我が病巣 〜カメラな日々

(2000.4.8 〜)
10000 (2002.5.6)
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70000 (2012.10.19)

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2020/12/19(土)
曇り空に期待して近所で流し撮りに臨めば、思いっきり日が差してシャッター速度落とせづ・・・・・PLフィルターで多少稼げるかと思ったが焼け石に水、要は NDフィルター買えって話なのだが、 太陽撮影用だとかを除いて、今の今まで”程々のND”は買ったことがなかった。またすぐ要りそうなので調べると、案外高いのだな。モノコートなんてのはさすがに絶滅してるらしく、 今は色々立派なコーティングが施されて付加価値付きまくりで、個人的にはオーバークオリティーだ、と言ったところで選択肢がないのでは仕方がない。 ジャンクを当たろうにもわざわざその店まで電車乗って行くのもナー、とヨドバシで物色。晴天下常用 ISO400 で絞り F8 前後で 1/60秒、乃至 F11 で 1/30秒、指折りながら 1段、2段・・・・・ND16 で行けそうか。 更に落としたければ ISO でもう 2段、ココがデジの強味。

2020/12/17(木)
EOS R7(仮称)のウワサは以前から接しているが、プロトタイプが出回っているのいないのという話。高速連写は既存のフルサイズ機にして 7D2/90D 並は既にクリア、それ以上を狙う可能性はあるにしろ、 ニーズとしては超望遠ユースが主のハズ。たーだ 90D の 30MP 級がお世辞にもナチュラルとは言い難・・・・・※個人の感想です・・・・・く、実際のところは 20MP 辺りで良かったのでは、 という感触があって、R5 のクロップ即ち 17MP級で 十分かな、という方へ傾いている。メイン 2台持ちの解消もでかい。 ◆中長期的な展開にもよるが専用レンズは、当面不要かもしれない。90D あたりからの乗り換え・・・・・アダプター着けっぱで EF-S 機として使われるか、望遠系専用機、 それが差し当たっての役回りであろう。センサー違いのコストダウンが望める以外、新規で積極的に R7(仮称)を選択する理由は、ちと考えにくいが、一方、仮に APS-C 用の RF-S(仮称)レンズを用意した場合、 既存のフルサイズ機は自動でクロップする機能を持っている・・・・・それは EFレンズのアダプターとで既に・・・・・から、EF-S のように形状で取り付けの制約を設ける必要はない。 ん?、案外楽勝なのか。ならば、超広角と標準のズーム 2本くらいは、RF-S(仮称) の展開もあり得る、カナ。EF-M 系もあるうちは、廉価だコンパクトだは要らないハズ。

2020/12/15(火)
ウダウダするうちに一週間を過ぎ、年賀プリント。試しに刷ったエプソンの絹目のポストカードと、やはりトーンが違う・・・・・尤もこちらは写真用紙設定で、写真ハガキの設定が別にあったから、 今度はそっちにしたから、の可能性は高い。光沢ゴールド設定でキヤノン純正光沢ゴールドに刷ると赤被りしたり、マッチングがあまりアテにならないので、手探りで変えてみるしかないが、 昨今のフジカラープリントと比べればもうね、上出来上出来天地の差。

