我が病巣 〜カメラな日々

一番下へ



2016/12/31(土)
今年、RVP100の1本しか下ろしてない・・・。

2016/12/30(金)
コミケ。今回東7ホールという新しい建物で、若干勝手が違うというか、展示場というより巨大配送センター然とした風情。他はいつもの通りだがさて、メカミリ系を一周してて、 今回もいたコシナ研究会。「お久しぶりです」なんて顔覚えられてますがな・・・。「シン・コシナ」なんていうしょうもない(褒め言葉)冊子があって、 例のアレの劇中の台詞をもじった文句がちらほらと。例によってOM−X的なアレの進捗を訊いてみると、特に進展なしだとかで、もう撮影は出来ますしねー、といったような風。 110のところでは朝日ソノラマ調の「auto110のすべて」なんてのが出ていて、ミノルタもやるんですかと訊くと、勉強不足ですんでと謙遜する。

2016/12/28(水)
久々の発作と言おうか。シグマの便利ズームとはそれなりにホドホドなところで付き合っているが、やはり、ここぞ、と興が乗った時の、色収差や描写の甘さや手振れ補正の弱さは、なかなか辛い。 必ずしもそれである必要でない局面での70〜200mm/F2.8級の大きさ重さも、これまた辛いものがあり、そこへEF70〜300mm(Lじゃない方)の新しいのは気になりまくりなのだったが、 出たばかりなのでまだまだお高い・・・。 ◆そういえば、とEF−S55〜250mmSTMの中古相場を見てみれば、こちらは大分下がってて定価の1/3以下。ちょっと前に見た先代の水準、このあたり足が早い・・・・・そっか。 テレ端300mmと250mmの差をどう見るかだが、EOS APS−C的にはそれぞれ換算約480mm、400mm・・・・・400mmもあれば、ねえ。 レンズ自身の、上着のポッケくらいには放り込めそうなコンパクトさを思えば、これは些細なコトとも、思われてくる・・・・・なにせ安いし。 ◆カチカチやると中野や新宿にいくつか目に付いたが、中野の方がほんのちょっと、安い。とりあえずは、とふらりと中野・・・・・随分と久しぶりな気がする。ランクがひとつ違いで同じ値段、 ランクの低い側にフードを付けて合わせてあるようにも見えたが、どちらか決める前にジャンクの方でフードを物色してみようかと、その軒先までやって来た時である。 テフノンテフノンテフノンテフノン・・・・・テフノンのフードが元箱入りでぎっしり(驚)。35〜70mm用φ58と、70〜210mm用φ62とある。地雷である。 で本題のフード・・・・・ガラガラガシャガシャ・・・・・あった、¥500ナリ。 ◆いざ、本丸へ。ネットで見た2本を出してもらい、カメラに着けたり透かしたり。実際問題ここで何か問題が出ることは、そうそうあるものではないのだが、一種の儀式である。 でこの2本のランクの差、ピントリングのゴムのテカりが若干あるかないか、といった気がしないでもなかったが、どこいらへんの差ですかねと店員氏に訊くと、ペンライトで透かしながら、 若干埃が多いですかねと。言われてそうかという程度なら、実用上は問題ない筈だが、フードが¥500・・・・・¥500分上乗せで、綺麗な方にするかと。 その足でこのレンズ用とテフノンのフードを回収。やれやれ。

2016/12/13(火)
ご縁あり今回混ぜていただくことになった「鉄展4」搬入。皆さんの作品が顕わになるにつれ、このまま持って帰りたい気分になるのを堪えつつ、配置が決まり、 基準高・・・・・レーザーでやってる!・・・・・の糸張って、パネル高測って釘打ってちょっとずれただの斜めだのと、なんというかこの、学祭気分(笑)。 ◆一通り終わったところで、飲み食いしながら自己紹介など・・・・・いわゆるプロの、写真の仕事をなさってる方が多く、作品にしても物腰にしても、単に同好の士では済まない、気配がある。 余裕がある、という表現が適当かどうか判らないが、仮に余裕という言葉で通すならば、所詮は道楽ですからという、逃げ場のあるともいえるアマチュアのそれと、地に足着いた裏付けに基く彼らのそれとは、 やはり性質を異にする。どこか筋肉質な強かさのようなものの前に、ぶよぶよでスミマセンなのである・・・。

