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2017/9/18(月)
写真展終了。いやーこちらの「同窓会」も盛り上がった。片付けてしまうのがなんとも惜しかったが、体験として残るものが、あったように思う。自己肯定感欠乏症にあっては、少し、元気を貰えたかもしれない
・・・・・尤も、過去ばかり振り返ってもしょうがないのだけれど、20年前にはまだ物心付いたかどうか、今は他のフィールドで作品を発表している、若い世代とも接する機会に恵まれて、
彼らに色々、呼び覚ましてもらえたようなところも、あった。大御所さんも孫くらいに可愛いと見えて嬉しそうで、世代を越えた「共通語」を持てる趣味なのだと、あらためて実感する。
◆ところで、20年前に作った自主制作の写真アルバム「横軽日和。」ページがパラパラ取れて、乱暴な扱いをするなあ、と最初は思っていたが、どうも製本の糊が、経年劣化しているのかもしれない。
馬鹿野郎早く売り切らねえからだ、てなハナシなのかもしれなかったが、困ったナ。最近お求めの方、ヴィンテージ物ということで勘弁してください・・・。取り替えても同じですから・・・。
2017/9/14(木)
松井田文化会館での写真展「碓氷線20年回顧展 遠き日の鮮やかなる記憶」の搬入。ハレパネ写真はここまでは反っていない様子、またまた文化祭モードでペタペタ貼って・・・・・ひっつき虫なんて随分久しぶりで、
最後に使ったのは学生の頃と思うが、あの頃はピンク色ではなかったか。そんな記憶を辿りつつ、練って練って、練って練って練って。
◆9人のグループ展、滅多には顔を合わせるわけではないものの、初対面の人はいない。ここでもまた「同窓会」のようなものだが、プロアマ大御所級から媒体に載せている人も多く、それぞれの方向性は、
なんとなーく互いに知れていて、或いは「アノ人といえばコレ」といった代表作のようなものもある。今回事前の内覧や調整などは一切行われず、「アノ人はああ来るカナ」などと読み合うような部分も、
あったに違いないが(笑)、面白いもので揃ってみれば見事に九人九様、いい塩梅に響き合うような写真展に、なった。このあたりは表現物の妙ともいえ、素朴に、写真って良いナと、再認識するのであって。
◆それでも自分など既出作からのセレクトに留まる一方、まだあったのかと底無しの懐の深さを見せ付ける方もいて、このあたりはどう逆立ちしたって届かない世界であるので、まあ諦めはつく(笑)。
そして面白いのは、これだけド鉄な面々が揃っていながら、いわゆる「定番の鉄道写真」然とした編成モノが皆無という・・・・・このあたりは流石に皆さん、譲らなかった(笑)。
◆一通り作業が済んで外へ出れば、夕焼けに浅間山と妙義の山々のシルエット。皆一斉にカメラを取り出すのが面白いやら微笑ましいやら、開催を前になんだかもう、幸福感に浸ってしまって。
2017/9/11(月)
写真展最終日。今週末にまた別の碓氷峠の写真展があり(汗)、こちらは内容も変えた上に、会場の制約上スチレンボードのチョイスとなったのだが、午前中は先日確保したハレパネ貼りまくり。反るぞー反るぞーと散々脅かされ、
ちとビビッて 7mm厚を用意したが、それでも湿度による印画紙の伸縮は避けられないようで、どっちに反る方がまだマシかと色々脳内シミュレーションしたところで、エアコンかけまくった環境で作業することに、決めた。
ボードは A3、これにワイド四ツのプリントを貼り、ボードの余白を落とす。勝手が分かれば流れ作業で 13枚仕立て、ビニール袋に入れて保管。
◆午後から Space Jing へ赴いて、クロージング。平日は終わり間際にしかいられず、満足に在廊できたのは専ら土日だったが、それでも同好の士というか、お初の方とでも「同窓会」のような時間を過ごせた。
この写真のこのあたりにいたとか、隣で撮っていたかもとか、そんな接点もまた同時代感の妙というものか、そればかりではないが、写真を挟んでのコミュニケーション、やはりいいもので。
そして必ず出てくるのは、「あの頃に今の機材があれば!」・・・・・可能な限り RVP、厳しければ RDPII・・・・・RVP+1 なんてやってる人もいたが、色の痩せたザラザラの RHPII など、あくまで非常用だった。
常に「残弾」を気に掛け、どこで交換するかと考えながら撮って、しかも成果は上がり待ちのもどかしさ・・・・・あれはあれで楽しかったけれど。
2017/9/5(火)
Space Jing での写真展「碓氷峠廃止から20年 - 4人の視線 -」の搬入。他の 3人はパネルをレンタル、自分だけ 20年前の個展で買ったプロフレーム・・・・・当時のプリントがずーっと挿みっ放しだったが、
癒着もなくコンディションはまずまず。たーだ、他が A3なところへ、ワイド四ツってのは、ちと弱いか。12点程の組み写で挑む。プリントは相変わらず印画紙のデジタルプリント、
