1998

「プリ」

80分2部構成
初演:東京公演 1998年3月 世田谷パブリックシアター




初演:1998.3.25 世田谷パブリックシアター

演出・テキスト:池宮中夫
振付:池宮中夫/熊谷乃理子
出演:野和田恵理花/岡庭秀之/近藤良平/神林和雄/川野眞子/オクダサトシ
   廣田あつ子/落合一修/佐藤昌枝/佐藤信光/ 玉木美帆/小山史野/丸山武彦
   熊谷乃理子/ 池宮中夫

音響:市来邦比古
証明:斉藤茂男
舞台監督:三津久
舞台監督補佐:吉村俊弘
演出補佐:上野昌子
衣装制作:若林欣子
写真:大洞博靖
宣伝美術:芹沢ケージ
宣伝写真:箕田圭介
設置設計協力:落合政勝
協力:田川伸一/黒田隆行/青木剛/西脇匡子/加藤桃子/伊集院容子/倉股祐美
制作:Nomade~s笹島陽子
共催:世田谷パブリックシアター
協賛:(株)FIVE ONE
後援:芸術文化振興基金助成事業/ [社]企業メセナ協議会認定




「プリ」とは、未だかつて
出力されたことのなかった「リアル」が
生み落とされる瞬間の摩擦と抵抗を教える
「フィギュアとしてのサウンド」であります。
見えないダンスによって刻まれる
新しいからだのコトバであります。


万物は万物それぞれがほかの万物のアダプターであります。
人間しかりです。人間における入力とは「きずつく」ことであり「きがつく」ことであります。「なぐられる」ことであり「もうまくがやけつく」ことであり「こまくがやぶれる」ことであります。そしてそれらは「ワリにあわない」モノと「交換」され出力される仕組みになっています。人間はその「汲み尽くし得ない」量をカラダの中に溜めつづけています。ごくまれに出力される、その蓄積物は「誰かを、あるいは自分を殺す」というカタチに交換されます。仮に「我々はイキイキと生きたいのだ」ということを信じるのならば、それらは「正しく」出力されなければなりません。
そしてそれに限りなく接近できる言語が「ダンス」であります。
新作「プリ」であります。
Nomade~sはそのウンコで新しい地図を描きます。アナタが愛されたいと願う「自然」は「アナタに無関心」であることを知る。 キーワードはShovel・NE・Post Production・Dish・Cool・Print Club・黄色い時間・背中の言葉・逃走するウンコ・あぁめでたし・つみあがる根・アンチをモチベーチョンとしない「偶像破壊」・ほらあなとトンネル・表情が誘うもう一人の自分・体内時計・流れていた風景が襲いかかる急ブレーキに耐えられるカラダ・< 真昼の校庭に投影できる強度を持つ夢・毒入りウンコ・誰かを、あるいは自分を殺す前に。




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