我が病巣 〜カメラな日々

一番下へ



2023/3/30(木)
EOS R5 がファームアップで「IBISハイレゾ」を追加の由。ほぉぉぉ・・・4億画素だってよ。センサーをずらしながら連写して合成、という原理上動きモノには向かないが、 一方で光学性能が追い付いてないと、これまた宝の持ち腐れなのであって・・・・・ん−、手許のレンズで耐えられるんだろか。一度は試してみたいが、試して終わりの可能性大(笑)。


2023/2/24(金)
CP+。4年ぶりのリアル開催である。元々会場セミナーを聴く方ではないし、新製品は大体ヨドバシで触れられるし、といった調子で、大体は用品類をざざっと見る程度なのだが、さて入場・・・・・と、 受付カウンターのようなものもなく、予め紙出しした入場票を首提げホルダーに入れて入口で、ピッ、とやるだけ。えっ、えっ、ちょっと待った。「カメラ映像機器総合カタログ」は?? ・・・・・訊くのも野暮というものなのだろう、やめたのだ。とうとう、やめたのだ。 ◆あれれー、とネットで検索すると、CIPAサイト上の 2020年版のカタログへの広告募集のアナウンスがヒットする程度。2020年はコロナ禍で最初に流れた年で、中止発表が開催 2週間前、 カタログ印刷のストップをかけられるタイミングだったろうが、もう編集から校正までは進んでいたハズで、そこで懲りたのかもしれない。2021年版以降は広告募集すら見当たらない。 コロナ禍が続く間は見送ることにしたのか、コロナ禍を機に、スッパリやめたのか・・・・・直近には随分と薄くなってたし、やめ時を計っていたような気はする。 ◆遡ると1983年の版を「日本カメラショー」会場で貰って以来、その最初の頃は年に何回か出ていたようで、春のカメラショーの分だけではボリューム番号が飛び飛びになった。買って済ませた年もあった気はするが、 以降毎年持っている・・・・・と思う。その後催しは参加団体の離合集散と共にフォトフェスタ、フォトエキスポ、フォトイメージングエキスポ、CP+ と名を変え、会場も日本橋高島屋からサンシャイン、 ビッグサイト、パシフィコと移って今に至るが、そんな歳月も、2019年が最後になったようである。36年・・・・・とうとう間が空いたと思ったら、終焉を見届けてしまった。 ◆で、会場を流す。前はもうちょっと広かったような気もするし、通路は逆に狭かったような気がするが、こんなもんだっけか。今や双璧をなすのはキヤノンとソニー、 入って奥の端と端のコーナーでドーンと大きなブースを構え、その間にちょっと小さいニコンとフジが収まる。コミケ的に言えば「壁面サークル」、これが今の勢力図なのだろう。 手前の壁側には OM やタムロン、シグマ、ケンコートキナーといった中堅どころが並ぶ。リコーの姿はない・・・。コシナから軽く見て回ったが、あれだな、あまり関心がないこともあるだろうが、 聞いたこともない、恐らくアジアの新興ブランドが多いこと。日本勢が攻勢をかけた頃のフォトキナもかくや? ◆そんな中、トキナーのレフレックス500mm が目に止まる。あー、これか、こら小っせーな。ウチのキヤノンの・・・・・あれ連動系が一切ないので FD のようで FD ではないから呼び名が長ったらしい ・・・・・はもちと大きかったハズ。これならちょっと欲・・・・・いやいやいやいや待て待て。沈胴かと思わせる後ろの方のクビレ、ここがなんか貧相なんだがあれか、一眼レフのフランジバック確保前提で本体造って、 ミラーレス用に後ろを延長してこうなってるわけか。既存のアダプターとの兼ね合いもあるな・・・・・それにしても、もうちょっとなんとかしようよ。これ昔出てたもののまんまですかと訊いたが、 どうも要領を得ない返事。相手が若過ぎた(笑)。レフレックスは他にもゴロゴロあったが、えっれーコンパクトだなと思えば APS-C用だった。R10 に着けたい大きさだがボディ内手ブレがない。 かといって R5 でクロップしてでも使おうとまでは思わない・・・・・って RF はなかった。口金だけならすぐ出来そうなもんだが。しかし目を離してる間にこんなにレフレックス展開してたんかトキナー。 ◆用品カタログは変わらず無料配布されてる。往時の 2cm程もあったかという頃からすればかなりペラッペラで、各社の自前のカタログと変わらない程なのだったが、 こんなモノに昨年は ¥500 も払ったのだよなと思い返しつつ、勿論頂戴する。さて、もう見るものがない(笑)。JCII のコーナーももう無いし、アウトレットのコーナーが見えたが入口が別みたいだし、 ここらで次へ行こうか・・・・・それにしても平日とはいえ、空いてるよな。

