Rj's SkaaRj Page_96


この頁では、私Rjがあのおそろしい3Dゲーム unrealUnreal Tournament をやってみて思ったことなどを書きます。今回は、web利用に関するアンケートの中間報告その二、見たunrealisticな夢、らくがき三作の新着案内その他どろどろです。(2001.06.02)

  1. web利用形態に関するあんけーと - 中間報告その二
  2. 謎夢
  3. 二次元主義
  4. 現状・・・

その九十六

1.web利用形態に関するあんけーと - 中間報告その二

SkaaRjあんけーと/その二(web利用形態に関するあんけーと)」、各所で告知してもらったお陰で、最初の五日間で(上方修正した目標の)「100」を超えるご協力を頂いております。(2001.05.22深夜現在で「124」です。告知/協力下さったみなさま、ありがとうございます。)引き続き回答受け付けちうですが、ここでは前回に続いて現段階での簡単な報告を。

#アンケートは五月いっぱいで締め切り、結果をちゃんとした記事としてまとめるよていです。

分布

まずはこれまでの分を邪道な形式の表にしてみましたのでご覧ください。

SkaaRj_enquete2 - an interim report 2
項目
0%20%40%60%80%
OS
Mac OS Classic/73%OS X/16%win.
回線
ISDN/36%XDSL,Cable TV/33%56k/19%LAN.
WUA
Netscape/31%iCab/16%M5/14%Oその他/31%
窓幅
800/49%640/29%1000/19%.
窓状態
非全画面/86%全画面
窓数
たくさん/83%一枚/17%
枠使用
出来ればやめて/69%むしろ好き/31%
CSS
有効/79%無効/21%

(#生データはsourceにあります。)

印象

前回(2001.05.19までの結果)と傾向はさほど変わってません。最終的にもこんな感じに落ち着くと思われます。

ご意見紹介

頂いたご意見等を紹介します。(偏らないよう、取捨選択してません。内容は一部省略させていただいてます。)