2016/12/11(日)
SNSで触れられてるのを見て、おっと忘れてたわい、と銀座のソニービルを覘く。ビルの建て替えを前に、ソニーの歴史を振り返る的に、歴代製品の展示をしており。「銀座ネッスル」のあたりから、 幻の国連ビルラジオや「ジャッカル」やハンディカムにジャンボトロン・・・・・並べだすとキリがないが、なんだろうな、この切なさは。多分にノスタルジーによるものであることは間違いないが、故人を偲ぶ遺品、 のような気分が、どうしようもない。技術的役割を終えたものはまだいい。育てなかったもの、摘み取られたもの・・・・・かつて、今のアップルのようなブランドイメージの時代があったなどと、今誰が信じようか。 ◆それはさておき、マビカである。そのアナログ記録時代の・・・・・今やデジタルマビカのほうが忘れられてそうだが・・・・・市販モデルが何故か、こちらに尻を向けて展示されている。 べつに背面に特長があったかというと、ファインダー覗き窓があるばかりで・・・・・正面がツルンとしてるから、まさか覗き窓をレンズと思ったんじゃ、あるまいな。 フロッピィの差込口を見せたかった、という好意的解釈も可能ではあるが、半差しもせずただこっち向けたのでは気付かない程のものだし、2台あってその2台とも、正面を向けないというのも解せない。 なにせ、この展示の最初の頃には、オープンリールの供給側と巻き取り側で、両方ともテープが一杯に巻かれたレコーダー・・・・・どうやって巻いたんだ!・・・・・が堂々と展示されていたほどで、 ソニービルでのソニー製品の展示にしてコレとなると、マビカとてさもありなん・・・・・やはり「故人の遺品」感が拭えないのである。 ◆ふらりと千駄木のKnulp、手巻きカメラ限定の写真展、とのことで。R−D1はいいのですか、とは怒られそうなので訊きそびれていたが、敢えて今、というからには銀塩なのであろうし、 しかし最近銀塩カメラ自体出番がなく、気にはなっていたがこりゃ厳しいなと見送っていたら、古い写真も並んでおり・・・・・そら巻くでしょうよ、てな。ここのオーナーさんの、やや甘い感じの作品は、 ナントカという・・・・・覚えられない・・・・・ボルタ判のカメラのものであるらしい。 ◆ボルタ判、と聞き覚えこそあるが、ハテどんなフォーマットだったか・・・・・ベスト判やインスタマチックあたりに近そうな印象が残るのみだったが、なんでも135と同等の幅でパーフォレーション無しで、 ブローニー同様の裏紙付であるらしい。なるほど赤窓がある。リールが揃ってたのを幸いに、ブローニーの裏紙を流用してロールを作った由。パーフォレーションは邪魔にならないのかと思ったら、 このカメラは24×36で全く問題ないという・・・・・ボルタ判として考えれば随分余白を残したもんだと思うが、ライカ判と同じことでのメリットもあっただろう。 カメラ屋の扱いでなく玩具の範疇だったとのことで、甘いプレスなど建て付けはそれなりだが、それでも昨今のトイカメなどとは、密度感の乏しさは同様ながら、プラとブリキ(?)の違いはあろうか。 ◆ボルタ判、であらためてググってみると、ダン35が、これだったか。その名からライカ判なのだろうとぼんやり思っていたが、ナルホドそういう35も、あったか。