2023/2/23(木)
シグマの C150-600mm、帰ってきた。速攻で問題のネジの上からテープを貼る。

2023/2/17(金)
ISS がまた良い条件で見えそうだったので、今度は早起きして二週ぶりのトライ。前回のフィードバックもありやや強気なのだったが、今回は月がない。機械に頼るな、だが理力なんかねーわ。 適当な星も見当たらづ、仕方がないので MFで合わせに行くことにするも、追いながらでは拡大することもままならづ、結果から言うと 1コマは確保できたものの、ボヤボヤのが量産されてて、がっくし。 月、大事だな(違)。

2023/2/16(木)
シグマの C150-600mm、先端の枠を止めるネジが落ちて、フードを着けるとカパカパ動く有様になっ・・・・・てたのに気付い・・・・・て、丁度 2年。3本あるネジのうち、1本どこかへ消え、もう 1本は緩んで落ちそう、 特殊ネジ故に締め直すこともできず、枠の固定共々テープで押さえてあったのだが、RF100-500mm や RF800mm が来てからこっち、事実上戦力外、このままでは売るにも売れないので、とりあえずは身なりを整えねば、 とシグマへ直接持ち込む。前に OS が変な振動をするようだったので診て貰って以来、4年ぶり。そうだあの時から 2年以内で緩んだことになるな、ネジ。短すぎるだろ。 ◆こんな特殊ネジで自分で締められない上、すぐに緩んでくるとはケシカラン、と腐してやろうかと思っていたら、電車が沿線火災でえっらい遅れて、予約時間はとうに過ぎもう終業時刻かという頃合いになってしまい、 こちらが平謝りで言いそびれた。くそ。ともあれ、ネジだけですからね、分解整備とか余計なことしないでくださいね、と念を押しまくって預ける。不具合がない限り費用は発生しない由でホッとしたが、 思い返すに、予約を入れた時から心当たりありそうな受け答えだった気も、なんとなく。

2023/2/13(月)
泥縄で色域というものをググる。結論から言うと、なんとなーく選んでいた Adobe RGB モードが、よろしくなかったらしい。sRGB モードにしてやると、見慣れたトーンで表示できた。 Adobe RGB で行くには、ソースから何からその前提で足並みを揃えねばならず、あのエグい発色は、ミスマッチの結果・・・・・つまりは、sRGB モードにせざるを得ないのであった。 イメージを扱うから Adobe RGB だよねー、などと意識高い系な気紛れで手に負えるものでなかったと知る。これならもうひとつランク落として何万円か浮いたナ・・・・・いい年こいて甘酸っぱい授業料であった。 ともあれこれで画像データを扱う作業に入れる。映ったものが前より信頼できる。まずはそのことを悦ぼうでわないか。 ◆それと別に、慢性的メモリ不足に陥りアプリのアップデートもできなくなっていた、タブレットも更新していたのだった・・・・・PC母艦とスマホとクルマの車検とそのクルマの限定ミニカーと年末年始挟んで入り物続き過ぎ(沈) ・・・・・が、こちらにも Lightroom を入れてみたら、スマホの仕掛データが入って来た。あちゃー、クラウドで同期させちゃってたか・・・・・暮れからやたらパケット食ってた気もするが、それか? 無論速攻で切る。 まあ一先ずは、我慢々々で使ってた機器は一掃出来たろうか。白物家電なんかが壊れたら凹む。