2020/12/7(月)
そろそろ年賀ネタをセレクトせねばなら・・・・・そこはとりあえず決めたが、問題は、プリントである。昨年末発注の今年分は見事に大ハズレ・・・・・補正無し指定で画面表示で確認済なのにだよ?・・・・・を食らい、 デジで出すようにしてかれこれ 10年余、前年まで当り前にしっかり出てたのに金輪際フジカラーなんぞに頼むものか、と A3 出力の件も同じくでプリンターの新調にまで至ったのだが、 いざとなると、まだ未練がある(苦笑)。 ◆これまで対候性は確かだっただけに、染料インクで刷って、雨に濡れたら、経年劣化は・・・・・元日に先方で降水がないとは限らない。モノは試しにと、以前プリントした紙をびしょびしょに濡らしてみたら、 意外や意外、全然平気。何時間も浸け込んではどうだか判らないが、紙次第なのかもしれないが・・・・・昨年までみたく中5日のギャンブルはもうしたくないし、何故か今ネット重いし、フジカラーと決別の時だな。 ◆というわけで写真印刷用の年賀はがきを確保。腹は括った。しかしこれ、普通のより¥10 高いんだな・・・・・それでも、フジカラーよりは大分安くなるハズ。ギャンブル性もなくなるし、 これまで年賀プリントに充ててきたヨドバシのポイントは、インク調達でまだ余る。あとは紙としての相性だが、さすがに一般の写真用紙と変わらんよなあ。

2020/12/5(土)
キヤノンのギャラリーを覗いたついでに、EOS R5 に触れる・・・・・供給が滞ってるせいか、近頃店頭から引っ込められてるのだ。で、リフレッシュレート上げてあらためて左右に振り振り連写かましてみたが、 実際に追ってみなければ分からんな、やっぱ。ただ想像力逞しくする分には、なんとか行けるんじゃね?、という気がしないでもない。そこいらへんを流し撮りモードでフォローする考え方なんだろうが、 対応レンズ持ってねえ。当面は EF マウント機として使うことになるだろうし・・・・・いやいやもしも買ったら、ですよ。

2020/12/3(木)
やっっっっっと、店頭で α7C に触れる。ああ、この大きさだ。高さがほぼバルナック、これだよこれうんうん・・・・・なんだか触ったら気が済んでしまった(笑)。 厚みは目を瞑るとして多分、これを連れ歩くのは楽しいと思う。本当に RF機感覚。ただまあ、軸足たる EOS の主力を整理したい・・・・・踏ん切り付けたとしても R5 はいつ手に入るのやら・・・・・ところでもあり、 そこいらとの兼ね合いを、どうしたものか・・・・・甲斐性無しは、そうポンポン買えんのですよ。たまにやらかすけど。 ◆と言ってる横で、EOS R5s(仮称)なるものの噂。R5 の 2倍で 90MP、という・・・・・これ、90MP も要るのかとかいう次元のハナシではなく、APS-C にクロップすると 35MP 近く、つまり EOS90D 超えなのである。 こうなると慣れぬ EVF への不安を横に置けば、連写と超望遠の 90D と高感度の 6D2、の混合運用が一気にニコイチできる。問題は投資額だが・・・・・R5 に近い価格と言ってるが、本当かね。 なーんかトレードオフが、ありそうだよ、連写とか。それならそれで R5 の相場が落ち着くのに期待して・・・・・いずれにせよもう、フォーカルプレン依存最後のカメラのつもりなので。


2020/11/30(月)
ネットのキヤノンへのインタビュー記事、内容的には RF600mm/F11、RF800mm/F11 の企画意図が中心だったが、EOS R5、R6、ボディ内手ブレ補正は既知のこととして、 社外アダプターも想定して手動で焦点距離設定ができる、だと・・・!? 聞いてなかったぞ、というか、自社ラインナップ外など意に介さないのが、キヤノンではなかったか。 いやしかしそうなってくるとですよ、NFD のサンニッパ、レフレックス500mm、着けてみたくなるじゃないの・・・・・RF機気分の α7C に手を出すか、 主力系の 6D2 を R6 に代えるか・・・・・ちょっと待て、主力系でのフルサイズは高感度専用のつもりだったが、連写も AF も R6 が上となれば最早、90D をクロップ専用で残す格好だ。 ううううむ・・・・・ウワサの高速 APS 機 R7(仮称)も、一定のニーズはあると思うのだが、出るにしろ出ないにしろ、90D でまだ暫くは、なんとか・・・・・いやいやウダウダ言ってないで、 とっとと R5 で一本化するのが、結局安上がり、なの、かも。