itadaita goiken and Rj's comments 2
いただいたごいけんRjのこめんと
ウインドウズでは全画面表示で使っている。JEFFさんも2001.05.20記事でそうおっしゃてましたっけ。ブラウザだけでなく、OSの操作性の違いもあるのかや?
フレームについては実はそれほど気にしていないのだけど、横スクロールを招きがちなのとフレーム内の移動はブラウザの履歴に残らない(backボタンでは移動できるけど)事が「いやん」です。横スクロール棒はデザインにも依りそうですが、履歴の方はブラウザの仕様変更で解決可能なのでしょうか?
サイト構築は現在一般的な最低の環境でみても横スクロールが出ないようにして欲しいです。今だと800x600くらいの画面解像度が最低だろうから、全画面表示にするとして横幅を750程度までに抑えるとか。特に企業サイトは(笑)対象を限定すべきでないサイトの運営者にこそ考えて欲しいですね、閲覧者は様々な環境を持っているという点をよおく。
会社からの接続環境...たまに自分のサイトを見ますけど。。ただでさえかっちょ悪いのが更に変にみえるのは何故なんでしょうね@窓機NetScapeフォントのせいもあるかもしれません。
現在PM9600にATI VR128を搭載して、19インチモニターでよくWebサーフィンしてます。実家の下にはISDN回線があるのですが、接続コードが短く、2階の私の部屋では、未だに33.6kbpsのモデムです。ただ、表示速度は一階でWinでみる64kとほとんど変わらない感覚があるのですが、それは単なる気のせいでしょうか??MacではiCabを使ってるとのことですが、winでは何でしょうか。回線の太さだけでなく、ブラウザやその設定等によっても表示速度の体感は大きく変わります。また、経由する回線/サーバが混んでいる場合、手元の回線以外がボトルネックになることもあります。(よって、気のせいではないかも。)
テーブル使ってレイアウトを構築すると、確か、構成がちゃんと決まるまでなんにも出ないんじゃなかったけか。低速回線使っているせいか、読み込み中でも読み込んだ分だけとっとと表示してくれた方がうれしい。複雑で長大なレイアウトをテーブルでやると大変なことになりますね。ただ、フレームを使うと読み込むファイル数が増えて、その分接続要請/応答待ちの時間が掛かります。CSSで美しく決めれば万事OKなのやもしれませんけど・・・最も下を見た現実的な結論は、「凝ったレイアウトを諦める」でしょうか。。。
おウチの環境では...800x600の画面なのでブラウザはフル画面表示、それで困らないのか、と言われると、結局それほど熱心にWeb閲覧しているわけでもない、ということになるのだろうけど。
会社の環境では回線は専用線、画面は1600x1200。さすがにこの画面の大きさだとフル表示というわけではなくて600〜800幅のウィンドウを表示している。この場合ウィンドウは縦長にしてある。
Oyajiさんも2001.05.21記事で触れていたように、閲覧環境によって使い方が変わることも少なくないのやもしれません。私もSE/30で見るなら恐らく全画面表示にすると思います。(それでも512x384)
専用線は、さすがに速いので、トップページにフラッシュの貼ってあるのとかでも(最近ありがち)どんとこいって感じだが、やっぱりそういう構成は基本的には良くないよね。同じように、トップページを読んだら、いきなりJAVAが起動するのとか、音楽が鳴り出すのとかも滅。でも、こういうの文化の差っていうか、あるところではこういうテキスト中心の作りが当たり前だと言われているところもあればフラッシュとかのいわゆる「クールなサイト」がありがたがられている様な傾向も見られたりとか。対象をどう想定するかにも依ると思います、どういう方向でデザインすべきかは。対象をなるべく限定したくない場合、「細い/狭い」環境へも配慮すべきではないかと個人的には思っております。
は〜。はやくADSLにしたいのう。まったくです。Cableでもいい、逞しく太くなって欲しい・・・
iMacを使っていたときは、ウインドウ幅は640位でした。今はディスプレイが17インチ(かつ解像度も1024X768)になったので、800位にしてます。要は「右側に並べたアイコンが見えるくらい」の幅という事です。ある程度の大きさが無いと辛いサイトが多い、ということもありましょうか。私は832x624の時代から今の1152x870まで一貫して640前後のウインドウ幅を保っております。変わったのは、一度に開くウインドウの数。
フレームは嫌いじゃないですが、外部リンクが_topや_blankで開かないで、フレームの中に開く場合は嫌いです(笑)それは下手すると「著作権の侵害だ!」って文句言われそうな形ですね。。。私は殆どの場合手動で別ウインドウに開くようにしてます。ナビゲーション用のちいさいフレーム部分を別ウインドウに開くことも少なくありません。そこで画像読み込みボタンを押して、やっと目的の場所を探せるという・・・気分は滅です。
ADSL導入以降画像を読込まないと機能しないリンクスイッチを多用している企業ページへのアクセスがあまり不快で無くなった。最近思うのですが、私は回線を太くしても多分画像offで行きます。今まで読み込みの為に待たされていた時間が短くなるのが嬉しそうなのと、GIFアニメちかちかバナーべたべた攻撃等が不快だから、という理由で。
iCabはいつ完成するのでしょう?表示できなくて、仕方なくIEやネスケを立ち上げる生活から解放される日は来るのでしょうか?Alexさんたちを応援してあげてください。ただ、表示すら出来ない頁ってのは恐らく「そっちが悪い」ことが多いです。サイトの作り手の意識改革/技術水準向上にも期待したいところ。
特定の閲覧環境を狙い撃ちしたページが結構あります。しかもそうしなければならない理由がないのに、です。情報の取得をわざわざ困難にする(リンクを辿りにくい、意味を把握しにくいレイアウト、読み込みに時間が掛かる、等)ことに血道をあげる前にやるべきことは多いのにね。デザインの意味を「はったり」と思われるのはかないません。「デザイン」というのは本当に難しいと思います。個人サイトなら自分の趣味を「見た目」で表現するだけでもいいのでしょうが、一方的な発信で終わらせたくない場合はいろいろ考えるべきことがあると思ってます。私も少しは精進せねば。。。