2023/2/12(日)
長年使っていた EIZO の CRT が壊れてから、5年弱。この間、間に合わせで急遽調達した、IOデータかどっかの廉価なモニターで凌いできたのだったが、今時 PC 用でそんなに酷いのはないだろう、 くらいのつもりでいたら、早々にここにあったぞとなり(笑)、安物買いの何とやら、それでも買ったものはしょうがないと、階調を確かめるにも背筋を伸ばしたり屈んだりして、騙し騙し使ってきたが、 流石にもう、疲れた・・・・・というかよく頑張った(沈)。 ◆もう遠回りはしたくない。信頼の EIZO と決めた。EIZO といってもピンキリなのだが、ピンの方は端からスルーとして、キリで妥協もしたくない、と、あっさり松竹梅の法則発動(笑)。 なに前の CRT の頃と比べたら、破格ではないか。新しいのが出る直前だったが、末期モデルでも遜色ないし何しろ安いし確実に在庫あるし、と CS2420-Z なるものをポチ。フルHDより縦方向にちょっとだけ大きいヤツ。 ◆それが届いたところで、早速現用のモニターを退かして、空いた隙間に押し込む。線を繋いで、さーて・・・・・ああ? 暗い。暗い上に、全体が赤被りする。なんか物凄いことになってるなオイ。 EIZO が提供しているテストパターンを表示してみても、調整してみても、色飽和してるしシャドウは潰れたままだし・・・・・何かやらかしたか?

2023/2/9(木)
・・・と言っていたら、Kiss の名はもう使わないとの報道。R10 と R50 見たら、ここで付けなくてどうするという感じではあったがそれ以前に Kiss M など、 EOS M 系の中にあっては M5 の後継でフラッグシップと化していたから、シリーズの中でのエントリーモデルとしてのその名とは、言い難くなっていた。 ◆EOS Kiss は初代・・・・・無論銀塩の・・・・・から使っていた。無論サブ機としてだが、EOS としては最初がこれだったか、いや 630 が先だったか・・・・・ともあれ、 機能面ではコマ速はさておき両優先AE だし、レンズとフィルムさえしっかりしていれば、という銀塩ならではの柔軟性もさることながら、 実絞りAE でも致命的な誤差がなかったから、アダプターかまして GNニッコール45mm だの、ぎょぎょっと20だの、随分と重宝した。 ◆途中切替パノラマ機能に惹かれて New Kiss に交代して、銀塩機としてはここまでだったか。次に出会ったのが、Kiss デジタル N。初の「デジイチ」がこれ。 まだ銀塩から軸足を移す前のことで、どんなもんかとお手並み拝見的なところで、中古を物色した。初代の Kiss デジタルが、当時としては破格のキヤノンの戦略機だったが、 二代目の N になってkiss らしいコンパクトさを纏うことになる。以降 Kissデジ は概ねこの骨格のまま、Xシリーズを展開していく。 ◆40D からデジイチへ軸足を移し始め、7D へ切り替えた頃には確定的になったが、そこへ登場したのが Kiss X7。コロコロと可愛らしい小ささに、一目惚れである。 当時キヤノンはまだミラーレスへ参入していなかったが、Kiss シリーズに更にコンパクトなラインを追加したのが、この X7 であり、先行するミラーレス勢への牽制、と映った。 強者の戦略、横綱相撲である。この時から手中のデジイチもハイローミックス運用となったが、Kiss の方が稼働が高い、という珍現象も起こる(笑)。 X9 でバイアングル液晶が付き、上から下からのライブビュー撮影にどっぷりなので、すかさず交代。これが最後の EOS Kiss となった。現在は R10 がこの位置を引き継いでいる。 ◆海外ではその名称ではなかったが、エントリーモデルと言いながら、結構攻めに出るのが kiss シリーズであった。銀塩時代のその昔、一眼レフよりコンパクトカメラの方が開発費が注ぎ込まれている、 というような話に接した記憶があるが、商売としてはそちらの方が圧倒的に大きいのだろうし、日本のカメラ界を世界の先頭へ躍り出させたのも、ザ・マスプロとでもいうような裾野から中堅の機種達であった。 これからはどうだろう。