なかなかインクに踏み切れない・・・・・プロフレームだとアクリル面に転写されそうな気もするし。
◆出揃ったところで壁に掛けていく。いいねこの、文化祭なカンジ。他が白マットなところへ自分だけプロフレームのシルバーで、ちょっと浮くといえば浮くのだが、挿む中身もちと浮いてるし(笑)、
両サイドとの境界も判りやすいし。
2017/8/29(火)
EOS M100・・・・・M10の後継というが、桁が増えた。ライカに気遣ってのことなんだろか。M5、M6 は今更だったが、M10 はモロ被りなわけで・・・・・かつてオリンパス M-1 が食らったような、先方が神経質な時代でもなかろうが。
G5X を持ってしまっているところへ EOS M もオイソレとはいかないが、その気になった時だけ超望遠や魚眼携行という選択肢があるとなしとでは大違いで、事実 EOS のサブとして意図的に加えるようなことも少なくなく、
予想・・・・・或いは夢想・・・・・した程には、G5X だけ伸び伸びと連れ歩くようなことが実のところ、ない。感度上げれば S/N が気になるし、これまたなかなかに悩ましいところであって。
2017/8/24(木)
近く使うハレパネ購入。反るぞー反るぞーと散々脅かされていて、ちとビビッて 7mm厚・・・・・どうだろな。
◆富士山に持って行った Kiss X7 の液晶保護シールが岩で傷だらけになってしまったので、替えを・・・・・と店頭で見ると値頃なのはほぼケンコーばかりで、他はちょっと高いの。たまたまそういう在庫の具合なのか、
この先の方向なのか・・・・・Kiss X7も旧式化、共通を謳う機種もなさげで、もう1枚くらいストックしておくべきか否か。X9 を触ってみるとなかなか塩梅良く、多少大きくなったといってもその魅力は損なわれず、
これで収まるならバリアングルも良いナ・・・・・とはいえ圧倒的なコンパクトさの M5と、操作性の 9000D とで三つ巴の悩ましさは、相変わらづ。
2017/8/10(木)
ついでの用で寄ったヨドバシ、EOS6D2 のデモ機があって、そうかもう出てたのかと、先日末期の初代を買った答え合わせ的な興味半分で、手に取ってみる。画質は良くなってて当たり前、
高感度は未だ APS-C 基準で新旧どっちでもすげえくらいな感覚でいるのでとりあえず置いといて、気になるのはやはりコマ速とAF。前者は自明であるので考えないようにして(苦笑)、さてさてAF、
測距点が大幅に増えたとのことなのだが・・・・・あらっ、数は増えたが真ん中に寄り集まって、初代の隙間を埋めた程度にしか見えぬが。精度や速度や感度が上がったとしても、
構図の端の主体を追えないでは話にならぬ・・・・・これは既に初代で既知の問題として上がっている部分であって、つまり「あーこれを待ってれば!」級のインパクトとはなりえない・・・・・全くに負け惜しみじゃなくって。
むしろ、水準器表示とか、そういう脇役の充実がじわっとくる、そんなモデルチェンジであるな。これなら 5D のチャンスを窺う方がよさげ。
2017/8/5(土)
旧関東カメラの建物の前を通りかかると、張り紙があり、読めば解体する由。そおかあ・・・・・看板類はそのまま残っていて、いよいよの見納めに、ぱちり。
2017/7/1(土)
いよいよ実戦投入の、遅れてきた EOS6D。とはいえ本番は夜だしなと、日中は例のケンコーのピンホールで遊んでみる。銀塩時代にピーカンでも手持ちもフレーミングも無理と判明して、そのまま放ってあったものだが、
イマドキのデジならどうも、行けそうな気配。生憎の雨模様な中ではあったが、ISO128000 まで上げると、どうにか手持ちで行ける。ノイズは出るが、モヤモヤな写りにあっては案外、味わいっぽく。
ただまあフレーミングは EVF というかライブビュー必至の暗さ、写りが写りだから少々の手ブレくらい判らないだろうが、少々で済まないレベルの光量なので、 OVF で覗いてしっかり構えたい、というジレンマ。
微かに空と地形の境が見えるくらいで、暗がりに慣れる要領でじっと見てればもう少し見えてくるものの、ほぼヤマカンで、これでどうだ、これでどうだ、の繰り返し。いずれはピーカンで試したい。
◆で夜の本番、高感度必須な場面でこそのフルサイズ、EOS6D なのだが、丁度一年前に 7D2 でやらかしてしまった、そのリベンジを・・・・・と、条件が変わっててままならづ。
それでも撮るだけは撮ってと・・・・・EF24-70mm/F4 で 35mm 付近、F8 まで絞ればと思っていたが、光源の周りにモヤっとフレア。明る過ぎたかと途中から F11 に絞ったコマでは、モヤっとが解消。うー。
そこまで変わるもんかい・・・・・もうちょっと試写しておくべきだったか。
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