2016/12/10(土)
近所鉄して、車検上がりのクルマ引き取って、折角なので近場走ってちょいとヒコーキ撮って、またまた別件でヨドバシ。今日はEF100〜400mm持ってるぞと、気になるバンガード・アルタライズ43に突っ込んでみた。 無理無理感はないが遊びもない、ピンポイント直撃したらどうだろな、といったところか。大分ヤレ感のあるロープロ・スリングショット200AWと並べてみると、新品のアルタライズ43の方が、 しっかりしてる分だけ嵩張る印象になりがちだが、サイズとしてのボリューム感はほぼ同等と言っていい。 ◆サイドの開口部がスリングショット200AWより小さく、詰め方・・・・・望遠ズーム、標準系付ボディ、超広角ズーム、魚眼ズームのワンセットを全部横から突っ込んでる・・・・・の見直しは必至だが、 上に口の開いた「2階」の床(?)がその分下がっていて、こっちにボディを振り分けるか・・・・・試しにEF−S17〜55mm/F2.8付7D2を放り込んでみると、上向きは無理だが横向きなら、収まった。 若干速写性を損なう気もしないではないが、ボディを出してる状態からのレンズ交換なら、変わらない。「2階の床」も幸い縫い付けでなくベルクロ固定のようなので、アレンジもできようか。 ただこれまで「2階」にゴロゴロ放り込んでいた小物、どうすっかな。 ◆隣のアルタライズ45では、同じようにEF100〜400mmを突っ込むと、僅かな差が大分余裕を生んで・・・・・と、よくよく見ればこれ、リュック型じゃんかい。 ちょっと大きいだけの割に値段が結構違うから、おかしいとは思ってたが・・・・・するとアルタライズ43しか選択肢はなく、シリーズ間での迷いは、ない。内容的に、昨今見て来た中ではベストといえそうで、 すぐには買わないにしても、現用スリングショット200AWがいつ裂けようが今ならこれがある、という安心感。カラーバリエーションは出ないのか。

2016/12/7(水)
別件でヨドバシ寄ったついでに、カメラバッグの一角へ。保留中のスリングバッグ系の、マンフロットのそれが値引きがあり、かつ品薄気味のようでもあり、そういえばフォトキナからCP+にかけてのこの時期、 そろそろ入れ替わりもあるだろうかと、偵察モードで眺めていると、バンガードの目新しいのが目に止まる。アルタライズ43・・・・・ふむ、現用のロープロ・スリングショット200AWと、 同等なボリューム感。多分三脚用であろうホルダーにはペットボトルも差せそうだし、A4のカタログやらパンフやらが入りそうな隙間が、うまい具合にある点が、結構なアドバンテージ。 ◆過日物色した時には、バンガードのこのあたりのものは、EF100〜400mm級を横向きに収めるには幅が足らず、一旦忘れることにしていたのだったが、今度のは内寸が200mm、 数値的にたったの10mmとは僅かな差だが、ボーダーラインのギリギリであったなら、そこを跨ぎ越すには十分な差の場合も、ある・・・・・ここはいずれ現物持ち込んで確かめてみるしかないが、 幸いサイズの近いバリエーションがあって、ひとつ上の45という選択肢も、ある・・・・・その割に値段の差がでかいが。 ◆ともあれ、何ら妥協なく現用200AWと換えられそうなモノが、つひに来たか。まだ出たばかりらしいので慌てることはない、CP+まで他の出方を窺うとして・・・。

2016/12/6(火)
風邪引く不覚。インフルでは無さそうだったが休んで寝てて、多少楽になったところで退屈凌ぎに、過日古本屋の軒先で回収した「大脱走」など観ていると、カメラが欲しいな、という話が出てきた。 全然覚えてない。欲しいというのは単なる願望ではなく、どこかで取引するかくすねて来いというような話で、さて、「35ミリの、2.8の、フォーカルプレーンシャッターの」といった注文が妙に細かい。 ◆フォーカルプレーンに拘る理由が解らないが、レンズ交換式の高級機、という意味だろうか、我々の世代でいう「一眼レフ」的な響きで。原語でもそう言ってる風だが「35ミリ」とは、 焦点距離ともフォーマットのこととも解することが出来るものの、前者については当時は3.5cmと呼んでいたので解釈に幅が出来るが、そもそも35mm/F2.8などという高速な広角レンズが、 当時あったのかというと・・・・・む、ビオゴン? そこピンポイントで突いたとすれば、かぐや姫級の無茶振りだ。 ◆順当に考えれば35mmフォーマットでF2.8のレンズで、といった線だろうが、フォーカルプレーンといえばライカとコンタックスくらいしか知らない・・・・・ロボットはさすがにないだろ。 連合国製の戦利品を寄越す可能性もありつつ、とりあえずはこの二強のうち、ということになりそうだが・・・・・と、話が進んで、例のカメラ手に入ったぜ、と出て来たソレは、ん? スプリングカメラ?? ・・・・・ああこれだ素晴らしいと扱う掌で隠れてよく見えないが、真っ黒で裏蓋が蝶番のようで、上面の大きなダイヤルがアクセント・・・・・どう見てもライカやコンタックスでは、ない。 35mmに絞っても色々ありそうな中、乏しい知識からではせいぜい、レチナくらいしか浮かばないが、話の流れからすると、オーダーとは違うが・・・・・或いは無理を承知で言ってみたが?・・・・・これなら良いだろう、 という機種では、ありそうだ・・・・・小道具の用意に余程無頓着でなければ。まあ古い映画だから、機種はとうの昔に誰か突き止めてそうではあるが。

