我が病巣 〜カメラな日々

一番下へ



2023/6/17(土)
出番はやや気長に構えてたハーフND だったが、今日も都合よくドピーカンの夕暮れ。早速投入でナルホド、明暗で 3段稼げるのは、まだ欲しいところもあるがなかなか大きい。 RAW現像でシャドウをどれだけ持ち上げられるか・・・・・今の Lightroom はノイズの処理も強力になったし。

2023/6/16(金)
午後みるみる晴れてきて、近所鉄で折からの課題の夕日絡みを狙ってみたが、方角はともかく、2週ぶりのチャンスでは日没時刻が頃合いを過ぎてしまったようで、日もすっかり高い。 それでもどうにか構図は作れたが如何せん、薄雲もないドピーカンでは光線が強過ぎて、シルエットで抜く構図でないので露出が破綻。こりゃもうハーフND かと、その足で速攻ヨドバシへ。 ハーフND、これまで持ってなかったのだ。で、昔は単純に半分だった気がする境目が、今はグラデーションになっていて、それも傾斜が 2種類・・・・・逆に迷うヤツ(笑)。 円いフィルター枠に入ってるのは、ケンコーしかないのだな。では 77φの・・・・・うへ、結構いいお値段だったが、幸い昨年暮以来のスマホやらタブレットやらで貯め込んだままのポイントがあった。 ここで使わねばどこで使う。

2023/6/11(日)
「川崎の時計店に強盗」なるニュースが。その雑な感じからまず昨今の闇ナントカを思わせたが、それよりそのお店、心当たりが大アリで・・・・・遡ると 2012/3/17 に訪ねていたのだったが、その前から今に至るまで長らく雑貨屋さんという認識で、高級時計を扱ってるとは思いもしなかった・・・・・いや、 かつて営業していた、奥の方のカメラ店で扱っていたっけか・・・・・ともあれ、被害は最小限に、犯人には相応の報いを、と願うばかりである・・・。

2023/6/7(水)
富士フィルムの感剤関係、また大々的に値上げの由。写真フィルムは ”約13%〜約88%”増しという。で結局幾らなんだと直販価格を見ると、RVP50 が ¥4,620・・・・・5本パックではない、 これで 1本よ。ヨドバシでもピッタリ同じ。RVP100 は多少安いが ¥3,630・・・・・いやはや、なかなかエグイことになって来た。カラーネガは ¥2K 未満に収まってるから、このへんは需要の差なのであろう。 ◆思い返すに、`90年代後半頃は逆輸入の RDPII が、10本パックで ¥5K 前後ではなかったか。国内版でもバラで¥700 弱、5本パックや10本パックで ¥600/本 を切っていたろうか。 そこから四半世紀も経てば、という話に通常はなるところだが、このデフレの中である・・・・・尤も、価格据え置きで内容量をこっそり減らすわけにもいかず、需要も先細りの中、 堂々と値上げをする他手立てもないのだが・・・・・解っちゃいるけど、往時の 7倍、8倍となると、ため息しか出ない。軸足は完全にデジながら年に 1本は、とこれまで粘って来たが、もう完全に「意地費」の領域だな。


2023/5/24(水)
おおっ、RF28mm/F2.8STM、パンケーキ! スバラシイ。FL38mm の例外を除けば、EF40mm/F2.8 の登場までキヤノンにはパンケーキ玉が無かった。仕方がないので GNニッコール45mm や テッサー45mm を、 アダプター入れて EOS に着けて凌いでいたのだったが、ようやく登場の EF40mm/F2.8 には無論、飛び付いた。EF-S24mm/F2.8 にも無論、飛び付いた。ああカラースコパー20mm/F3.5 も、あったな。 EOS R 系へ移行した今となっては残念ながら、アダプターの分伸びてパンケーキ感が損なわれてしまったが。ヘキサゴン17mm だけは例外かもしれないが、主力にできる玉ではない。 ◆そんな次第であるので、RF28mm/F2.8 も是非に及ばづ。本当は EF-S にあった 24mm、或いは EF-M にあった 22mm であったなら、EOS R10 に着けてライトでウハウハだったのだが、 ここはひとまず R5 で、いつもの嵩張るズーム以外の逃げ道を確保するとして、R10 用にはやはり RF16mm/F2.8 かと、フツフツと蘇ってくるのもまた悩ましい。 16mm と 28mm なら、換算 26mm と 45mm、かつて好んで持ち歩いた組み合わせに近い。IS の恩恵がないがなんとかなるだろう。いやそれより RF-S の超広角ズーム出しやがれ。 ◆前述の EF40mm/F2.8 と EF-S24mm/F2.8、ここらで御役御免になるだろうか? いやいや 40mm の方は意外と逆光に強いので温存するとして、EF28mm/F2.8IS、これはそろそろよろしいか。 なにげに初代 EF28mm/F2.8 も未だ手許にあり、一眼レフを懐かしむなら、こちらでジーコジーコ言わすこともできる。


