k 我が病巣〜カメラな日々 2018/4-6
我が病巣 〜カメラな日々

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2018/6/26(火)
ヨドバシへ液晶モニター取りに行ったついでに、EF70-200mm/F4L IS II を手に取ってみる。2.8 の III の方はなかった。ボリューム感は先代と変わらず、「白玉」たるその色味や造形のディテールに、世代の移ろいが漂う。 こうして余裕で店頭に置かれているということは、100-400mmII の時のような品薄には、なりそうもないということか・・・・・恐らくは 2.8 の方が、そういう感じなのだろうが、ん゛ーやっぱ Kiss クラスとの組み合わせ、タマランな。

2018/6/25(月)
帰ってみると、PC のモニターが点かない。電源ランプが点滅していて、タダナラヌことはすぐに察せられたが、調べると過電流がどうのこうのと、穏やかでない。 ◆EIZO の E55D。電車の中でもざんげ岩でも、「横にはナナオの 17インチが、でん!」などと小ネタにしてきた、ダイヤモンドトロン管のモニターである。トリニトロンは高かった(笑)。ソニーの特許が切れたタイミングで、登場したと記憶する。 ナナオは国内向けも EIZO へブランドを切り替えつつあった、その最初期の頃のもので、かれこれ 22年程、机上のご本尊の如く鎮座ましまして、アレやコレやと森羅万象・・・・・という程のものでもないが・・・・・を映してくれた。 最初の 1年くらいで不具合が出て以降は問題もなく、我ながら物持ちが良かったのだが、最近、瞬停のようなイヤ〜な兆候は見られ、火を噴く前に換えねばと、思っていたところではあった。 アナログ停波を見届け、その後を追うように壊れたソニー・ベガの後、手元の最後の CRT であった。 ◆さて映らないのでは何もできない。ひとまず、HDMI ケーブルを他から引っこ抜いてきて、PC から傍のテレビに繋いだ・・・・・22年の間に、こんな使い回しがフツーにできるようになってることに、感謝(笑)。 ながら見できないが、そこは仕方がない。それより遠くてよく見えないので、速攻で代わりの液晶モニターをポチる。フルHDクラスの、安いのでいいや・・・・・気負って買った EIZO だったが、結局それには及ばなかったし(苦笑)。 ともあれ、机は広くなりそうだな。

2018/6/17(日)
このご時勢にフィルムに拘る人、いる。自分の感覚であれば「ベルビアン」な人だとか、デジへの移行を拒むというか、デジでは足らないものへの拘りで銀塩に軸足を残すというか、そういう文脈での理解をしていたが、 近年のデジタル世代の銀塩回帰・・・・・厳密には逆進出とでも言うべきか・・・・・は結構盛んなようで、かつては週末に撮って週明けすぐ現像出して上がり見て次の週末の作戦を立てる・・・・・というようなコトやってたオッサンとしては、 あんなのはもう良いデスくらいの感覚なのだが、じっくりと「現物」の像を作る感覚、という部分にはたしかに、捨て難いものはあり・・・・・彼らもそのあたりの感覚なのかは、さっぱりワカランが。

2018/6/16(土)
谷根千は Knulp の「鉄道-四季景色- vol.5」展に参加、でその初日。夕方からのギャラリートークで自己紹介方々自作の説明など。その現場の話もさることながら、コンセプトをキッチリ詰める方あり、 確かな技術でしっかり作る方あり、感性で突き抜けてる方あり、その多彩な作品群に唸りつつ、さてオノレはというと、なーんも考えてませんゴメンナサイな感じで、半端な技術と半端な理屈と、 突き抜けてるというでもない仕上がりと、毎度ながら足らぬものを思い知るのだったが、毎年春にココで撮ってます、今年の出来栄えはこんなです、で通してしまうのもアリか、などとちょっと過ぎり。 ◆今回大御所先生をゲストに迎えて、カメラを持ち始めた頃から学校出てプロになって、というような話を伺う。学校で報道かコマーシャルか、というコース選択の上で、眼鏡しているとまず報道は駄目だったという。 というのも、当時報道の主流であったライカ・・・・・バルナックと思われる・・・・・では、パララックスが合わないから駄目だということだったと。恐らくアイポイントの問題と理解したが、 「あとでライカの現物見たら、視度補正付いてんだよ。眼鏡の問題なんか無かったんだよ。あの先生、本物のライカ触ったこと無かったんだな」で一同笑う。

2018/6/7(木)
EF70-200mmの2本が、出た。F2.8も行けなくはないし、F4も単純にコンパクトなそれが欲しいトコロ。逆光に強くなったっぽいので、旧型の落穂拾いはちょっと、 ないかな・・・・・ほぼ既定で時間の問題だが、値が落ち着いたら、などと言っていると、100-400mmIIの時のような品薄地獄に、見舞われそうな予感。