ウェブページのことを「ホームページ」と称したり、「無断リンク禁止」と断っているサイトは最近気にしなくなりました。ヒューレット・パッカードさんごめんなさいってのは置いといて、「無断リンク」を禁止すれば自分のところは安全だと思っている人がいたら「ゆだん禁止」と言いたいです。主張するのは自由ですが、効力は希薄。
いわゆる「いぬリンク系」サイトは、比較的閲覧者にやさしい作りになっているように思われます。ただ、それによって表現の幅が狭まっているような気もまたしております。そんな気もします。が、幅広い閲覧環境を想定しても出来ることは沢山あるのではないかと思います。「いぬリンク」に載ったからといって「そこで多数派的な」デザインを選択するよう強制されたりしてるわけでもないですから・・・気になるのは作成者の「横並び意識」?でも、見る立場で「優れたデザイン」と感じ、自分で作る際に真似してみようと思うのはよいことやもしれませんよね。
全てのブラウザに言えることだけど、フォント選択の自由度が低すぎな気がします。フォントパッチン並みの機能が標準で欲しい...。フォントパッチンを使ったことないのでわかりませんが、全部へた字で見てる私には「豚に小判」かも。。。
(フレームに関して)優れたデザインと実用性を両立させたサイトも存在しますし、一概に悪者ではないでしょう。しかし、(いぬリンク等)アンテナの更新取得の関係からそのフレームをはずすケースが多いのは少し残念に思います。また、更新形態に関しても似たようなサイトが増えているような。その結果、検索サイトから来ても当該記事は過去ログへ流れてしまっているなんて事が頻発します。フレームは悪だ、とは私も思いませんが、それが機能的に「不便/不要」だった場合に閲覧者はフレーム内部を直接開くようになったりするのやもしれません。過去ログに流れる件は、最近では運営者がサイト内検索機能の設置など補助手段を講じたりして対応してるのが見られますけど・・・確かに「日記形式」には利益/不利益あると思います。運営者の意向次第、といったところでしょうか。
本文フォント 14pt、最小フォントサイズは12ptにしています(強い乱視+Pismo使用のため)。画素数?が上がっても情報量が増えない (^-^;)背景色は生成り色に固定して、背景画像、プラグイン類も普段は切っています。私も相当近視/乱視が強いので、Pismo級の画面だとそうなるかもしれません。「頁指定の色を無視」、実は私も考えないことないです。今んとこ、どお頑張っても読めない配色のところではselect allしたりtextとして保存してeditorで読んだり、という手間を踏んでおりますが。。。
webブラウザに関しては、iCab の素晴らしさは認めつつも開発の遅れはいかんともしがたい所です。iCab が普及すれば、わざわざ引用元を別に明示する必要がなくなるのに(cite属性で引用元を明示しておけば、その頁に行けますもの)私はCSSオフのiCabで巡回することが実は一番多いです。BLOCKQUOTE等のcite属性は有用ですね。でも、IE5.0等それに対応していない古典的なブラウザもあるので、現状では作り手としてそれを十分に活用しにくい状態。ブラウザを作ってるひとたちには、CSSだのなんだのと言う前にHTML 4への対応をしっかりして欲しいところです。
使用マシンが今だにPPC604eなんで、色々ゴテゴテやられたりJAVAやJAVAScriptを使われると流石に辛い。それで普段はブラウザのJAVAは切っています。私はPM7300にG3カードを刺してますが、それでも表示される情報量に対して読み込み/表示にかかる時間が異様に長いサイトは苦痛です。
基本的には、Javaはもちろん、Java Script, Image 統べてOFFで、必要に応じてONにしてます。いろいろやり過ぎてブラウザの調子をおかしくしてしまうようなサイトも時々ありますよね。サイトを作る側が多様な閲覧者環境を想定した場合、問題を減らすには「仕立てを簡素に」するのが近道だと思います。来てくれた人を「楽しませよう」と思っていろいろやってても、それが原因で逆に閲覧者を「蹴散らす」ことになってしまうようなサイト構築は本末転倒と思います。
webマスターのなかには閲覧できればいいでしょ、という方もいらっしゃいます。確かにそうなのですが、あくまでもそれはその人の環境で閲覧可能なだけかも知れませんよという認識が非常に低いと思われます。...いわゆるオーサリングソフトと呼ばれるものが出来るだけ綺麗なHTMLを記述し、かつユーザーは全くそれを意識などしなくても良いという状況が早く訪れる事を切望しております。...発信したい情報を余計な事(環境による見え方の違いとか)を考えずに、ストレスなく構築出来る、そのようになればと考えます。うい。情報共有の為の「共通の言語」として発育ちうのHTMLを大事にしていきたいと私も思ってます。「オーサリングソフト」の類も以前に較べれば大分よくなってきていると思いますが(想像)、サイトの作り手のひとにはHTMLってものにも多少興味を持ってもらえたらいいな、と現状では思います。
しかしまにやっくなあんけーとですな;-)にはは。(これでも前のよりは一般的です。)
訂正/確認しようとブラウザの戻るボタンで戻ったら内容すべてクリヤされていて白くなった。すいません、次回から確認画面無しにします。
こういったアンケートはがんがんやってください。ストレス発散出来ます。やっぱり日頃から不便を感じてることって結構あるんですよね。。。
100ワールドから飛んできました(主旨がわからぬまま)web閲覧者の環境の実態を知って、利用しやすいサイト構築の目安を探ろうってことです。
このアンケート結果をぜひとも公開して、情報を共有させてください。まとめる前に私が行き倒れなければそうします。お楽しみに☆(五月いっぱいで締め切って、六月上旬には公開するよていです。)
結局何を見たいのか「Rjがこのアンケートで」ということでしょうか?とすれば、見たいのは皆さんの「web閲覧時の主な環境と利用形態」及び「web閲覧全般に関するご意見」です。回答者が偏りそうなのは前提、質問項目もこれで十分とは思ってませんが、アクセスログ解析等では見えない「ナマの声」が見えて興味深いです。