2020/11/29(日)
また今年もここに来るまでフィルムを 1本も下ろしておらず、ストックの RVP100・・・・・色大丈夫かな・・・・・を、T70 に詰めてみる。一眼レフとは随分久〜しぶりのことで、 手元の記録によれば 4年半前、F-1 に詰めて以来らしい。電池を入れると、けたうぃぃぃぃ、けたうぃぃぃぃ、と間延びした巻き上げ音が和ませてくれる。 ハテこのボタンは何だったか、このスイッチは何だったか、とやや覚束ないところあるも、そのうち思い出すだろう。 ◆レンズは、とテフノン28mm/F2.8、なにげに新品、10年前九段界隈で見つけたものだったが、軸足をデジに移してしまった後とあって出番あまりなく、見た目はキレイなまま。 これと、ふと目に止まった NFD35-105mm/F3.5-4.5 をバッグに忍ばせ、空模様は生憎だったがブラパチを試み・・・・・ん、シャッターが切れない? なんだなんだ何のロックだ?、 と暫く慌てたが、どうもレリーズボタンの接触が悪い様子。フィルム入れるまではそんなことなかったのだが、ゴミでも入ったか・・・・・グリグリ押せばそのうち切れるので(笑)、 自然治癒(?)まで動きものは諦めて、気にしない気にしない。

2020/11/25(水)
朝ドラで家族の集合写真を撮るシーンが出てきて、セルフタイマーが、ジィィィィィィィィィィと鳴ってるそのカメラ、AE-1 ではありませぬか(笑)。当然ながらロゴは塗り潰されており、 AT-1 の可能性もあるにはあったが、いずれにせよさすがに Aシリーズはゼンマイのセルフ、ありません。まあ銀ボディだし今となってはレトロなスタイル、というのは解るが、AE-1 でなくたって。


2020/10/28(水)
RF マウントの APS-C 機が出るとか出ないとか。EF-M系との関係性からすると、軽量コンパクトを売りにするより、プアマンズ R5 乃至 R1(仮称)といった、7D の系譜を引き継ぐものと予想するが、 実際ヒコーキや鳥をはじめとした、超望遠志向には根強いニーズがあるであろうし、その点 R5 のクロップでは物足りないところが、あった。そういう方向性と予想すると、 名前も R7 と仮称しておくと、R5 のクロップより解像度で上回ることは必須として、R5 をベースにセンサーの分安く、他も多少落とせば、供給が落ち着いた頃の R6 と同等かやや安く収まるのではと、 勝手に期待・・・・・EOS7D2/90D + 6D2 の運用をそのまま R7(仮称)+ R6 にシフトするイメージ。そういう絵が見えて来れば、高感度番長の R6 だけ先行させて、 R7(仮称) 待ちで 90D で繋ぐ・・・・・まだ買って半年だ・・・・・こともまた、現実味を帯びてくる。元々 90D はそういうワンポイントリリーフで発売したという理解だし。 R5 の 1台より高く付きそうなのと、まだ2台運用かというのは不本意ではあるのだが。

2020/10/21(水)
EOS R と RP、キャッシュバックキャンペーンと。この 2機種については、当初より観測気球的な雰囲気濃厚で、本格参入と呼べるのはこの次からだろうと踏んでいたら、案の定 R5、R6 が相応な内容で登場なのだったが、 これらは今品薄らしく、その後輩機の価格を下支えする役回りになった R と RP、事実上の値下げの意味するところは、需要増への当面の手立てなのか、どうにか在庫整理をということなのか・・・・・ 邪推をしだしたらキリがないが、RP は本当に最初の 1台ならまだしも、6D2 とセンサー同じでコマ速遅いとあっては選択肢に入りようも・・・・・故に 6D2 を選んだわけだが・・・・・なく、 R はほぼ 5D4 並ながら、独特の操作系に途方に暮れた(苦笑)ので、安くなったところでなあ、というのは大いにあって。クロップに期待の R5 か、高感度番長に期待の R6 か・・・・・ええといくらなんだっけ。 DPAF はヘッドライトの直撃食らっても外しにくいようなので、ライブビューでなく構えて撮れるのがまた、ミラーレスの強みで。

