ボーイスカウト
ボーイスカウトの仲間を募集しています
3つのちかい、2つの制度、1つの目的
〜ボーイスカウトの目的と方法〜
1つの目的
ボーイスカウトの目的は、”少年たちがよい社会人となり、幸福な人生をおくること”と創設者BPも本に書いてあります。
幸福な人生となるために、ボーイスカウトではいろいろな活動を通して、人格と健康と技能と奉仕の心を養いよき社会人と育っていくのです。
2つの制度
ボーイスカウトの教育方法として次の2つの制度があります。(後に出てくる”ちかいとおきて”を含めて3大制度ともいいます)
進歩制度(バッジシステム)
子供達の遊び心をどんどん大きくしていくと、冒険へ挑戦したくなります。簡単な遊びのあいだは技能も知識も必要ではありません。しかし冒険へ挑戦するには、様々な技能や知識が必要になってきます。でも技能や知識を修得するのは大変です。
スカウト活動では、バッジシステムによって目の前にあるレベルの課題が見えることにより、その課題をクリアーしようとします。そして課題をクリアーするには、技能や知識の習得が必要ですが、課題を終えたとき、その技能や知識は自分の物になっているのです。
班制度(グループワーク)
遊びや冒険はひとりでもできますが、スカウト活動では同年代でグループを作り活動をします。それは一人や違う年代との活動では得ることができない、「責任感」と「リーダーシップ」を学ぶためなのです。
グループの一員として、自分の力を見極め、グループの一部として自分でできることをする。自分の分担を持つことによって、一人ではできないことがグループでは可能なこと、そのとき自分の分担を責任もってやらなくてはいけないことを学ぶことができます。
また、グループのリーダーも同年代のなから選びます。
グループの中でリーダーと認められるためには、公正であり、技能と知識に優れ、責任感を持ち、グループの進路を決める決断力が要求されます。
グループの中でリーダーとなった時には、グループの一員だったときよりいっそうの努力を行い、グループ全体を見る広い視野を持つことになるでしょう。
こうしてリーダーシップが育っていくのです。
グループワークの中でしか育てることができない「責任感」と「リーダーシップ」は必ず自分への大きな資産となるはずです。
ちかいとおきての実践
ちかいとおきてはすべて「私は〜します」「スカウトは〜です」と自発的な言葉として書かれています。
これは大人に押しつけられて、大人から見たいい子になるのではなく、自分はちかいとおきてで言ったような人間になれるように努力するという意味が含まれています。
ちかいとおきてに書かれている内容は、別に言われなくても普段からしていることです。
でも、それを、誰かに言われるからやるのではなく、自分の言葉で言う事が大切なのです。
そして、ちかいとおきてで言った内容を日々の生活で努力するとで自分で見て、自分で考え、自分で行える人間に成長していくことができるのです。
ちかいとおきて
私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます。
1.神(仏)と国とに誠をつくしおきてを守ります。
1.いつも、他の人々をたすけます。
1.からだを強くし、心すこやかに、得をやしないます。
1.スカウトは誠実である
2.スカウトは友情にあつい
3.スカウトは礼儀正しい
4.スカウトは親切である
5.スカウトは快活である
6.スカウトは質素である
7.スカウトは勇敢である
8.スカウトは感謝の心を持つ
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