9.禁断の悪魔合体
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禁断の地にここまで足を踏み込んだ以上、既に避けては通れない道。それが、悪魔合体である。
悪魔合体の原理については、何らかの理由によりこれを説明することが避けられてきた気配があり、その詳細は公にされていない。しかし、ここでは筆者独自の解釈により、悪魔合体の原理を解き明かすこととした。
デジタル・デビルと呼ばれる悪魔は、その存在そのものがデータ化されているわけではなく、その召喚の儀式手順をコンピュータ上でシミュレートするための情報がデータとして蓄えられているものであるということについては別項においても説明してあるが、実は悪魔合体とは、こうしたデジタル・デビルの特徴を利用したものとも言えるのである。
デジタル・デビルの召喚データは、悪魔と仲魔契約を交わすことによって、契約者の所有するコンピューターの中にインストールされる。
この召喚データは、ある種のフォーマットに則って記述されており、部分的には共通の情報を含んでいる。また、人間の力では複写不可能な情報を含んでおり、契約を交わした本人のコンピューターでしか使用できないが、特殊なエディター(データを編集するツール)を用いることにより、内容を編集することは可能である。
こうした特徴を生かして、異種の悪魔の召喚データを編集し、元の悪魔とは別種の悪魔と仲魔契約を交わした上、さらにその召喚を実現するというのが、悪魔合体の真の姿(*1)なのである。
またこうした特徴から、悪魔合体はハイテク悪魔使いの特権ということもできる。
ここでは、SFCの3作品や基本システムを参考に、当方で独自に編み出した合体表を掲げることとする。
現状、ダーク悪魔を含む合体や精霊を含む3身合体などについては特に明記していないが、これらについてはSFC版の合体法則を比較的容易に取り入れることが可能であると思われる。
また、剣合体などについても、各預言者の好みに応じてSFC版のいずれかから取り入れればよかろうと考えている。
(*1)文章の表現上「真の姿」と大きなことを言っていますが、これはあくまで筆者独自の解釈であり、いわゆるハウスルールになりますので、適用されるかどうかは読者諸氏のご判断にお任せします。
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