#沢山のご意見、ありがとうございます。m(_   _)m

おまけ
みかけたごいけんRjのこめんと
ある目的を達するのに最適な一本道が提供されているのがもっともスマートで、そういうのにあたしは機能美を感じます。代替案はさりげなく滑り込ませるか、普段は使わなくて済むように。加えてどんな状態からでも目的へのパスの見通しが立つこと、自分の居場所がわかること。そういうシステムがすきかなー。Nihondoさん@Desire for Wealth(aka Yosemite日記)の2001.05.23記事より引用。含蓄のあるお言葉です。

(2001.05.23)


2.謎夢

ここまでの経過、略。

Monster Huntの追加マップ。序盤〜中盤はそれほどの難もなくずんずん進み、ついに最終局面(と思われる場面)へ。ラスボスらしきひとは、「尻尾の無いSkaarj的な神を象ったと思われる巨大な偶像」でした。身の丈はTitanさん級ですが、偶像なので動きが不自然です。手足や顔を動かすことは無く、何故かこちらに対して常に身体の右側を向けて、その肝臓の辺りから時折思い出したように「Stingerの弾」をprimary的に散らしてきます。2ndaryが一回に消費するtarydiumをprimary的な方式で発射し、その命中精度はやや低い、といった状態です。発射角の散らばりは、MiniGunの2ndaryより大きくStingerの2ndaryよりは小さい/Flakの2ndaryに近い感じでしょうか。

こちらの武器/弾薬がかなり希薄な面で、StingerとFlakが一応あるのですがFlakは弾が少なく実質上「使えない」状態です。周囲にはStingerのammoが多少散らばってるだけなので、それでちまちまと挑むことにしました。Med.Box(Health Pack:+20体力の白いやつ)もHealth Vialもありません。この面の最終となるであろうその戦闘場は、さほど天井の高くない、正方形をした薄暗い空間で、下に少しばかり水が溜まっています。周囲にはいくつかのそこへ繋がる空間/通路がありますが、段差や天井の高さの関係でそのラスボスは正方形空間から出られないようです。向こう側には、空の見える上への通路が見えていました。(見慣れぬ壁紙やその驚異的なポリゴン数等、もっと詳しく描写したいところですが、長くなるので略します。これまでにUnreal/UTの純正や追加面で見たどれをも短絡的には想起させぬ独自の空間です。)そこでの「彼」の動きは非常に特徴的で、言うなれば「将棋の飛車」のように移動します。きっちりと縦もしくは横の方向に、「すぅっ」と任意の距離を滑るように動きます。わき腹から弾を発射することが出来るのは、静止時に限られているようです。