2016/12/4(日)
大阪から名古屋にかけて、色々混ぜこぜでスタンプラリー的にウロウロしてて、名古屋へ来てみるまですっかり忘れていたが、栄の松坂屋のヨドバシ。ココを押さえれば、 「全店制覇」・・・・・これには注釈が必要で訪問後の建物移転などは考慮してない・・・・・タイトル奪還でわないか。3年程前京都店で奪還、昨年さいたま新都心店が出来てまた返上、 これは半年前に押さえたものの、同じく昨年栄にも出来ていた為に、タイトル奪還ならづ。そして今日、つひに・・・・・特に買うものないのでまたガチャガチャ・・・・・今度はどこに出来るんだろな。


2016/11/25(金)
富士のネットプリント。再び出した分を、今度は曜日の関係で、地元のヨドバシを受取店に指定してたら、プリント上がりましたーってメールが届いた。そうか前にメールが来てたのは、ヨドバシ受取だったか。 富士のサイトでの発注だから、その名前と電話番号から紐付けしてくる・・・・・クロネコメンバーズと一緒だな・・・・・のだろうが、ヨドバシ受取ならヨドバシがそこから察してメールで知らせてくれ、 ビック受取では何もしないで黙ってる・・・・・この差だよ。この差なんだよ。

2016/11/21(月)
富士のネットプリント。納期8日デスとかなんとか言いながら、過日出した時には2日くらいで上がりましたーというメールが来てたのだが、先週出した分の音沙汰が無い。そう毎度々々とは行かぬかと、 注文サイトを覗いてみるも、過去注文分のステータス情報が、ない。メールも来ないしステータスも判らない、じゃあナニ、「納期8日」をじっと待つか、来たか来たかと受取店に訊きまくれ、てことかいな。 ◆それも面倒な話だなと、だったら宅配受け取りの方が確実だぞと、富士フィルムに問い合わせてみれば、20分とかからず速攻返事が来た。速え。まずステータス表示は機能として持ってない由。 受取店到着まで把握するのは手間がかかるにしても、せめて出荷しましたくらいは出せないかね・・・・・と思ったら、続けて、出荷済で受取店に着いてるという。おいおい情報持ってて出さないのかソレ。 じゃあ今後はその都度問い合わせるぞ?

2016/11/6(日)
ヨドバシへ買い物へ行ったついでに、もしやーとカメラ売り場を覘いてみると、ありましたEOS M5。パワーショットG5X 以上 EOS KissX7 以下、当り前といえば当り前ながら、 まさにそんなボリューム感。ミラーボックスのないのが大きいだろうが、これだったら、いいな。テレ端が控え目ながら、EF−Mの便利ズームも出ることであるし、 必要とあらばいつでも、魚眼も超望遠も行ける安心感。この先Kissを選ぶことはもう、ないな多分。