2023/4/20(木)
「日経ビジネス」でソニーの中の人のインタビュー記事。今日に至る αの戦略について語ってるようだったが、デジカメ市場がスマホに浸食されつつあった頃に遡り、 土俵を変えようと αへ注力することになった由。スマホにレンズ交換はできないし云々・・・・・お、おう、そこ自明だよな。そもそもコニミノから受け継いだこのシステム、 そこまで忘れてたんかい。 ◆まあでも一眼レフとしてはキヤノンニコンの 2強に食い込めず燻っていたα、トランスルーセントやら何やらと試行してた頃だったか。結局主戦場をミラーレスに移すことになったが、 フルサイズに挑んだα7、スーパードライに喩えてるが、要は弱者の戦略・・・・・読み進むと自分で言ってるな・・・・・ということですな、これまで繰り返し書いたけど。 たしかにあのインパクトはでかかった。スクリーンの見え具合がどうとかいうことを忘れられる、露出が判る、深度が判る、アダプターで遊び放題・・・・・キヤノンが動かないならこっち行こうかと思った程である。 Aシリーズのようなペンタカバー(中身はプリズムでなく EVF だが)形状での保守的な演出も、むしろ本気度のサインであったと・・・・・結構ここで先進性を強調して空振りしたカメラ、あったもんな。 初期のフォーサーズや、古くはベクティスS-1 とか。 ◆問題はこの後である、初期の α7 はまだまだ性能的に未成熟であった由だが、「ミラーレスは大したことない」とキヤノンニコンに油断させたかった、などとのたまう。 これは一種のリップサービスなのか、負け惜しみなのか本音なのか。取りようによっては当時の購買客にも失礼だが、コアな層だから構わないってことなのか。 ◆たしかに、力を付ける前に潰されてはたまらない。恐竜が跋扈した時代の哺乳類のような戦略は、ひとつの有り様ではある。しかしニコンキヤノンも馬鹿ではない。 一眼レフの限界もミラーレスの課題も当然認識していて、研究開発も進めていた筈で、ソニーが多少カマトトぶったところで、手の内などお見通しであったろう。 その上でソニーの出方や市場の推移を見つつ、自社のスケジュールを立ててたハズ。 ◆ブルーオーシャンのうちにパイを確保する戦略のソニーは、事実上 Aマウントを放棄しており選択肢がなかった。既存マウントで十分稼げるキヤノンニコン・・・・・ニコンの方はどうかな・・・・・には、 ソニーを泳がせておいて、既存マウントで手堅く稼ぎつつ、後にパワーゲームに持ち込む余裕があった・・・・・まんま往時のモルモットとマネシタ電器の構図だ(笑)。 事実、キヤノンが超小型 EOS KissX7 を繰り出して、小ささで勝負のミラーレス勢を往なしたのも、次に EF-M マウントを展開したのも、正に強者の戦略であった。 ◆で、プロユースに食い込んで行くところで、新参者としての苦労話になっていくようだが本の宣伝かーい。おおよそ察しが付くから読まないと思うが、あれかね、いつからかメディアの報道で、 システムカメラのうちミラーレスが別枠扱いで、「ミラーレスで 1位!」みたいに言わせたり、一眼レフがさも旧式であるかのような喧伝など、このへん、ソニーが仕掛けたとかそういう話?(笑)  かつて営業部隊に胸ポケを大きくしたシャツを着させ、本当はギリ入らなかった「ポケッタブルラジオ」を売り込んだソニーである。それくらいあっても不思議ではない。

2023/4/9(日)
翌日帰港を控えた「しらせ」がシーパラ沖に錨泊しているところを、西日でぱちり、興が乗ったので日没の自衛艦旗降下から夜景モードへ・・・・・RF800mm ったら三脚座が小さいものだから、 ブレてブレてしょうがない。あ、と思って先幕電子シャッターなら・・・・・まだ駄目か、フルの電子シャッター・・・・・をををを全く何も起こらない。スバラシイ・・・・・って当り前だ。 そっかぁ・・・・・先週別件でブレブレだったんだよなあ、なんで気付かなかったんだろ。ミラーアップ標準のようなミラーレス、と思ってあまり振動は考えてなかったが、 とはいえシビアな状況ではシャッター羽根の分でも、効いてくるのだよ・・・・・前は手で遮光して振動が落ち着くのを待ってたもんな。 たーだ R5の場合、0.5秒以上は開けられないらしく、ダイヤルをグリグリ回して慌ててしまったが、尤もこの場合相手は水に浮いてて動揺するので、あまり長く出来なかったりはする。

2023/4/1(土)
R5 に RF14-35mm を着けたら、ファインダーが真っ暗。おっとキャップ取らねば、ってもう取ってるよ。強制ライブビューにでもなったかとも思ったがそんなわけもなく、 半押しでピントも動かないし、MF に切り替えてもピントリングに付いて来ない。レンズからは微かに、みー、と音が聞こえる・・・・・モーターが回らないのか?  バッグに押し込んで変な負荷がかかったんだろうか、シグマ玉で前にやったことがあるが・・・。 ◆と。「Err 60 レンズエラーを検知しました。自動的にシャットダウンします。」・・・・・えっ? 電源を入れ直す、「Err 60」、一旦電池抜いてみる、「Err 60」・・・・・ええええええ。 まだ保証内だよな、参ったな、今使いたいんだが・・・・・諦めきれず、エラーが出る前にレンズの脱着をしてみたら、奏功したか偶然か、復活。ふう・・・。 保証内で再発したら速攻で整備に出そうと思うが、廉価版の RF15-30mm を買い足す程ではなし、RF-S の超広角ズームが出てくれれば、バックアップ体制が取れるんだがな。


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