しかし、その「彼」には特殊な呪術的能力があるらしく、やられた味方BOTさん(同行していたのは、Kosakさん/Ciliaさん/CaliさんそしてUT demoのArtemisさん)が蘇生後追い付いてくると、それまで確かに'red'のteam colorを持ってたはずなのに'none'になってます。しかも、武器を持たない状態(コマンド入力行に'killall weapon'と入力したのと同じ)を強いられてるだけでなく、Marathonで言う'hostile/friendly'属性が無いような(誰に対しても「敵/味方」という認識を持たない)状態になってます。しばらく闘ううちに、私は独りでその巨大な偶像と対するようになりました。のぞむところだ。少しだけ「Slithさんじみた女性(肌は小学生の使う粘土みたいなへんな色) 」が出てきて邪魔をしましたが、ほぼ「その偶像的ラスボスとのタイマン」です。

残された体力と防具(先刻取ったArmor2=UTのarmor)の数値をHUD(UTのそれ)で確認しつつ、物陰に身を潜めたりしながらStingerのprimary弾を確実に打ち込んでゆき、残り防具数値「1」/体力数値「47」となったところで遂に「彼」を倒しました。どう見ても「硬そうな物体」にしか見えてなかったにも拘わらず、彼は「最後の」tarydiumの欠片をその身に受けると・・・なんと膝と腰を折って「まるでニンゲンのように」ずしゃりと浅い水の上へ崩れ落ちました。南無阿弥陀仏、Rest in Peace。

通常ならそれで「LOADING」へ移るはずなのですが、そこでは何故か「彼」の死が「授業おしまい」を意味するようでした。というのは、どう見ても「わあいやっと放課後だ」という雰囲気の生徒達が今まで何処にいたのか知りませんがわらわら湧いてきたからです。それまで鏡も無かったので確認出来てませんでしたが、私の'skin'は'Rj-chaos@666'としてのOlgaのそれではなく、普段街へ出歩く時に着用してるナマRjのそれだったようです。知人が違和感なく声をかけてきたのでそう判断した、ということですけど。がやがやしてる中、私も帰ろうと思い、停めた覚えの無い自分の自転車をどこぞから取ってきました。(先刻の正方形戦闘空間に隣接するちょっとした部屋/Stingerのammoが僅かばかりあったところへ戻ってきた、ということです。)リアブレーキが甘いなぁ、と思っていたので、通りがかった小学校時代の同級生の女のコ(今は自転車屋さんになってる )を捕まえて、ちょっと調整してもらうことにしました。ワイヤが少し伸びていたようですが、丁寧にパッドまで交換してくれてるもよう。他にもそこらにいた昔馴染みといろいろ話しつつ、整備完了を待ちました。

因みにその自転車、相当特殊な形状です。緑色をしたそのフレームは普通のスポーツサイクルみたいだけど、前にでかいカゴがついてます。底面積が「先日Zap2さんに送ってもらったRAID搭載の変型Gossamer DT」くらい、つまり通常のGossamer DTやら7300より一回り大きいくらいあります。上から見た形はハンドル寄りの方を「下低」とする台形状、深さは25cmくらいで、底面には厚さ5mm程の褪せた橙色の板が敷いてあります。ハンドル寄りの側面(内側)には、工具類を入れる布製の袋が固定してあり、前寄りの側面には「棚」が付いてます。一体何を載せるのに最適化されてるカゴなのやら、全く不明です。しかし、最も特徴的なのはカゴではなくてそのハンドル。上下二段になってます。つまり、その全てを握るには私の手の数が足りない/NaliさんならOK、ということです。と言ってもそれは手を二本しか持たぬ種族用で、上のハンドル(通常のもの)と下のハンドル(短めの、棒状のもの)を使い分けるのが前提になってます。上のハンドルは色んな点で「普通」なのですが、下のハンドルは特殊です。前輪の操舵に使用できません。フレームに固定されています。どうやら、高速走行専用みたいです。悪ぅい自転車乗りの諸氏はご存知かと思いますが、通常の構造を持つ自転車で曲がるのにハンドルによる操舵は不要です。ある程度の速度があれば、車体を傾けるだけで思った方向へ曲がれますゆえ。両方のハンドルには左右にちゃんとブレーキレバーが付いてますが、知人のコに調整してもらった上のブレーキは強く効き、下のものは思い切り握っても効きの弱い仕立てになっています。高速走行時に微妙な速度調整をするためのものかと思われますが、よくわかりません。操舵用のハンドルを握っていない状態で使うのが前提だから、急激な減速による直進安定性の喪失は危険、ということでしょうかね?レバーはABSか何か樹脂製で、かなり短めでした。人差し指+中指用、といった雰囲気。