2016/10/27(木)
3ヶ月前に予告を見た「SCOOP!」、結局観てしまい。なんとなーく、主演に寄り掛かり過ぎのようにも見えたり(ぉ、扱う題材が判りやすいのか判りにくいのか、或いは多分邦画にありがちな、 どこか空回りした演出の気恥ずかしさへの予感やらで、正直どーだろなーというところで保留にしていたのだが、今作の「原作」・・・・・何故「リメイク」ではない?・・・・・である、 「盗写 1/250秒 OUT OF FOCUS」をどこか追体験したい気分と、カメオ出演しているという不肖・宮嶋を見てみたい(笑)気分が、結局優った。 ◆「盗写」から大分経てから「不肖・宮嶋」シリーズの順だったが、写真週刊誌カメラマン・・・・・日本語での「パパラッチ」という言葉はまだ無かった・・・・・の舞台裏に関しては、 若干の予備知識はある。それが他者と分ける程とは思わなかったが、「原作」から30年を経て、扱う機材の技術的な進歩分の違いこそあれ、ターゲットへ迫る過程は、 相変わらず同じようなコトをやっていて、やや気取って言えば普遍的な面白さがそこにあるわけで。 ◆主人公の過去については仄めかす程度で、結局アレやソレはどういうことなのよという点は置き去りのままだったが、全て明かす必要も、必ずしも無いか。 内藤陳がヤバかったアレは、今作でもやっぱりヤバかったし、原田芳雄のソコも、トレースしていて・・・・・そもそも今作の監督が何故、或いはどのように「盗写」と出合い、響き、またリメイクに注いだのか、 そこが無性に気になる。何しろこれだけマイナーな、1度放映されただけ(多分)のTV映画である・・・・・尤も、しっかり記憶している人間がココにもいるわけだが。 ◆劇中の使用機材は専らEOS−1DX、振り回す時だけ玉が透けてなさそうだった白レンズはさておき(笑)、ポスターか何かでチラっと見えてる例のコンタックスと思しきカメラは、やはりコンタックスII。 ロバート・キャパに肖ったものであるという。それにモノクロ詰めて、これを現像し紙焼きするシーンは今や懐かしく、薬品の臭い、竹ピンで印画紙を沈める感触が、俄かに甦る・・・・・この記憶もまた、 その時代に生きた証といっては大袈裟だが、自身の一部にあることに、しみじみと・・・・・しかし出版社でまだ暗室が稼動してるとは、若干驚いたが、まあそこはそれ。 ◆編集部のベテラン勢の、過去の大事件・・・・・御巣鷹やオウム・・・・・の取材の、武勇伝じみた話のくだりや、警察の鉄壁のガードの裏をかくあたりなどは、 まさに「不肖・宮嶋」シリーズでのトレースのようで、あーあーあったあったと遠い目になるのだったが、さて不肖・宮嶋その人、いましたわ。演技は仕方がないにしても(失敬!)、 なんだか丸っこいその風貌といい物腰といい・・・・・あゝ天も轟け地も叫べ、「写真界のリーサル・ウェポン」と謳われた報道、いや戦場カメラマンは、 公園で池を囲んでカワセミ待ってるカメラ爺さんの1人(※個人の感想です)に、成り果てていたのである!(笑) ちなみにエンドロールには「不肖・宮嶋 宮嶋茂樹」とクレジット・・・・・役名かい(笑)。 ◆案外(失敬!)良い意味で軽く下品でテンポ良く、かつ置き去りにされるでもない、1本だった。要らないナという箇所も無いではなかったが、「現場」感といい、説明のさり気なさといい、 個々のエピソードの描写といい、そうそうこんなだったこんなだった、と旧友にでも会うような懐かしさを伴って、監督と共感或いは共有できた部分がどれだけあったかは判らないが、 あらためて「盗写 1/250秒 OUT OF FOCUS」を観たい、という思いだけは確かであって・・・・・これを機にDVD化でもしないだろうか。いっそ新旧カップリングでも良いのだけど。