2018/5/30(水)
EOS-1V が販売終了と。製造自体は確か大分前に終わっていて、公式サイトに「在庫僅少」と出てからも結構長かったように思われるが、それ程に、市場は小さくなっていた。 製造終了時点でどれだけの在庫があったかは定かでないが、換言すれば、ここまでかかったということである。むしろ、一体どんな人が買っていたのかとすら思う。 AF機としては同じく 3代目にあたる、ニコンF6 はまだ残っているようで、長らく根競べのような状態にあったが、こちらが一足先に、売り切った。 ◆既に判っていたことが、とうとうそこに来たに過ぎない。今更感慨もないし、大体昨年など 1本しかフィルムを通してないような人間の口で、ああだこうだと、どうして言えようか。 初代 EOS-1から、僅かに30年に届かないが、キヤノン一眼レフ全史の半分を占める。初代 F-1 が 10年、NF-1 から EOS-1 までが 8年。EOS-1 と EOS-1N がそれぞれ 5、6年で、 これは AF機自体が過渡期にあった為とも言え、EOS-1V で18年間歩みを止めたままとなるが、EOS-1D系は専らデジタル記録関連に開発の軸足が移っていて、 記録媒体に拠らない部分での性能で見る限りは、大きな遜色がない。つまりもう到達点を迎えていた。この先 EOS も、EVF を前提とする等の、異次元の進化を遂げて行くだろうが、 銀塩を見限る遥か前の、20世紀の締めくくりに、「AF一眼レフ」が窮められていたことは、揺るがない。

2018/5/27(日)
別件でヨドバシ行ったついでで売り場をブラブラしてて、そういえば、と最近新型が噂の EF70-200mm/F4L IS を見ると、もう¥120K とかそんななんだよなー。新品で。 4、5年前 KissX7 を手にした頃、「ダウンサイジング」の文脈でコイツとの組み合わせにグラグラと来たものだったが、その後色々揺れた果てに、キットレンズの EF-S55-250mm STM に収まってしまった。 一方、EOS6D はもとより、高感度への余裕が出てきたところで、未だ初代だったりな EF70-200mm/F2.8L IS の代わりに、もう F4 でよいかコンパクトだしフワッフワの開放もやんないし、という気分もあったりして、 新型 F4 も安くはないだろうが、現行 F4 が買い時かという見方もあるわけで、ただまあこれだけ経ってからの新型となると、開放からキッチリ来るカナとか逆光強いカナとか、色々悩ましくはあり。

2018/5/19(土)
G5X の出番を見付けてブラパチ。やはり気持ち、撮影→再生の待ち時間は減ったように思うが・・・。

2018/5/2(水)
G5X について、ファームウェアでも出てないかと見ると、ない。G7X も、ない・・・・・基本的に G7X に EVF を乗っけた格好の G5X だから、基本機構の問題であれば、双方で情報が出るハズだよなと。 となると系統的な問題でなく個体の問題ということになる。長い長い「処理中」はともかく、ピントの方は再現性も乏しく、診てくれと言っても、ごっそりユニット交換だろうな・・・。 ◆その G5X の SDカードを G5X であらためてフォーマットしてみる。気持ち、「処理中」が短くなったような気が、しなくもなくもないではない、がどうだろな実際。


2018/4/30(月)
ブラパチで G5X を連れ出す。時々盛大にピントを外してくれることもあるコレなのだが、撮り直しても撮り直しても一向に合わない現象に遭遇。振る舞いとしては合焦出来ないわけでなく、 きっちり合ってるハズが、撮ってみるとボケボケ・・・・・余程相手が悪かったかと他へ向けても、駄目。無限遠で甚だしく前ピンのようなのだが、近くを狙うとちゃんと合うからややこしい。 特定の焦点距離なのかと思い、ズームは変えず電源も切らず、MFに切り替えもして暫く格闘していたが、結局そのまま無限遠に合うこともなく。もういいわと電源入れ直したら、直った。なんだいそら。 ◆そんなことが度々あっても困るのだがもうひとつ、撮影後の「処理中」が甚だしく、長い。買った時から鈍臭いなとは思っていたが、最初からこんなに長かったろうか・・・・・ 連写後であればバッファが一杯なのだろうと解することもあったが、1コマ撮ってすぐの再生もできないとなると、尋常ではない・・・・・こんなの IXY300a 以来だ。 「処理中」のまま固まり、電源ボタンも反応せず、心なしか温かい気がしてこら暴走でもしたかと、電池を抜いたらひとまず復帰したが、 今し方撮った分はすっ飛んだ。そこは仕方なしとして、どうも嫌な予感がする・・・・・というより、明らかにおかしい。