あっそうそう、自転車を取ってきた時に気付いたのですが、カゴにくわがたむしが一匹入ってました。茶系のミヤマクワガタのような配色を持つ、オオクワガタのような形をしたくわがたむし。大きさはくわがたむしにしては巨大で、全長18cmくらい、身体の幅は4.5cmくらいありました。でも、すごくおとなしいようです。彼女のちいさいこどもが欲しがりそうだと言う知人の女のコにあげちゃいました。潰さないように持って帰ってね。

さて、ブレーキ調整も終わったので自転車屋さんの彼女にお礼を言い、私も帰途につくことにしました。先刻見えていた「空の見える通路」を抜け、何故か体育館の内部を抜け(バレー部のひとたちが練習を終えて帰るところでした。見知った顔もあったので挨拶などしつつ)、標高差にして15m程高いところにある校庭に向かう道(下はややでこぼこした乾いた土、時折ごろごろした石が転がってたり雑草が生えてたりする)をぎこぎこ登ってゆく途中、坂の上からモトクロス部と思われる連中が古い2ストロークエンジンの単車(125cc級)でわらわら降りてくるのにすれ違いました。他にも下校途中の生徒が沢山ゐる狭い坂道なのに、我が物顔でひょいひょい走ってゆきます。あぶねえなぁ、と思っていたら、案の定後の方で「がしゃーん」と音がしました。私が自転車を降りてそちらへ近寄ると、同じく自転車で走っていた誰かと単車の一台が軽く接触し、自転車ごと倒れた乗り手がその道の横(坂の上に向かって右側)にあるプールへ向かうコンクリートの階段に頭をぶつけたもよう。見たところ大きな怪我はしていませんが、転げた彼はこめかみの辺りを押さえて青い顔をしています。それほど親しくはないけど私の知人でした。でも一応、私は訊いてみます。「キミの名前は?」「ああ、△□(←Rjのこと)か。○×だよ。」「住所言える?」「だいじょぶ、意識ははっきりしてる。」「そうか・・・母方のおばあちゃんの誕生日は?」「もういいって。それより、お前のホームページ見てるぞ。」「あそうなの。へへへ(←ちょっと照れまくり)」・・・ということでだいじょぶそうなので、少し話してるうちにわらわら坂を登ってきた親しい知人らと一緒に帰ることにしました。

校庭では野球部の連中がまだ練習をしていました。(まだ外は明るいです。)何故かグラウンド脇に、大昔私の通っていた年上の女性んとこの息子さんがゐて、私に声を掛けました。止まって会話。「来週の火曜日、夕飯食べに来ませんか?」一緒に帰ろうとしてた知人の一人も同じくその女性んとこへ通っていたので、彼も含めて誘ってくれたようです。すげい久々なので、面白そうだな、と思いました。「ああ、俺はいいよ。お前は?」「えー、俺まだ研修期間中だからなぁ・・・」「なんで今頃?あそうか、お前、職変えたんだっけ。」隣の知人は今年の四月から新しい会社に就職したってのを忘れてました。結局、来週の火曜日は私だけ行くことにして、その「昔はすげーやんちゃぼうずだったけどしばらく会わんうちに礼儀正しい若者となっていた」息子さんと別れました。

帰り道は「通い慣れた」道でしたが、全く見覚えの無いものでした。もし記憶喪失になって、記憶が断片的に抜け落ちたりするとこんな感覚が生じるのかな、と思いつつ自転車を走らせました。自分の自転車なのに例の「下の」ハンドルを握って走るのは初めてだったのですが、使ってみると確かに「その気にさせる」ものでした。前傾が強まり、ペダルを漕ぐ脚にも思わず力が入ってしまうような。でも、どう見ても世田谷区的なその住宅街には、あんまり向いてないやもしれませんね。。。

以下略!

(2001.05.26)


3.二次元主義

あにめやまんがかんれん、そのた

(2001.05.25-2001.06.02)


4.現状・・・

(以上2001.05.23-2001.06.02)

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おまけのりんく


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