2016/10/20(木)
W-E1の、説明書はここから落とせと案内しながら置いてない件。どこにあんのーという問い合わせの回答が、昨日来てたのだが、実際上用件は済んでたしで、今日になって読む。 ◆「ただいまメールでのお問い合せが集中しており、」・・・・・当然である。売りっぱなしだからそうなる。カクカクシカジカとアナウンスすりゃ済んだ話だ。 「現在Webページの更新が遅れており、10月20日(木)の公開を予定しており(中略)PDFファイルをお送りさせていただきますので、」・・・・・ギリギリ前日、アナタに寄り添ってますアピールか。 立場上ここまでで精一杯なのだろうけど、しかし何がどうして、そんなに遅れるんだろうね。元々9月の発売予定だったわけだし。 「ダウンロード先URLについて、訂正がございます。」・・・・・やっぱりな(笑)。それはそうと、EOS7D2の新しい取説も、当該URLが要訂正だぞ? ◆「また、W-E1に対するお問い合せとのことですと、複数のレンズや、もしかしますとサブ機等もご使用でしょうか。」・・・・・ん、急になんだ?  「ついては、差し出がましいことかもしれませんが、コンテスト、フォトクラブ、月刊会報誌、修理の20%OFFの等の特典がある“キヤノンフォトサークル”についてご紹介させてください。」 ・・・・・この流れで、そう来るか(笑)。マイリマシタ。 ◆くだんの取説PDFを開けてみると、なんだかカメラ本体の取説の冊子のような体裁で、バラ売りの客には箱が大きくなるから自分で落とせということカナ、などと邪推もしたが、 いやいや7D2の新しい取説にも、落とせと書いてあったよな・・・・・そのへんはさておき、G5Xのようにボタン一押しとはいかず、メニューから呼んで起動するしかないらしい。 ふーむ、知りたいことは判ったし、もう開くこともあるまい。

2016/10/19(水)
EF28〜80mm/F2.8〜4L USM改造の心当たりで関東カメラのサイトを覗いたら、暫く見ない間に色々あったようで、堤根の煉瓦風のタイル貼りの自社ビル、引き払ってしまった様子。 単に引っ越したというわけでなく、近くに起こした・・・・・んだろうな・・・・・別会社に、業務を移管という形のようで、色々と整理したのかも、しれない。 ◆もう20程前になるだろうか、キヤノンIVSbに付いてた、50mm/F1.5にクモリが出てきて、これを持ち込んだことがあった。IVSbのOHも一緒に頼んだかもしれない。 創業者である社長さんが自ら出てきて、F1.8の方なら交換用の玉造ってあるんだけど、F1.5は磨くしかないなあ、精度の許す限り出来るところまでやりますよ、といった感じで引き受けてくれたと思う。 IVSb本体もシャッター幕を換えたり色々あったと思うが、横に付いてるレール直結式フラッシュソケット、メッキが錆びてたのを、B級品のストックの綺麗なのに換えてくれた。 別の時にはシャッターチャージに不具合の出たキヤノネットG-IIIを、だましだましな感じで直して貰った際に、ご丁寧に文字の色挿しまでされて戻って来て、枯れた風情を台無しにされたこともあった(笑)。 ◆その前後に起こったクラカメブームの波に乗り、メディアへの露出も増え、ビルは2倍に増築されて、見上げれば最上階にプールか何かありそうな気配、とうにバブルが弾けた後にあって、 まさに黄金期だったのかもしれなかったが、一方客層が広がれば、それまで当然の如く了解事項だったこと・・・・・例えば新品同様には戻りませんよレベルから・・・・・が通じなくなったか、 受付でやや身構えた物言いを聞くようになって、少し寂しいところも、ないではなかった・・・・・尤もこれは中古店でも顕著だった傾向で、ココに限った話ではない。 ◆クラカメブームが過ぎ、デジカメの時代になると、銀塩全体が単にブーム後どころではない衰退がやってきて、一方デジの過渡期にあったカメラはライフサイクルが目まぐるしく、 外野から見る限りでも、修理のありようも随分と様変わりしたものと思われる。少なくとも、無い部品は造れ的な世界は・・・。堤根のビルもいつしか、来訪者があれば灯りを点けるようになり、 ビルの半分で何かを売っていたり、貸し倉庫になっていたりしたが、とうとう、看板を下ろしてしまった。無常である。