2018/4/9(月)
マスターレンズの開放値によって、エクステンダー挿むと AF が利かなくなったりならなかったり、ざっくり言えば測距センサーが上等な高級機でないと利かない、という組み合わせがある。 エクステンダーの信号ピンをいくつか絶縁してやると、F値の読み替えから何からスルーになって、一応動作はするようになる・・・・・という裏技は過去に実践したことがあったが、 ふと思って KissX9 にエクステンダー挿んで 100-400mm を着け、ライブビューにしてみたら、AF が利いた。理屈からすれば確かに、コントラストさえ十分なら可能なハナシ、ではあるのだが、 今更ながらに目からウロコの心地。スバラシイ。というわけで、明後日の晴海接岸を前に夜の羽田沖で停泊中のしらせを、それでぱちり。超望遠にライブビューでも、三脚固定なら問題ない。 EVF機も理屈は同じだから、案外ココ、強みなんだよなー。

2018/4/3(火)
昔買ったシグマの魚眼、もう 16年経っているが、その 2、3年後にモデルチェンジして、更にその後は・・・・・とこれが、そのまま今に至っているわけか。モデルチェンジといっても、 固定フードの先端がカットされて、テーブルに立てられるようになった(笑)程度、だったように思うが、これくらい前になると、ググってもこれはという記事に、なかなか引っ掛からづ。 現行モデルのリリース記事に当たれたとしても、盛んにデジ対応を謳ってたこの時分、「フード切っただけ」などと言うわけもなし・・・・・それだけってのもなかろうが実際。 ともあれ現物で試してみ・・・・・どこかに埋もれ行方不明(沈)。

2018/4/2(月)
LED光源のマゼンタ被り問題・・・・・引き続きググると結構前から、問題視された記述があったようで。こちらとしてはあまり身に覚えがないから、同じ条件下でも機材に依存するのだろうか。 結局後処理でちょいちょいやるしかないようだ・・・・・さすがにあれもこれも RAW で撮る気にはなれないので、JPEG 撮って出しから必要に応じて、 となるのだろうが・・・・・スマホのアプリの、色温度自動補正でも一発だし。 ◆トキナー魚眼ズーム誤認識問題。EOS7D2でもよくよく見れば、「補正データあり」になっていた。ありゃ、そのまんま撮ってたわ(汗)。てことは長いこと、本調子でないまま撮ってた、のか?? あああ・・・。 しかしこれはこれでまた、同じレンズの誤認識なのに、Kiss X9 の絶望的なお節介補正に至っていないのが、不可解ではある・・・・・誤認識にもバリエーションがあるらしい。 何を手掛かりにレンズを判別しているのかよく判らないが、EOSユーティリティーでまずは、W端の焦点距離が同じ、EF-S10-18mm を登録から外してみる・・・・・をゐをゐいきなしビンゴだよ。 幸い EF-S10-22mm はそのままにして問題ない。しかし、たまーに小さい方を持って行きたくなっても、その都度登録しなおすってのもな。 ◆ついでに、トキナー魚眼ズームをフルサイズで使えるか問題(笑)。6D に着けてみると、15mmあたりまで寄らないと、フードに蹴られる。で 15mm で切ってみればアラアラ奥さん、 なんだかシャープですわよ! やっぱ使えるんだコレ・・・・・目的外使用(笑)は重々承知の上での、めっけものである。長らく出番の無い、昔買ったシグマの単焦点魚眼と、どっちがどっちだろうな。 ◆さらについでに、レンズ補正データはと一応確認すると、あらら、補正データありだ。EF-S のデータなど入ってるわけないから、EF-S10-18mm以外にも、 地雷があるらしい・・・・・しかし EF で 10mm スタートのズームなんかあったか? ライカ判換算なんかしてるわけないよな? 一方もしやと着けた、カラスコ 20mm/F3.5 はめでたく(?)データなし。 見当もつかないので、EOSユーティリティーで使いそうもないレンズの情報を片っ端から削除したら、どうやら地雷除去は成功した模様。結果オーライで良いやもう。

2018/4/1(日)
昨日に続いてヒコーキモノで、リニューアルなったばかりの「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」。YS-11 や US-1A、そして飛鳥と、毎度の萌えドコロでウハウハしつつ、 今日はコレですよと、飛燕。前回訪問時には分解された状態だったのが、今度はヒコーキの形に、組み上がっており、無塗装地金色のその機体をぱちりぱちり撮っていて、気付く。 何故にピンク色・・・・・或いはマゼンタ・・・・・になるのだ?? ◆ホワイトバランスは自動だったが、デイライト、タングステン・・・・・と一通り試したが、どれもしっくりこない。カメラはデイライトで撮ってるらしいことだけは、判った。 思えばつい数日前、街の桜のライトアップを HX90V で撮って、マゼンタ強いなとは思いつつも、ネオンだとかの影響だろうとぼんやり納得していたのだが、こら LED 光源のせいなのか。 ◆あれか、いわゆるブルーライトを拾って、過剰補正がかかるのか・・・・・と思ったが、デイライト設定でも同じ写りになることの説明がつかない。となればデイライトと判断しつつ、 色が転んでるというべきか・・・・・いくつかソレっぽいキーワードでググってみたが、出先故そこばっかに時間もかけられづ。


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