2020/10/14(水)
EOS Kiss M2 と。スペック的には先代と同じと言い切って良い程で、ファームアップで賄えそうな程度のものだ。初代 EOS7D が IM2.0 と銘打った時の、アレ・・・・・いやいや内容的にはアレ程ですら、ない。 昨今の IXY あたりに見る、どこか変わったのだろうがどこが変わったのだといった風の、モデルチェンジである。これで、初代がお買い得になるなら・・・・・今更いいか。 ◆ここで深読みするわけである。これは EF-M の打ち止め近しのサインなのか。スペック的には殆ど進展なく、変名で延命を図ってるだけでわないのか。 EF-S 系では 7D と 2桁シリーズを整理する上にスペックもちょい足しで 90D をリリース、RF への乗り換えまでこれで凌いでくださいというメッセージが明確だった。 EF-M は RF との関係性から先行きが袋小路にあり、EOS の傍流としてどこまで生き長らえるか、といったところにあるが、仮に M5II のような上位機が控えていたとしても、しなくても、 此度のモデルチェンジは、モデルチェンジを装う以上の理由が見当たらない。 ◆もしや・・・・・スペックに出てこない新機能が Kiss M2 には組み込まれていて、将来盛り込まれる新機能の対応機種になっている、のか?? なんだそれ。 いやホレ、EOS C70 用の逆で、レデューサー仕込んだアダプターで RF レンズが装着可能になる、その準備工事(笑)が施されてる、とか・・・・・いやいや、わざわざそこまでやらんか。 読み替えはアダプターで完結しそうだし。てかどこか出しそうだな。

2020/10/3(土)
そういややるって話だったナと「浅田家!」を観る。写真集はリアルタイムに見ていて、面白え家族がいるもんだなーくらいの認識なのだったが、実像とストーリーとの距離感は判らないままに、 大体はそういうコトなのだろうと了解しつつ、劇中の作品の「完コピ」具合がもう、それだけで笑えてくるし、恐らく本当は色々あったろうに、その家風(?)もまた、和んでしまう。 FEの露出計が動いてないようだったが(笑)、まあいいか。 ◆写真を洗うところ、これもリアルタイムに報道で知ったが、その時真っ先に思ったのが、ああ、インクジェットじゃ遺らないのか、ということだった。写真の本質は記録である。 成程デジタルデータは、媒体即ち容れ物が生きている限りは、管理される限りは劣化もせずに保存可能だ。しかし物理的にはただの信号であり、磁気の並びや面の凹凸に過ぎない。 再構成の約束事に従って信号が羅列されているのであり、そこに像は存在しない。 ◆一方、銀塩写真は保存性に於ては宿命的な儚さを孕みつつ、像として物体として確かにそこに、存在する。これも化学反応の結果としての分子の並びと言ってはそれまでだが、 機械の処理にかけずとも人間は直接的に、それを像と認識できる。持ち主の元を離れ泥まみれになろうとも、洗ってあげれば蘇る。あの被災地で一枚一枚洗われ乾かされた写真達には、 見知らぬ人達に託され、帰るべき場所へ帰ることのできる、プリミティブ故の強さを見た。 ◆すっかりデジカメに移行しながらも、依然と消えない漠とした不安は、この実体のなさにある。データを誰かに託すようなことは考えてもいないが、銀塩写真や古い絵葉書のように、 人手に渡り散逸しても尚、誰かに再発見され考証が加えられる、というようなことは、起こりそうもない。せいぜい、SNS に上げたものが、残ってる間に誰かにコピーされればマシな方だろう。 近い将来、組織的に管理された画像のみが、後世に遺されることになる。デジタル写真は案外、銀塩写真より儚いかもしれない。


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