2016/10/18(火)
W-E1。説明書は掲載しないわ問合せはスルーだわこの件で何らアナウンスもないわ・・・・・本当にキヤノンが売ってるんだよな? コレ。 ◆はさておき、あらためて、一発でWi-Fi接続出来るボタンの割り当てはないものかと、メニューをポチポチ見てみたが、どうも無さそうな様子。これ以上は分からん。説明書ありませんから!(強調) ◆7D2のファームアップで追加された、STMレンズの時に電源OFFでヘリコイド引っ込む機能。もしや、STMと同じくMFも電動になってる、超初期のUSMレンズもそうなのカナ、 とEF28〜80mm/F2.8〜4L USMを引っ張り出す。当時のラインナップではEOS−1以外・・・・・具体的には600シリーズや700シリーズでMFで使えない、というシロモノで、 このあたり意図的にEOS−1と格差を設けたかと邪推もしたが、実はSTMレンズにおいても、この「格差」が活きていて、それはEF40mm/F2.8STM登場時に確認済みである。 ◆では逆に、STMレンズが対象の機能が、この超初期USMレンズではどうなのか・・・・・ここは別の識別情報が関わってそうな気もするが、まあ手許にあるのだから試してみようかと、 ゴソゴソ出してきたEF28〜80mm/F2.8〜4L USMを、7D2に・・・・・ん、んん?、んんん?・・・・・レンズの様子がおかしい。グッ、グッ、グッ、とヘリコイドが僅かに動くのみで、 本来の滑らかさは見る影もない。MFに切り替えても、ピントリングの動きに一応反応こそすれ、これまたグッ、グッ、グッ、ともがいている。ズーム位置変えても変わらない。 ボディとの相性かと、最も確かな同世代のEOS−1まで引っ張り出したが、駄目だ・・・・・全然駄目だ。 ◆暫く放置した間に、中で何が起きたか判らないが、とうとう、逝ってしまったか・・・・・EOS−1共々、バブルの残り香漂う組み合わせを楽しむことも、最早叶わづ。 モノがモノだけに修理はほぼ不可能、たしかピントリングとヘリコイドを直結する改造を、やってくれるところがあったハズだが、今更そうそうカネもかけられづ。

2016/10/17(月)
W-E1。昨日は眠気でこんがらがってきたので、一旦お頭をリセットしたところで続きを・・・・・依然キヤノンの当該URLには使用説明書が見当たらづ、 そちらはそちらでどういうことかと問い合わせる。その返事もないまま、もしや、とW-E1をPCのカードスロットに挿してみるもウンともスンとも。7D2に戻して、メニュー項目と睨めっこ。 ◆手動だのナントカだのの文字列が、具体的に何について指しているのか今一つモヤモヤ・・・・・説明書ありませんから!(強調)・・・・・な中、少なくともWi-Fi接続自体が初めてではないのが幸いして、 アレのことかコレのことかと見当を付けながら・・・・・往々にして後からなぁーんだとなるようなコトだが・・・・・ちびちび試す。そこで判ったことには、接続方法のバリエーションのうち、 その都度接続名と数字コードが発行される・・・・・昨日見たヤツ・・・・・のと別に、それぞれ固定文字列のも、ちゃーんとあった。次に、すぐ切れると思われたのはスマホ側の問題で、 接続優先順位が下位だったために、家のWi-Fiに負けてたという(笑)。切断もちゃんと自分で出来る。電波垂れ流しはない。 ◆やれやれ、説明書無しで(強調)接続設定完了である。G5Xのようにボタンひとつでとは行かないが、最低限のFlashAir並の使い勝手はクリア出来た。今度は保存先がCFだから、 読み出しもサクサクになった・・・・・気がする。そしてスマホからのリモート操作も可能になって、バリアングルモニター無しの7D2でも・・・・・いやいやバリアングル以上にイケそうな、オマケ付。 ボタンの割り当てで一発でWi-Fi接続出来れば楽だが、そのあたり、今日のところは後回し。