2023/2/8(水)
CP+ 前でそろそろ発表ラッシュの頃合いの中、EOS R8 と R50、発表。R8 は RP の後継なんだろうがコマ速が相変わらずケチられて、二代目にして 6D2 に未だ及ばづ。 だったらもう、RPの値下がりを狙って・・・・・いやいやいやいや、EOS R 第一世代の EVF だぞ? それよか α7C みたいなの、待ってたんだがな。 ◆で、R50である。パッと見 Kiss X7 のようで、コロコロと可愛らしいでわないか。寸法的には R10 より若干小さく、Kiss M/M2 と同等、幅は同じと来た。いや Kiss X7 とも殆ど同じでわないか。 今更だが白ボディは 1g重いのだな。今に始まったことではないようだが、Kiss M から塗りが結構厚手な感じだったし、そういうことか・・・・・はさておき、 これで完全に Kiss M2 からの置き換えがなされた格好だが、R10 と R50 との関係は、Kiss X7i と X7、X9i と X9 に相当・・・・・なのだろうがしかし、EOS R 系では今後 Kiss の名を使わないのか、 それとも EOS M 系がクローズするのを待って、Kiss を襲名させるのか・・・・・でも一眼レフとミラーレスで並行したし、ここで名付けないともう、無さそうな・・・・・それともまだ下が控えてるのか。 ◆それよりも、である。RF24-50mm/F4.5-6.3 IS STM、ちょっといい。R5 には似合わない気もするし、45MP に対して光学性能もどうだろうという不安もあるが、 かつて 28mm と 50mm でブラパチしてた身としては、これ 1本で済ます身軽さに、惹かれるのである・・・・・そういえば Silvi F2.8 が、このズーム域だったな。もっと明るかったけど。 でこれ単体で買おうとすると、そこそこするんだろうか・・・・・それに超広角ズームが重いでかいの L玉しか手許にないし、望遠に繋ぐにも 100mm スタートしか持ってないし、タダでは済まない予感(汗)。 ◆そんなことより、小型軽量ラインの RF-S系で、超広角はまだなのか。今回そこに期待していたのだが・・・・・EF-M11-22mm のアレンジならすぐ出せるだろうに、何故出さぬ。 そこさえ揃えば、一息つけるのだがな・・・。

2023/2/4(土)
ISS がかなり良い条件で見えそうだったので、久々にトライしてみる。過去は散々だったが、ミラーレスに乗り換えてからは初めて。RF800mm/F11 に 1.4x エクステンダー、 これを EOS R10 と組み合わせ、ライカ判相当で 1800mm 程・・・・・現状で、これが最長。幸い月が出ていたので、こちらでピントを合わせ、さて、動く光点がやって来た。 なにせ狭い画角である。まずは見当を付けて見えてる方角をスキャンするように振って、見えた、と思ったらすかさずロックオン、どうにか食い付きながら、その間にとにかく切りまくる。 適当な露出が判らず、暫く流れ星のようなコマを量産したが、段々匙加減が見えてきて、離れて行こうとする頃にはどうにか、それと判る姿が収められた。 考えてみれば相手はドピーカンのド順光、なのですよ・・・・・ともあれ、手応えアリ。2x エクステンダー、要るかなどうしよかな。


2023/1/19(木)
CP+ 来場登録・・・・・日時が区切ってあってどこで行くか決めかねる、と思っていたら、全日程終日、で申し込めた・・・・・3回も流れた後にしては、 なかなか強気である・・・・・いや、いつでも中止できる勝手知った余裕か(笑)。ともあれ恒例だった、MM21 から山手辺りにかけての散歩を、そろそろまた。

2023/1/2(月)
ヨドバシ甲府。いつの間にかあった。今冬も絶賛消化中の青春18きっぷで、富士山と岳南電車撮って、ついでに身延線乗って甲府、逆サイの富士山も見て、 さて・・・・・ヨドバシ全店制覇(訪問後の建物移転等は考慮しない)、タイトル奪還。記念に何か買いたいところだが、特に要るものもないので、ガチャやって「そうりゅう」ゲット。 さあ来い、池袋店(笑)。

2023/1/1(日)
初日の出は今年も羽田。初めて元旦を迎える多摩川スカイブリッジ、なのでさぞや人出がと思って 1時間くらい前に現着するも、案外とそうでもなくて肩透かし。これまでの多摩川左岸からでは、 この直線的な河岸のほぼ延長線上に日が昇るために、如何に人垣の頭上を抜くかに腐心したのだったが、橋の上なら横並びで迎えられる。ただ D滑走路の誘導路との位置関係を詰めだすと、 どこでもいいというのでもなくなってくるが・・・。 ◆フルサイズに RF800mm か、APS-C に RF100-500mm か・・・・・どちらも初めての年越しなのだったが、片や RF800mm はDOレンズが逆光に弱いらしく、 片や RF100-500mm は L玉とはいえ沢山の境界面を通過する、共に日の出を撮るには厳しい要素ではあって、つまるところ程度問題の差なのだったが、今回はフルサイズを優先して、 RF800mm の登板。やっぱフレア、出るねえ。来年は RF100-500mm にしておこうか・・・・・てか先に試そうという気はないのか。


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