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古い方(jeton)は、六月いっぱいでおしまいになります。

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このシリーズ記事は、私Rjがあのおそろしい3Dゲーム unrealUnreal Tournament をやってみて思ったことなどを書いたのが由来です。今回は、PowerMac G3(B/W)の話の続き、電脳関係の新着情報、アニメ日記、その他です。(2002.06.20)

  1. よせみてのこと
  2. こんぴーた
  3. あみめにっき
  4. 現状・・・

その百二十一

1.よせみてのこと

前回記事「よせみてがきた」の続きです。

HG3-G3500

メルコのG3/500MHz ZIFカード「HG3-G3500」を知り合いのひとに安く譲っていただきました。確か以前Zap2さんやらWAOさんやら本谷さんなんかが入手なさってたのと同じやつだと思います。1999年暮れ頃に発売され、だいたいみなさん2000年に買ってらっしゃいます。「いまさらどうすんだよそんなもん手に入れて?」なんて言うのは、きんし。

めも

さて早速装着。よせ純正のヒートシンクについてた黒いシートみたいなのをがりがり剥がしてから、HG3-G3500に付属の放熱用シートみたいなのを噛ませ、標準の500MHzで起動してみたところ、無事起動しました。OS XでもそのままでOK、OS 9でUnreal等を長時間回し続けてもだいじょぶのようです。GAUGE PRO(Newer)でTAU温度を見てみると、idle時で約30℃、RC5クラック(dnetc)等での高負荷時には50℃くらいまで上がります。前の持ち主によると、うまく冷やせばそんなに上がることはなかったそうなので、ややぃゃん。まあ、フリーズしたりはしないからいいと言えばいいのですが、これから夏場なのでちょっと考えようかと思ってます。どうも、付属の放熱用シートみたいなのの放熱効率があんまりよくないみたいです。

追記。その後、放熱シートの真ん中をダイのところだけ四角くくくりぬいて、そこにしるこぐりすを塗ってみました。ついでに550MHzに上げてみたら、温度はくりぬく前の500MHz駆動時と同じくらいに落ち着きました。只今高負荷テストちう。OS Xのインストールはまだ試してみてません。(ちなみに、600MHzでは起動しませんでした。)

もっと追記。RC5クラックやUT等の回し続けでは問題出なかったので、OS Xのフルインストールもやってみました。予想通り、途中でコケました。が、「一時停止」ボタンを押して休ませながらやったら最後まで行けました。10.1.5までOKです。

この製品にはdipスイッチが四つ並んでまして、それでCPUの駆動速度を変えられます。母盤クロックの何倍で動かすか、ってやつ。自分で試したりなんだりして得た情報は以下。

dipスイッチの設定
1234倍率
onoffoffoff4.5
offonoffoff5.0
offononoff5.5
offoffonoff6.0
onoffonoff6.5

これと、当然So!の2000.03.17記事:

......添付のマニュアルによると、スイッチ1〜4までの設定は、5.0倍(Yosemite)の時「OFF/ON/OFF/OFF」、7.5倍(Gossamer)の時「ON/ON/ON/OFF」、ですからスイッチ1〜4が、それぞれPLL CFG 0〜3に対応しており、スイッチONのときPLL CFG=0, スイッチOFFの時PLL CFG=1になるものと予想されます。

PLL CFGの設定の詳細は、IBMのPowerPC 740/750 dd3.1のDatasheets(直にpdf fileです)で確認してください。p.36です。

と、「750p_ds_2_0.pdf」 p.36の情報(下表)を合わせると・・・

IBMの資料「750p_ds_2_0.pdf」 p.36より
bindecProcessor to Bus
Frequency Ratio (r)
00000Rsv
000117.5x
001027x
00113PLL Bypass
01004Rsv
010156.5x
0110610x
011174.5x
100083x
100195.5x
1010104x
1011115x
1100128x
1101136x
1110143.5x
111115Off

・・・Zap2さんのおっしゃるように、単純にbinary欄の数字とon=0/off=1で対応してるみたいですね。(IBMの資料は更新されています。 → 740750Ldd32_datasheet_v1_1.pdf, p.38)

血の迷い

このZIFモヂュールって、私がメインで使ってる7300+MACh Carrierにも刺さるんですよね。現在、FSB 54MHzx8の432MHzでmotorolaのアルミ750を使ってるんですが、刺し換えてx10にするだけでG3/540MHzの7300が出来上がるような気が。

よせみてを入手後も主環境を7300に留めているのには、いくつか理由があります。

  1. 移行がめんどくさい。めんどくさい。さい。
  2. OS Xはまだよくわからないので、主環境はOS 9以下で行きたい。しかし、よせみてをメインにしてしまうと、OS Xを気軽に試せる環境が遠のく。(7300に無理矢理OS Xを入れて使うという手も無きにしもあらずですが、いろいろ問題が多そうなので今んとこ却下。)
  3. Number Nine Revolution IVの色を失いたくない。(よせみてのOS Xでも起動は可能だけど、加速が効かない。OS 9だと折角そこにある66MHz PCIスロットが使えない。)
  4. よせみて(OS X)でPowerDomain 29160N(+10,000rpm級のドライブ)をがしがし使うにはまだ不安が残る。
  5. 英数キーのでかすぎる鍵盤とUnreal/UTで泣きを見る丸マウスに問題あり。
  6. しちめんちょう

1と2は深刻です。3もわりと重要です。4はATAホストアダプタカードに換えて妥協する/5は何か買ってくる、で回避できますが・・・

つまり、鞭を入れた7300と較べて、よせみて(G3/550MHz)は「ぅおおおっ!」とびびる程には速くないかもしれないらしい、という感じでしょうか。すると最適解はこうなります:「7300に500MHz ZIFを刺して主環境にする。」・・・あなおそろしや。

でも、350MHzだったよせみてで何も考えずに取ったVoodoo5のベンチとか、あっさりどばどば増やせるRAMの総量なんかを思うと、今更この老体7300にこれ以上の何かを与えてもなぁ、という気もして、結局何も出来ずにいるわけなんです。

うーん

・・・マック内藤さんにおこらりるだろうか。

アタマを冷やせ

私がHG3-G3500を入手して間も無く、見透かされたようにOLIOに冷却ファン付きヒートシンク(或いはヒートシンク付き冷却ファン)「PowerMacG3 ZIFソケット専用CPUクーラー AFH-50520 for PowerMac G3」ってぇのが出てまして、ちうもん。(ついでにメモリも買い足し。)

届いたので付けてみました。idle時の約30℃ってのは変わらず(室温25℃前後です)/RC5クラック時で50℃前後だったのが38℃/UT dedicated server稼働時には50℃超えてたのが42℃で落ち着くようになりました。約10℃すぢしくなった、と見てよいでしょう。

まあ、別にこのファンじゃなくてもいいんでしょうけど、取り敢えず満足ということで。初回分は完売、次回入荷は2002.06.22だそうです。

(2002.06.09-2002.06.16)

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2.こんぴーた

web関連の話題やMacの新着ソフトウェア/ハードウェア情報など。

(2002.05.19-2002.06.19)

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3.あみめにっき

(2002.05.21-2002.06.20)

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4.現状・・・

(以上2002.05.19-2002.06.20)

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おまけのりんく



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