2016/10/16(日)
W-E1。予約したブツを受け取る。SDカードでよくある平べったい箱でもなく、吊るし売りのようなパックでもなく、何かの同梱ACアダプター然とした、白い小箱。 中を開けると1枚モノを随分折り畳んだ取説と思しき紙と、ビニール袋に入ったソレが出てきた。部品取り寄せのような風情である。 ◆1枚モノの紙にはビッシリ何かが書かれていたが、単に多言語故そうなっているだけであって、仕様が記されてる他には、使い方が書かれてる様子もなく、詳しくはこちら、 とURLが案内されており。んがしかし、その「製品マニュアル」ページを辿っても、ネットワーク系は外付けの大きなトランスミッタなんぞはあるものの、そのものズバリが見当たらづ。 ならばとカメラ本体の取説、7D2は「NEW」なんて印があるから、こちらに何か加筆されてるのかと開けてみると、W-E1に触れてはいるものの、説明書はこっち見ろと、 さっきから堂々巡りのURLが書かれてる・・・・・責任者出て来い。 ◆なんとかなるかと7D2に挿し、今回追加されてるメニュー項目を見付けて、ここだろう、とホスト名の設定までは、出来た。で、パスワードはどこでどうすんの、と訝りつつ、 とりあえずスマホ・・・・・既にG5Xに合わせてキヤノンのアプリは入ってる・・・・・と繋いでみると、その都度カメラ側で数字コードが発行され、その表示を見てスマホ側で打ち込む、 という手順らしい・・・・・煩わしい上に、繋がったと思ったらすぐ切れるんだけど。ワカラン。まずこの手順、変えられないの? いやいやそれ以前に、Wi-FiのON/OFFどうすんのコレ。 ただでさえ先代より大食らいな7D2、その上電波垂れ流しで食うのは困る。

2016/10/15(土)
シグマの便利ズーム、1週間ぶりの再会。やれやれ、ご面倒をおかけしました。 ◆例のSDカード形のWi-Fiユニット、キヤノンのW-E1。当初アナウンスの「9月末」から2週間ほどオーバーランしてようやく出荷したようで、ならばとコレ対応でEOS7D2のファームアップ。 他にも、STMレンズ付の時に電源OFFでヘリコイドが引っ込む・・・・・完全電動なので物理的な「手動」が出来ず電源OFF時は動かせない・・・・・という、 多分便利な機能が追加されていたが、早速試してみれば、再び電源を入れても元の位置に戻るわけでなく。MFで置きピンしてる時にうっかり電源を切ると・・・・・ダメダメ、速攻無効化。

2016/10/12(水)
シグマの便利ズーム発見の件。休館日を挟んで問い合わせると、翌朝コレコレの場所にあったと教えてくれた・・・・・言われてみれば、その場所で荷物をゴソゴソやった。やったわ。 しかし探し回った時、そこも見たと思ったが・・・・・テーブルの上でゴソゴソやって、転げ落ちたのに気付かなかったのか、転げ落ちた先も床なのか椅子なのか、 或いはその後誰かが拾い上げてどこかへ置いたのか・・・・・考えだせばキリがないが、ただただ、感謝々々。速攻で返送用の箱を発送。

2016/10/10(月)
便利ズームを失ったのは痛いが、幸いG5Xがあった・・・・・あぁぁぁぁ余分カナと思いながら持って来て良かったぁぁぁ(涙)。標準域はコイツに任せ、超広角と望遠はKissX7で行く。 2台提げるのも仰々しいが、レンズ交換しないで済むのは楽っちゃ楽でもあり、ここはポジティブに。 ◆帰ると留守電が入っており、シグマの便利ズーム、出てきたらしい。なんと!

2016/10/9(日)
不覚。YS−11見たさに能登へやってきて、ちょこちょこ寄って回ったそのひとつで、気が付けばシグマの便利ズームが、ない。そこへ入る前には確かに使っていて、気付いたのは帰り際。 EF−S10〜18mmに換えたことは確かで、その時か、その後荷物をゴソゴソやった時、落としたか置き忘れたか・・・・・ここだろうか、ここだろうかとしつこく見て回ったが見当たらづ、 そもそも、忘れるとしたらあそこだという確かな感触自体がなく、このぼんやりとした感覚は、お頭に焼きが回ってるのではと身震いする。 ◆コレコレがもしも出てきたら、と託しつつも、内心半ば諦めの心境である。同じモノを買い直すか、それともEF−S55〜250mmSTMを足して、 ダブルズームにするか・・・・・ってそのへんへ色目を使ったこのタイミングで、失くすとわ。


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