたお店、さすがにアレは終了のようだったが、今度はまた怪しげなモノが積まれており。 全長10cm程のペンライト様の物体、聊か不格好だが見た目はまんまEFの白玉のそれ。「LENS FAN EF70−200mm 10000r/Min」 なんて尤もらしく書いてあって、ライトではなくファンなのだったが、前の方を引き抜くとプロペラが現れ、電源スイッチもISスイッチを模してあったりする。 ふーむ・・・・・例によって例の如くな風情、縁起物と思って以下略。 ◆昭和通りの方のお店は今日は入れた。ロウプロのスリングショットが投げ売り状態、茶色ばっかり、そういや初期のモデルはカタログから落ちたんだっけか、 こりゃ気に入ってるし予備にどうだ、と思い掘り返してみたが100AWばっかり。200AWが良いんだけど・・・。それはさておき、 ジャンク館(?)に初めて入る・・・・・広さといいボリュームといい中野のそれとそっくりな印象なのだったが、さてさて39mmの汎用キャップを発見、これを確保。 予備だってば。 ◆夕方また近所鉄、土手で待ってると、傍らにAE−1PにNFD135mm/f3.5の御仁。こらまたおいでなすったぁ、訊いてみれば、 たまたま借りてきてよく知らないみたいな話。えーてっきり・・・・・それはそれでまた、ある意味レアというかなんというか。

2011/7/1(金)
ペンタがリコーに買収されるとわ・・・・・その昔、リコーのサンキュッパやヨンパッパあたりのカタログでは、自社ブランドのレンズが何本か並ぶ下に、 堂々と「ペンタックスのレンズが使えます」と書かれていたように記憶するが、そんなKマウントの傘の下にいたリコーが、主客転倒というか下克上というか、 諸行無常、盛者必衰・・・・・べべべん。 ◆ペンタも色々あって、サムスンと提携するにあたってはいよいよアチラへ持って行かれるかとも思われたが結局HOYAに収まって、 しかしカメラ部門が身売りされるのでは、と囁かれ続け、今度はとうとうそれが本当になってしまった。HOYA的には欲しいところは頂いたところで、 カメラはポイ、てなことは・・・・・このニュースが流れるなりHOYAの株価は上がるわリコーは下げるわ・・・・・これをどう見るか。 ◆リコーはリコーで、一眼レフはAF時代の波に乗れずコシナのOEMに、コンパクトもしばらく奮わずその中でR、GRで独自のポジションを得て、 その系譜がデジタルへ繋がっている・・・・・現在の両社のラインアップを見てみると、リコーに一眼レフは無いし、ペンタに高級コンデジは無い。 意外と被ってないから良い組み合わせとも映るがしかし、ブランドの棲み分けを、どうして行くのだろうねえ。ペンタに統一はあり得ないだろうし、 リコーに統一というのも、申し訳ないが弱い。 ◆少なくとも当面は、現状の製品の棲み分けがそのままブランドの棲み分けになるのだろうし、そのままで良さそうな気もしつつ、 QとGXRの関係は、微妙に被りそうな気がしなくもなく・・・・・GXRにQマウントユニットなんて、技術的にはあり得るだろうケド、 しかしなあ・・・・・ペンタQにとってこれは、出鼻を挫かれるとか、そんな、あんな。


もっと前へ

CUB's CAMs