ギミック

1)ギミックとは？

　ギミックとは、欠損した肉体を補うために作られた人工器官です。つまり、一種のサイボーグなのです。
　日修羅人たちは、必ず身体の一部(四肢、あるいは感覚器官等)が欠損した状態で誕生します(そのため、必然的にチャクラの一部も失われています)。それを補うために作られたのが「ギミック」です。もちろん、戦闘による負傷などで欠損した肉体を補うために装着することもできますが、手に入れるためには日修羅人、それもギミックに精通した人物に出会い、作ってもらう他ありません。

2)ギミックの種類

　原作におけるギミックは、機械式のものとバイオギミックとに大別されていますが、「摩陀羅ＲＰＧ」におけるギミックは、以下の5種類に分類されます。

通常ギミック
身体の欠損を補うためだけに装着するギミック。特殊効果などは一切なし。四肢や感覚器のギミックについては入手は比較的容易で、「ギミック製作」の技能を持つ日修羅人を見つけて相応の代価(金銭または依頼をこなす等)を支払えば入手可能。
強化ギミック
見かけ上は通常ギミックと変わらないが、身につけることによって1～数種の「特徴2」を得られる。ただし、特定の特徴について、+1が限度。通常ギミックに比べ、入手はやや困難(より高い「ギミック製作」の技能レベルと、より高い代価が必要)。
バトルギミック／仕込み武器型
通常または強化ギミックの中に近接武器を内蔵する、戦闘用のギミック。これを用いて戦闘を行なう場合、「近接武器戦闘」の戦闘能力を用いる。入手難度は強化ギミックと同程度。
バトルギミック／射出型
原則として腕のギミックで、拳または指を射出して敵を攻撃する戦闘用のギミック。これを用いて戦闘するには、「バトルギミック戦闘」の戦闘能力が必要となる。拳を飛ばす攻撃に限り、素手戦闘と同様に「掌妙勁」を乗せることができる。また、近接武器を持った拳を飛ばす場合には武器の攻撃修正を適用できる。入手難度は極めて高く、代価は想像を絶する。
珠心玉
肉体の欠損によって失われたチャクラを補う、ギミックの中でも最も特殊なギミック。珠心玉が持ち得るチャクラの上限は、珠心玉の性能によって決まり、キャラクターの成長によって増加することはない。入手はバトルギミック／射出型と同様、極めて困難。

3)ギミックとチャクラの関係

　人工部品であるギミック、特に戦闘用のギミックは強力です。それより何より、カッコイイ感じがしますよね。「ギミック」というサイバーな響きに惹かれる人もいるでしょう。しかし、いいことばかりではありません。
　ギミックを動かす原動力は、それを身につける人間のチャクラなのです。しかも、強力なギミックであればあるほど、それを動かすにはより大きなチャクラの力を必要とするのです。
　ギミックを装着したキャラクターは、その性能に応じて、保持できるチャクラ・ポイントの上限に一定のマイナス修正を受けることになります。これは、チャクラ・レベルを成長させることができない、という意味ではありません。ギミックを動かすためにチャクラを占有されており、他に回す余裕がない、という意味です。

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